JP5748523B2 - 除害装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態である除害装置の説明図である。同図の除害装置1は、真空ポンプPから排気されるガスを燃焼によって除害する燃焼炉2と、真空ポンプPから排気されるガスを燃焼炉2へ導く通常ライン配管3と、真空ポンプPから排気されるガスを燃焼炉2以外へ導くバイパスライン配管5と、通常ライン配管3とバイパスライン配管5とを選択的に切り換えるライン切り換えバルブ6と、燃焼炉2及びライン切り換えバルブ6を含む機器類を統括制御する制御部(以下「除害装置制御部7」という)とを備えている。また、同図の除害装置1は、前記通常ライン配管3内へ不活性ガスを供給することにより前記通常ライン配管3内に前記ライン切り換えバルブ6から前記燃焼炉2へ向うガスの流れを形成する手段として、ガス供給手段8を設けている。本実施形態では、真空ポンプPから排気されるガスをバイパスライン配管5によりガス処理部4(例えば本除害装置1を設置する工場内の既設のガス処理施設など)へ導くようにしているが、ガス処理部4以外へ前記ガスを導くようにしてもよい。
前記燃焼炉2は、燃焼室21と、その燃焼室21に連通する複数(図1の例では6つ)の燃焼通路22Aを備えた燃焼ヘッド22とを備えており、真空ポンプPから排気されるガスは、通常ライン配管3から燃焼ヘッド22の各燃焼通路22Aを経由して燃焼室21に流入するように構成してある。燃焼室21では燃焼によってガスを除害するが、このガスの除害は燃焼ヘッド22の各燃焼通路22Aでも行われる。
前記通常ライン配管3は、主配管31と、主配管31から分岐した複数(図1の例では6つ)の分岐配管32とからなるとともに、主配管31の上流端をライン切り換えバルブ6に連通接続し、それぞれの分岐配管32の下流端を燃焼炉2の燃焼ヘッド22に連通接続することにより、ライン切り換えバルブ6を介して、真空ポンプPから排気されるガスを燃焼炉2へ導くように構成してある。
前記バイパスライン配管5は、その上流端をライン切り換えバルブ6に連通接続し、その下流端を燃焼炉2以外のガス処理部4に連通接続することにより、ライン切り換えバルブ6を介して、真空ポンプPから排気されるガスを前記ガス処理部4へ導くように構成してある。
前記ライン切り換えバルブ6は、例えば3方弁からなるとともに、除害装置制御部7から出力されるバルブ切り換え信号に基づいて作動し、使用する配管を通常ライン配管3からバイパスライン配管5に切り換えたり、バイパスライン配管5から通常ライン配管3に切り換えたりする手段として機能する。
前記ガス供給手段8は、ライン切り換えバルブ6より下流で、管内温度センサ9より上流の通常ライン配管3(図1の例では主配管31)に、不活性ガスのガス供給管81を接続するとともに、そのガス供給管81に設けてある開閉バルブ82の操作により、図示しない不活性ガス供給装置からガス供給管81を通じて通常ライン配管3内に不活性ガス(本例では窒素ガス)を供給したり、その供給を停止したりすることができるように構成してある。
前記除害装置制御部7は、少なくとも下記(1)から(7)の機能を有する。
(1)図1の除害装置1を起動するスイッチ(以下「起動スイッチ」という)のONをトリガとして、図示しない燃料供給装置に対して燃料供給開始信号を出力することで、燃料供給装置から燃焼炉2へ燃料と空気の混合燃料ガスを供給させる機能。
(2)真空ポンプPの図示しないポンプ制御装置から出力される後述の初期排気信号や前述の温度検知信号を受信する機能。
(3)前記初期排気信号の受信をトリガとして、ライン切り換えバルブ6に対してバルブ切り換え信号を出力する機能。
(4)受信した前記温度検知信号より通常ライン配管3内の温度を監視し、通常ライン配管3内の温度が逆火現象時の温度かどうかを判定することで、通常ライン配管3内における逆火現象を検知する機能。
(5)逆火現象の検知をトリガとして、前記燃料供給装置に対して燃料供給停止信号を出力することにより、燃料供給装置から燃焼炉2への前記混合燃料ガスの供給を停止させる機能。
(6)ガス供給手段8の開閉バルブ82に対してバルブ開信号やバルブ閉信号を出力することにより、当該開閉バルブ82を操作し、ガス供給手段8から通常ライン配管3内への不活性ガスの供給を開始させたり停止させたりする機能。
(7)燃焼炉2に設けた図示しない温度センサ(以下「炉内温度センサ」という)から出力される温度検知信号を受信し、受信した温度検知信号に基づいて燃焼炉2内の温度を監視する機能。
次に、図1の除害装置の動作について図2、図3を基に説明する。
ところで、着火完了の時刻t1から通常ライン配管3に切り換る時刻t2までの間は、前述の通り、真空ポンプPから排気されるガスがバイパスライン配管5で燃焼炉2以外のガス処理部4に送られるので、通常ライン配管3内にライン切り換えバルブ6から燃焼炉2へ向う処理対象ガスの流れ(オンライン流)は生じない。このため、その間(時刻t1からt2)は逆火現象や高温ガスの循環流が発生し易くなる。
次に、時刻t3では、真空ポンプPにおいて大流量のプロセスガスを排気する動作(初期排気)が開始され、この初期排気の開始と継続を知らせる初期排気信号が真空ポンプPの図示しないホンプ制御装置から除害装置制御部7に対して出力される。かかる初期排気信号を受信した除害装置制御部7は、初期排気信号の受信をトリガとして、ライン切り換えバルブ6に対してバルブ切り換え信号を出力する。これにより、図1の除害装置1においては、ライン切り換えバルブ6により使用する配管を通常ライン配管3からバイパスライン配管5へ切り換え、真空ポンプPから排気される大流量のプロセスガスをバイパスライン配管5で燃焼炉2以外のガス処理部4へ送る。
また、図1の除害装置1では、時刻t6で起動スイッチをOFFとすることにより、通常停止の処理動作として、(A)ライン切り換えバルブ6による通常ライン配管3からバイパスライン配管5への切り換え動作を行うとともに、(B)燃焼炉2への混合ガスの供給停止等といった消火動作と、(C)ガス供給手段8から通常ライン配管3内への不活性ガスの供給動作を開始する。
2 燃焼炉
21 燃焼室
22A 燃焼通路
22 燃焼ヘッド
3 通常ライン配管
31 主配管
32 分岐配管
4 ガス処理部
5 バイパスライン配管
6 ライン切り換えバルブ
7 制御部(除害装置制御部)
8 ガス供給手段
81 ガス供給管
82 開閉バルブ
9 温度センサ(管内温度センサ)
10 圧力計
11 圧力導入管
100 従来の除害装置(従来装置)
P 真空ポンプ
Claims (6)
- 真空ポンプから排気されるガスを処理対象ガスとして燃焼により除害する燃焼炉と、
前記真空ポンプから排気されるガスを前記処理対象ガスとして前記燃焼炉へ導く通常ライン配管と、
前記真空ポンプから排気されるガスを前記燃焼炉以外へ導くバイパスライン配管と、
前記通常ライン配管と前記バイパスライン配管とを選択的に切り換えるライン切り換えバルブと、を備えた除害装置において、
前記通常ライン配管内に不活性ガスを供給することにより前記通常ライン配管内に前記ライン切り換えバルブから前記燃焼炉へ向うガスの流れを形成するガス供給手段を、前記ライン切り換えバルブより下流に設けたこと
を特徴とする除害装置。 - 前記ガス供給手段による前記不活性ガスの供給は、前記ライン切り換えバルブの操作によって使用する配管が前記通常ライン配管から前記バイパスライン配管に切り換えられた時より開始されること
を特徴とする請求項1に記載の除害装置。 - 前記ガス供給手段による前記不活性ガスの供給は、前記ライン切り換えバルブの操作によって使用する配管が前記バイパスライン配管に切り換えられている状態で、前記燃焼炉の炉内温度が除害可能な温度に達する前より開始されること
を特徴とする請求項1に記載の除害装置。 - 前記通常ライン配管から前記バイパスライン配管への切り換えは、前記ライン切り換えバルブに対して出力されるバルブ切り換え信号に基づいて行われ、
前記ガス供給手段による前記不活性ガスの供給は、前記バルブ切り換え信号に基づいて開始されること
を特徴とする請求項2に記載の除害装置。 - 前記不活性ガスの供給量は、少なくとも前記通常ライン配管内で前記ライン切り換えバルブから前記燃焼炉へ向う前記処理対象ガスの流量と同等量であること
を特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の除害装置。 - 前記不活性ガスは、窒素ガスであること
を特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の除害装置。
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