JP5744173B2 - 含ケイ素アゾジカルバミドの製造方法 - Google Patents

含ケイ素アゾジカルバミドの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、含ケイ素アゾジカルバミドの製造方法に関する。
DE2704506からは、一般式Y−X−CO−N=N−CO−X1−Zの化合物と、フィラー含有ゴム混合物中での該化合物の使用とが公知である。
そのうえ、US20090234066A1からは、A−CO−N=N−CO−Z−G型の化合物が公知であり、該化合物は、硫黄含有シランと一緒にイソプレンゴム含有ゴム混合物中で用いられることができる。
US20090186961A1からは、A−CO−N=N−CO−Z−G型の化合物が公知であり、該化合物は、被覆剤と一緒にイソプレンゴム含有ゴム混合物中で用いられることができる。
本発明の課題は、従来技術からの方法と比べて、より少ない合成段階を要し、ヒドラジン誘導体の酸化を省き、かつ高い収率を可能にする方法を提供することである。
本発明の対象は、
一般式I
(R13-a(R2aSi−RI−NH−C(O)−N=N−C(O)−NH−RI−Si(R13-a(R2a (I)
の含ケイ素アゾジカルバミドを、一般式II
3−X1−C(O)−N=N−C(O)−X1−R4 (II)
のアゾビスカルボキシ化合物と、一般式III
(R13-a(R2aSi−RI−NH2 (III)のアミノシランとの反応によって製造する方法であって、
上記式中、aは、互いに無関係に、1、2又は3であり、
1は、互いに無関係に、置換された若しくは置換されていないC1〜C18−アルキル基、有利にはC1〜C10−アルキル基、特に有利にはC1〜C6−アルキル基、極めて有利にはC1−アルキル基、C5〜C18−シクロアルキル基、有利にはC6−シクロアルキル基、又はC6〜C18−アリール基、有利にはフェニルであり、
2は、互いに無関係に、−OH、置換された若しくは置換されていないC1〜C18−アルコキシ基、有利にはCH3−O−、C25−O−、C37−O−、C1225−O−、C1429−O−、C1633−O−、C1837−O−、特に有利にはC25−O−、又はC5〜C18−シクロアルコキシ基であり、
Iは、分枝状若しくは非分枝状の、飽和若しくは不飽和の、脂肪族、芳香族若しくは混合脂肪族/芳香族の二価のC1〜C30−、有利にはC1〜C20−、特に有利にはC1〜C10−、極めて有利にはC1〜C7−炭化水素基であり、該炭化水素基は、場合によりF−、Cl−、Br−、I−、−CN又はHS−で置換されており、
1は、互いに無関係に、O、NH又はN−A1であり、その際、A1は、C1〜C12−、有利にはC1〜C4、特に有利にはC1−アルキル基又はアリール基、有利にはフェニル若しくは置換されたフェニルであり、かつ
3及びR4は、互いに無関係に、H、C1〜C18−アルキル基、好ましくはメチル、エチル又はイソプロピル、ベンジル基(−CH2−C65)又はアルキルポリエーテル基(CH2−CH2−O)n−R5又は(CH(CH3)−CH2−O)n−R5、好ましくはメチル−(O−CH2−CH2n−、エチル−(O−CH2−CH2n−、プロピル−(O−CH2−CH2n−、ブチル−(O−CH2−CH2)−又はヘキシル−(O−CH2−CH2n−であり、その際、nは、平均して1〜18、有利には1〜10、特に有利には1〜8、極めて有利には1〜5であり、かつ
5は、互いに無関係に、分枝状若しくは非分枝状の、飽和若しくは不飽和の一価
のC1〜C32−、好ましくはC2〜C25−、特に有利にはC3〜C18−炭化水素鎖である。
含ケイ素アゾビスカルバミドは、一般式Iの含ケイ素アゾビスカルバミドの混合物であってよい。
方法生成物は、一般式Iの含ケイ素アゾビスカルバミドのアルコキシシラン官能基の加水分解及び縮合によって生じるオリゴマーを含有してよい。
原料として用いられるアゾビスカルボキシ化合物は、一般式IIのアゾビスカルボキシ化合物の混合物であってよい。
原料として用いられるアミノシランは、一般式IIIのアミノシランの混合物であってよい。
用いられるアミノシランは、一般式IIIのアミノシランのアルコキシシラン官能基の加水分解及び縮合によって生じるオリゴマーを含有してよい。
Iは、有利には
Figure 0005744173
であってよい。
5は、有利にはH、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、ブチル又はフェニルであってよい。
一般式Iの化合物は、有利には以下のものであってよい:
Figure 0005744173
一般式IIの化合物は、有利には以下のものであってよい:
Figure 0005744173
一般式IIIの化合物は、有利には以下のものであってよい:
3−アミノプロピル(トリメトキシシラン)、
3−アミノプロピル(トリエトキシシラン)、
3−アミノプロピル(ジエトキシメトキシシラン)、
3−アミノプロピル(トリプロポキシシラン)、
3−アミノプロピル(ジプロポキシメトキシシラン)、
3−アミノプロピル(トリドデカノキシシラン)、
3−アミノプロピル(トリテトラデカノキシシラン)、
3−アミノプロピル(トリヘキサデカノキシシラン)、
3−アミノプロピル(トリオクタデカノキシシラン)、
3−アミノプロピル(ジドデカノキシ)テトラデカノキシシラン、
3−アミノプロピル(ドデカノキシ)テトラデカノキシ(ヘキサデカノキシ)シラン、
3−アミノプロピル(ジメトキシメチルシラン)、
3−アミノプロピル(メトキシジメチルシラン)、
3−アミノプロピル(ヒドロキシジメチルシラン)、
3−アミノプロピル(ジエトキシメチルシラン)、
3−アミノプロピル(エトキシジメチルシラン)、
3−アミノプロピル(ジプロポキシメチルシラン)、
3−アミノプロピル(プロポキシジメチルシラン)、
3−アミノプロピル(ジイソプロポキシメチルシラン)、
3−アミノプロピル(イソプロポキシジメチルシラン)、
3−アミノプロピル(ジブトキシメチルシラン)、
3−アミノプロピル(ブトキシジメチルシラン)、
3−アミノプロピル(ジイソブトキシメチルシラン)、
3−アミノプロピル(イソブトキシジメチルシラン)、
3−アミノプロピル(ジドデカノキシメチルシラン)、
3−アミノプロピル(ドデカノキシジメチルシラン)、
3−アミノプロピル(ジテトラデカノキシメチルシラン)、
3−アミノプロピル(テトラデカノキシジメチルシラン)、
2−アミノエチル(トリメトキシシラン)、
2−アミノエチル(トリエトキシシラン)、
2−アミノエチル(ジエトキシメトキシシラン)、
2−アミノエチル(トリプロポキシシラン)、
2−アミノエチル(ジプロポキシメトキシシラン)、
2−アミノエチル(トリドデカノキシシラン)、
2−アミノエチル(トリテトラデカノキシシラン)、
2−アミノエチル(トリヘキサデカノキシシラン)、
2−アミノエチル(トリオクタデカノキシシラン)、
2−アミノエチル(ジドデカノキシ)テトラデカノキシシラン、
2−アミノエチル(ドデカノキシ)テトラデカノキシ(ヘキサデカノキシ)シラン、
2−アミノエチル(ジメトキシメチルシラン)、
2−アミノエチル(メトキシジメチルシラン)、
2−アミノエチル(ジエトキシメチルシラン)、
2−アミノエチル(エトキシジメチルシラン)、
1−アミノメチル(トリメトキシシラン)、
1−アミノメチル(トリエトキシシラン)、
1−アミノメチル(ジエトキシメトキシシラン)、
1−アミノメチル(ジプロポキシメトキシシラン)、
1−アミノメチル(トリプロポキシシラン)、
1−アミノメチル(トリメトキシシラン)、
1−アミノメチル(ジメトキシメチルシラン)、
1−アミノメチル(メトキシジメチルシラン)、
1−アミノメチル(ジエトキシメチルシラン)、
1−アミノメチル(エトキシジメチルシラン)、
3−アミノブチル(トリメトキシシラン)、
3−アミノブチル(トリエトキシシラン)、
3−アミノブチル(ジエトキシメトキシシラン)、
3−アミノブチル(トリプロポキシシラン)、
3−アミノブチル(ジプロポキシメトキシシラン)、
3−アミノブチル(ジメトキシメチルシラン)、
3−アミノブチル(ジエトキシメチルシラン)、
3−アミノブチル(ジメチルメトキシシラン)、
3−アミノブチル(ジメチルエトキシシラン)、
3−アミノブチル(トリドデカノキシシラン)、
3−アミノブチル(トリテトラデカノキシシラン)、
3−アミノブチル(トリヘキサデカノキシシラン)、
3−アミノブチル(ジドデカノキシ)テトラデカノキシシラン、
3−アミノブチル(ドデカノキシ)テトラデカノキシ(ヘキサデカノキシ)シラン、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(トリメトキシシラン)、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(トリエトキシシラン)、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(ジエトキシメトキシシラン)、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(トリプロポキシシラン)、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(ジプロポキシメトキシシラン)、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(トリドデカノキシシラン)、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(トリテトラデカノキシシラン)、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(トリヘキサデカノキシシラン)、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(トリオクタデカノキシシラン)、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(ジドデカノキシ)テトラデカノキシシラン、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(ドデカノキシ)テトラデカノキシ(ヘキサデカノキシ)シラン、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(ジメトキシメチルシラン)、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(メトキシジメチルシラン)、
3−メルカプト−2−メチル−プロピル(ジエトキシメチルシラン)、
3−メルカプト−2−メチル−プロピル(エトキシジメチルシラン)、
3−メルカプト−2−メチル−プロピル(ジプロポキシメチルシラン)、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(プロポキシジメチルシラン)、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(ジイソプロポキシメチルシラン)、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(イソプロポキシジメチルシラン)、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(ジブトキシメチルシラン)、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(ブトキシジメチルシラン)、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(ジイソブトキシメチルシラン)、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(イソブトキシジメチルシラン)、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(ジドデカノキシメチルシラン)、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(ドデカノキシジメチルシラン)、
3−アミノ−2−メチル−プロピル(ジテトラデカノキシメチルシラン)又は3−アミノ−2−メチル−プロピル(テトラデカノキシジメチルシラン)。
本発明による方法によって得られる生成物は、一般式Iの含ケイ素アゾビスカルバミドを、30モル%より高い、有利には50モル%より高い、特に有利には75モル%より高い、極めて有利には85モル%より高い純度で含有することができる。
本発明による方法によって得られた生成物中での一般式Iの化合物の相対含有率は、13C−NMR積分値の総計に対しての一般式Iの目標生成物の13C−NMR積分値の積算によって測定される。
反応は、溶媒中又は溶媒不含で実施することができる。
用いられた一般式IIの化合物に対する割合では、溶媒量は、1質量%〜5000質量%、有利には1質量%〜1000質量%、特に有利には50質量%〜1000質量%、特に有利には50質量%〜500質量%であってよい。
用いられた一般式IIの化合物に対する割合では、溶媒量は、1質量%を上回り、有利には10質量%を上回り、特に有利には50質量%を上回り、極めて有利には100質量%を上回ってよい。
溶媒は、−100℃〜250℃、好ましくは0〜150℃、特に有利には20〜100℃の沸点を有してよい。
溶媒として、アルコール性又は非アルコール性の化合物を用いることができる。
溶媒として、アルコール性化合物と非アルコール性化合物との混合物を用いることができる。
非アルコール性溶媒は、ハロゲン含有又はハロゲン不含の溶媒であってよい。
ハロゲン含有溶媒は、有利にはCCl4、CHCl3、CH2Cl2、CH3Cl、CCl3−CCl3、CHCl2−CCl3、CHCl2−CHCl2又はCH2Cl−CH2Clであってよい。
非アルコール性のハロゲン不含溶媒として、アルカン、アルキルカーボネート、芳香族化合物、置換された芳香族化合物、有利にはアルキル置換された芳香族化合物、特に有利にはトルエン、p−キシレン、m−キシレン又はo−キシレン、エーテル、メルカプタン、ジアルキルスルフィド、トリアルキルアミン、アルキルホスファン又はアリールホスファンを用いることができる。
有利には、アルカンとして、純粋なアルカン又は、例えばペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン若しくはオクタンといったアルカンの混合物を用いることができる。
アルキルカーボネートとして、非環式又は環状のカーボネートを使用することができる。
有利には、非環式アルキルカーボネートとして、ジメチルカーボネート、ジイソプロピルカーボネート又はジエチルカーボネートを用いることができる。
有利には、環状アルキルカーボネートとして、エチレンカーボネート、1−メチル−エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート又はグリセリンカーボネートを用いることができる。
アルコール性溶媒として、直鎖、分枝鎖又はそれに環状のアルコールも用いることができる。
アルコールとして、アルコール類の混合物も用いることができる。
特に有利には、一般式I及びIIIの化合物におけるケイ素上のそのつどのアルコキシ置換基に相当するアルコール並びにイソプロパノール及びt−ブタノールを用いることができる。
極めて有利には、アルコール性溶媒として、メタノール、エタノール及びイソプロパノールを用いることができる。
反応は、有利には、空気排除下及び/又は水排除下で実施することができる。
反応は、保護ガス雰囲気下で、例えばアルゴン又は窒素下で、有利には窒素下で実施することができる。
本発明による方法は、常圧、高圧又は低圧下で実施することができる。有利なのは、常圧及び低圧である。
高圧は、1.1bar〜100bar、有利には1.5bar〜50bar、特に有利には2bar〜20bar、極めて有利には2bar〜10barの圧力であってよい。
低圧は、1mbar〜1000bar、有利には1mbar〜500bar、特に有利には1mbar〜250mbar、極めて有利には5mbar〜100mbarの圧力であってよい。
本発明による方法は、−50℃〜+200℃、有利には−25℃〜150℃、特に有利には−10℃〜100℃、極めて有利には−10℃〜50℃で実施することができる。
本発明による方法では、一般式IIの化合物を一般式IIIの化合物に配量することができる。
本発明による方法では、一般式IIIの化合物を一般式IIの化合物に配量することができる。
本発明による方法では、一般式IIのアゾビスカルボキシ化合物を一般式IIIのアミノシランに、1:1.80〜1:2.25、有利には1:1.90〜1:2.15のモル比で、特に有利には1:1.95〜1:2.05の比で配量することができる。
一般式IIのアゾビスカルボキシ化合物と一般式IIIのアミノシランとの反応では、反応前、反応中又は反応後に、安定化剤を添加することができる。
安定化剤は、モノマー、オリゴマー又はポリマーであってよい。有利なのは、オリゴマー及びポリマーである。
安定化剤は、熱により引き起こされるアゾ化合物の分解を抑えるか若しくは遅らせることができる。
安定化剤は、ラジカル捕捉剤であってよい。
安定化剤は、アゾ化合物の光誘発分解を抑えるか若しくは遅らせることができる。
安定化剤は、UV安定化剤であってよい。
安定化剤は、酸化反応を抑えるか若しくは遅らせることができる。
安定化剤は、アニオン性又はカチオン性の化合物であってよい。
安定化剤は、ヘテロ原子、例えば酸素、硫黄、窒素又はリンを含有してよい。
本発明による方法では、用いられた一般式IIの材料の質量を基準として、0.001〜100質量%、有利には0.01〜50質量%、特に有利には0.01〜10質量%、極めて有利には0.1〜5質量%の安定化剤を用いることができる。
本発明による方法では、用いられた一般式IIの材料の質量を基準として、0.001質量%を上回る、有利には0.01質量%を上回る、特に有利には0.1質量%を上回る、極めて有利には1質量%を上回る安定化剤を用いることができる。
本発明による方法では、用いられた一般式IIの材料の質量を基準として、100質量%未満の、有利には25質量%未満の、特に有利には10質量%未満の、極めて有利には1質量%未満の安定化剤を用いることができる。
本発明による方法により製造された生成物は、一般式IIの化合物の残留物を、25モル%未満で、有利には10モル%未満で、特に有利には5モル%未満で、極めて有利には3モル%未満で含有することができる。
本発明による方法により製造された生成物中での一般式IIの化合物の相対モル%は、一般式Iの化合物のモル%に対しての13C−NMRにおけるカルボニル炭素原子の積算によって測定される。
本発明による方法により製造された生成物は、一般式IIIの化合物の残留物を、25モル%未満で、有利には10モル%未満で、特に有利には5モル%未満で、極めて有利には3モル%未満で有することができる。
一般式IIIの化合物の相対モル%=(Nに隣接した式IIIのRIの全ての炭素原子の積分値)/(Nに隣接した式IIIのRIの全ての炭素原子の積分値)+(Nに隣接した式IのRIの全ての炭素原子の積分値)。
式III NH2−CH2−CH2−CH2−Si(OEt)3の物質について、例えば、以下の炭素原子NH22−の積分値が、相対含量の測定のために使用される。
式I [(EtO)3Si−CH2−CH2−CH2−NH−C(=O)−N=]2の物質について、例えば、以下の炭素原子−2−NH−C(=O)−N=の積分値が、相対含量の測定のために使用される。
本発明による方法により製造された生成物は、一般式IV、V及び/又はVI
3−X1−C(O)−NH−NH−C(O)−X1−R4 (IV)、
(R13-a(R2aSi−RI−NH−C(O)−NH−NH−C(O)−NH−RI−Si(R13-a(R2a (V)、
(R13-a(R2aSi−RI−NH−CO−NH−NH−CO−X1−R3 (VI)
の化合物を含有してよい。
一般式Iの含ケイ素アゾジカルバミドは、無機材料、例えば、ガラス球、ガラス片、ガラス表面、ガラス繊維、又は酸化物フィラー、有利にはシリカ、例えば沈降シリカ及びヒュームドシリカと、有機ポリマー、例えば熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂又はエラストマーとの間の接着促進剤として、若しくは架橋剤及び酸化物表面のための表面改質剤として使用することができる。
一般式Iの含ケイ素アゾジカルバミドは、充填ゴム混合物、例えばタイヤトレッド、工業用ゴム製品又は靴底におけるカップリング試薬(Kopplungsreagenzien)として使用することができる。
本発明による方法の利点は、一般式Iの含ケイ素アゾジカルバミドの製造が、工業的に確立された合成要素からの1つの合成工程において可能であることである。
本発明による方法の更なる利点は、ヒドラジン誘導体の酸化を省くことができ、かつ高い収率並びに高い純度が達成されることである。
本発明による方法の更なる利点は、得られた生成物の煩雑な精製を省くことができることである。
例:
以下の原料を、例のために使用する:
・ >94%の純度(GC/熱伝導度検出器)を有するジイソプロピルアゾジカルボキシレート(Jayhawk Chemicals社)。
・ >98%の純度(GC/熱伝導度検出器)を有するEvonik Degussa GmbH社の3−アミノプロピル(トリエトキシシラン)。
・ Aldrich社、Acros社及びMerck−Schuchardt社のペンタン、CH2Cl2及びイソプロパノール。
例1:ペンタン中での[(EtO)3Si−(CH23−NH−C(=O)−N=]2の製造
フラスコ中で、保護ガス下に3−アミノプロピル(トリエトキシシラン)164.2g(742ミリモル)をペンタン1000gに0℃で装入し、そして攪拌する。ジイソプロピル(アゾジカルボキシレート)(DIAD、371ミリモル)75gを、−5℃〜5℃で30分以内にこの溶液に滴下する。引き続き、さらに30分間、−5℃〜5℃で攪拌する。引き続き、冷却浴を取り除き、そしてこの溶液を180分間撹拌し、その間、この混合物は室温にまで温まる。全ての揮発性成分(ペンタン、イソプロパノール)を、続けて6mbarまでの圧力で回転蒸発器により取り除く。
得られたレッドオイル(194g、収率>99%)は、NMR試験に従って、目標生成物を純度>85モル%で含有する。
例2:CH2Cl2中での[(EtO)3Si−(CH23−NH−C(=O)−N=]2の製造
フラスコ中で、保護ガス下に3−アミノプロピル(トリエトキシシラン)164g(742ミリモル)をCH2Cl21000gに0℃で装入し、そして攪拌する。ジイソプロピル(アゾジカルボキシレート)(DIAD、371ミリモル)75gを、−5℃〜5℃で30分以内にこの溶液に滴下する。引き続き、さらに30分間、−5℃〜5℃で攪拌する。引き続き、冷却浴を取り去り、そしてこの溶液を170分間撹拌し、その間、この混合物は室温にまで温まる。全ての揮発性成分(CH2Cl2、イソプロパノール)を、続けて6mbarまでの圧力で回転蒸発器により取り除く。
得られたレッドオイル(193.8g、収率>99%)は、NMR試験に従って、目標生成物を純度>85モル%で含有する。

Claims (9)

  1. 一般式I
    (R13-a(R2aSi−RI−NH−C(O)−N=N−C(O)−NH−RI−Si(R13-a(R2a (I)
    の含ケイ素アゾジカルバミドを、一般式II
    3−X1−C(O)−N=N−C(O)−X1−R4 (II)
    のアゾビスカルボキシ化合物と、一般式III
    (R13-a(R2aSi−RI−NH2 (III)
    のアミノシラン[式中、aは、互いに無関係に、1、2又は3であり、
    1は、互いに無関係に、置換された若しくは置換されていないC1〜C18−アルキル基、C5〜C18−シクロアルキル基、又はC6〜C18−アリール基であり、
    2は、互いに無関係に、−OH、置換された若しくは置換されていないC1〜C18−アルコキシ基又はC5〜C18−シクロアルコキシ基であり、
    Iは、分枝状若しくは非分枝状の、飽和若しくは不飽和の、脂肪族の若しくは芳香族若しくは脂肪族と芳香族の両方が組み合わされた二価のC1〜C30−炭化水素基であり、該炭化水素基は、場合によりF−、Cl−、Br−、I−、−CN又はHS−で置換されており、
    1は、互いに無関係に、O、NH又はN−A1であり、その際、A1は、C1〜C12−アルキル基又はアリール基であり、かつ
    3及びR4は、互いに無関係に、H、C1〜C18−アルキル基、ベンジル基(−CH2−C65)又はアルキルポリエーテル基(CH2−CH2−O)n−R5又は(CH(CH3)−CH2−O)n−R5であり、その際、nは、平均して1〜18であり、かつ
    5、分枝状若しくは非分枝状の、飽和若しくは不飽和の一価のC1〜C32−炭化水素鎖である]との反応によって製造する方法。
  2. 前記一般式IIのアゾビスカルボキシ化合物が、H2N−C(O)−N=N−C(O)−NH2、R3−O−C(O)−N=N−C(O)−O−R4又はR3−HN−C(O)−N=N−C(O)−NH−R4であることを特徴とする、請求項1記載の含ケイ素アゾジカルバミドの製造方法。
  3. 前記一般式IIIのアミノシランが、3−アミノプロピル(トリメトキシシラン)、3−アミノプロピル(トリエトキシシラン)、3−アミノプロピル(ジメトキシメチルシラン)、3−アミノプロピル(メトキシジメチルシラン)、3−アミノプロピル(ジエトキシメチルシラン)、3−アミノプロピル(エトキシジメチルシラン)又は3−アミノプロピル(トリプロポキシシラン)であることを特徴とする、請求項1又は2記載の含ケイ素アゾジカルバミドの製造方法。
  4. 前記反応を溶媒中で実施することを特徴とする、請求項1記載の含ケイ素アゾジカルバミドの製造方法。
  5. 前記反応を溶媒不含で実施することを特徴とする、請求項1記載の含ケイ素アゾジカルバミドの製造方法。
  6. 前記反応を空気排除下及び/又は水排除下で実施することを特徴とする、請求項1記載の含ケイ素アゾジカルバミドの製造方法。
  7. 前記反応前、前記反応中又は前記反応後に安定化剤を添加することを特徴とする、請求項1記載の含ケイ素アゾジカルバミドの製造方法。
  8. 前記一般式IIの化合物として、C37−O−C(O)−N=N−C(O)−O−C37又はC64−CH2−O−C(O)−N=N−C(O)−O−CH2−C64を用いることを特徴とする、請求項2記載の含ケイ素アゾジカルバミドの製造方法。
  9. 前記反応を−50℃〜+200℃の温度で実施することを特徴とする、請求項1記載の含ケイ素アゾジカルバミドの製造方法。
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