JP7146442B2 - 二重燃料噴射器およびガスタービン燃焼器での使用方法 - Google Patents

二重燃料噴射器およびガスタービン燃焼器での使用方法 Download PDF

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Description

本開示は、一般に、ガスタービン燃焼器用の燃料噴射器に関し、より具体的には、このような燃焼器に関連する軸方向燃料ステージング(AFS)システムと共に使用するための二重燃料噴射器に関する。
ガスタービンは、一般に、圧縮機セクションと、燃焼器を有する燃焼セクションと、タービンセクションとを含む。圧縮機セクションは、作動流体の圧力を徐々に増加させ、圧縮された作動流体を燃焼セクションに供給する。圧縮された作動流体は、燃焼器内を延びる軸方向に延びる燃料ノズルを通っておよび/またはその周りに送られる。燃料が圧縮された作動流体の流れに噴射され、可燃混合物を形成する。可燃混合物は、燃焼チャンバ内で燃焼され、高温、高圧、および高速の燃焼ガスを生成する。燃焼ガスは、高温ガス経路を画定する1つまたは複数のライナまたはダクトを通ってタービンセクションに流れる。燃焼ガスは、タービンセクションを通って流れる際に膨張し、仕事を発生する。たとえば、タービンセクションにおける燃焼ガスの膨張は、発電機に接続されたシャフトを回転させて電気を発生させることができる。タービンは、共通のシャフトまたはロータによって圧縮機を駆動することもできる。
燃焼ガスの温度は、熱力学的効率、設計マージン、および燃焼器の結果として生じる排出物に直接影響を及ぼす。たとえば、一般に、燃焼ガス温度が高くなるほど、燃焼器の熱力学的効率が向上する。しかし、燃焼ガス温度が高いと、二原子窒素の解離速度が上昇し、それにより燃焼器の特定の滞留時間の間に窒素酸化物(NO)のような望ましくない排出物の発生を増加させる可能性がある。逆に、燃料流の減少および/または部分負荷動作(ターンダウン)に関連して燃焼ガス温度が低いと、一般に、燃焼ガスの化学反応速度を低下させ、それにより燃焼器の同じ滞留時間の間に一酸化炭素(CO)および未燃焼炭化水素(UHC)の発生を増加させる。
燃焼器の全体的な排出性能および熱効率最適化のバランスをとるために、ある特定の燃焼器設計は、一次燃焼領域の下流でライナの周りに配置される複数の燃料噴射器を含む。燃料噴射器は、ライナを通して半径方向に第2の燃料/空気混合物を供給して、燃焼ガス流れ場への流体連通を可能にする。このタイプのシステムは、軸方向燃料ステージング(AFS)システムとして当技術分野および/またはガスタービン産業で一般的に公知である。
動作中、圧縮された作動流体の一部は、燃料噴射器の各々を通っておよび/またはその周りに送られ、燃焼ガス流れ場に送られる。燃料噴射器からの液体燃料または気体燃料が、圧縮された作動流体の流れに噴射されて第2の可燃混合物を供給し、これは高温燃焼ガスと混合する際に二次燃焼領域で自発的に燃焼する。可燃混合物の二次燃焼領域への導入は、燃焼器の入口温度を上昇させ、燃料噴射器が一次燃焼領域の下流にあるために、一次燃焼領域からの燃焼ガスは第1の滞留時間を有し、二次燃焼領域からの燃焼ガスは第2の(より短い)滞留時間を有する。結果として、燃焼器の全体的な熱力学的効率は、全体的な排出性能を犠牲にすることなく増加させることができる。
既存のAFSシステムを使用して液体燃料を燃焼ガス流れ場に噴射することの1つの課題は、燃焼ガスの運動量が、一般に、燃焼ガス流れ場への液体燃料の適切な半径方向の浸透を抑制することである。このため、液体燃料の局所的な蒸発が燃料噴射点のまたはその近傍のライナの内側表面に沿って発生することがあり、それにより高温領域および高い熱応力が生じる。液体燃料噴射器に関連する別の課題は、適度に高い温度であっても燃料噴射器がコークス化する傾向があることである。
したがって、混合を向上させるために、液体燃料を燃焼ガス流れ場に噴射するための改良されたシステムが有用であろう。
米国特許第9593851号明細書
本開示は、液体燃料と空気の可燃混合物を半径方向に燃料噴射器から燃焼器に供給し、それにより二次燃焼領域を発生させるための二重燃料AFS燃料噴射器に関する。
第1の実施形態によれば、ガスタービン燃焼器用の燃料噴射器は、フレーム、およびフレームの下流に延びる出口部材を備える本体を含む。フレームは、入口部分を画定し、出口部材は、出口部分を画定する。本体は、入口部分から出口部分を通る空気流路を画定し、出口部材は、内部で混合チャンバを画定する。燃料プレナムは、出口部材内に画定され、燃料噴射ポートは、出口部材を通って燃料プレナムと流れ連通するように画定される。燃料供給導管は、本体に固定され、燃料供給導管は、燃料プレナムを介して、液体燃料源と燃料噴射ポートとの間に流れ連通する。
別の実施形態によれば、ガスタービン燃焼器用の燃料噴射器は、フレーム、およびフレームの下流に延びる出口部材を備える本体を含む。フレームは、入口部分を画定し、出口部材は、出口部分を画定する。本体は、入口部分から出口部分を通る空気流路を画定し、出口部材は、内部で混合チャンバを画定する。燃料噴射ポートは、出口部材を通って混合チャンバと流れ連通するように画定される。スワール誘導装置は、燃料噴射ポートと流れ連通して出口部材の外側表面に取り付けられ、燃料供給導管は、スワール誘導装置に固定される。燃料供給導管は、燃料噴射ポートと液体燃料と水の混合物源との間に流れ連通することで、液体燃料と水の混合物がスワール誘導装置を介して燃料噴射ポートを通り混合チャンバに供給される。
その最良の態様を含み、当業者を対象とする、本製品および方法の完全かつ実施可能な程度の開示が本明細書に記載され、以下の添付の図を参照する。
本明細書に記載するような1つまたは複数の燃料噴射器を用いることができる、ガスタービンアセンブリの概略図である。 図1のガスタービンアセンブリに使用することができる、燃焼器の断面図である。 図2の燃焼器の一部の俯瞰平面図である。 本開示の一態様による、燃料噴射器の斜視図である。 図4の燃料噴射器の断面図である。 図4の燃料噴射器の俯瞰図である。 図5の7-7に沿った、図4の燃料噴射器の出口部分の断面正面図である。 本開示の別の態様による、燃料噴射器の断面図である。 本開示のさらに別の態様による、燃料噴射器の断面図である。 本開示の一態様による、燃料噴射器の断面図である。 本開示の別の態様による、燃料噴射器の断面図である。 噴射器の長手方向平面に沿った、図11の燃料噴射器の一部の拡大断面図である。 本開示の一態様による、燃料噴射器の断面図である。 本開示の別の態様による、図12の線14-14に沿った、燃料噴射器の出口部分の断面正面図である。 本開示のさらに別の態様による、燃料噴射器の断面図である。 本開示の一態様による、燃料噴射器の断面図である。 図16の燃料噴射器に有用なスワーラアセンブリの平面図である。
他の指示がない限り、断面図は、それぞれの燃料噴射器の前縁を示す(すなわち、図は、燃焼器を通る燃焼生成物の流れに対して上流に見える後方位置からの軸方向平面に沿った図を示す)。
以下の詳細な説明は、限定ではなく例として、様々な燃料噴射器、それらの構成要素部品、およびそれらを製造する方法を例示する。この説明は、当業者が燃料噴射器を製造し使用することを可能にする。この説明は、燃料噴射器のいくつかの実施形態を提供しており、燃料噴射器の製造および使用の最良の形態であると現在考えられているものを含む。例示的な燃料噴射器は、発電のために使用されるヘビーデューティガスタービンアセンブリの燃焼器内で結合されるものとして本明細書に記載される。しかし、本明細書に記載の燃料噴射器は、発電以外の様々な分野の広範なシステムに一般的に適用されることが企図されている。
本明細書で使用する場合、「第1の」、「第2の」、および「第3の」という用語は、ある構成要素を別の構成要素から区別するために交換可能に使用することができ、個々の構成要素の位置または重要性を示すことを意図するものではない。「上流」および「下流」という用語は、流体経路における流体の流れに対する相対方向を指す。たとえば、「上流」は、流体が流れてくる方向を指し、「下流」は、流体が流れていく方向を指す。
「半径方向に」という用語は、特定の構成要素の軸方向中心線に実質的に垂直な相対方向を指し、「軸方向に」という用語は、特定の構成要素の軸方向中心線に実質的に平行な相対方向を指す。本明細書で使用する場合、「半径」(またはその任意の変形)という用語は、任意の適切な形状(たとえば、正方形、長方形、三角形、など)の中心から外側に延びる寸法を指し、円形の中心から外側に延びる寸法に限定されない。同様に、本明細書で使用する場合、「円周」(またはその任意の変形)という用語は、任意の適切な形状(たとえば、正方形、長方形、三角形、など)の中心の周りに延びる寸法を指し、円形の中心の周りに延びる寸法に限定されない。
本明細書において単数の噴射ポートと言及する場合は、1つまたは複数の噴射オリフィス、薄膜開口、または単体ノズルを具体化するものとして理解されるべきである。所与の燃料噴射器内の噴射ポートは、数、サイズ、タイプ、および/または角度配向(たとえば、表面に垂直または斜め)が異なっていてもよい。単一の噴射ポート図示され得るが、複数のオリフィスを図示のポートに配置することができることを理解されたい。さらに、複数の噴射ポートが設けられる場合、ポートは同じサイズであっても異なっていてもよく、燃料噴射器の入口部分を通る空気の流れに対して異なるパターンで配置されてもよい。たとえば、パターンは、大きなオリフィスに続く小さなオリフィス、小さなオリフィスに続く大きなオリフィス、第1の流体の単一のオリフィスに続く第2の流体の複数のオリフィス、第1の流体の複数のオリフィスに続く第2の流体の単一のオリフィス、ならびに当業者の知識に基づいておよび/または本開示の実施における日常的な実験に基づいて選択され得るような様々な他の組合せを含んでもよい。
各例は、本発明の限定としてではなく、例示として提示される。実際には、本開示の範囲または精神から逸脱することなく、本燃料噴射器において修正および変形を行うことができることは、当業者には明らかであろう。たとえば、一実施形態の一部として図示または記載された特徴を別の実施形態で使用し、さらに別の実施形態を得ることができる。したがって、本開示は、添付の特許請求の範囲およびそれらの均等物の範囲に含まれるような修正および変形を包含することが意図されている。本燃料噴射器の例示的な実施形態は、説明の目的でガスタービンに組み込まれた燃焼器に関して一般的に記載されるが、当業者であれば、本開示の実施形態は、任意のターボ機械に組み込まれた任意の燃焼器に適用することができ、特許請求の範囲に具体的に記載されない限り、ガスタービン燃焼器に限定されないことを容易に理解するであろう。
以下、本燃料噴射器の様々な実施形態について詳しく説明するが、その1つまたは複数の例が、添付の図面に示されている。詳細な説明では、図面中の特徴を参照するために数値および文字による記号が使用されている。図面および説明の中で同じまたは類似の記号は、同じまたは類似の部品を参照するために使用されている。
図1は、本開示の様々な実施形態を組み込むことができる例示的なガスタービン10の機能ブロック図である。示すように、ガスタービン10は、一般に、一連のフィルタ、冷却コイル、水分分離器、および/またはガスタービン10に入る作動流体(たとえば、空気)14を浄化および他のやり方で調整するための他の装置を含むことができる入口セクション12を含む。作動流体14は圧縮機セクションに流れ、そこで圧縮機16が作動流体14に運動エネルギを徐々に与えることで、圧縮された作動流体18を発生する。
圧縮された作動流体18は、気体燃料供給システム22からの気体燃料20および/または液体燃料供給システム23からの液体燃料21と混合され、1つまたは複数の燃焼器24内で可燃混合物を形成する。可燃混合物は、燃焼されて高温、高圧、および高速の燃焼ガス26を発生する。燃焼ガス26は、タービンセクションのタービン28を通って流れ、仕事を発生する。たとえば、タービン28をシャフト30に接続して、タービン28の回転が圧縮機16を駆動して圧縮された作動流体18を発生するようにしてもよい。あるいはまたはそれに加えて、シャフト30は、タービン28を発電機32に接続して電気を発生させることができる。タービン28からの排気ガス34は、タービン28をタービンの下流の排気スタックに接続する排気セクション(図示せず)を通って流れる。排気セクションは、たとえば、環境に放出される前に排気ガス34から追加の熱を浄化および抽出するための排熱回収ボイラ(図示せず)を含んでもよい。
燃焼器24は、当技術分野で公知の任意のタイプの燃焼器であってもよく、本発明は、特許請求の範囲に具体的に記載されない限り、任意の特定の燃焼器設計に限定されない。たとえば、燃焼器24は、缶型または缶環状型の燃焼器であってもよい。
図2は、ヘビーデューティガスタービン10の缶環状燃焼システムに含まれ得る燃焼缶24の概略図である。缶環状燃焼システムでは、複数の燃焼缶24(たとえば、8、10、12、14、16、またはそれ以上)が、圧縮機16をタービン28に接続するシャフト30の周りに環状アレイで配置される。
図2に示すように、燃焼缶24は、燃焼ガス26を収容してタービンに運ぶライナ112を含む。ライナ112は、燃焼が起こる燃焼チャンバを画定する。ライナ112は、多くの従来の燃焼システムのように、円筒状のライナ部分と、円筒状のライナ部分から分離されたテーパ状の移行部分とを有することができる。あるいは、ライナ112は、円筒状部分およびテーパ状部分が互いに一体化された一体型本体(または「ユニボディ」)構成を有してもよい。したがって、本明細書のライナ112の説明は、別個のライナおよびトランジションピースを有する従来の燃焼システムと、ユニボディライナを有する燃焼システムの両方を包含することが意図されている。さらに、本開示は、トランジションピースおよびタービンの第1段ノズルが、「移行ノズル」または「一体化出口ピース」と呼ばれることもある、単一のユニットに一体化された燃焼システムにも同様に適用可能である。
ライナ112は、外側スリーブ114によって取り囲まれ、外側スリーブ114は、ライナ112の半径方向外側に間隔をおいて配置されてライナ112と外側スリーブ114との間に環状部132を画定する。外側スリーブ114は、多くの従来の燃焼システムのように、前方端部に流れスリーブ部分を、後方端部に衝突スリーブ部分を含むことができる。あるいは、外側スリーブ114は、流れスリーブ部分および衝突スリーブ部分が軸方向に互いに一体化された一体型本体(または「ユニスリーブ」)構成を有してもよい。前述のように、本明細書の外側スリーブ114の説明は、別個の流れスリーブおよび衝突スリーブを有する従来の燃焼システムと、ユニスリーブの外側スリーブを有する燃焼システムの両方を包含することが意図されている。
燃焼缶24のヘッド端部部分120は、1つまたは複数の燃料ノズル122を含む。燃料ノズル122は、上流(または入口)端部に燃料入口124を有する。燃料入口124は、燃焼缶24の前方端部にエンドカバー126を介して形成されてもよい。燃料ノズル122の下流(または出口)端部は、燃焼器キャップ128を通って延びる。
燃焼缶24のヘッド端部部分120は、前方ケーシング130によって少なくとも部分的に取り囲まれ、前方ケーシング130は、圧縮機吐出ケース140に物理的に結合され、流体接続される。圧縮機吐出ケース140は、圧縮機16の出口に流体接続され、燃焼缶24の少なくとも一部を取り囲む加圧空気プレナム142を画定する。空気18は、外側スリーブ114に画定された開口部を介して、圧縮機吐出ケース140から燃焼缶の後方端部の環状部132に流れる。環状部132はヘッド端部部分120に流体結合されるので、空気流18は、燃焼缶24の後方端部からヘッド端部部分120へと上流に移動し、そこで空気流18が方向転換して燃料ノズル122に入る。
燃料20(および/または21)ならびに圧縮された空気18は、燃料ノズル122によってライナ112の前方端部の一次燃焼領域150に導入され、そこで燃料および空気が燃焼されて燃焼ガス26を形成する。一実施形態では、燃料および空気は、燃料ノズル122内で(たとえば、予混合燃料ノズル内で)混合される。他の実施形態では、燃料および空気を一次燃焼領域150に別々に導入し、一次燃焼領域150内で(たとえば、拡散ノズルで発生し得るように)混合することができる。本明細書において「第1の燃料/空気混合物」と言及する場合は、予混合燃料/空気混合物と拡散タイプの燃料/空気混合物の両方を説明するものとして解釈されるべきであり、いずれも燃料ノズル122によって発生し得る。燃焼ガス26は、燃焼缶24の後方フレームによって表される、燃焼缶24の後方端部118に向かって下流に移動する。
追加の燃料および空気が、1つまたは複数の燃料噴射器300によって二次燃焼領域160に導入され、そこで燃料および空気が一次燃焼領域150からの燃焼ガスによって点火され、複合燃焼ガス生成物流26を形成する。軸方向に分離された燃焼領域を有するこのような燃焼システムは、「軸方向燃料ステージング」(AFS)システム200として説明され、下流の噴射器300は、「AFS噴射器」と呼ぶことができる。
図示の実施形態では、各AFS噴射器300の燃料(たとえば、液体燃料21)は、燃焼缶24の前方端部から、それぞれの燃料入口254を介して供給される。各燃料入口254は、それぞれのAFS噴射器300に結合された燃料供給ライン204に結合される。燃料をAFS噴射器300に供給する他の方法を用いてもよく、方法は、リングマニホルドから、または圧縮機吐出ケース140を通って延びる半径方向に配向された燃料供給ラインから燃料を供給することを含むことを理解されたい。さらに、図3は、燃焼器缶24の外側表面に沿って燃料噴射器300に軸方向に延びる液体燃料供給ライン204と気体燃料供給ライン202の両方を示しているが、気体燃料20および液体燃料21の一方または両方が、リングマニホルドから、または圧縮機吐出ケース140を通って延びる半径方向に配向された燃料供給ラインから供給されてもよいことを理解されたい。
燃料噴射器300は、第2の燃料/空気混合物156を噴射軸312に沿って半径方向に燃焼ライナ112に噴射し、それにより二次燃焼領域160を形成する。一次および二次燃焼領域からの複合高温ガス26は、燃焼器缶24の後方端部118を通ってタービンセクションへと下流に移動し、そこで燃焼ガス26が膨張してタービン28を駆動する。
特に、異なる燃料を有する燃焼器24の操作性を向上させるために、燃料噴射器300は、気体燃料20と液体燃料21の両方と別々にまたは同時に機能することが望ましい。燃料噴射器300は、一度に単一の燃料(たとえば、気体燃料20または液体燃料21のみ)で動作してもよいし、同時燃焼して、気体燃料20と液体燃料21の両方を二次燃焼領域160に同時に導入してもよい。燃料噴射器300および/または燃料供給ライン202、204は、保護カバー206によって損傷から保護することができる。あるいは、保護カバー206は、燃料噴射器300のみを取り囲んでもよいし、燃料噴射器300への空気18の流れを調整するための複数のオリフィス(図示せず)を含んでもよい。
図3は、気体燃料20および液体燃料21を燃料噴射器300に供給するための例示的な構成を示している。気体燃料供給源22からの気体燃料20は、気体燃料供給ライン202に流体結合された上流の気体燃料導管またはマニホルド201を通って運ばれてもよい。気体燃料供給ライン202は、燃料噴射器300のそれぞれの気体燃料導管取付具332に接合される。
液体燃料供給源23からの液体燃料21は、液体燃料供給ライン204に流体結合された上流の液体燃料導管またはマニホルド203を通って運ばれてもよい。液体燃料供給ライン204は、燃料噴射器300のそれぞれの液体燃料導管取付具334に接合される。液体燃料21のマニホルド203は、コークス化の可能性を低減するために水によって冷却されてもよい。
設置を容易にし、AFSシステム200の高さを最小限に抑えるために、燃料供給ライン202、204は、円周方向に互いに間隔をおいて配置されるが、同じ目的のために他の構成を代わりに用いることもできる。たとえば、燃料供給ライン204は、燃料供給ライン202内に同心に配置されてもよい。
図4~図15は、AFSシステム200に用いられ得る、燃料噴射器300の様々な実施形態を示している。様々な特徴を有する燃料噴射器を区別するために、燃料噴射器は、番号300と共に、本明細書および添付の図面で文字(たとえば、a、b、c、など)でラベル付けされる。いずれの燃料噴射器300も、図1、図2、および図3に示す燃焼器24に使用できることを理解されたい。または類似の特徴は、可能な限り一般的な数値による記号で参照される。
図4~図7は、本開示の1つの態様による、上述のAFSシステム200で使用するための例示的な燃料噴射器300aを具体的に示している。図4は、燃料噴射器300aの斜視図である。図5は、図4の燃料噴射器300aの断面図である。図6は、図4の燃料噴射器300aの俯瞰平面図であり、図7は、図4の燃料噴射器300aの出口部分の断面正面図である。
例示的な実施形態では、燃料噴射器300aは、互いに結合される取り付けフランジ302と、フレーム304と、出口部材310とを含む。一実施形態では、取り付けフランジ302、フレーム304、および出口部材310は、単一ピース構造として製造される(すなわち、互いに一体的に形成される)。あるいは、他の実施形態では、フランジ302は、フレーム304および/または出口部材310と一体的に形成されなくてもよい(たとえば、フランジ302は、適切な締結具を使用してフレーム304および/または出口部材310に結合されてもよい)。さらに、フレーム304および出口部材310は、たとえば、永久的手段(溶接など)によって、または取り外し可能な手段(相互係止部材または特徴など)によってフランジ302に別々に接合される一体化された単一ピースユニットとして作製されてもよい。
フランジ302は、略平面状(すなわち、「略平面状」は、フランジ302が外側スリーブ114の形状に相補的な円周方向にわずかな湾曲を有することができることを意味する)である。フランジ302は、燃料噴射器300aを外側スリーブ114に結合するための締結具(図示せず)を受け入れるように各々サイズ決めされる複数の開口306を画定する。燃料噴射器300aは、フレーム304が外側スリーブ114に結合されることを可能にするフランジ302の代わりに、またはそれと組み合わせて任意の適切な構造を有することができ、これにより燃料噴射器300aが本明細書に記載のように機能する。
フレーム304は、燃料噴射器300aの入口部分308を画定し、本明細書でさらに説明されるように、少なくとも1つの燃料噴射本体340のキャリヤである。フレーム304は、第1の対の対向して配置された側壁326と、側壁326を接続する第2の対の対向して配置された端部壁328とを含む。側壁326は、端部壁328より長く、したがってフレーム304に軸方向に略長方形の輪郭を提供する。フレーム304は、半径方向に略台形状の輪郭を有する(すなわち、側壁326は、フランジ302に対して傾斜している)。
図5に示すように、フレーム304は、フランジ302に近接する第1の端部318(「近位端部」)と、フランジ302に対して遠位の第2の端部320(「遠位端部」)とを有する。側壁326の第1の端部318は、それぞれの長手方向平面において比較した場合に、側壁326の第2の端部より燃料噴射器300の長手方向軸(LINJ)からより遠くに間隔をおいて配置される。1つの例示的な実施形態では、入口部材308の遠位端部320は、フレーム304の近位端部318より広くすることができるので、フレーム304が遠位端部320と近位端部318との間で少なくとも部分的にテーパ状(または漏斗状)である。言い換えれば、上述の例示的な実施形態では、側面326は、遠位端部320から近位端部318に向かって厚みが収束する。
出口部材310は、フレーム304の反対側の側面のフランジ302から半径方向に延びる。出口部材310は、半径方向および軸方向に均一な、または実質的に均一な断面積を画定する。出口部材310は、フレーム304とライナ112の内部との間の流体連通を提供し、第2の燃料/空気混合物156を噴射軸312(図5に示す)に沿って二次燃焼領域160に供給する。出口部材310は、燃料噴射器300が設置されると、フランジ302に近接する第1の端部322と、フランジ302に対して遠位の(かつライナ112に近接する)第2の端部324とを有する。さらに、燃料噴射器300が設置されると、出口部材310は、フランジ302が外側スリーブ114(図2および図3に示す)の外側表面に位置するように、ライナ112と外側スリーブ114との間の環状部132内に位置する。
噴射軸312は、例示的な実施形態では略直線状であるが、噴射軸312は、他の実施形態では非直線状であってもよい。たとえば、出口部材310は、他の実施形態(図示せず)では円弧形状を有してもよい。噴射軸312は、燃焼缶24の長手方向軸170(LCOMB)に対する半径方向寸法「R」を表す。燃料噴射器300aは、噴射軸312に略垂直な長手方向寸法(軸LINJとして表す)と、長手方向軸LINJの周りに延びる円周方向寸法「C」とをさらに含む。
したがって、フレーム304は、フランジ302から第1の方向に半径方向に延び、出口部材310は、フランジ302から第1の方向とは反対の第2の方向に半径方向内側に延びる。フランジ302は、フレーム304の周りに円周方向に(すなわち、外接するように)延びる。フレーム304および出口部材310は、噴射軸312の周りに円周方向に延び、フランジ302を横切って互いに流れ連通する。
本明細書に示す実施形態は、フランジ302がフレーム304と出口部材310との間に位置するように示しているが、フランジ302は、他の場所に位置してもよいし、他の適切な配向で位置してもよいことを理解されたい。たとえば、フレーム304および出口部材310は、フランジ302から略反対方向に延びなくてもよい。
例示的な実施形態では、燃料噴射器300aは、燃料噴射本体340と流体連通する気体燃料導管取付具332をさらに含む。示すように、気体燃料導管取付具332は、フレーム304の端部壁328の1つと一体的に形成され、これにより気体燃料導管取付具332が噴射器300の長手方向軸(LINJ)に沿って略外側に延びる。気体燃料導管取付具332は、気体燃料供給ライン202に接続され、そこから気体燃料20を受け取る。気体燃料導管取付具332は、任意の適切なサイズおよび形状を有することができ、導管取付具332が本明細書に記載のように機能することを可能にするフレーム304の任意の適切な部分と一体的に形成することができ、またはそれと結合することができる(たとえば、導管取付具332は、いくつかの実施形態では側壁326と一体的に形成されてもよい)。
燃料噴射本体340は、気体燃料導管取付具332が突出する端部壁328と一体的に形成される第1の端部336と、燃料噴射器300aの反対側の端部の端部壁328と一体的に形成される第2の端部338とを有する。燃料噴射本体340は、端部壁328の間でフレーム304を横切って略直線状に延び、導管取付具332と流体連通する内側燃料チャンバ350(図5に示す)を画定する。他の実施形態では、燃料噴射本体340は、燃料噴射本体340が本明細書に記載のように機能することを可能にするフレーム304の任意の適切な部分からフレーム304を横切って延びてもよい(たとえば、燃料噴射本体340は、側壁326の間に延びてもよい)。あるいはまたはそれに加えて、燃料噴射本体340は、対向して配置された壁(326または328)の間に円弧形状を画定してもよい。
上述したように、燃料噴射本体340は、内側燃料チャンバ350を画定し、かつフレーム304の端部壁328の間に延びる中空構造を形成する複数の表面を有する。長手方向軸LINJに垂直な断面で見た場合に、図5に示すように、燃料噴射本体340(本実施形態では)は、一般に、湾曲した前縁342と、対向して配置された後縁344と、前縁342から後縁344に延びる一対の対向する燃料噴射表面346、348とを備える逆涙滴形状を有する。燃料チャンバ350は、(端部壁328を通って導管取付具332に流体連通していることを除いて)フランジ302内またはフレーム304内に延びていない。
燃料噴射本体340は、前縁342が側壁326の遠位端部320に近接するように配向される(すなわち、前縁342は、側壁326の近位端部318から離れて面する)。後縁344は、側壁326の近位端部318に近接して位置する(すなわち、後縁344は、側壁326の遠位端部320から離れて面する)。したがって、後縁344は、前縁342よりフランジ302のより近くにある。
各燃料噴射表面346、348は、側壁326のそれぞれの内部表面330に面し、したがって、後縁344の下流で、かつ出口部材310(図5)の上流またはその中で互いに交差する一対の流路352(図6に見られる)を画定する。流路352は、フレーム304の遠位端部320からフレーム304の近位端部318まで均一な寸法であるように示されているが、流路352が遠位端部320から近位端部318に向かって収束し、それにより流れを加速することができることを理解されたい。
各燃料噴射表面346、348は、内側チャンバ350と流路352との間の流体連通を提供する複数の燃料噴射ポート354を含む。燃料噴射ポート354は、たとえば、燃料噴射本体340が本明細書に記載のように機能することを可能にするのに適した任意の方法(たとえば、1つまたは複数の列)で、燃料噴射表面346、348(図2を参照)の長さに沿って間隔をおいて配置される。
さらに、図4および図5に示すように、フレーム304の側壁326は、フランジ302に対してある角度で配向され、したがって、フレーム304は、側壁326の遠位端部320から近位端部318に向かって収束する。いくつかの実施形態では、端部壁328は、さらにまたは代わりに、フランジ302に対してある角度で配向されてもよい。側壁326および端部壁328は、略直線状の断面輪郭を有する。他の実施形態では、側面セグメント326および端部セグメント328は、フレーム304が遠位端部320と近位端部318との間で少なくとも部分的に収束する(すなわち、テーパ状である)ことを可能にする任意の適切な断面輪郭を有してもよい(たとえば、少なくとも1つの側壁326は、端部320と端部318との間で円弧状に延びる断面輪郭を有してもよい)。あるいは、フレーム304は、端部320と端部318との間でテーパ状でなくてもよい(たとえば、他の実施形態では、側壁326および端部壁328は各々、噴射軸312に対して実質的に平行に配向された実質的に直線状の断面輪郭を有してもよい)。
図7は、図5の線7-7に沿った、燃料噴射器300の出口部材310の断面正面図である。出口部材310には、前縁411と、後縁415と、第1の出口側壁416と、第2の出口側壁418とが設けられる。出口側壁416、418は、前縁411または後縁415より長く、それにより略細長い形状を出口部材310に付与する。前縁411および後縁415は相対的に直線状であるように示されているが、これらの縁411および415の一方または両方は、代わりに円弧状または湾曲状でもよいことを理解されたい。さらに、前縁411および後縁415が略等しい長さであるように示されているが、前縁411および後縁415の一方は、対向する縁(それぞれ415または411)より長くてもよく、それにより出口部材310を長手方向(LINJに沿って)にテーパ状にさせることを理解されたい。
出口部材310は、内側表面410と、外側表面412と、底部表面414(図5に示す)とを含む。内側表面410、外側表面412、および底部表面414は、液体燃料導管取付具334と流体連通する液体燃料混合物プレナム360を少なくとも部分的に画定する。液体燃料混合物プレナム360は、液体燃料供給ライン204から受け取られる液体燃料と水の混合物を収容する。液体燃料混合物プレナム360は、(気体)燃料噴射本体340の後縁344の下流にある液体燃料混合物噴射ポート362に水と液体燃料21の混合物を供給する。液体燃料混合物プレナム360および対応する液体燃料混合物噴射ポート362は、出口部材310の前縁411に沿って位置し、前縁411は、ライナ112を通る燃焼生成物26の流れに対する出口部材310の上流(または先頭)部分として画定される。
図8は、液体燃料と水の混合物を出口部材310に噴射するための代替の構成を示している。この構成では、燃料噴射器300bには、液体燃料混合物噴射ポート362の下流に配置される第2の液体燃料混合物噴射ポート364および第3の液体燃料混合物噴射ポート366が設けられる。一実施形態では、示すように、(第1の)液体燃料混合物噴射ポート362は、第2の液体燃料混合物噴射ポート364より大きい直径を有し、第2の液体燃料混合物噴射ポート364は、第3の液体燃料混合物噴射ポート366より大きい直径を有する。異なる直径および減少する直径の液体燃料混合物噴射ポート362、364、366を使用することにより、異なる長さのスプレーアークが発生して異なる流量を出口部材310に供給し、これにより、流路352を通って流れる空気18との液体燃料/水混合物の混合を促進することができる。
図9および図10は、液体燃料21および水が別々に出口部材310に噴射される、本開示の追加の構成を示している。図9は、単一の燃料噴射本体340を有する燃料噴射器300cを示し、図10は、一対の燃料噴射本体340a、340bを有する燃料噴射器300dを示している。
これらの実施形態では、液体燃料供給ライン204は、液体燃料供給ライン216が水供給ライン218に取り囲まれるチューブ内チューブアセンブリ210に置き換えられる。同様に、液体燃料導管取付具334は、液体燃料導管376が水導管378内に配置される導管内導管取付具374に置き換えられる。液体燃料導管376は、液体燃料プレナム380と流体連通して配置され、液体燃料噴射ポート382に流体を供給する。水導管378は、水プレナム370と流体連通して配置され、流体噴射ポート372に流体を供給する。
代替の実施形態では、水供給ライン218および水導管378は、圧縮された空気18の源と流体連通する空気供給ラインおよび空気導管(別々に示されていないが、構造的に同一である)に置き換えることができる。
同心チューブ210および取付具374を使用することにより、液体燃料漏れによる損傷のリスクが最小限に抑えられる。液体燃料漏れの恐れがある場合には、漏れた液体燃料は、最も外側のチューブ218または取付具378内に収容され、その後、燃料噴射器300c、300dに運ばれる。必要に応じて、液体燃料供給ライン216および/または水供給ライン218の圧力を監視するセンサを使用して、噴射器300c、300dの性能に影響を与える可能性がある液体燃料供給ライン216および/または水供給ライン218の漏れをそれぞれ検出することができる。
一実施形態では、図示のように、液体燃料噴射ポート382と流体噴射ポート372の両方は、燃料噴射本体340の後縁344の下流に位置する。場合によっては、出口部材310内の液体燃料21と空気18の混合時間を最大にするために燃料噴射ポート382と後縁344との間の距離を最小限に抑え、かつ横断空気流に液体燃料21の液滴をより広く浸透させることが望ましい場合がある。
例示された一実施形態では、流体噴射ポート372は、液体燃料噴射ポート382の上流にあるように示されており、燃料噴射ポート362でのコークス化を最小限に抑えることに役立ち得る。しかし、他の例では、流体噴射ポート372は、液体燃料噴射ポート382の下流に配置されてもよい。
図9および図10の例示的な実施形態では、水噴射ポート372および液体燃料噴射ポート382は、同じサイズの直径を有するものとして示されている。しかし、他の例では、流体噴射ポート372は、液体燃料噴射ポート382より小さくても大きくてもよい。
図9および図10の例示的な実施形態では、単一の流体噴射ポート372が、単一の液体燃料噴射ポート382の上流に位置する。しかし、他の例では、2つ以上の流体噴射ポート372を、1つまたは複数の燃料噴射ポート382の上流で用いることができる。さらに他の例では、流体噴射ポート372は、2つ以上の液体燃料噴射ポート382の上流で用いられてもよい。複数の噴射ポートが使用される場合、ポート372および/または382は、半径方向または円周方向(たとえば、出口部材310の前縁411の周りに、または出口部材310の周囲に)配置されてもよいことが企図されている。
図10に示すように、燃料噴射器300dの入口部分308は、適切な数の流路352を画定する任意の適切な配向のフレーム304を横切って延びる2つ以上の燃料噴射本体340(すなわち、燃料噴射本体340a、340b)を含むことができる。たとえば、図10に示す実施形態では、燃料噴射器300dは、フレーム304内に3つの間隔をおいて配置された流路352を画定する一対の隣接する燃料噴射本体340a、340bを含む。一実施形態では、燃料噴射本体340a、340bが噴射軸312に対して同じ角度で配向される結果として、流路352が等間隔に配置される。各燃料噴射本体340a、340bは、上述したように、複数の燃料噴射ポート354を少なくとも1つの燃料噴射表面346または348に含むことで、燃料噴射ポート354が各燃料噴射本体340a、340b内に画定されたそれぞれの燃料チャンバ350と流体連通する。同様に、燃料チャンバ350は、導管取付具332と流体連通し、気体燃料20を気体燃料供給ライン202から受け取る。
図11および図12は、燃料噴射器300eを示しており、フレーム304および/または取り付けフランジ302の端部壁328は、水プレナム370および水と液体燃料が噴射前に混合される混合プレナム390を内部に画定する。水は、1つまたは複数の流体噴射ポート372を介して水プレナム370から噴射される。液体燃料と水の混合物は、混合プレナム390から1つまたは複数の液体燃料混合物噴射ポート392を介して噴射される。
燃料噴射器300eの端部壁328内で、流れ制限器394は、混合プレナム390の液体燃料が水プレナム370に流れるのを制限し、流体噴射ポート372を通って噴射されるのを制限する。水導管378からの水は、水プレナム370と混合プレナム390の両方に流れる。液体燃料は、液体燃料導管376から混合プレナム390に流れ、ここで水と混合する。混合プレナム390内に位置した混合装置396は、混合装置396と液体燃料混合物噴射ポート392との間に位置した湾曲部または肘部398と同様に、液体燃料と水の混合を促進する。
例示的な実施形態では、流体噴射ポート372は、液体燃料混合物噴射ポート392の上流にある。水を液体燃料の上流に導入することによって、およびいくつかの実施形態では、液体燃料混合物の導入前に、燃料噴射器300eの入口部分308を通って流れる空気の温度および燃料噴射器300eの表面の温度は低下し、それにより液体燃料混合物の自動発火のリスクが軽減される。さらに、水は、壁326、328および出口部材310の内側表面に沿ってフィルムを生成することができ、したがって、液体燃料が内側表面に沿ってコークス化する傾向を低減する。
図13は、燃料噴射器300のさらに別の変形である燃料噴射器300fを示している。燃料噴射器300fにおいて、液体燃料混合物プレナム1360は、出口部材310内に配置され、出口部材310の一部またはすべてに外接する。たとえば、液体燃料プレナム360は、前縁411、出口側壁416、418、および後縁415に沿って延びることができる。液体燃料混合物プレナム360は、液体燃料導管取付具334と流体連通する。
液体燃料と水の混合物は、出口部材310の内側表面410に沿って円周方向に分布した複数の液体燃料混合物噴射ポート1362を介して、液体燃料混合物プレナム1360から噴射される。燃料噴射器300の入口部分308は、示すように、単一の燃料噴射本体340、または図10に示すように、2つ以上の燃料噴射本体(たとえば、340a、340b)を含むことができる。
図14は、線14-14に沿った、図13の燃料噴射器300fの出口部材310の断面正面図である。液体燃料混合物噴射ポート1362は、液体燃料混合物プレナム1360と流体連通する出口部材310の周りに配置される。液体燃料混合物噴射ポート1362は、示すように、出口部材310の前縁411に向かってより集中している。より少ない数のおよび/またはより小さい液体燃料混合物噴射ポート1362が、出口部材310の側面および後縁415に沿って配置されてもよい。あるいは、液体燃料混合物噴射ポート1362は、出口部材310の円周の周りに均一に分布してもよい。
図15は、燃料噴射器300gの断面図である。この構成では、液体燃料プレナム1380および水プレナム1370は、出口部材310の側壁416および/または側壁418に沿って配置される。液体燃料プレナム1380は、出口部材310の円周部分に沿って1つまたは複数の液体燃料噴射ポート1382に液体を供給することができる。同様に、水プレナム1370は、出口部材310の同じ円周部分に沿って1つまたは複数の流体噴射ポート1372に液体を供給することができる。噴射ポート1372および/または1382は、出口部材310の内側表面410に垂直に(すなわち、「直角」に)流れを向けることができ、または示すように、出口部材310の内側表面410に対して非直角(「傾斜して」または「斜め」)に流れを向けることができる。ポート1372および/または1382は、燃料噴射器300gの入口部分308を通る空気の流れに対して、上流方向または下流方向に傾斜してもよい。ポート1372は、ポート1382の配向とは異なる第1の角度(直角を含む)に配向させることができる。あるいは、出口部材310の異なる部分のポート1372および/または1382は、他のポート1372および/または1382とは異なる角度でそれぞれ配向されてもよい。
図15は、出口部材310の両方の側壁416、418に沿って位置した水プレナム1370および液体燃料プレナム1380を示しているが、水プレナム1370および液体燃料プレナム1380は、単一の側壁416または418に沿って位置してもよいことを理解されたい。さらに、水プレナム1370および液体燃料プレナム1380は、前縁壁411および後縁壁415の1つまたは複数に沿って、またはその中に配置されてもよいことをさらに理解されたい。言い換えると、水プレナム1370および液体燃料プレナム1380は、出口部材310の円周内に配置されてもよく、対応する噴射ポート1372、1382は、上述したように、均一にまたは不均一に(たとえば、前縁壁411に向かって付勢されて)間隔をおいて配置される。
図16は、噴射前に液体燃料/水混合物が液体燃料混合物導管取付具334によってスワーラアセンブリ500を通って運ばれる燃料噴射器300hを示している。スワーラアセンブリ500は、出口部材310の前縁411の外側表面412に取り付けられる。スワーラアセンブリ500(図17に示す)は、スワーラハウジング504によって外接される中央ハブ502を含む。複数の翼形状のスワールベーン506が、中央ハブ502とスワーラハウジング504との間に延びる。スワールベーン506は、液体燃料/水混合物が液体燃料混合物噴射ポート2362を通って運ばれるとき、旋回運動量を混合物に付与する。スワーラハウジング504の半径方向外側には、スワーラアセンブリ500を出口部材310に取り付けるために使用される一対の取り付けフランジ508が存在する。
ここで、燃料噴射器300a~300hを参照すると、燃焼缶24のある特定の動作中、圧縮されたガス18がフレーム340へと流路352を通って流れる。燃料噴射器300(300a~300hのいずれか)が液体燃料で動作しているとき、液体燃料21は、液体燃料供給ライン204によって供給される液体燃料導管取付具334を介して、液体/水混合物の一部として、または液体燃料供給ライン216によって供給される液体燃料導管376と、水供給ライン218によって供給される水導管378とを有する導管内導管アセンブリ374を介して、水からの別個の供給として、燃料噴射器300に供給される。液体燃料および水は、1つまたは複数の噴射ポート(たとえば、354、362、364、366、372、1362、1372、1382、2362)を通って燃料噴射器300の出口部材310に噴射される。液体燃料は、フレーム304を通って流れる圧縮された空気18によって霧化され、出口部材310を通って燃焼器ライナ112内の二次燃焼領域160に運ばれる(図2に示すように)。
同時燃焼動作では、気体燃料20が気体燃料供給ライン202を通り、導管取付具332を通って1つまたは複数の燃料噴射本体340の内側燃料チャンバ350に運ばれる。気体燃料20は、燃料チャンバ350から各燃料噴射本体340の燃料噴射表面346および/または348の燃料噴射ポート354を通って噴射軸312に対して実質的に半径方向に流路352を通過し、そこで気体燃料20が圧縮された空気18と混合する。気体燃料20および圧縮された空気18は、燃料/空気混合物を形成し、液体燃料混合物と共に出口部材310を通って二次燃焼領域160に噴射される(図2に示すように)。
本明細書に記載の方法およびシステムは、燃焼器の下流の燃料段への液体燃料を導入を容易にする。より具体的には、方法およびシステムは、圧縮されたガス全体にわたる液体燃料の分配を改善するような方法で、燃料噴射器を通って液体燃料および水を供給することを容易にする。したがって、方法およびシステムは、たとえば、タービンアセンブリの燃焼器などの燃焼器の全体的な動作効率を向上させることを容易にする。これは、出力を増加させ、たとえば、タービンアセンブリの燃焼器などの燃焼器の動作に関連するコストを低減する。さらに、本燃料噴射器は、燃料噴射器が液体燃料と天然ガスの両方を順次または同時に燃焼させるように構成されている点で、より大きな操作上の柔軟性を提供する。
燃料噴射器の例示的な実施形態およびその製造方法について、上で詳細に説明している。本明細書に記載の方法およびシステムは、本明細書に記載の特定の実施形態に限定されるものではなく、むしろ、方法およびシステムの構成要素は、本明細書に記載の他の構成要素から独立してかつ別々に利用することが可能である。たとえば、本明細書に記載の方法およびシステムは、本明細書に記載のタービンアセンブリにおける実施に限定されない他の用途を有することができる。むしろ、本明細書に記載の方法およびシステムは、様々な他の産業に関連して実施および利用することが可能である。
本発明を様々な特定の実施形態に関して説明してきたが、当業者は、本発明が特許請求の範囲の精神および範囲内の修正を加えて実施できることを認識するであろう。
10 ヘビーデューティガスタービン
12 入口セクション
14 作動流体
16 圧縮機
18 圧縮された作動流体、圧縮された空気、圧縮されたガス、空気流
20 気体燃料
21 液体燃料
22 気体燃料供給システム、気体燃料供給源
23 液体燃料供給システム、液体燃料供給源
24 燃焼器、燃焼缶、燃焼器缶
26 燃焼ガス、燃焼生成物、複合高温ガス、複合燃焼ガス生成物流
28 タービン
30 シャフト
32 発電機
34 排気ガス
112 燃焼器ライナ、燃焼ライナ
114 外側スリーブ
118 後方端部燃料噴射ポート
120 ヘッド端部部分
122 燃料ノズル
124 燃料入口
126 エンドカバー
128 燃焼器キャップ
130 前方ケーシング
132 環状部
140 圧縮機吐出ケース
142 加圧空気プレナム
150 一次燃焼領域
156 第2の燃料/空気混合物
160 二次燃焼領域
170 長手方向軸
200 軸方向燃料ステージング(AFS)システム
201 マニホルド
202 気体燃料供給ライン
203 マニホルド
204 液体燃料供給ライン
206 保護カバー
210 チューブ内チューブアセンブリ
216 液体燃料供給ライン
218 水供給ライン、チューブ
254 燃料入口
300 AFS噴射器、燃料噴射器
300a 燃料噴射器
300b 燃料噴射器
300c 燃料噴射器
300d 燃料噴射器
300e 燃料噴射器
300f 燃料噴射器
300g 燃料噴射器
300h 燃料噴射器
302 取り付けフランジ
304 フレーム
306 開口
308 入口部分、入口部材
310 出口部材
312 噴射軸
318 近位端部、第1の端部
320 遠位端部、第2の端部
322 第1の端部
324 第2の端部
326 側壁、側面、側面セグメント
328 端部壁、端部セグメント
330 内部表面
332 気体燃料導管取付具
334 液体燃料混合物導管取付具
336 第1の端部
338 第2の端部
340 燃料噴射本体、フレーム
340a 燃料噴射器、燃料噴射本体
340b 燃料噴射器、燃料噴射本体
342 前縁
344 後縁
346 燃料噴射表面
348 燃料噴射表面
350 内側燃料チャンバ
352 流路
354 燃料噴射ポート
360 液体燃料混合物プレナム
362 第1の液体燃料混合物噴射ポート
364 第2の液体燃料混合物噴射ポート
366 第3の液体燃料混合物噴射ポート
370 水プレナム
372 流体噴射ポート、水噴射ポート
374 導管内導管取付具、導管内導管アセンブリ
376 液体燃料導管
378 水導管、取付具
380 液体燃料プレナム
382 液体燃料噴射ポート
390 混合プレナム
392 液体燃料混合物噴射ポート
394 流れ制限器
396 混合装置
398 湾曲部または肘部
410 内側表面
411 前縁、前縁壁
412 外側表面
414 底部表面
415 後縁、後縁壁
416 第1の出口側壁
418 第2の出口側壁
500 スワーラアセンブリ
502 中央ハブ
504 スワーラハウジング
506 スワールベーン
508 取り付けフランジ
1360 液体燃料混合物プレナム
1362 液体燃料混合物噴射ポート
1370 水プレナム
1372 流体噴射ポート
1380 液体燃料プレナム
1382 液体燃料噴射ポート
2362 液体燃料混合物噴射ポート

Claims (15)

  1. ガスタービン燃焼器(24)用の燃料噴射器(300)であって、当該燃料噴射器(300)が、
    入口部分(308)を画定するフレーム(304)、及び前記フレーム(304)の下流に延在しかつ出口部分を画定する出口部材(310)を備える本体であって、該本体が、前記入口部分(308)から前記出口部分を通る空気流路(352)を画定し、前記出口部材(310)がその内混合チャンバを画定し、前記フレーム(304)が、前記ガスタービン燃焼器(24)を通る燃焼生成物(26)の流れに対して、前端部壁(328)及び前記前端部壁(328)の反対側の後端部壁(328)を画定し、前記フレーム(304)がさらに、前記前端部壁(328)と前記後端部壁(328)との間に一対の側壁(326)を画定している、本体と
    前記前端部壁(328)から前記後端部壁(328)まで前記フレーム(304)を横断して延在する燃料噴射ベーン(340)であって、前記空気流路(352)が、前記燃料噴射ベーン(340)と前記フレーム(304)の前記一対の側壁(326)との間に延在する、燃料噴射ベーン(340)と、
    前記燃料噴射ベーン(340)の内部に画定される燃料チャンバ(350)であって、前記燃料噴射ベーン(340)に画定される燃料噴射開口(354)を介して前記空気流路(352)と流れ連通する燃料チャンバ(350)と、
    前記燃料チャンバ(350)を介して、気体燃料源と前記燃料噴射開口(354)との間を流れ連通する気体燃料供給導管(332)と、
    前記出口部材(310)内に画定され燃料プレナム(360,380,390,1360,1380)と、
    前記出口部材(310)を通って前記燃料プレナム(360,380,390,1360,1380)と流れ連通するように画定され燃料噴射ポート(362,382,392,1362,1382)と、
    前記本体に固定された液体燃料供給導管(334,374)であって、前記燃料プレナム(360,380,390,1360,1380)を介して、液体燃料源と前記燃料噴射ポート(362,382,392,1362,1382)との間流れ連通する液体燃料供給導管と
    を備える、燃料噴射器(300)。
  2. 前記液体燃料供給導管(334,374)が、第1のチューブ(376)及び前記第1のチューブ(376)を取り囲む第2のチューブ(378)を含む同軸チューブを備え、前記第1のチューブ(376)が前記液体燃料源と流れ連通し、前記第2のチューブ(378)が水源と流れ連通する、請求項1に記載の燃料噴射器(300)。
  3. 前記第1のチューブ(376)及び前記第2のチューブ(378)が、前記燃料プレナム(380,390,1380)と流れ連通し、これにより液体燃料と水の混合物が、前記燃料噴射ポート(382,392,1382)を通って前記混合チャンバに運ばれる、請求項2に記載の燃料噴射器(300)。
  4. 当該燃料噴射器(300)が、前記燃料プレナム(3801380)に近接し前記出口部材(310)に画定され第2のプレナム(370,1370)と、前記燃料噴射ポート(382,1382)に対して軸方向に離間し前記出口部材(310)を通って画定され流体噴射ポート(3721372)とをさらに備えており、前記流体噴射ポート(3721372)前記第2のプレナム(370,1370)と流れ連通し、前記第2のチューブ(378)が前記第2のプレナム(370,1370)と流れ連通し、前記流体噴射ポート(372,1372)が、前記本体を通る前記空気流路(352)に対して、前記燃料噴射ポート(382,1382)の上流に位置する、請求項2に記載の燃料噴射器(300)。
  5. 前記出口部材(310)が、前記ガスタービン燃焼器(24)を通る前記燃焼生成物(26)の流れに対して前縁(411)を画定し、前記燃料プレナム(360前記前縁(411)内に配置され、前記燃料噴射ポート(362前記前縁(411)に近接して位置する、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の燃料噴射器(300)。
  6. 前記燃料噴射ポート(362,382,392,1362,1382)複数の燃料噴射ポートを備えており、前記複数の燃料噴射ポートの各ポート前記燃料プレナム(360,380,390,1360,1380)と流れ連通する、請求項1に記載の燃料噴射器(300)。
  7. 前記複数の燃料噴射ポートが、前記本体を通る前記空気流路(352)に対して、軸方向に離間した形態で配置され、前記複数の燃料噴射ポートが、第1の直径を有する第1のポート(362)と、前記第1の直径より小さい第2の直径を有する第1のポート(364)と、前記第2の直径より小さい第3の直径を有する第1のポート(366)とを備えており、前記第1のポート(362)が前記第1のポート(364)の軸方向上流にあり、前記第1のポート(364)が前記第1のポート(366)の軸方向上流にある、請求項に記載の燃料噴射器(300)。
  8. 前記燃料プレナム(1360)が、前記出口部材(310)の周囲の少なくとも一部を通って円周方向に延在し、前記複数の燃料噴射ポート(1362)が、前記出口部材(310)の前記周囲の少なくとも一部の周りに円周方向に配置され、前記複数の燃料噴射ポート(1362)の各々が、前記燃料プレナム(1360)と流れ連通する、請求項に記載の燃料噴射器(300)。
  9. 前記出口部材(310)が、前記ガスタービン燃焼器(24)を通る前記燃焼生成物(26)の流れに対して前縁(411)を画定し、前記燃料プレナム(1360)が、前記出口部材(310)の全周にわたって円周方向に延在し、前記複数の燃料噴射ポート(1362)が、前記出口部材(310)の全周にわたって円周方向に配置される、請求項に記載の燃料噴射器(300)。
  10. 前記出口部材(310)が、前記ガスタービン燃焼器(24)を通る前記燃焼生成物(26)の流れに対して、前縁(411)及び前記前縁(411)の反対側の後縁(415)を画定し、前記出口部材(310)がさらに、前記前縁(411)と前記後縁(415)との間に一対の側壁(416418)を画定し、前記複数の燃料噴射ポート(1362)が、前記一対の側壁(416418)及び前記後縁(415)に沿ってよりも前記前縁(411)の周りでより集中して分布する、請求項に記載の燃料噴射器(300)。
  11. 前記燃料噴射ポート(362,382,392,1362,1382)が、前記出口部材(310)の内側表面(410)に対して傾斜している、請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の燃料噴射器(300)。
  12. 記燃料噴射ベーン(340)が、前記前端部壁(328)から前記後端部壁(328)まで前記フレーム(304)を横断して互いに平行に延在する一対の燃料噴射ベーン(340a、340b)含んでおり、前記一対の燃料噴射ベーン(340a、340b)の各々その内部前記気体燃料供給導管(332)と流れ連通するそれぞれの燃料チャンバ(350)を画定し、さらにそれぞれの燃料チャンバ(350)及び前記空気流路(352)と流れ連通するそれぞれの燃料噴射開口(354)を画定する、請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の燃料噴射器(300)。
  13. ガスタービン燃焼器(24)用の燃料噴射器(300)であって、当該燃料噴射器(300)が、
    入口部分(308)を画定するフレーム(304)、及び前記フレーム(304)の下流に延在しかつ出口部分を画定する出口部材(310)を備える本体であって、該本体が、前記入口部分(308)から前記出口部分を通る空気流路(352)を画定し、前記出口部材(310)がその内部混合チャンバを画定し、前記フレーム(304)が、前記ガスタービン燃焼器(24)を通る燃焼生成物(26)の流れに対して、前端部壁(328)及び前記前端部壁(328)の反対側の後端部壁(328)を画定し、前記フレーム(304)がさらに、前記前端部壁(328)と前記後端部壁(328)との間に一対の側壁(326)を画定している、本体と
    前記前端部壁(328)から前記後端部壁(328)まで前記フレーム(304)を横断して延在する燃料噴射ベーン(340)であって、前記空気流路(352)が、前記燃料噴射ベーン(340)と前記フレーム(304)の前記一対の側壁(326)との間に延在する、燃料噴射ベーン(340)と、
    前記燃料噴射ベーン(340)の内部に画定される燃料チャンバ(350)であって、前記燃料噴射ベーン(340)に画定される燃料噴射開口(354)を介して前記空気流路(352)と流れ連通する燃料チャンバ(350)と、
    前記燃料チャンバ(350)を介して、気体燃料源と前記燃料噴射開口(354)との間を流れ連通する気体燃料供給導管(332)と、
    前記出口部材(310)を通って前記混合チャンバと流れ連通するように画定され燃料噴射ポート(2362)と、
    前記燃料噴射ポート(2362)と流れ連通して前記出口部材(310)の外側表面(412)に取り付けられたスワール誘導装置(500)と、
    前記スワール誘導装置(500)に固定された燃料供給導管(334)であって該燃料供給導管(334)が、前記燃料噴射ポート(2362)と液体燃料と水の混合物の供給源との間流れ連通することで、前記液体燃料と水の混合物が前記スワール誘導装置(500)を介して前記燃料噴射ポート(2362)を通り前記混合チャンバに供給される燃料供給導管(334)
    を備える、燃料噴射器(300)。
  14. 前記スワール誘導装置(500)が、中央ハブ(502)に接合された複数のスワールベーン(506)を備えていて、隣接するスワールベーン(506)の間に流路が画定される、請求項13に記載の燃料噴射器(300)。
  15. 前記出口部材(310)が、前縁(411)、前記前縁(411)の反対側の後縁(415)、及び前記前縁(411)と前記後縁(415)との間に延在する一対の側壁(326)を画定し、前記燃料噴射ポート(2362)が、前記前縁(411)に沿って位置し、前記スワール誘導装置(500)が、前記前縁(411)に近接して取り付けられる、請求項13又は請求項14に記載の燃料噴射器(300)。
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