JP2010244655A - 着脱型記録媒体再生装置、着脱型記録媒体再生方法、プログラム、及び、記録媒体 - Google Patents

着脱型記録媒体再生装置、着脱型記録媒体再生方法、プログラム、及び、記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】直前に再生停止された着脱型記録媒体以外の着脱型記録媒体を再生する場合にも、再生開始までの時間を短縮する。
【解決手段】記憶部は、複数個のデータ領域に分割されており、データ領域は、各々別個の着脱型記録媒体に割り当てられており、着脱型記録媒体に割り当てられているデータ領域を特定するメディアID管理部324と、着脱型記録媒体からデータを読み出す光ディスク読み出し部322と、データ領域に着脱型記録媒体から読み出したデータを記憶するとともに、データ領域からデータを読み出す再生データ管理部326とが備えられている。
【選択図】図29

Description

本発明は、記憶部を備えた着脱型記録媒体再生装置、及び、その着脱型記録媒体再生装置での着脱型記録媒体再生方法に関する。
いわゆるフルハイビジョンなどの高精細な表示が可能なテレビジョン受像機の普及と共に、フルハイビジョン番組などの大容量データを記録することができるBlu−rayディスク(BD)を搭載可能なレコーダ装置も一般に普及している。
ここで、一般に着脱型記録媒体の一例である光ディスクの再生は、ディスクの読み込みに時間がかかるため、ユーザーがディスクを挿入してから、実際に再生が開始されるまでに時間を要する。
特に光ディスクとして上記BDが用いられる場合には、デジタルビデオティスク(DVD)やコンパクトディスク(CD)の再生に比べて、再生が開始されるまでの時間がより長くなっている。
光ディスクの再生において、再生が開始されるまでの時間を短縮する技術として、下記特許文献1には、再生を途中停止した際、その停止位置から所定の区間の情報を先読み・記憶し、続きからレジューム再生する際、その記憶した情報を再生する技術が記載されている。
また、下記特許文献2には、予めバッファメモリに書き込まれた再生データを読み出して、再生再開の遅れを改善する記録媒体制御装置において、バッファメモリのデータ残量を適切に保つ方法が記載されている。
特開2005−293784号公報(公開日:2005(平成17)年10月20日) 特開2006−99897号公報(公開日:2006(平成18)年4月13日)
しかしながら、上記従来技術には、光ディスクの再生を一旦途中停止したのち、当該光ディスクとは異なる光ディスクを先頭から再生したり、途中から再生したりする際に、再生開始までの時間を短縮することが困難であるとの課題がある。
これは、メモリ等に記憶される、停止位置からの所定の期間の上記データは、直前に再生停止された光ディスクのデータだからである。
また、上記従来技術には、光ディスクを前回の再生と同じ場所から再生する場合に、再生開始までの時間を短縮することができないという課題がある。
これは、上記従来技術では、メモリ等に記憶されるデータは、再生停止位置からの所定
の期間のデータだからである。
そこで本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、直前に再生停止された光ディスク以外の光ディスクを再生する場合にも、再生開始までの時間を短縮することが可能な光ディスク再生方法及び光ディスク再生装置装置を提供することにある。
また、途中再生のみならず、前回の再生と同じ場所から再生する場合に、再生開始まで時間を短縮することが可能な光ディスク再生方法及び光ディスク再生装置を提供することにある。
本発明の着脱型記録媒体再生装置は、上記課題を解決するために、
着脱型記録媒体を装填するための記録媒体ドライブ部と、
上記記録媒体ドライブ部に装填されている着脱型記録媒体からデータを読み出す記録媒体読み出し部と、
再生停止時に、再生再開時に再生するデータを着脱型記録媒体からあらかじめ読み出して記憶するための記憶部とを備える着脱型記録媒体再生装置であって、
上記記憶部は、上記データを記憶するための複数個のデータ領域に分割されているとともに、該データ領域は、各々別個の着脱型記録媒体に割り当てられており、
上記記録媒体ドライブ部に装填されている着脱型記録媒体に割り当てられているデータ領域を特定するデータ領域特定手段と、
再生停止時に、上記データ領域特定手段によって特定されたデータ領域に、上記記録媒体読み出し部が着脱型記録媒体から読み出したデータを記憶させるデータ記憶手段と、
再生再開時に、上記データ領域特定手段によって特定されたデータ領域からデータを読み出すデータ読み出し手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の着脱型記録媒体再生方法は、上記課題を解決するために、
着脱型記録媒体を装填するための記録媒体ドライブ部と、
上記記録媒体ドライブ部に装填されている着脱型記録媒体からデータを読み出す記録媒体読み出し部と、
再生停止時に、再生再開時に再生するデータを着脱型記録媒体からあらかじめ読み出して記憶するための記憶部とを備える着脱型記録媒体再生装置における着脱型記録媒体再生方法であって、
上記記憶部は、上記データを記憶するための複数個のデータ領域に分割されているとともに、該データ領域は、各々別個の着脱型記録媒体に割り当てられており、
上記記録媒体ドライブ部に装填されている着脱型記録媒体に割り当てられているデータ領域を特定するデータ領域特定ステップと、
上記着脱型記録媒体の再生が停止された後の再生再開時に再生するデータを着脱型記録媒体からあらかじめ読み出す着脱型記録媒体読み出しステップと、
再生停止時に、上記データ領域特定ステップにて特定した上記データ領域に、上記着脱型記録媒体読み出しステップにて読み出した上記データを記憶するデータ記憶ステップとを含み、かつ、
再生再開時に、上記データ領域特定ステップにて特定した上記データ領域から、上記データ記憶ステップにて記憶した上記データを読み出すステップを含むことを特徴とする。
上記の構成及び方法によれば、再生再開時に再生するデータ再生が各々別個の着脱型記録媒体に割り当てられているデータ領域に記憶されるとともに、そのデータを読み出すことができる。
そのため、再生停止後、再生再開前に異なる着脱型記録媒体に入れ替えても、該着脱型記録媒体に割り当てられたデータ領域から、再生データを読み出すことができる。
以上より、上記構成及び方法によれば、直前に再生停止された着脱型記録媒体以外の着脱型記録媒体を再生する場合にも、再生開始までの時間を短縮することができる。
また、本発明の着脱型記録媒体再生装置は、
上記データ読み出し手段は、再生再開時に、上記データ領域特定手段によって特定されたデータ領域からデータを読み出すとともに、該データに続くデータの読み出しを上記記録媒体読み出し部に指示することを特徴とする。
上記構成によれば、データ領域からのデータに続くデータの読み出しが着脱型記録媒体から行われる。
そのため、データ領域の再生データによる再生が終了した後に、着脱型記録媒体からの直接再生が行われるので、長時間の再生であっても、再生再開時のレスポンスを早くすることができるとともに、シームレスで続く再生を行うことができる。
また、本発明の着脱型記録媒体再生装置は、
上記記録媒体読み出し部は、着脱型記録媒体の再生中、所定時間分のデータを先読みするものであり、
上記データ記憶手段は、再生停止時の直前に上記記録媒体読み出し部が読み出したデータを上記データ領域に記憶させることを特徴とする。
上記の構成によれば、先読みされたデータが、再生停止時に、再生再開時に再生するデータとして記憶される。
そのため、再生停止時に、着脱型記録媒体へのアクセスや着脱型記録媒体の回転などをすぐに停止することができる。
また、本発明の着脱型記録媒体再生装置は、
上記データ記憶手段は、着脱型記録媒体から読み出したデータを上記データ領域に記録する際、該データの着脱型記録媒体上での位置を示す停止位置情報を、該データと対応付けて記録し、
上記データ読み出し手段は、再生再開時に、再生再開時の着脱型記録媒体上のデータの位置を示す上記停止位置情報が上記データ領域に記録されている場合、該停止位置情報に対応付けて記録されているデータを上記データ領域から読み出すことを特徴とする。
上記構成によれば、再生データに対応した停止位置情報が記録されているので、1個のデータ領域に、異なる位置から始まる複数個の再生データが記録されている場合、所望の再生データの検索が容易になる。
また、本発明の着脱型記録媒体再生装置は、
上記データ領域は、割り当てられた1つの着脱型記録媒体について、上記停止位置情報と、該停止位置情報に対応付けられるデータとを複数組記録可能であることを特徴とする。
上記構成によれば、再生データが上書きされることなく、複数個蓄積していくことができる。
なお、上記着脱型記録媒体再生装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記着脱型記録媒体再生装置をコンピュータにて実現させる着脱型記録媒体再生装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明の着脱型記録媒体再生装置は、以上のように、記憶部は、データを記憶するための複数個のデータ領域に分割されているとともに、該データ領域は、各々別個の着脱型記録媒体に割り当てられており、記録媒体ドライブ部に装填されている着脱型記録媒体に割り当てられているデータ領域を特定するデータ領域特定手段と、再生停止時に、上記データ領域特定手段によって特定されたデータ領域に、記録媒体読み出し部が着脱型記録媒体から読み出したデータを記憶させるデータ記憶手段と、再生再開時に、上記データ領域特定手段によって特定されたデータ領域からデータを読み出すデータ読み出し手段とを備えるものである。
また、本発明の着脱型記録媒体再生方法は、記憶部は、データを記憶するための複数個のデータ領域に分割されているとともに、該データ領域は、各々別個の着脱型記録媒体に割り当てられており、記録媒体ドライブ部に装填されている着脱型記録媒体に割り当てられているデータ領域を特定するデータ領域特定ステップと、上記着脱型記録媒体の再生が停止された後の再生再開時に再生するデータを着脱型記録媒体からあらかじめ読み出す着脱型記録媒体読み出しステップと、再生停止時に、上記データ領域特定ステップにて特定した上記データ領域に、上記着脱型記録媒体読み出しステップにて読み出した上記データを記憶するデータ記憶ステップとを含み、かつ、再生再開時に、上記データ領域特定ステップにて特定した上記データ領域から、上記データ記憶ステップにて記憶した上記データを読み出すステップを含む方法である。
それゆえ、直前に再生停止された着脱型記録媒体以外の着脱型記録媒体を再生する場合にも、再生開始までの時間を短縮することが可能な着脱型記録媒体再生方法及び着脱型記録媒体レコーダ装置を提供することができるという効果を奏する。
実施形態に係るレコーダ装置の要部構成を示すブロック図である。 ドライブ部に備えられた記憶部の初期化処理を示す図であり、(a)は記憶部の初期化の際の表示装置における表示の一例を示す図であり、(b)は初期化処理後の記憶部を模式的に示す図である。 光ディスクの登録処理を示す図であり、(a)は光ディスクの登録処理の際の表示装置における表示の一例を示した図であり、(b)は光ディスクの登録処理後の記憶部を模式的に示した図である。 実施形態に係るレコーダ装置における予約登録処理を示す図であり、(a)は予約登録処理後の記憶部の状態を模式的に示した図であり、(b)は予約登録処理後の記憶部およびマイディスクの状態を模式的に示した図であり、(c)は予約登録処理の際の表示装置における表示の一例を示した図である。 マイディスクが装填されている状態での録画処理を示す図であり、(a)は録画処理後の記憶部およびマイディスクの状態を模式的に示した図であり、(b)は録画処理後の記憶部の状態を模式的に示した図である。 コンテンツ1を録画した際の各記憶部の状態を示す図であり、(a)は領域1におけるコンテンツの記録状態に対応するディスク1の記録状態の対応関係を示す図であり、(b)はコンテンツ1を記録した際のマップテーブルを示す図であり、(c)はコンテンツ1を記録した際のタイトル管理テーブルを示す図である。 本実施形態に係るレコーダ装置においてマイディスクが装填されていない状態での録画処理を示す図であり、(a)は録画処理後の記憶部の状態を模式的に示した図であり、(b)は録画処理後の記憶部の状態を模式的に示した図である。 コンテンツ2を録画した際の各記憶部の状態を示す図であり、(a)は領域1におけるコンテンツの記録状態に対応するディスク1の記録状態の対応関係を示す図であり、(b)はコンテンツ2を記録した際のマップテーブルを示す図であり、(c)はコンテンツ2を記録した際のタイトル管理テーブルを示す図である。 コンテンツの同期処理後の記憶部およびディスク1の状態を示す図である。 コンテンツ2を同期処理した際の各記憶部の状態を示す図であり、(a)は領域1におけるコンテンツの記録状態に対応するディスク1の記録状態の対応関係を示す図であり、(b)はコンテンツ2を同期処理させた際のマップテーブルを示す図であり、(c)はコンテンツ2を同期処理させた際のタイトル管理テーブルを示す図である。 コンテンツ2を同期処理した際の各記憶部の状態を示す図であり、(a)は仮想ディスクイメージにおけるコンテンツ2の先頭アドレスを先頭アドレスとするコンテンツ3がディスク1に記録されている状態を示す図であり、(b)はコンテンツ2をコンテンツ3に続くように仮想ディスクイメージを変更した状態を示す図であり、(c)はコンテンツ2を同期処理させた際のマップテーブルを示す図であり、(d)はコンテンツ2を同期処理させた際のタイトル管理テーブルを示す図である。 領域1に記録されていたコンテンツ1およびコンテンツ2を削除した後に、新たにコンテンツ4を録画したときの記憶部およびディスク1の状態を示す図である。 コンテンツ4を録画した際の各記憶部の状態を示す図であり、(a)は領域1におけるコンテンツの記録状態に対応するディスク1の記録状態の対応関係を示す図であり、(b)はコンテンツ4を記録した際のマップテーブルを示す図であり、(c)はコンテンツ4を記録した際のタイトル管理テーブルを示す図である。 コンテンツ1〜3を記録したディスク1が装填されている場合の各記憶部の状態を示す図である。 マイディスクが装填されている場合において、再生時にコンテンツが読み出される媒体を模式的に示した図である。 ドライブ部に光ディスクが装填されていない場合の各記憶部の状態を示す図である。 マイディスクが装填されていない場合において、再生時にコンテンツが読み出される媒体を模式的に示した図である。 マイディスクが装填されている場合において、コンテンツが編集される媒体を模式的に示した図である。 コンテンツが編集される媒体を模式的に示した図であり、(a)はディスク1が装填されていないときの編集対象となる媒体を示しており、(b)はディスク1が装填されたときの変更箇所のディスク1への反映を示している。 本実施形態に係るレコーダ装置におけるメモリ内コピー処理を示す図であり、(a)は、メモリ内コピー処理後の記憶部の状態を示す図であり、(b)はメモリ内コピー処理後の記憶部におけるタイトル管理領域の状態を示す図である。 ファイルシステムを用いたデータ管理を示す図であり、(a)はファイルシステム管理領域に記録されたファイルシステムの一例を示し、(b)は領域1におけるコンテンツの記録状態に対応するディスク1の記録状態の対応関係を示し、(c)はコンテンツ1を構成するファイルのマップテーブルを示す図である。 表示装置におけるコンテンツおよびタイトルリストに記録されている情報の表示を概略的に示す図である。 新規メディアIDの記憶部への登録の様子を示す光ディスク再生装置の概略図である。 再生停止時の再生データの記憶部への記録の様子を示す光ディスク装置の概略図である。 別の光ディスクを装填した時の再生データの記憶部への記録の様子を示す光ディスク装置の概略図である。 記憶部に再生データが記録された光ディスクを再装填した時の光ディスクの再生の様子を示す光ディスク装置の概略図である。 再生位置指定方法の選択において、続きから再生を選択した場合の光ディスクの再生の様子を示す光ディスク装置の概略図である。 光ディスク再生方法の概略を示すフローチャートである。 光ディスク再生方法を説明するための機能ブロック図である。 保存タイトルリストの表示例を示す図である。
本発明に係るレコーダ装置の構成および当該レコーダ装置の動作の概要について、以下に説明する。なお、本実施形態に係るレコーダ装置は、コンテンツを着脱可能な記録媒体(着脱型記録媒体)の一例としての光ディスクに記録する記録機能だけでなく、記録媒体に記録されているコンテンツおよび外部より取得したコンテンツを再生する再生機能を有するレコーダ装置である。
本実施形態に係るレコーダ装置に備えられているドライブ装置は、光ディスクにデータを書き込むか、あるいは光ディスクからデータを読み出す装置として実現されているので、以下ではこれを光ディスクドライブ装置と称する。光ディスクとしては、BD(Blu-ray Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)などが想定される。ただし、本発明はこれに限定されず、フレキシブルディスク、光磁気ディスクなど、着脱可能な記録媒体にデータを書き込むドライブ装置一般に適用することができる。
<レコーダ装置100の構成>
本実施形態に係るレコーダ装置の構成について、図1を参照しつつ以下に説明する。図1は、レコーダ装置100の要部構成を示すブロック図である。
図1に示すように、レコーダ装置100は、レコーダ装置100に入力されるコンテンツの再生または記録(録画)全般を実行するバックエンド部200、ならびに、装填されている光ディスクからのデータの読み出し、および装填されている光ディスクに対するデータの書き込み全般を実行するドライブ部300を備えている。
ドライブ部300は、従来の光ディスクドライブ装置が備えている機能に加え、以下の機能を新規な機能を有している。すなわち、(1)ユーザにより指定された複数の光ディスクをマイディスクとして登録する登録機能、(2)マイディスクとして登録された光ディスクに対する書き込み命令がバックエンド部200から与えられたとき、その光ディスクにデータを書き込むと共に、ドライブ部300内に設けられたメモリにデータを書き込む書き込み機能、(3)マイディスクに対する読み出し命令がバックエンド部200から与えられたときに、その光ディスクからデータを読み出す代わりに、上記メモリからデータを読み出す読み出し機能、および、(4)マイディスクとして登録された光ディスクに書き込む代わりに上記メモリに書き込まれたデータをその光ディスクに書き込み、上記メモリと上記光ディスクとに記録されているデータを同期させる同期機能を有している。そして、バックエンド部200は、これらの新規な機能を利用して、コンテンツの録画、再生、および編集を行なう。以下、このようなバックエンド部200およびドライブ部300の構成例について、以下に順に説明する。
バックエンド部200は、図1に示すように、チューナー部210、エンコーダ部220、ストリーム処理部230、バックエンド制御部240、デコーダ部260、画像処理部270、バッファ部250、記憶部280およびインターフェース部290を備えている。また、図1に示すように、ストリーム処理部230、バックエンド制御部240、デコーダ部260、画像処理部270、バッファ部250、記憶部280およびインターフェース部290は、バスラインを介して互いに接続されている。
ドライブ部300は、図1に示すように、インターフェース部310、ドライブ制御部320、記録媒体ドライブ部の一例としてのディスクドライブ部330および記憶部340を備えている。また、図1に示すように、インターフェース部310、ドライブ制御部320、ディスクドライブ部330および記憶部340は、バスラインを介して互いに接続されている。
本明細書等では、記憶部340における各領域に対して対応付けられた光ディスク、すなわち自身の有するメディアIDが記憶部340に記録されている光ディスクを「マイディスク」と称する。
バックエンド部200およびドライブ部300の備える各部材について、以下に説明する。
(チューナー部210、エンコーダ部220)
チューナー部210は、アンテナ部において受信したデジタル放送波(例えば、BSデジタル放送、CSデジタル放送、地上波デジタル放送)から、映像データ、音声データなどが多重化されているストリーム(Transport Stream:TS)を抽出する。
エンコーダ部220は、アンテナ部において受信したアナログ放送、または、外部から
入力された映像/音声信号をMPEG2−TS形式またはMPEG2−PS形式にエンコードする。
(ストリーム処理部230、バッファ部250)
ストリーム処理部230は、抽出されたストリームまたはエンコードされたストリームに多重化されている映像データ、音声データなどの個々のデータを分離、抽出すると共に、同じパケット識別子(PID)が付与されているパケット(TS)のペイロード部を繋ぎ合わせることにより、コンテンツデータ(PESパケット)を復元する。また、不図示の通信部によりネットワークを介して入力されるコンテンツデータもストリーム処理部230において処理される。
なお、ストリーム処理部230において処理されたコンテンツデータは、一時的にバッファ部250に格納される。バッファ部250は、表示装置またはドライブ部300に対して出力するコンテンツデータ(映像データ、音声データなど)を一時的に記憶するメモリである。バッファ部250は、揮発メモリを用いることが一般的であるが、不揮発性メモリを用いてもよい。
(バックエンド制御部240)
バックエンド制御部240は、レコーダ装置100におけるコンテンツデータの記録および再生全般を制御する。
ストリーム処理部230において復元したコンテンツデータを、ドライブ部300に装填されている光ディスクに対して記録する場合、バックエンド制御部240は、光ディスクに書き込むための書き込み命令をインターフェース部290を介してドライブ制御部320に出力すると共に、書き込み対象とするコンテンツデータをバッファ部250から読み出してインターフェース部290を介してドライブ部300に対して出力する。
ドライブ部300に装填されている光ディスクに記録されているコンテンツデータを再生する場合、バックエンド制御部240は、ドライブ部300に対して、コンテンツデータを光ディスクから読み出すための読み出し命令を、インターフェース部290を介してドライブ制御部320に出力する。このとき、光ディスクから読み出されたコンテンツデータは、バッファ部250に一時的に格納される。
また、バックエンド制御部240は、バッファ部250に格納されているコンテンツデータを表示装置に対して出力する場合には、バッファ部250から読み出したコンテンツデータをデコードするようデコーダ部260を制御する。
(デコーダ部260)
デコーダ部260は、バックエンド制御部240からの指示を受けて、バッファ部250に格納されているコンテンツデータのうち、バックエンド部200内において生成されるクロック(System Time Clock:STC)の値に一致するタイムスタンプ(PTS)が付与されているコンテンツデータを読み出す。そして読み出したコンテンツデータをデコードし、画像処理部270に出力する。
(画像処理部270)
画像処理部270は、フレームレート変換などのような動画像データの表示性能を向上させるため、画素の補間や色調整などの高品質化処理を実行し、高品質化処理を施した動画像データを表示装置(図示しない)に対して出力する。すなわち、画像処理部270では、デコーダ部260においてデコード(復号)されたフレーム画像から表示装置において実際に表示する際に用いるフレーム画像を生成する。
なお、表示装置に表示する画像に付加情報(例えば、字幕、タイトルリスト、メニュー情報、アイコン等)を重畳する場合には、画像処理部270において、高品質化処理を施した動画像データに対して必要な付加情報を重畳する。
(記憶部280)
記憶部280には、バックエンド制御部240を動作させるためのプログラム、および、バックエンド制御部240が参照する各種データが格納されている。バックエンド制御部240により参照されるデータとしては、予約情報およびタイトル管理情報などが挙げられる。予約情報およびタイトル管理情報の詳細については以下に詳述するため、ここではその説明を省略する。なお、記憶部280は、電源をオフにしても記録内容の消去されない不揮発性メモリであることが好ましい。
(インターフェース部290、310)
インターフェース部290は、入力されたデータをインターフェース部310を介してドライブ部300に対して出力する。インターフェース部290としては、SATA(Serial AT attachment)などを挙げることができる。なお、ATA(AT attachment)は、転送方式がシリアルのATAであるSATAに限定されるものではなく、転送方式がパラレルのATAであるPATAを用いてもよい。
インターフェース部310は、入力されたデータをインターフェース部290を介してバックエンド部250に対して出力する。インターフェース部310も、インターフェース部290と同様に、SATA(Serial AT attachment)などとすることができるが、インターフェース部290とインターフェース部310とは同一規格のインターフェースであることが好ましい。
なお、本実施形態では、インターフェース部290、310がSATAである場合を例に挙げて説明する。
(ドライブ制御部320)
ドライブ制御部320は、ディスクドライブ部330に装填されている光ディスクからのデータの読み出し、および光ディスクへのデータの書き込みを制御すると共に、記憶部340からのデータの読み出し、および記憶部340へのデータの書き込みを制御する。
ドライブ制御部320では、インターフェース部310を介して入力されるバックエンド制御部240からの命令(光ディスクからのデータ読み出し命令、または光ディスクへのデータ書き込み命令)を、記憶部340からのデータ読み出し命令、または記憶部340へのデータ書き込み命令に読み換える。しかし、バックエンド制御部240からの命令が、記憶部340に記憶されていないデータに対する読み出し命令である場合には、ドライブ制御部320はバックエンド制御部240からの命令を読み換えることなく、装填されている光ディスクからデータを読み出す。
インターフェース部290、310がATAインターフェースである場合、バックエンド制御部240からの書き込み命令および読み出し命令は、ATAコマンドとなる。
また、本実施形態では、所定の領域に対するデータの書き込み命令を実現するために、記憶部340におけるいずれの領域(後述するマイディスク)に対してデータを書き込むのかを表す情報(ディスク指定情報)をコマンドに含めてドライブ制御部320に出力するようにすることが好ましい。もちろん、ディスク指定情報を含めたコマンドを用いる以外にも、ディスク指定情報を示すコマンドを予め出力して記憶部340の記録対象領域(
マイディスク)を指定した後に、書き込み命令および書き込み対象データを表すコマンドをドライブ制御部340に出力するようにしてもよい。いずれの場合であっても、書き込み命令は、ディスク指定情報とデータを書き込むべき領域を指定するアドレス(第1の領域指定情報)とを含むことになる。なお、書き込みの対象となるデータは、書き込み命令と共にバックエンド部200からドライブ部300へと出力される。
なお、これは書き込み命令に限るものではなく、読み出し命令についても同様である。
(ディスクドライブ部330)
ディスクドライブ部330は、ドライブ制御部320からの指示に基いて動作し、装填されている光ディスクからのデータの読み出し、または光ディスクに対するデータの書き込みを実行する。
ディスクドライブ部330は、装填されている光ディスクからデータを読み出したり、光ディスク対してデータを書き込んだりするための光ピックアップ部などを備えている。
(記憶部340)
記憶部340は、レコーダ装置100において光ディスクに対して記録するコンテンツデータなどのデータを記憶するデータメモリである。記憶部340におけるコンテンツデータの記録については、下記に詳述するため、ここではその説明を省略する。
なお、記憶部340は、光ディスクよりもデータアクセス速度が速いものであれば特に限定されるものではないが、電源をオフにしても記録内容の消去されない不揮発性メモリであることが好ましい。より具体的にはフラッシュメモリを用いることが好ましい。
(レコーダ装置100の処理動作)
次に、レコーダ装置100の再生動作、録画動作、ダビング動作などについて説明するが、これらのレコーダ装置100における各動作の説明に先立って、レコーダ装置100における事前設定について、図2(a)および(b)および図3(a)および(b)を参照して説明する。レコーダ装置100における事前設定は、記憶部340の初期化処理と、記憶部340に対する光ディスクの登録処理の2つに大別することができる。
<記憶部340の初期化処理>
記憶部340の初期化処理について、図2(a)および(b)を参照しつつ説明する。図2(a)および(b)は、記憶部340の初期化処理を示す図であり、(a)は記憶部340の初期化の際の表示装置における表示の一例を示す図であり、(b)は初期化処理後の記憶部340を模式的に示す図である。
記憶部340の初期化処理とは、記憶部340における記憶領域を、ユーザーの所望する数のパーティションに仮想的に分割する処理である。なお、記憶部340の初期化処理は、記憶部340において記憶領域が仮想的に分割されていない場合にのみ実行される処理であるため、既に記憶部340における初期化処理が行われている場合には初期化処理は実行されない。
初期化処理は、操作入力部を介したユーザーからの初期化処理の実行指示を受けることにより実行される。すなわち、バックエンド制御部240がユーザーからの初期化処理実行指示を受けると、バックエンド制御部240はドライブ制御部320に対して、記憶部340の記憶領域をユーザーの指定する数に仮想的に分割するように指示する。バックエンド制御部240からの指示を受けたドライブ制御部320は、記憶部340を指定された数の領域(パーティション)に仮想的に分割する。記憶部340において分割される領
域の数は、登録することができるマイディスクの枚数と一致する。このとき、表示装置には、図2(a)に示すような画像を表示することが好ましい。
なお、記憶部340において仮想的に分割される領域の数は、例えば「n個(枚)」などのようにユーザーにより明示的に指示された数であってもよいし、ユーザーの所望する録画画質に応じて設定される数であってもよい。
図2(b)は、初期化処理後の記憶部340を示している。図2(b)に示すように、記憶部340は、ユーザーの所望するn個の領域(領域1〜領域n)に仮想的に分割されている。また、領域1〜n以外にも記憶部340には、領域1〜領域nを管理する管理情報の記録されている管理領域が設けられている。
管理領域は、図2(b)に示すように、領域1〜領域nを管理するマイディスク管理領域と、マイディスク管理領域を管理するメモリ管理領域と、に分けることができる。
マイディスク管理領域には、領域1〜領域nの各領域を管理する管理情報が記録されている。図2(b)では、便宜上、領域1を管理する管理情報の記録されている領域を「エントリ1」と称し、以下同様に領域2〜nを管理する管理情報の記録されている領域をエントリ2〜nと称する。
領域1を管理するエントリ1には、エントリ番号、割り当てフラグ、メディアID情報、割り当てエリア情報、メディアキー情報およびマップ情報が記録されている。これらの各情報について以下に説明する。
「エントリ番号」は、いずれの領域を管理するのかを示す情報である。例えば、エントリ1は、領域1を管理する管理情報であるため、エントリ番号としては「1」を示す情報が記録されている。
「割り当てフラグ」は、マイディスクが対応付けられている領域であるか否かを示すフラグである。初期化処理直後の状態では、マイディスクの対応付けは行われていないため、割り当てが行われていないことを示す情報(ここでは、「0」)が記録されている。
「メディアID」は、光ディスクのメディアIDを示す情報である。初期化処理段階では、メディアIDの情報は記録されていない。メディアIDの情報の記録については、後述の光ディスクの登録処理において説明する。
「割り当てエリア情報」は、各領域として利用することができる記憶部340の記録領域を表す情報である。割り当てエリア情報の具体例としては、例えば、各領域の開始アドレスおよび終了アドレスを挙げることができる。また、終了アドレスの代わりに、各領域の記録容量が記録されていてもよい。
「メディアキー情報」は、データを光ディスクに対して記録するときの著作権保護に用いられる暗号化を実行するためのキー情報である。メディアキー情報としては、例えば、MKB(Media Key Block)を挙げることができる。
「マップ情報」は、光ディスクに記録されたコンテンツのそれぞれについて、当該コンテンツが記録される光ディスクの領域を示すアドレスである仮想アドレスと、当該コンテンツが記録されている記憶部340上の領域を示すアドレスである物理アドレスとの対応付けを示す情報である。マップ情報として記録されているマップテーブルの詳細については、下記で詳述するため、ここでは説明を省略する。
また、メモリ管理領域には、図2(b)に示すように、「エントリ数情報」および「割り当てエリア情報」が記録されている。「エントリ数」は、記憶部340において仮想的に分割されている領域の数を示す情報である。「割り当てエリア情報」は、記憶部340においてマイディスク管理領域として利用されている領域を表す情報である。
なお、記憶部340を領域1〜領域nに仮想的に分割した時に生じる余りの領域を予備領域として活用するようにしてもよい。
<光ディスクの登録処理>
次に、記憶部340に対する光ディスクの登録処理について、図3(a)および(b)を参照しつつ説明する。図3(a)および(b)は、光ディスクの登録処理を示す図であり、(a)は光ディスクの登録処理の際の表示装置における表示の一例を示した図であり、(b)は光ディスクの登録処理後の記憶部340を模式的に示した図である。
光ディスクの登録処理とは、記憶部340において仮想的に分割されている各領域を管理するエントリに対して、光ディスクのメディアIDを記録する処理である。
光ディスクがドライブ部300に装填されると、ドライブ制御部320は、ディスクドライブ部330に対して、装填された光ディスクから当該光ディスクのメディアIDを読み出すように指示する。ディスクドライブ部330が光ディスクからメディアIDを読み出すと、ドライブ制御部320は、記憶部340において読み出したメディアIDがマイディスク管理領域におけるエントリに既に記録されているメディアIDであるか否かを判定する。
読み出したメディアIDがマイディスク管理領域におけるエントリのいずれにも記録されていない場合、ドライブ制御部320は、マイディスク管理領域におけるエントリのうち、割り当てフラグが光ディスクの割り当てが行われていないことを示す「0」であるエントリに、読み出したメディアIDを記録する。これによって、エントリにおいてメディアID情報が記録される。なお、メディアID情報の記録されたエントリにおける割り当てフラグは、メディアID情報が記録された時点で、割り当てが行われていることを示す「1」に変更される。また、メディアキー情報などの光ディスク固有の情報についても、この時点でメディアID情報を記録したエントリに対して記録される。
なお、上述した光ディスクの登録処理は、読み出したメディアIDが割り当てフラグが「0」であるエントリに自動的に記録される場合を説明しているが、実際にはレコーダ装置100が、当該メディアIDをエントリに記録するか否かをユーザーに問い合わせることが好ましい。この場合、ドライブ制御部320は、レコーダ装置100にメディアIDをエントリに記録するとするユーザーからの指示を受けてメディアIDを記録する。
また、割り当てフラグが「0」であるエントリが複数存在する場合には、いずれのエントリに対してメディアIDを記録するのかをユーザーが選択できるようにしてもよい。この場合、ドライブ制御部320は、ユーザーにより指定されたエントリに対してメディアIDを記録する。
なお、メディアIDをエントリに記録する際には、表示装置に図3(a)に示すような画像を表示するようにすることが好ましい。
図3(b)は、メディアID「aaa」を有する光ディスクをエントリ1に記録した場合における光ディスクの登録後の記憶部340の状態を示している。
光ディスクのメディアIDをエントリ1に記録した場合、図3(b)に示すように、光ディスクはエントリ1により管理される領域1に対して対応付けられることになる。
本明細書等では、記憶部340における各領域に対して対応付けられた光ディスク、すなわち自身の有するメディアIDが記憶部340に記録されている光ディスクを「マイディスク」と称する。また、マイディスクを識別するために、ここでは、領域1に対応付けられたマイディスクを「ディスク1」と称する。以下同様に、領域2〜nに対応付けられたマイディスクを「ディスク2〜n」と称する。
<コンテンツの予約録画動作>
上述した事前設定の完了しているレコーダ装置100におけるコンテンツ録画動作、コンテンツ再生動作、コンテンツ編集動作、およびコンテンツコピー動作について、以下に説明する。
レコーダ装置100におけるコンテンツ録画動作について、図4(a)〜(c)〜図13(a)〜(c)を参照して以下に説明する。なお、ここでは、コンテンツ録画動作として、予約録画処理を例に挙げて説明する。
レコーダ装置100における予約録画処理は、予約登録処理と録画処理との2つに大別することができる。また、録画処理は、マイディスクが装填されている状態での録画処理と、マイディスクが装填されていない状態での録画処理の2つにさらに分けることができる。予約録画処理におけるこれらの処理それぞれについて以下に説明する。
(予約登録処理)
まず、レコーダ装置100における予約登録処理について、図4(a)〜(c)を参照しつつ以下に説明する。図4(a)〜(c)は、レコーダ装置100における予約登録処理を示す図であり、(a)は予約登録処理後の記憶部280の状態を模式的に示した図であり、(b)は予約登録処理後の記憶部340およびマイディスク1の状態を模式的に示した図であり、(c)は予約登録処理の際の表示装置における表示の一例を示した図である。
予約登録処理とは、記憶部280および光ディスクに対して予約情報を登録する処理である。予約登録処理については、記憶部340の領域1に対応付けられたディスク1を装填している場合を例に挙げて説明する。
ユーザーが操作入力部を介して予約情報を入力すると、バックエンド制御部240は、入力された予約情報を記憶部280の予約情報管理領域に記録する。このとき、記憶部280の予約情報管理領域に記録される予約情報は、図4(a)に示すように、「録画チャンネル」、「録画年月日」および「録画時間」と共に、「記録対象マイディスク」の情報を含む。以下、記録対象マイディスク情報として、装填されているマイディスクのメディアIDを例に挙げて説明するが、マイディスクを識別可能な情報であれば他の情報であってもよい。なお、予約情報に含まれる各情報は、ユーザーが入力するようにしてもよいし、電子番組表においてユーザーが選択した番組を表す番組情報に基づいて設定するようにしてもよい。
バックエンド制御部240は、予約情報を記憶部280に記録すると共に、ドライブ制御部320に対して、ドライブ部300に装填されているディスク1に対して予約情報を書き込むように指示する。ドライブ制御部320は、バックエンド制御部240からの指示を受けて、ユーザーの設定した予約情報を、ディスク1に記録するようにディスクドラ
イブ部330に対して指示する。ディスクドライブ部330は、ドライブ制御部320からの指示を受けて、ユーザーの設定した予約情報をディスク1の所定の領域(予約情報管理領域)に記録する(図4(b))。このとき、ディスク1には、既にメディアIDは記録されているため、メディアIDについては記録しなくてもよい。
なお、予約情報の設定の際にユーザーが記録対象マイディスクを選択することができるようにしてもよい。この場合、ユーザーの選択した記録対象マイディスクがドライブ部300に装填されていない場合には、予約情報の登録時点で、対象とするマイディスクをドライブ部300に装填するようにユーザーに対して警告するようにすることが好ましい。
図4(c)には、記憶部340の領域1に対応付けられたディスク1を装填している場合に予約登録した際の表示装置に表示する画像の一例を示している。
(マイディスクが装填されている場合の録画処理)
次に、記憶部280の予約情報管理領域に記録されている予約情報に含まれているメディアIDのマイディスクがドライブ部300に装填されている場合の録画処理について、図5(a)および(b)を参照しつつ以下に説明する。図5(a)および(b)は、マイディスクが装填されている状態での録画処理を示す図であり、(a)は録画処理後の記憶部340およびマイディスク1の状態を模式的に示した図であり、(b)は録画処理後の記憶部280の状態を模式的に示した図である。
コンテンツ1の録画が完了すると、図5(b)に示すように、バックエンド制御部240は、コンテンツ1の予約録画を示す予約情報を記憶部280における予約情報管理領域から消去する。また、コンテンツ1のディスク1への記録が完了すると、ドライブ制御部320はディスク1の予約情報管理領域に記録されている予約情報を消去するようにディスクドライブ部330に対して指示する。
次に、コンテンツ1を記憶部340の領域1およびディスク1に記録した際の記憶部340および記憶部280の状態について図6(a)〜(c)を参照しつつ以下に説明する。図6(a)〜(c)は、コンテンツ1を録画した際の記憶部340および記憶部280の状態を示す図であり、(a)は記憶部340の領域1におけるコンテンツの記録状態に対応するディスク1の記録状態の対応関係を示す図であり、(b)はコンテンツ1を記録した際のマップテーブルを示す図であり、(c)はコンテンツ1を記録した際のタイトル管理テーブルを示す図である。
ここで、一般的には、記憶部340の領域1とディスク1とのデータ容量は異なる。そのため、領域1では、物理アドレスとは別に、ディスク1におけるアドレス(第1の領域指定情報)と一致するような仮想アドレスが割り当てられている。この仮想アドレスを用いてデータを読み出したり、書き込んだりすることにより、バックエンド部200では、記憶部340に格納されているコンテンツをドライブ部300に装填されているディスク1に記録されているかのように扱うことができる。本明細書等では、記憶部340の各領域に設定された仮想アドレスを用いて表される記憶領域を「仮想ディスクイメージ」と称する。
図6(a)には、記憶部340の領域1における仮想ディスクイメージを示している。図6(a)に示すように、記憶部340の領域1において、物理アドレス(第2の領域指定情報)「0x000」を先頭アドレスとしてコンテンツ1(データ容量:XGB)が記録されている場合、仮想ディスクイメージ上では、コンテンツ1は仮想アドレス「0x050」を先頭アドレスとして記録されている。すなわち、コンテンツ1をディスク1に対して書き込む場合、ドライブ制御部320は、ディスクドライブ部330に対して、ディ
スク1のアドレス「0x050」を表すセクタからコンテンツ1を書き込むように指示する。これによって、領域1からディスク1に対するコンテンツの記録を容易に実行することができる。
続いて、図6(a)において示した物理アドレスと仮想アドレスとの関連付けを実現するためのマップテーブルについて、図6(b)を参照しつつ説明する。
マップテーブルは、記憶部340のマイディスク管理領域におけるマップ情報として記録されている。マップテーブルは、図6(b)に示すように、コンテンツ毎に、仮想ディスクイメージにおけるマップを表す仮想ディスクマップと、記憶部340の領域1におけるマップを表すメモリマップとが関連付けられて記録されている。また、コンテンツに対して、当該コンテンツがマイディスクに記録されているか否かを表す同期フラグが関連付けられて記録されている。
なお、本明細書等において記憶部340のある領域に記録されているコンテンツが、当該ある領域に対応付けられたマイディスクに記録されている状態のことを「同期」と称する。同様に、記憶部340のある領域に記録されているコンテンツを、当該ある領域に対応付けられたマイディスクに対して記録される処理を「同期処理」と称する。
マップテーブルは、コンテンツ1が領域1に記録されると共に内容が更新される。記憶部340の領域1が図6(a)に示す状態である場合のマップテーブルを、図6(b)に示す。図6(b)に示すように、マップテーブルは、コンテンツ1における仮想ディスクマップにおける先頭アドレスとして「0x050」が設定され、データサイズとしてXGBが設定され、メモリマップにおける先頭アドレスとして「0x000」が設定され、データサイズとしてXGBが設定されている。また、領域1からディスク1への書き込みが完了すると共に、マップテーブルにおける同期フラグが、コンテンツがマイディスクに記録されていることを表す「1」となる。
このようなマップテーブルを参照することにより、バックエンド制御部240からディスク1への書き込み命令を受けたドライブ制御部320は、バックエンド制御部240から受けたディスク1への書き込み命令を領域1への書き込み命令に変更することができる。また、ディスク1からの読み出し命令の場合も同様に、マップテーブルを参照することにより、領域1からの読み出し命令に変更することができる。
なお、図6(b)におけるエントリパラメータとは、エントリ番号、メディアID情報、割り当てエリア情報などを記録する領域であり、エントリデータ領域とは、メディアキー情報および領域1におけるトラック情報などを記録する領域である。
また、コンテンツ1が領域1に記録されると共に、記憶部280におけるディスク1のタイトル管理領域にタイトル管理情報として記録されているタイトル管理テーブルが更新される。コンテンツ1に関する情報が設定されるコンテンツ管理領域に記録されているタイトル管理テーブルについて、図6(c)を参照して説明する。なお、タイトル管理領域は、記憶部340において仮想的に分割されている領域の数だけ記憶部280に設けられている。
タイトル管理テーブルには、図6(c)に示すように、各コンテンツを示すタイトル名に対して、コンテンツの再生所要時間、コンテンツの再生画質、コンテンツの残りダビング回数(最大で10とする)および同期状態を示す情報が関連付けられて記録されている。なお、コンテンツ1を示すタイトルをタイトル1として表記する。同様に、コンテンツ2〜コンテンツnを示すタイトルをタイトル2〜タイトルnとして表記する。
図6(b)に示したマップテーブルを設定したときのタイトル管理テーブルの一例を、図6(c)に示している。このとき、タイトル1における残りダビング回数は、コンテンツ1をディスク1へ記録したため、残り10回から1回減算されて「9」回となっている。
(マイディスクが装填されていない場合の録画処理)
続いて、記憶部280の予約情報管理領域に記録されている予約情報に含まれているメディアIDのマイディスクがドライブ部300に装填されていない場合の録画処理について、図7(a)および(b)を参照しつつ以下に説明する。図7(a)および(b)は、レコーダ装置100においてマイディスクが装填されていない状態での録画処理を示す図であり、(a)は録画処理後の記憶部340の状態を模式的に示した図であり、(b)は録画処理後の記憶部280の状態を模式的に示した図である。
レコーダ装置100において、記憶部280の予約情報管理領域に記録されている予約情報により録画されるコンテンツ(コンテンツ2)の録画が開始された時点でドライブ部300にディスク1が装填されていない場合であっても、バックエンド制御部240はコンテンツ2をディスク1に対して記録するようにドライブ制御部320に対して指示する。バックエンド制御部240からの指示を受けたドライブ制御部320は、ディスクドライブ部320にディスク1が装填されていないため、バックエンド部240からのディスク1への書き込み命令を記憶部340の領域1への書き込み命令に変換し、コンテンツ2を領域1に記録する。このとき、ディスク1はドライブ部300に装填されていないため、ディスク1に対してコンテンツ2を記録する処理は実行されない。
コンテンツ2の録画が終了すると、図7(b)に示すように、バックエンド制御部240は記憶部280における予約情報管理領域からコンテンツ2の予約録画を示す予約情報を消去する。
次に、コンテンツ2を記憶部340の領域1に記録した際の記憶部340および記憶部280の状態について図8(a)〜(c)を参照しつつ以下に説明する。図8(a)〜(c)は、コンテンツ2を録画した際の記憶部340および記憶部280の状態を示す図であり、(a)は記憶部340の領域1におけるコンテンツの記録状態に対応するディスク1の記録状態の対応関係を示す図であり、(b)はコンテンツ2を記録した際のマップテーブルを示す図であり、(c)はコンテンツ2を記録した際のタイトル管理テーブルを示す図である。
図8(a)に示すように、記憶部340の領域1における物理アドレス「0x000」を先頭アドレスとしてコンテンツ1(データ容量:XGB)が記録されているため、コンテンツ2(データ容量:XGB)は、記憶部340の領域1における物理アドレス「0x200」を先頭アドレスとしてコンテンツ1に続けて記録される。このとき、コンテンツ2は、仮想ディスクイメージ上でも、仮想アドレス「0x250」を先頭アドレスとしてコンテンツ1に続けて記録される。ディスク1はドライブ部300に装填されていないため、当然ながらコンテンツ2はディスク1に対して記録されていない。
コンテンツ2が領域1に記録されると共に、記憶部340のエントリ1におけるマップ情報に記録されているマップテーブルも更新される。記憶部340の領域1が図8(a)に示す状態のマップテーブルを、図8(b)に示す。図8(b)に示すように、図6(b)に示したマップテーブルに加えて、コンテンツ2における仮想ディスクマップにおける先頭アドレスとして「0x250」が設定され、データサイズとしてXGBが設定され、メモリマップにおける先頭アドレスとして「0x200」が設定され、データサイズとし
てXGBが設定される。このとき、領域1からディスク1への書き込みは実行されないため、マップテーブルにおけるコンテンツ2の同期フラグは、コンテンツがマイディスクに記録されていないことを表す「0」となっている。
また、図8(c)には、図8(b)に示したマップテーブルが設定されたときのタイトル管理テーブルの一例を示している。図8(c)に示すように、タイトル管理テーブルでは、図6(c)に示したコンテンツ1を示すタイトル1のタイトル管理情報に加えて、コンテンツ2を示すタイトル2のタイトル管理情報が加えられる。このとき、タイトル2は、ディスク1に対して記録されていないため、タイトル2における残りダビング回数は「10」回のままであり、同期状態は未同期を示す情報である。
(コンテンツの同期処理)
次に、記憶部340に記録されたコンテンツであってマイディスクに対して記録されていないコンテンツを、マイディスクに対して記録する同期処理について、図9〜図11(a)〜(c)を参照して以下に説明する。
ディスク1がドライブ部300に装填されると、ドライブ制御部320は、エントリ1のマップテーブルを参照して、同期フラグが「0」であるコンテンツがあるか否かを判定する。例えば、同期フラグが「0」であるコンテンツ2が存在する場合、ドライブ制御部320は、記憶部340の領域1に記録されているコンテンツ2を、ディスク1に記録する(書き出す)ようにディスクドライブ部330に対して指示する。ディスクドライブ部330は、ドライブ制御部320からの指示を受けて記憶部340の領域1に記録されているコンテンツ2をディスク1に書き出す。これによって、記憶部340の領域1に記録されているコンテンツ1およびコンテンツ2がいずれもディスク1にも記録されている状態になる(図9)。すなわち、コンテンツ2は同期状態となる。
ドライブ制御部320は、ディスク1に対するコンテンツ2の書き出しが完了すると、バックエンド部300に対してコンテンツ2の同期処理が完了したことを通知する。バックエンド制御部240は、この通知を受けて、記憶部280におけるディスク1のタイトル管理領域に記録されているタイトル管理テーブルを更新する。
また、ドライブ制御部320は、ディスク1に対するコンテンツ2の書き出しが完了すると、ディスクドライブ部330に対して、ディスク1に記録されているコンテンツ2を予約録画するための予約情報の消去を指示する。指示を受けたディスクドライブ部330は、ディスク1の予約情報管理領域に記録されているコンテンツ2を予約録画するための予約情報を削除する(図9)。なお、図9は、コンテンツの同期処理後の記憶部340およびディスク1の状態を示す図である。
次に、記憶部340の領域1に記録されているコンテンツ2をディスク1に書き出した際の記憶部340および記憶部280の状態について図10(a)〜(c)を参照しつつ以下に説明する。図10(a)〜(c)は、コンテンツ2を同期処理した際の記憶部340および記憶部280の状態を示す図であり、(a)は記憶部340の領域1におけるコンテンツの記録状態に対応するディスク1の記録状態の対応関係を示す図であり、(b)はコンテンツ2を同期処理させた際のマップテーブルを示す図であり、(c)はコンテンツ2を同期処理させた際のタイトル管理テーブルを示す図である。
図10(a)に示すように、仮想ディスクイメージにおいて、コンテンツ2は、仮想アドレス「0x250」を先頭アドレスとして記録されている。このとき、ディスク1では、「0x250」を先頭アドレスとしてコンテンツ2を記録することができるため、コンテンツ2は、ディスク1のアドレス「0x250」を先頭アドレスとしてディスク1に記
録される。
コンテンツ2の同期処理が完了すると、図10(b)に示すように、エントリ1のマップ情報に記録されているマップテーブルの同期フラグが、コンテンツがマイディスクに記録されていることを表す「1」となる。また、図10(c)に示すように、記憶部280に記録されているディスク1のタイトル管理テーブルにおいて、タイトル2における残りダビング回数が1減算されて「9」回となると共に、同期状態が同期を示す情報に変更される。
次に、ディスク1において「0x250」を先頭アドレスとするコンテンツ(コンテンツ3)が既に記録されている場合のコンテンツ2の同期処理について、図11(a)〜(d)を参照して以下に説明する。
図11(a)〜(d)は、コンテンツ2を同期処理した際の記憶部340および記憶部280の状態を示す図であり、(a)は仮想ディスクイメージにおけるコンテンツ2の先頭アドレスを先頭アドレスとするコンテンツ3がディスク1に記録されている状態を示す図であり、(b)はコンテンツ2をコンテンツ3に続くように仮想ディスクイメージを変更した状態を示す図であり、(c)はコンテンツ2を同期処理させた際のマップテーブルを示す図であり、(d)はコンテンツ2を同期処理させた際のタイトル管理テーブルを示す図である。
図11(a)に示すように、仮想ディスクイメージにおけるコンテンツ2の先頭アドレスである「0x250」を先頭アドレスとするコンテンツ3が既にディスク1に記録されている場合、ディスク1のアドレス「0x250」を先頭アドレスとしてコンテンツ2をディスク1に記録することができない。
このとき、ドライブ制御部320は、記憶部340における仮想ディスクイメージを変更することにより、コンテンツ2をディスク1に記録できるようにする。すなわち、ドライブ制御部320は、ディスク1においてアドレス「0x250」を先頭アドレスとして記録されているコンテンツ3を、仮想ディスクイメージにおいても仮想アドレス「0x250」を先頭アドレスとして記録されているように設定し、コンテンツ2をコンテンツ3に続くように仮想アドレス「0x400」を先頭アドレスとして記録されているように設定する。すなわち、ドライブ制御部320は、領域1における仮想ディスクイメージを変更する。これによって、変更された仮想ディスクイメージでは、コンテンツ2の先頭アドレスが「0x400」となるため、「0x400」を先頭アドレスとしてディスク1にコンテンツ2を記録することができる。
このとき、領域1のマップテーブルについても、図11(c)に示すように変更される。すなわち、仮想ディスクマップにおけるコンテンツ2の先頭アドレスは、「0x400」となり、コンテンツがマイディスクに記録されていることを表す「1」となる。また、仮想ディスクマップにおいて、先頭アドレスが「0x250」であり、コンテンツ容量がYGBのコンテンツ3が登録される。コンテンツ3は、領域1には記録されていないコンテンツであるため、メモリマップには先頭アドレスが記録されず、同期フラグについても記録されない。
同様に、図11(d)に示すように、記憶部280におけるディスク1のタイトル管理テーブルにおいてもタイトル2に対応付けられた同期状態が同期を表す情報に変更され、コンテンツ3を示すタイトル3に対応付けられた情報(再生時間および再生画質)が登録される。このとき、コンテンツ3は、ディスク1にのみ記録されているコンテンツであり、ダビングすることはできないため、タイトル3における残りダビング回数は表示されな
い。
(領域1に記録されているコンテンツの削除)
記憶部340における領域1の空き容量が少なくなった場合には、領域1に記録されているコンテンツを削除するようにすればよい。領域1に記録されているコンテンツの削除は、ユーザーの指示により実行されるようにしてもよいし、領域1における空き容量が所定値以下となった場合に自動的に実行されるようにしてもよい。
図12は、領域1に記録されていたコンテンツ1およびコンテンツ2を削除した後に、新たにコンテンツ4を録画したときの記憶部340およびディスク1の状態を示す図である。なお、図12は、マイディスクが装填されている状態での録画のため、コンテンツ4はディスク1に対しても記録されている。
図12に示す状態、すなわちコンテンツ1およびコンテンツ2を領域1から削除した後に領域1にコンテンツ4を記録したときの記憶部340および記憶部280の状態について図13(a)〜(c)を参照しつつ以下に説明する。図13(a)〜(c)は、コンテンツ4を録画した際の記憶部340および記憶部280の状態を示す図であり、(a)は記憶部340の領域1におけるコンテンツの記録状態に対応するディスク1の記録状態の対応関係を示す図であり、(b)はコンテンツ4を記録した際のマップテーブルを示す図であり、(c)はコンテンツ4を記録した際のタイトル管理テーブルを示す図である。
ドライブ制御部320は、領域1からコンテンツ1およびコンテンツ2が削除されると、記憶部340のエントリ1に記録されているマップテーブルにおけるメモリマップからコンテンツ1およびコンテンツ2に関する情報を削除する。また、ドライブ制御部320は、コンテンツ1およびコンテンツ2に関連付けられた同期フラグについても削除する。ただし、図13(a)に示すように、コンテンツ1およびコンテンツ2は、仮想ディスクイメージ上においては消去されることなく残されている。すなわち、図13(b)に示すように、領域1からコンテンツ1およびコンテンツ2を削除したとしても、マップテーブルにおける仮想ディスクマップからはコンテンツ1およびコンテンツ2の情報は削除されることなく残されることになる。
したがって、ドライブ制御部320は、仮想ディスクイメージにおいて既に記録されているコンテンツ2に続くように、すなわち仮想アドレス「0x650」を先頭アドレスとしてコンテンツ4を記録するようにディスクドライブ部330に指示する。
また、図13(c)に示すように、領域1からコンテンツ1およびコンテンツ2が削除されることに伴って、記憶部280におけるタイトル管理テーブルも変更される。領域1に記録されていたコンテンツ1およびコンテンツ2が削除されると、バックエンド制御部240は、記憶部280におけるタイトル管理テーブルにおけるコンテンツ1およびコンテンツ2の残りダビング回数および同期状態を示す情報を削除する。次に、コンテンツ4が領域1に記録されると、バックエンド制御部240は、コンテンツ4を示すタイトル(タイトル4)に関する情報をタイトル管理テーブルに登録する。
<コンテンツ再生動作>
次に、レコーダ装置100におけるコンテンツの再生動作について、図14〜図17を参照しつつ以下に説明する。
コンテンツの再生処理は、操作入力部を介したユーザーからのコンテンツ再生指示を受けて実行される処理である。例えば、表示装置に表示されているタイトルの再生をユーザーが選択すると、バックエンド制御部240は、選択されたタイトルにより表されるコン
テンツの再生指示を受けたとして当該コンテンツの再生処理を実行する。なお、表示装置に表示されているタイトルは、バックエンド部200において認識されているタイトルである。バックエンド部200において認識されているタイトルは、記憶部280のタイトル管理領域に記録されているタイトル管理テーブルに登録されているタイトルと言い換えることができる。
なお、レコーダ装置100におけるコンテンツの再生動作は、マイディスクが装填されている場合の再生処理と、マイディスクが装填されていない場合の再生処理とに大別することができる。各再生処理について以下に説明する。
(マイディスクが装填されている場合の再生処理)
マイディスクが装填されている場合の再生処理について、図14および図15を参照して以下に説明する。図14は、コンテンツ1〜3を記録したディスク1が装填されている場合の記憶部340および記憶部280の状態を示す図である。図15は、マイディスクが装填されている場合において、再生時にコンテンツが読み出される媒体を模式的に示した図である。
図14に示すように、ドライブ部300には、コンテンツ1〜3の記録されているディスク1が装填されており、記憶部340の領域1にコンテンツ1およびコンテンツ2が記録されている。そのため、記憶部280のタイトル管理領域のタイトル管理テーブルには、タイトル1〜3に関する情報が記録されている。すなわち、バックエンド部200では、タイトル1〜3により表されるコンテンツ1〜3を認識することができる。なお、図14では、タイトル管理テーブルの詳細については省略して示している。
マイディスクが装填されている場合の再生処理としては、まず、ディスク1および領域1のいずれにも記録されているコンテンツ1を再生する場合の再生処理について説明した後、ディスク1に記録されているが、領域1には記録されていないコンテンツ3を再生する場合の再生処理について説明する。
バックエンド制御部240は、ディスク1に記録されているコンテンツ1を読み出す命令をインターフェース部290を介してドライブ部300に対して出力する。バックエンド制御部240からの命令を受けたドライブ制御部320は、マップテーブルを参照して、ディスク1に記録されているコンテンツ1が領域1に記録されているか否かを判定する。このとき、コンテンツ1は領域1に記録されているコンテンツであるため、ドライブ制御部320は、バックエンド制御部240から受けたディスク1からの読み出し命令を、マップテーブルを参照して、領域1からの読み出し命令に変換する。すなわち、ドライブ制御部320は、ディスク1のアドレスを、マップテーブルを参照して、領域1の物理アドレスに変換する。
領域1からコンテンツ1を読み出したドライブ制御部320は、読み出したコンテンツ1を、インターフェース部310を介してバックエンド部200に出力する。
このように、読み出しの対象となるコンテンツがマイディスクにも記憶部340にも記録されている場合、図15に示すように、コンテンツは記憶部340から読み出される。
ディスク1に記録されているが、領域1には記録されていないコンテンツ3を再生する場合も同様に、バックエンド制御部240がディスク1に記録されているコンテンツ3を読み出す命令をインターフェース部290を介してドライブ部300に対して出力する。バックエンド制御部240からの命令を受けたドライブ制御部320は、マップテーブルを参照して、ディスク1に記録されているコンテンツ3が領域1に記録されているか否か
を判定する。このとき、コンテンツ3は領域1に記録されていないコンテンツであるため、ドライブ制御部320は、バックエンド制御部240から受けたディスク1からの読み出し命令にしたがって、ディスクドライブ部330に対してコンテンツ3を読み出すように指示する。
ディスク1からコンテンツ3が読み出されると、ドライブ制御部320は、読み出したコンテンツ3を、インターフェース部310を介してバックエンド部200に出力する。
このように、読み出しの対象となるコンテンツが記憶部340に記録されていない場合、図15に示すように、コンテンツはマイディスクから読み出される。
(マイディスクが装填されていない場合の再生処理)
続いて、マイディスクが装填されていない場合の再生処理について、図16および図17を参照して以下に説明する。図16は、ドライブ部300に光ディスクが装填されていない場合の記憶部340および記憶部280の状態を示す図である。図17は、マイディスクが装填されていない場合において、再生時にコンテンツが読み出される媒体を模式的に示した図である。
図16に示すように、記憶部340の領域1には、コンテンツ1およびコンテンツ2が記録されている。しかし、図14の場合とは異なり、ドライブ部300には、コンテンツ1〜3の記録されているディスク1が装填されていない。なお、記憶部280のタイトル管理領域のタイトル管理テーブルには、タイトル1〜3に関する情報が記録されている。すなわち、バックエンド部200では、タイトル1〜3により表されるコンテンツ1〜3を認識することができる。なお、図16では、図14と同様に、タイトル管理テーブルの詳細については省略して示している。
図16に示すような状態の場合、バックエンド部200において認識しているタイトル1〜3により表されるコンテンツ1〜3のうち、記憶部340の領域1に記録されているコンテンツ1およびコンテンツ2については再生することができるが、ディスク1にのみ記録されているコンテンツ3については再生することができない。
すなわち、図17に示すように、読み出しの対象となるコンテンツがマイディスクにも記憶部340にも記録されている場合には、マイディスクが装填されている場合と同様の処理により、コンテンツは記憶部340から読み出される。しかし、ディスク1にのみ記録されているコンテンツについては読み出すことはできない。
なお、図17に示すコンテンツ1の読み出し処理は、マイディスクが装填されている場合におけるコンテンツ1の読み出し処理と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<コンテンツ編集動作>
次に、レコーダ装置100におけるコンテンツの編集動作について、図18および図19(a)および(b)を参照しつつ以下に説明する。
コンテンツの編集処理は、操作入力部を介したユーザーからのコンテンツ編集指示を受けて実行される処理である。例えば、表示装置に表示されているタイトルの編集をユーザーが選択すると、バックエンド制御部240は、選択されたタイトルにより表されるコンテンツの編集指示を受けたとして、ユーザーにより選択されたコンテンツの編集処理を実行する。なお、表示装置に表示されているタイトルは、バックエンド部200において認識されているタイトルである。バックエンド部200において認識されているタイトルは、記憶部280のタイトル管理領域に記録されているタイトル管理テーブルに登録されて
いるタイトルと言い換えることができる。すなわち、タイトル管理テーブルに登録されているタイトルは、記録されている媒体を問わず編集処理を行うことができる。
レコーダ装置100におけるコンテンツ編集動作も、コンテンツ再生処理と同様に、マイディスクが装填されている場合の編集処理と、マイディスクが装填されていない場合の編集処理とに大別することができる。各編集処理について以下に説明する。
なお、コンテンツの編集処理とは、マイディスクまたは記憶部340に記録されているコンテンツの少なくとも一部のデータを変更する処理であり、具体的には、コンテンツにおけるシーン消去(コンテンツデータの一部変更)、コンテンツの削除およびコンテンツにおけるチャプターの追加を含む処理である。なお、ここではコンテンツにおけるシーン消去を例に挙げて説明するが、他の処理であっても同様に処理することができる。
(マイディスクが装填されている場合の編集処理)
マイディスクが装填されている場合の編集処理について、図14および図18を参照して以下に説明する。図18は、マイディスクが装填されている場合において、コンテンツが編集される媒体を模式的に示した図である。
図14に示すように、ドライブ部300には、コンテンツ1〜3の記録されているディスク1が装填されており、記憶部340の領域1にコンテンツ1およびコンテンツ2が記録されている。また、記憶部280のタイトル管理領域のタイトル管理テーブルには、タイトル1〜3に関する情報が記録されており、バックエンド部200では、タイトル1〜3により表されるコンテンツ1〜3を認識することができる。なお、図14では、タイトル管理テーブルの詳細については省略して示している。
マイディスクが装填されている場合の再生処理としては、まず、ディスク1および領域1のいずれにも記録されているコンテンツ1を編集する場合の処理について説明した後、ディスク1に記録されているが、領域1には記録されていないコンテンツ3を編集する場合の処理について説明する。
バックエンド制御部240は、ディスク1に記録されているコンテンツ1のデータを変更する命令をインターフェース部290を介してドライブ部300に対して出力する。バックエンド制御部240からの命令を受けたドライブ制御部320は、マップテーブルを参照して、ディスク1に記録されているコンテンツ1が領域1に記録されているか否かを判定する。このとき、コンテンツ1は領域1に記録されているコンテンツであるため、ドライブ制御部320は、バックエンド制御部240から受けたディスク1におけるデータを変更する命令を、マップテーブルを参照して、領域1におけるデータを変更する命令に変換する。すなわち、ドライブ制御部320は、マップテーブルを参照して、ディスク1のアドレスを、領域1の物理アドレスに変換するため、実際には、領域1に記録されているコンテンツ1のデータが変更されることになる。
このように、データを変更する対象となるコンテンツがマイディスクにも記憶部340にも記録されている場合、図18に示すように、記憶部340に記録されているコンテンツのデータが変更されることになる。
しかし、このままではディスク1に記録されているコンテンツ1と、領域1に記録されているコンテンツ1とが異なったまま(非同期状態)となってしまうため、ドライブ制御部320は、領域1に記録されているコンテンツ1に対して行ったデータの変更をディスク1に記録されているコンテンツ1に対しても反映させる。ディスク1に記録されているコンテンツ1に対する変更の反映は、ディスク1がドライブ部300から取り出されるま
での間であればいつ行うようにしてもよい。
ディスク1に記録されているが、領域1には記録されていないコンテンツ3のデータを変更する場合も同様に、バックエンド制御部240がディスク1に記録されているコンテンツ3のデータを変更する命令をインターフェース部290を介してドライブ部300に対して出力する。バックエンド制御部240からの命令を受けたドライブ制御部320は、マップテーブルを参照して、ディスク1に記録されているコンテンツ3が領域1に記録されているか否かを判定する。このとき、コンテンツ3は領域1に記録されていないコンテンツであるため、ドライブ制御部320は、バックエンド制御部240から受けたディスク1に記録されているコンテンツ3のデータを変更する命令にしたがって、ディスクドライブ部330に対してコンテンツ3のデータを変更するように指示する。
(マイディスクが装填されていない場合の編集処理)
続いて、マイディスクが装填されていない場合のコンテンツの編集処理について、図16および図19(a)および(b)を参照して以下に説明する。図19(a)および(b)は、マイディスクが装填されていない場合において、コンテンツが編集される媒体を模式的に示した図であり、(a)はディスク1が装填されていないときの編集対象となる媒体を示しており、(b)はディスク1が装填されたときの変更箇所のディスク1への反映を示している。
図16に示すような状態の場合、バックエンド部200において認識しているタイトル1〜3により表されるコンテンツ1〜3のうち、記憶部340の領域1に記録されているコンテンツ1およびコンテンツ2についてはディスク1が装填されている場合と同様の編集処理を行うことができる。
すなわち、図19(b)に示すように、他のレコーダ装置においてディスク1のコンテンツ2が変更されていた場合、ドライブ制御部320は、ディスク1におけるコンテンツ2の変更を領域1に記録されているコンテンツ2に対して反映させる。このとき、エントリ1に記録されているマップテーブルについても併せて更新する。
<コンテンツコピー動作>
次に、レコーダ装置100におけるコンテンツのコピー動作について、図20(a)および(b)を参照しつつ以下に説明する。ここでは、レコーダ装置100における記憶部340内のメモリ内コピー動作を例に挙げて説明する。なお、メモリ内コピー動作とは、レコーダ装置100におけるメモリ内ダビング動作と言い換えることもできる。図20(a)および(b)は、レコーダ装置100におけるメモリ内コピー処理を示す図であり、(a)は、メモリ内コピー処理後の記憶部340の状態を示す図であり、(b)はメモリ内コピー処理後の記憶部280におけるタイトル管理領域の状態を示す図である。
コンテンツのメモリ内コピー処理は、操作入力部を介したユーザーからのコンテンツコピー指示を受けて実行される処理である。例えば、表示装置に表示されているタイトルからユーザーがタイトルを選択し、選択したタイトルをいずれの領域にコピーするのかを決定すると、バックエンド制御部240は、選択されたタイトルにより表されるコンテンツを選択された記憶部340における領域へコピーする指示を受けたとして当該コンテンツのメモリ内コピー処理を実行する。なお、表示装置に表示されているタイトルは、バックエンド部200において認識されているタイトルである。バックエンド部200において認識されているタイトルは、記憶部280のタイトル管理領域に記録されているタイトル管理テーブルに登録されているタイトルと言い換えることができる。
記憶部340の領域1に記録されているコンテンツ2を記憶部340の領域2にコピー
するユーザーからの指示を受けたバックエンド制御部240は、ドライブ制御部320に対して、領域1に記録されているコンテンツ2を領域2に記録するように指示する。バックエンド制御部240からの指示を受けたドライブ制御部320は、図20(a)に示すように、コンテンツ2を領域2に記録する。このとき、ドライブ制御部320は、エントリ2に記録されているマップテーブルを更新する。なお、領域2におけるコンテンツ2の記録およびそれに伴うマップテーブルの更新については、録画動作において説明した処理と同様であるため、説明を省略する。
コンテンツ2の領域2への記録が完了すると、バックエンド制御部240は、記憶部280におけるディスク1のタイトル管理領域に記録されているタイトル管理情報におけるコンテンツ2の残りダビング回数を1減算する。また、記憶部280におけるディスク2のタイトル管理領域に記録されているタイトル管理情報におけるコンテンツ2の残りダビング回数を1加算する。これによって、図20(b)に示すように、ディスク1のタイトル管理領域におけるコンテンツ2の残りダビング回数は「8」となり、ディスク2のタイトル管理領域におけるコンテンツ2の残りダビング回数は「1」となる。
なお、図20(a)に示すように、ディスク2はドライブ部300に装填されていないため、領域2に記録されているコンテンツ2の同期状態は、未同期を表す情報である。
<マイディスクの登録解除>
次に、マイディスクの登録解除処理について説明する。ユーザーからのディスク1の登録解除指示を受けたドライブ制御部320は、記憶部340において記録されている、登録を解除するディスク1に対応付けられた領域を管理する管理情報を消去する。すなわち、エントリにおけるメディアID情報、メディアキー情報およびマップ情報を削除すると共に、割り当てフラグを、割り当てが行われていないことを示す「0」に変更する。また、領域にデータが記録されている場合には、記録されているデータも消去する。これによって、記憶部340におけるエントリは、新たなマイディスクの登録が可能な状態となる。
また、ユーザーからのディスク1の登録解除指示を受けたバックエンド制御部240は、記憶部280におけるディスク1のタイトル管理領域に記録されているタイトル管理情報を削除する。これによって、バックエンド部200において、ディスク1に記録されていたコンテンツを示すタイトルを認識することができなくなる。
(マイディスクのファイルシステムの利用)
レコーダ装置100では、マイディスクとして登録されている光ディスクへのデータの書き込みおよび光ディスクからのデータの読み出しには、マイディスクとして登録されている光ディスクから取得したファイルシステムを用いることが好ましい。
ここで、光ディスクのファイルシステムを利用したデータ管理について、図21(a)〜(c)を参照しつつ以下に説明する。図21(a)〜(c)は、ファイルシステムを用いたデータ管理を示す図であり、(a)は記憶部280に記録されているファイルシステムの一例を示し、(b)は領域1におけるコンテンツの記録状態に対応するディスク1の記録状態の対応関係を示し、(c)はファイル毎のマップテーブルを示す図である。
通常、光ディスク内には、光ディスクの種類毎に規格によって定められたファイルシステムが記録されており、そのファイルシステムによって、光ディスクに記録されている各ファイルと各ファイルの記録されているアドレスが関連づけられている。なお、ファイルシステムは、光ディスクの記録領域における先頭部分に記録されていることが多い。
バックエンド部200では、データの読み出し、あるいはデータの書き込みの対象となる光ディスクのアドレスを指定するために、光ディスクから取得したファイルシステムを参照する。ファイルシステムは、光ディスクが装填された時に、メディアIDなどと共に取得され、バックエンド部200の揮発性メモリに保持される。また、予期しない電源断などに対応するために、取得したファイルシステムは、記憶部280にも保持している(図21(a))。バックエンド部200では、光ディスクが装填されるたびに光ディスクからファイルシステムを取得し、取得したファイルシステムと自装置に記録されているファイルシステムとを比較して、ファイルの最新の状態が維持されるようにしている。
すなわち、バックエンド部200は、マイディスクとして登録されている光ディスクから読み出したファイルシステムと、既に記憶部280に記録されているファイルシステム(その光ディスクから直近に読み出したファイルシステム)とを比較することにより、バックエンド部200は光ディスクに記録されていて記憶部340に記録されていないコンテンツの情報(例えば、そのコンテンツの記録されている光ディスクのアドレス、そのコンテンツを示すタイトル情報など)を取得する。
なお、図21(a)には、ディスク1に関するファイルシステムについてのみ示しているが、記憶部280のファイルシステム管理領域には、マイディスクとして登録されているディスクの数だけファイルシステムが記録されている。
このように、マイディスクとして登録している光ディスクのファイルシステムを記憶部280に記録することにより、バックエンド部200は、光ディスクが装填されていない状態であったとしても、記憶部280に記録されているファイルシステムを参照して仮想ディスクイメージ上のファイルへのアクセスが可能となる。すなわち、マイディスクが装填されていない場合であっても、あたかもマイディスクが装填されているかのようにデータを扱うことができる。例えば、記憶部340のマップ情報において、アクセス対象とする仮想アドレスに対応する記憶部340のアドレスが記録されている場合には、記憶部340のアドレスを用いて、当該アドレスに記録されているデータを読み出すことができる。
さらに、図21(b)および(c)に示すように、コンテンツ1が複数の断片化されたファイルに分割されて光ディスクに記録されている場合であっても、バックエンド制御部240は、記憶部280に記録されているファイルシステムにおけるコンテンツ1の配置情報を参照することにより、コンテンツ1に対して的確にアクセスすることができる。
このように、記憶部340に記録されているマップ情報は、本実施形態ではコンテンツごとの配置情報として示しているが、より正確には、図21(c)に示すように、領域(ファイル)ごとの配置情報を示すものである。
また、マイディスクの登録解除の際には、ファイルシステム管理領域に記録されているファイルシステムについても、タイトル管理情報と併せて削除される。
<表示装置における表示例>
最後に、レコーダ装置100に接続された表示装置におけるコンテンツとタイトルリストに記録されている情報との表示例について、図22を参照しつつ以下に説明する。図22は、表示装置500上でのコンテンツおよびタイトルリストに記録されている情報の表示を概略的に示す図である。
操作入力部を介してユーザーがタイトルリストの表示をレコーダ装置100に対して指示すると、表示装置500では、タイトルリストおよびコンテンツが図22に示すように
表示される。
すなわち、図22に示すように、表示装置500における表示画面は、これまで視聴していたコンテンツを引き続き表示するコンテンツ表示部510と、タイトルリストを表示するタイトル表示部520との2つの画面に分割されることになる。
タイトルリスト表示部520には、図22に示すように、登録されているマイディスクに対応するタブが表示される。ユーザーがタイトルリストの確認を所望するマイディスクのタブを選択することにより、タイトルリスト表示部520には、ユーザーの選択したマイディスクのタイトルリストが表示されることになる。すなわち、記憶部280における各マイディスクのタイトル管理領域に記録されているタイトル管理テーブルの情報が表示される。
図22では、ディスク1のタブを選択したときのタイトルリストを示している。このとき、選択しているディスクを表す情報(アイコン)を表示部530に表示することが好ましい。また、ユーザーがタイトルリスト表示部520に表示されている各タイトルを選択した場合には、仮選択したタイトルにより示されるコンテンツのサムネイルを表示部530に表示することが好ましい。
<光ディスクの再生>
次に、図23〜図30に基づいて、上記レコーダ装置100から、着脱型記録媒体の一例である光ディスクの再生機能のみを抽出した装置を光ディスク再生装置110とし、以下、光ディスク再生装置110における光ディスクの再生について説明する。
ここで、図23〜図27は、光ディスクの再生の様子を説明するための光ディスク再生装置の概略図である。また、図28は、光ディスク再生方法の概略を示すフローチャートである。また、図29は、光ディスク再生方法を説明するための機能ブロック図である。また、図30は、保存タイトルリストの表示例を示す図である。
上記光ディスク再生装置110での光ディスクの再生は、その再生を停止する際に、再生を停止した場所から数分程度(例えば2〜3分)再生可能なデータを光ディスクから読み込み、そのデータを記憶しておくことができる。また、再生を停止する際に、その再生の先頭から数分程度再生可能なデータを光ディスクから読み込み、そのデータを記憶しておくことができる。
また、上記光ディスク再生装置110では、上記データの記憶が、記憶部の、個々の光ディスクに割り当てられた領域に行われる。以下説明する。
<光ディスクレコーダ装置の構成>
まず、本実施の形態の光ディスク再生装置110の概略構成について、特に光ディスクの再生に関係する部分を説明する。
上記光ディスク再生装置110は、先に図1に基づいて説明した通り、バックエンド部200と、ドライブ部300とを主な構成要素とする。
(ドライブ部)
上記光ディスク再生装置110のドライブ部300は、上記図23などに示すように、ハイブリッドドライブ装置として構成されている。ここで、上記ハイブリッドドライブ装置とは、光ディスクドライブと、2ndドライブとして機能するメモリ(2ndメモリ)とが備えられた装置を意味する。
具体的には、上記ドライブ部300には、記録媒体ドライブ部の一例である、上記光ディスクドライブとしてのディスクドライブ部330と、2ndメモリとして記憶部340が備えられている。
上記2ndメモリとしての記憶部340は、例えばフラッシュメモリなどで構成することが可能である。そして、上記記憶部340は、上記ディスクドライブ部330と連携して動作する仮想ドライブとなっている。
(バックエンド部)
また、バックエンド部200には、ユーザーからの操作内容が入力されるとともに、その入力内容に基づいて上記ドライブ部300を制御するバックエンド制御部240が設けられている。そして、上記ユーザーからの操作内容は、先に図1に示した各インターフェース部290・310を介して、ドライブ部300のドライブ制御部320に入力される。
また、バックエンド部200に設けられている画像処理部270は、表示装置400に接続されている。そして、上記画像処理部270から、上記表示装置400に再生映像・音声が出力される。
ここで、上記画像処理部270は、ディスクドライブ部330を介して光ディスクから読み込まれたデータに基づいてリアルタイムに上記再生映像等を上記画像処理部270に出力することができるとともに、ドライブ部300の記憶部340に記憶されたデータを再生することで、上記再生映像等を上記画像処理部270に出力することもできる。詳細については後に説明する。
また、上記バックエンド部200は、ストリームをデコードして表示する機能を有するように構成されている。
次に、図29に示す機能ブロック図を参照しながら、上記光ディスク再生装置110の構成について説明する。
図29に示すように、光ディスク再生装置110のドライブ部300のドライブ制御部320は、記録媒体読み出し部の一例であり、着脱型記録媒体としての光ディスクを読み出す、光ディスク読み出し部322、メディアID管理部(データ領域特定手段)324、再生データ管理部(データ読み出し手段、データ記憶手段)326を少なくとも備えて構成されている。
光ディスク読み出し部322は、上記ディスクドライブ部330に装填されている光ディスクDからデータを読み出す。また、光ディスク読み出し部322は、光ディスクDの再生中、所定時間分のデータを先読みする。
メディアID管理部324は、上記ディスクドライブ部330に装填されている光ディスクDに割り当てられているデータ領域を特定する。
再生データ管理部326は、再生時に、上記光ディスク読み出し部322に、再生開始位置から所定時間分のデータを光ディスクDから読み出させ、該データを上記記憶部340のデータ領域dnに記憶させる。また、再生データ管理部326は、上記再生開始位置から再生を再開する時、上記記憶部340のデータ領域dnから上記データを読み出す。
また、再生データ管理部326は、再生停止時に、上記光ディスク読み出し部322に読み出させた、再生停止した位置から所定時間分のデータを、上記記憶部340のデータ領域dnに記憶させる。さらに、再生データ管理部326は、再生再開時に、上記記憶部340のデータ領域dnから上記データを読み出す。
また、再生データ管理部326は、再生停止時の直前に上記光ディスク読み出し部322が先読みしたデータを、上記記憶部340のデータ領域dnに記憶する。
また、再生データ管理部326は、再生停止時に、上記メディアID管理部324によって特定された上記記憶部340のデータ領域dnに、上記光ディスク読み出し部322が光ディスクDから読み出した上記データを記憶させる。さらに、再生データ管理部326は、再生再開時に、上記メディアID管理部324によって特定された上記記憶部340のデータ領域dnから、上記データを読み出す。
また、再生データ管理部326は、上記データを上記記憶部340のデータ領域dnに記憶する際、該データの光ディスクD上での位置を示す位置情報を、該データと対応付けて記憶させる。さらに、再生データ管理部326は、再生再開時に、再生再開時の光ディスクD上のデータの位置を示す上記位置情報が上記記憶部340のデータ領域dnに記憶されている場合、該位置情報に対応付けて記憶されているデータを該データ領域から読み出す。
また、再生データ管理部326は、再生再開時に、上記メディアID管理部324によって特定された上記記憶部340のデータ領域dからデータを読み出すとともに、該データに続くデータの読み出しを上記光ディスク読み出し部322に指示する。
上述のように、記憶部340は、光ディスクDのデータを記憶するための複数個のデータ領域dに分割されているとともに、該データ領域dは、各々別個の光ディスクDに割り当てられている。そして、上記データ領域dは、割り当てられた1つの光ディスクDについて、上記位置情報と、該位置情報に対応付けられるデータとを複数組記憶可能である。
<光ディスク再生方法>
次に、本実施の形態の光ディスク再生方法について、上記図28に示すフローチャート、及び、上記図29に示す機能ブロック図に基づいて説明する。
(メディアIDの読み出し:S1)
まず、光ディスクDが上記ディスクドライブ部330に装填されると、上記ドライブ制御部320の光ディスク読み出し部322が、光ディスクからメディアID(ディスクID)を読み出す。
(メディアID登録の有無判断:S2)
読み出された上記メディアIDは、上記光ディスク読み出し部322から、上記ドライブ制御部320に設けられた、データ領域特定手段としてのメディアID管理部324に伝達される。
そして、上記メディアID管理部324は、上記メディアIDが上記記憶部280に登録されているか否かを、上記メディアIDと上記管理情報とを比較することで判定する。
(記憶部)
ここで、上記記憶部280は、先に説明した管理領域cと、再生データ等が記憶される領域とを有している。
そして、上記再生データ等が記憶される領域は、複数個のデータ領域(d1〜dn+1)で構成されている。言い換えると、上記再生データ等が記憶される領域は、n+1個のデータ領域に分割されている。
この各データ領域は、各々1個の光ディスクに割り当てられる。すなわち、1個の上記メディアIDに対して、1個のデータ領域が割り当てられる。そして、そのメディアIDが割り当てられた上記データ領域が、当該光ディスクに対する対応領域となる。
また、どのデータ領域に、どのメディアIDが割り当てられたかの情報は、上記管理領域cに管理情報として記憶される。
そして、メディアIDが上記記憶部280に登録されているか否かの上記判定は、上記メディアID管理部324が、判定の対象となるメディアIDが、上記管理領域cに登録されているか否かを判定することによって行う。
(未登録の場合)
まず、上記メディアIDが上記管理領域cに登録されていない場合について説明する。
(メディアIDの登録:S3)
上記の場合には、上記メディアID管理部324が上記管理領域cに上記メディアIDを登録する。具体的には、上記光ディスク読み出し部322から上記メディアID管理部324に上記メディアIDが伝達される。そして、上記メディアID管理部324が上記メディアIDを上記管理領域cに伝達するとともに、上記メディアIDを上記管理領域cに登録する。
(データ領域の割り当て:S3)
上記メディアIDの登録に続いて、上記データ領域の1個に、上記メディアIDを割り当てる。具体的には、上記メディアID管理部324が、上記割り当てを行い、割り当てられたデータ領域が、先に説明した、該メディアIDを有する光ディスクに対する対応領域となる。
ここで、図23に基づいて、上記メディアIDの登録、及び、データ領域の割り当てが行われた記憶部340の様子を説明する。図23に示す例では、データ領域iに上記メディアIDが割り当てられた場合を示している。
まず、各データ領域の内部構造について説明する。上記データ領域は、主に上記メディアID、有効/無効情報、先頭再生データ、及び、つづき再生データが記憶可能に構成されている。
上記先頭再生データとは、光ディスクの先頭位置から所定時間分のデータであり、上記つづき再生データとは、光ディスクの再生が停止された位置から所定時間分のデータを意味する。
また、上記有効/無効情報とは、上記データ領域に上記先頭再生データ又は上記つづき再生データが記憶されているかを示す情報である。具体的には、上記先頭再生データおよび上記つづき再生データの少なくともいずれか一方のデータが登録されている場合には、上記有効/無効情報は「有効」となり、他方、上記先頭再生データおよび上記つづき再生データのいずれのデータも登録されていない場合には、上記有効/無効情報は「無効」となる。
データ領域にメディアIDが割り当てられた状態では、図23に示すように、メディアIDとして、装填された光ディスク(光ディスクD)のメディアIDである「ID_00001」が登録されている。
そして、上記状態では、上記先頭再生データ及び上記つづき再生データのいずれも登録されていないので、上記有効/無効情報は「無効」となっている。
(光ディスクの再生:S7)
次に、光ディスクが再生される。ここでは、光ディスクから読み出されたデータから直接リアルタイムに再生が行われる。なお、この再生は、上記読み込み等が終了した後、自動的に開始される。
具体的には、上記光ディスク読み出し部322が、ディスクドライブ部330を介して光ディスクDから再生データを読み出す。そして、読み出された再生データは、インターフェース部310・290を介して、バックエンド部200の画像処理部270に伝達される。そして、再生データに基づいて、上記画像処理部270が、再生映像・音声を上記表示装置400に出力する。
(再生開始位置情報)
上記光ディスクの再生の際、その再生開始位置は、バックエンド部200からドライブ部300に伝達される。具体的には、まずバックエンド制御部240が、ユーザーが指定した再生開始位置情報を取得し、インターフェース部290・310を介して上記光ディスク読み出し部322に伝達する。そして、上記光ディスク読み出し部322は、上記再生開始位置情報に指定されている一の再生データを光ディスクDから読み出す。
(光ディスクの再生停止:S8)
次に、ユーザーの指示等に基づいて上記再生が停止される。
(再生データの記憶:S9)
上記再生が停止されると、上記先頭再生データ、及び、つづき再生データが上記記憶部340に記憶される。
具体的には、上記光ディスク読み出し部322が光ディスクDから先頭再生データ、及び、つづき再生データを読み出す。そして、読み出された上記各再生データは、上記光ディスク読み出し部322から、データ読み出し手段及びデータ記憶手段として機能する再生データ管理部326に伝達される(光ディスク読み出しステップ)。
一方、データ領域特定手段としてのメディアID管理部324が、記憶部340のデータ領域の中から、再生されている光ディスクDに割り当てられているデータ領域を特定する。具体的には、メディアID管理部324は、記憶部340の管理領域cに、再生されている光ディスクDのメディアIDに対応付けて記憶されているデータ領域特定情報を取得する。つづいて、メディアID管理部324は、光ディスクDに割り当てられたデータ領域を特定する情報であるデータ領域特定情報を、再生データ管理部326に伝達する(データ領域特定ステップ)。
上記再生データ管理部326は、上記データ領域特定情報によって特定されたデータ領域に、上記各再生データを記憶させる(データ記憶ステップ)。
つづいて、図23に基づいて、上記先頭再生データ、及び、つづき再生データが記憶さ
れた記憶部340の様子を説明する。図23に示す例では、データ領域iに上記各データが記憶された場合を示している。
図23に示すように、記憶部340のデータ領域iのなかに、先頭再生データとして、前回再生されたデータの先頭数分ぶん(前回の再生開始位置から数分ぶん)の再生データが記憶されているとともに、つづき再生データとして、再生停止位置から数分ぶんの再生データが記憶されている。
そして、上記有効/無効情報は、再生データが当該データ領域に記憶されているため、「無効」から「有効」に切り替わっている。
以上の記憶部340への再生データの記憶の終了により、一連のフローが終了する。
(位置情報)
なお、上記再生データ管理部326は、上記先頭再生データ、及び、つづき再生データを記憶部340に記憶させるとともに、位置情報を記憶部340に記憶させることもできる。
ここで、上記位置情報には、先頭位置情報と停止位置情報とが含まれる。そして、上記先頭位置情報とは、前回の再生開始時の光ディスク上のデータの位置を示す情報である。また、停止位置情報とは、再生停止時の光ディスク上のデータの位置を示す情報、すなわち、再生停止までに再生が完了したデータにつづくデータの開始位置を示す情報である。
そして、上記位置情報を、上記各再生データを記憶部340に記憶させる際、上記各再生データに対応付けて、記憶部340に記憶させることにより、例えば1個のデータ領域に、異なる位置から始まる複数個のデータが記憶されている場合など、所望のデータの検索が容易になる。
(先読み)
また、上記記憶部340に記憶させる先頭再生データ、及び、つづき再生データを光ディスクDから読み出すタイミングは、特には限定されない。例えば、上記光ディスクDの再生が停止された際に、上記先頭再生データ、及び、つづき再生データを読み出しても良い。
又は、上記再生が停止される前に、上記データを読み出しておくこともできる。
再生が停止される前に上記データを読み出しておく構成としては、例えば、上記光ディスク読み出し部322が上記光ディスクDからデータを読み出しながら、上記光ディスクDを再生しているときに、上記光ディスク読み出し部322は所定時間分のデータを先読みする。そして、再生停止時の直前に上記光ディスク読み出し部322が読み出したデータを、当該データが伝達された再生データ管理部326が、つづき再生データとして、上記記憶部340のデータ領域に、そのデータのディスク上の位置を示す位置情報と対応付けて記憶させるとの構成がある。
また、同様に、上記先頭再生データも、再生が停止される前、例えば、光ディスクDが装填された際に、光ディスクDから読み込んでおくことが可能である。また読み込んだ先頭再生データを、再生が停止される以前に、データ領域に記憶させることもできる。
(他の光ディスク)
また、上記データ領域は、先に説明した通り、各々別個の光ディスクに割り当てられて
いる。したがって、上記光ディスク1とは異なる光ディスク、例えば光ディスク2に対しては、上記データ領域iとは異なるデータ領域が割り当てられる。
図25には、光ディスク2に対して、データ領域jが割り当てらた場合を例示している。この例では、データ領域jに、メディアIDとして、光ディスク2のメディアIDであるID_00002が登録されている。
また、管理領域cにも、これに対応した管理情報が登録されている。
(既登録の場合)
次に、上記メディアID登録の有無判断(S2)において、上記メディアIDが上記管理領域cに登録されていると判断された場合について説明する。
(必要再生データの有無判断:S4)
上記メディアIDが管理領域cに既に登録されていると判断された場合には、次に、上記メディアIDを有する光ディスクに割り当てられたデータ領域に、必要再生データが記憶されているか否かの判定が行われる。この判定は、必要再生データと、データ領域に記憶されている先頭再生データ及びつづき再生データとを比較することで行われる。ここで、必要再生データとは、ユーザーが指定した再生開始位置に対応した再生データを意味する。以下、具体的に説明する。
まず、先に説明した通り、ユーザーの指定に基づく再生開始位置情報が、バックエンド部200からドライブ部300に伝達される。具体的には、上記再生開始位置情報は、再生データ管理部326に伝達される。
そして、上記再生データ管理部326が、上記再生開始位置情報に基づいて、対応するデータ領域に上記必要再生データが記憶されているか否かを判定する。
(光ディスクの入れ替え)
なお、光ディスクDが、上記再生停止時から再生再開時までの間に一度排出されたり、入れ替えられたりしている場合などは、先に説明した通り、データ領域特定情報がメディアID管理部324から再生データ管理部326に伝達される。具体的には、光ディスク読み出し部322が光ディスクDからメディアIDを読み出し、そのメディアIDの伝達を受けたメディアID管理部324が、メディアIDに対応するデータ領域特定情報を取得して、再生データ管理部326に伝達する。
また、上記再生データ管理部326が、上記データ領域に上記必要再生データが記憶されているか否かを判定するに際して、上記有効/無効情報を活用することもできる。すなわち、上記有効/無効情報が「無効」となっている場合には、データ領域には、先頭再生データ及びつづき再生データのいずれのデータも記憶されていないでの、必要再生データの有無の判定を簡素化することができる。
(必要再生データ無し)
まず、上記判定において、データ領域に必要再生データが記憶されていないと判定された場合について説明する。
この場合は、記憶部340に記憶されている再生データに基づく再生を行うことができないため、先に説明した光ディスクDからの再生(S7)に進む。
(必要再生データ有り)
次に、上記判定において、データ領域に必要再生データが記憶されていると判定された場合について説明する。
(必要再生データの読み出し:S5)
この場合は、データ記憶手段として機能する再生データ管理部326が上記データ領域から必要再生データを読み出す(データ読み出しステップ)。
ここで、図26は、必要再生データが先頭再生データである場合を示し、一方、図27は、必要再生データがつづき再生データである場合を示している。
そして、上記再生データ管理部326に読み出された上記必要再生データは、上記インターフェース部310・290を介して、バックエンド部200の画像処理部270に伝達される。
(表示装置に出力:S6)
そして、この必要再生データを画像処理部270が再生して、再生映像・音声等が表示装置400に出力される。
以上のように、記憶部340に必要再生データが記憶されている場合には、光ディスクDからの直接の再生を行うことなく、記憶部340に記憶された再生データを再生(デコード)することで表示を行うことができる。そして、記憶部340の再生データを再生して表示を行うことで、表示を開始するための光ディスクの読み込みが完了する前に、表示を開始することができる。
そして、上記必要再生データの再生が終了した後は、つなぎ目なく、シームレスで先に説明した光ディスクからの再生(S7)に移行する。具体的には、上記必要再生データが尽きる前に、上記再生データ管理部326から上記光ディスク読み出し部322に、光ディスク読み出し信号が伝達される。
そして、上記光ディスク読み出し信号により、光ディスク読み出し部322は、ディスクドライブ部330を介して光ディスクDから再生データを読み出す。
その後は、先に説明した光ディスクからの再生(S7)に移る。具体的には、上記の通り、画像処理部270に上記再生データが伝達され、上記画像処理部270で、記憶された再生データによる再生から、光ディスクからの再生への切り換えが行われる。
(複数タイトル)
次に、光ディスクが例えばBD−REやBD−R等である場合など、1枚の光ディスクに複数タイトルが含まれている場合の再生再開動作の高速化について説明する。
なお、以下に説明すること以外は、光ディスクがBD−ROM等である場合など、光ディスクに1個のタイトルのみが含まれる場合と同様である。
まず、上記先頭再生データ及びつづき再生データをデータ領域に記憶させる際、上記再生データ管理部326は、該当するタイトル番号と関連付けて、上記各データをデータ領域に記憶させる。このタイトル番号に関する情報は、管理情報として、上記管理領域cに登録することも可能である。
そして、再生再開時には、ユーザーは、再生するタイトル番号を入力する。これにより、上記再生開始位置情報に、タイトル番号に関する情報が含まれる。すなわち、各タイト
ルの先頭のデータが、タイトル番号と対応付けて記憶されることになる。
このタイトル番号が含まれた再生開始位置情報に基づいて、上記再生データ管理部326は、データ領域に必要再生データが含まれるか否かの判定を行う(S4)。これにより、光ディスクに複数個のタイトルが含まれている場合であっても、含まれるタイトルが1個である場合と同様に、再生開始までの時間を短縮することができる。
(保存タイトルリスト)
次に、保存タイトルリストについて、保存タイトルリストの表示例を示す図30に基づいて説明する。
図30に示す保存タイトルリストは、記憶部340に記憶されている各光ディスクの記憶データの概要を一覧できるように、保存タイトルリストをグラフィカルユーザーインターフェース等で、表示装置400に表示した例である。
記憶部340に、先頭再生データやつづき再生データが記憶されている場合には、再生可能データが存在するので、保存タイトルリストにサムネイルエリアを設け、このサムネイルエリアに静止画サムネイルを表示しても良いし、あるいは、数分ぶんの再生可能データであるので動画サムネイルを表示しても良い。
また、先頭再生データ及びつづき再生データのいずれの再生データも記憶されていない場合には、上記サムネイル表示は不可として、保存タイトルリスト内の該当表示エリアは例えば灰色でハイライトしておくこともできる。
また、記憶部340に再生データを記憶させる際に、保存タイトルリスト表示用に、例えば、記憶日時、光ディスクのタイトル名などの付属情報を記憶させておいてもよい。そして、保存タイトルリストに情報表示エリアを設け、上記付属情報を表示可能にすることもできる。また保存タイトルリスト上で新規に情報、例えば感想やコメント(ユーザーコメント)などを付与する手段をユーザーに提供してもよい。また保存タイトルリスト上でタイトル名順にソートしたり、ユーザーが付与した情報、例えばお気に入り度など元にソートにする手段を設けたりしてもよい。また上記保存タイトルリストを用いて、記憶されている再生データを消去等できるようにすることもできる。
なお、上記の説明においては、記憶部340に複数個のデータ領域が設けられている構成に基づいて、光ディスク再生装置110について説明した。
ここで、上記先頭再生データを記憶部340に記憶させる場合には、記憶部340に1個のデータ領域のみを設ける構成も可能である。
また、上記先頭再生データ、及び、つづき再生データは、必ずしも、厳密に、再生開始時の光ディスク上のデータの位置、及び、再生停止時の光ディスク上のデータの位置以降のデータを意味するものではなく、上記各位置より所定分前の位置も含むデータとすることができる。言い換えると、上記先頭再生データは、再生開始時の光ディスク上のデータの位置の近傍位置から所定の時間分の再生データとすることができる。また、同様に、つづき再生データは、再生停止時の光ディスク上のデータの位置の近傍位置から所定の時間分の再生データとすることができる。
また、上記記憶部340に設けるデータ領域の数や、各データ領域に記憶させる再生データ数の上限などは、システムが許容する範囲内で固定してもよいし、ユーザーが選択できるようにしてもよい。
また、再生データ数が記憶可能な数の上限に達した場合は、記憶されたデータを削除する手段をユーザーに提供しても良いし、例えば、ドライブ部300のドライブ制御部320や、バックエンド部200のバックエンド制御部240が自動的に削除するようにしてもよい。自動で削除する場合の方法としては、例えば、記憶部340に再生可能データを記憶させる際に日時情報を付与しておき、古いものから順に削除していく方式などとしてもよい。
また、上記の説明においては、メディアIDや必要再生データの比較が、ドライブ部300のドライブ制御部320で行われる構成について説明したが、上記ドライブ制御部320の機能を、バックエンド部200のバックエンド制御部240が行うように構成することも可能である。
最後に、光ディスク再生装置110の各ブロック、特にドライブ制御部320のメディアID管理部324、再生データ管理部326は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、光ディスク再生装置110は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである光ディスク再生装置110の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記光ディスク再生装置110に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、光ディスク再生装置110を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施の形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、光ディスクの再生開始までの時間を短縮することができるので、ブルー−レイディスクなど、一般に再生開始までの時間が長い光ディスクの再生に好適に利用可能である。
100 レコーダ装置
110 光ディスク再生装置
200 バックエンド部
210 チューナー部
220 エンコーダ部
230 ストリーム処理部
240 バックエンド制御部
250 バッファ部
260 デコーダ部
270 画像処理部
280 記憶部
290 インターフェース部
300 ドライブ部
310 インターフェース部
320 ドライブ制御部
322 光ディスク読み出し部(記録媒体読み出し部)
324 メディアID管理部(データ領域特定手段)
326 再生データ管理部(データ読み出し手段、データ記憶手段)
330 ディスクドライブ部(記録媒体ドライブ部)
340 記憶部
400 表示装置

Claims (8)

  1. 着脱型記録媒体を装填するための記録媒体ドライブ部と、
    上記記録媒体ドライブ部に装填されている着脱型記録媒体からデータを読み出す記録媒体読み出し部と、
    再生停止時に、再生再開時に再生するデータを着脱型記録媒体からあらかじめ読み出して記憶するための記憶部とを備える着脱型記録媒体再生装置であって、
    上記記憶部は、上記データを記憶するための複数個のデータ領域に分割されているとともに、該データ領域は、各々別個の着脱型記録媒体に割り当てられており、
    上記記録媒体ドライブ部に装填されている着脱型記録媒体に割り当てられているデータ領域を特定するデータ領域特定手段と、
    再生停止時に、上記データ領域特定手段によって特定されたデータ領域に、上記記録媒体読み出し部が着脱型記録媒体から読み出したデータを記憶させるデータ記憶手段と、
    再生再開時に、上記データ領域特定手段によって特定されたデータ領域からデータを読み出すデータ読み出し手段とを備えることを特徴とする着脱型記録媒体再生装置。
  2. 上記データ読み出し手段は、再生再開時に、上記データ領域特定手段によって特定されたデータ領域からデータを読み出すとともに、該データに続くデータの読み出しを上記記録媒体読み出し部に指示することを特徴とする請求項1に記載の着脱型記録媒体再生装置。
  3. 上記記録媒体読み出し部は、着脱型記録媒体の再生中、所定時間分のデータを先読みするものであり、
    上記データ記憶手段は、再生停止時の直前に上記記録媒体読み出し部が先読みしたデータを上記データ領域に記憶させることを特徴とする請求項1又は2に記載の着脱型記録媒体再生装置。
  4. 上記データ記憶手段は、上記データを上記データ領域に記録する際、該データの着脱型記録媒体上での位置を示す停止位置情報を、該データと対応付けて記録し、
    上記データ読み出し手段は、再生再開時に、再生再開時の着脱型記録媒体上のデータの位置を示す上記停止位置情報が上記データ領域に記録されている場合、該停止位置情報に対応付けて記録されているデータを上記データ領域から読み出すことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の着脱型記録媒体再生装置。
  5. 上記データ領域は、割り当てられた1つの着脱型記録媒体について、上記停止位置情報と、該停止位置情報に対応付けられるデータとを複数組記録可能であることを特徴とする請求項4に記載の着脱型記録媒体再生装置。
  6. 着脱型記録媒体を装填するための記録媒体ドライブ部と、
    上記記録媒体ドライブ部に装填されている着脱型記録媒体からデータを読み出す記録媒体読み出し部と、
    再生停止時に、再生再開時に再生するデータを着脱型記録媒体からあらかじめ読み出して記憶するための記憶部とを備える着脱型記録媒体再生装置における着脱型記録媒体再生方法であって、
    上記記憶部は、上記データを記憶するための複数個のデータ領域に分割されているとともに、該データ領域は、各々別個の着脱型記録媒体に割り当てられており、
    上記記録媒体ドライブ部に装填されている着脱型記録媒体に割り当てられているデータ領域を特定するデータ領域特定ステップと、
    上記着脱型記録媒体の再生が停止された後の再生再開時に再生するデータを着脱型記録媒体からあらかじめ読み出す着脱型記録媒体読み出しステップと、
    再生停止時に、上記データ領域特定ステップにて特定した上記データ領域に、上記着脱型記録媒体読み出しステップにて読み出した上記データを記憶するデータ記憶ステップとを含み、かつ、
    再生再開時に、上記データ領域特定ステップにて特定した上記データ領域から、上記データ記憶ステップにて記憶した上記データを読み出すステップを含むことを特徴とする着脱型記録媒体再生方法。
  7. 請求項1から5のいずれか1項に記載の着脱型記録媒体再生装置が備える各手段として、コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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