JP5748879B2 - 映像再生装置及び起動方法 - Google Patents
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前回の再生に用いたコンテンツの再生に仮想マシンの起動が必要か否かを判定することのできる次回起動判定情報を取得する情報取得部と、
前記次回起動判定情報を記憶する記憶部と、
前記次回起動判定情報に基づいて、前記コンテンツの再生に前記仮想マシンの起動が必要か否かを判定し、前記仮想マシンの起動が必要と判定した場合と、前記仮想マシンの起動が不要と判定した場合とで、異なる起動シーケンスを選択する起動シーケンス判定部と、
前記起動シーケンス判定部が選択した起動シーケンスに従って起動処理を制御する起動制御部と、を備え、
前記次回起動判定情報は、前記コンテンツのうち、起動後に再生を開始するコンテンツが前記仮想マシンを利用するか否かを示す第2のフラグ情報、及び、前記コンテンツのうち、前記仮想マシンを利用するコンテンツの割合を示す含有率の値、を含み、
前記起動シーケンス判定部は、前記第2のフラグ情報が、記録されているコンテンツのうち、起動後に再生を開始するコンテンツが前記仮想マシンを利用することを示す場合には、前記仮想マシンの起動が必要と判定するとともに、前記第2のフラグ情報が、前記コンテンツのうち、起動後に再生を開始するコンテンツが前記仮想マシンを利用しないことを示す場合でも、前記含有率の値が予め定められた閾値よりも大きなときには、前記仮想マシンの起動が必要と判定することを特徴とする。
図1は、本発明における実施の形態1に係る映像再生装置100の機能構成を示す概略的なブロック図である。図示するように、映像再生装置100は、デコーダブロック部110と、永続記憶部120と、一時記憶部125と、制御部130と、操作部140とを備える。
ルートディレクトリ161は、論理的な階層構造における最上位階層のディレクトリである。マルチメディアディレクトリ162は、ルートディレクトリ161の下位階層に配置されるディレクトリであり、マルチメディアディレクトリ162には、再生制御情報領域168Aが形成されている。ストリーム管理ディレクトリ163は、マルチメディアディレクトリ162の下位階層に配置されるディレクトリであり、ストリーム管理ディレクトリ163には、AVストリーム情報領域168Bが形成されている。プログラム格納ディレクトリ164は、マルチメディアディレクトリ162の下位階層に配置されるディレクトリであり、プログラム格納ディレクトリ164には、アプリケーション領域168Cが形成されている。
ストリーム管理ディレクトリ163には、AVストリーム情報SDを構成するストリーム情報ファイル166が記録される。ここで、AVストリーム情報SDは、コンテンツの映像信号又は音声信号の少なくとも何れか一方を符号化し、再生時間情報と共に多重化したストリーム情報である。例えば、映像信号はMPEG−2方式等で符号化され、音声信号はAC−3方式等で符号化される。
プログラム格納ディレクトリ164には、拡張インタラクティブ機能を実現するためのアプリケーションプログラムAPを構成するアプリケーションファイル167が記録される。ここで、本実施の形態においては、拡張インタラクティブ機能を実現するためのアプリケーションプログラムAPは、Javaプログラミング言語で作成されたアプリケーションプログラムとして説明するが、アプリケーションプログラムAPは、プログラムの実行環境を提供する仮想マシンを必要とするプログラムであればよく、他の言語で作成されていてもよい。
そして、アプリケーションファイル167は、ストリーム情報ファイル166に格納されたコンテンツが拡張インタラクティブ機能を利用する場合にのみ存在し、ストリーム情報ファイル166に格納されたコンテンツが通常インタラクティブ機能を用いる場合には、このようなストリーム情報ファイル166に割り振られるファイル名本体の名前と一致するアプリケーションファイル167は、プログラム格納ディレクトリ164に存在しない。
“ディスク一般情報”165Aは、光ディスク160の属性を示す属性情報を保持する。本実施の形態においては、“ディスク一般情報”165Aには、光ディスク160を一意(ユニーク)に識別する識別情報である“Disc_ID”165Bが少なくとも保持される。
番組タイトルは、一意に識別することのできる“title_id”165Eのコードで管理される。“title_id”165Eには、「0」から「(“num_of_title”165Dで示される総数)−1」までの整数が、順次割り振られる。なお、“title_id”165Eが「0」となっている番組タイトルは、ファーストプレイタイトルといい、光ディスク160の挿入時等に自動的に再生される特別なコンテンツであることを示す。
再生するコンテンツの番組タイトルがユーザによって指示された際には、“extent_interactive_flag”165Iを確認することにより、再生指示を受けた番組タイトルのコンテンツが仮想マシンを必要とするか否かを判断し、必要とする場合には、このような番組タイトルのコンテンツの再生前に仮想マシンの起動処理を行う。なお、既に仮想マシンが起動済である場合には、起動処理を行わず、すぐに再生指示を受けた番組タイトルのコンテンツの再生を行う。
なお、重畳部114は、デコーダ部113より送られてきた映像情報VDによる映像に重畳する映像がない場合には、デコーダ部113から送られてきた映像情報VDを表示装置170に送る。
次回起動判定情報記憶部122には、光ディスク160に記憶されているコンテンツの再生に仮想マシンの起動が必要か否かを判定することのできる次回起動判定情報122Aが記憶される。
一時記憶部125には、映像再生装置100で一時的に利用される再生制御情報RC、アプリケーションAP、仮想マシンプログラム、映像再生装置100で利用するプログラム等が記憶される。
“title_valid_info”122Cは、“最終タイトル構成情報”122Hに有効な情報が記録されているか否かを示すフラグ情報である。
なお、本実施の形態では、“タイトル種別構成レート”122Fは、番組タイトルのコンテンツの再生時間を基準として算出しているが、拡張インタラクティブ機能を利用するコンテンツの番組タイトルの数が、光ディスク160に記録されているコンテンツの番組タイトルの数に占める割合で算出してもよい。
なお、起動後に再生を開始するコンテンツは、光ディスク160に記録されているコンテンツを前回再生した際に、最後に再生した番組タイトルがレジューム再生可能な場合には、この最後に再生した番組タイトルのコンテンツとなり、最後に再生した番組タイトルがレジューム再生可能ではない場合には、ファーストプレイタイトルのコンテンツとなる。
“拡張インタラクティブ_タイトルフラグ”122Kは、“タイトル番号情報”122Iで示される番組タイトルのコンテンツが、拡張インタラクティブ機能を利用するか否か(仮想マシンを利用するか否か)を示すフラグ情報である。
“レジューム_タイトルフラグ”122Lは、“タイトル番号情報”122Iで示される番組タイトルのコンテンツにおいて、レジューム再生が有効か否かを示すフラグ情報である。
そして、システム制御部131は、起動制御部132と、情報取得部133と、起動シーケンス判定部134と、を備える。
また、起動制御部132は、仮想マシンプログラム記憶部121に記憶されている仮想マシンとしての処理を実行させるプログラムを読み出して、読み出した仮想マシンプログラムを制御部130において実行できるようにすることで、仮想マシンを起動する。そして、起動制御部132は、起動した仮想マシンを仮想マシン実行部138として機能させる。
ここで、本実施の形態においては、起動シーケンス判定部134は、起動シーケンスとして、仮想マシンの起動を映像再生装置100の他の部分の起動と並行して行わない通常起動シーケンス、仮想マシンの起動を映像再生装置100の他の部分の起動と並行して行う第1高速起動シーケンス、又は仮想マシンの起動自体を行わない第2高速起動シーケンスの中から、何れか一つの起動シーケンスを選択する。
例えば、永続記憶部120は、CPUが不揮発性の記憶装置を利用することにより実現することができる。一時記憶部125は、CPUがRAMを利用することにより実現することができる。
また、制御部130は、不揮発性の記憶装置に記憶されている所定のプログラムをRAMにロードしてCPUで実行することで実現できる。
その後、ドライブ部111に挿入されている光ディスク160のローディング動作として、光ディスク160のスピンアップ及び物理情報の読込みが行われる(このローディング動作の所要時間を、TM−Bとする)。
そして、所定の位置に記録されているファイルシステムの読込み、再生制御情報の読込みを実施し、映像再生装置内のデータベース情報を構築するデータベース構築処理を行う(このデータベース構築処理の所要時間を、TM−Cとする)。
次に、アプリケーションプログラムAPの実行環境である仮想マシンの起動処理である仮想マシン起動処理が行われる(この仮想マシン起動処理の所要時間を、TM−Dとする)。
そして、アプリケーションファイル167の実行、及び再生する番組タイトルのコンテンツに対応するAVストリーム情報SDのデコードを行うことで、音声情報AD、映像情報VD,VD2を出力するAV情報出力処理が行われる(このAV情報出力処理の所要時間を、TM−Eとする)。
このとき、システム制御部131の起動シーケンス判定部134は、永続記憶部120の次回起動判定情報記憶部122に記憶されている次回起動判定情報122Aを読み出し、仮想マシンの起動が必要であるか否かを判断する。
起動シーケンス判定部134が、仮想マシンの起動が必要であると判定すると、起動制御部132は、光ディスク160のローディング動作(TM−Bで示される時間に実行)及びデータベース構築処理(TM−CLで示される時間に実行)と並行して、仮想マシンの起動処理である仮想マシン起動処理が行われるよう制御する(この仮想マシン起動処理の所要時間を、TM−DLとする)。
ここで、光ディスク160のローディング動作はCPU負荷が小さいため、仮想マシン起動処理を並行して行っても、所要時間はほぼ同じ時間となる。このため、第1高速起動シーケンスにおけるローディング動作の所要時間(TM−B)は、通常起動シーケンスにおけるローディング動作の所要時間(TM−B)と同様になる。
一方、データベース構築処理は、CPU負荷が大きく、同様にCPU負荷の大きい仮想マシン起動処理を並行して行うと、仮想マシン起動処理を並行して行わない場合と比べて所要時間が長くなる。このため、第1高速起動シーケンスにおけるデータベース構築処理の所要時間(TM−CL)は、通常起動シーケンスにおけるデータベース構築処理の所要時間(TM−C)よりも長くなる。同様に、第1高速起動シーケンスにおける仮想マシン起動処理の所要時間(TM−DL)は、通常起動シーケンスにおける仮想マシン起動処理の所要時間(TM−D)よりも長くなる。
そして、データベース構築処理及び仮想マシン起動処理が完了してから、AV情報出力処理が行われる(このAV情報出力処理の所要時間を、TM−Eとする)。
なお、図5(A)に示す第1高速起動シーケンスでは、データベース構築処理と仮想マシン起動処理とが並行して行われているが、必ずしもこれらの処理が並行して行われる必要はなく、仮想マシン起動処理が、データベース構築処理の開始前に完了してもよい。このような場合には、第1高速起動シーケンスにおけるデータベース構築処理の所要時間は、通常起動シーケンスにおけるデータベース構築処理の所要時間と同様に、TM−Cとなる。
図5(B)に示す第2高速起動シーケンスでは、まず、映像再生装置100の電源がONにされると、通常起動シーケンスと同様に、初期化処理が行われる(この初期化処理の所要時間を、TM−Aとする)。その後、ローディング動作が行われる(このローディング動作の所要時間を、TM−Bとする)。
このとき、システム制御部131の起動シーケンス判定部134は、永続記憶部120の次回起動判定情報記憶部122に記憶されている次回起動判定情報122Aを読み出し、仮想マシンの起動が必要であるか否かを判断する。
起動シーケンス判定部134が、仮想マシンの起動が必要ではないと判定すると、起動制御部132は、光ディスク160のローディング動作(TM−Bで示される時間に実行)の完了後に、データベース構築処理を行うよう制御する(このデータベース構築処理の所要時間を、TM−Cとする)。
そして、AV情報出力処理が行われる(このAV情報出力処理の所要時間を、TM−Eとする)。
なお、起動シーケンス判定部134が仮想マシンの起動が必要ではないと判断した場合でも、第1高速起動シーケンスで映像再生装置100の起動を行ってもよい。しかしながら、仮想マシンは映像再生装置100のRAMのメモリ領域を非常に多く消費するとともに、常時CPUに対して負荷を与えるため、他動作の処理が遅くなる。従って、仮想マシンの起動が必要ではない場合については、第2高速起動シーケンスのように、仮想マシンを起動させない方が望ましい。
起動したシステム制御部131では、起動シーケンス判定部134が、次回起動判定情報記憶部122に有効な次回起動判定情報122Aが存在するか否かを判断する(S10)。例えば、起動シーケンス判定部134は、次回起動判定情報122Aの“disc_valid_info”122Bと“title_valid_info”122Cのフラグ情報が、ともに有効であることを示すフラグ情報である場合には、有効な次回起動判定情報122Aが存在すると判断する。
そして、起動シーケンス判定部134は、有効な次回起動判定情報122Aが存在すると判断しなかった場合(ステップS10でNo)には、ステップS11の処理に進み、有効な次回起動判定情報122Aが存在すると判断した場合(ステップS10でYes)には、ステップS14に進む。
例えば、情報取得部133は、図3に示す再生制御情報ファイル165において、“extent_interactive_flag”165Iに有効であることを示すフラグ情報が保持されている番組タイトルが一つでもある場合には、図4に示す次回起動判定情報122Aにおいて、“拡張インタラクティブ_ディスクフラグ”122Eに有効であることを示すフラグ情報を保持し、このような番組タイトルが一つもない場合には、“拡張インタラクティブ_ディスクフラグ”
122Eに無効であることを示すフラグ情報を保持する。
情報取得部133は、このようにして集計した拡張インタラクティブ機能の対象番組タイトルの総再生時間を、光ディスク160全体の総再生時間で除算することにより、拡張タイトル含有率の値を算出する。そして、情報取得部133は、算出した拡張タイトル含有率の値を、図4に示す次回起動判定情報122Aの“タイトル種別構成レート”122Fに保持させる。
そして、情報取得部133は、図4に示す次回起動判定情報122Aの“disc_valid_info”122Bに、“ディスク構成情報”122Dに有効な情報が記録されていることを示すフラグ情報を保持させる。
次に、起動シーケンス判定部134は、仮想マシンの起動が必要であるか否かを判定する起動判定処理を実行する(S15)。この起動判定処理については、図7を用いて詳細に説明する。
まず、起動シーケンス判定部134は、次回起動判定情報122A内の“拡張インタラクティブ_ディスクフラグ”122Eから、光ディスク160に記録されているコンテンツの再生に仮想マシンを必要とする可能性があるか否かを判定する(S20)。例えば、起動シーケンス判定部134は、次回起動判定情報122A内の“拡張インタラクティブ_ディスクフラグ”122Eが有効であることを示すフラグ情報である場合には、光ディスク160に記録されているコンテンツの再生に仮想マシンを必要とする可能性があると判定し、この“拡張インタラクティブ_ディスクフラグ”122Eが無効であることを示すフラグ情報である場合には、光ディスク160に記録されているコンテンツの再生に仮想マシンを必要とする可能性がないと判定する。
そして、起動シーケンス判定部134は、光ディスク160に記録されているコンテンツの再生に仮想マシンを必要とする可能性があると判定した場合(ステップS20でYes)には、ステップS21の処理に進み、光ディスク160に記録されているコンテンツの再生に仮想マシンを必要とする可能性がないと判定した場合(ステップS20でNo)には、ステップS25の処理に進む。
次に、起動シーケンス判定部134は、取得した“最終タイトル構成情報”122Hに保持されている情報のうち、“拡張インタラクティブ_タイトルフラグ”122Kに基づいて、再生する番組タイトルのコンテンツが仮想マシンを利用するか否かを判定する(S22)。例えば、起動シーケンス判定部134は、“拡張インタラクティブ_タイトルフラグ”122Kに有効であること示すフラグ情報が保持されている場合には、再生する番組タイトルのコンテンツが仮想マシンを利用すると判定し、“拡張インタラクティブ_タイトルフラグ”122Kに無効であること示すフラグ情報が保持されている場合には、再生する番組タイトルのコンテンツが仮想マシンを利用しないと判定する。
そして、起動シーケンス判定部134は、再生する番組タイトルのコンテンツが仮想マシンを利用すると判定した場合(ステップS22でYes)には、ステップS23に進み、再生する番組タイトルのコンテンツが仮想マシンを利用しないと判定した場合(ステップS22でNo)には、ステップS24に進む。
まず、映像再生装置100のユーザが、操作部140を用いて再生停止指示の入力を行うと、システム制御部131は、デコーダブロック部110等を制御して、コンテンツの再生を停止する(S30)。
例えば、情報取得部133は、図3に示す再生制御情報ファイル165の“開始時間情報”165G及び“終了時間情報”165Hより、ステップS30で再生を停止したコンテンツに対応する番組タイトルを特定し、特定した番組タイトルの“resume_valid_flag”165Jを参照する。そして、情報取得部133は、この“resume_valid_flag”165Jに保持されているフラグ情報が有効であることを示す場合には、レジューム再生を行うことができると判定し、このフラグ情報が無効であることを示す場合には、レジューム再生を行うことができないと判定する。
そして、情報取得部133は、レジューム再生を行うことができないと判定した場合(ステップS31でNo)には、ステップS32に進み、レジューム再生を行うことができると判定した場合(ステップS31でYes)には、ステップS33に進む。
また、情報取得部133は、図4に示す次回起動判定情報122Aの“停止状態情報”122Jに、予め定められた初期値を保持させる。
また、情報取得部133は、図3に示す再生制御情報ファイル165において、“title_id”165Eが「0」の番組タイトル(ファーストプレイタイトル)の“extent_interactive_flag”165Iに保持されているフラグ情報を特定し、図4に示す次回起動判定情報122Aの“拡張インタラクティブ_タイトルフラグ”122Kのフラグ情報を、特定したフラグ情報が示す状態と同じになるように更新する。
さらに、情報取得部133は、“title_id”165Eが「0」の番組タイトル(ファーストプレイタイトル)の“resume_valid_flag”165Jに保持されているフラグ情報を特定し、図4に示す次回起動判定情報122Aの“レジューム_タイトルフラグ”122Lのフラグ情報を、特定したフラグ情報が示す状態と同じになるように更新する。
そして、情報取得部133は、図4に示す次回起動判定情報122Aの“tile_valid_info”122Cに保持されているフラグ情報を更新し、このフラグ情報が有効であることを示すようにする。
例えば、情報取得部133は、図3に示す再生制御情報ファイル165の“開始時間情報”165G及び“終了時間情報”165Hより、再生中のコンテンツの番組タイトルの識別情報である“title_id”を特定し、特定した“title_id”で示される識別情報を“タイトル番号情報”122Iに保持させる。
また、情報取得部133は、再生停止指示の入力受付時の再生時間及びレジスタ設定値を、図4に示す次回起動判定情報122Aの“停止状態情報”122Jに保持させる。
また、情報取得部133は、図3に示す再生制御情報ファイル165において、ステップS30で再生を停止したコンテンツの番組タイトルの“extent_interactive_flag”165Iに保持されているフラグ情報を特定し、図4に示す次回起動判定情報122Aの“拡張インタラクティブ_タイトルフラグ”122Kのフラグ情報を、特定したフラグ情報が示す状態と同じになるように更新する。
さらに、情報取得部133は、図4に示す次回起動判定情報122Aの“レジューム_タイトルフラグ”122Lに有効であることを示すフラグ情報を保持させる。
そして、情報取得部133は、図4に示す次回起動判定情報122Aの“tile_valid_info”122Cに保持されているフラグ情報を更新し、このフラグ情報が有効であることを示すようにする。
なお、最適化とは、起動準備完了を高速化させるために最低限必要な起動処理だけを抽出するとともに、起動処理順序の変更及び並列化処理を行うことを指す。
例えば、本実施の形態においては、仮想マシンの起動が必要であると判定された場合、光ディスク160のローディング動作のようなCPU負荷を必要としない時間帯に、CPU負荷の大きい仮想マシンの起動処理を並行処理する。一方、仮想マシンの起動が不要であると判定された場合には、起動時には仮想マシン自体の起動処理を行うことがないため、非常に高速に映像再生装置100の起動を完了することができる。本発明は車載映像再生装置のように、ドライブ部111へ挿入した光ディスク160が変更されず、主電源のON/OFFが頻発する環境で、特に効果を奏する。
実施の形態2では、映像再生装置200に挿入されている光ディスク260が入れ替えられた場合でも、映像再生装置200の起動時に適切な起動シーケンスを選択することができるようにすることを目的とする。
ここで、本実施の形態における光ディスク260は、DVD規格に準拠したディスク、CD規格に準拠したディスク等、BD規格に準拠したディスク以外のディスクも含まれるものとする。
図10は、次回起動判定情報222Aのシンタックスを示す概略図である。次回起動判定情報222Aは、“disc_valid_info”122B、“title_valid_info”122C、“ディスク構成情報”122D、“最終タイトル構成情報”122H及び“確率情報”222Mから構成され、実施の形態1とほぼ同様の構成を有するが、確率情報222Mが備えられている点で異なっている。
なお、ここでの再生時間は、映像再生装置100を使用し始めてからの履歴であってもよく、また、予め定められた期間(例えば、2週間毎)における履歴であってもよい。
ここで、本実施の形態においては、起動シーケンス判定部234は、映像再生装置200を起動する際に、媒体検知部235が、光ディスク260が入れ替えられる状況を検知している場合には、図5(A)に示す第1高速起動シーケンスで起動するか、図5(B)に示す第2高速起動シーケンスで起動するか、の判定を行う。
なお、媒体検知部235は、次回起動判定情報記憶部222に記憶されている次回起動判定情報222Aの更新が行われた場合には、ディスク検知情報記憶部223に記憶されているディスク検知情報を更新して、このディスク検知情報が、光ディスク260を挿入する部分の開動作及び閉動作の少なくともいずれか一方が行われていないことを示すようにする。
そして、確率情報算出部236は、予め定められた時(例えば、周期的等)に、光ディスク260に記録されているコンテンツを再生する際に仮想マシンを利用するコンテンツの再生時間を、光ディスク260に記録されているコンテンツを再生した総再生時間で除することにより確率情報の値を算出する。
さらに、確率情報算出部236は、例えば、確率情報の値を算出したタイミングで、次回起動判定情報222Aを更新して、次回起動判定情報記憶部222に記憶されている次回起動判定情報222Aの“確率情報”222Mに保持されている値が、算出された確率情報の値を示すようにする。
起動したシステム制御部231では、起動シーケンス判定部234が、映像再生装置200のドライブ部111において、光ディスク260が入れ替えられる状況が発生したか否かを判定する(S40)。例えば、起動シーケンス判定部234は、ディスク検知情報記憶部223に記憶されているディスク検知情報が、光ディスク260を挿入する部分の開動作及び閉動作の少なくともいずれか一方が行われたことを示す場合には、光ディスク260が入れ替えられる状況が発生したと判定し、このディスク検知情報が、光ディスク260を挿入する部分の開動作及び閉動作の少なくともいずれか一方が行われていないことを示す場合には、光ディスク260が入れ替えられる状況が発生していないと判定する。
そして、起動シーケンス判定部234は、光ディスク260が入れ替えられる状況が発生したと判定した場合(ステップS40でYes)には、ステップS41の処理に進み、光ディスク260が入れ替えられる状況が発生していないと判定した場合(ステップS40でNo)には、ステップS48の処理に進む。
そして、起動シーケンス判定部234は、“確率情報”222Mの値が、予め定められた閾値βよりも大きい場合(ステップS42でYes)には、ステップS43の処理に進み、“確率情報”の値が、予め定められた閾値βよりも大きくない場合(ステップS42でNo)には、ステップS44の処理に進む。
そして、情報取得部133が、図6のステップS13と同様に、再生制御情報RCに保持されている情報に基づいて、次回起動判定情報122Aが更新された際に、次回起動判定情報122Aの“disc_valid_info”122Bのフラグ情報を更新して、有効であることを示すようにする。
Claims (4)
- 前回の再生に用いたコンテンツの再生に仮想マシンの起動が必要か否かを判定することのできる次回起動判定情報を取得する情報取得部と、
前記次回起動判定情報を記憶する記憶部と、
前記次回起動判定情報に基づいて、前記コンテンツの再生に前記仮想マシンの起動が必要か否かを判定し、前記仮想マシンの起動が必要と判定した場合と、前記仮想マシンの起動が不要と判定した場合とで、異なる起動シーケンスを選択する起動シーケンス判定部と、
前記起動シーケンス判定部が選択した起動シーケンスに従って起動処理を制御する起動制御部と、を備え、
前記次回起動判定情報は、前記コンテンツのうち、起動後に再生を開始するコンテンツが前記仮想マシンを利用するか否かを示す第2のフラグ情報、及び、前記コンテンツのうち、前記仮想マシンを利用するコンテンツの割合を示す含有率の値、を含み、
前記起動シーケンス判定部は、前記第2のフラグ情報が、記録されているコンテンツのうち、起動後に再生を開始するコンテンツが前記仮想マシンを利用することを示す場合には、前記仮想マシンの起動が必要と判定するとともに、前記第2のフラグ情報が、前記コンテンツのうち、起動後に再生を開始するコンテンツが前記仮想マシンを利用しないことを示す場合でも、前記含有率の値が予め定められた閾値よりも大きなときには、前記仮想マシンの起動が必要と判定すること
を特徴とする映像再生装置。 - 前記次回起動判定情報は、前記仮想マシンを利用するコンテンツが記録されているか否かを示す第1のフラグ情報を含み、
前記起動シーケンス判定部は、前記第1のフラグ情報が前記仮想マシンを利用するコンテンツが記録されていないことを示す場合には、前記仮想マシンの起動が不要と判定すること
を特徴とする請求項1に記載の映像再生装置。 - 情報取得部が、前回の再生に用いたコンテンツの再生に仮想マシンの起動が必要か否かを判定することのできる次回起動判定情報を取得する情報取得過程と、
前記次回起動判定情報を記憶部に記憶する情報記憶過程と、
起動シーケンス判定部が、前記次回起動判定情報に基づいて、前記コンテンツの再生に前記仮想マシンの起動が必要か否かを判定する判定過程と、
前記起動シーケンス判定部が、前記仮想マシンの起動が必要と判定した場合と、前記仮想マシンの起動が不要と判定した場合とで、異なる起動シーケンスを選択する選択過程と、
起動制御部が、前記選択された起動シーケンスに従って起動処理を制御する起動過程と、を有し、
前記次回起動判定情報は、前記コンテンツのうち、起動後に再生を開始するコンテンツが前記仮想マシンを利用するか否かを示す第2のフラグ情報、及び、前記コンテンツのうち、前記仮想マシンを利用するコンテンツの割合を示す含有率の値、を含み、
前記起動シーケンス判定部は、前記判定過程において、前記第2のフラグ情報が、前記コンテンツのうち、起動後に再生を開始するコンテンツが前記仮想マシンを利用することを示す場合には、前記仮想マシンの起動が必要と判定するとともに、前記判定過程において、前記第2のフラグ情報が、前記コンテンツのうち、起動後に再生を開始するコンテンツが前記仮想マシンを利用しないことを示す場合でも、前記含有率の値が予め定められた閾値よりも大きなときには、前記仮想マシンの起動が必要と判定すること
を特徴とする映像再生装置の起動方法。 - 前記次回起動判定情報は、前記コンテンツが記録されているか否かを示す第1のフラグ情報を含み、
前記起動シーケンス判定部は、前記判定過程において、前記第1のフラグ情報が前記仮想マシンを利用するコンテンツが記録されていないことを示す場合には、前記仮想マシンの起動が不要と判定すること
を特徴とする請求項3に記載の起動方法。
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