JP5750904B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5750904B2
JP5750904B2 JP2011010591A JP2011010591A JP5750904B2 JP 5750904 B2 JP5750904 B2 JP 5750904B2 JP 2011010591 A JP2011010591 A JP 2011010591A JP 2011010591 A JP2011010591 A JP 2011010591A JP 5750904 B2 JP5750904 B2 JP 5750904B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging optical
lens
incident
lens surface
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011010591A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012150383A (ja
Inventor
武田 高司
高司 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2011010591A priority Critical patent/JP5750904B2/ja
Priority to TW101101865A priority patent/TWI553347B/zh
Priority to KR1020120005564A priority patent/KR101979455B1/ko
Priority to US13/353,673 priority patent/US8649070B2/en
Priority to CN201210019072.1A priority patent/CN102608680B/zh
Publication of JP2012150383A publication Critical patent/JP2012150383A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5750904B2 publication Critical patent/JP5750904B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lenses (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

この発明は、物体の正立像を形成する結像光学素子および結像光学アレイ、ならびに上記結像光学素子を用いて物体の画像を読み取る画像読取装置に関するものである。
イメージスキャナ、ファクシミリ、複写機、金融端末装置等では、コンタクトイメージセンサ(Contact Image Sensor)モジュール(以下、「CISモジュール」と略する)が画像読取装置として用いられている。このCISモジュールは、読み取り対象物に光を照射する光源部と、読み取り対象物の正立等倍像を結像する結像光学部と、結像光学部で結像された正立等倍像を読み取る光学センサーとを有しており、読み取り対象物に対して結像光学部および光学センサーが直線上に配置されていた。このため、このような構成がイメージスキャナ等の薄型化を図る上で大きな問題となっている。そこで、CISモジュール自体の薄型化を図るために、例えば特許文献1に記載されているルーフプリズムレンズアレイを結像光学部として採用することが検討されている。
特開2000−66134号公報
しかしながら、ルーフプリズムレンズアレイでは、物体側レンズ面と結像側レンズ面が直交配置されるとともに、2つのレンズの光軸を含む平面に対して45°となるようにルーフプリズムの稜線が配置されている。このように稜線を有する構造を採用したために、結像光学部の複雑化は避けられない。また、読み取り対象物の正立像を良好に得るためには、稜線の位置を高精度に位置決めする必要がある。
この発明にかかるいくつかの態様は、簡素な構成で、しかも高精度な位置合わせを必要とせずに物体の正立像を結像することができる技術を提供することを目的とする。
この発明にかかる画像読取装置は、光源およびライトガイドを有し、光源から射出されてライトガイド中を伝播した光をライトガイドから物体に照射する光源部と、物体から出射される光線が入射される第1レンズ面を有する入射部、光線を出射する第2レンズ面を有する出射部、および入射部と出射部とを互いに角度を持って連結する連結部が透明媒体で一体形成された結像光学素子と、結像光学素子により結像される正立像を読み取る読取部と、光源部のライトガイドおよび結像光学素子を収容するフレームとを備え、結像光学素子は、連結部の外周面に形成されて反射面を構成し、第1レンズ面に入射された入射光線を反射面で反射して第2レンズ面に導光する反射膜を備え、入射部、連結部および出射部のいずれかに物体の中間像を形成するとともに、中間像を結像して物体の正立像を第2レンズ面の出射側に形成し、結像光学素子は、反射面が設けられた部分で曲がる形状を有し、結像光学素子の光軸は反射面で曲がり、フレームでは、結像光学素子の反射面から光の進行方向側の部分と物体との間であって、かつ反射面で曲がる前後それぞれの光軸を含む断面において結像光学素子の反射面から光の進行方向側の部分に対して第1レンズ面の光軸方向に重なるように、ライトガイドが収容されていることを特徴としている。
このように構成された発明(画像読取装置)では、レンズは、第1レンズ面を有する入射部と第2レンズ面を有する出射部とが互いに角度をもって連結部により連結されるように、透明媒体で一体成形されている。これにより、第1レンズ面を介してレンズに入射される光線は連結部に進む。また、この連結部の外周面には反射膜が設けられて反射面を構成し、連結部に進んできた光線は当該反射面で反射されて第2レンズ面に導光される。このように入射光線はレンズ内を進む。そして、入射部、連結部および出射部のいずれかに物体の中間像が形成されるとともに、その中間像が第2レンズ面の出射側に結像されて物体の正立像が形成される。したがって、単一の反射面で入射光線を折り曲げて正立像を結像しているため、ルーフプリズムを用いた特許文献1に記載の結像光学素子に比べて構造が簡素であり、しかも反射面に対して高度な位置精度も要求されることなく、正立像を結像することができる。
ここで、連結部の外周面については、平面形状や曲面形状に有するように構成してもよい。特に、連結部の外周面が平面形状である場合、対称な面形状を有する第1レンズ面と第2レンズ面とにより正立像を結像することで正立等倍像が得られる。また、連結部の外周面が曲面形状を有する場合、反射面が曲面となりパワーを有するため、結像光学素子や結像光学アレイの小型化や結像性能の向上に寄与する。
また、複数の結像光学素子を一体的に配列して結像光学アレイを構成する場合、複数のレンズを一体成形してレンズアレイを形成するとともに、そのレンズアレイを構成する複数の連結部の外周面に対して1つの反射膜を一体的に設けてもよい。
さらに、結像光学アレイを構成する第1レンズ面および第2レンズ面のうち少なくとも一方が、結像光学素子の配列方向と、当該配列方向と直交する直交方向とで異なる面形状を有するように構成するのが望ましい。というのも、配列方向および直交方向で曲率が同じになるようにレンズ面を構成すると、収差が残り、入射光線を結像位置に良好に絞ることができないからである。その結果、MTF(Modulation Transfer Function)を改善することが困難であり、結像性能の面で劣る場合がある。これに対し、配列方向および直交方向で曲率を相違させることでMTFの改善を容易に図ることができ、高精度な結像性能が得られる。なお、この点については、連結部の外周面を曲面形状にした場合、つまり反射面が曲面となる場合についても同様であり、配列方向および直交方向で曲率を相違させるのが好ましい。
本発明にかかる画像読取装置の一実施形態であるCISモジュールを示す部分断面斜視図。 入射側アパーチャー部材、レンズアレイおよび出射側アパーチャー部材を示す斜視図。 レンズ面と反射面との組み合わせを示す図。 図3中の「実施形態1」の一具体例を示す光線図。 図4に示す具体例のレンズデータを示す図。 レンズ面の面形状を定義する数式を示す図。 図6のレンズ面の面形状を与えるデータを示す図。
図1は、本発明にかかる画像読取装置の一実施形態であるCISモジュールを示す部分断面斜視図である。また、図2は、入射側アパーチャー部材、レンズアレイおよび出射側アパーチャー部材を示す斜視図である。このCISモジュール1は、原稿ガラスGL上に載置された原稿OBを読み取り対象物として原稿OBに印刷された画像を読み取る装置であり、原稿ガラスGLの直下に配置されている。CISモジュール1は、X方向における原稿OBの読み取り範囲より長く延びる直方体状のフレーム2を有しており、同フレーム2内に光源部3、入射側アパーチャー部材4、レンズアレイ5、出射側アパーチャー部材6、センサー7およびプリント回路基板8が配置されている。
このフレーム2内にセパレーター21を配置することで、フレーム2の内部空間が、光源部3を配置するための上方空間と、上方空間の下方に位置する下方空間と、上方空間と下方空間に対して隣接する垂直空間とに区分けされている。そして、それらのうち下方空間と垂直空間とは連通され、X方向に対して直交するY方向と上下方向Zとを含む断面(以下「副走査断面」という)において略L字形状を有する連通空間となっており、入射側アパーチャー部材4、レンズアレイ5、出射側アパーチャー部材6およびセンサー7が配置される。
光源部3は、プリント回路基板8に取り付けられた図示を省略するLED(Light Emitting Diode)を光源とし、そのLEDから出射された照明光をライトガイド31の一方端に与えている。このライトガイド31は、セパレーター21の上面で読み取り範囲とほぼ同じ長さだけX方向に延設されている。そして、LEDからの照明光がライトガイド31の一方端に入射すると、その照明光はライトガイド31の他方端に向けてライトガイド31中を伝播する。また、ライトガイド31のX方向各部では、こうして伝播する照明光の一部はライトガイド31の先端部32(光出射面)から原稿ガラスGLに向けて出射して原稿ガラスGL上の原稿OBに照射される。こうして、X方向に延びる帯状の照明光が原稿OBに照射され、原稿OBで反射される。
その照明光の照射位置の直下位置には、上記した垂直空間が設けられており、その上端部に入射側アパーチャー部材4が配置されている。この入射側アパーチャー部材4は読み取り範囲とほぼ同じ長さだけX方向に延設されている。この入射側アパーチャー部材4には、複数の貫通孔41がX方向に一列で配設されており、それぞれレンズアレイ5に設けられる複数の入射側レンズ面S1に対する入射側アパーチャーとして機能する。なお、図2においては、複数の入射側アパーチャー41のうち手前側のみアパーチャー全体を図示しており、その他については入射側アパーチャー41の上方開口のみを図示している。この点に関しては、後で説明する出射側アパーチャー61についても同様である。
このレンズアレイ5は、副走査断面(YZ平面)において略L字形状を有するとともに読み取り範囲とほぼ同じ長さだけX方向に延設されており、レンズアレイ5全体がすっぽりと連通空間に挿入可能となっている。より詳しくは、図2に示すように、レンズアレイ5は、上下方向Zに延設された入射部51と、水平方向に延設された出射部53と、入射部51と出射部53とを互いに角度をもたせて、例えばほぼ直交させながら連結する連結部52とを有しており、照明光に対して光透過性を有する樹脂やガラスなどの透明媒体によって一体成形されている。
入射部51の上面には、図2に示すように入射側アパーチャー41と1対1で対応するように、入射側レンズ面S1がX方向にアパーチャー41と同一ピッチで、かつ一列で配設されている。このため、原稿OBで反射された光線のうち各入射側アパーチャー41を通過した光線がそれに対応する入射側レンズ面S1に入射され、入射側レンズ面S1により収束されながら入射部51から連結部52に進む。
この連結部52の外周面には反射膜54が形成されている。この反射膜54の形成によって連結部52に反射面S2が読み取り範囲とほぼ同じ長さだけX方向に構成され、入射側レンズ面S1に入射された入射光線を反射して出射部53の出射側レンズ面S3に導光する。反射膜54としては従来より周知のもの、例えば金属蒸着膜などを採用することができる。なお、本実施形態では、図1および図2に示すように、入射側レンズ面S1、反射面S2および出射側レンズ面S3で構成される結像光学系の光軸に沿った、入射部51の長さは出射部53の長さよりも大幅に短く、入射光線は反射膜54で反射された後、出射部53内で集光されて原稿OBの中間像が形成される。
この出射部53の反連結部側の端面に、出射側レンズ面S3が入射側レンズ面S1と同数個で、かつ同一ピッチでX方向に一列で配設されている。また、出射部53の反連結部側(図1および図2中の右手側)では、レンズアレイ5とセンサー7とに挟まれるように出射側アパーチャー部材6が下方空間内、つまりライトガイド31の直下位置に配置されている。この出射側アパーチャー部材6も、入射側アパーチャー部材4と同様に、読み取り範囲とほぼ同じ長さだけX方向に延設されるとともに、複数の貫通孔61がX方向に一列で配設されており、それぞれ出射側レンズ面S3に対する出射側アパーチャーとして機能する。このため、それらの出射側レンズ面S3はそれぞれ対応する中間像をセンサー7のセンサー面71(図4参照)上に結像して原稿OBの正立像を形成している。
センサー7は、図1に示すように、LEDが搭載されたプリント回路基板8に取り付けられており、原稿OBの正立像を読み取り、その正立像に関連する信号を出力する。
以上のように、本実施形態では、入射側レンズ面S1を介してレンズアレイ5に入射される光線は連結部52に進み、反射面S2で反射されて出射側レンズ面S3に導光されて出射部53内に原稿OBの倒立像が中間像として形成される。そして、その中間像の倒立像が出射側レンズ面S3によりセンサー7のセンサー面71に形成される。こうして原稿OBの正立像をセンサー7により読み取られる。このように、単一の反射面S2で入射光線を折り曲げて正立像を結像しているため、ルーフプリズムを用いた特許文献1に記載の結像光学素子に比べて構造が簡素で、しかも同ルーフプリズムで必須となっていた稜線や反射部材に対する高度な位置合わせも要求されることなく、正立像を結像することができる。
また、反射膜54が蒸着されて反射面S2が設けられる連結部52は入射部51および出射部53と一体的に形成されているため、入射レンズ面S1、反射面S2および出射側レンズ面S3の相対的な位置関係を高精度に設定することができる。また、部品点数が少なく、組立性にも優れている。
また、本実施形態では、結像光学系の光軸に沿った、入射部51の長さを出射部53の長さよりも大幅に短くしているため、上下方向ZにおいてCISモジュール1を薄型化することができ、その結果、当該CISモジュール1を装備するイメージスキャナ、ファクシミリ、複写機などのモジュール搭載装置の小型化を図ることができる。
このように構成された実施形態では、センサー7が本発明の「読取部」に相当している。また、入射側レンズ面S1、反射面S2および出射側レンズ面S3がそれぞれ本発明の「第1レンズ面」、「反射面」および「第2レンズ面」に相当する。これらのうちレンズ面S1、S3の面形状については任意であるが、配列方向Xとそれと直交する直交方向Yとで異なる面形状を有するように構成するのが望ましい。というのも、MTFの改善を図って結像性能を高めるためである。この点については、次に説明するように曲面に形成された反射面S2の場合も同様である。
また、反射面S2は連結部52の外周面に形成されるため、連結部52の外周面を平面形状に仕上げると反射面S2は平面となり一方、曲面形状に仕上げると反射面S2は曲面(凹面)となり、パワーを有することとなる。反射面S2の形状については、特に限定されるものではなく、平面および曲面のいずれを用いてもよいが、反射面S2が平面か曲面かに応じて入射側レンズ面S1および出射側レンズ面S3を図3に示すように設定してもよい。
図3はレンズ面と反射面との組み合わせを示す図である。同図中の「実施形態1」に示すように、反射面S2を平面とする場合、入射側レンズ面S1および出射側レンズ面S3をともに非球面とすることができ、互いに対称な面形状とすると、正立等倍像が得られる。また、反射面S2が平面であることから、反射面S2による解像度の低下を排除することができる。
また、同図中の「実施形態2」に示すように、入射側レンズ面S1および出射側レンズ面S3をともに自由曲面としてもよい。この「自由曲面」とは、単純な計算式で定義できない形状を有する曲面を意味している。この場合、反射面S2が平面であることから、「実施形態1」と同様に反射面S2による解像度の低下を排除することができるが、さらにレンズ面S1、S3を自由曲面としたことで、「実施形態1」に比べて収差などを抑制しながら正立等倍像を形成することが可能となる。
また、同図中の「実施形態3」ないし「実施形態5」に示すように、反射面S2を凹面で構成してもよく、この場合、反射面S2はパワーを有することとなり、レンズアレイ5の小型化が可能となる。ただし、反射面S2を曲面とすることで、解像度の低下を招くおそれがある。そこで、「実施形態3」では、レンズ面S1、S3を自由曲面とすることで解像度の改善を図っている。
また、「実施形態4」では、レンズ面S1、S3を非球面としながらも、反射面S2を自由曲面とすることで解像度の低下を改善している。また、自由曲面とすることで反射面S2での色収差の発生を抑制することができるため、設計自由度が高く、「実施形態3」に比べて解像度の低下および色収差を抑制することが可能となっている。
さらに、「実施形態5」では、レンズ面S1、S3および反射面S2をすべて自由曲面としているため、図3に示す実施形態中、最も設計自由度が高く、解像度を最も良好にすることができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態では、複数のレンズ面S1を含む入射部51、連結部52および複数のレンズ面S3を含む出射部53を一体的に成型した後で、1つの反射膜54を連結部52の外周面に設けることでレンズアレイ5を製造しているが、レンズアレイ5の製造方法はこれに限定されるものではなく、例えば次のように構成してもよい。すなわち、1つのレンズ面S1を含む入射部51、連結部52および1つのレンズ面S3を含む出射部53を一体的に成型した後で、1つの反射膜54を複数の連結部52の外周面に一体的に設けることでレンズアレイ5を構成してもよい。
また、上記実施形態では、1つのレンズ面S1を含む入射部、連結部および1つのレンズ面S3を含む出射部を透明媒体により一体化したレンズと、連結部の外周面に設けられた反射膜とを備える結像光学素子を複数個X方向に一体化しているが、当該結像光学素子を複数個、X方向に配列してレンズアレイ5を構成してもよい。
次に本発明の実施例を示すが、本発明はもとより下記実施例によって制限を受けるものではなく、前後記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも勿論可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に含まれる。
図4〜図7は図3中の「実施形態1」の一具体例を示す図である。図4は図3中の「実施形態1」の一具体例を示す光線図である。また、図5は図4に示す具体例のレンズデータを示す図である。また、図6はレンズ面の面形状を定義する数式を示す図である。さらに、図7は図6のレンズ面の面形状を与えるデータを示す図である。
これらの図面から判るように、面S1はレンズアレイ5の入射側レンズ面であり、非球面形状に仕上げられている。また、面S2は平面形状の反射面である。さらに、面S3はレンズアレイ5の出射側レンズ面であり、面S1と対称形状を有している。
このように構成された実施形態1では、図4に示すように、原稿OBで反射された光線のうち各入射側アパーチャー41(図2)を通過して入射側レンズ面S1に入射した光線はレンズ面S1により反射面S2とレンズ面S31との間、つまり出射部53内の位置IMPで集光されて原稿OBの倒立像が中間像として形成される。そして、中間像から出射される光線がレンズ面S3によってセンサー面71に集光されて中間像の倒立像、つまり原稿OBの正立像がほぼ等倍で形成される。このように「実施形態1」のレンズアレイ5によれば、簡素な構成で、しかも高精度な位置合わせを必要とせずに原稿OBの正立像を結像することができる。
1…CISモジュール(画像読取装置)、 3…光源部、 5…レンズアレイ、 7…センサー(読取部)、 51…入射部、 52…連結部、 53…出射部、 54…反射膜、 OB…原稿、 S1…入射側レンズ面(第1レンズ面)、 S2…反射面、 S3…出射側レンズ面(第2レンズ面)、 X…配列方向、 Y…直交方向、 Z…上下方向

Claims (6)

  1. 光源およびライトガイドを有し、前記光源から射出されて前記ライトガイド中を伝播した光を前記ライトガイドから物体に照射する光源部と、
    前記物体から出射される光線が入射される第1レンズ面を有する入射部、光線を出射する第2レンズ面を有する出射部、および前記入射部と前記出射部とを互いに角度を持って連結する連結部が透明媒体で一体形成された結像光学素子と、
    前記結像光学素子により結像される正立像を読み取る読取部と、
    前記光源部の前記ライトガイドおよび前記結像光学素子を収容するフレームと
    を備え、
    前記結像光学素子は、前記連結部の外周面に形成されて反射面を構成し、前記第1レンズ面に入射された入射光線を前記反射面で反射して前記第2レンズ面に導光する反射膜を備え、前記入射部、前記連結部および前記出射部のいずれかに前記物体の中間像を形成するとともに、前記中間像を結像して前記物体の正立像を前記第2レンズ面の出射側に形成し、
    前記結像光学素子は、前記反射面が設けられた部分で曲がる形状を有し、前記結像光学素子の光軸は前記反射面で曲がり、
    前記フレームでは、前記結像光学素子の前記反射面から光の進行方向側の部分と前記物体との間であって、かつ前記反射面で曲がる前後それぞれの光軸を含む断面において前記結像光学素子の前記反射面から光の進行方向側の部分に対して前記第1レンズ面の光軸方向に重なるように、前記ライトガイドが収容されていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記連結部の外周面は平面形状を有するとともに、前記第1レンズ面と前記第2レンズ面とは互いに対称な面形状を有し、前記結像光学素子は等倍で前記物体の正立像を結像する請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記連結部の外周面は曲面形状を有する請求項1に記載の画像読取装置。
  4. 前記結像光学素子が複数個一体的に配列されたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  5. 前記複数のレンズを一体成形してレンズアレイが形成され、
    1つの前記反射膜が前記複数の連結部の外周面に一体的に設けられる請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 前記第1レンズ面および前記第2レンズ面のうち少なくとも一方は、前記結像光学素子が配列される配列方向と前記配列方向と直交する直交方向とで異なる面形状を有する請求項4または5に記載の画像読取装置。
JP2011010591A 2011-01-21 2011-01-21 画像読取装置 Active JP5750904B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011010591A JP5750904B2 (ja) 2011-01-21 2011-01-21 画像読取装置
TW101101865A TWI553347B (zh) 2011-01-21 2012-01-17 成像光學元件、成像光學陣列及圖像讀取裝置
KR1020120005564A KR101979455B1 (ko) 2011-01-21 2012-01-18 결상 광학 소자, 결상 광학 어레이 및 화상 판독 장치
US13/353,673 US8649070B2 (en) 2011-01-21 2012-01-19 Image forming optical element, image forming optical array, and image reading device
CN201210019072.1A CN102608680B (zh) 2011-01-21 2012-01-20 成像光学元件、成像光学阵列及图像读取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011010591A JP5750904B2 (ja) 2011-01-21 2011-01-21 画像読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012150383A JP2012150383A (ja) 2012-08-09
JP5750904B2 true JP5750904B2 (ja) 2015-07-22

Family

ID=46792662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011010591A Active JP5750904B2 (ja) 2011-01-21 2011-01-21 画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5750904B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07183996A (ja) * 1993-12-24 1995-07-21 Kyocera Corp 読取装置
JPH10153751A (ja) * 1996-09-25 1998-06-09 Ricoh Co Ltd 結像素子
JP2001083423A (ja) * 1999-09-09 2001-03-30 Canon Inc 光学系及びそれを用いた光学装置
JP2002169092A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Canon Inc 光学系、撮像系、撮像装置および電子機器
JP2002178555A (ja) * 2000-12-11 2002-06-26 Ricoh Co Ltd 光学装置と書込みヘッド及び画像形成装置
JP4916069B2 (ja) * 2001-09-25 2012-04-11 株式会社リコー 結像素子ユニット、光書き込みユニットおよび画像形成装置
JP4929570B2 (ja) * 2004-08-27 2012-05-09 セイコーエプソン株式会社 光プリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012150383A (ja) 2012-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5579555B2 (ja) 撮影光学系、及び撮影装置
JP5806103B2 (ja) 画像読取装置
JPWO2009011153A1 (ja) 画像読取装置
US20120188616A1 (en) Image Reading Device
JP5736811B2 (ja) 結像光学アレイおよび画像読取装置
KR20020071482A (ko) 화상판독결상광학계 및 그것을 사용한 화상판독장치
JP2008065234A (ja) 画像読取用レンズを用いた画像読取装置
KR101979455B1 (ko) 결상 광학 소자, 결상 광학 어레이 및 화상 판독 장치
JP2006062227A (ja) 結像光学素子および光プリンタ
JP6572828B2 (ja) 画像読取装置
JP2014042147A (ja) 画像読取装置
JP2015195625A (ja) 画像読取装置
US8493637B2 (en) Image forming optical element, image forming optical array, and image reading device
US7903301B2 (en) Imaging optical system and image reading apparatus using the same
JP5750904B2 (ja) 画像読取装置
JP5754142B2 (ja) 画像読取装置
JP5183259B2 (ja) 読取装置
JP2012163742A (ja) 結像光学素子、結像光学アレイおよび画像読取装置
JP5174729B2 (ja) 画像読取装置
JP2012150385A (ja) 結像光学素子、結像光学アレイおよび画像読取装置
JP5754143B2 (ja) 画像読取装置
JP2004133378A (ja) 反射型の読み取り光学系
JP2013037096A (ja) 結像光学素子および画像読取装置
JP5891583B2 (ja) 画像読取装置
JP5779890B2 (ja) 結像光学素子、結像光学アレイおよび画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140624

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150320

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150421

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150504

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5750904

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350