JP5745798B2 - 冷暗所付き住宅 - Google Patents
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Description
この特許文献1に記載の技術では、間仕切り壁に囲まれた一つの部屋の空間内にキッチンとパントリーとが設けられ、これらのキッチンとパントリーとが、その境界部分に沿って設けられた家具により区画されている。
このように、家具が間仕切り壁の役割を果たすので、間仕切り壁が不要となる。従って、間仕切り壁により室内空間が狭められることがなくなり、また、境界部分に沿った家具を利用できるので、有効活用できる空間が広くなる。
また、パントリーに収納された食品や物品は、光に晒されることが多いため、それに向かない食品や物品を収納することは好ましくない。
天井高さが0.8m〜1.4mで、かつ、窓のない壁で平面視矩形状に画成されてなる冷暗所12が設けられており、
前記冷暗所12の平面視における短辺を構成する前記壁に沿って冷房手段としての冷輻射パネル15が設けられ、長辺を構成する前記壁に出入口13が設けられていることを特徴とする。
また、冷暗所12を画成する壁を、住宅内の内壁によって構成することによって、外部の温度の影響を受け難くなり、収納保管に適したものとなる。
また、冷暗所12に冷房手段としての冷輻射パネル15が設けられているので、夏季においても、冷暗所12の温度を20℃以下に保持できる。
そして、冷暗所12の短辺を構成する壁に沿って冷房手段としての冷輻射パネル15が設けられているので、冷房手段を薄型にできるとともに、長辺を構成する壁に沿って設ける場合に比して、冷輻射パネル15をコンパクトに納めることができる。
また、冷輻射パネル15からの放熱(冷熱の放熱)によって、冷暗所12の平面視長辺方向において、温度の勾配が生じるので、収納すべき物の種類によって、温度に合わせて適宜収納位置を選択できる。
さらに、冷暗所12の長辺を構成する壁に出入口13が設けられているので、出入口13を大きくとることができるとともに、出入口13からの奥行きが浅くなるので、食品や物品の収納、取り出しが行い易くなる。
前記壁の表面の壁材が調湿建材で形成されていることを特徴とする。
前記冷暗所12の出入口13が設けられた壁を境にして、天井高さが0.8m〜1.4mの収納室10が前記冷暗所12に隣接して設けられ、この収納室10の出入口11は、前記冷暗所12の出入口13が設けられた壁以外の壁に設けられていることを特徴とする。
また、収納室10の出入口11が、冷暗所12の出入口13が設けられた壁以外の壁に設けられているので、住宅内の他の場所から冷暗所12に行く場合、必ず収納室10を経由することになる。したがって、収納物の種類が複数ある場合に、適宜選択しながら、収納室10と冷暗所12にそれぞれ収納でき、便利である。
そして、冷暗所の短辺を構成する壁に沿って冷房手段としての冷輻射パネルが設けられているので、冷房手段を薄型にできるとともに、長辺を構成する壁に沿って設ける場合に比して、冷輻射パネルをコンパクトに納めることができる。
図1は、本発明に係る冷暗所付き住宅の一例を示すもので、住宅の1階の平面図である。図1に示すように、平面視において右角部に、玄関ポーチ1が配置されており、このポーチに隣接して玄関土間2が配置されている。この玄関土間2の左側に玄関ホール3が配置されており、この玄関ホール3に面して上階へ至る階段4が配置されている。
また、平面視において左角部に、ダイニング5が配置されており、このダイニング5に隣接してリビング6とキッチン7とが配置されている。リビング6には玄関ホール3から出入りできるようになっている。
この冷暗所12は、天井高さが0.8m〜1.4mで、かつ、窓のない壁で画成された平面視矩形状の室である。冷暗所12を形成(画成)する壁は全て住宅内部の内壁で構成されており、これによって、冷暗所12は外部の気温による影響を受け難くなっている。
冷暗所12と収納室10とを仕切る壁には、出入口13が形成されている。この出入口13が形成された壁は、冷暗所12の平面視における一方の長辺を構成する壁であり、この壁の幅全体に亙って出入口13が形成されている。この出入口13には、引違い式の引戸13aが設けられている。この引戸13aは密閉性があり、かつ、遮光性を備えた戸である。
このように、冷暗所12の出入口13が設けられた壁を境にして、天井高さが0.8m〜1.4mの収納室10が冷暗所12に隣接して設けられ、この収納室10の出入口11は、冷暗所12の出入口13が設けられた壁と直角に配置された壁に設けられている。
また、冷暗所12の平面視における一方の短辺を構成する壁に沿って冷房装置としての冷輻射パネル15が設けられている。冷輻射パネル15は、図3に示すように、複数の管部材15a…を有している。これら管部材15a…は、冷暗所の床面から天井面までに亘って鉛直方向に沿って延び、所定間隔をおいて並列して設けられている。
なお、冷暗所12には、図示しない温度センサが設置されており、この温度センサによって冷暗所12の温度が20℃以下となるように、前記ヒートポンプおよび循環ポンプが制御されるようになっている。
収納棚16,17に収納される食品等は、野菜や果物の場合、外側から内部を目視可能なバスケット20に入れられたうえで収納されたり、直接乗せることで収納される。したがって、このバスケット20を通して野菜や果物を外側から目視したり、直接目視することによって、野菜や果物の状態を観察できるようになっている。
また、収納棚16の冷輻射パネル15に近い側には、ワイン21、ミネラルウォータ22、醤油23等の比較的低い温度状態で保管することが好ましい物が収納されるようになっている。
また、収納棚17が設置されている側の壁には、換気扇18が設けられており、野菜等から発生したエチレンガスを冷暗所12から抜けるようになっている。
また、冷暗所12の壁の表面の壁材が調湿建材で形成されているので、冷暗所12を適切な湿度に保持することができる。
さらに、冷暗所12に冷房手段として冷輻射パネル15が設けられているので、夏季においても、冷暗所の温度を20℃以下に保持できる。
また、冷輻射パネルからの放熱(冷熱の放熱)によって、冷暗所12の長辺方向において、温度の勾配が生じるので、収納すべき物の種類によって、温度に合わせて適宜物品の収納位置を選択できる。
さらに、冷暗所12の長辺を構成する壁に出入口13が設けられているので、出入口13を大きくとることができるとともに、出入口13からの奥行きが浅くなるので、食品や物品の収納、取り出しが行い易くなる。
また、収納室10の出入口11が、冷暗所12の出入口13が設けられた壁以外の壁に設けられているので、住宅内の他の場所と冷暗所12とを行き来する場合、必ず収納室10を経由することになる。したがって、収納物の種類が複数ある場合に、適宜選択しながら、収納室10と冷暗所12にそれぞれ収納でき、便利である。収納物の種類が複数ある場合に便利である。
11 出入口
12 冷暗所
13 出入口
15 冷輻射パネル(冷房手段)
Claims (3)
- 住宅内に冷暗所が設けられてなる冷暗所付き住宅であって、
天井高さが0.8m〜1.4mで、かつ、窓のない壁で平面視矩形状に画成されてなる冷暗所が設けられており、
前記冷暗所の平面視における短辺を構成する前記壁に沿って冷房手段としての冷輻射パネルが設けられ、長辺を構成する前記壁に出入口が設けられていることを特徴とする冷暗所付き住宅。 - 請求項1に記載の冷暗所付き住宅において、
前記壁の表面の壁材が調湿建材で形成されていることを特徴とする冷暗所付き住宅。 - 請求項1または2に記載の冷暗所付き住宅において、
前記冷暗所の出入口が設けられた壁を境にして、天井高さが0.8m〜1.4mの収納室が前記冷暗所に隣接して設けられ、この収納室の出入口は、前記冷暗所の出入口が設けられた壁以外の壁に設けられていることを特徴とする冷暗所付き住宅。
Priority Applications (1)
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JP2010179986A JP5745798B2 (ja) | 2010-08-11 | 2010-08-11 | 冷暗所付き住宅 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010179986A JP5745798B2 (ja) | 2010-08-11 | 2010-08-11 | 冷暗所付き住宅 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2010179986A Active JP5745798B2 (ja) | 2010-08-11 | 2010-08-11 | 冷暗所付き住宅 |
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- 2010-08-11 JP JP2010179986A patent/JP5745798B2/ja active Active
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