JP5751220B2 - 電磁弁装置 - Google Patents
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Description
その電磁弁が有する前記第1コイルおよび前記第2コイルの各々に電流を供給するための電源と、
第1駆動回路を有し、前記第1コイルと前記電源とを接続するための第1接続路と、
第2駆動回路を有し、前記第2コイルと前記電源とを接続するための第2接続路と、
前記第1駆動回路および前記第2駆動回路を制御して前記電磁弁に通電する通電制御装置と
を備えた電磁弁装置。
その電磁弁が有する前記コイルに電流を供給するための第1電源および第2電源と、
第1駆動回路を有し、前記コイルと前記第1電源とを接続する第1接続路と、
第2駆動回路を有し、前記コイルと前記第2電源とを接続する第2接続路と、
前記第1駆動回路および前記第2駆動回路を制御して前記電磁弁に通電する通電制御装置と
を備えた電磁弁装置。
前記第1接続路と前記第2接続路との各々が、その各々を流れる電流が流れるべき電流よりも減少している状態である電流減少状態にあるか否かを判定する接続路状態判定部と、
(i)前記電磁弁に通電する際に、前記第1駆動駆動回路と前記第2駆動回路との少なくとも一方を制御して前記第1接続路と前記第2接続路との少なくとも一方を利用する通常通電モードを実現するとともに、(ii)前記接続路状態判定部によって、前記第1接続路と前記第2接続路とのうちの前記通常通電モードにおいて前記電磁弁への通電に利用しているもののいずれか一方に電流減少状態が検出された場合に、前記通常通電モードに代え、前記電磁弁に通電する際に、前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方を利用せず、それら第1接続路と第2接続路との他方のみを利用する失陥通電モードを実現する通電モード切換部と、
前記失陥通電モードの実現中において、前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方に、前記プランジャが動かない大きさの電流を継続して流すように、前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方に設けられた前記第1駆動回路と前記第2駆動回路との一方を制御する電流減少接続路通電部と、
その電流減少接続路通電部による前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方への通電中の、前記接続路状態判定部による前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方に対する判定結果に基き、電流の減少が瞬間的に生じる瞬間減少状態か、あるいは、電流の減少が継続的に生じる継続減少状態かを判別する電流減少状態判別部と
を有する(1)項または(2)項に記載の電磁弁装置。
前記電流減少接続路通電部による前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方への通電中に、前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方において、前記接続路状態判定部により前記電流減少状態であることが検出されない状態が設定時間を超えて継続した場合に、前記失陥通電モードから前記通常通電モードに戻すように構成された(3)項に記載の電磁弁装置。
前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方に、前記プランジャを移動させた位置で保持するために必要な電流である保持電流より小さな電流を流すように、前記第1駆動回路と前記第2駆動回路との前記一方を制御するように構成された(3)項または(4)項に記載の電磁弁装置。
前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方において前記接続路状態判定部により電流低減少状態と判定された時間が閾時間を超えて継続した場合に、継続減少状態にあると判別するように構成された(3)項ないし(5)項のいずれか1つに記載の電磁弁装置。
前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方において前記接続路状態判定部により設定時間内に電流減少状態と判定された回数が閾回数を超えた場合に、継続低下状態にあると判別するように構成された(3)項ないし(5)項のいずれか1つに記載の電磁弁装置。
前記電流減少状態判別部によって瞬間減少状態にあると判定された後に、前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方において電流の減少を生じさせる要因を推定するための電流減少要因推定部と、
その電流減少要因推定部によって推定された要因に関する情報を記憶する電流減少要因記憶部と
を備えた(3)項ないし(7)項のいずれか1つに記載の電磁弁装置。
前記電流減少状態判別部によって瞬間減少状態であると判別された後に、前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方に流す電流を変化させるように、前記第1駆動回路と前記第2駆動回路との前記一方を制御するように構成され、
前記電流減少要因推定部が、
前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方の電流が前記電流減少接続路通電部によって変化させられている際における前記接続路状態判定部の判定結果に基き、前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方において電流の低下が生じやすい電流の大きさを検出するように構成された(8)項に記載の電磁弁装置。
当該電磁弁装置が搭載されたものに生じている振動の激しさの程度と、前記電流減少接続路通電部による前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方への通電中における前記接続路状態判定部の判定結果とに基づいて、前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方において電流の低下が生じやすい振動の激しさの程度を検出するように構成された(8)項または(9)項に記載の電磁弁装置。
図1に、請求可能発明の第1実施例である電磁弁装置を搭載した車両用液圧ブレーキシステム10を、模式的に示す。その車両用液圧ブレーキシステム10は、ブレーキ操作部材としてのブレーキペダル12と、前後左右の車輪14にそれぞれ設けられた4つのブレーキ装置16と、それら4つのブレーキ装置16に供給する作動液を加圧するマスタシリンダ装置18と、ブレーキ装置16とマスタシリンダ装置18との間に設けられてマスタシリンダ装置18によって加圧された液圧を調整するアンチロック装置20とを備えている。また、マスタシリンダ装置14は、高圧源として作動液の圧力を高圧にするための高圧源装置22と、低圧源として作動液を大気圧下で貯留するリザーバ24とを備えている。
以上のように構成された液圧ブレーキシステム10の作動について簡単に説明する。まず、液圧ブレーキシステム10は、通常、ブレーキペダル12になされた操作に応じて制動力を発生させるべく、高圧源装置22の制御によって、ブレーキ装置16の液圧が制御される。具体的には、まず、ECU160は、連通切換弁80を通電して開弁状態とするともに、シミュレータ制御弁90を通電して閉弁状態として、ブレーキペダル12に加えられた踏力が打ち消されるようにする。そして、その状態で、増圧用リニア弁52および減圧用リニア弁54を制御することで、増減圧装置32から出力される液圧、つまり、高圧源入力室R4の液圧を制御するのである。それにより、第2加圧ピストン66および第1加圧ピストン64を前方に移動させ、第1加圧室R1および第2加圧室R2が加圧され、その加圧された作動液がブレーキ装置16に供給されるのである。
本車両用液圧ブレーキシステム10が有する連通切換弁80は、上述したように、2つのコイルを備えており、本車両用液圧ブレーキシステム10においては、その連通切換弁80への通電方法に特徴を有しているため、以下に、連通切換弁80の制御方法について、詳しく説明する。
まず、車両のイグニッションスイッチがON状態とされると、ECU160は、連通切換弁80に通電して開弁状態とするとともに、シミュレータ制御弁90に通電して閉弁状態とする。なお、ECU160は、連通切換弁80へ通電する際には、基本的に、プランジャを移動させるのに必要な電流である移動電流imを通電し、プランジャが移動した後に、プランジャを移動させた位置で保持するために必要な電流であり、移動電流より小さな保持電流ih(=0.7×im)を通電する。
連通切換弁80は、2つのコイルを有しているため、例えば、それら2つのコイルの一方に通電できない失陥が生じた場合には、通電可能なコイルのみで、プランジャを作動させるようになっている。つまり、そのような失陥が生じた状態でプランジャ102を作動させる際には、通電可能なコイルのみに、まず移動電流imを通電し、その後、保持電流ihを通電するのである。したがって、そのような失陥が生じた場合であっても、液圧ブレーキシステム10は、正常時と同様に作動させることが可能である。
本液圧ブレーキシステム10は、連通切換弁80が有する第1コイル130,第2コイル132の各々とバッテリ176とを接続する第1接続路200,第2接続路202とを備えている。そして、第1接続路200が、前述の第1駆動回路170aを有するものとされ、第2駆動回路202が、第2駆動回路170bを有するものとなっている。それら2つの接続路200,202のいずれか一方の電流が、実際に流れるべき電流よりも減少している場合には、前述の通常時の通電モードでは電磁弁80を正常に作動させることができないため、その通常通電モードから、上記の失陥通電モードに切り換えられるようになっている。
本液圧ブレーキシステム10においては、失陥通電モードに切り換えられた場合に、その電流減少が検出された接続路の再判定が行われる。具体的には、失陥時通電モードに切り換えられた後、その電流減少が検出された接続路に、保持電流ihより小さな電流である判定用電流ijを流すように、駆動回路が制御されるのである。つまり、連通切換弁80がたとえOFF状態の場合であっても、その判定用電流ijの通電により、プランジャ102を動かさないようになっているのである。
さらに、瞬間減少状態にあると判別された場合には、電流の減少を生じさせる要因が、推定されるようになっている。詳しく言えば、接続路に流される電流の大きさ、および、車体に生じている振動の激しさの程度と、電流減少の生じやすさとの関連が、調べられるようになっている。具体的には、振動の激しさの程度を指標するパラメータとして、まず、車体の縦加速度Gzが用いられるようになっており、その縦加速度Gzの設定時間内の平均値が、設定加速度Gz0より大きい場合(以下の説明において、「高加速度状態」と呼ぶ場合がある。)と、設定加速度Gz0以下である場合(以下の説明において、「低加速度状態」と呼ぶ場合がある。)とに分けて、それぞれの場合に、電流減少が生じやすいか否かの判定が行われる。さらに、高加速度状態と、低下速度状態との各々において、接続路への通電電流を、0から移動電流imと同じ大きさまで変化させるように、駆動回路が制御されるようになっている。そして、高加速度状態と低加速度状態との各々において、電流が設定電流i0より大きな場合(以下の説明において、「大電流状態」と呼ぶ場合がある。)と、電流が設定電流i0以下である場合(以下の説明において、「小電流状態」と呼ぶ場合がある。)とに分けて、それぞれの場合に、電流減少が生じやすいか否かの判定が行われる。つまり、高加速度状態かつ大電流状態,高加速度状態かつ小電流状態,低加速度状態かつ大電流状態,低加速度状態かつ小電流状態の、図5に示す4つの場合に分けて、電流減少が生じやすいか否かの判定が行われるようになっているのである。
上述のように、本液圧ブレーキシステム10においては、連通切換弁80が有する2つのコイル130,132の各々とバッテリ176とを接続する接続路のいずれかにおいて、継続減少状態あるいは瞬間減少状態にあることがRAMに記憶されるとともに、瞬間減少状態にある場合には電流減少が生じやすい場合がRAMに記憶されるようになっている。それらの記憶された情報は、ディーラ等での修理の際に利用されるのであり、ワイヤーハーネスの断線なのか、コネクタの接触不良なのかなど、電流減少の原因を、ある程度特定されているため、本液圧ブレーキシステムを搭載した車両にいおいては、上記の修理に掛かる時間の短縮が図られているのである。
上述のような電磁弁の制御は、図6にフローチャートを示す連通切換弁通電制御プログラムが、イグニッションスイッチがON状態とされている間、設定された時間間隔ΔtをおいてECU160により繰り返し実行されることによって行われる。以下に、その制御のフローを、図に示すフローチャートを参照しつつ、簡単に説明する。
上述したような制御を実行するECU160は、前述した各種の処理を実行する各種の機能部を有していると考えることができる。詳しく言えば、図3に示すように、ECU160は、第1接続路200と第2接続路と202との各々が電流減少状態にあるか否かを判定する接続路状態判定部250と、その接続路状態判定部250の判定結果に基づいて連通切換弁80への通電モードを切り換える通電モード切換部252とを有している。あの、その接続路状態判定部250は、連通切換弁通電制御プログラムのS2〜S4および接続路状態判別処理サブルーチンのS24を実行する部分が相当し、通電モード切換部252は、S5,S7,S9を実行する部分が相当する。
Claims (9)
- (a)弁座と、(b)その弁座に対して着座・離座可能なプランジャと、(c)そのプランジャを前記弁座に接近させる方向と前記弁座から離間させる方向との一方に付勢する付勢機構と、(d)それぞれが、電流の供給を受けて前記プランジャを作動させるための磁界を形成する第1コイルおよび第2コイルとを有し、前記プランジャが前記弁座に着座した閉弁状態と、前記プランジャが前記弁座から離座した開弁状態とが切り換わるように構成された電磁弁と、
その電磁弁が有する前記第1コイルおよび前記第2コイルの各々に電流を供給するための電源と、
第1駆動回路を有し、前記第1コイルと前記電源とを接続するための第1接続路と、
第2駆動回路を有し、前記第2コイルと前記電源とを接続するための第2接続路と、
前記第1駆動回路および前記第2駆動回路を制御して前記電磁弁に通電する通電制御装置と
を備えた電磁弁装置であって、
前記通電制御装置が、
前記第1接続路と前記第2接続路との各々が、その各々を流れる電流が流れるべき電流よりも減少している状態である電流減少状態にあるか否かを判定する接続路状態判定部と、
(i)前記電磁弁に通電する際に、前記第1駆動駆動回路と前記第2駆動回路との少なくとも一方を制御して前記第1接続路と前記第2接続路との少なくとも一方を利用する通常通電モードを実現するとともに、(ii)前記接続路状態判定部によって、前記第1接続路と前記第2接続路とのうちの前記通常通電モードにおいて前記電磁弁への通電に利用しているもののいずれか一方に電流減少状態が検出された場合に、前記通常通電モードに代え、前記電磁弁に通電する際に、前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方を利用せず、それら第1接続路と第2接続路との他方のみを利用する失陥通電モードを実現する通電モード切換部と、
前記失陥通電モードの実現中において、前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方に、前記プランジャが動かない大きさの電流を継続して流すように、前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方に設けられた前記第1駆動回路と前記第2駆動回路との一方を制御する電流減少接続路通電部と、
その電流減少接続路通電部による前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方への通電中の、前記接続路状態判定部による前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方に対する判定結果に基き、電流の減少が瞬間的に生じる瞬間減少状態か、あるいは、電流の減少が継続的に生じる継続減少状態かを判別する電流減少状態判別部と
を有する電磁弁装置。 - 前記電流減少接続路通電部が、
前記失陥通電モードにおいて前記電磁弁に通電していない場合に、前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方に、前記プランジャを移動させた位置で保持するために必要な電流である保持電流より小さな電流を流すように、前記第1駆動回路と前記第2駆動回路との前記一方を制御するように構成された請求項1に記載の電磁弁装置。 - 前記電流減少状態判別部が、
前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方において前記接続路状態判定部により電流低減少状態と判定された時間が閾時間を超えて継続した場合に、継続減少状態にあると判別するように構成された請求項1または請求項2に記載の電磁弁装置。 - 前記電流減少状態判別部が、
前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方において前記接続路状態判定部により設定時間内に電流減少状態と判定された回数が閾回数を超えた場合に、継続低下状態にあると判別するように構成された請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の電磁弁装置。 - 前記通電モード切換部が、
前記電流減少接続路通電部による前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方への通電中に、前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方において、前記接続路状態判定部により前記電流減少状態であることが検出されない状態が設定時間を超えて継続した場合に、前記失陥通電モードから前記通常通電モードに戻すように構成された請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の電磁弁装置。 - 前記通電制御装置が、
前記電流減少状態判別部によって瞬間減少状態にあると判定された後に、前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方において電流の減少を生じさせる要因を推定するための電流減少要因推定部と、
その電流減少要因推定部によって推定された要因に関する情報を記憶する電流減少要因記憶部と
を備えた請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の電磁弁装置。 - 前記電流減少接続路通電部が、
前記電流減少状態判別部によって瞬間減少状態であると判別された後に、前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方に流す電流を変化させるように、前記第1駆動回路と前記第2駆動回路との前記一方を制御するように構成され、
前記電流減少要因推定部が、
前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方の電流が前記電流減少接続路通電部によって変化させられている際における前記接続路状態判定部の判定結果に基き、前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方において電流の低下が生じやすい電流の大きさを検出するように構成された請求項6に記載の電磁弁装置。 - 前記電流減少要因推定部が、
当該電磁弁装置が搭載されたものに生じている振動の激しさの程度と、前記電流減少接続路通電部による前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方への通電中における前記接続路状態判定部の判定結果とに基づいて、前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方において電流の低下が生じやすい振動の激しさの程度を検出するように構成された請求項6または請求項7に記載の電磁弁装置。 - 弁座と、その弁座に対して着座・離座可能なプランジャと、そのプランジャを前記弁座に接近させる方向と前記弁座から離間させる方向との一方に付勢する付勢部材と、通電されることで前記プランジャを作動させるための磁界を形成するコイルとを有し、前記プランジャが前記弁座に着座した閉弁状態と、前記プランジャが前記弁座から離座した開弁状態とが切り換わるように構成された電磁弁と、
その電磁弁が有する前記コイルに電流を供給するための第1電源および第2電源と、
第1駆動回路を有し、前記コイルと前記第1電源とを接続する第1接続路と、
第2駆動回路を有し、前記コイルと前記第2電源とを接続する第2接続路と、
前記第1駆動回路および前記第2駆動回路を制御して前記電磁弁に通電する通電制御装置と
を備えた電磁弁装置であって、
前記通電制御装置が、
前記第1接続路と前記第2接続路との各々が、その各々を流れる電流が流れるべき電流よりも減少している状態である電流減少状態にあるか否かを判定する接続路状態判定部と、
(i)前記電磁弁に通電する際に、前記第1駆動駆動回路と前記第2駆動回路との少なくとも一方を制御して前記第1接続路と前記第2接続路との少なくとも一方を利用する通常通電モードを実現するとともに、(ii)前記接続路状態判定部によって、前記第1接続路と前記第2接続路とのうちの前記通常通電モードにおいて前記電磁弁への通電に利用しているもののいずれか一方に電流減少状態が検出された場合に、前記通常通電モードに代え、前記電磁弁に通電する際に、前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方を利用せず、それら第1接続路と第2接続路との他方のみを利用する失陥通電モードを実現する通電モード切換部と、
前記失陥通電モードの実現中において、前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方に、前記プランジャが動かない大きさの電流を継続して流すように、前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方に設けられた前記第1駆動回路と前記第2駆動回路との一方を制御する電流減少接続路通電部と、
その電流減少接続路通電部による前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方への通電中の、前記接続路状態判定部による前記第1接続路と前記第2接続路との前記一方に対する判定結果に基き、電流の減少が瞬間的に生じる瞬間減少状態か、あるいは、電流の減少が継続的に生じる継続減少状態かを判別する電流減少状態判別部と
を有する電磁弁装置。
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