JP5752263B2 - 表示素子の輝度計測方法および輝度調整装置 - Google Patents

表示素子の輝度計測方法および輝度調整装置 Download PDF

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Description

この発明は、表示装置の画面を構成する表示素子の輝度を計測する輝度計測方法および輝度調整装置に関する。
LED(発光ダイオード)等の表示素子を複数並べて構成される大画面表示装置において高品質な画像を表示させるためには、各表示素子の輝度が均一である必要がある。しかし、表示素子の特性の差異により、各表示素子の輝度にばらつきが生じる。そこで、表示素子の駆動信号を調節して輝度を均一にさせる。この調節度合いを決定するためには、表示素子毎の輝度を検出する計測技術が必要となる。従来、表示装置の輝度計測方法として、ディスプレイ画面を撮像し、撮像画像上で各画素の輝度を計測する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−71557号公報
上記特許文献1では、隣接する画素の輝度の影響を排除して正確に計測するために、互いに隣接しない画素を選択的に撮像可能なように各色の画素を色毎に時間的に分割して点灯させて、色毎に撮像を行って輝度を計測していた。しかしながら、上記特許文献1の輝度計測方法を大画面表示装置に適用した場合には、大画面ゆえ短時間に計測することが困難であり、時間の経過による外光等の外部環境の変化が生じ、輝度値を取得するタイミングによって計測結果にばらつきが生じるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、撮像画像間の輝度計測値のばらつきを抑制して、精度を向上させることを目的とする。
この発明の表示素子の輝度計測方法は、表示装置の画面を構成する表示素子の輝度を計測する表示素子の輝度計測方法であって、表示装置の画面の任意領域の表示素子を基準光源として、当該基準光源が発光した状態で前記任意領域以外の表示素子を隣接する表示素子同士が同時に発光しないよう時間的に分割した点灯パターンで点灯させ、表示素子の輝度調整を行うことなく前記基準光源とする領域を変更して撮像された複数組の当該点灯パターン数分の撮像画像データを入力に用いて、当該各撮像画像上の前記表示素子および前記基準光源の位置を特定する表示素子位置算出ステップと、前記表示素子位置算出ステップで特定した前記撮像画像上の位置の画素値から前記表示素子および前記基準光源の輝度を算出する表示素子輝度算出ステップと、前記撮像画像毎に、前記表示素子輝度算出ステップで算出した前記基準光源の輝度に対する前記表示素子の相対輝度を算出する相対輝度算出ステップと、前記相対輝度算出ステップで前記複数組の撮像画像データそれぞれから算出された前記表示素子の相対輝度を合成して、前記基準光源とする領域の表示素子の相対輝度を補間する相対輝度合成ステップとを備えたことを特徴とする。
この発明の表示素子の輝度調整装置は、表示装置の画面を構成する表示素子の輝度を計測する表示素子の輝度調整装置であって、表示装置の画面の任意領域の表示素子を基準光源として、当該基準光源が発光した状態で前記任意領域以外の表示素子を隣接する表示素子同士が同時に発光しないよう時間的に分割した点灯パターンで点灯させ、表示素子の輝度調整を行うことなく前記基準光源とする領域を変更して撮像された複数組の当該点灯パターン数分の撮像画像データを入力に用いて、当該各撮像画像上の前記表示素子および前記基準光源の位置を特定する表示素子位置算出部と、前記表示素子位置算出部で特定した前記撮像画像上の位置の画素値から前記表示素子および前記基準光源の輝度を算出する表示素子輝度算出部と、前記撮像画像毎に、前記表示素子輝度算出部で算出した前記基準光源の輝度に対する前記表示素子の相対輝度を算出する相対輝度算出部と、前記相対輝度算出部で前記複数組の撮像画像データそれぞれから算出された前記表示素子の相対輝度を合成して、前記基準光源とする領域の表示素子の相対輝度を補間する相対輝度合成部と、前記相対輝度合成部で複数組分を1組分に合成した相対輝度に基づいて、前記各表示素子の輝度が均一になるように発光量を調節する係数を求める出力係数算出部と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、表示素子を時間的に分割した点灯パターンで撮像された撮像画像毎に、基準光源の輝度に対する表示素子の相対輝度を算出することにより、撮像画像間の輝度計測値のばらつきを抑制して、計測精度を向上させることができる。また、相対輝度の算出結果に基づいて表示素子の発光量を調節することにより、調整精度を向上させることができる。また、表示装置とは別の基準光源を用いることなく精度よく輝度計測を行い、輝度調整を1回の処理で行うことができる。
この発明の実施の形態1に係る輝度調整装置を適用した輝度調整システムの全体構成図である。 実施の形態1に係る輝度調整装置の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る輝度調整装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1の表示装置の点灯パターンを説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る輝度調整装置の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態2の表示装置の点灯パターンを説明する図である。 実施の形態2に係る輝度調整装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る輝度調整装置の輝度相対値合成方法を説明する図である。 この発明の実施の形態3に係る輝度調整装置の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係る輝度調整装置の動作を示すフローチャートである。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る輝度調整装置5を適用した輝度調整システムの全体構成図である。表示装置1は、複数の表示素子を並べて配置した表示画面2を有する大画面表示装置であり、この表示画面2を構成する表示素子とは別に基準光源3を有する。なお、表示画面2を構成する表示素子および基準光源3としてはLED等を用いる。
撮像装置4は、表示装置1の表示画面2と基準光源3とに対して任意の角度で設置される。撮像装置4の撮像した画像データは輝度調整装置5へ入力する。
輝度調整装置5は、例えばコンピュータで構成され、撮像装置4から入力される撮像画像を用いて、表示装置1の表示素子の輝度を計測する。
図2は、この輝度調整装置5の内部構成を示すブロック図である。輝度調整装置5は、撮像装置4で撮像した画像データを取得する撮像画像取得部101と、この撮像画像から表示装置1の各表示素子6の位置を特定する表示素子位置算出部102と、撮像画像上で特定された位置に基づき表示素子6の輝度と基準光源3の輝度とを算出する表示素子輝度算出部103と、基準光源3の輝度値に対する表示素子6の相対的な輝度値を算出する相対輝度算出部104と、相対輝度に基づいて表示素子6の出力を調整するための係数を算出する表示素子出力係数算出部105とを備える。
表示素子出力係数算出部105で算出した係数は表示装置1に入力される。表示装置1では、出力制御部7がその係数に基づいて出力信号の値を補正し、表示画面2を構成する各表示素子6へ補正した出力信号を入力して、各表示素子6の発光量を均一化して輝度のばらつきを抑える。
次に、輝度調整システムの動作を説明する。
図3は、輝度調整装置5の動作を示すフローチャートである。予め撮像装置4を表示装置1および基準光源3に対して任意の角度に設置した上で、表示装置1の各表示素子6を間引いて点灯させ(ステップST1)、撮像装置4に撮像させる(ステップST2)。表示素子6の間引き点灯中、基準光源3は常に点灯しておく。
なお、表示装置1、基準光源3および撮像装置4の動作制御はどのように行ってもよい。
図4は、表示装置1の点灯パターンを説明する図である。表示画面2を構成する全ての表示素子6のうちから、3×3で配置された計9個の表示素子6を1組とし、各組の表示素子6を第1〜第9の点灯パターンで点灯し、点灯パターン毎に撮像する。従って、各組の全ての表示素子6を撮像するためには、9回撮像を繰り返すことになる。
なお、点灯パターンは図4の例に限定されるものではなく、隣り合った表示素子6の輝度の影響を排除できるよう、隣り合った表示素子6が同時に点灯しない時間的に分割したパターンであればよい。
第1〜第9の点灯パターンの撮像が終了すると(ステップST3“YES”)、輝度調整装置5の撮像画像取得部101が撮像装置4から各点灯パターンの撮像画像データを取得する。もちろん点灯パターンの撮像毎に撮像画像データを取得してもよい。
次に表示素子位置算出部102が、各点灯パターンの撮像画像上の光源位置を検出する(ステップST4)。光源位置については、撮像画像の画素値に基づいて輝度がピークになっている画素の位置を検出するか、撮像画像の画素値に対して閾値を用いた2値化を行って閾値を超えた画素の位置を検出する。このとき、撮像画像上の基準光源3と各表示素子6との光源位置の区別は、ユーザが表示素子位置算出部102に対し、基準光源3と表示素子6の光源位置の存在予定領域を予め指定しておけばよい。または、表示素子位置算出部102が、すべての撮像画像において検出される光源位置を基準光源3の光源位置と認識してもよい。
次に表示素子輝度算出部103が、表示素子位置算出部102で検出した撮像画像上の光源位置と、表示画面2上の座標との対応関係を求める(ステップST5)。そして、求めた撮像画像上の光源位置と表示画面2上の座標との対応関係に基づいて、表示素子6毎の撮像画像上の画素位置を推定し、その画素の輝度値を算出する(ステップST6)。同様にして、基準光源3の撮像画像上の画素位置を推定し、その画素の輝度値を算出する。
次に相対輝度算出部104が、表示素子輝度算出部103で算出した撮像画像上の表示素子6の輝度値を、同じく表示素子輝度算出部103で算出した撮像画像上の基準光源3の輝度値に対する相対値に変換する(ステップST7)。相対輝度算出部104は下式(1)を用いて相対輝度値relative_x_yを求める。
relative_x_y
=brightness_x_y/brightness_base (1)
ここで、brightness_x_yは撮像画像上座標(x,y)の画素から算出した表示素子6の輝度値、brightness_baseは撮像画像上の画素から算出した基準光源3の輝度値である。なお、brightness_baseとしては、座標(x,y)の表示素子6を点灯させて撮像した点灯パターンの撮像画像から算出した基準光源3の輝度値を使用する。具体的には、図4のように9枚の撮像画像を使用する場合、第1の点灯パターンで点灯した表示素子6の相対輝度値を求めるためには、第1の点灯パターンの撮像画像から算出した表示素子6の輝度値と基準光源3の輝度値を使用する。これは、撮像画像毎に撮像時間が異なることに起因した外部環境(外光等)の差を取り除くためである。
次に表示素子出力係数算出部105が、相対輝度算出部104で算出した各表示素子6の相対輝度値データに基づいて、各表示素子6が目標とする輝度で発光するように、または、表示画面2を構成する全表示素子6の相対輝度の平均値で発光するように、表示素子6を駆動する出力信号を調節するための係数を計算する(ステップST8)。予め、表示装置1に使用している表示素子6の標準的な特性を調査し、係数と輝度の対応表(例えば、特許文献1の図3および図6)を作成しておき、表示素子出力係数算出部105がこの対応表を使用して係数を計算すればよい。
そして、表示素子出力係数算出部105は、ステップST8で求めた各表示素子6の係数データを表示装置1の出力制御部7へ転送する(ステップST9)。
出力制御部7は、係数データに基づいて各表示素子6の出力信号値を補正し、補正した出力信号で表示素子6を駆動する。
以上より、実施の形態1によれば、輝度調整装置5は、表示装置1とは別に設けた基準光源3が発光した状態で、隣接する表示素子6同士が同時に発光しないよう時間的に分割した点灯パターンで点灯させて撮像された当該点灯パターン数分の撮像画像データを取得する撮像画像取得部101と、当該各撮像画像上の表示素子6および基準光源3の位置を特定する表示素子位置算出部102と、表示素子位置算出部102で特性した撮像画像上の位置の画素値から表示素子6および基準光源3の輝度を算出する表示素子輝度算出部103と、撮像画像毎に、表示素子輝度算出部103で算出した基準光源3の輝度に対する表示素子6の相対輝度値を算出する相対輝度算出部104と、相対輝度算出部104で算出した相対輝度値に基づいて、表示素子6の輝度が均一になるように発光量を調節する係数を求める表示素子出力係数算出部105とを備えるように構成した。このため、撮像画像間の輝度計測値のばらつきを抑制して、計測精度を向上させることができる。また、相対輝度の算出結果に基づいて表示素子の発光量を調節することにより、調整精度を向上させることができる。従って、大画面表示装置において各表示素子の輝度を均一にして高品質な画像を表示させることができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、撮像画像間のばらつきを排除するために基準光源3の輝度に対する表示素子の相対輝度を算出する必要があり、そのために基準光源3が別途必要であった。これに対し、本実施の形態2では、基準光源3を用いることなく表示素子6の相対輝度を算出する。
図5は、本実施の形態2に係る輝度調整装置5aの内部構成を示すブロック図である。なお、図5において図2と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。この輝度調整装置5aは、新たに相対輝度合成部106を備える。
また、本実施の形態2の輝度調整システムは、図1に示す輝度調整システムのうちの基準光源3を省略した構成であるため、以下では図1を援用する。
図6は、表示装置1の点灯パターンを説明する図である。図6(a)のように、表示画面2を構成する全ての表示素子6のうちから、任意領域を第1の基準光源領域11に設定し、第1の基準光源領域11内に配置された表示素子6を基準光源として扱う。このとき、第1の基準光源領域11は単一の表示素子6を含む領域であっても、複数の表示素子6を含む領域であっても構わない。そして、第1の基準光源領域11以外の領域から第1の間引き点灯領域12を設定し、この第1の間引き点灯領域12内に配置された表示素子6を、上記実施の形態1で説明したような点灯パターン(例えば、3×3で配置された計9個の表示素子6を1組として、各組の表示素子6を任意の順番で点灯していくパターン)で、隣り合った表示素子6が同時に点灯しないように時間間隔をあけて点灯させ、撮像を行う。これにより、9枚1組の撮像画像群を得る。図6(a)を第1の計測パターンとする。
しかし、1組の撮像画像群では、表示装置1の表示画面2全面の輝度を計測することができないため、図6(b)のように、表示画面2を構成する全ての表示素子6のうちから、第1の基準光源領域11とは異なる領域を第2の基準光源領域13に設定し、さらに、第2の基準光源領域13以外の領域から第2の間引き点灯領域14を設定する。そして、第1の基準光源領域11および第1の間引き点灯領域12の場合と同様に間引き点灯させて撮像を行い、もう1組の撮像画像群を得る。図6(b)を第2の計測パターンとする。
輝度調整装置5aは、第1と第2の計測パターンを実施して、最終的に2組の撮像画像群を用意する。
次に、輝度調整システムの動作を説明する。
図7は、輝度調整装置5aの動作を示すフローチャートである。予め撮像装置4を表示装置1に対して任意の角度に設置した上で、表示装置1の第1の間引き点灯領域12の各表示素子6を間引いて点灯させ(ステップST1)、撮像装置4に撮像させる(ステップST2)。第1の間引き点灯領域12の表示素子6を間引き点灯中、第1の基準光源領域11の表示素子6は常に点灯しておく。同様にして、第2の間引き点灯領域14の各表示素子6を間引いて点灯させ(ステップST1)、撮像装置4に撮像させる(ステップST2)。第2の間引き点灯領域14の表示素子6を間引き点灯中、第2の基準光源領域13の表示素子6は常に点灯しておく。
第1の計測パターンと第2の計測パターンそれぞれに対して全ての点灯パターンの撮像が終了すると(ステップST3“YES”)、輝度調整装置5aの撮像画像取得部101が撮像装置4から2組の撮像画像群を取得する。
続くステップST4〜ST7において、輝度調整装置5aは撮像画像群毎に図3のステップST4〜ST7と同じ動作を行って、第1の基準光源領域11の輝度値に対する第1の間引き点灯領域12の各表示素子6の相対輝度値と、第2の基準光源領域13の輝度値に対する第2の間引き点灯領域14の各表示素子6の相対輝度値とを算出する。
次に相対輝度合成部106が、2組の相対輝度値データを合成して、表示画面2の全表示素子6の相対輝度値を算出する(ステップST11)。ここで、相対輝度値の合成方法を図8を用いて説明する。
図8(a)は、第1の計測パターンで第1の間引き点灯領域12を設定した表示画面2を示し、図8(b)は、第2の計測パターンで第2の間引き点灯領域14を設定した表示画面2を示す。そして、第1の間引き点灯領域12と第2の間引き点灯領域14とで重複する領域をそれぞれ合成基準領域b1,b2として定義する。領域a1,c2は相対輝度値データが1組分しか無い領域である。図8(c)は、第1の計測パターンと第2の計測パターンを合成した表示画面2を示す。
相対輝度合成部106は、合成基準領域b1から算出した表示素子6の相対輝度値の平均avg(b1)を計算する。同様に合成基準領域b2から算出した表示素子6の相対輝度値の平均avg(b2)を計算する。そして、平均avg(b1),avg(b2)を元に、下式(2)を用いて、領域c2の第2の計測パターンにおける相対輝度値を第1の計測パターンにおける相対輝度値Cに変換する。その他の相対輝度値A,Bは、領域a1,b1の相対輝度値をそのまま用いる。
A=a1
B=b1 (2)
C=c2×avg(b1)/avg(b2)
続くステップST8,ST9において、輝度調整装置5aは合成した相対輝度値データを用いて図3のステップST8,ST9と同じ動作を行って、出力信号を調節するための係数を計算し、出力制御部7へ転送する。
なお、上記例では、基準光源の位置を第1の基準光源領域11と第2の基準光源領域13の2箇所定義した場合について説明したが、3箇所以上の基準光源領域を定義して計測を実施してもよい。
以上より、実施の形態2によれば、輝度調整装置5aは、表示画面2のうちの第1の基準光源領域11および第2の基準光源領域13の表示素子6を基準光源として、当該基準光源が発光した状態で第1の間引き点灯領域12および第2の間引き点灯領域14の表示素子6を隣接する表示素子同士が同時に発光しないよう時間的に分割した点灯パターンで点灯させ、第1の計測パターンおよび第2の計測パターンの撮像画像データを入力に用いて、相対輝度算出部104で第1の計測パターンおよび第2の計測パターンの撮像画像データそれぞれから算出された表示素子6の相対輝度を合成して、第1の基準光源領域11の表示素子6の相対輝度を補間する相対輝度合成部106を備え、表示素子出力係数算出部105は、相対輝度合成部106で2組分を1組分に合成した相対輝度に基づいて、表示素子6の輝度が均一になるように発光量を調節する係数を求めるように構成した。このため、表示装置1とは別の基準光源3を用いることなく、精度よく輝度計測および輝度調整を行うことができる。
実施の形態3.
上記実施の形態1,2において、表示素子6の出力信号を調節する係数と輝度の対応表が、調整対象の表示素子6の標準的な特性をもとに作成されたものであるため、表示装置1の表示素子6の特性が標準的なものと異なる場合は、計測結果から求めた係数を使用しても意図した輝度にならない。そこで、本実施の形態3では、上記実施の形態1または実施の形態2において表示装置1の輝度の調整を行った後、再度撮像画像を取得して調整結果を解析し、出力信号の係数の微調整を行う。この係数を計算する際に、調整前の係数と相対輝度値、および調整後の係数と相対輝度値を用いて、この調整後に更なる微調整を行うための係数を決定する。
図9は、本実施の形態3に係る輝度調整装置5bの内部構成を示すブロック図である。なお、図9において図2と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。この輝度調整装置5bは、新たに輝度均一性評価部107を備える。
また、本実施の形態3の輝度調整システムは、図1に示す輝度調整システムと同様の構成であるため、以下では図1を援用する。
図10は、輝度調整装置5bの動作を示すフローチャートである。ステップST1〜ST7において、輝度調整装置5bは図3のステップST4〜ST7と同じ動作を行って、表示画面2の各表示素子6の相対輝度値を算出する。
次に輝度均一性評価部107が、各表示素子6の相対輝度値が均一か否かを確認し(ステップST21)、均一になっている場合(ステップST21“YES”)、表示装置1の輝度調整を行うことなく処理を終了する。均一か否かの確認方法としては、全ての表示素子6の相対輝度値(またはその標準偏差等)が許容範囲内に収まっているか否かを判定する等、どのような方法でもよい。
一方、相対輝度値が均一になっていない場合(ステップST21“NO”)、表示素子出力係数算出部105が、表示素子6を駆動する出力信号を調節するための係数を計算する(ステップST8)。このとき、輝度計測2回目以降は、求めた係数を用いて、下式(3)より微調整用の新たな係数co_newを計算する。
co_new
=(co_now−co_pre)/(br_now−br_pre)
×(br_target−br_pre)+co_pre (3)
ここで、br_preは前回計測時の相対輝度値、co_preは前回計測時の係数、br_nowは今回計測時の相対輝度値、co_nowは今回計測時の係数、br_targetは各表示素子6の相対輝度値の平均値である。
これにより、輝度計測2回目以降は、相対輝度値の平均値br_targetから外れている表示素子6の相対輝度値をこの平均値br_targetにするような係数co_newが求まる。
次に表示素子出力係数算出部105が、輝度均一性評価部107で算出した各表示素子6の係数co_new(輝度計測1回目は係数co_now)を、出力制御部7へ転送する(ステップST9)。
そして、輝度調整装置5bは、ステップST1に戻り、再度輝度計測を実施する。
なお、上記説明では、実施の形態3の微調整方法を上記実施の形態1に適用した場合を例にしたが、上記実施の形態2に適用してもよい。
以上より、実施の形態3によれば、輝度調整装置5bは、相対輝度算出部104で算出した相対輝度に基づいて、表示画面2を構成する各表示素子6の輝度が均一か否かを評価する輝度均一性評価部107を備え、表示素子出力係数算出部105は、輝度均一性評価部107で各表示素子6の輝度が均一でないと評価された場合に、各表示素子6の輝度が均一になるように発光量を調節する係数を求めるように構成した。このため、輝度の計測と調整を繰り返して微調整を行うことにより、最終的に表示素子6の輝度がより均一な状態となり、表示画面2が高画質な画像を表示できるようになる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
以上のように、この発明に係る輝度計測方法および輝度調整装置は、基準光源の輝度に対する表示装置の表示素子の相対輝度を算出するようにしたので、LED大画面表示装置のような広範囲の輝度計測および調整などに用いるのに適している。
1 表示装置、2 表示画面、3 基準光源、4 撮像装置、5,5a,5b 輝度調整装置、6 表示素子、7 出力制御部、11,13 基準光源領域、12,14 間引き点灯領域、101 撮像画像取得部、102 表示素子位置算出部、103 表示素子輝度算出部、104 相対輝度算出部、105 表示素子出力係数算出部、106 相対輝度合成部、107 輝度均一性評価部。

Claims (2)

  1. 表示装置の画面を構成する表示素子の輝度を計測する表示素子の輝度計測方法であって、表示装置の画面の任意領域の表示素子を基準光源として、当該基準光源が発光した状態で前記任意領域以外の表示素子を隣接する表示素子同士が同時に発光しないよう時間的に分割した点灯パターンで点灯させ、表示素子の輝度調整を行うことなく前記基準光源とする領域を変更して撮像された複数組の当該点灯パターン数分の撮像画像データを入力に用いて、当該各撮像画像上の前記表示素子および前記基準光源の位置を特定する表示素子位置算出ステップと、
    前記表示素子位置算出ステップで特定した前記撮像画像上の位置の画素値から前記表示素子および前記基準光源の輝度を算出する表示素子輝度算出ステップと、
    前記撮像画像毎に、前記表示素子輝度算出ステップで算出した前記基準光源の輝度に対する前記表示素子の相対輝度を算出する相対輝度算出ステップと、
    前記相対輝度算出ステップで前記複数組の撮像画像データそれぞれから算出された前記表示素子の相対輝度を合成して、前記基準光源とする領域の表示素子の相対輝度を補間する相対輝度合成ステップと、
    を備えたことを特徴とする表示素子の輝度計測方法。
  2. 表示装置の画面を構成する表示素子の輝度を計測する表示素子の輝度調整装置であって、表示装置の画面の任意領域の表示素子を基準光源として、当該基準光源が発光した状態で前記任意領域以外の表示素子を隣接する表示素子同士が同時に発光しないよう時間的に分割した点灯パターンで点灯させ、表示素子の輝度調整を行うことなく前記基準光源とする領域を変更して撮像された複数組の当該点灯パターン数分の撮像画像データを入力に用いて、当該各撮像画像上の前記表示素子および前記基準光源の位置を特定する表示素子位置算出部と、
    前記表示素子位置算出部で特定した前記撮像画像上の位置の画素値から前記表示素子および前記基準光源の輝度を算出する表示素子輝度算出部と、
    前記撮像画像毎に、前記表示素子輝度算出部で算出した前記基準光源の輝度に対する前記表示素子の相対輝度を算出する相対輝度算出部と、
    前記相対輝度算出部で前記複数組の撮像画像データそれぞれから算出された前記表示素子の相対輝度を合成して、前記基準光源とする領域の表示素子の相対輝度を補間する相対輝度合成部と、
    前記相対輝度合成部で複数組分を1組分に合成した相対輝度に基づいて、前記各表示素子の輝度が均一になるように発光量を調節する係数を求める出力係数算出部と、
    を備えることを特徴とする表示素子の輝度調整装置。
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