JP5749876B1 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

店舗が売りたい商品を売りやすく、ユーザが商品をより買いやすい優れた電子商取引環境を提供する。ウェブページ内に配置された検索キーワードの入力欄に対する入力文字を逐次受信し、複数のサジェストワードが格納されたサジェストワード管理情報から、受信した入力文字に応じたサジェストワードを抽出し、キーワードと店舗とが対応づけられたキーワード・店舗対応情報に基づき、抽出したサジェストワードのうち少なくとも一つのサジェストワードについて、当該サジェストワードをキーワードとして持つ店舗を抽出する。さらに、抽出したサジェストワードが提示され、且つ抽出した店舗に係る情報が当該店舗内を検索対象範囲としたキーワードに基づく検索の実行を指示するための検索ボタンとして提示されるように制御を行う。

Description

本発明は、ウェブページ内に配置された検索キーワードの入力欄に対する入力文字に応じたサジェストワードを提示する情報処理装置とその情報処理方法、情報処理装置を実現するプログラム、及びプログラムを記憶した記憶媒体に関する。
特開2013−250677号公報
インターネットなどの通信ネットワークを介した商品検索及び商品購入が一般的になってきている。このような状況下において、例えば上記特許文献1のように、ウェブページ内に配置された検索キーワードの入力欄に対する入力文字に応じたサジェストワードを提示する技術が提案されている。例えば、入力文字が「ワイン」である場合には、「ワイン木箱」、「ワイングラス」、「ワイン フランス」などがサジェストワードとして提示される。なお、「ワイン」と「フランス」の間にある空白文字は、複数の語句を「アンド(and)検索」するために用いられるものであり、上記の「ワイン フランス」のサジェストワードは、「ワイン」と「フランス」の双方の語句に関連のある商品の検索結果を得るための検索のクエリとして機能する。
上記特許文献1に開示されているように、提示されたサジェストワードのうち任意のサジェストワードが選択されると、選択されたサジェストワードを検索のクエリとした検索が実行され、検索結果ページがユーザに提示される。これにより、目的の商品を検索する際のユーザによる文字入力負担の軽減が図られている。
また、ネットワークを介した商取引の場においては、ウェブページ上に店舗のロゴ画像など店舗に係る情報を広告として提示することが行われている。この場合、提示された店舗に係る情報には当該店舗の代表ページ(例えばTOPページ)へのリンク情報が対応づけられており、ユーザは店舗に係る情報をクリック等により選択することで、該当店舗での買い物を楽しむことが可能とされている。
ここで、店舗としては、売上向上のために、売りたい商品をより売りやすい環境を望んでいる。また、売上向上を図る上では、購買者であるユーザには、商品をより買いやすい環境が提供されることが望ましい。
そこで、本発明は上記した事情に鑑み、店舗が売りたい商品を売りやすく、ユーザが商品をより買いやすい優れた電子商取引環境を提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、ウェブページ内に配置された検索キーワードの入力欄に対する入力文字を逐次受信する入力文字受信部と、複数のサジェストワードが格納されたサジェストワード管理情報から前記入力文字受信部が受信した前記入力文字に応じたサジェストワードを抽出するサジェストワード抽出部と、キーワードと店舗とが対応づけられたキーワード・店舗対応情報に基づき、前記サジェストワード抽出部が抽出したサジェストワードのうち少なくとも一つのサジェストワードについて、当該サジェストワードをキーワードとして持つ店舗を抽出する店舗抽出部と、前記サジェストワード抽出部が抽出したサジェストワードが提示され、且つ前記店舗抽出部が抽出した店舗に係る情報が当該店舗内を検索対象範囲とした前記キーワードに基づく検索の実行を指示するための検索ボタンとして提示されるように制御を行う提示制御部と、を備えるものである。
上記構成によれば、従来の「サジェストワードを提示→サジェストワードを選択→サジェストワードによる検索結果ページの提示」という機能のみでなく、「提示されたサジェストワードに対応する店舗の提示→提示店舗の選択→選択された店舗内でのサジェストワードによる検索結果ページの提示」という機能が実現される。このとき、店舗側は自身に対応づけるキーワード(サジェストワード)を自由に選択可能とされる(売りたい商品に応じたキーワードを自由に選択可能とされる)ため、店舗が売りたい商品をより売りやすい環境を提供する(販売機会を増やす)ことが可能とされる。また、提示された店舗に係る情報(店舗情報)は当該店舗内を検索対象範囲としたサジェストワードに基づく検索結果を得るための検索ボタンとして機能するため、ユーザは提示された店舗情報を選択するのみで目的の店舗内における目的の商品についての検索結果の提示を受けることができる。すなわち、従来のように選択した店舗の代表ページにリンクされる場合よりも、目的商品を検索するにあたっての文字入力負担が軽減され、ユーザにとっては商品をより買いやすくなる。
また、上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記店舗抽出部は、前記サジェストワードをキーワードとして持つ店舗の数が前記店舗に係る情報の提示枠数よりも多い場合には、前記サジェストワードをキーワードとして持つ店舗のうちから前記提示枠数と同数の店舗を抽出することが望ましい。
これにより、一つのキーワードに対してウェブページ上の提示枠数よりも多くの数の店舗を対応づけておくことが可能とされる。
また、上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記店舗抽出部は、前記提示枠数と同数の店舗をランダムに抽出することが望ましい。
これにより、提示機会ごとに異なる店舗をユーザに提示可能とされる。
また、上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記店舗抽出部は、前記サジェストワード抽出部が抽出した複数のサジェストワードのそれぞれについて、当該サジェストワードをキーワードとして持つ店舗をそれぞれ抽出し、前記提示制御部は、前記店舗抽出部が前記サジェストワードごとに抽出した店舗に係る情報がそれぞれ前記検索ボタンとして提示されるように制御を行うことが望ましい。
提示する店舗としては、例えば提示優先度が1位のサジェストワードに対応した店舗のみとすることもできるが、ユーザが求めているサジェストワードは提示優先度が3位のものである場合等も考えられ、その場合に1位のサジェストワードに対応した店舗のみを提示していたのでは店舗サジェストの有効性の低下を招きかねない。そこで、それぞれのサジェストワードに対応した店舗を提示することで、ユーザが求めているサジェストワードに対応した店舗が提示される可能性を高めている。
また、上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記店舗抽出部は、前記サジェストワード抽出部が抽出した複数のサジェストワードのそれぞれについて、当該サジェストワードをキーワードとして持つ店舗を抽出し、前記提示制御部は、前記ウェブページに前記複数のサジェストワードが提示されるように制御を行うと共に、前記ウェブページに提示された前記複数のサジェストワードのうち店舗に係る情報が提示中であるサジェストワード以外のサジェストワードがユーザにより指示されたことに応じて、当該指示されたサジェストワードについて前記店舗抽出部が抽出した店舗に係る情報が前記検索ボタンとして提示されるように制御を行うことが望ましい。
これにより、提示されたサジェストワードのうち一つのサジェストワードに関連した店舗のみが固定的にサジェストされるのではなく、ユーザが興味を抱いていると推測されるサジェストワードに関連した店舗のサジェストが行われる。
また、上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記提示制御部は、前記店舗抽出部が抽出した店舗に対応づけられているキーワードに基づいて、当該キーワードの上位概念ワードを取得すると共に、前記店舗抽出部が抽出した店舗に係る情報が当該店舗内を検索対象範囲とした前記上位概念ワードによる検索の実行を指示するための検索ボタンとして提示されるように制御を行うことが望ましい。
これにより、サジェストした店舗が選択されたことに応じて、キーワードに関連する商品も包含されている上位概念ワードに関連する商品についての検索結果がユーザに提示される。
また、本発明に係る情報処理方法は、ウェブページ内に配置された検索キーワードの入力欄に対する入力文字を逐次受信する入力文字受信ステップと、複数のサジェストワードが格納されたサジェストワード管理情報から前記入力文字受信ステップにより受信した前記入力文字に応じたサジェストワードを抽出するサジェストワード抽出ステップと、キーワードと店舗とが対応づけられたキーワード・店舗対応情報に基づき、前記サジェストワード抽出ステップにより抽出したサジェストワードのうち少なくとも一つのサジェストワードについて、当該サジェストワードをキーワードとして持つ店舗を抽出する店舗抽出ステップと、前記サジェストワード抽出ステップにより抽出したサジェストワードが提示され、且つ前記店舗抽出ステップにより抽出した店舗に係る情報が当該店舗内を検索対象範囲とした前記キーワードに基づく検索の実行を指示するための検索ボタンとして提示されるように制御を行う提示制御ステップと、を情報処理装置が実行する情報処理方法である。
このような情報処理方法によっても、上記した本発明に係る情報処理装置と同様に、店舗が売りたい商品をより売りやすい環境を提供することが可能とされ、また、ユーザが商品をより買いやすくなる。
さらに、本発明に係るプログラムは、上記情報処理方法として実行する処理を情報処理装置に実行させるプログラムである。
さらにまた、本発明に係る記憶媒体は、上記プログラムを記憶したプログラムである。これらのプログラムや記憶媒体により上記の情報処理装置を実現する。
本発明によれば、店舗が売りたい商品を売りやすく、ユーザが商品をより買いやすい優れた電子商取引環境を提供することができる。
実施の形態のネットワークシステムの例を示した図である。 実施の形態のネットワークシステムを構成するコンピュータ装置のハードウェア構成を示したブロック図である。 実施の形態に係る機能をブロック化して示した機能ブロック図である。 ウェブページの例を示した図である。 サジェストワードの提示例についての説明図である。 サジェストワード管理情報の例を示した図である。 キーワード・店舗対応情報の例を示した図である。 第1の実施の形態におけるサジェストワードと店舗情報の提示態様例を示した図である。 第1の実施の形態としての機能を実現するための処理の手順を示したフローチャートである。 第2の実施の形態におけるサジェストワードと店舗情報の提示態様例を示した図である。 第2の実施の形態としての機能を実現するために実行されるべき処理の手順を示したフローチャートである。 ユーザによるサジェストワードの指示に応じたウェブページ上の提示情報の遷移例を示した図である。 第3の実施の形態としての機能を実現するために実行されるべき処理の手順を示したフローチャートである。 第4の実施の形態における検索結果ページの例を示した図である。 キーワードごとにその上位概念ワードを対応づけた情報の例を示した図である。 第4の実施の形態としての機能を実現するために実行されるべき処理の手順を示したフローチャートである。
以下、実施の形態を次の順序で説明する。
<1.第1の実施の形態>
[1-1.ネットワークシステムの概要]
[1-2.コンピュータ装置のハードウェア構成]
[1-3.第1の実施の形態の情報処理装置が有する各種機能]
[1-4.処理手順]
<2.第2の実施の形態>
[2-1.第2の実施の形態の情報処理装置が有する機能概要]
[2-2.処理手順]
<3.第3の実施の形態>
[3-1.第3の実施の形態の情報処理装置が有する機能概要]
[3-2.処理手順]
<4.第4の実施の形態>
[4-1.第4の実施の形態の情報処理装置が有する機能概要]
[4-2.処理手順]
<5.実施の形態のまとめ>
<6.プログラム及び記憶媒体>
<7.変形例>
<1.第1の実施の形態>
[1-1.ネットワークシステムの概要]

図1に、本実施の形態で前提とするネットワークシステム1の例を示す。ネットワークシステム1は、EC(EC:electronic commerce(電子商取引))システムとして機能する。
ネットワークシステム1は、例えばインターネット等のネットワーク2を介して、ショッピングサイト運営システム5、複数のユーザ端末3、3、…、複数の店舗端末4、4、…が互いに通信可能に構成されている。
ユーザ端末3は、ウェブブラウザを備えたコンピュータ装置である。ユーザ端末3としては、例えば高機能携帯電話機(スマートフォン)や携帯電話機、携帯情報端末(PDA)、携帯型又は据置型のパーソナルコンピュータ(PC)などが挙げられるが、ユーザ端末3の種類はこれらに限定されない。
ユーザ端末3は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストをショッピングサイト運営システム5(特に後述するショッピングサーバ10や検索装置11)に送信することでウェブページや所定の処理を要求する。またユーザ端末3は、HTTPリクエストに応じて送られてきたウェブページを受信してウェブブラウザにより表示する。これにより、ユーザ(ユーザ端末3のユーザ)は所望のウェブページを閲覧したり操作したりすることができる。
ショッピングサイト運営システム5は、それぞれコンピュータ装置で構成されたショッピングサーバ10、検索装置11、会員DB(データベース)12、商品DB13、店舗DB14、サジェストワードDB15、及びキーワードDB16を備えている。これらの各装置は、例えばLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して互いに通信可能とされている。
ショッピングサーバ10は、ユーザ端末3から送られてきたHTTPリクエストに基づいて様々な処理を行う。例えば、各種ウェブページ(例えば商品ウェブページ、買い物かごウェブページ、注文ウェブページなど)の生成及び送信や、ユーザによる注文確定操作に応じた購入処理等を実行する。
ネットワークシステム1では、ショッピングサーバ10により仮想商店街のウェブサイト(ショッピングサイト)がユーザに提供される。ショッピングサイト内には複数の店舗(仮想商店街の加盟店)が存在する。各店舗のスタッフが自店舗の商品を店舗端末4としてのコンピュータ装置を介してショッピングサイト運営システム5(例えばショッピングサーバ10)に登録することで、様々な店舗の様々な商品がショッピングサイト上にアップロードされる。ユーザはユーザ端末3によりショッピングサイトにアクセスして所望の商品を購入することができる。
ここで、ユーザは、ショッピングサイトを利用するにあたり、ショッピングサイト運営システム5に会員登録を行うことができる。会員登録の際にユーザは、ユーザID(ユーザ識別情報)や商品の送付先情報(住所情報)、クレジットカード番号等の必要情報を登録する。ユーザは、登録したユーザIDによりショッピングサイトにログインすることで、ショッピングサイトでの商品の購入の際に必要情報を再度入力する手間が省かれる。
会員DB12には、上記の会員登録時に登録されたユーザID等の情報など、会員ごとに管理されるべき情報が記憶されている。会員DB12に記憶される情報としては、例えば会員の個人情報(氏名、年齢、生年月日、性別、住所等)などがある。また、会員DB12には、会員ごとの商品ウェブページの閲覧履歴情報や商品購入履歴情報などが記憶されてもよい。
ショッピングサーバ10により提供されるウェブページには、商品検索にあたっての検索キーワードを入力するための入力欄が検索バー(後述する「検索バーp1」)として配置されており、ユーザは該検索バーに対して検索のためのキーワードを入力できる。検索バーの近傍には検索ボタン(後述する「検索ボタンp2」)が配置され、ユーザは該検索ボタンを操作することで検索バーへの入力キーワードに基づく検索の実行指示を行うことができる。この実行指示に応じて、ユーザ端末3は入力キーワードを検索のクエリとした検索リクエストを検索装置11に対して行う。
検索装置11は、いわゆる検索エンジンとして機能し、検索リクエストにより指定されたクエリに基づき商品DB13に記憶されている商品ウェブページのうちからクエリに関連する商品ウェブページを検索し、検索結果を表すウェブページを検索リクエストを行ったユーザ端末3に送信する。
商品DB13には、商品を識別するための識別子である商品IDに対応づけられて、商品名、種類、商品の画像、スペック、商品紹介の要約文等の商品情報や、広告情報等が記憶されている。また、商品DB13には、HTML(HyperText Markup Language)、XML(Extensible Markup Language)等のマークアップ言語等により記述された商品ウェブページのファイル等が記憶されている。
検索装置11は、商品DB13に記憶されている上記の商品情報や商品ウェブページのファイルに含まれる文字情報(テキスト情報)等に基づき、受信したクエリに関連する商品ウェブページ、例えばクエリと一致する文字情報を含む商品ウェブページを検索する。
後述するように、本実施の形態のネットワークシステム1においては、ショッピングサーバ10により提供されるウェブページにおける検索バーに文字が入力された場合には、検索バーへの入力文字に応じたサジェストワードが当該ウェブページ上に提示される。例えば、「ちーず」との入力文字に応じて「チーズケーキ」や「チーズケーキ 送料無料」等のサジェストワードが提示される。
提示されたサジェストワードのうちユーザにより任意のサジェストワードが選択されると、ユーザ端末3は選択されたサジェストワードを検索のクエリとした検索リクエストを検索装置11に対して行い、検索装置11が該検索の結果を表す検索結果ページをユーザ端末3に送信する。
これによりユーザは、入力を意図した検索キーワードについて全ての文字を入力せずとも該検索キーワードによる検索を実行させることができ、目的の商品を検索する際のユーザによる文字入力負担の軽減が図られている。
なお、上記の説明からも理解されるように、サジェストワードとは、検索バー(入力欄)に対する文字入力に応じて提示される、当該検索バーへの入力文字に関連した語句を意味する。
サジェストワードDB15は、上記のようなサジェストワードの提示を行う際にショッピングサーバ10が参照する情報(後述する「サジェストワード管理情報I1」)が記憶されたコンピュータ装置であり、詳細については後述する。
また、キーワードDB16の詳細についても後述する。
店舗DB14には、ショッピングサイトにより実現される仮想商店街への加盟店舗に係る登録情報が記憶されている。加盟店舗に係る登録情報としては、店舗を識別するための店舗ID、店舗の名称情報、店舗が属するジャンルの情報、店舗のロゴ画像等を挙げることができる。
例えば、ショッピングサイト運営システム5におけるオペレータや店舗の従業員等により、ショッピングサイト運営システム5に対し店舗の登録手続が行われる。店舗DB14には、当該登録手続に伴い登録された情報が上記のような登録情報として記憶される。
なお、上記では、ユーザ端末3が検索装置11に対して検索リクエストを行って入力キーワードや選択されたサジェストワードをクエリとした検索が実行される場合を例示したが、ユーザ端末3が入力キーワード又は選択されたサジェストワードを検索のクエリとしてショッピングサーバ10に送信し、検索装置11がショッピングサーバ10を経由して転送されたユーザ端末3からのクエリに基づいて検索を実行する構成としてもよい。またこの場合、ショッピングサーバ10は、検索装置11から検索結果情報を受信し、受信した検索結果情報に基づいて検索結果を表すウェブページを生成し、生成したウェブページをユーザ端末3に送信するようにしてもよい。
なお、図1において、ネットワーク2の構成は特に限定されるものではなく、上記したインターネット以外にも、例えばイントラネット、エキストラネット、LAN、CATV(Community Antenna TeleVision)通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網などが想定される。
また、ネットワーク2の全部又は一部を構成する伝送媒体についても多様な例が想定される。例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、電話線などの有線でも、IrDA(Infrared Data Association)のような赤外線、ブルートゥース(登録商標)、802.11無線、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網などの無線でも利用可能である。
なお、これらの点は、ショッピングサイト運営システム5を構成する各装置間の通信を可能とするためのネットワークについても同様である。
[1-2.コンピュータ装置のハードウェア構成]

図2に、図1で示したショッピングサーバ10や検索装置11をはじめとした各装置(会員DB12、商品DB13、店舗DB14、サジェストワードDB15、キーワードDB16、ユーザ端末3、及び店舗端末4)を構成するコンピュータ装置のハードウェア構成を示す。
図2において、コンピュータ装置のCPU(Central Processing Unit)101は、ROM( Read Only Memory)102に記憶されているプログラム、または記憶部108からRAM( Random Access Memory )103にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM103にはまた、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU101、ROM102、及びRAM103は、バス104を介して相互に接続されている。このバス104には、入出力インターフェース105も接続されている。
入出力インターフェース105には、キーボード、マウス、タッチパネルなどよりなる入力装置106、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)、有機EL(Electroluminescence)パネルなどよりなるディスプレイ(表示装置)、並びにスピーカなどよりなる出力装置107、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ装置などで構成される記憶部108、外部装置との間で相互通信を行うための通信部109が接続されている。
入出力インターフェース105にはまた、必要に応じてメディアドライブ110が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111が適宜装着され、リムーバブルメディア111に対する情報の書込や読出が行われる。
このようなコンピュータ装置では、通信部109による通信によりデータやプログラムのアップロード、ダウンロードが行われたり、リムーバブルメディア111を介したデータやプログラムの受け渡しが可能とされている。
CPU101が各種のプログラムに基づいて処理動作を行うことで、特にショッピングサーバ10としてのコンピュータ装置においては以降で説明する情報処理や通信が実行される。
[1-3.第1の実施の形態の情報処理装置が有する各種機能]

図3は、ショッピングサーバ10におけるCPU101が有する機能のうち、実施の形態に係る機能をブロック化して示した機能ブロック図である。
図示するように、ショッピングサーバ10におけるCPU101は、入力文字受信処理部F1、サジェストワード抽出処理部F2、店舗抽出処理部F3、及び提示制御処理部F4としての機能を有している。
入力文字受信処理部F1は、ウェブページ内に配置された検索キーワードの入力欄に対する入力文字を逐次受信する。具体的には、リクエストに応じてショッピングサーバ10がユーザ端末3に送信したウェブページwp内に配置されている検索バーp1に対してユーザが入力した文字をユーザ端末3から逐次受信する。
図4は、ウェブページwpの例を示している。
ウェブページwpには、商品検索にあたっての検索キーワードを入力するための入力欄が検索バーp1として配置されていると共に、該検索バーp1の近傍に検索ボタンp2が配置されている。
ユーザは、検索バーp1に文字を入力した上で、検索ボタンp2を選択する操作、具体的にはマウス操作によりポインタp3を検索ボタンp2上に位置させた状態でマウスのクリック操作を行うことで、検索バーp1への入力文字をクエリとした検索の実行指示を行うことができる。
なお、検索実行を指示するための操作は、タッチパネルによる操作入力が可能とされる場合には、検索ボタンp2を所定の多様でタッチする操作とされてもよい。また、キーボードのエンタキー(Enterキー)など所定キーを押圧する操作であってもよい。
本例の場合、ユーザ端末3は、検索バーp1に文字が一文字入力されるごとに、検索バーp1内の入力文字をショッピングサーバ10に逐次送信する。例えば、検索バーp1に対し「w」「q」が同順で入力された場合、ユーザ端末3は、「w」が入力されたことに応じて先ずはその時点での検索バーp1内の入力文字である「w」の文字を送信し、「q」が入力されたことに応じては、その時点での検索バーp1内の入力文字である「wq」を送信する。
入力文字受信処理部F1は、このようにユーザ端末3が逐次送信する入力文字を逐次受信する。
また、本例の場合、検索バーp1内の文字列を一文字消去した場合も文字列の入力操作に含まれる。例えば、文字列として「wq」と入力し、その後に「q」を削除する操作を行った場合には、「w」の入力操作、「q」の入力操作、「q」の削除操作がそれぞれ文字の入力として扱われる。つまり、ユーザ端末3から送信される入力文字としては、始めに「w」が送信され、次に「wq」が送信され、最後にqを削除した「w」が再度送信されることになる。
また、日本語のように複数の文字種別(ひらがな、カタカナ、漢字など)がある言語の場合、検索バーp1内の入力文字に対する文字種別変換操作も入力操作に含まれる。例えば、ローマ字入力を行う場合において「n」「o」「r」「i」の文字を同順で打ち込んで検索バーp1内の入力文字を「のり」とした場合、ユーザ端末3から送信される入力文字は「のり」であるため、後述するサジェストワードの提示において例えば「海苔」や「糊」などの同音異義語の関係にある語句が提示される。この場合において、ユーザが検索バーp1内の「のり」について文字種別を変換する操作を行って、入力文字を「海苔」とした場合には、該変換操作も文字の入力操作とされ、ショッピングサーバ10に「海苔」という入力文字が送信される。これにより、後述するサジェストワードの提示において、「糊」を含んだサジェストワードは提示されず、「海苔」を含んだサジェストワードが提示される。
図3において、サジェストワード抽出処理部F2は、複数のサジェストワードが格納されたサジェストワード管理情報I1から入力文字受信処理部F1が受信した入力文字に応じたサジェストワードを抽出する。
図5は、サジェストワードの提示例についての説明図である。
図5に示すように、本例においてサジェストワードは、検索バーp1への文字入力が行われたことに応じて、検索バーp1の下方に出現したサジェスト欄p4の中に提示される。図5の例では、検索バーp1に対して入力された「ちーずけ」なる文字に応じたサジェストワードがサジェスト欄p4内に提示された例を示している。
図6は、サジェストワードDB15に記憶されたサジェストワード管理情報I1の例を示している。
サジェストワード管理情報I1には、複数のサジェストワードが格納されていると共に、サジェストワードごとにその表音情報と検索回数と提示優先度とが対応づけられている。
サジェストワード管理情報I1において、表音情報は、ユーザによって入力された文字からサジェストワードを検索するために用いられる情報であり、例えば、「チーズケーキ」というサジェストワードには「chi−zuke−ki」という表音情報が対応づけられている。
検索回数は、対応するサジェストワードが商品検索に用いられた回数を表す。前述のように、提示されたサジェストワードがユーザにより選択された場合には該選択されたサジェストワードを検索のクエリとした商品検索が実行される。検索回数は、このようにユーザにより選択されて商品検索の検索のクエリとして用いられた回数を表す情報とされている。本例の場合、検索回数は、例えばショッピングサーバ10が提示サジェストワードの選択により該選択されたサジェストワードをクエリとした商品検索が実行されるごとにサジェストワード管理情報I1における該当する検索回数の値をインクリメントすることでカウントされる。
提示優先度は、サジェストワードを提示する際の提示の優先度を表す情報であり、優先度が高いサジェストワードほど優先的にユーザに提示される。本例における提示優先度は、優先度が高いほど大きな値で表された情報とされる。提示優先度は、検索回数の情報に基づいて逐次算出・更新される情報とされている。例えば、検索回数の多いサジェストワードであるほど提示優先度の値が高くなるように算出される。なお、提示優先度の値は検索回数のみに基づいて算出されるのではなく、他の指標にも基づいて算出されるようにしてもよい。本例の場合、提示優先度の算出・更新は例えばショッピングサーバ10が行う。
図3に示すサジェストワード抽出処理部F2は、上記のようなサジェストワード管理情報I1に基づき、入力文字受信処理部F1が受信した入力文字に応じたサジェストワードを抽出する。本例の場合、サジェストワード抽出処理部F2は、前述した文字種別の変換がされていない場合には、受信した入力文字の表音情報を取得する。そして、サジェストワード管理情報I1に格納されたサジェストワードのうち、取得した表音情報が前方一致する表音情報の対応づけられたサジェストワードを抽出する。
また、文字種別が変換された場合には、表音情報ではなくサジェストワードを対象として、文字種別の変換後に受信された入力文字が前方一致するサジェストワードを抽出する。これにより、先に例示した「のり」が「海苔」に変換された場合に対応して、「糊」を含むサジェストワードが提示されてしまうことの防止を図ることができる。
なお、文字種別が変換された場合も、受信した入力文字の表音情報を取得し、取得した表音情報に基づくサジェストワードの抽出を行ってもよい。この場合には、受信した入力文字(文字種別変換語の文字)に基づくサジェストワードの抽出結果と、表音情報に基づくサジェストワードの抽出結果とを併せて、サジェストワードの抽出結果とすることもできる。これにより、ユーザが文字変換ミスした場合であっても、同音異義語による比較的提示優先度の高いサジェストワードが提示されるようにできる(後述するようにサジェストワードは提示優先度が高い上位x個までが提示される)。例えば、「のり」を「海苔」又は「糊」と変換すべきところを「乗り」と変換ミスしてしまった場合であっても、「海苔」又は「糊」に応じたサジェストワードが提示されるようにできる。或いは、ショッピングサイトが主として食品を扱うサイトであった場合において、「のり」を「海苔」と変換すべきところを「糊」と変換ミスしてしまった場合であっても、「海苔」に応じたサジェストワードが提示されるようにできる。
また、文字種別が変換された場合のサジェストワードを上記のように変換後の文字とその表音情報の双方に基づき抽出する場合には、変換後文字に基づき抽出されたサジェストワードの提示優先度(以下に説明する再抽出において参照する提示優先度)に重みを与えてもよい。これにより、変換後文字が「海苔」であった場合において、「海苔」に応じたサジェストワードの方が「糊」に応じたサジェストワードよりも優先的に提示されるように図ることができる。
また、本例の場合、サジェストワード抽出処理部F2は、上記のように前方一致を条件に抽出したサジェストワードに関して、必要に応じてサジェスト欄p4におけるサジェストワードの最大提示数xを考慮した再抽出を行う。本例の場合、サジェスト欄p4におけるサジェストワードの最大提示数xは「10」とされるため、上記のような前方一致を条件とした抽出処理で抽出されたサジェストワードの数が「10」よりも多かった場合には、サジェストワードの再抽出を行う。この場合の再抽出は、抽出されたサジェストワードに対応づけられている提示優先度に従って行い、具体的には、提示優先度が高い上位10個のサジェストワードを再抽出する。
サジェストワード抽出処理部F2は、上記のような再抽出も含めたサジェストワードの抽出処理を入力文字受信処理部F1によって新たな入力文字が受信されるごとに実行する。
図3に示す店舗抽出処理部F3は、キーワードと店舗とが対応づけられたキーワード・店舗対応情報I2に基づき、サジェストワード抽出処理部F2が抽出したサジェストワードのうち少なくとも一つのサジェストワードについて、当該サジェストワードをキーワードとして持つ店舗を抽出する。本例では、店舗抽出処理部F3は、サジェストワード抽出処理部F2が抽出したサジェストワードのうち提示優先度が1位のサジェストワードをキーワードとして持つ店舗を抽出する。
ここで、以下で説明するように本実施の形態では、店舗抽出処理部F3により抽出された店舗に係る情報(例えば、店舗の名称情報や店舗のロゴ画像等:以下「店舗情報」とも表記)が、サジェストワード抽出処理部F2により抽出されたサジェストワードと共にウェブページwp上に提示されるようにする。
この場合、サジェストワードと共に提示される店舗情報は、その店舗の広告として機能する。
本例では、ショッピングサイトの運営者は、サジェストワード管理情報I1に格納されているサジェストワードのうち幾つかのサジェストワードを上記のような店舗広告を提示するためのキーワードとして店舗側に販売している。
ショッピングサイト運営システム5では、どのキーワード(サジェストワード)をどの店舗が購入したかの管理情報を、キーワードDB16にキーワード・店舗対応情報I2として記憶させている。
図7は、キーワードDB16に記憶されたキーワード・店舗対応情報I2の例を示している。
図示するようにキーワード・店舗対応情報I2は、例えば「チーズケーキ」「チーズ削り」・・・「トートバック」などのサジェストワードがキーワードとして格納されていると共に、これらキーワードごとに、該キーワードを購入した店舗の店舗IDが対応づけられている。
本例の場合、同一のキーワードを複数の店舗が購入可能とされている。図中の「チーズケーキ」「チーズ削り」「トートバック」のキーワードに対してそれぞれ店舗IDが複数対応づけられているのはこのためである。
図3に示す店舗抽出処理部F3は、このようなキーワード・店舗対応情報I2に基づき、サジェストワード抽出処理部F2が抽出したサジェストワードのうち提示優先度が1位のサジェストワードをキーワードとして持つ店舗を抽出する。
また、この場合の店舗抽出処理部F3は、上記のように抽出した店舗について、必要に応じてウェブページwpにおける店舗情報の最大提示数mを考慮した再抽出を行う。本例の場合、ウェブページwpにおける店舗情報の提示枠の数が後述するように「5」とされて、m=5とされている。このため、上記のように抽出されたサジェストワードとキーワード・店舗対応情報I2とに基づき抽出した店舗数が「5」より多い場合には、五つの店舗を再抽出する。本例では、このような店舗情報の提示枠数と同数の店舗の再抽出は、ランダム抽出により行う。換言すれば、店舗情報の提示枠数と同数の店舗をランダムに抽出する。
提示制御処理部F4は、サジェストワード抽出処理部F2が抽出したサジェストワードが提示され、且つ店舗抽出処理部F3が抽出した店舗に係る情報(店舗情報)が当該店舗内を検索対象範囲としたキーワードに基づく検索の実行を指示するための検索ボタンとして提示されるように制御を行う。
図8は、サジェストワードと店舗情報の提示態様例を示した図である。なお、図8では、検索バーp1内の入力文字が「ちーずけ」とされている状態に対応したサジェストワードと店舗情報の提示態様例を示している。
図示するようにウェブページwpにおけるサジェスト欄p4には、サジェストワードを提示するためのサジェストワード提示領域A1と店舗情報を提示するための店舗情報提示領域A2とが設けられている。本例の場合、サジェストワード提示領域A1はサジェスト欄p4を左右方向に二分した領域のうち左側の領域とされ、店舗情報提示領域A2は同二分した領域の右側の領域とされている。
サジェストワード提示領域A1においては、サジェストワードの最大提示数xは例えば「10」とされ、上側の位置ほど提示優先度が高い位置とされている。図8の例では、「ちーずけ」との入力文字に応じて、サジェストワード提示領域A1内において上側から順に「チーズケーキ」「チーズケーキ 送料無料」「チーズケーキ 訳あり」「チーズ削り」「チーズケーキ オーガニック」「チーズケーキ アイス」等のサジェストワードが提示されている。
店舗情報提示領域A2においては、店舗情報を提示するための提示枠wが少なくとも1以上設けられている。前述のように本例の場合、提示枠wの数は「5」であり(それぞれ提示枠w1〜提示枠w5と表記)、店舗情報の最大提示数mは「5」である。
提示制御処理部F4は、店舗抽出処理部F3が抽出した店舗に係る情報を店舗情報として取得する処理を行う。具体的に、本例では、店舗抽出処理部F3が抽出した店舗IDの情報を基に、店舗DB14に記憶されている該当する店舗の登録情報のうち少なくとも店舗の名称情報と店舗のロゴ画像を店舗情報として取得する。
そして、提示制御処理部F4は、このように取得した店舗情報と共に、サジェストワード抽出処理部F2が抽出したサジェストワードとその提示優先度の情報をユーザ端末3に送信して、ウェブページwp上にサジェストワードと店舗情報を提示させる。
この際、ユーザ端末3は、ウェブページwpに記述された例えばJava(登録商標)スクリプト等のソースコードに従って、受信したサジェストワードについては、サジェストワード提示領域A1内において提示優先度に従って提示し、受信した店舗情報については、店舗情報提示領域A2における提示枠w内にそれぞれ提示する処理を行う。
また、提示制御処理部F4は、送信した店舗情報が当該店舗内を検索対象範囲としたキーワードに基づく検索の実行を指示するための検索ボタンとして提示されるようにするために、ユーザ端末3に対し、抽出された店舗に対応づけられたキーワード(つまり本例では提示優先度1位のサジェストワードと同語句)も送信する。
ユーザ端末3は、ウェブページwpに記述されたソースコードによって、ユーザにより何れかの提示枠w内に提示された店舗情報を選択する操作が行われたことに応じて、該当する店舗内(つまり店舗情報が選択された店舗内)を検索対象範囲とし、受信したキーワードを検索のクエリとした商品検索の実行を指示する検索リクエストを検索装置11に対して行うようにされている。すなわち、店舗情報が、当該店舗内を検索対象範囲としたキーワードに基づく検索の実行を指示するための検索ボタンとして提示されるようになっている。
この場合において、提示枠wを選択する操作とは、例えばマウス操作によりポインタp3を提示枠w上に位置させた状態でマウスのクリック操作を行うことを指す。或いは、タッチパネルによる操作入力が可能とされる場合には、提示枠wを所定の多様でタッチする操作とされてもよい。
ここで、本例の場合、ユーザ端末3は、店舗情報が選択されたことに応じた「検索リクエスト」として、受信したキーワードと店舗情報が選択された店舗の名称情報とのアンド(and)検索の実行を指示する検索リクエストを行う。
ユーザ端末3が上記のような検索リクエストを行うことで、検索装置11は商品DB13の格納情報に基づいて該検索リクエストに従った商品検索を行うと共に、商品検索の結果を表すウェブページ(検索結果ページ)を該ユーザ端末3に送信する。これにより、該ユーザ端末3においては、キーワード、すなわち提示優先度1位のサジェストワードによる商品検索結果として、店舗情報が選択された店舗内を検索対象範囲とした商品検索結果がユーザに対して提示される。
[1-4.処理手順]

続いて、図9のフローチャートを参照して、上記した入力文字受信処理部F1、サジェストワード抽出処理部F2、店舗抽出処理部F3、及び提示制御処理部F4としての機能を実現するために実行されるべき処理の手順を説明する。
図9において、「ユーザ端末」として示した処理はユーザ端末3におけるCPU101がウェブページwpに記述されたソースコードに基づいて実行する処理である。また、「ショッピングサーバ」として示す処理は、ショッピングサーバ10におけるCPU101が例えばROM102等の所定の記憶装置に記憶されたプログラムに基づいて実行する処理である。
なお、図9に示す処理が開始されるにあたっては、既にユーザ端末3がショッピングサーバ10へのリクエストに応じて受信したウェブページwpの提示を行っているとする。
先ず、ユーザ端末3のCPU101は、ステップS101でユーザによる文字入力があったか否かを判定する。先の説明から理解されるように、本例においてステップS101で対象とする入力操作は、検索バーp1に対する1文字分の文字の入力操作、入力した文字を消去する操作、及び文字種別を変換する操作である。ステップS101では、これら何れかの入力操作があった場合に、文字入力があったとの判定を行う。
ステップS101で文字入力があったと判定した場合、ユーザ端末3のCPU101はステップS102に進んで検索バーp1内の入力文字をショッピングサーバ10に対して送信し、ステップS103に進む。
一方、ステップS101で文字入力がなかったと判定した場合、ユーザ端末3のCPU101はステップS102をパスしてステップS103に進む。
ショッピングサーバ10のCPU101は、上記のステップS102でユーザ端末3側から送信される入力文字が受信されたか否かをステップS201で判定する。
入力文字が受信されなかったと判定した場合、ショッピングサーバ10のCPU101はステップS208に進み、処理の終了条件が成立したか否かを判定する。この場合における処理の終了条件とは、例えばユーザ端末3においてウェブページwpが閉じられたこと、或いはユーザ端末3との通信が不能となったことなどである。
ショッピングサーバ10のCPU101は、処理の終了条件が成立していないと判定した場合には、ステップS201に戻って入力文字の受信有無を再度判定する。
入力文字が受信されたと判定した場合、ショッピングサーバ10のCPU101は、ステップS202に進んでサジェストワード抽出処理を行う。該サジェストワード抽出処理は、ステップS201で受信した入力文字(文字種別が未変換の文字、又は文字種別が変換された文字)に基づいて、サジェストワード管理情報I1から該当するサジェストワードを抽出する処理となるが、詳細については既にサジェストワード抽出処理部F2による抽出処理として説明済みであるため重複説明は避ける。
ショッピングサーバ10のCPU101は、ステップS202のジェストワード抽出処理を実行したことに応じ、ステップS203でサジェストワード再抽出処理を行う。この再抽出処理についても既にサジェストワード抽出処理部F2による再抽出処理として説明済みであるため重複説明は避ける。
続くステップS204においてショッピングサーバ10のCPU101は、提示優先度1位のサジェストワードをキーワードに持つ店舗を抽出する処理を行う。すなわち、ステップS203の再抽出処理で抽出されたサジェストワード(本例では最大10個)のうち提示優先度が1位であるサジェストワードをキーワードとして取得し、キーワードDB16内のキーワード・店舗対応情報I2における店舗IDのうち、該取得したキーワードが対応づけられている店舗IDを抽出する。
さらに、ショッピングサーバ10のCPU101は、続くステップS205の店舗再抽出処理として、ステップS204で抽出した店舗IDのうちからウェブページwpにおける提示枠wの数(本例では5個)分の店舗IDを例えばランダムに抽出する処理を行う。
なお、先の説明から理解されるように、ここでの店舗の抽出は、ステップS204で抽出された店舗数(店舗IDの数)が提示枠wの数よりも多いか否かを判定し、提示枠wの数よりも多いと判定した場合に対応して実行されるものである。
ステップS205の店舗再抽出処理を実行したことに応じ、ショッピングサーバ10のCPU101はステップS206の店舗情報取得処理として、ステップS204とステップS205を経て抽出された店舗ID(本例では最大で5個)の情報を基に、店舗DB14に記憶されている該当する店舗の登録情報のうち少なくとも店舗の名称情報と店舗のロゴ画像を店舗情報として取得する処理を行う。
続くステップS207でショッピングサーバ10のCPU101は、サジェストワード、提示優先度、店舗情報、及びキーワードをユーザ端末3に送信する処理を行う。具体的には、ステップS202とステップS203を経て抽出されたサジェストワードとその提示優先度と、ステップS206で取得した店舗情報とステップS204の再抽出処理で取得したキーワード(提示優先度1位のサジェストワード)とをユーザ端末3に対して送信する処理を行う。
前述したように、本例においては、このようにショッピングサーバ10側が店舗情報と共にキーワードをユーザ端末3側に送信することで、ユーザ端末3側において、店舗情報が当該店舗内を検索対象範囲としキーワードを検索のクエリとした検索の実行を指示するための検索ボタンとして提示されるようにできる。
ショッピングサーバ10のCPU101は、ステップS207の送信処理を実行したことに応じ、先に説明したステップS208に進んで処理の終了条件が成立したか否かを判定する。前述のように終了条件が成立していなければステップS201に戻る。終了条件が成立していればこの図に示す処理を終了する。
ユーザ端末3のCPU101は、ショッピングサーバ10がステップS207で送信した各情報(サジェストワード、提示優先度、店舗情報、及びキーワード)が受信されたか否かをステップS103で判定する。
上記の各情報を受信したと判定した場合、ユーザ端末3のCPU101はステップS104に進み、サジェストワードと店舗情報の提示処理を行う。すなわち、サジェストワードについては、サジェスト欄p4におけるサジェストワード提示領域A1内において提示優先度に従って提示し、店舗情報については、サジェスト欄p4における店舗情報提示領域A2内の提示枠w内に提示する処理を行う。
ユーザ端末3のCPU101は、ステップS104の提示処理を実行したことに応じてステップS105に進む。
一方、ステップS103で各情報が受信されなかったと判定した場合、ユーザ端末3のCPU101はステップS104をパスしてステップS105に進む。
ステップS105でユーザ端末3のCPU101は、提示されたサジェストワードを選択する操作が行われたか否かを判定する。提示されたサジェストワードを選択する操作が行われたと判定した場合、ユーザ端末3のCPU101はステップS106に進み、サジェストワードによる検索リクエストとして、選択操作が行われたサジェストワードを検索のクエリとした商品検索の実行を指示するための検索リクエストを検索装置11に対して行い、この図に示す処理を終了する。
これにより、例えば図8の例において「チーズケーキ 訳あり」とのサジェストワードを選択する操作が行われた場合には、検索装置11において当該「チーズケーキ 訳あり」を検索のクエリとした商品検索が実行されて、その結果を表す検索結果ページがユーザ端末3に送信され、ユーザに提示される。
一方、提示されたサジェストワードを選択する操作が行われていないと判定した場合、ユーザ端末3のCPU101は、ステップS107に進んで提示された店舗情報を選択する操作が行われたか否かを判定する。提示された店舗情報を選択する操作が行われていないと判定した場合、ユーザ端末3のCPU101はステップS108に進んで検索実行指示が行われたか否か、すなわち例えば検索ボタンp2を選択する操作など検索バーp1に対する入力文字を検索のクエリとした商品検索の実行を指示する操作が行われたか否かを判定する。検索実行指示が行われていないと判定した場合、ユーザ端末3のCPU101は先のステップS101に戻って検索バーp1に対する文字入力の有無を再び判定する。
これにより、ユーザ端末3においては、検索バーp1への文字入力に応じてステップS104でサジェストワードと店舗情報が提示された以降、提示されたサジェストワードの選択、又は店舗情報の何れかの選択、又は検索バーp1への入力文字による商品検索実行指示の何れもがユーザにより行われない場合には、ステップS101〜S105→S107→S108の処理が繰り返えされる。すなわち、検索バーp1内の入力文字の変化に応じて、提示するサジェストワードや店舗情報を変化させることが可能とされている。
ステップS108において、検索実行指示が行われたと判定した場合、ユーザ端末3のCPU101はステップS109に進んで検索バーp1内の入力文字による検索リクエスト、すなわち該入力文字を検索のクエリとした商品検索の実行を指示するための検索リクエストを検索装置11に対して行い、この図に示す処理を終了する。
また、ステップS107において、提示された店舗情報を選択する操作が行われたと判定した場合、ユーザ端末3のCPU101はステップS110に進んで選択店舗内を検索対象範囲としキーワードを検索のクエリとした検索リクエストを検索装置11に対して行い、この図に示す処理を終了する。先の説明から理解されるように、ステップS110で行う検索リクエストとしては、ショッピングサーバ10から受信したキーワードと、店舗情報が選択された店舗の名称情報(本例では店舗情報としてショッピングサーバ10から受信している)とのアンド検索の実行を指示する検索リクエストを行う。
なお、上記では、店舗によるキーワードの購入に関して、同一キーワードを購入可能な店舗数を特に制限せず、同一キーワードに対応づけられた店舗数が提示枠wの数よりも多いケースが生じる得る場合を例示したが、同一キーワードを購入可能な店舗数を提示枠wの数と同数に制限して、同一キーワードに対応づけられる店舗数が提示枠wの数を超えないようにすることもできる。
これにより、提示枠wの数に応じて店舗を再抽出する処理(ステップS205)は不要となり、ショッピングサーバ10の処理負担の軽減を図ることができる。
また、上記では、ショッピングサーバ10側からユーザ端末3側に対して、ステップS202とステップS203を介して抽出したサジェストワードとは別途にキーワードを送信する例を挙げたが、当該キーワードの送信は必須ではない。
第1の実施の形態において、ユーザ端末3側にキーワードを送信しない場合には、ユーザ端末3側におけるステップS110の検索リクエストで指定する検索のクエリとして、ショッピングサーバ10から受信したサジェストワードのうち選択操作が行われた店舗情報に対応するサジェストワードが用いられるようにすればよい。つまり本例の場合は、提示優先度1位のサジェストワードが用いられるようにすればよい。
なお、この点については、後述する第4の実施の形態についても同様である。
さらに、上記では、ショッピングサーバ10が店舗情報を「検索ボタン」として提示させるにあたっては、ユーザ端末3が、ウェブページwpに記述されたソースコードにより、ショッピングサーバ10から受信したキーワード(サジェストワード)と店舗情報とに基づいてステップS110の検索リクエストを行うようにされていることを前提として、ショッピングサーバ10がステップS207の送信処理でユーザ端末3にキーワード(サジェストワード)と店舗情報を送信するようにした。しかしながら、店舗情報を「検索ボタン」として提示させるための具体的な手法はこれに限定されるものではない。
例えば、提示された店舗情報のうち何れかが選択されたことに応じ、ユーザ端末3がショッピングサーバ10に該店舗情報が選択された店舗を通知するように構成しておく(例えばウェブページwpに記述されたソースコード等により)。この前提において、ショッピングサーバ10が、該通知された店舗を検索対象範囲とし該通知された店舗に対応したサジェストワードをクエリとした検索を検索装置11に実行させるようにすれば、提示された店舗情報を「検索ボタン」として機能させることができる。
<2.第2の実施の形態>
[2-1.第2の実施の形態の情報処理装置が有する機能概要]

続いて、第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態では、提示優先度1位のサジェストワードなど、検索バーp1への入力文字に応じて抽出したサジェストワードのうち或る一つのサジェストワードについて、当該サジェストワードをキーワードとして持つ店舗の情報を提示する例を挙げたが、第2の実施の形態は、検索バーp1への入力文字に応じて抽出したサジェストワードのうち複数のサジェストワードのそれぞれについて、当該サジェストワードをキーワードとして持つ店舗を抽出し、抽出した店舗に係る情報をそれぞれ提示するものである。
なお、第2の実施の形態において、ネットワークシステム1の構成やネットワークシステム1を構成する各コンピュータ装置のハードウェア構成、及びウェブページwpのレイアウト(提示枠wの数を除く)については既に説明したものと同様となるため重複説明は避ける。また、ショッピングサーバ10が有する各機能(F1〜F4)として以下で特に説明しないものについては、第1の実施の形態で説明したものと同様の機能となるため、重複説明は避ける。
図10は、第2の実施の形態におけるサジェストワードと店舗情報の提示態様例を示した図である。なお、図10ではウェブページwpにおける検索バーp1、検索ボタンp2、及びサジェスト欄p4のみを抽出して示している。
第2の実施の形態におけるショッピングサーバ10は、検索バーp1への入力文字に応じて抽出したサジェストワードのうち、提示優先度が1位〜m位のサジェストワードのそれぞれについて、サジェストワードをキーワードとして持つ店舗を抽出し、抽出した店舗についての店舗情報をそれぞれ取得し、取得した店舗情報が提示されるように制御を行う。
図10では、入力文字「と」に応じたサジェストワードとして提示優先度順に「時計」「トートバック」「トイレットペーパー」・・・が抽出されてサジェストワード提示領域A1に提示され、提示優先度1位の「時計」をキーワードとして持つ店舗、提示優先度2位の「トートバック」をキーワードとして持つ店舗、及び提示優先度3位の「トイレットペーパー」をキーワードとして持つ店舗のそれぞれの店舗情報が店舗情報提示領域A2に提示された例を示している。
本例においては、店舗情報提示領域A2における提示枠wの数がm=3とされているため、提示優先度1位のサジェストワードをキーワードとして持つ店舗、提示優先度2位のサジェストワードをキーワードとして持つ店舗、及び提示優先度3位のサジェストワードをキーワードとして持つ店舗のそれぞれの店舗情報を提示するためには、各順位のサジェストワードごとにそれぞれ一つの店舗が抽出されるべきである。
このため、第2の実施の形態における店舗抽出処理部F3は、サジェストワード抽出処理部F2が抽出したサジェストワードのうち提示優先度が1位〜3位の各サジェストワードごとに、サジェストワードをキーワードとして持つ店舗を抽出した上で、必要に応じて、提示枠wの数に応じた店舗の再抽出を行う。つまり本例においては、提示優先度が1位〜3位のサジェストワードごとに、店舗が複数抽出されたか否かを判定し、店舗が複数抽出されたサジェストワード(キーワード)がある場合には、該サジェストワードをキーワードに持つとして抽出した店舗のうちから一つの店舗を抽出する。
なお、この場合も、抽出された店舗から所定数の店舗を再抽出する手法としては、例えばランダム抽出を採用すればよい。
[2-2.処理手順]

図11のフローチャートにより、上記した第2の実施の形態としての機能を実現するために実行されるべき処理の手順を説明する。
なお、図11をはじめとして以下で説明する各フローチャート(図13及び図16)においては、既に説明済みとなった処理と同様の処理については同一ステップ番号を付して説明を省略する。
この場合、ユーザ端末3のCPU101が実行する処理については第1の実施の形態の場合と同様である。
また、ショッピングサーバ10のCPU101が実行する処理としては、ステップS201〜S203、及びステップS206〜S208の処理については第1の実施の形態と同様である。
この場合、ショッピングサーバ10のCPU101は、ステップS203でサジェストワードの再抽出処理を実行したことに応じ、ステップS301で提示優先度1位〜m位のサジェストワードをそれぞれキーワードに持つ店舗を抽出する。すなわち、本例の場合は、ステップS202とステップS203を経て抽出されたサジェストワードのうち提示優先度が1位〜3位の各サジェストワードごとに、サジェストワードをキーワードとして持つ店舗の店舗IDをキーワードDB16におけるキーワード・店舗対応情報I2に基づいて抽出する。
そして、続くステップS302でショッピングサーバ10のCPU101は、キーワードごと(つまり提示優先度1位〜m位のサジェストワードごと)に、店舗の再抽出処理を行う。すなわち、本例においては、提示優先度が1位〜3位のサジェストワードごとに、ステップS301の抽出処理により店舗が複数抽出されたか否かを判定し、店舗が複数抽出されたサジェストワード(キーワード)について、該サジェストワードをキーワードに持つ店舗のうちから一つの店舗を抽出する。
ショッピングサーバ10のCPU101は、ステップS302の再抽出処理を実行したことに応じて、ステップS206の店舗情報取得処理により、上記のステップS301とステップS302の処理を経て抽出された店舗IDごとに店舗DB13から店舗情報を取得(この場合も店舗の名称情報と店舗のロゴ画像を少なくとも取得)する。
さらに、続くステップS207の送信処理により、ステップS202とステップS203を経て抽出されたサジェストワードとその提示優先度と、ステップS206で取得した店舗情報と、キーワード(つまり提示優先度1位〜m位のサジェストワードと同語句)をユーザ端末3に対して送信する。
第2の実施の形態においても、このようにショッピングサーバ10側が店舗情報と共にキーワードをユーザ端末3側に送信することで、抽出した複数のサジェストワードが提示されると共に、店舗情報がそれぞれ検索ボタン(キーワードをクエリとした店舗内検索を指示するための検索ボタン)として提示される。
具体的に、この場合のユーザ端末3側では、ステップS104の提示処理により、上記のステップS207でショッピングサーバ10から送信されたサジェストワードと店舗情報をそれぞれサジェストワード提示領域A1、店舗情報提示領域A2の提示枠wに提示する処理が行われる。
そして、ステップS107において、提示された店舗情報を選択する操作が行われたと判定された場合には、ステップS110の検索リクエスト処理により、選択店舗(店舗情報が選択された店舗)内を検索対象範囲とし、当該選択店舗のキーワード(当該選択店舗が購入したキーワード)を検索のクエリとした商品検索の実行を指示するための検索リクエストが検索装置11に対して行われる。
なお、上記では、サジェストワード一つ当たりの提示枠wの数が一つのみとされる場合を例示したが、サジェストワード一つ当たりの提示枠wの数は複数とされてもよく、その場合には、ステップS302の再抽出処理として、サジェストワード一つ当たりの提示枠wの数と同数の店舗を再抽出すればよい。
また、第2の実施の形態においても、ユーザ端末3側に対するキーワードの送信は必須ではない。第2の実施の形態において、ユーザ端末3側にキーワードを送信しない場合には、ユーザ端末3側におけるステップS110の検索リクエストで指定する検索のクエリとして、受信した提示優先度1位〜m位のサジェストワードのうち、選択操作が行われた店舗情報に対応するサジェストワードが用いられるようにすればよい。
<3.第3の実施の形態>
[3-1.第3の実施の形態の情報処理装置が有する機能概要]

第3の実施の形態は、検索バーp1への入力文字に応じて抽出したサジェストワードを複数提示する場合において、店舗に係る情報が提示中であるサジェストワード以外のサジェストワードがユーザにより指示されたことに応じて、当該指示されたサジェストワードに対応した店舗情報がウェブページwpに提示されるように制御を行うものである。
なお、第3の実施の形態においても、ネットワークシステム1の構成やネットワークシステム1を構成する各コンピュータ装置のハードウェア構成、及びウェブページwpのレイアウトについては既に説明したものと同様となるため重複説明は避ける。
図12A、図12B、及び図12Cにより、ユーザによるサジェストワードの指示に応じたウェブページwp上の提示情報の遷移例を説明する。
図12Aは、検索バーp1に「と」が入力されたことに応じてサジェストワード提示領域A1内に提示優先度順に「時計」「トートバック」「トイレットペーパー」・・・のサジェストワードが提示された状態を示している。なお、本例では、店舗情報提示領域A2における提示枠wの数はm=3とされている。
第3の実施の形態では、検索バーp1に文字入力が行われたことに応じては、第1の実施の形態の場合と同様に、入力文字に応じて抽出したサジェストワードのうち提示優先度1位のサジェストワードをキーワードに持つ店舗の店舗情報を店舗情報提示領域A2に提示する。このため、図12Aに示すように、提示枠w1、提示枠w2、提示枠w3にはそれぞれ提示優先度1位のサジェストワードである「時計」をキーワードとして持つ店舗についての店舗情報が提示される。
ここで、図12Aに示す状態から、図12Bに示すようにサジェストワード提示領域A1における提示優先度2位のサジェストワード「トートバック」がユーザにより指示されたとする。ここでは、サジェストワードの指示操作は、ポインタp3をサジェストワードの提示領域上に位置させる操作(いわゆるマウスオーバー操作)である場合を例示している。なお、サジェストワードの指示操作はサジェストワードの選択操作(つまりサジェストワードによる検索実行を指示する操作)とは異なる操作が割り当てられればよく、マウスオーバー操作に限定されるものではない。例えば、タッチパネルによる操作が可能とされる場合において、サジェストワードの選択操作がサジェストワードの提示領域をタッチ(1回タッチ)する操作とされている際には、サジェストワードの指示操作はサジェストワード提示領域を所定時間内に複数回タッチする操作、所定時間以上継続してタッチする操作(長押し操作)、又はスワイプする操作等とすることができる。
上記のように提示優先度2位のサジェストワードがユーザにより指示されたことに応じては、店舗情報提示領域A2において当該2位のサジェストワードに対応した店舗情報を提示する。本例では、それまで提示中であった提示優先度1位のサジェストワードに対応した店舗情報に代えて、指示された提示優先度2位のサジェストワードに対応した店舗情報を提示する。
図12Cは、図12Bに示す状態から提示優先度3位のサジェストワードがユーザにより新たに指示された後の状態を示している。
提示優先度2位のサジェストワードに対応した店舗情報が提示されている状態から提示優先度3位のサジェストワードが新たに指示されたことに応じては、店舗情報提示領域A2においてそれまで提示中であった提示優先度2位のサジェストワードに対応した店舗情報に代えて、指示された提示優先度3位のサジェストワードに対応した店舗情報を提示する。
このように第3の実施の形態では、サジェストワードを複数提示する場合において、店舗情報が提示中であるサジェストワード以外のサジェストワードがユーザにより指示されたことに応じて、当該指示されたサジェストワードに対応した店舗情報が提示される。
なお、本例の場合、上記のようなユーザによるサジェストワードの指示に応じた店舗情報の提示は、サジェストワード提示領域A1に提示された全てのサジェストワードを対象として行われる。すなわち、サジェストワード提示領域A1におけるサジェストワードの最大提示数が「x」(本例ではx=10)である場合において、ユーザは提示優先度が1位〜x位の何れのサジェストワードを指示しても、指示したサジェストワードに対応した店舗情報の提示を受けることができる。
[3-2.処理手順]

図13のフローチャートにより、上記した第3の実施の形態としての機能を実現するための処理の手順を説明する。
この場合のショッピングサーバ10におけるCPU101としても、ステップS201でユーザ端末3側から入力文字を受信したことに応じて、ステップS202の抽出処理とステップS203の再抽出処理を行う。
なおこの場合、ショッピングサーバ10におけるCPU101は、ステップS201で入力文字が受信されていないと判定した場合には、後述するステップS404に処理を進める。
そして、この場合におけるショッピングサーバ10のCPU101は、ステップS203の再抽出処理(最大x位までのサジェストワードが抽出される)を実行したことに応じて、ステップS401で、抽出されたサジェストワードをそれぞれキーワードに持つ店舗を抽出する処理を行う。すなわち、ステップS202とステップS203を経て抽出されたサジェストワードのそれぞれについて、サジェストワードをキーワードに持つ店舗の店舗IDをキーワードDB16から抽出する。
さらに、ショッピングサーバ10のCPU101は続くステップS402で、キーワードごとに店舗を再抽出する処理を行う。本例では、店舗情報提示領域A2における提示枠wの数はm=3であるため、ステップS402では、先ずはキーワードごとに(抽出されたサジェストワードごとに)、ステップS401の抽出処理により店舗が三つ以上抽出されたか否かを判定し、店舗が三つ以上抽出されたキーワードについて、該キーワードを持つ店舗のうちから三つの店舗を抽出する。
この場合におけるショッピングサーバ10のCPU101は、ステップS402の再抽出処理を行ったことに応じて、ステップS206の店舗情報取得処理を実行し、ステップS403でサジェストワード、提示優先度、及び提示優先度1位のサジェストワードに対応した店舗情報とキーワードをユーザ端末3に送信する処理を行う。すなわち、ステップS202とステップS203を経て抽出されたサジェストワードとその提示優先度と、ステップS206で取得した店舗情報のうち提示優先度1位のサジェストワードをキーワードに持つ店舗の店舗情報と、当該キーワード(つまり提示優先度1位のサジェストワードと同語句)とをユーザ端末3に送信する。
ステップS403の送信処理を実行したことに応じ、ショッピングサーバ10のCPU101はステップS404に処理を進める。
この場合におけるユーザ端末3のCPU101は、ステップS101〜ステップS103の処理を実行し、ステップS103でショッピングサーバ10側が先のステップS403又は後述するステップS405で送信した情報が受信されたことに応じて、ステップS501に進む。
ステップS501でユーザ端末3のCPU101は、受信情報がサジェストワードを含むか否か、つまりはショッピングサーバ10側が先のステップS403で送信した情報であるか否かを判定する。
なお、ステップS403の送信処理は、検索バーp1における入力文字に変化があった場合(1文字目が入力される、又は入力文字の追加/削除/文字種別変更が行われた場合)に対応して実行されるものである。従って、ステップS501の判定処理は、このような検索バーp1における入力文字の変化に応じてウェブページwp上に新たにサジェストワードを提示すべきか否かを判定しているとも換言できる。
ステップS501で受信情報がサジェストワードを含むと判定した場合、ユーザ端末3のCPU101は、ステップS104に進んでサジェストワードと店舗情報の提示処理を行い、ステップS503に進む。
一方、ステップS501で受信情報がサジェストワードを含まないと判定した場合、ユーザ端末3のCPU101は、ステップS502に進んで提示店舗情報の更新処理を行い、ステップS503に進む。なお、該ステップS502の更新処理については後述する。
ステップS503でユーザ端末3のCPU101は、店舗情報が提示中であるサジェストワード以外のサジェストワードがユーザにより指示されたか否かを判定する。該当するサジェストワードがユーザにより指示されたと判定した場合、ユーザ端末3のCPU101はステップS504に進み、指示されたサジェストワードをショッピングサーバ10に対して通知する。
一方、該当するサジェストワードが指示されていないと判定した場合、ユーザ端末3のCPU101はステップS105に進む。なお、ステップS105〜ステップS110の処理についてはこれまでで説明したものと同様であるため重複説明は避ける。
この場合のショッピングサーバ10におけるCPU101は、上記のステップS504で行われたサジェストワードの通知が受信されたか否かをステップS404で判定する。
サジェストワードの通知が受信されていないと判定した場合、ショッピングサーバ10のCPU101はステップS208に進んで終了条件の成立有無を判定し、この場合も終了条件が成立していなければステップS201に戻り、成立していればこの図に示す処理を終了する。
一方、サジェストワードの通知が受信されたと判定した場合、ショッピングサーバ10のCPU101はステップS405に進み、対応する店舗情報とキーワードをユーザ端末3に対して送信する。すなわち、先のステップS206で取得した店舗情報のうち、ステップS404で通知されたサジェストワードをキーワードに持つ店舗の店舗情報と、当該キーワード(つまり通知されたサジェストワードと同語句)とをユーザ端末3に対して送信する。
このようにショッピングサーバ10側が店舗情報と共にキーワード(ここではユーザにより指示されたサジェストワードと同語句)をユーザ端末3側に送信することで、ユーザ端末3側において、店舗情報が当該店舗内を検索対象範囲としキーワードを検索のクエリとした検索の実行を指示するための検索ボタンとして提示されるようにできる。
ショッピングサーバ10のCPU101は、ステップS405の送信処理を実行したことに応じて先のステップS208に処理を進める。
ユーザ端末3側においては、ステップS405で送信された店舗情報とキーワードとが受信された場合には、先のステップS501での判定結果として、受信情報がサジェストワードを含むものではないとの判定結果が得られる。ユーザ端末3のCPU101は、このようにステップS501で受信情報がサジェストワードを含まないとの判定結果が得られた場合には、ステップS502の提示店舗更新処理として、それまで店舗情報提示領域A2の各提示枠wに提示中であった店舗情報を、受信した店舗情報に基づいて更新する処理を行う。すなわち、本例においては、それまで提示中であった店舗情報に代えて、受信した店舗情報が提示されるように制御を行う。
上記のような処理により、前述した第3の実施の形態としての機能、すなわち店舗情報が提示中であるサジェストワード以外のサジェストワードがユーザにより指示されたことに応じて、当該指示されたサジェストワードに対応した店舗情報が検索ボタンとして提示されるようにする機能が実現される。
なお、上記では、検索バーp1への入力文字の変化に応じて所定のサジェストワード(本例では提示優先度1位のサジェストワード)をキーワードに持つ店舗の店舗情報を提示するようにしたので、ユーザがウェブページwp上の何れのサジェストワードも指示してしない状態であってもウェブページwp上に店舗情報の提示が行われたが、何れかのサジェストワードがユーザにより指示されるまで、ウェブページwp上に店舗情報が提示されないようにすることもできる。
また、第3の実施の形態においても、ユーザ端末3側へのキーワードの送信は必須ではない。第3の実施の形態においても、ユーザ端末3側にキーワードを送信しない場合には、第1の実施の形態の場合と同様に、ユーザ端末3側におけるステップS110の検索リクエストで指定する検索のクエリとして、ショッピングサーバ10から受信したサジェストワードのうち選択操作が行われた店舗情報に対応するサジェストワードが用いられるようにすればよい。
<4.第4の実施の形態>
[4-1.第4の実施の形態の情報処理装置が有する機能概要]

第4の実施の形態は、提示された店舗情報が選択されたときに該選択された店舗内を検索対象範囲として実行される検索として、キーワードの上位概念ワードをクエリとした検索が実行されるようにするものである。
なお、第3の実施の形態においても、ネットワークシステム1の構成やネットワークシステム1を構成する各コンピュータ装置のハードウェア構成、及びウェブページwpのレイアウトについては既に説明したものと同様となるため重複説明は避ける。
本例においては、店舗情報が選択された店舗内を検索対象範囲とした検索として、キーワードをクエリとした検索と、キーワードの上位概念ワードをクエリとした検索とが検索装置11により実行されるようにし、これら双方の検索の結果を表す検索結果ページspがユーザ端末3においてユーザに提示されるようにする。
図14は、この場合における検索結果ページspの例を示している。
なお、図14においては、前提として、当該検索結果ページspへの遷移前に提示されていたウェブページwpでは提示優先度1位のサジェストワードとして「チーズケーキ」が提示され、該「チーズケーキ」をキーワードに持つとしてウェブページwpに提示されていた店舗情報がユーザにより選択されて、商品検索が実行されたとする。
この場合の検索結果ページspにおいては、キーワードをクエリとした商品検索結果を提示するためのキーワード検索結果領域B1と、上位概念ワードをクエリとした商品検索結果を提示するための上位概念ワード検索結果領域B2とが設けられている。本例では、これらキーワード検索結果領域B1と上位概念ワード検索結果領域B2は、検索結果ページspにおける検索バーp1の下方において左右方向に並んで配置されている。
図14では、キーワードである「チーズケーキ」に対する上位概念ワードが「ケーキ」とされた例を示しており、キーワード検索結果領域B1には「チーズケーキ」による商品検索でヒットした商品に係る情報(商品の名称情報、価格、商品画像等)がそれぞれページの縦方向に並んで提示され、上位概念ワード検索結果領域B2には、「ケーキ」による商品検索でヒットした商品に係る情報がページの縦方向に並んで提示されている。
第4の実施の形態では、キーワードの上位概念ワードの取得を可能とするため、キーワードとその上位概念ワードの対応関係を表す情報をネットワークシステム1上の所定のコンピュータ装置に記憶させている。具体的に、本例においては、キーワードDB16に記憶されるべきキーワード・店舗対応情報I2に対して、図15に示すようにキーワードごとにその上位概念ワードを追加的に対応づけた情報(以下「キーワード・店舗対応情報I2’」と表記する)を作成し、該情報をキーワードDB16に記憶させている。
第4の実施の形態におけるショッピングサーバ10は、このようにキーワードDB16に記憶されたキーワード・店舗対応情報I2’に基づいて、サジェストワードをキーワードに持つ店舗を抽出すると共に、キーワードの上位概念ワードを取得する。
[4-2.処理手順]

上記した第4の実施の形態の機能を実現するために実行されるべき処理の手順を図16のフローチャートを参照して説明する。
なお、図16では、第1の実施の形態のように店舗情報として提示優先度1位のサジェストワードをキーワードに持つ店舗の店舗情報のみを提示する場合を前提とした処理を示している。
この場合のユーザ端末3におけるCPU101は、第1の実施の形態の場合と同様にステップS101〜ステップS109の処理を行う。
また、この場合のショッピングサーバ10におけるCPU101は、第1の実施の形態の場合と同様にステップS201〜ステップS205の処理を行う。
この場合のショッピングサーバ10におけるCPU101は、ステップS205の店舗再抽出処理を実行したことに応じて、ステップS601で上記したキーワード・店舗対応情報I2’に基づく上位概念ワードの取得処理を行う。すなわち、本例においては、ステップS202で抽出された提示優先度1位のサジェストワードの上位概念ワードを取得する。
ステップS601で上位概念ワードを取得したことに応じて、ショッピングサーバ10のCPU101はステップS206で店舗情報取得処理(ステップS204とステップS205を経て抽出された店舗についての店舗情報取得処理)を行った上で、ステップS602の送信処理を実行する。
ステップS602の送信処理として、ショッピングサーバ10のCPU101は、ステップS202とステップS203を経て抽出されたサジェストワードとその提示優先度と、ステップS206で取得した店舗情報と、キーワード(本例では提示優先度1位のサジェストワードと同語句)と、ステップS601で取得した上位概念ワードとをユーザ端末3に対して送信する。
これにより、抽出した複数のサジェストワードをウェブページwp上に提示させることができると共に、サジェストワードごとに抽出した店舗についての店舗情報をそれぞれウェブページwp上に検索ボタン(本例ではキーワード、上位概念ワードをそれぞれクエリとした店舗内検索の実行を指示するための検索ボタン)として提示させることができる。
この場合におけるユーザ端末3のCPU101は、ステップS107で店舗情報を選択する操作が行われたと判定したことに応じて、ステップS701の検索リクエスト処理を行ってこの図に示す処理を終了する。
ステップS701の検索リクエスト処理としては、選択された店舗内を検索対象範囲とした商品検索として、ショッピングサーバ10から受信したキーワード、上位概念ワードをそれぞれクエリとした商品検索の実行を指示するための検索リクエストを行う。
これにより、検索装置11ではリクエストされた双方の商品検索が実行され、双方の商品検索結果を表す検索結果ページspがユーザ端末3に送信されてユーザに提示される。
なお、上記では、提示された店舗情報が選択されたことに応じて実行される店舗内検索として、キーワードをクエリとした商品検索と上位概念ワードをクエリとした商品検索の双方が実行されて、検索結果ページspにこれら双方の検索結果が提示される場合を例示したが、第4の実施の形態において、提示された店舗情報が選択されたことに応じて実行される店舗内検索は、少なくとも上位概念ワードをクエリとした商品検索が実行されるようにすればよく、キーワードをクエリとした商品検索の実行及び検索結果の提示は必須ではない。
また、上記では、第1の実施の形態のようにウェブページwp上の店舗情報として提示優先度1位のサジェストワードをキーワードに持つ店舗の店舗情報のみを提示する場合を前提としたが、第4の実施の形態は、第2の実施の形態のように複数のサジェストワードのそれぞれに対応した店舗情報を提示する場合や、第3の実施の形態のようにユーザにより指示されたサジェストワードに対応した店舗情報を提示する場合にも適用できる。
<5.実施の形態のまとめ>

上記のように実施の形態の情報処理装置(ショッピングサーバ10)は、ウェブページ内に配置された検索キーワードの入力欄に対する入力文字を逐次受信する入力文字受信部(入力文字受信処理部F1)と、複数のサジェストワードが格納されたサジェストワード管理情報(I1)から入力文字受信部が受信した入力文字に応じたサジェストワードを抽出するサジェストワード抽出部(サジェストワード抽出処理部F2)とを備える。
また、キーワードと店舗とが対応づけられたキーワード・店舗対応情報(I2又はI2’)に基づき、サジェストワード抽出部が抽出したサジェストワードのうち少なくとも一つのサジェストワードについて、当該サジェストワードをキーワードとして持つ店舗を抽出する店舗抽出部(店舗抽出処理部F3)と、サジェストワード抽出部が抽出したサジェストワードが提示され、且つ店舗抽出部が抽出した店舗に係る情報が当該店舗内を検索対象範囲としたキーワードに基づく検索の実行を指示するための検索ボタンとして提示されるように制御を行う提示制御部(提示制御処理部F4)とを備えている。
上記構成によれば、従来の「サジェストワードを提示→サジェストワードを選択→サジェストワードによる検索結果ページの提示」という機能のみでなく、「提示されたサジェストワードに対応する店舗の提示→提示店舗の選択→選択された店舗内でのサジェストワードによる検索結果ページの提示」という機能が実現される。このとき、店舗側は自身に対応づけるキーワード(サジェストワード)を自由に選択可能とされる(売りたい商品に応じたキーワードを自由に選択可能とされる)ため、店舗が売りたい商品をより売りやすい環境を提供する(販売機会を増やす)ことが可能とされる。また、提示された店舗に係る情報(店舗情報)は当該店舗内を検索対象範囲としたサジェストワードに基づく検索結果を得るための検索ボタンとして機能するため、ユーザは提示された店舗情報を選択するのみで目的の店舗内における目的の商品についての検索結果の提示を受けることができる。すなわち、従来のように選択した店舗の代表ページにリンクされる場合よりも、目的商品を検索するにあたっての文字入力負担が軽減され、ユーザにとっては商品をより買いやすくなる。
従って、店舗が売りたい商品を売りやすく、ユーザが商品をより買いやすい優れた電子商取引環境を提供することができる。
また、実施の形態の情報処理装置においては、店舗抽出部は、サジェストワードをキーワードとして持つ店舗の数が店舗に係る情報の提示枠数よりも多い場合には、サジェストワードをキーワードとして持つ店舗のうちから提示枠数と同数の店舗を抽出している。
これにより、一つのキーワードに対してウェブページ上の提示枠数よりも多くの数の店舗を対応づけておくことが可能とされる。
従って、キーワードごとの店舗の対応づけを、一つのキーワードに対して対応づける店舗の数を気にせずに行うことができる。
さらに、実施の形態の情報処理装置においては、店舗抽出部は、提示枠数と同数の店舗をランダムに抽出している。
これにより、提示機会ごとに異なる店舗をユーザに提示可能とされる。
従って、サジェストワードに関連する店舗として様々な店舗をユーザに提示することができる。
さらにまた、実施の形態の情報処理装置においては、店舗抽出部は、サジェストワード抽出部が抽出した複数のサジェストワードのそれぞれについて、当該サジェストワードをキーワードとして持つ店舗をそれぞれ抽出し、提示制御部は、店舗抽出部がサジェストワードごとに抽出した店舗に係る情報がそれぞれ検索ボタンとして提示されるように制御を行っている(第2の実施の形態)。
提示する店舗としては、例えば提示優先度が1位のサジェストワードに対応した店舗のみとすることもできるが、ユーザが求めているサジェストワードは提示優先度が3位のものである場合等も考えられ、その場合に1位のサジェストワードに対応した店舗のみを提示していたのでは店舗サジェストの有効性の低下を招きかねない。そこで、それぞれのサジェストワードに対応した店舗を提示することで、ユーザが求めているサジェストワードに対応した店舗が提示される可能性を高めている。
従って、店舗サジェストの有効性の向上を図ることができる。
また、実施の形態の情報処理装置においては、店舗抽出部は、サジェストワード抽出部が抽出した複数のサジェストワードのそれぞれについて、当該サジェストワードをキーワードとして持つ店舗を抽出し、提示制御部は、複数のサジェストワードが提示されるように制御を行うと共に、提示された複数のサジェストワードのうち店舗に係る情報が提示中であるサジェストワード以外のサジェストワードがユーザにより指示されたことに応じて、当該指示されたサジェストワードについて店舗抽出部が抽出した店舗に係る情報が検索ボタンとして提示されるように制御を行っている(第3の実施の形態)。
これにより、提示されたサジェストワードのうち一つのサジェストワードに関連した店舗のみが固定的にサジェストされるのではなく、ユーザが興味を抱いていると推測されるサジェストワードに関連した店舗のサジェストが行われる。
従って、店舗サジェストの有効性の向上を図ることができる。
さらに、実施の形態の情報処理装置においては、提示制御部は、店舗抽出部が抽出した店舗に対応づけられているキーワードに基づいて、当該キーワードの上位概念ワードを取得すると共に、店舗抽出部が抽出した店舗に係る情報が当該店舗内を検索対象範囲とした上位概念ワードによる検索の実行を指示するための検索ボタンとして提示されるように制御を行っている(第4の実施の形態)。
これにより、サジェストした店舗が選択されたことに応じて、キーワードに関連する商品も包含されている上位概念ワードに関連する商品についての検索結果がユーザに提示される。
従って、サジェスト店舗が扱う商品をキーワードに関連する商品のみでなくその類似商品も含めて幅広くユーザに提示することができる。
<6.プログラム及び記憶媒体>

以上、本発明に係る情報処理装置の実施の形態としてのショッピングサーバ10を説明してきたが、実施の形態のプログラムは、ショッピングサーバ10の処理を情報処理装置(CPU等)に実行させるプログラムである。
実施の形態のプログラムは、ウェブページ内に配置された検索キーワードの入力欄に対する入力文字を逐次受信する入力文字受信機能と、複数のサジェストワードが格納されたサジェストワード管理情報から前記入力文字受信機能により受信した前記入力文字に応じたサジェストワードを抽出するサジェストワード抽出機能と、キーワードと店舗とが対応づけられたキーワード・店舗対応情報に基づき、前記サジェストワード抽出機能により抽出したサジェストワードのうち少なくとも一つのサジェストワードについて、当該サジェストワードをキーワードとして持つ店舗を抽出する店舗抽出機能と、前記サジェストワード抽出機能により抽出したサジェストワードが提示され、且つ前記店舗抽出機能により抽出した店舗に係る情報が当該店舗内を検索対象範囲とした前記キーワードに基づく検索の実行を指示するための検索ボタンとして提示されるように制御を行う提示制御機能と、を情報処理装置に実現させる。
すなわち、このプログラムは、例えばショッピングサーバ10等の情報処理装置に図9や図11、図13、図16等により説明した処理を実行させるプログラムに相当する。
このようなプログラムにより、上述したショッピングサーバ10としての情報処理装置を実現できる。
そして、このようなプログラムはコンピュータ装置等の機器に内蔵されている記憶媒体としてのHDDや、CPUを有するマイクロコンピュータ内のROM等に予め記憶しておくことができる。或いはまた、半導体メモリ、メモリカード、光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスクなどのリムーバブル記憶媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記憶)しておくことができる。またこのようなリムーバブル記憶媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することができる。
また、このようなプログラムは、リムーバブル記憶媒体からパーソナルコンピュータ等にインストールする他、ダウンロードサイトから、LAN、インターネットなどのネットワークを介してダウンロードすることもできる。
<7.変形例>

本発明は上記により説明した具体例に限定されず、各種の変形例が考えられる。
例えば、上記では特に言及しなかったが、電子商取引の対象としての商品は、有体物に限らず、電子書籍などの無体物、或いはホテルの宿泊手配などの旅行サービスや金融サービスなどの各種サービスが含まれるものである。
また、本発明において、「検索」の対象は、商品としての販売対象物又は販売対象サービスに限定されるものではなく、販売が前提とされていない物やサービスとされてもよい。
また、上記では、提示枠wに店舗のロゴ画像(店舗に対応する画像)と共に店舗の名称情報を提示する例を挙げたが、提示枠wには店舗のロゴ画像のみ、又は店舗の名称情報のみが提示されてもよい。或いは、これら以外の「店舗に係る情報」が提示されてもよい。
また、ウェブページwp上においてサジェストワードを提示するサジェスト欄p4は、検索バーp1の下方ではなく上方に出現させるなど、出現位置は任意である。
さらに、店舗情報(店舗に係る情報)はサジェスト欄p4内にサジェストワードと共に提示することに限定されず、例えばウェブページwpに重畳されたポップアップ画面内に提示する等の他の手法が採られてもよい。店舗情報は、少なくともサジェストワードと共にユーザに提示されればよい。
1 ネットワークシステム、2 ネットワーク、3 ユーザ端末、4 店舗端末、5 ショッピングサイト運営システム、10 ショッピングサーバ、11 検索装置、12 ユーザDB(データベース)、13 商品DB、14 店舗DB、15 サジェストワードDB、16 キーワードDB、101 CPU、F1 入力文字受信処理部、F2 サジェストワード抽出処理部、F3 店舗抽出処理部、F5 提示制御処理部、p1 検索バー(入力欄)

Claims (9)

  1. ウェブページ内に配置された検索キーワードの入力欄に対する入力文字を逐次受信する入力文字受信部と、
    複数のサジェストワードが格納されたサジェストワード管理情報から前記入力文字受信部が受信した前記入力文字に応じたサジェストワードを抽出するサジェストワード抽出部と、
    キーワードと店舗とが対応づけられたキーワード・店舗対応情報に基づき、前記サジェストワード抽出部が抽出したサジェストワードのうち少なくとも一つのサジェストワードについて、当該サジェストワードをキーワードとして持つ店舗を抽出する店舗抽出部と、
    前記サジェストワード抽出部が抽出したサジェストワードが提示され、且つ前記店舗抽出部が抽出した店舗に係る情報が当該店舗内を検索対象範囲とした前記キーワードに基づく検索の実行を指示するための検索ボタンとして提示されるように制御を行う提示制御部と、を備える
    情報処理装置。
  2. 前記店舗抽出部は、
    前記サジェストワードをキーワードとして持つ店舗の数が前記店舗に係る情報の提示枠数よりも多い場合には、前記サジェストワードをキーワードとして持つ店舗のうちから前記提示枠数と同数の店舗を抽出する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記店舗抽出部は、
    前記提示枠数と同数の店舗をランダムに抽出する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記店舗抽出部は、
    前記サジェストワード抽出部が抽出した複数のサジェストワードのそれぞれについて、当該サジェストワードをキーワードとして持つ店舗をそれぞれ抽出し、
    前記提示制御部は、
    前記店舗抽出部が前記サジェストワードごとに抽出した店舗に係る情報がそれぞれ前記検索ボタンとして提示されるように制御を行う
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記店舗抽出部は、
    前記サジェストワード抽出部が抽出した複数のサジェストワードのそれぞれについて、当該サジェストワードをキーワードとして持つ店舗を抽出し、
    前記提示制御部は、
    前記複数のサジェストワードが提示されるように制御を行うと共に、
    提示された前記複数のサジェストワードのうち店舗に係る情報が提示中であるサジェストワード以外のサジェストワードがユーザにより指示されたことに応じて、当該指示されたサジェストワードについて前記店舗抽出部が抽出した店舗に係る情報が前記検索ボタンとして提示されるように制御を行う
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記提示制御部は、
    前記店舗抽出部が抽出した店舗に対応づけられているキーワードに基づいて、当該キーワードの上位概念ワードを取得すると共に、
    前記店舗抽出部が抽出した店舗に係る情報が当該店舗内を検索対象範囲とした前記上位概念ワードによる検索の実行を指示するための検索ボタンとして提示されるように制御を行う
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. ウェブページ内に配置された検索キーワードの入力欄に対する入力文字を逐次受信する入力文字受信ステップと、
    複数のサジェストワードが格納されたサジェストワード管理情報から前記入力文字受信ステップにより受信した前記入力文字に応じたサジェストワードを抽出するサジェストワード抽出ステップと、
    キーワードと店舗とが対応づけられたキーワード・店舗対応情報に基づき、前記サジェストワード抽出ステップにより抽出したサジェストワードのうち少なくとも一つのサジェストワードについて、当該サジェストワードをキーワードとして持つ店舗を抽出する店舗抽出ステップと、
    前記サジェストワード抽出ステップにより抽出したサジェストワードが提示され、且つ前記店舗抽出ステップにより抽出した店舗に係る情報が当該店舗内を検索対象範囲とした前記キーワードに基づく検索の実行を指示するための検索ボタンとして提示されるように制御を行う提示制御ステップと、
    を情報処理装置が実行する
    情報処理方法。
  8. ウェブページ内に配置された検索キーワードの入力欄に対する入力文字を逐次受信する入力文字受信機能と、
    複数のサジェストワードが格納されたサジェストワード管理情報から前記入力文字受信機能により受信した前記入力文字に応じたサジェストワードを抽出するサジェストワード抽出機能と、
    キーワードと店舗とが対応づけられたキーワード・店舗対応情報に基づき、前記サジェストワード抽出機能により抽出したサジェストワードのうち少なくとも一つのサジェストワードについて、当該サジェストワードをキーワードとして持つ店舗を抽出する店舗抽出機能と、
    前記サジェストワード抽出機能により抽出したサジェストワードが提示され、且つ前記店舗抽出機能により抽出した店舗に係る情報が当該店舗内を検索対象範囲とした前記キーワードに基づく検索の実行を指示するための検索ボタンとして提示されるように制御を行う提示制御機能と、
    を情報処理装置に実現させる
    プログラム。
  9. ウェブページ内に配置された検索キーワードの入力欄に対する入力文字を逐次受信する入力文字受信機能と、
    複数のサジェストワードが格納されたサジェストワード管理情報から前記入力文字受信機能により受信した前記入力文字に応じたサジェストワードを抽出するサジェストワード抽出機能と、
    キーワードと店舗とが対応づけられたキーワード・店舗対応情報に基づき、前記サジェストワード抽出機能により抽出したサジェストワードのうち少なくとも一つのサジェストワードについて、当該サジェストワードをキーワードとして持つ店舗を抽出する店舗抽出機能と、
    前記サジェストワード抽出機能により抽出したサジェストワードが提示され、且つ前記店舗抽出機能により抽出した店舗に係る情報が当該店舗内を検索対象範囲とした前記キーワードに基づく検索の実行を指示するための検索ボタンとして提示されるように制御を行う提示制御機能と、
    を情報処理装置に実現させるプログラムを記憶した
    記憶媒体。
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