JP5743564B2 - 電子回路装置及びその製造方法 - Google Patents
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Description
従来、発熱電子デバイスは、一本のネジによって放熱部材の表面に固定されることが多いが、例えば特許文献1のように、板バネ等の付勢部材の付勢力によって放熱部材に押し付けて固定されることもある。
なお、発熱電子デバイスは、電子回路装置の回路基板に接合するための外部端子を有しているが、この回路基板は放熱部材の所定位置に固定されるため、回路基板の接合部分の位置を発熱電子デバイスの外部端子に合わせるように、回路基板を放熱部材に対して動かすことはできない。したがって、前述したように放熱部材上において発熱電子デバイスの向きが定まらないと、外部端子を回路基板の接合部分に接合できない、という問題が生じる。従来では、治具を用いて放熱部材に対する発熱電子デバイスの位置決めすることもあるが、この場合には、発熱電子デバイスの固定前後に治具を着脱する工数が必要となるため、電子回路装置の製造工程数が多くなってしまう。
そして、従来では、放熱部材と発熱電子デバイスとの間に、電気絶縁性を有する絶縁シートを挟み込むことで、放熱部材と発熱電子デバイスとの電気的絶縁を図っているが、一本のネジや付勢部材により発熱電子デバイスを固定する場合には、絶縁シートに対する発熱電子デバイスの向きや位置がずれて、電気的絶縁を確保できない虞が生じる。
なお、絶縁シートに対する発熱電子デバイスの向きや位置のずれの有無に関わらず、放熱部材と発熱電子デバイスとの電気的絶縁を確保できるように、放熱部材の表面を覆う絶縁シートを十分に大きく設定することも考えられるが、この場合には、電子回路装置の製造コストが高くなってしまう。
そして、前述したように、凹部によって放熱部材に対する発熱電子デバイスの位置ずれが防止されていることで、凹部の内面に配置された絶縁シートに対して発熱電子デバイスの位置がずれることもないため、確実に放熱部材と外部端子との電気的な絶縁を図ることができる。
また、凹部の内面のうち必要な領域のみに絶縁シートを配すればよいため、絶縁シートの大きさを最小限に抑えて、電子回路装置の製造コストを低く抑えることも可能となる。
また、放熱部材が板状に形成されると共に、凹部が放熱部材の表面のうち板厚方向の一方の端面から窪むように形成されている場合には、従来のように板状に形成された放熱部材の一方の端面に発熱電子デバイスを配置する場合と比較して、発熱電子デバイス本体を配置した面から放熱部材の他方の端面に至る放熱部材の厚みを薄く設定できる。このため、放熱部材の他方の端面側にエアー等の冷却用流体を流すことで放熱部材の他方の端面を冷却する場合には、デバイス本体の熱を放熱部材から冷却用流体まで効率よく逃がすことができる。
以上のことから、本発明の電子回路装置によれば、放熱効率の向上を図ることが可能である。
また、本発明の電子回路装置では、発熱電子デバイスが凹部に収容されることで、電子回路装置の小型化を図ることも可能である。
この場合、デバイス本体の熱を効率よく放熱部材に逃がすことができるように、絶縁シートは熱伝導率の高い材料によって形成されることがより好ましい。
上記構成では、外部端子と共に発熱電子デバイスの電気回路をなす導電性部分が、デバイス本体の外面に露出していたとしても、発熱電子デバイスと放熱部材との電気的絶縁を図ることができる。
この構成では、発熱源であるデバイス本体に放熱部材が直接接触することで、さらに効率よくデバイス本体の熱を放熱部材に逃がすことが可能となる。
なお、凹部の内側面は、凹部底面から放熱部材の表面まで延びる面のことを示している。
この構成では、絶縁シートを凹部の内面に配する際、絶縁シートの側面被覆部にしわが生じることを抑制できる。言い換えれば、絶縁シートの側面被覆部の一部が凹部の内側面から浮き上がることを防いで、放熱部材と外部端子との電気的な絶縁を確実に図ることができる。
また、絶縁シートが一体に形成されていることで、絶縁シートを容易に凹部の底面及び内側面に配することができる。
この構成では、複数の側面被覆部が、凹部の内側面上において互いに重なることが無いため、絶縁シートの大きさを必要最小限に設定することができる。
この構成では、発熱電子デバイスを凹部に収容した状態において、デバイス本体の一部の上側が梁部によって覆われるため、発熱電子デバイスを凹部に収容してから放熱部材に固定するまでの間に、振動等によって発熱電子デバイスが不意に凹部から抜け出ることを防止できる。
この構成では、放熱部材が板状に形成されると共に、凹部が放熱部材の表面のうち板厚方向の一端面から窪むように形成されている場合、ネジによりデバイス本体を放熱部材に固定する構成と比較して、凹部の底面にネジ孔を形成する必要が無いため、凹部の底面から放熱部材の他端面に至る放熱部材の厚みをより薄く設定することが可能となり、デバイス本体の熱を放熱部材の他端面側に効率よく逃がすことができる。
これに対して、上記構成の電子回路装置では、ネジ孔部等の突起物が放熱部材の他端面に形成されず、この他端面を平坦に形成できるため、冷却用流体の流速の低下を抑えて、放熱部材の冷却効率向上を図ることができる。また、放熱部材の他端面側における冷却用流体の流速を一定に保つことができるため、放熱部材の他端面全体を均一に冷却することができる。
この構成では、回路基板を放熱部材に固定するだけで、発熱電子デバイスも同時に放熱部材に固定することができる。したがって、放熱部材に対する発熱電子デバイス及び回路基板の取付工数を減らして、電子回路装置の製造効率向上をさらに図ることができる。
そして、この製造方法によれば、デバイス挿入工程において発熱電子デバイスを収容すると同時に絶縁シートも凹部内に入り込ませて、絶縁シートを凹部の内面と外部端子との間に配することが可能となる。言い換えれば、デバイス挿入工程では、凹部に対する発熱電子デバイス及び絶縁シートの位置決めを同時に行うことができるため、発熱電子デバイス及び絶縁シートを凹部に対して別個に位置決めする場合と比較して、電子回路装置の製造効率向上を図ることができる。
なお、前記絶縁シートの周囲部は、製造後の電子回路装置において概ね側面被覆部に相当する。
以下、図1〜5を参照して本発明の第一実施形態について説明する。
図1〜4に示すように、この実施形態に係る電子回路装置1は、複数(図示例では二つ)の発熱電子デバイス2と、放熱部材3と、回路基板4と、付勢部材5とを備えて大略構成されている。
発熱電子デバイス2は、パワートランジスタをはじめとする半導体パッケージ等のように通電により発熱するものであり、デバイス本体21、及び、デバイス本体21から突出する電気接続用の複数(図示例では三つ)の外部端子22を有して構成されている。
一方、複数の外部端子22は、銅材等からなり、それぞれデバイス本体21の同一の側面21cからデバイス本体21の主面(上面21aあるいは下面21b)に沿う方向に突出して形成されている。より具体的に説明すれば、各外部端子22は、平面視矩形状とされたデバイス本体21のうちその長手方向に面する一方の側面21cから突出している。また、各外部端子22は、その突出方向の先端部24が基端部23に対して折り曲げられることで、略L字状に形成されている。これにより、各外部端子22の先端部24は、デバイス本体21の上面21aよりも上方に突出するように、デバイス本体21の板厚方向に延びている。
なお、本実施形態では、一の外部端子22Aの基端部23の長手寸法が、他の外部端子22Bの基端部23よりも長く設定されている。一方、一の外部端子22Aの先端部24の長手寸法は、他の外部端子22Bの先端部24と同じに設定されている。
この放熱部材3には、その上面3aから窪んで発熱電子デバイス2を収容する凹部31が形成されている。本実施形態における凹部31は側断面視矩形状かつ平面視矩形状に形成されている、言い換えれば、凹部31は略直方体状に形成されている。そして、本実施形態では、この凹部31の底面31aが発熱電子デバイス2を載置する搭載面をなしている。
このように凹部31の幅寸法及び長手寸法が設定されているため、発熱電子デバイス2は凹部31に収容された状態で、放熱部材3の上面3aに沿う方向(凹部31の深さ方向に直交する方向)への平行移動、及び、放熱部材3の上面3aの直交方向(凹部31の深さ方向)を軸とする回転移動が規制されることになる。
以上のように形成される凹部31は、放熱部材3に複数形成されている。なお、本実施形態では、二つの凹部31が図示されており、これら凹部31はその幅方向に間隔をあけて配列されている。
より具体的に説明すれば、底面被覆部61の平面視形状は、凹部31の底面31aの形状に対応する平面視多角形状(本実施形態では平面視矩形状)に形成されている。一方、複数の側面被覆部62の平面視形状は、それぞれ平坦な凹部31の各内側面31bの平面視形状(本実施形態では平面視矩形状)に対応する形状に形成され、複数の側面被覆部62は底面被覆部61の各辺に対して個別に接続されている。
なお、各内側面31b全体を覆うように配された各側面被覆部62は、凹部31の底面31aから上方に延び、その先端部分が放熱部材3の上面3aから上方に突出している。すなわち、各側面被覆部62の大きさは各内側面31bよりも大きく設定されている。
なお、残り(図示例では一つ)の側面被覆部62は、外部端子22の先端部24と凹部31の内側面31bとの間に配されているため、外部端子22の先端部24のうち放熱部材3の上面3aよりも上方に突出する部分と放熱部材3との電気的な絶縁距離が長くなるように、この残りの側面被覆部62には、前述した窪み部63が形成されていない。
以上のように構成される絶縁シート6は、デバイス本体21と放熱部材3との間に配されるため、デバイス本体21の熱を効率よく放熱部材3に逃がすことができるように、熱伝導率の高い材料によって形成されることがより好ましい。
本実施形態においては、係合突起32が、平面視矩形とされた各凹部31の三辺から間隔をあけた位置に一つずつ配されている。すなわち、同一の凹部31に対して三つの係合突起32が囲むように配されている。そして、同一の凹部31を囲む三つの係合突起32のうち二つの係合突起32は、同一の凹部31を挟み込む位置に配されている、より具体的に説明すれば、凹部31の幅方向に配列されている。
なお、図示例において、隣り合う二つの凹部31の間には係合突起32が一つだけ形成され、この一つの係合突起32が二つの凹部31のそれぞれを囲む係合突起32として機能しているが、例えば、二つの凹部31の間には、これら二つの凹部31を個別に囲む二つの係合突起32が形成されていてもよい。
そして、各筒状突起33のねじ孔33bは、回路基板4を放熱部材3に固定するためのねじ(固定用ねじ7)を螺着させるものである。なお、図示例において、筒状突起33のねじ孔33bは、放熱部材3の上面3aよりも下方に延びているが、これに限ることは無い。
挿通孔41は、放熱部材3に対して回路基板4をネジ止めするための固定用ねじ7を挿通させるものであり、その孔径は固定用ねじ7の軸部の外径よりも大きく、かつ、固定用ねじ7の頭部の外径や筒状突起33の外径よりも小さい。この挿通孔41は、放熱部材3の筒状突起33に対応する数(図示例では二つ)だけ形成されている。
貫通孔42は、後述する付勢部材5の一部を挿通させるものであり、回路基板4を放熱部材3に固定した状態で、放熱部材3の凹部31やこれに収容された発熱電子デバイス2の上方に位置するようになっている。この貫通孔42は、放熱部材3の凹部31に対応する数(図示例では二つ)だけ形成されている。
接合用孔44は、後述する付勢部材5(の接合部)を挿通させるものであり、挿通孔41に対して間隔をあけて位置している。なお、本実施形態では、接合用孔44と挿通孔41とを配列する方向が、二つの貫通孔42の配列方向に直交する方向に設定されている。また、図示例では、接合用孔44が二つの貫通孔42の間に位置している。さらに、この接合用孔44は複数(図示例では三つ)形成され、図示例では、これら複数の接合用孔44が二つの貫通孔42の配列方向に並べられている。
付勢部材5の一端部51は、主に回路基板4の上面4a側に配され、回路基板4の貫通孔42の配列方向に延びる短冊状のフレーム部511と、フレーム部511の長手方向の中途部に形成された略円板状の膨出部513及び棒状の接合用突起512と、を有している。なお、後述する弾性変形部53は、フレーム部511の長手方向の両端に接続されている。
具体的に説明すれば、接合用突起512の基端部分は、回路基板4の上方に膨らむように断面略U字状に形成されており、これによって、接合用突起512の先端部分が、回路基板4の板厚方向に延びている。そして、U字状に形成された接合用突起512の基端部分は、弾性変形可能であり、固定用ねじ7により付勢部材5の一端部51を放熱部材3にネジ止めする際に、付勢部材5の膨出部513にかかる応力を弾性変形によって緩和するネジ止め応力緩和部515をなしている。すなわち、ネジ止め応力緩和部515は、ネジ止めの際に生じる応力が接合用突起512の先端部分に伝わることを防ぐ役割を果たしている。
このように形成された接合用突起512は回路基板4の接合用孔44と同じ数(図示例では三つ)だけ形成されており、各接合用突起512の接合部514は、回路基板4の複数の接合用孔44に対して個別に挿通されている。なお、これら複数の接合部514は、フレーム部511の長手方向に間隔をあけて配列されている。
各弾性変形部53は、その先端部分及びこれに接続されている他端部52を回路基板4の貫通孔42に挿通できるように、その基端部分において屈曲されている。具体的に説明すれば、各弾性変形部53の基端部分は、回路基板4の上方に膨らむように断面略U字状に形成されている。これによって、弾性変形部53の先端部分が回路基板4の板厚方向に延びることになり、付勢部材5の弾性変形部53及び他端部52が、回路基板4の貫通孔42に挿通し、回路基板4の下面4bから突出することができる。また、付勢部材5の他端部52との境界となる弾性変形部53の先端部分も屈曲されており、これによって、他端部52がデバイス本体21の上面21aに対して面接触できるようになっている。
この押し付け状態においては、デバイス本体21に対する付勢部材5の他端部52の当接に基づいて他端部52には応力がかかるが、この応力は、断面略U字状とされた弾性変形部53の基端部分が弾性変形することで、付勢部材5の一端部51まで伝わり難くなる。すなわち、弾性変形部53の基端部分は、付勢部材5の他端部52にかかる応力を緩和する当接応力緩和部531となっている。
電子回路装置1を製造する際には、はじめに、図5に例示するように、放熱部材3の各凹部31に絶縁シート6及び発熱電子デバイス2を一つずつ収容する(収容工程)。
この収容工程においては、はじめに、図5(a)、(b)に示すように、凹部31の開口全体が絶縁シート6によって覆われるように、絶縁シート6を放熱部材3の上面(表面)3aに載置する(シート配置工程)。
そして、カバー部65は、凹部31の底面31aに対応する平面視矩形状に形成されており、製造後の電子回路装置1の状態において底面被覆部61に相当している。また、各周囲部66は、凹部31の各内側面31bに対応する平面視矩形状に形成され、製造後の電子回路装置1の状態において側面被覆部62に相当している。
この配置状態においては、各窪み部63が各係合突起32に係合し、さらに、絶縁シート6が二つの係合突起32によって挟み込まれているため、放熱部材3の上面3aに沿う絶縁シート6の移動が規制されることになる。すなわち、放熱部材3の複数の係合突起32は絶縁シート6の位置決め部としての役割を果たしている。
なお、上述したシート配置工程においては、カバー部65の角部に隣り合う各切り込み67の先端部分を凹部31の縁よりも内側に配することがより好ましい。また、凹部31の縁から内側に入り込む各切り込み67の先端部分の長さは、絶縁シート6の厚みと同等となるように設定するとさらに好ましい。
この工程後の状態では、図2,3に示すように、平面視した凹部31の大きさが発熱電子デバイス2の大きさに対応しているため、凹部31に収容された発熱電子デバイス2は、放熱部材3の上面3aに沿う方向への平行移動、及び、放熱部材3の上面3aの直交方向を軸とする回転移動が規制されている。すなわち、放熱部材3に対する発熱電子デバイス2の位置決めがなされている。
この工程においては、はじめに、付勢部材5の各接合部514が回路基板4の上面4a側から各接合用孔44にそれぞれ挿通されるように、また、付勢部材5の各他端部52が回路基板4の上面4a側から各貫通孔42に挿通されるようにして、付勢部材5の一端部51を回路基板4の上面4aに配置する。この状態においては、複数の接合部514が複数の接合用孔44に対して個別に挿通されていることで、付勢部材5の挿通孔516が回路基板4の挿通孔41に重なる位置に配される等して、回路基板4に対する付勢部材5の位置や向きが決められている。
次いで、半田等の接合剤517によって各接合部514を回路基板4の下面4bに接合することで、付勢部材5の一端部51が回路基板4に固定され、取付工程が完了する。
この基板固定工程においては、はじめに、回路基板4及び付勢部材5の挿通孔516が放熱部材3の筒状突起33のねじ孔33bに重なるように、また、付勢部材5の各他端部52が各デバイス本体21の上面21aに接触するように、回路基板4を放熱部材3の筒状突起33上に配する。そして、固定用ねじ7の軸部を回路基板4の上面4a側から、付勢部材5及び回路基板4の挿通孔41に挿通させた上で、筒状突起33のねじ孔33bに螺着する。
また、固定用ねじ7により付勢部材5を放熱部材3に固定することで、付勢部材5の各他端部52がデバイス本体21の上面21aに当接すると共に各弾性変形部53が弾性変形し、これによってデバイス本体21が凹部31の底面31aに押し付けられることになる。すなわち、発熱電子デバイス2が放熱部材3に固定されることになる。言い換えれば、この基板固定工程は、凹部31に収容された発熱電子デバイス2を放熱部材3に固定するデバイス固定工程も兼ねている。
また、本実施形態の電子回路装置1によれば、発熱電子デバイス2が放熱部材3の凹部31内に収容されることで、電子回路装置1の厚さ寸法を小さく設定し、電子回路装置1の薄型化・小型化を図ることが可能である。
さらに、本実施形態では、凹部31の内面全体が絶縁シート6によって覆われているため、例えば外部端子22と共に発熱電子デバイス2の電気回路をなす導電性部分が、デバイス本体21の外面に露出していても、この導電性部分と放熱部材3との電気的絶縁も図ることができる。
すなわち、本実施形態の電子回路装置1によれば、放熱部材3と発熱電子デバイス2とを電気的に絶縁することができる。
さらに、上記電気的な絶縁を図るためには凹部31の内面のみに絶縁シート6を配すればよいことから、絶縁シート6の大きさを最小限に抑えて、電子回路装置1の製造コストを低く抑えることも可能となる。
さらに、本実施形態では、凹部31が板状とされた放熱部材3の上面3a(一方の端面)から板厚方向に窪むように形成されているため、従来のように放熱部材3の上面3aに発熱電子デバイス2を配置する場合と比較して、デバイス本体21を配置した面(本実施形態では凹部31の底面31a)から放熱部材3の下面(他方の端面)に至る放熱部材3の厚みを薄く設定できる。したがって、放熱部材3の下面側にエアー等の冷却用流体を流すことで放熱部材3の下面を冷却する場合には、デバイス本体21の熱を放熱部材3から冷却用流体まで効率よく逃がすことができる。
以上のことから、本実施形態の電子回路装置1によれば、放熱効率の向上を図ることができる。
また、絶縁シート6の底面被覆部61及び側面被覆部62が一体に形成されているため、絶縁シート6を容易に凹部31の底面31a及び内側面31bに配することができる。
さらに、本実施形態では、凹部31及び絶縁シート6の底面被覆部61が互いに対応する平面視多角形状に形成されると共に、複数の側面被覆部62が底面被覆部61の各辺に個別に接続されているため、複数の側面被覆部62が凹部31の内側面31b上において互いに重なることが無くなり、その結果として、絶縁シート6の大きさを必要最小限に設定することができる。
これに対して、本実施形態の電子回路装置1では、ネジ孔部等の突起物が放熱部材3の下面に形成されず、この下面を平坦に形成できるため、冷却用流体の流速の低下を抑えて、放熱部材3の冷却効率向上を図ることができる。また、放熱部材3の下面側における冷却用流体の流速を一定に保つことができるため、放熱部材3の下面全体を均一に冷却することができる。
次に、図6,7を参照して本発明の第二実施形態について説明する。
この実施形態に係る電子回路装置は、図6に示すように、上記第一実施形態の電子回路装置1と比較して、放熱部材の凹部31の形状、及び、これに対応する絶縁シート6の形状のみが異なっている。なお、図6においては、回路基板4や付勢部材5等の構成要素が記載されていないが、本実施形態の電子回路装置は第一実施形態と同様の構成要素を備えている。
これら貫通孔69や突起部35は、発熱電子デバイス2の外部端子22と放熱部材3との電気的な絶縁が保持されるように、底面被覆部61や凹部31の底面31aのうちデバイス本体21の下面21bが対向する領域に形成されている。また、本実施形態における発熱電子デバイス2は、外部端子22と共に発熱電子デバイス2の電気回路をなす導電性部分が、デバイス本体21の下面21bに露出しないように構成されている。したがって、デバイス本体21が放熱部材3に接触していても、発熱電子デバイス2と放熱部材3との電気的な絶縁は保持されている。
なお、図6においては、放熱部材3の突起部35が絶縁シート6の貫通孔69と同じ大きさに形成されて、突起部35が貫通孔69に対して隙間なく入り込んでいるが、例えば、突起部35を貫通孔69よりも小さく形成し、突起部35と貫通孔69との間に隙間を生じさせてもよい。また、図7においては、絶縁シート6の貫通孔69及びこれに対応する放熱部材3の突起部35の平面視形状が、矩形状となっているが、任意の平面視形状であってよい。
すなわち、収容工程では、はじめに第一実施形態と同様のシート配置工程を実施して、図7に示すように、凹部31の開口の一部が絶縁シート6によって覆われるように、絶縁シート6を放熱部材3の上面3aに載置すればよい。
次いで、図7(b)、図5(c)に示すように、第一実施形態と同様のデバイス挿入工程を実施して、発熱電子デバイス2を凹部31に挿入すればよい。この工程を実施することにより、絶縁シート6の貫通孔69に放熱部材3の突起部35が挿通された上で、底面被覆部61が凹部31の底面31aに配されることになる。
また、発熱源であるデバイス本体21に放熱部材3が直接接触するため、デバイス本体21の熱をさらに効率よく放熱部材3に逃がすことが可能となる。特に、デバイス本体21が凹部31の底面31aに接触しているため、デバイス本体21の熱を放熱部材3の下面側まで効率よく逃がすことができる。
さらに、本実施形態の電子回路装置及びその製造方法によれば、デバイス挿入工程において、発熱電子デバイス2を凹部31内に挿入する方向と、突起部35を貫通孔69に挿通する方向とが一致するため、絶縁シート6を円滑に凹部31の内面に配することができる。
なお、上記第二実施形態では、突起部35及び貫通孔69が、凹部31の底面31a及びこれに対応する底面被覆部61にそれぞれ形成されているが、例えば、凹部31の内側面31b及びこれに対応する側面被覆部62に形成されてもよい。
次に、図8を参照して本発明の第三実施形態について説明する。
この実施形態に係る電子回路装置は、図8に示すように、第一実施形態の電子回路装置1と比較して、主に放熱部材の凹部の形状のみが異なっている。なお、図8においては、回路基板4や付勢部材5等の構成要素が記載されていないが、本実施形態の電子回路装置は第一実施形態と同様の構成要素を備えている。
図8に示すように、この実施形態の電子回路装置を構成する放熱部材3の凹部31には、その底面31aの上方に間隔をあけた位置において凹部31の開口縁から内側に張り出す梁部36が形成されている。この梁部36と凹部31の底面31aとの間隔は、デバイス本体21の厚み以上に設定されており、これによって、梁部36と凹部31の底面31aとの間にデバイス本体21の一部が挿入可能とされている。
以上のように構成された放熱部材3の凹部31に対し、絶縁シート6は、第一実施形態と同様に凹部31の底面31a及び各内側面31bを覆うことに加え、梁部36の下面36bも覆うように配されている。
すなわち、収容工程では、はじめに第一実施形態と同様のシート配置工程を実施して、凹部31の開口が絶縁シート6によって覆われるように、絶縁シート6を放熱部材3の上面3aに載置すればよい。次いで、第一実施形態と同様のデバイス挿入工程を実施して、発熱電子デバイス2を凹部31に挿入すればよい。この挿入工程においては、外部端子22が突出していないデバイス本体21の長手方向端部が先に凹部31に入り込むように、発熱電子デバイス2を斜めにした状態で挿入するとよい。このように挿入工程を実施することで、絶縁シート6を発熱電子デバイス2と共に凹部31内に押し込むことができる。
また、発熱電子デバイス2を凹部31に収容した状態において、デバイス本体21の一部の上側が梁部36によって覆われるため、発熱電子デバイス2を凹部31に収容してから放熱部材3に固定するまでの間に、振動等によって発熱電子デバイス2が不意に凹部31から抜け出ることを防止することができる。
例えば、平面視した放熱部材3の凹部31は、これに収容された発熱電子デバイス2の平行移動や回転移動を規制するように形成されていれば、上述した全ての実施形態のように凹部31の内側面31bがデバイス本体21の側面に対して面接触するように形成されることに限らず、例えば点接触するように形成されてもよい。言い換えれば、凹部31の平面視形状は、発熱電子デバイス2の平面視形状に囚われない任意形状に形成されてよい。
なお、凹部31の平面視形状が様々な形状とされた場合、凹部31の内面に配される絶縁シート6は、その底面被覆部61の平面視形状が凹部31の底面31aの形状に対応するように、また、側面被覆部62の平面視形状が凹部31の内側面31bの形状に対応するように形成されているとよい。
さらに、凹部31の深さ寸法は、例えばデバイス本体21の上面21aが放熱部材3の上面3aよりも低く位置するようにデバイス本体21全体が凹部31内に入り込み、外部端子22の先端部24の先端部分のみが放熱部材3の上面3aから突出するように設定されてもよい。
さらに、付勢部材5の一端部51は、回路基板4に固定されることに限らず、少なくとも付勢部材5の付勢力によってデバイス本体21を凹部31の底面31aに向けて押し付けることができれば、例えば放熱部材3に固定されても構わない。
このような構成であっても、発熱電子デバイス2を凹部31に収容した状態では発熱電子デバイス2が放熱部材3に対して位置ずれしないため、発熱電子デバイス2を一本のネジで放熱部材3にネジ止めしても、発熱電子デバイス2がこのネジと共に回転することはなく、発熱電子デバイス2の向きを確実に保持することができる。
また、上記実施形態の絶縁シート6では、底面被覆部61(カバー部65)に接続される側面被覆部62(周囲部66)が複数に分割されているが、例えば分割されていなくても構わない。
また、発熱電子デバイス2の外部端子22は、少なくともデバイス本体21の上面21aよりも上方に突出していれば、デバイス本体21の任意の外面から突出してよいし、外部端子22の長さ、折り曲げ位置等も任意に設定されてよい。
さらに、本発明に係る電子回路装置の発熱電子デバイス2は、上記実施形態のように半導体素子を樹脂で封止したものに限らず、少なくとも通電によって発熱するものであればよい。
2 発熱電子デバイス
21 デバイス本体
21a 上面
21b 下面
21c 側面
22,22A,22B 外部端子
3 放熱部材
3a 上面(表面)
31 凹部
31a 底面(内面)
31b 内側面(内面)
32 係合突起(位置決め部)
33 筒状突起
35 突起部
36 梁部
4 回路基板
4a 上面
4b 下面
41 挿通孔
42 貫通孔
44 接合用孔
5 付勢部材
51 一端部
512 接合用突起
513 膨出部
514 接合部
515 ネジ止め応力緩和部
516 挿通孔
517 接合剤
52 他端部
53 弾性変形部
531 当接応力緩和部
6 絶縁シート
61 底面被覆部
62 側面被覆部
63 窪み部
65 カバー部
66 周囲部
67 切り込み
69 貫通孔
7 固定用ねじ
Claims (11)
- デバイス本体及び該デバイス本体から突出する電気接続用の外部端子を有する発熱電子デバイスを、導電性を有する放熱部材の表面から窪む凹部に収容した状態で、当該放熱部材に固定してなる電子回路装置の製造方法であって、
前記凹部の開口の少なくとも一部を覆うように、電気絶縁性を有して折り曲げ可能な絶縁シートを前記放熱部材の表面に載置するシート配置工程と、
前記凹部の開口を覆う前記絶縁シートのカバー部が前記発熱電子デバイスによって前記凹部内に押し込まれるように、前記発熱電子デバイスを前記凹部に挿入するデバイス挿入工程と、
前記凹部に収容された発熱電子デバイスを放熱部材に固定するデバイス固定工程と、を備え、
前記デバイス挿入工程後の状態において、前記発熱電子デバイスは、前記凹部の深さ方向の直交方向への平行移動、及び、前記深さ方向を軸とした回転移動が規制され、
さらに、前記放熱部材と前記外部端子とが電気的に絶縁されるように、前記凹部の内面の少なくとも一部が前記絶縁シートによって覆われていることを特徴とする電子回路装置の製造方法。
- 前記シート配置工程において、前記放熱部材の表面に配された前記絶縁シートの周囲部を、前記放熱部材の表面に突出して形成された位置決め部に当接させることで、当該表面における前記絶縁シートの移動を規制することを特徴とする請求項1に記載の電子回路装置の製造方法。
- 前記位置決め部が、前記凹部が開口する前記放熱部材の表面から突出する複数の係合突起からなり、
少なくとも二つの前記係合突起は、平面視で前記凹部を挟み込むように配され、
前記絶縁シートの前記周囲部には、その周縁から内側に窪む窪み部が複数形成され、
前記シート配置工程において、複数の前記係合突起が複数の前記窪み部に個別に係合することを特徴とする請求項2に記載の電子回路装置の製造方法。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電子回路装置の製造方法によって製造される電子回路装置であって、
導電性を有する放熱部材と、デバイス本体及び該デバイス本体から突出する電気接続用の外部端子を有すると共に前記放熱部材に固定される発熱電子デバイスと、を備え、
前記放熱部材には、その表面から窪んで前記発熱電子デバイスを収容する凹部が形成され、
前記発熱電子デバイスは前記凹部に収容された状態で、前記凹部の深さ方向の直交方向への平行移動、及び、前記深さ方向を軸とした回転移動が規制され、
前記放熱部材と前記外部端子とが電気的に絶縁されるように、前記凹部の内面の少なくとも一部が電気絶縁性を有する絶縁シートによって覆われていることを特徴とする電子回路装置。
- 前記絶縁シートが、前記凹部の内面と前記デバイス本体との間にも挟み込まれていることを特徴とする請求項4に記載の電子回路装置。
- 前記絶縁シートに、その厚さ方向に貫通する貫通孔が形成され、
前記凹部の内面に、前記貫通孔に挿通されて前記デバイス本体に接触する突起部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の電子回路装置。 - 前記絶縁シートは、前記凹部の底面を覆う底面被覆部と、前記凹部の内側面を覆う側面被覆部とを一体に形成して構成され、
前記側面被覆部が複数に分割されていることを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の電子回路装置。 - 前記凹部及び前記絶縁シートの前記底面被覆部が、互いに対応する平面視多角形状に形成され、
複数の前記側面被覆部が、それぞれ前記凹部の各内側面に対応する形状に形成されると共に、前記底面被覆部の各辺に個別に接続されていることを特徴とする請求項7に記載の電子回路装置。 - 前記凹部に、その底面の上方に間隔をあけた位置において前記凹部の開口縁から内側に張り出す梁部が形成され、当該梁部と前記凹部の底面との間に前記デバイス本体の一部が挿入可能とされていることを特徴とする請求項4から請求項8のいずれか1項に記載の電子回路装置。
- 付勢部材の付勢力によって前記デバイス本体を前記凹部の底面に向けて押し付けることで、前記発熱電子デバイスが前記放熱部材に固定されていることを特徴とする請求項4から請求項9のいずれか1項に記載の電子回路装置。
- 前記凹部に収容された前記デバイス本体の上方に間隔をあけた状態で前記放熱部材に対して固定されると共に、前記外部端子を接合させて前記発熱電子デバイスに電気接続される回路基板を備え、
前記付勢部材の一端部が前記回路基板に固定され、
前記回路基板を前記放熱部材に固定した状態で、前記付勢部材の他端部が前記凹部に収容された前記デバイス本体に当接して、前記デバイス本体が前記付勢部材の付勢力によって前記凹部の底面に押し付けられることを特徴とする請求項10に記載の電子回路装置。
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