JP5749001B2 - 什器の脚取付構造及びそれを備えた什器 - Google Patents
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Description
[1−1.構成]
(1)全体構成
第1の実施形態の脚取付構造を用いたテーブル1は、図1に示すように、方形の天板2と、天板2の裏面において四辺に沿って設けられた支持杆3と、天板2の四隅に取り付けられる脚4と、天板2に対して脚を固定するための脚取付部5と、から構成される。
上述のように、本実施形態の脚取付部5は、機能により、脚と支持杆との取付構造と、天板と脚との取付構造とに分けて捉えることができる。そこで、以下では、上記の2つに分けてそれぞれについて具体的な説明を行う。
図1に示すように、脚取付部5は、脚4と支持杆3とを取り付ける構造として、2本の支持杆3の間を橋渡しする支持杆接続部51と、この支持杆接続部51から天板2の四隅に設けられた脚4に貫通させるとともに脚4の内周面との間で固定するボルト52と、脚4内周面においてボルト52のねじ切り部分を受けるナットをなすナットプレート54とを備える。
図1に示すように、脚取付部5は、脚4と天板2とを取り付ける構造として、脚4の上端プレート55に設けた2つのダルマ穴56と、このダルマ穴に対応して天板2側に設けた2本の突起57とを備える。
以上の構成からなる本実施形態の脚取付構造を用いたテーブル1の作用効果について説明する。本項においては、上記の構成について説明した項と同様、本発明の特徴的構成である脚取付部の作用効果について、まず、その機能に分け、(1)脚と支持杆との取付構造の作用と、(2)天板と脚との取付構造の作用について説明する。その後、(3)テーブルへの脚の取付手順について説明し、最後に、(4)脚と支持杆との取付構造と天板と脚との取付構造との相乗的な効果について説明する。
本実施形態における脚4と支持杆3との取付構造による作用について、図1及び図2の構成図を参考に説明する。図1に示すように、ボルト52と、ナットプレート54とを締結することで、支持杆接続部51と脚4との間隔が狭まり、脚4に対して、脚4の断面対角線方向に向かって引力が働く。これにより、脚4は、脚4の2つの面が接する支持杆3の側面部分に、ボルト52の締結具合により強く当接することとなる。
これにより、脚4は、支持杆3と固定されることとなる。
本実施形態における脚4と天板2との取付構造による作用について、図1及び図3の構成図を参考に説明する。天板2側に設けた2本の突起57は、脚4の上端プレート55に設けた2つのダルマ穴56において締結されることで、脚4が天板2に固定されるものである。
以上のような脚4と支持杆3並びに脚4と天板2との2つの取付構造を備えた本実施形態のテーブル1において、脚4をテーブル1へ取り付ける手順について説明する。
以上の本実施形態によれば、什器の天板に対する脚の固定構造として、脚と支持杆とを固定する脚支持杆固定構造に加え、脚と天板とを固定する脚天板固定構造も採用することで、脚の固定を確実に行うことができる。すなわち、従来、天板と脚をボルト1本で固定した状態よりも、さらに強固に取り付け可能な脚取付構造を提供することができる。
第2の実施形態の脚取付構造は、テーブル1において、第1の実施形態における脚4と天板2との取付構造に改良を加えたものである。すなわち、脚4の上端プレート55に、このプレートから突出した突出片58を設けたものである。
図4に示すように、突出片58は、上端プレート55において、断面が正方形状の脚4の対角線方向であって、支持杆接続部51の側に、方形状に突出した片をなす。突出片58は、上端プレート55と面を共通に面一に形成される。すなわち、突出片58は、上端プレート55を、テーブル1の中心側に向かって延伸し、脚4の上端面における天板2の裏面との接触面積を増加させるものであり、特に、脚4の対角線方向に増加させるものである。
(2−1)取付手順
以上の構成からなる本実施形態の脚取付構造では、第1の実施形態において取り付け手順として示した脚4と天板2との取り付けの際に、この取り付け作業とあわせて、突出片58の取り付けを行う。
以上の構成からなる本実施形態の脚取付構造によれば、突出片58により、脚4の上端プレート55と、天板2の裏面との接触面積を増加させることができる。これにより、脚4と天板2の上端プレート55の面で当接しているよりも、脚4のぐらつきをより抑えることが可能となる。特に、第1の実施形態において示した脚と支持杆との取付構造と、突起及びダルマ穴による脚と天板との取付構造に、さらに本実施形態の取付構造を付加することで、テーブル1への脚4の取り付けをより強固にすることができる。
第3の実施形態の脚取付構造は、テーブル1において、第1又は第2の実施形態における脚4と支持杆3との取付構造に改良を加えたものである。すなわち、脚4の側面に支持杆3の面と固定する固定プレート59を設けたものである。
固定プレート59は、図5に示すように、脚4を中心として、脚4の隣り合う側面2面から90度の方向に伸びた2つの取付片59a,59bを備える。この取付片59a,59bには、それぞれ支持杆3の表面と接続するための取付穴59cを複数(ここでは、各2つ。)有する。なお、これに対応して、支持杆3の表面にも複数の穴が設けられ雌ネジが切られている。取付片59a,59bとの間には、支持杆接続部51を覆うように、補強部59cが形成されている。この補強部59cは必須の構成ではないが、これが存在することにより、細幅の取付片59a,59bの強度を高めている。
以上の構成からなる本実施形態の脚取付構造では、第1又は第2の実施形態において取り付け手順として示した、脚4と天板2との取り付け、および脚4と支持杆3との取り付けの一連の作業が終了した後に、最後の取り付け作業として行われるものである。
本発明は上記実施形態において示した態様に限定されるものではなく、例えば、以下のような実施形態も包含するものである。
2…天板
3…支持杆
4…脚
4A…孔
5…脚取付部
51…支持杆接続部
52…ボルト
53…貫通孔
54…ナットプレート
54a…プレート面
54b…プレート片
55…上端プレート
56…ダルマ穴
56a…小径穴
56b…大径穴
57…突起
58…突出片
59…固定プレート
59a,59b…取付片
59c…補強部
61…フック
62…係止溝
B…空き領域
Claims (5)
- 天板と、
前記天板に取り付けられる脚と、
前記天板の裏面において前記脚と前記天板とが当接する面の部分を除いて辺に沿って固定された複数の支持杆と、
を備えた什器に、前記脚を固定するための脚取付構造であって、
2本の前記支持杆を橋渡しする支持杆接続部と、
前記脚の断面の対角線方向に雌ネジの軸を向けて設けられたナットと、
前記支持杆接続部を貫通して前記ナットにより固定するボルトと、
を有し、
前記脚の上端面、及び前記天板裏面において前記脚が当接する面のうちの一方に係止片、他方に係止穴を備え、
前記ナットに対する前記ボルトの締め付けによって、前記係止片と前記係止穴とが係止されて、少なくとも前記脚と前記天板との固定がなされる構成を有することを特徴とする什器の脚取付構造。 - 前記係止穴は、大径穴と小径穴とを接合してなるダルマ穴からなり、前記大径穴と前記小径穴との中心が脚の断面の対角線に平行に設けられ、且つ前記大径穴が前記小径穴より前記天板の中心側に存在するように設けられることを特徴とする請求項1記載の什器の脚取付構造。
- 前記脚の上端面は、プレートにより封止されており、前記プレートは、前記脚の上端面からはみ出した突出片を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の什器の脚取付構造。
- 前記脚の側面で前記支持杆の面と固定する固定プレートが設けられ、前記固定プレートは、前記脚の隣り合う側面2面から90度の方向に伸びた2つの取付片を備え、前記取付片により前記支持杆の表面と固定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の什器の脚取付構造。
- 天板と、
前記天板に取り付けられる脚と、
前記天板の裏面において前記脚と前記天板とが当接する面の部分を除いて辺に沿って固定された複数の支持杆とを備えた什器における脚取付構造として、請求項1〜4のいずれか1項に記載の什器の脚取付構造を用いたことを特徴とする什器。
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