JP7337497B2 - ガスタービン燃焼器のための軸方向燃料ステージングシステム - Google Patents

ガスタービン燃焼器のための軸方向燃料ステージングシステム Download PDF

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Description

本開示は、一般に、発電のためにガスタービンに使用されるガスタービン燃焼器、より詳細には、このような燃焼器に関連する軸方向燃料ステージング(AFS)システムに関する。
少なくともいくつかの公知のガスタービンアセンブリは、発電に使用される。そのようなガスタービンアセンブリは、圧縮機、燃焼器、およびタービンを含む。気体(例えば、周囲空気)が圧縮機を通って流れ、圧縮機において圧縮された後に、1つまたは複数の燃焼器に送られる。各燃焼器において、圧縮された空気は、燃料と組み合わせられて燃やされ、燃焼ガスを発生させる。燃焼ガスは、各燃焼器からタービンに導かれ、タービンを通過することによってタービンを駆動し、したがってタービンに結合した発電機を動作させる。タービンはまた、共通のシャフトまたはロータによって圧縮機を駆動することができる。
いくつかの燃焼器では、燃焼ガスの発生は、排出量を低減するため、および/または低減された負荷でガスタービンを動作させる能力(一般に「ターンダウン」と呼ばれる)を提供するために軸方向に離間した2つの段階で行われる。このような燃焼器は、本明細書では「軸方向燃料ステージング(axial fuel staging)」(AFS)システムを含むものとされ、このシステムは燃焼器のヘッド端部の下流の1つまたは複数の燃料噴射器に燃料および酸化剤を送達する。AFSシステムを有する燃焼器においては、燃焼器の上流側端部の1つまたは複数の一次燃料ノズルが、燃料および空気(または、燃料/空気混合物)を一次燃焼ゾーンに軸方向に噴射し、一次燃料ノズルの下流の位置に配置された1つまたは複数のAFS燃料噴射器が、ライナを通して燃料および空気(または、第2の燃料/空気混合物)を交差流として一次燃焼ゾーンの下流の二次燃焼ゾーンに噴射する。交差流は、一次燃焼ゾーンからの燃焼生成物の流れを概ね横切る方向である。
場合によっては、AFS噴射器への燃料供給は、燃焼器ライナに取り付けられ、燃焼器ケーシング内に配置された燃料ラインを通して搬送される。このような構成は、アセンブリの課題を引き起こし、漏れを検出することが困難になる可能性がある。さらに、燃焼器ケーシング内の漏れの可能性があることから、漏出した高反応性燃料が燃焼器ケーシングの高圧高温環境内で燃焼し得る危険性のために、AFS噴射器を備えた既存の燃焼器では、高反応性燃料の使用が制限されている。
米国特許出願公開第2017/0219212号明細書
本明細書で提供される第1の態様によれば、発電ガスタービンのための燃焼器は、一次燃料ノズルを備えたヘッド端部と、ヘッド端部に結合され、ヘッド端部に近接した一次燃焼ゾーンと、一次燃焼ゾーンの下流にある二次燃焼ゾーンとを画定するライナと、ライナの少なくとも一部を半径方向外側に包囲する前方ケーシングと、軸方向燃料ステージングシステムとを含む。軸方向燃料ステージングシステムは、第1のシンブルアセンブリと第1の噴射器ユニットとを含む第1の燃料噴射アセンブリを含む。第1のシンブルアセンブリは、ライナに取り付けられ、ライナの第1のシンブルアパーチャを通って延びる第1のシンブルを含む。第1の噴射器ユニットは、第1の噴射器ユニットの一部が第1のシンブル内に配置されるように、前方ケーシングに取り付けられ、前方ケーシングを通って延び、主燃料入口が前方ケーシングの外側に配置される。第1の燃料噴射アセンブリは、一次燃焼ゾーンからの燃焼生成物の流れを横切る方向に燃料および空気が二次燃焼ゾーンに噴射されるように、第1のシンブルを流れる空気の流れに燃料の流れを導入する。
本明細書で提供される第2の態様によれば、発電ガスタービンのための燃焼器は、一次燃料ノズルを備えたヘッド端部と、ヘッド端部に結合され、ヘッド端部に近接した一次燃焼ゾーンと、一次燃焼ゾーンの下流にある二次燃焼ゾーンとを画定するライナと、ライナの少なくとも一部を半径方向外側に包囲する前方ケーシングと、軸方向燃料ステージングシステムとを含む。軸方向燃料ステージングシステムは、複数の燃料噴射アセンブリを含む。各燃料噴射アセンブリは、シンブルアセンブリと噴射器ユニットとを含む。シンブルユニットは、ライナに取り付けられ、ライナ内のシンブルアパーチャを通って延びるシンブルを含む。噴射器ユニットは、噴射器ユニットの一部がシンブル内に配置されるように、前方ケーシングに取り付けられ、前方ケーシングを通って延び、噴射器ユニットの燃料ライン継手が前方ケーシングの外側に配置される。噴射器ユニットは、燃料および空気が一次燃焼ゾーンからの燃焼生成物の流れを横切る方向に二次燃焼ゾーンに噴射されるように、シンブルを流れる空気の流れに燃料の流れを導入する。
本開示の別の態様によれば、一次燃焼ゾーンおよび二次燃焼ゾーンを画定するライナと、ライナの少なくとも一部を円周方向に包囲する前方ケーシングとを有するガスタービン燃焼器のための噴射アセンブリが提供される。噴射アセンブリは、シンブルアセンブリおよび噴射器ユニットを含む。シンブルアセンブリは、ライナに取り付けられたシンブルボスと、ライナのシンブルボスおよびシンブル開口部を通って延びるシンブルとを含む。前方ケーシングに取り付けられ、前方ケーシングを通って延びる噴射器ユニットは、シンブル内に延びる噴射器ブレードを含む。噴射アセンブリは、燃料および空気が一次燃焼ゾーンからの燃焼生成物の流れを横切る方向に二次燃焼ゾーンに噴射されるように、シンブルを流れる空気の流れに燃料の流れを導入する。
本開示のさらに別の態様によれば、一次燃焼ゾーンおよび二次燃焼ゾーンを画定するライナと、ライナの少なくとも一部を円周方向に包囲する前方ケーシングとを有するガスタービン燃焼器のための噴射アセンブリが提供される。噴射アセンブリは、シンブルアセンブリおよび噴射器ユニットを含む。ライナに取り付けられたシンブルアセンブリは、ライナのシンブル開口部を通って延びるシンブルを含む。前方ケーシングに取り付けられ、前方ケーシングを通って延びる噴射器ユニットは、シンブル内に延びる噴射器ブレードを含む。噴射アセンブリは、燃料および空気が一次燃焼ゾーンからの燃焼生成物の流れを横切る方向に二次燃焼ゾーンに噴射されるように、シンブルを流れる空気の流れに燃料の流れを導入する。
本開示の別の態様によれば、燃焼器ライナを通る流体の流れを導くためのシンブルアセンブリが提供される。シンブルアセンブリは、シンブルボスおよびシンブルを含む。シンブルボスは、燃焼器ライナの外面に取り付けられ、燃焼器ライナのシンブルアパーチャを取り囲み、それによってシンブルボスを通る通路を画定する。シンブルは、燃焼器ライナの通路およびシンブルアパーチャを通って配置される。シンブルは、シンブルの入口部分から出口開口部まで延在するシンブル壁を含み、入口部分は出口開口部よりも大きな直径を有する。シンブル壁の内面は、入口部分から出口開口部までの弓形形状を画定し、弓形形状は、楕円の1/4を画定する。
本開示のさらなる態様によれば、燃焼器ライナを通る流体の流れを導くためのシンブルアセンブリが提供される。シンブルアセンブリは、シンブルボスおよびシンブルを含む。シンブルボスは、燃焼器ライナの外面に取り付けられ、燃焼器ライナの開口部を取り囲み、それによって、シンブルボスを通る通路を画定する。シンブルは、燃焼器ライナの通路および開口部を通って配置される。シンブルは、シンブルの入口部分から出口に延在するシンブル壁を含む。出口よりも大きな直径を有する入口部分は、入口平面と、入口平面に平行な中間平面とを画定する。入口部分はまた、シンブルの噴射軸線と一致する中心を有する楕円形状を画定する。中間平面に平行に画定される終端平面は、中間平面を画定する点の対応するアレイから最も離れた点のアレイを含む。シンブル壁は、不均一な長さを有し、その結果、シンブルの出口は、終端平面に対して斜めの角度に向けられる。
最良の態様を含み、当業者を対象とする、本発明の製品および方法の完全かつ実施可能な開示が本明細書に記載される。明細書は、添付の図面を参照する。
本明細書に記載の本発明の軸方向燃料ステージングシステムおよびそれに関連する燃料噴射アセンブリを使用することができる発電ガスタービンアセンブリの概略図である。 本明細書で提供される第1の態様による、本発明の軸方向燃料ステージングシステムを含む燃焼缶の断面側面図である。 本発明の軸方向燃料ステージングシステムの燃料噴射アセンブリを含む、図2の燃焼缶の一部の斜視図である。 図3の燃焼缶の断面側面図である。 本開示の第2の態様による、本発明の軸方向燃料ステージングシステムの燃料噴射アセンブリを含む、燃焼缶の一部の断面側面図である。 図2の燃焼缶内の第1の例示的な構成に取り付けられた本発明の燃料噴射アセンブリを燃焼缶の後端から順方向に見たときの断面図である。 図2の燃焼缶内の第2の例示的な構成に取り付けられた本発明の燃料噴射器を燃焼缶の後端から順方向に見たときの断面図である。 本発明の軸方向燃料ステージングシステムの燃料噴射アセンブリの1つの断面側面図である。 本発明の軸方向燃料ステージングシステムの別の燃料噴射アセンブリの断面側面図である。 図8および図9の燃料噴射アセンブリと共に使用するのに適した噴射器ブレードの概略斜視図である。 噴射器ブレードとシンブルアセンブリとを示す、図8または図9の一部の拡大断面側面図である。 図8、図9、および図11に示されているシンブルアセンブリのうちの1つのシンブルの内面を軸方向から見た正面図の概略図である。 図12のシンブルを横方向から見た側面図の概略図である。 図11のシンブルアセンブリと共に使用され得るシンブルボスを上面側から見た斜視図である。 図14のシンブルボスを底面側から見た斜視図である。 図8、図9、および図11のシンブルアセンブリのうちの1つと共に使用され得る代替のシンブルの内面の正面図の概略図であり、シンブルを軸方向に見た図である。
以下の詳細な説明は、様々な軸方向燃料ステージング(AFS)燃料噴射アセンブリ、それらの構成部品、およびそれを含むAFSシステムを例示するが、これらに限定されるものではない。説明は、当業者がガスタービン燃焼器のための軸方向燃料ステージングシステムを製作し使用することを可能にする。説明は、燃料噴射アセンブリのいくつかの実施形態を、それらの燃料噴射アセンブリの製作および使用の現時点において考えられる最良の形態を含めて提示する。本発明の軸方向燃料ステージングシステムは、本明細書では、頑丈なガスタービンアセンブリの燃焼器に結合されるものとして説明される。しかしながら、本明細書に記載の燃料噴射アセンブリおよび/または軸方向燃料ステージングシステムは、発電以外の様々な分野において幅広い範囲のシステムに一般的に適用されると考えられる。
本明細書で使用する場合、「第1の」、「第2の」、および「第3の」という用語は、ある構成要素を別の構成要素から区別するために交換可能に使用することができ、個々の構成要素の位置または重要性を示すことを意図するものではない。用語「上流」および「下流」は、流体の経路における流体の流れに対する相対的な方向を指す。例えば、「上流」は流体が流れてくる方向を指し、「下流」は流体が流れていく方向を指す。構成要素の「前方」部分は、燃焼器ヘッド端部および/または圧縮機に最も近い部分であり、構成要素の「後方」部分は、燃焼器および/またはタービン部の出口に最も近い部分である。
本明細書で使用する場合、「半径」(またはその任意の変形)という用語は、任意の適切な形状(例えば、正方形、長方形、三角形、など)の中心から外側に延びる寸法を指し、円形の中心から外側に延びる寸法に限定されない。同様に、本明細書で使用する場合、「円周」(またはその任意の変形)という用語は、任意の適切な形状(例えば、正方形、長方形、三角形、など)の中心の周りに延びる寸法を指し、円形の中心の周りに延びる寸法に限定されない。
図1は、本開示の種々の実施形態を取り入れることができる典型的なガスタービン1000の機能ブロック図を示している。図示のように、ガスタービン1000は、一般に、一連のフィルタ、冷却コイル、水分分離器、および/またはガスタービン1000に進入する作動流体(例えば、空気)14を浄化および他のやり方で調整するための他の装置を含み得る入口部分12を含む。作動流体14は圧縮機部分に流れ、そこで圧縮機16が作動流体14に運動エネルギを徐々に与えることで、圧縮作動流体18を生成する。
圧縮作動流体18は、気体燃料供給システムからの気体燃料20および/または液体燃料供給システムからの液体燃料(別々に図示されていない)と混合され、1つまたは複数の燃焼器24において可燃混合物を形成する。可燃混合物が燃焼し、高い温度、圧力、および速度を有する燃焼ガス26を発生させる。燃焼ガス26は、タービン部のタービン28を通って流れ、機械的な仕事を生み出す。例えば、圧縮機16およびタービン28は、複数のロータディスクに接続された回転ブレードを含み、これらのロータディスクは、タービン28の回転が圧縮機16を駆動して圧縮作動流体18を生成するように共に中空シャフト積層ロータ30を画定する。代替的または追加的に、積層ロータ30は、発電のための発電機のような負荷32にタービン28を接続することができる。
タービン28からの排気ガス34は、タービン28をタービン28の下流の排気スタックに接続する排気部分(図示せず)を通って流れる。排気部分は、例えば、環境への放出に先立つ排気ガス34の浄化および排気ガス34からの追加の熱の抽出のための熱回収蒸気発生器(図示せず)を含んでもよい。ガスタービン1000は、複合サイクルの発電プラントを提供するために、蒸気タービンにさらに結合され、または流体接続されてもよい。
燃焼器24は、技術的に知られた任意の種類の燃焼器であってよく、本発明は、特許請求の範囲に具体的に記載されていない限り、いかなる特定の燃焼器の設計にも限定されない。例えば、燃焼器24は、缶型(缶環状型と呼ばれることもある)の燃焼器であってもよい。
図2は、頑丈なガスタービン(例えば、図1に示すガスタービン1000)のための缶環状燃焼システムに含まれ得る燃焼器または燃焼缶24の断面側面図である。缶環状燃焼システムでは、複数の燃焼缶24(例えば、8、10、12、14、またはそれ以上)が、圧縮機16をタービン28に接続する積層ロータ30を中心に環状アレイで配置される。タービン28は、電力を生成するために発電機32に(例えば、シャフト30によって)動作可能に接続されてもよい。
図2において、燃焼缶24は、燃焼ガス26を入れてタービン28に運ぶライナ40およびトランジションピース50を含む。ライナ40は、ベンチュリ44を含む第1の円筒状ライナ部分42と、ベンチュリ44の下流にある第2の円筒状部分46と、第2の円筒状部分46の下流にある第3の円筒状部分48とを有してもよい。第1の円筒状ライナ部分42は、第2の円筒状ライナ部分46の第2の断面直径よりも小さい第1の断面直径を有する。分流部分45は、第1の円筒状ライナ部分42と第2の円筒状ライナ部分46との間に配置され、異なる直径を有する各部分42,46を接合する。第3の円筒状ライナ部分48は、第2の円筒状ライナ部分46の第2の断面直径よりも小さい第3の断面直径を有する。収束部分47は、第2の円筒状ライナ部分46と第3の円筒状ライナ部分48との間に配置され、異なる直径を有する各部分46,48を接合する。
一実施形態では、第1の円筒状ライナ部分42の第1の断面直径および第3の円筒状ライナ部分48の第3の断面直径は等しくてもよい。別の実施形態では、第1の断面直径および第3の断面直径は、互いに異なっていてもよく、第1の断面直径および第3の断面直径の両方が第2の断面直径より小さい。
第1の円筒状ライナ部分42のベンチュリ44は、一次燃焼ゾーン90へのガスの流れを加速する。第2の円筒状ライナ部分46は、燃焼ガスを減速させ、一酸化炭素および他の揮発性有機化合物(VOC)の排出を低減するのに十分な滞留時間を提供する。第2の円筒状ライナ部分46における燃焼ガスの滞留時間は、第1の円筒状ライナ部分42およびベンチュリ44内の燃焼ガスの滞留時間よりも長い。
図2に示すように、第1の円筒状ライナ部分42およびベンチュリ44は、ライナ40の上流セグメントを画定する一方、分流部分45、第2の円筒状ライナ部分46、収束部分47、および第3の円筒状ライナ部分48は、上流セグメントから分離されたライナ40の下流セグメントを画定することができる。(下流セグメントは図4に別々に示されている)このような場合、ライナ40の上流セグメントとライナ40の下流セグメントとの間にシール(例えばフラシール、図示せず)を配置することができる。
あるいは、図5に示すように、ライナ40のそれぞれの部分は、単一のユニットとして一緒に結合されているので、第1の円筒状ライナ部分42と第2の円筒状ライナ部分46の分流部分45との間のフラシールがなくなり、それによって、シールを通して生じる可能性がある空気漏れを防ぐ。図5の他の要素が図2を参照して説明されているので、それらの説明をここで繰り返す必要はない。
ライナ40が、複数のピースを含んでも(図2~図4に示すように)、一体化されたユニットとして形成されても(図5のように)、ライナ40は、第1の円筒状ライナ部分42およびベンチュリ44から連続した流路を形成し、この流路は、分流部分45、第2の円筒状ライナ部分46、収束部分47を通り、さらに第3の円筒状ライナ部分48を通る。燃焼生成物26は、ライナ40を通って、トランジションピース50によって画定された容積内に運ばれ、燃焼生成物26をタービン28に導く。ライナ40とトランジションピース50との間にシール(例えば、図4および図5に示すフラシール49)が配置される。
あるいは、ライナ40は、円筒状部分48がトランジションピース50と一体化された継ぎ目のない本体(すなわち「ユニボディ」)構造を有してもよい。したがって、本明細書のライナ40の説明は、文脈がそうでないと指示しない限り、別個のライナおよびトランジションピース(図示せず)を有する従来の燃焼システムと、ユニボディライナを有する燃焼システムの両方を包含することが意図されている。さらに、本開示は、ライナとトランジションピースとが別々の構成要素であるが、トランジションピースおよびタービンの第1段ノズルが、「トランジションノズル」または「一体化出口ピース」と呼ばれることもある、単一のユニットに一体化された燃焼システムにも同様に適用可能である。
図2および図5の両方を参照すると、軸方向燃料ステージング(AFS)システム200は、本明細書でさらに説明するように、ライナ40の第2の円筒状部分46の周りに円周方向に配置された複数の燃料噴射アセンブリ210を含む。ライナ40は、ライナ40のかなりの部分に沿って軸方向に延びるフロースリーブと呼ばれることもある外側スリーブ60によって周方向に囲まれている。外側スリーブ60は、ライナ40と外側スリーブ60との間に環状部65を画定するように、ライナ40の半径方向外側に間隔を置いて配置される。空気18は環状部65を通って外側スリーブ60の後端からヘッド端部70に向かって流れ、それによってライナ40を冷却する。
いくつかの実施形態では、別個のインピンジメントスリーブ(図示せず)をトランジションピース50の半径方向外側に配置して、トランジションピース50を冷却することができる。インピンジメントスリーブが使用される場合、トランジションピース50とインピンジメントスリーブとの間に画定された環状部は、環状部65と整列されて流体接続され、それによって燃焼缶24の軸方向全長に沿って連続的な冷却空気流路を形成する。
燃焼缶24のヘッド端部70は、燃焼缶24の前端に1つまたは複数の燃料ノズル80,82と端部カバー74とを含む。各燃料ノズル80,82は、上流(または入口)端に燃料入口を有する。燃料入口は端部カバー74を通して形成されてもよく、燃料ノズル80,82自体は端部カバー74に取り付けられてもよい。一次燃料ノズルとして説明することができる燃料ノズル80は、中心燃料ノズル82を半径方向外側に包囲するように配置され、中心燃料ノズル82は、燃焼器24の長手方向軸線と中心線を共有し、燃料ノズル80の軸方向下流に延びる。中心燃料ノズル82の後部(出口)端は、第1の円筒状ライナ部分42のベンチュリ44に近接している。一次燃料ノズル80の後端は、一次燃焼ゾーン90を境界とするキャップアセンブリ(図示せず)内の開口部まで延びてもよいし、開口部を通って延びてもよい。
運転の予混合モードでは、燃料および空気は、燃料ノズル80によって、第1の円筒状ライナ部分42によって画定された容積に導入される。空気は混合穴41を通って流れ、ベンチュリ44によって一次燃焼ゾーン90に加速される燃料と空気の混合を促進する。同様に、燃料および空気は、燃料ノズル82によって、ベンチュリ44のまたはそのわずかに下流の一次燃焼ゾーン90に導入され、そこで燃料および空気が燃焼されて燃焼生成物を形成する。
燃焼缶24のヘッド端部70は、外側スリーブ60の半径方向外側に配置された前方ケーシング130によって少なくとも部分的に取り囲まれており、外側スリーブ60と前方ケーシング130との間に環状部135が画定されている。前方ケーシング130は、圧縮機吐出ケース140の圧縮機吐出ケース(CDC)フランジ144に機械的に結合された上流ケーシング部分132および下流ケーシング部分134を有することができる。いくつかの実施形態では、図2に示すように、接合フランジ148を、前方ケーシング130と圧縮機吐出ケース140のCDCフランジ144との間に配置することができる。
下流ケーシング部分134は、図2に示すように、(例えば、接合フランジ148を介して)上流ケーシング部分132の接合フランジ133および圧縮機吐出ケース140のCDCフランジ144にボルト止めされた別個の構成要素であってもよい。あるいは、下流ケーシング部分134は、図5に示すように、一体の前方ケーシング130として上流ケーシング部分132と一体的に形成されてもよい。
既存の燃焼器24を本発明の軸方向燃料ステージングシステム200に後付けすることが望ましい場合には、既存の前方ケーシング130を上流ケーシング部分132として利用し、上流ケーシング部分132と圧縮機吐出ケース140との間にボルト止めされた別個の下流ケーシング部分134を追加することによって前方ケーシング130の長さを延ばすことは、費用効果が高くかつ好都合であり得る。
圧縮機吐出ケース140(図2に示す)は、圧縮機16(図1に示す)の出口に流体接続され、燃焼缶24の少なくとも一部を取り囲む加圧空気プレナム142を画定する。空気18は、図2および図5に矢印で示すように、圧縮機吐出ケース140から外側スリーブ60の後端を通って環状部65に流れ、それによってライナ40を冷却する。
図2および図5に示す両方の燃焼缶24を参照すると、環状部65がヘッド端部70に流体的に結合されているので、空気流18は、外側スリーブ60の後端からヘッド端部70まで上流に移動し、そこで、空気流18の第1の部分は半径方向内向きに向けられ、燃料ノズル80,82に入る方向を変える。環状部65を通って流れる空気18の第2の部分は、以下にさらに説明するように、外側スリーブ60と前方ケーシング130との間に画定された環状部135の半径方向外側に向けられ、軸方向燃料ステージングシステム200に入る方向を変える。上述のように、空気18の第3の比較的小さい部分が混合穴41を通って導かれる。
上述したように、燃料ノズル80,82は、ライナ40の前端で燃料および空気を燃焼させる一次燃焼ゾーン90に燃料および空気を導入する。一実施形態では、燃料および空気は、燃料ノズル80,82内で(例えば、予混合燃料ノズル内で)混合される。他の実施形態では、燃料および空気を一次燃焼ゾーン90に別々に導入し、一次燃焼ゾーン90内で混合することができる(例えば、拡散ノズルで発生することができる)。あるいは、燃料ノズル80および/または82は、燃焼器24の動作状態に応じて、拡散モードおよび予混合モードで動作するように構成されてもよい。本明細書において「第1の燃料/空気混合物」と言及する場合は、予混合燃料/空気混合物と拡散タイプの燃料/空気混合物の両方を説明するものとして解釈すべきであり、いずれも燃料ノズル80,82によって発生し得る。本開示は、ヘッド端部70における燃料ノズル80,82の特定のタイプまたは配置に限定されない。さらに、中心燃料ノズル82が一次燃料ノズル80の軸方向下流に延びる必要はない。
一次燃焼ゾーン90からの燃焼ガスは、ライナ40およびトランジションピース50を通って燃焼缶24の後端52に向かって下流に移動する。図2に示すように、燃焼缶24の後端52は、タービン部28に接続するトランジションピース50の後部フレームによって表される。トランジションピース50は、燃焼生成物26がタービン部28に入るときライナ40からの燃焼生成物の流れを加速するテーパ部分である。
軸方向燃料ステージング噴射システム200は、燃料および空気を二次燃焼ゾーン100に導入する1つまたは複数の燃料噴射アセンブリ210(詳細は後述する)を含み、二次燃焼ゾーン100では、燃料および空気が一次ゾーンの燃焼ガスによって点火されて、混合燃焼ガス生成物流26を形成する。軸方向に分離された燃焼ゾーンを有するそのような燃焼システムは、「軸方向燃料ステージング」(AFS)システム200を有するものとして記載され、下流噴射アセンブリ210は、本明細書では「噴射アセンブリ」、「燃料噴射アセンブリ」、または「AFS噴射アセンブリ」と呼ばれることもある。各燃料噴射アセンブリ210は、互いに機械的に独立しているが単一のユニットとして機能する噴射器ユニット110(前方ケーシング130に取り付けられている)とシンブルアセンブリ160(ライナに取り付けられている)とを含む。噴射器ユニット110は、燃料を空気と混合するシンブルアセンブリ160に燃料を送達する。
前方ケーシング130(具体的には、前方ケーシング130の下流部分136)は、少なくとも1つの噴射器ポート290(図11に示す)を含み、噴射器ポート290を通してAFS噴射アセンブリ210の各噴射器ユニット110が設置される。外側スリーブ60は、少なくとも1つの噴射器開口部62(図8および図9に最も明確に示される)を含み、噴射器開口部62は、噴射器ポート290と軸方向および円周方向に整列され、噴射器開口部62を通してAFS噴射アセンブリ210の各噴射器ユニット110が配置される。同様に、ライナ40は、少なくとも1つの対応するシンブルアパーチャ146を含み、シンブルアパーチャ146を通してAFS噴射アセンブリ210の各シンブルアセンブリ160が配置される(図8、図9、および図11において最も明確に示される)。1つまたは複数の噴射アセンブリ210は、前方ケーシング130の下流部分134、外側スリーブ60、およびライナ40(具体的には、第2の円筒状ライナ部分46)を通して配置される。
噴射アセンブリ210は、第2の燃料/空気混合物を燃焼ライナ40に中心線および/または一次燃焼ゾーン90からの燃焼生成物の流れを横切る方向に噴射することにより、二次燃焼ゾーン100を形成する。一次燃焼ゾーン90および二次燃焼ゾーン100からの複合の高温ガス26は、燃焼缶24の後端52を通ってタービン部28(図1)に下流に移動し、そこで燃焼ガス26が膨張し、タービン28を駆動する。
図2~図4に示す実施形態では、下流ケーシング部分134は、上流ケーシング部分132と圧縮機吐出ケース140との間に設置するように構成された別個の構成要素である。下流ケーシング部分134は、中心に配置され、上流フランジ137と下流フランジ138との間で軸方向に延びる円筒状部分136を含む。上流フランジ137および下流フランジ138は、上流ケーシング部分132(すなわち、フランジ133)および圧縮機吐出ケース140(すなわち、フランジ148またはフランジ144)の相補的フランジにそれぞれ接合するために貫通する取り付け穴を画定する。別個の下流ケーシング部分134を有するこのような構成は、既存の燃焼缶24が本発明の軸方向燃料ステージングシステム200を含むようにアップグレードされている改造設備において有用であり得るが、この構成は、新しいビルド用燃焼缶24にも同様に使用することができる。
図5に示すように、前方ケーシング130は、ヘッド端部70に隣接する上流ケーシング部分132と、圧縮機吐出ケース140に隣接する下流ケーシング部分134とを有する一体成形品である。この実施形態では、上流フランジ137および接合フランジ133は省略されてもよい。このような構成は、例えば、部品点数および設置時間を短縮するために、新しいビルド用燃焼缶24に有用であり得る。
AFS噴射アセンブリ210は、下流ケーシング部分134の円筒状部分136を通して、噴射器ユニット110の取り付けフランジ242を介して取り付けられるように設置される(図8に示す)。各AFS噴射アセンブリ210のための燃料は、AFS噴射アセンブリ210の1つに組み込まれた主燃料入口212を介して、燃焼缶24および前方ケーシング130の外部の燃料供給ライン(図示せず)から供給される。考察を容易にするために、主燃料入口212を有するAFS噴射アセンブリ210は、本明細書ではAFS噴射アセンブリ210Aと呼ばれる。
図3および図6により明確に示されるように、主燃料入口212は、主燃料入口212を有する第1のAFS噴射アセンブリ210Aから第1の方向に円周方向に配置された第2のAFS噴射アセンブリ210Bに結合された第1の燃料供給ライン214と、主燃料入口212を有する第1のAFS噴射アセンブリ210Aとは反対の第2の方向に円周方向に配置された第3のAFS噴射アセンブリ210Cに結合された第2の燃料供給ライン216と、に流体的に結合される。燃料供給ライン214,216は、上流フランジ137および/または前方ケーシング130の半径方向外側に配置された(図示の)剛性パイプであってもよい。
主燃料入口212を供給する燃料供給ライン(図示せず)および噴射アセンブリ210Aと210Bと210Cとの間の燃料供給ライン214,216は、燃焼缶24の外部にある(すなわち、前方ケーシング130の半径方向外側にある)ので、漏れ検出やその他の損傷の検査が容易になる。さらに、圧縮機吐出ケース140の高圧プレナム142内の燃料漏れの可能性が大幅に低減される。その結果、発生し得る燃料漏れが大気中に消散され、それによって、高圧プレナム142内での点火の可能性がなくなる。
さらに、意図しない燃料漏れに伴う点火の危険性が外部燃料ラインによって最小限に抑えられるので、本発明のAFSシステム200は、高反応性燃料を含む広範な燃料によく適している。前方ケーシング130の外側の燃料供給ライン214,216を熱的に隔離することによって、燃料加熱の変動(すなわち、圧力比および修正ウォッベ指数)が低減される。また、燃料供給ライン214,216に伝達される熱が低減されるので、液体燃料で動作するときに、燃料供給ライン214,216内のコークス化の傾向が減少する。
前方ケーシング130および/または圧縮機吐出ケース140の外部の供給源から延びるリングマニホールドまたは個々の燃料供給ラインから燃料を供給することを含む、AFS噴射アセンブリ210に燃料を送達する他の方法を代わりに使用することができる。また、図7に示すような4つの噴射アセンブリ210を有する例示的な実施形態を含めて、4つ以上の噴射アセンブリ210を使用してもよいことを理解されたい。燃焼缶24の半径方向外側の燃料接続部を有することにより、燃焼器エンクロージャ内の燃料シールの必要性がなくなり、したがって、信頼性が向上し、検査および保守が容易になる。
燃料噴射アセンブリ210Aは、図4~図6および図8に示すように、噴射器ユニット110Aおよびシンブルアセンブリ160を含む。噴射器ユニット110Aは、燃料をスロート領域213に導く主燃料入口212を含む。スロート領域213は、スロート領域213を横断して向けられた中間導管219(図6に示す)に流体接続されている。中間導管219は、L字型(90度)の燃料ライン継手220,222に流体接続され対向して配置された一対の燃料通路215,217を画定する。スロート領域213はまた、燃料噴射アセンブリ210の本体240内に配置された燃料プレナム230に燃料を送達する。燃料プレナム230から、燃料は、燃料が空気と混合されるシンブル260に燃料を送る複数の燃料噴射ポート252(および、任意選択で254)を含む噴射器ブレード250内に移動する。
図3に最もよく示されているように、L字型の燃料ライン継手220,222の各々の一方の脚部は、燃料通路215,217に対して垂直に配置され、燃焼器22の前端70の方に向けられている。燃料供給ライン214の第1の端部224は、燃料ライン継手220に接続する。同様に、燃料供給ライン216の第1の端部226は、燃料ライン継手222に接続する。
図3にも示されているように、燃料供給ライン214,216は、正方形ブラケットの形状またはブロックC形状を有する。燃料供給ライン214,216の第1の端部224,226は、燃料供給ライン214,216の中心部分にほぼ直交しており、その結果、中心部分が噴射アセンブリ210から軸方向にずれている。燃料供給ライン214は、中心部分に直交し、第1の端部224と同じ方向に向けられた(すなわち、燃焼器の後端に向かって開口する)第2の端部234を有し、第2の端部234は、燃料噴射アセンブリ210Bの単一のL字型継手320に接続されている。同様に、図には示されていないが、燃料供給ライン216は、中心部分に直交し、第1の端部226と同じ方向に向けられた(すなわち、燃焼器の後端に向かって開口する)第2の端部を有し、第2の端部は、燃料噴射アセンブリ210CのL字型継手322に接続されている(図6に示す)。
図7に示すように、4つの燃料噴射アセンブリ210の構成は、燃料噴射アセンブリ210Cの第1のL字型継手322に対向する第2のL字型継手324を使用する。第1の継手322および第2の継手324は、燃料噴射アセンブリ210Aに使用されるのと同様の方法で、中間導管319を使用して互いに離間されてもよい。第3の燃料供給ライン218は、第1の端部で第2の継手324に接続され、第2の端部で第4の燃料噴射アセンブリ210Dの燃料ライン継手326に接続される。噴射アセンブリ210A、210B、210C、および210Dは、円周方向に均等に間隔を置いて図示されているが、このような間隔は必要ではない。
さらに、3つの燃料噴射アセンブリ210を備える図6に示す構成または4つの燃料噴射アセンブリを備える図7に示す構成のいずれにおいても、燃料噴射アセンブリ210は、同じ軸方向平面(図示されている)または異なる軸方向平面に向けられてもよい(燃料噴射アセンブリ210間の流体接続を達成するために、燃料供給ライン214、216、および/または218の形状および/または寸法に、調節が必要に応じて行われる)。任意の数の燃料噴射アセンブリ210を本発明の軸方向燃料ステージングシステム200に使用することができ、本開示は本明細書に示す特定の構成に限定されないことを理解されたい。
図6および図7に見られるように、各シンブル260は、図12および図13を参照してより詳細に説明するように、シンブル260の入口に対して傾斜した出口264を有する。傾斜した出口264は、燃料噴射アセンブリ210によって生成される流れの方向においてより多くの予測可能性を提供し、各シンブル260の出口264の角度は、同じ方向に向けられる。図に見られるように、シンブル260は、ライナ46の半径方向内側に突出し、二次燃焼ゾーン100に追加の燃焼生成物を生成するために、一次燃焼ゾーン90に由来する燃焼生成物の流れ場内に延びる。
図8および図9は、それぞれ燃料噴射アセンブリ210Aおよび210Bを示している。図6および図8に示すように、噴射器ユニット110Aは、噴射器ユニット110Aのスロート領域213に燃料を導く主燃料入口212を含む。スロート領域213は、L字型の燃料ライン継手220,222に接続された対向配置の燃料通路215,217を含む中間導管219に流体接続されている。スロート領域213はまた、燃料噴射アセンブリ210Aの本体240内に配置された燃料プレナム230に燃料を送達する。燃料プレナム230は、燃料が空気と混合するシンブル260に燃料を送る燃料噴射ポート252を含む噴射器ブレード250内に延びる。
図6に示すように、第1の燃料供給ライン214は、燃料ライン継手220に結合され、燃料通路215から第2の燃料噴射アセンブリ210Bに燃料を送達する。図9に示すように、燃料噴射アセンブリ210Bは、第1の燃料供給ライン214(図示せず)を受ける燃料ライン継手320を含む。燃料ライン継手320から、燃料は噴射器ユニット110Bのスロート領域313および本体340を通って噴射器ブレード250に流れる。本体340は、前方ケーシング130の下流側端部136への組み立てを容易にするための取り付けフランジ342を含む。
図8~図10に示すように、噴射器ブレード250は、その1つまたは複数の表面251,253に配置された複数(例えば、4つ)の燃料噴射ポート252を含む。噴射器ブレード250の対向面251,253には、同等数(例えば、4つ)の燃料噴射ポートが配置されてもよい。他の複数の燃料噴射ポート252は、片面または両面に使用されてもよく、燃料噴射ポート252は、単一平面(図示のように)または2つ以上の平面に配置されてもよい。第1の表面251上の燃料ポート252は、第2の表面253上の燃料ポート252と整列されてもよく、またはずらされていてもよい(オフセットされていてもよい)。
さらに、1つまたは複数の燃料噴射ポート254は、噴射器ブレード250の第1の縁部256および/または第2の縁部258を介して画定されてもよい。第1の縁部256は、環状部135内の空気の流れ18に対して前縁とみなすことができ、第2の縁部258は、環状部135内の空気の流れ18に対して後縁とみなすことができる。燃料噴射ポート252,254は、噴射器ブレード250の終端縁259の、シンブル260を通る空気流18の上流に配置されている。
燃料噴射ポート252,254は、単一の供給源または複数の供給源から燃料を供給することができる。燃料噴射ポート252,254は、気体燃料または液体燃料(水で乳化された液体燃料を含む)を供給することができる。例えば、燃料噴射ポート252と燃料噴射ポート254の両方が単一の燃料源に結合されてもよい。あるいは、燃料噴射ポート252は気体燃料源に結合されてもよく、燃料噴射ポート254は液体燃料源(水で乳化または混合された液体燃料源を含む)に結合されてもよい。別個の燃料源が使用される場合、主燃料入口212に供給する導管(図示せず)は同心のチューブインチューブ導管であってもよく、燃料供給ライン214,216はチューブインチューブ導管であってもよい。個々の燃料プレナムは、各燃料源および/または燃料タイプごとに設けられてもよい。あるいは、液体燃料および気体燃料用の別個の燃料ラインを使用することができ、その一部または全部は、前方ケーシング130の外部にある。
さらに別の変形例(別個に図示せず)では、「Dual Fuel Injectors and Methods of Use in Gas Turbine Combustor」と題された、本出願の譲受人に譲渡された米国特許出願第15/593,543号明細書に記載のように、液体燃料は、前方ケーシング130または内部燃料導管内の噴射器ポート290を通して半径方向に導入された内部燃料導管または液体燃料導管を介して、シンブル260の本体を通して導入されてもよい。
図11~図13は、シンブル260を含むシンブルアセンブリ160を示しており、噴射器ブレード250によって送達される空気および燃料の混合チャンバを提供する。シンブル260は、その入口から出口に向かって概ねテーパ形状を有する(詳細は後述する)。シンブル260は、三次元印刷(「付加製造」と呼ばれることもある)によって機械加工、鋳造、または製造されてもよい。
シンブル260の入口261は、外側スリーブ60の噴射器開口部62から半径方向内側に配置され、シンブル260の出口開口部264は、ライナ46から半径方向内側に配置される。弓形形状を有する空気シールド64が外側スリーブ60の半径方向内面に取り付けられ、空気流18をシンブル260の周りに導き、それによって環状部65のシンブル260によって作り出される流れの外乱を最小にする。
シンブル260は、シンブルボス270(図14および図15に別々に示されている)によってライナ46のシンブルアパーチャ146を通って延びる位置で支持されている。例えば、図14に示すように、シンブルボス270は、外周271、上面282(外側スリーブ60に近接する)、および底面284(ライナ46の外面に接触している)によって画定される楕円形(長円形)の形状を有する。通路またはアパーチャ275は、内周273によってシンブルボス270を貫通して画定される。内周273は、シンブル260の対応する断面直径よりわずかに大きい。
再び図11を参照すると、シンブル260の外面は、外向きに突出するリブ269を含み、リブ269は、シンブル260の外周の少なくとも一部の周りに延在し、シンブルボス270の内周273に沿って対応するシェルフ272と係合する。シンブルボス270は、底面284がライナ46の外面に近接して接触するように、ライナ46に取り付けられる。
上述したように、シンブル260は、ライナ46の半径方向内側に突出し、したがって、一次燃焼ゾーン90に由来する燃焼生成物の流れ場内に延びる。このような構成は、二次燃料/空気混合物と一次燃焼ゾーン90からの燃焼生成物との混合を容易にし、ライナ46から離れる二次燃焼ゾーン100の燃焼生成物の流れを促進する。
シンブル260は、シンブルボス270のライナに隣接する底面284に形成された空気流通路274を通って浸出する、ライナ46と外側スリーブ60との間の環状部65を通って流れる空気18によって冷却される。空気流通路274から、空気18は、ライナ46内のシンブルアパーチャ146を通り、シンブル260の外面に沿って流れる。シンブルボス270の取り付けは、(例えば、スポット溶接によって)空気流通路274を遮断することなく達成される。
空気18は、ライナ46と外側スリーブ60との間の環状部65を通って(燃焼生成物の流れに対して)上流方向に流れる。図2に示すように、ヘッド端部70では、空気流18が分割され、空気18の第1の部分がヘッド端部70の燃料ノズル80,82に向けられ、空気18の第2の部分は外側スリーブ60と前方ケーシング130との間の環状部135に導かれる。環状部135を通って流れる空気は、外側スリーブ60の開口部62を通ってシンブル260に流れ、そこで空気18は噴射器ブレード250からの燃料と混合してシンブル出口264から排出され二次燃焼ゾーン100に流入する第2の燃料/空気混合物を形成する。
噴射器ブレード250は、軸方向長さL1(燃焼器24の長手方向軸線に対して「軸方向」)を画定し、シンブル260は、軸方向長さL1よりも大きな軸方向長さL2を画定する。これらの寸法は、噴射器ブレード250の周りの空気の流れおよびシンブル260内の噴射器ブレード250からの空気と燃料の混合を容易にする。図示されているように、噴射アセンブリ210が動作しているとき、噴射器ブレード250およびシンブル260は、共通の噴射軸線268(図8および図9に示す)に沿って中心に置かれる。噴射アセンブリ210が高温になると、構成要素の熱膨張によって噴射器ブレード250およびシンブル260が噴射軸線268に沿って整列される。ただし、設置中、ハードウェアが低温の場合、噴射器ユニット110(ブレード250を含む)およびシンブル260は、互いにおよび/または噴射軸線268からオフセットされた長手方向軸線を有する。
図12は、上述のように、シンブル260の内面プロファイルを示している。シンブル260の内面プロファイルは、燃料および空気の流れが燃焼ゾーン100内に十分に浸透するのに望ましい速度を達成するための特定の形状を有する。具体的には、シンブル260の内面近くの燃料および空気の流れは、乱流の火炎速度よりも高い速度に加速される。楕円形状はまた、流れをシンブル260の内面に付着したままにして、火炎の保持およびフラッシュバックを最小にする。
シンブル260の入口部分261は、軸線268に垂直に向けられ、軸線268に沿って入口平面267から中間平面262まで軸方向に延びる、噴射軸線268の周りの楕円形(長円形)の形状を画定する。シンブル260の形状およびサイズは、入口平面267および中間平面262において同一であり、このため、均一な断面が、入口平面267と中間平面262との間のシンブル壁によって画定される。入口平面267および中間平面262におけるシンブル260の楕円形状は、それぞれ、楕円形状を画定する点のアレイを含む。
シンブル260は、入口部分261に対向する出口開口部264を含み、出口開口部264は、出口平面265に配置される(図13)。楕円形状を画定する終端平面266は、中間平面262に平行であり、中間平面262の楕円形状を画定する対応する点から最も離れた点を含む点のアレイを含む。この最も離れた点は出口開口部264を画定する点のアレイにも見られる。出口開口部264は、図13に示すように、終端平面266に対して斜めの角度「シータ」(θ)で出口平面265に配置され、二次燃焼ゾーン100に噴射される燃料および空気のより予測可能な流れ方向を作成する。
噴射軸線268に垂直なそれぞれの平面(すなわち、シンブル260を通る流れの方向)で取られたシンブル260の各断面も楕円形である。個々の楕円は、それぞれ噴射軸線268と一致する中心を有する。個々の平面的な楕円は、長さ「A」の半長軸と長さ「B」の半短軸とを有する仮想楕円の1つの象限を画定する連続円弧400に適合され、長さAは、シンブル260の高さを画定し、長さBは、シンブル260の中間平面262と出口平面266との間のテーパ形状を画定する。「半長軸」という用語は長軸の1/2を指し、「半短軸」という用語は短軸の1/2を指し、どちらの場合も、中心から焦点を通り、仮想楕円の周囲まで延びる。
1.5:1~30:1(1.5:1および30:1を含む)の範囲のA対Bの比は、所望の性能を達成するのに適していることが判明した。別の態様では、A対Bの比は、1.5:1~5:1の範囲、またはさらに別の態様では3:1~5:1の範囲であってもよい。さらに別の態様では、A対Bの比は3:1より大きく30:1未満であってもよい。円弧400は、中間平面262に配置された仮想楕円を画定する点のアレイにおいて任意の点に第1の端点を有し、終端平面266の仮想楕円を画定する点のアレイにおいて任意の対応する点に第2の端点を有してもよい。一実施形態では、中間平面262に配置された仮想楕円の各点は、終端平面266上の対応する第2の端点に接続された円弧400の第1の端点である。
数学的に、楕円の長軸Aが噴射軸線268に平行である仮想楕円の1つの象限として円弧400を定義する公式は以下の通りである:
Figure 0007337497000001
ここで、xは0ではなく(すなわちx≠0)、yは0より大きく(y>0)、Mは1.5と30の間の数であり、1.5と30を含む(すなわち、1.5≦M≦30)。
円弧400に沿って画定され、噴射軸線268に対して垂直に向けられた断面の楕円は、中間平面262から終端平面266までの有効面積が減少する。
図13は、シンブル260の側面図を示している。上述したように、出口開口部264は、出口平面265と終端平面266との間に角度「シータ」(θ)が画定されるように、終端平面266に対して斜め(非平行)である出口平面265に沿って配置される。終端平面266および中間平面262ならびに入口261を画定する平面は、互いに平行である。
図16は、代替のシンブル1260の内面プロファイルを示している。シンブル1260の入口部分1261は、軸線1268に垂直に向けられ、軸線1268に沿って入口平面1267から中間平面1262まで軸方向に延びる、噴射軸線1268の周りの楕円形(長円形)の形状を画定する。シンブル1260の形状およびサイズは、入口平面1267および中間平面1262において同一であり、均一な断面が、入口平面1267と中間平面1262との間のシンブル壁によって画定される。入口平面1267および中間平面1262におけるシンブル1260の楕円形状は、それぞれ、各楕円形状を画定する点のアレイを含む。
シンブル1260は、入口1261に対向する出口開口部1264を含み、出口開口部1264は、出口平面内に配置される(図13に示す)。楕円形状を画定する終端平面1266は、中間平面1262に平行であり、中間平面1262の楕円形状を画定する対応する点から最も離れた点を含む点のアレイを含む。この最も遠い点は出口開口部1264を画定する点のアレイにも見られる。出口開口部1264は、図13に示すように、出口平面1265に、終端平面1266に対して斜めの角度「シータ」(θ)で配置される。
噴射軸線1268に垂直なそれぞれの平面(すなわち、シンブル1260を通る流れの方向)で取られたシンブル1260の各断面も楕円形である。個々の楕円は、それぞれ噴射軸線1268と一致する中心を有する。長さ「y」は、シンブル1260の高さを規定し、長さ「x」は、シンブル1260の中間平面1262と出口平面1266との間のテーパ形状を画定する。
個々の平面的な楕円は、中間平面1262内の任意の点と終端平面1266内の任意の対応する点との間に延びる線分1400に適合され、線分は、次の式で定義される線の一部である:
y=Mx、
ここで、Mは端点を含む1.5と30との間の数である(すなわち、1.5≦M≦30)。一態様では、Mは1.5~5、または3~5、または3より大きい30未満の数である。
再び図2および図5を参照すると、軸方向燃料ステージングシステム200を有する燃焼缶24の組み立ては、外側から内側に向かって行われる。前方ケーシング130(または下流ケーシング部分134)は、下流フランジ138を介して、圧縮機吐出ケース140のフランジ144(または図2に示すようにCDCフランジ144に接続された中間フランジ148)に取り付けられる。ライナ40は、燃焼缶24の前端から圧縮機吐出ケース140に向かって設置される。シンブルボス270は、ライナ40を通るシンブル開口部146の周囲を画定するライナ40の外面に予め取り付けられている。ライナ40が配置されると、シンブル260がシンブル開口部146に挿入され、シンブルボス270と係合する。外側スリーブ60は、燃焼缶24の後端からヘッド端部70に向かって、ライナ40と前方ケーシング130との間の空間に設置される。空気シールド64は、外側スリーブ60を貫通するように画定された噴射器開口部62に近接した外側スリーブ60の内面に予め設置されている。噴射器開口部62およびシンブル開口部146は、軸方向および円周方向に整列している。トランジションピース50は、ライナ40の第3の円筒状部分48およびそのフラシール49上に設置される。
噴射器ユニット110は、噴射器ブレード250がシンブル260内に延びるように、前方ケーシング130に取り付けられている。設置中、噴射器ユニット110は、対応するシンブル260の長手方向軸線からオフセットされた長手方向軸線を有する。しかしながら、エンジン動作中、構成要素が高温になると、噴射器ユニット110およびシンブル260の長手方向軸線は、各噴射アセンブリ210のそれぞれの噴射軸線268に沿って互いに整列する。噴射器ユニット110が前方ケーシング130に固定された後、燃料供給ライン214,216が接続され、燃料噴射アセンブリ210Aの主燃料入口212に主燃料供給ライン(図示せず)が接続される。
本明細書に記載の本発明の燃料噴射アセンブリは、排出量を低減するために軸方向に段階的に燃焼される燃焼器内の燃料と圧縮ガスとの混合の強化を促進する。したがって、本発明の燃料噴射システムおよびAFSシステムは、例えば、ガスタービンアセンブリの燃焼器などの燃焼器の全体的な動作効率の向上を促進する。これは、頑丈な地上ベースの発電ガスタービンアセンブリに使用される燃焼器のような燃焼器の運転に関連して、出力を増加させ、コストを低減する。
さらに、燃焼器がターンダウンされ、噴射器ユニットに燃料が供給されないとき、シンブルアセンブリは、燃焼器ライナの下流部分に空気流を導き、したがって、一次燃焼ゾーンからの燃焼生成物の完全燃焼を促進する。シンブルアセンブリとその傾斜した出口との間隔は、高温の燃焼生成物に冷却空気を導入することによって引き起こされることがあるコールドストリークの形成を防止することが分かった。このようにして、シンブルアセンブリによって導入されたより冷たい空気が燃焼缶の出口温度プロファイルに及ぼす影響を最小にする。噴射器ユニットに燃料が供給されているか否かにかかわらず、出口温度プロファイルは一貫しており、それによってタービンおよびその構成要素の耐久性が改善されることが分かった。
燃料噴射器の典型的な実施形態およびその使用の方法について、詳細に上述した。本明細書に記載の方法およびシステムは、本明細書に記載の特定の実施形態に限定されるものではなく、むしろ、方法およびシステムの構成要素は、本明細書に記載の他の構成要素から独立かつ別々に利用することが可能である。例えば、本明細書に記載の方法およびシステムは、本明細書に記載のタービンアセンブリにおける実施に限定されない他の用途を有することができる。むしろ、本明細書に記載の方法およびシステムは、様々な他の産業に関連して実施および利用することが可能である。
本技術的前進を種々の具体的な実施形態に関して説明してきたが、当業者であれば、本技術的前進を特許請求の範囲の趣旨および技術的範囲において修正を加えて実施できることを理解されよう。
[実施態様1]
一次燃料ノズル(80)を含むヘッド端部(70)と、
前記ヘッド端部(70)に結合されたライナ(40)であって、前記ライナ(40)は、前記ヘッド端部(70)に近接した一次燃焼ゾーン(90)と、前記一次燃焼ゾーン(90)の下流にある二次燃焼ゾーン(100)とを画定する、ライナ(40)と、
前記ライナ(40)の少なくとも一部を半径方向外側に包囲する前方ケーシング(130)と、
第1の燃料噴射アセンブリ(210A)を含む軸方向燃料ステージングシステム(200)と、
を備えた燃焼器(22、24)であって、前記第1の燃料噴射アセンブリ(210A)は、
前記ライナ(40)に取り付けられ、前記ライナ(40)内の第1のシンブルアパーチャ(146)を通って延びる第1のシンブル(260、1260)を含む第1のシンブルアセンブリ(160)と、
第1の噴射器ユニット(110、110A、110B)の一部が前記第1のシンブル(260、1260)内に配置され、主燃料入口(212)が前記前方ケーシング(130)の外側に配置されるように、前記前方ケーシング(130)に取り付けられ、前記前方ケーシング(130)を通って延びる第1の噴射器ユニット(110、110A、110B)と、
を備え、
前記第1の燃料噴射アセンブリ(210A)は、前記一次燃焼ゾーン(90)からの燃焼生成物の流れに対して横方向に燃料および空気が前記二次燃焼ゾーン(100)に噴射されるように、前記第1のシンブル(260、1260)を流れる空気の流れに燃料の流れを導入する、
燃焼器(22、24)。
[実施態様2]
前記軸方向燃料ステージングシステム(200)が、複数の軸方向燃料噴射アセンブリ(210、210A、210B、210C、210D)を備え、各軸方向燃料噴射アセンブリ(210、210A、210B、210C、210D)は、前記ライナ(40)に取り付けられたそれぞれのシンブルアセンブリ(160)を備え、前記ライナ(40)内のそれぞれのシンブルアパーチャ(146)を通って延びるそれぞれのシンブル(260、1260)を含み、噴射器ユニット(110、110A、110B)は、それぞれの噴射器ユニット(110、110A、110B)の一部が前記対応するそれぞれのシンブル(260、1260)内に配置され、それぞれの燃料ライン継手(220、222、320、326)が前記前方ケーシング(130)の外側に配置されるように、前記前方ケーシング(130)に取り付けられ、前記前方ケーシング(130)を通って延びる、実施態様1に記載の燃焼器(22、24)。
[実施態様3]
前記軸方向燃料ステージングシステム(200)が、前記第1の燃料噴射アセンブリ(210A)から第1の円周方向に配置された第2の燃料噴射アセンブリ(210B)と、前記第1の燃料噴射アセンブリ(210A)とは反対の第2の円周方向に配置された第3の燃料噴射アセンブリ(210C)と、を含み、
第1の燃料供給ライン(214)は、前記第1の燃料噴射アセンブリ(210A)を前記第2の燃料噴射アセンブリ(210B)に流体接続し、第2の燃料供給ライン(216)は、前記第1の燃料噴射アセンブリ(210A)を前記第3の燃料噴射アセンブリ(210C)に流体接続し、前記第1の燃料供給ライン(214)および前記第2の燃料供給ライン(216)は前記前方ケーシング(130)の外側に配置される、
実施態様1に記載の燃焼器(22、24)。
[実施態様4]
前記軸方向燃料ステージングシステム(200)が、前記第3の燃料噴射アセンブリ(210C)から前記第2の円周方向に配置された第4の燃料噴射アセンブリ(210D)を含み、
第3の燃料供給ライン(218)は、前記第3の燃料噴射アセンブリ(210C)を前記第4の燃料噴射アセンブリ(210D)に流体接続し、前記第3の燃料供給ライン(218)は前記前方ケーシング(130)の外側に配置される、
実施態様3に記載の燃焼器(22、24)。
[実施態様5]
前記第1の燃料ノズルアセンブリ(210A)が、前記第1の燃料供給ライン(214)が固定される第1の燃料ライン継手(220、222、320、326)と、前記第2の燃料供給ライン(216)が固定される第2の燃料ライン継手(220、222、320、326)とを備える、実施態様3に記載の燃焼器(22、24)。
[実施態様6]
前記ライナ(40)と前記前方ケーシング(130)との間に半径方向に配置された外側スリーブ(60)をさらに備え、前記外側スリーブ(60)は、前記ライナ(40)の少なくとも一部に外接し、前記ライナ(40)内の前記第1のシンブルアパーチャ(146)と整列した噴射器開口部(62)を画定し、前記第1の燃料噴射アセンブリ(210A)は前記噴射器開口部(62)を通して突出する、実施態様1に記載の燃焼器(22、24)。
[実施態様7]
前記ライナ(40)と前記外側スリーブ(60)との間の第1の環状部(135)が第1の方向に空気を運び、前記外側スリーブ(60)と前記前方ケーシング(130)との間の第2の環状部(135)が第2の反対方向に空気を運び、前記第2の反対方向に移動する空気は前記噴射器開口部(62)を通って前記シンブル(260、1260)に向けられる、実施態様6に記載の燃焼器(22、24)。
[実施態様8]
前記ライナ(40)の軸方向下流に配置され、前記ライナ(40)に密封接続されたトランジションピース(50)と、前記トランジションピース(50)および前記ライナ(40)の後端を円周方向に取り囲む圧縮機吐出ケース(140)であって、CDCフランジ(144)を含む圧縮機吐出ケース(140)とをさらに備える、実施態様1に記載の燃焼器(22、24)。
[実施態様9]
前記前方ケーシング(130)の下流部分が、第1のフランジ(148)を備え、前記第1のフランジ(148)は、前記CDCフランジ(144)に隣接して配置され、前記CDCフランジ(144)に結合されている、実施態様8に記載の燃焼器(22、24)。
[実施態様10]
前記前方ケーシング(130)が、上流ケーシング部分(132)と、前記上流ケーシング部分(132)とは別個の下流ケーシング部分(134)とを備え、前記下流ケーシング部分(134)は、前記第1のフランジ(148)と、前記第1のフランジ(148)から軸方向に離間した第2のフランジ(138)とを含み、
前記第1の軸方向燃料ステージング噴射ユニットは、前記第1のフランジ(148)と前記第2のフランジ(138)との間の前記下流ケーシング部分(134)に取り付けられている、
実施態様9に記載の燃焼器(22、24)。
[実施態様11]
前記上流ケーシング部分(132)が第3のフランジ(137)を備え、前記第3のフランジ(137)は前記下流ケーシング部分(134)の前記第2のフランジ(138)に結合されている、実施態様10に記載の燃焼器(22、24)。
[実施態様12]
一次燃料ノズル(80)を含むヘッド端部(70)と、
前記ヘッド端部(70)に結合されたライナ(40)であって、前記ライナ(40)は、前記ヘッド端部(70)に近接した一次燃焼ゾーン(90)と、前記一次燃焼ゾーン(90)の下流にある二次燃焼ゾーン(100)とを画定する、ライナ(40)と、
前記ライナ(40)の少なくとも一部を半径方向外側に包囲する前方ケーシング(130)と、
複数の燃料噴射アセンブリ(210、210A、210B、210C、210D)を含む軸方向燃料ステージングシステム(200)と、
を備えた燃焼器(22、24)であって、各燃料噴射アセンブリ(210、210A、210B、210C、210D)は、
前記ライナ(40)に取り付けられ、前記ライナ(40)内のシンブルアパーチャ(146)を通って延びるシンブル(260、1260)を含むシンブルアセンブリ(160)と、
噴射器ユニット(110、110A、110B)の一部が前記シンブル(260、1260)内に配置され、前記噴射器ユニット(110、110A、110B)の燃料ライン継手(220、222、320、326)が前記前方ケーシング(130)の外側に配置されるように、前記前方ケーシング(130)に取り付けられ、前記前方ケーシング(130)を通って延びる噴射器ユニット(110、110A、110B)と、
を備え、
前記噴射器ユニット(110、110A、110B)は、前記一次燃焼ゾーン(90)からの燃焼生成物の流れに対して横方向に燃料および空気が前記二次燃焼ゾーン(100)に噴射されるように、前記シンブル(260、1260)を流れる空気の流れに燃料の流れを導入する、
燃焼器(22、24)。
[実施態様13]
前記複数の燃料噴射アセンブリ(210、210A、210B、210C、210D)が、第1の燃料噴射アセンブリ(210A)と、前記第1の燃料噴射アセンブリ(210A)から第1の円周方向に配置された第2の燃料噴射アセンブリ(210B)と、前記第1の燃料噴射アセンブリ(210A)とは反対の第2の円周方向に配置された第3の燃料噴射アセンブリ(210C)と、を含み、前記第1の燃料噴射アセンブリ(210A)の第1の噴射器ユニット(110、110A、110B)は、前記軸方向燃料ステージングシステム(200)のための主燃料入口(212)を備え、前記主燃料入口(212)は前記前方ケーシング(130)の半径方向外側にある、実施態様12に記載の燃焼器(22、24)。
[実施態様14]
前記第1の燃料噴射アセンブリ(210A)の前記第1の燃料噴射器ユニットを前記第2の燃料噴射アセンブリ(210B)の第2の燃料噴射器ユニットに流体接続する第1の燃料供給ライン(214)と、前記第1の燃料噴射アセンブリ(210A)の前記第1の燃料噴射器ユニットを前記第3の燃料噴射アセンブリ(210C)の第3の燃料噴射器ユニットに接続する第2の燃料供給ライン(216)とをさらに備える、実施態様13に記載の燃焼器(22、24)。
[実施態様15]
各燃料噴射アセンブリ(210、210A、210B、210C、210D)が、それぞれの燃料供給ライン(214、216、218)が固定される少なくとも1つの燃料ライン継手(220、222、320、326)を備える、実施態様14に記載の燃焼器(22、24)。
[実施態様16]
前記ライナ(40)と前記前方ケーシング(130)との間に半径方向に配置された外側スリーブ(60)をさらに備え、前記外側スリーブ(60)は、前記ライナ(40)の少なくとも一部に外接し、前記ライナ(40)内のそれぞれのシンブルアパーチャ(146)と整列した複数の噴射器開口部(62)を画定し、各燃料噴射アセンブリ(210、210A、210B、210C、210D)は、前記複数の噴射器開口部(62)のそれぞれ1つを通して突出している、実施態様12に記載の燃焼器(22、24)。
[実施態様17]
前記ライナ(40)の軸方向下流に配置され、前記ライナ(40)に密封接続されたトランジションピース(50)と、前記トランジションピース(50)および前記ライナ(40)の後端を円周方向に取り囲む圧縮機吐出ケース(140)であって、CDCフランジ(144)を含む圧縮機吐出ケース(140)とをさらに備える、実施態様12に記載の燃焼器(22、24)。
[実施態様18]
前記前方ケーシング(130)の下流部分が、第1のフランジ(148)を備え、前記第1のフランジ(148)は、前記CDCフランジ(144)に隣接して配置され、前記CDCフランジ(144)に結合されている、実施態様17に記載の燃焼器(22、24)。
[実施態様19]
前記前方ケーシング(130)が、上流ケーシング部分(132)と、前記上流ケーシング部分(132)とは別個の下流ケーシング部分(134)とを備え、前記下流ケーシング部分(134)は、前記第1のフランジ(148)と、前記第1のフランジ(148)から軸方向に離間した第2のフランジ(138)とを含み、
前記第1の軸方向燃料ステージング噴射ユニットは、前記第1のフランジ(148)と前記第2のフランジ(138)との間の前記下流ケーシング部分(134)に取り付けられている、
実施態様18に記載の燃焼器(22、24)。
[実施態様20]
前記上流ケーシング部分(132)が第3のフランジを備え、前記第3のフランジ(137)は前記下流ケーシング部分(134)の前記第2のフランジ(138)に結合されている、実施態様19に記載の燃焼器(22、24)。
12 入口部分
14 作動流体
16 圧縮機
18 空気,空気流,空気の流れ,圧縮作動流体
20 気体燃料
22 燃焼器
24 燃焼缶,燃焼器
26 燃焼生成物,燃焼ガス,燃焼ガス生成物流
28 タービン、タービン部
30 積層ロータ,シャフト
32 負荷,発電機
34 排気ガス
40 ライナ
41 混合穴
42 第1の円筒状ライナ部分
44 ベンチュリ
45 分流部分
46 第2の円筒状ライナ部分
47 収束部分
48 第3の円筒状ライナ部分
49 フラシール
50 トランジションピース
52 後端
60 外側スリーブ
62 噴射器開口部
64 空気シールド
65 環状部
70 ヘッド端部
74 端部カバー
80 一次燃料ノズル
82 中心燃料ノズル
90 一次燃焼ゾーン
100 二次燃焼ゾーン
110 噴射器ユニット
110A 噴射器ユニット
110B 噴射器ユニット
130 前方ケーシング
132 上流ケーシング部分
133 接合フランジ
134 下流ケーシング部分
135 環状部
136 下流部分,円筒状部分,下流側端部
137 上流フランジ
138 下流フランジ
140 圧縮機吐出ケース
142 プレナム
144 CDCフランジ
146 シンブルアパーチャ,シンブル開口部
148 接合フランジ
160 シンブルアセンブリ
200 軸方向燃料ステージングシステム
210 燃料噴射アセンブリ、AFS噴射アセンブリ
210A AFS噴射アセンブリ、燃料噴射アセンブリ
210B AFS噴射アセンブリ、燃料噴射アセンブリ
210C AFS噴射アセンブリ、燃料噴射アセンブリ
210D 燃料噴射アセンブリ
212 主燃料入口
213 スロート領域
214 第1の燃料供給ライン
215 燃料通路
216 第2の燃料供給ライン
217 燃料通路
218 第3の燃料供給ライン
219 中間導管
220 燃料ライン継手
222 燃料ライン継手
224 端部
226 端部
230 燃料プレナム
234 端部
240 本体
242 取り付けフランジ
250 噴射器ブレード
251 表面
252 燃料噴射ポート
253 表面
254 燃料噴射ポート
256 縁部
258 縁部
259 終端縁
260 シンブル
261 入口,入口部分
262 中間平面
264 出口,出口開口部
265 出口平面
266 終端平面、出口平面
267 入口平面
268 噴射軸線
269 リブ
270 シンブルボス
271 外周
272 シェルフ
273 内周
274 空気流通路
275 通路またはアパーチャ
282 上面
284 底面
290 噴射器ポート
313 スロート領域
319 中間導管
320 燃料ライン継手、L字型継手
322 L字型継手
324 L字型継手
326 燃料ライン継手
340 本体
342 取り付けフランジ
400 円弧
1000 ガスタービン
1260 シンブル
1261 入口,入口部分
1262 中間平面
1264 出口開口部
1265 出口平面
1266 終端平面,出口平面
1267 入口平面
1268 噴射軸線
1400 線分

Claims (10)

  1. 燃焼器(24)であって、当該燃焼器(24)が、
    一次燃料ノズル(80)を含むヘッド端部(70)と、
    前記ヘッド端部(70)に結合たライナ(40)であって、前記ヘッド端部(70)に近接した一次燃焼ゾーン(90)と、前記一次燃焼ゾーン(90)の下流にある二次燃焼ゾーン(100)とを画定する、ライナ(40)と、
    前記ライナ(40)の少なくとも一部を半径方向外側に包囲する前方ケーシング(130)と、
    半径方向に前記ライナ(40)と前記前方ケーシング(130)との間に配置された外側スリーブ(60)であって、前記ライナ(40)と前記外側スリーブ(60)との間に第1の環状部(65)が画定され、かつ前記外側スリーブ(60)と前記前方ケーシング(130)との間に第2の環状部(135)が画定されるように、前記外側スリーブ(60)が、前記ライナ(40)の少なくとも一部を囲んでいる、外側スリーブ(60)と、
    第1の燃料噴射アセンブリ(210A)を含む軸方向燃料ステージングシステム(200)
    を備えており、前記第1の燃料噴射アセンブリ(210A)
    前記ライナ(40)に取り付けられ、前記ライナ(40)内の第1のシンブルアパーチャ(146)を通って延びる第1のシンブル(260)を含む第1のシンブルアセンブリ(160)であって、前記第1のシンブル(260)の出口部分(264)が、前記ライナ(40)の半径方向内側の前記二次燃焼ゾーン(100)に配置され、前記第1のシンブル(260)が、前記第2の環状部(135)と流体連通した入口部分(261)を有する、第1のシンブルアセンブリ(160)と、
    前記前方ケーシング(130)に取り付けられ、前記前方ケーシング(130)内の噴射器ポート(290)を通って延びる第1の噴射器ユニット(110、110A、110B)であって、前記第1の噴射器ユニット(110、110A、110B)の一部が前記第1のシンブル(260)内に配置され、前記第1の噴射器ユニット(110、110A、110B)の主燃料入口(212)が前記前方ケーシング(130)の半径方向外側に配置される第1の噴射器ユニット(110、110A、110B)と
    を備えており前記第1の噴射器ユニット(110、110A、110B)、前記噴射器ポート(290)、前記第1のシンブル(260)及び前記第1のシンブルアパーチャ(146)が、前記二次燃焼ゾーン(100)に向かって内側に延びる噴射軸線(268)に沿って配置されており、
    前記ライナ(40)と前記外側スリーブ(60)との間の前記第1の環状部(65)が、前記ヘッド端部(70)に向かう第1の方向に第1の空気の流れを運び、前記外側スリーブ(60)と前記前方ケーシング(130)との間の前記第2の環状部(135)が、前記ヘッド端部(70)から離れて前記第1のシンブル(260)に向かう第2の方向に第2の空気の流れを運び、前記第2の空気の流れが前記第2の環状部(135)から前記第1のシンブル(260)内へと送られ、
    前記第1の燃料噴射アセンブリ(210A)、前記一次燃焼ゾーン(90)からの燃焼生成物の流れに対して横方向に燃料及び空気が前記二次燃焼ゾーン(100)に噴射されるように、前記第1のシンブル(260)を流れる前記第2の空気の流れに燃料の流れを導入する、燃焼器(24)。
  2. 前記軸方向燃料ステージングシステム(200)が、複数の軸方向燃料噴射アセンブリ(210、210A、210B、210C、210D)を備えており、各軸方向燃料噴射アセンブリ(210、210A、210B、210C、210D)
    前記ライナ(40)に取り付けられたそれぞれのシンブルアセンブリ(160)と、
    前記ライナ(40)内のそれぞれのシンブルアパーチャ(146)を通って延びるそれぞれのシンブル(260であって、それぞれのシンブル(260)の入口部分が前記第2の環状部(135)と流体連通し、かつそれぞれのシンブル(260)の出口部分(264)が前記二次燃焼ゾーン(100)内に延びる、それぞれのシンブル(260)と、
    前記前方ケーシング(130)に取り付けられ、かつ前記前方ケーシング(130)内のそれぞれの噴射器ポート(290)を通って延びるそれぞれの噴射器ユニット(110、110A、110B)であって、それぞれの噴射器ユニット(110、110A、110B)の一部が前記対応するそれぞれのシンブル(260)内に配置され、かつそれぞれの噴射器ユニット(110、110A、110B)のそれぞれの燃料ライン継手(220、222、320、326)が前記前方ケーシング(130)の半径方向外側に配置されるそれぞれの噴射器ユニット(110、110A、110B)と
    を備える、請求項1に記載の燃焼器(24)。
  3. 前記軸方向燃料ステージングシステム(200)が、前記第1の燃料噴射アセンブリ(210A)から第1の円周方向に配置された第2の燃料噴射アセンブリ(210B)と、前記第1の燃料噴射アセンブリ(210A)とは反対の第2の円周方向に配置された第3の燃料噴射アセンブリ(210C)とを含み、
    第1の燃料供給ライン(214)、前記第1の燃料噴射アセンブリ(210A)を前記第2の燃料噴射アセンブリ(210B)に流体接続し、第2の燃料供給ライン(216)、前記第1の燃料噴射アセンブリ(210A)を前記第3の燃料噴射アセンブリ(210C)に流体接続し、前記第1の燃料供給ライン(214)及び前記第2の燃料供給ライン(216)前記前方ケーシング(130)の半径方向外側に配置される、請求項1又は請求項2に記載の燃焼器(24)。
  4. 前記軸方向燃料ステージングシステム(200)が、前記第3の燃料噴射アセンブリ(210C)から前記第2の円周方向に配置された第4の燃料噴射アセンブリ(210D)を含み、
    第3の燃料供給ライン(218)、前記第3の燃料噴射アセンブリ(210C)を前記第4の燃料噴射アセンブリ(210D)に流体接続し、前記第3の燃料供給ライン(218)前記前方ケーシング(130)の半径方向外側に配置される、請求項3に記載の燃焼器(24)。
  5. 前記第1の燃料噴射アセンブリ(210A)が、前記第1の燃料供給ライン(214)が固定される第1の燃料ライン継手(220)と、前記第2の燃料供給ライン(216)が固定される第2の燃料ライン継手(222)とを備える、請求項3に記載の燃焼器(24)。
  6. 記外側スリーブ(60)が、前記ライナ(40)内の前記第1のシンブルアパーチャ(146)と整列した噴射器開口部(62)を画定し、記噴射器開口部(62)を通して前記第1の噴射器ユニット(110、110A、110B)が突出しているとともに前記噴射器開口部(62)を通して前記第2の空気の流れが前記第1のシンブル(260)内へと導かれる、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の燃焼器(24)。
  7. 前記ライナ(40)の軸方向下流に配置され、前記ライナ(40)に密封接続されたトランジションピース(50)と、前記トランジションピース(50)及び前記ライナ(40)の後端を円周方向に取り囲む圧縮機吐出ケース(140)であって、CDCフランジ(144)を含む圧縮機吐出ケース(140)とをさらに備えており、
    前記前方ケーシング(130)の下流部分が第1のフランジ(148)を備え、前記第1のフランジ(148)が前記CDCフランジ(144)に隣接して配置され、前記CDCフランジ(144)に結合されており、
    前記前方ケーシング(130)が、上流ケーシング部分(132)と、前記上流ケーシング部分(132)とは別個の下流ケーシング部分(134)とを備えており、前記下流ケーシング部分(134)が、前記第1のフランジ(148)と、前記第1のフランジ(148)から軸方向に離間した第2のフランジ(138)とを含み、
    前記第1の噴射器ユニット(110、110A、110B)が、前記第1のフランジ(148)と前記第2のフランジ(138)との間の前記下流ケーシング部分(134)に取り付けられている、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の燃焼器(24)。
  8. 前記第1のシンブル(260)の出口部分(264)が、当該燃焼器(24)の軸の周りで円周方向に傾斜した出口を有する、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の燃焼器(24)。
  9. 前記第1のシンブル(260)の入口部分(261)が、前記噴射軸線(268)と一致する中心を有する楕円形状を画定する、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の燃焼器(24)。
  10. 前記第1のシンブル(260)が、前記噴射軸線(268)に沿って前記入口部分(261)から前記出口部分(264)に向かうにつれてサイズが減少する楕円形状の内面プロファイルを有する、請求項9に記載の燃焼器(24)。
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