JP5743286B2 - 車両の運転支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、認識した白線に基づいて適切に走行するように操舵角を設定する車両の運転支援装置に関する。
近年、車両においては、エレクトロニクス技術の発展に伴い、様々な運転支援装置が開発され、実用化されている。このような運転支援装置として、車両に搭載したカメラにより、白線を認識して自車進行路を推定し、これに基づいて操舵力を所定に付加したり、或いは、自動操舵を行うものがある。
このような運転支援装置として、例えば、特許文献1には、検出された白線と設定された仮想白線とに基づいて車線維持制御を行う運転支援制御において、障害物を検出した場合は、自車両から障害物までの距離に基づいて障害物よりも走行レーン内側に仮想白線を設定して車線維持制御を行う技術が開示されている。
特開2007−8281号公報
ところで、この種の運転支援装置において、よりドライバのフィーリングに合致した運転支援制御を実現するためには、自車両前方の車外情報のみならず、自車両後方の車外情報についても十分に考慮されていることが望ましい。しかしながら、自車両の後方の環境に対しても前方と同様に、車外環境を撮像して白線認識等を行うことは、構造の複雑化や処理の煩雑化等を招く虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、簡単な構成により、ドライバのフィーリングに合致させた運転支援を実現することができる車両の運転支援装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様による車両の運転支援装置は、自車前方の左右白線を含む前方環境を認識する前方環境認識手段と、前記自車前方の白線に基づいて操舵角をドライバ入力と独立して設定自在な操舵制御手段と、前記自車前方の白線と自車走行状態とに基づいて自車後方の白線を推定する後方白線位置推定手段と、自車後方の立体物を検出する立体物検出手段と、前記自車後方の白線と前記自車後方の立体物とに基づいて隣車線に追越車両が存在するか否かを判定する追越車両判定手段と、自車両の後方の設定距離以内に前記追越車両が存在するとき、前記操舵制御手段において設定される前記操舵角を前記追越車両から離間する方向に補正する補正手段と、を備えたものである。
本発明の車両の運転支援装置によれば、簡単な構成により、ドライバのフィーリングに合致させた運転支援を実現することができる。
車両の操舵系の概略構成図 操舵制御部の機能ブロック図 白線候補点と白線近似線を示す説明図 オフセット量設定ルーチンを示すフローチャート 前回の代表位置を今回の代表位置に移動させる際の座標変換の説明図 自車両の移動に伴う白線候補点の推定位置を示す説明図 隣車線を走行する追越車両の説明図 オフセット量の特性を示す説明図 フィードバック制御で用いる自車両の予測される走行位置での左右両白線の中心からのずれ量の説明図 隣車線に追越車両がない場合とある場合の前方注視点を示す説明図
以下、図面を参照して本発明の形態を説明する。図面は本発明の一実施形態に係わり、図1は車両の操舵系の概略構成図、図2は操舵制御部の機能ブロック図、図3は白線候補点と白線近似線を示す説明図、図4はオフセット量設定ルーチンを示すフローチャート、図5は前回の代表位置を今回の代表位置に移動させる際の座標変換の説明図、図6は自車両の移動に伴う白線候補点の推定位置を示す説明図、図7は隣車線を走行する追越車両の説明図、図8はオフセット量の特性を示す説明図、図9はフィードバック制御で用いる自車両の予測される走行位置での左右両白線の中心からのずれ量の説明図、図10は隣車線に追越車両がない場合とある場合の前方注視点を示す説明図である。
図1において、符号1は操舵角をドライバ入力として独立して設定自在な電動パワーステアリング装置を示し、この電動パワーステアリング装置1は、ステアリング軸2が、図示しない車体フレームにステアリングコラム3を介して回動自在に支持されている。ステアリング軸2の一端は運転席側に延出され、このステアリング軸2の一端部には、ステアリングホイール4が固設されている。一方、ステアリング軸2の他端はエンジンルーム側に延出され、このステアリング軸2の他端部にはピニオン5が連結されている。
エンジンルームには、車幅方向へ演出するステアリングギヤボックス6が配設され、このステアリングギヤボックス6には、ラック軸7が往復移動自在に挿通支持されている。ラック軸7の中途にはラック(図示せず)が設けられ、このラックに対し、ピニオン軸5に設けられたピニオン(図示せず)が噛合することにより、ラックアンドピニオン式のステアリングギヤ機構が構成されている。
また、ラック軸7の左右両端はステアリングギヤボックス6から各々突出されており、その端部に、タイロッド8を介してフロントナックル9が連設されている。このフロントナックル9は、操舵輪としての左右輪10L,10Rを回動自在に支持するとともに、キングピン(図示せず)を介して車体フレームに転舵自在に支持されている、従って、ステアリングホイール4を操作し、ステアリング軸2、ピニオン軸5を回転させると、このピニオン軸5の回転によりラック軸7が左右方向へ移動し、その移動によりフロントナックル9がキングピン(図示せず)を中心に回動して、左右輪10L,10Rが左右方向へ転舵される。
また、ピニオン軸5にはアシスト伝達機構11を介して電動モータ12が連設されており、この電動モータ12にて、ステアリングホイール4に加える操舵トルクのアシスト、及び、設定された操舵角となるような操舵トルクの付加が行われる。電動モータ12は、後述する操舵制御部20で設定する操舵トルク(制御量)Tiとなるようにモータ駆動部21を介して駆動される。なお、操舵制御部20は、このように操舵トルクのアシスト機能も備えているが、本実施の形態では、操舵トルクのアシスト機能については説明を省略する。
操舵制御部20には、例えば、自車前方の左右白線及び先行車等を含む前方環境を認識する前方環境認識手段としての前方認識装置31、車速Vを検出する車速センサ32、ヨーレート(dθ/dt)を検出するヨーレートセンサ33。横加速度Gyを検出する横加速度センサ34、及び、車体後方の立体物を検出する立体物検出手段としてのミリ波レーダ35等が接続されている。
前方認識装置31は、例えば、車室内の天井前方に一定の間隔を持って取り付けられ、車外の対象を異なる視点からステレオ撮像する1組のCCDカメラ31L,31R(ステレオカメラ:撮像手段)と、これらCCDカメラ31L,31Rからの画像データを処理するステレオ画像処理装置31aとを有して構成されている。
ステレオ画像処理装置31aにおけるCCDカメラ31L,31Rからの画像データの処理は、例えば、以下のように行われる。すなわち、ステレオ画像処理装置31aは、先ず、CCDカメラ31L,31Rで撮像した自車両の進行方向の1組の画像対に対し、対応する位置のずれ量から距離情報を求め、距離画像を生成する。
白線データの認識において、ステレオ画像処理装置31aは、白線は道路面と比較して高輝度であるという知得に基づき、道路の幅方向の画素の輝度変化を評価して、画像平面における左右の白線候補点の位置を画像平面上で特定する。この白線候補点の実空間上の位置(x,y,z)は、画像平面上の位置(i,j)とこの位置に関して算出された視差(すなわち、距離情報)とに基づいて、周知の座標変換式により算出される。自車両の位置を基準に設定された実空間の座標系は、例えば、右側のカメラ31Rの中央真下の道路面を原点とし、車幅方向をX軸、車高方向をY軸、車長方向をZ軸として定義される(例えば、図3参照)。そして、実空間の座標系に変換された各白線候補点は、例えば、互いに近接する点列毎にグループ化され、最小自乗法等を用いて二次曲線(白線近似線)に近似される。ここで、本実施形態において、ステレオ画像処理装置31aは、自車両が走行中の車線に隣接する車線が存在する場合には、当該車線を区画する白線についても認識する。すなわち、本実施形態の左右白線認識では、自車の走行車線を区画する白線のみならず、隣接車線を区画する白線についても別途認識が行われる。
また、側壁や立体物データの認識において、ステレオ画像処理装置31aは、距離画像上のデータと、予め記憶しておいた3次元的な側壁データ、立体物データ等の枠(ウインドウ)とを比較し、道路に沿って延在するガードレール、縁石等の側壁データを抽出するとともに、立体物を、自動車、二輪車、歩行者、電柱等その他の立体物に分類して抽出する。立体物データの抽出において、ステレオ画像処理装置31aは、それぞれの自車両との距離(相対距離)の時間的変化の割合から自車両との相対速度を演算し、この相対速度と自車速Vとを加算することにより各々の立体物の速度を算出する。この際、特に、車両として分類された立体物は、その速度から、自車両の前方方向を正として、速度が略0の車両は停止車両、速度が正(自車両と同じ方向に進む車両)で自車両に最も近い車両は先行車、速度が負の車両(自車両に向かってくる車両)は対向車として分類して認識される。こうして得られた各情報、すなわち、白線データ、道路に沿って存在するガードレール、縁石等の側壁データ、及び、立体物データ(種別、距離、速度、自車両との相対速度、先行車情報等)の各データは操舵制御部20に入力される。
ミリ波レーダ35は、例えば、車体のリヤバンパ構造材等に取り付けられている。このミリ波レーダ35は、図示しない送受信部を有し、送受信部は、車両の水平方向に、所定の走査範囲で、一定の間隔毎にミリ波を送受信する。そして、ミリ波レーダ35は、送信したミリ波が立体物等の反射対象で反射されて戻ってくるまでの時間差を基に自車後方の立体物の二次元分布からなるレーダ画像を生成する。
操舵制御部20は、上述の各入力信号を基に、自動操舵制御等の操舵支援を行う。すなわち、操舵制御部20は、自車前方の白線に基づいて、操舵角をドライバ入力とは独立して設定することが可能となっている。具体的に説明には、操舵制御部20は、上述の各入力信号を基に、前方認識装置31で認識した左右白線の認識形状等に応じた出力値をフィードフォワード出力値Iffとして演算し、自車両の予測される走行位置を基準として前方認識装置31で認識した左右白線の認識形状等に応じた出力値をフィードバック出力値Ifbとして演算し、これらを加算した値をトルク値に換算して操舵トルク(制御量)Tiとしてモータ駆動部21に出力する。その際、操舵制御部20は、自車前方の白線と自車走行状態とに基づいて自車後方の白線を推定し、自車走行車線に隣接する車線(隣車線)に追越車両が存在するか否かを判定する。そして、操舵制御部20は、自車両の後方の設定距離以内に追越車線が存在すると判定したとき、操舵制御における操舵角を追越車両から離間する方向に補正する。
このため、操舵制御部20は、例えば、図2に示すように、後方白線位置推定手段及び補正手段としてのオフセット量演算部20aを有するとともに、操舵制御手段としてのフィードフォワード制御部20b、フィードバック制御部20c、及び操舵トルク算出部20dを有する。
オフセット量演算部20aは、前方認識装置31から白線情報を含む各種認識情報が入力され、車速センサ32から車速Vが入力され、ヨーレートセンサ33からヨーレート(dθ/dt)が入力され、ミリ波レーダ35から自車後方の立体物情報を示すレーダ画像が入力される。そして、オフセット量演算部20aは、例えば、図4に示すオフセット量演算ルーチンを示すフローチャートに従ってオフセット量x_offsetを演算する。
このルーチンは設定時間毎に繰り返し実行されるもので、ルーチンがスタートすると、オフセット量演算部20aは、先ず、ステップS101において、自車後方に延在する白線位置の推定を行う。この後方白線位置の推定は、例えば、自車速Vと、ヨー角θ(すなわち、ヨーレート(dθ/dt)から計算される角度)を用いて行うことが可能である。
例えば、図5に示すように、フレームレートをΔtとすると、自車両が1フレームでX軸方向及びZ軸方向に移動する移動量Δx,Δzは、以下の(1)式及び(2)式により求められる。
Δx=V・Δt・sinθ …(1)
Δz=V・Δt・cosθ …(2)
従って、例えば、図6に示すように、前フレームで検出された白線候補点の座標を(xold,zold)とし、当該白線候補点が現フレームにおいて移動したと推定される座標(xpre,zpre)は、以下の(3)式及び(4)式により求められる。すなわち、座標(xpre,zpre)は、座標(xold,zold)に対して車両移動量Δx,Δzを減算した後、現在のフレームにおける車両固定座標系(X’,Z’)への座標変換を行うことで求められる。
xpre=(Xold・Δx)・cosθ−(zold−Δz)・sinθ …(3)
zpre=(xold・Δx)・sinθ+(zold−Δz)・cosθ …(4)
オフセット量演算部20aは、このような演算を各白線候補点についてフレーム毎に順次累積的に行い、演算後の各白線候補点の点列を、最小自乗法等を用いて二次曲線(白線近似線)に近似することにより、自車後方の白線を推定する。
続くステップ102において、オフセット量演算部20aは、自車後方の白線を推定したX−Z座標系に、ミリ波レーダ35で得られたレーダ画像を合成することにより、自車走行車線に隣接する車線上の立体物を認識する。すなわち、オフセット量演算部20aは、自車後方の隣車線にミリ波レーダ35で検出された立体物が存在するか否かを調べ、立体物が存在する場合には、後方の自車車線の位置と、立体物(後方車両等)との位置誤差であるEbyを算出する(例えば、図7参照)。さらに、オフセット量演算部20aは、自車両から立体物までの相対距離のフレーム間の変化量等に基づいて、立体物との相対速度Vabtを算出する。
ステップS102からステップS103に進むと、オフセット量演算部20aは、算出した位置誤差Ebyに基づいて、自車後方における隣車線に立体物が存在するか否かを調べる。
そして、ステップS103において、自車後方における隣車線に立体物が存在しないと判定した場合、オフセット量演算部20aは、ステップS110に進む。
一方、ステップS103において、自車後方における隣車線に立体物が存在すると判定した場合、オフセット量演算部20aは、ステップS104に進み、自車両から立体物までの相対距離Lが予め設定された閾値Lth以下であるか否かを調べる。
そして、ステップS104において、自車両から立体物までの相対距離Lが設定閾値Lthよりも大きいと判定した場合、オフセット量演算部20aは、ステップS110に進む。
一方、ステップS104において、自車両から立体物までの相対距離Lが設定閾値Lth以下であると判定した場合、オフセット量演算部20aは、ステップS105に進み、自車両と立体物との相対速度Vabtが予め設定された閾値Vth以上であるか否かを調べる。
そして、ステップS105において、自車両と立体物との相対速度Vabtが設定閾値Vth未満であると判定した場合、オフセット量演算部20aは、ステップS110に進む。
一方、ステップS105において、自車両と立体物との相対速度Vabtが設定閾値Vth以上であると判定した場合、オフセット量演算部20aは、ステップS106に進み、自車両に接近する追越車両を制御対象として認識していることを示すフラグFが「1」にセットされているか否かを調べる。
そして、ステップS106において、フラグFが「0」にクリアされている場合、オフセット量演算部20aは、ステップS107に進み、フラグFを「1」にセットした後、ステップS108に進む。
一方、ステップS106において、フラグFが「1」にセットされている場合、オフセット量演算部20aは、ステップS108に進む。
ステップS106或いはステップS107からステップS108に進むと、オフセット量演算部20aは、自車両に接近する追越車両を制御対象として認識してからの経過時間を示すタイマtをインクリメント(t←t+Δt)した後、ステップS109に進む。
ステップS108からステップS109に進むと、オフセット量演算部20aは、例えば、相対距離L及び相対速度Vabtをパラメータとし、予め設定されたマップ(例えば、図8参照)に基づいて、後述するフィードフォワード制御、及び、フィードバック制御において制御対象を追越車両から離間する方向にオフセットさせるためのオフセット量x_offset(例えば、図10参照)を演算した後、ルーチンを抜ける。ここで、オフセット量x_offsetは、相対距離Lが短くなるほど大きくなり、且つ、相対速度Vabtが大きくなるほど大きくなるよう設定される。さらに、オフセット量x_offsetには、例えば、予め設定された時定数τが乗算されることにより、自車両に接近する追越車両を制御対象として認識してからの経過時間(タイマtの値)が大きくなるほど大きくなるよう設定される。
また、ステップS103、ステップS104、或いは、ステップS105からステップS110に進むと、オフセット量演算部20aは、フラグFを「0」にクリアし、続くステップS111においてタイマtを「0」にクリアした後、ルーチンを抜ける。
フィードフォワード制御部20bは、前方認識装置31から白線情報を含む各種認識情報が入力され、ヨーレートセンサ33からヨーレート(dθ/dt)が入力される。そして、フィードフォワード制御部20bは、基本的には、例えば、以下の(5)式により、左右白線の認識形状に応じた出力値をフィードフォワード出力値Iffとして演算し、操舵トルク算出部20dに出力する。すなわち、フィードフォワード制御部20bは、自車後方に所定の追越車両が存在せず、上述のオフセット量演算部20aにおいてオフセット量x_offsetが設定されていないときは、以下の(5)式によってフィードフォワード出力値Iffを演算する。
Iff=Gff・(Rr+Rl)/2 …(5)
一方、オフセット量X_offsetが演算されている場合、フィードフォワード制御部20bは、以下の(5)’式により、フィードフォワード出力値Iffを演算する。
Iff=Gff・((1−X_offset/Wrd)Rr
+(1+X_offset/Wrd)Rl)/2 …(5)’
ここで、(5)式、及び(5)’式において、Rrは右白線による曲率成分であり、Rlは左白線による曲率成分である(例えば、図3参照)。これらの左右の曲率成分Rr,Rlは、例えば、最小自乗法等を用いて二次曲線で近似した各白線近似線の二次項の係数を用いることによって定められる。また、Gffは制御ゲインであり、この制御ゲインGffは、例えば、ヨーレート(dθ/dt)をパラメータとして、予め実験等に基づいて設定されたマップ等を参照して可変設定される。
フィードバック制御部20cは、前方認識装置31から白線情報を含む各種認識情報が入力され、車速センサ32から車速Vが入力され、ヨーレートセンサ33からヨーレート(dθ/dt)が入力され、横加速度センサ34から横加速度Gyが入力される。そして、フィードバック制御部20cは、基本的には、例えば、以下の(6)式により、前方認識装置31で認識した自車両の予測される走行位置を基準とした左右白線の形状に応じた出力値をフィードバック出力値Ifbとして演算し、操舵トルク算出部20dに出力する。すなわち、フィードバック制御部20cは、自車後方に所定の追越車両が存在せず、上述のオフセット量演算部20aにおいてオフセット量x_offsetが設定されていないときは、以下の(6)式によってフィードバック出力値Ifbを演算する。
Ifb=Gfb・(xr−xl−xv) …(6)
一方、オフセット量X_offsetが演算されている場合、フィードバック制御部20cは、以下の(6)’式により、フィードバック出力値Ifbを演算する。
Ifb=Gfb・(xr−xl−xv−X_offset) …(6)’
ここで、(6)式、及び(6)’式において、xvは車両の前方注視点のz座標におけるx座標である。この前方注視点とは、本実施の形態においては、例えば、図9に示すように、予め設定しておいた予見時間T(例えば、1.2秒)経過後に自車両が存在すると予測される点である。この前方注視点におけるz座標zvは,例えば、zv=T・Vで算出される。なお、単純に、前方の予め設定する距離の点としてもよい。
従って、前方注視点のx座標zvは、例えば以下の(7)式で算出することができる。
xv=xi+V・(β+θ)・T
+(1/2)・((dθ/dt)+((dβ/dt)・V・T …(7)
ここで、xiは車両の現在のx座標、(dβ/dt)は車体すべり角速度であり、例えば、以下の(8)式により算出できる。
(dβ/dt)=(Gy/V)−(dθ/dt) …(8)
そして、この車体すべり角速度(dβ/dt)を積分処理することにより、車体すべり角βが算出される。
なお、例えば、(6)’式からも明らかなように、自車両の後方に所定の追越車両が存在する場合、前方注視点は、座標xvに対しx_offset分だけオフセットされる(例えば、図10参照)。
操舵トルク算出部20dは、フィードフォワード制御部20bからフィードフォワード出力値Iffが入力され、フィードバック制御部20cからフィードバック出力値Ifbが入力される。そして、例えば、以下の(9)式により、操舵トルクTiを算出し、モータ駆動部21に出力する。
Ti=Gt・(Iff+Ifb) …(9)
ここで、Gtは,予め設定しておいた換算係数である。
このような実施形態によれば、自車前方で認識した白線と自車走行状態とに基づいて自車後方の白線を推定するとともに、推定した自車後方の白線とミリ波レーダ35で検出した自車後方の立体物とに基づいて隣車線に追越車両が存在するか否かを判定し、自車両の後方の設定距離以内に追越車両が存在するとき、自車前方の白線に基づいて設定される操舵制御の操舵角を、追越車両から離間する方向に補正することにより、簡単な構成により、ドライバのフィーリングに合致させた運転支援を実現することができる。
すなわち、自車前方で認識した白線と自車走行状態とに基づいて自車後方の白線を推定することにより、エッジ検出等を自車前方に対してのみ行う簡単な処理により、自車前方のみならず自車後方の白線についても容易に推定(認識)することができる。そして、推定した自車後方の白線情報に対し、ミリ波レーダ35で検出した立体物情報を合成することにより、ミリ波レーダ35を追加するだけの安価且つ簡単な構成により、後方から自車両に接近する追越車両についても容易に認識することができる。そして、認識した追越車両が自車後方の設定距離以内に存在するとき、操舵角を追越車両から離間する方向に補正することにより、自車両の前方の車外環境のみならず後方の車外環境にも十分に考慮した、ドライバのフィーリングに合致した運転支援を実現することができる。
なお、本発明は、以上説明した各実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲内である。例えば、上述の実施形態においては、操舵系を通常の電動パワーステアリング装置で構成した一例について説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ステアバイワイヤ機構の操舵系を採用することも可能である。
また、上述の実施形態においては、自車前方の認識についてステレオカメラからの画像情報を用いた一例について説明したが、例えば、単眼カメラからの画像情報を用いることも可能である。
また、上述の実施形態においては、フィードフォワード制御とフィードバック制御を併用して操舵制御を行う一例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、フィードバック制御或いはフィードフォワード制御の何れか一方のみを用いて操舵制御を行うことも可能である。また、例えば、操舵制御にフィードフォワード制御及びフィードバック制御を併用する場合においても、追越車両に対する補正を、フィードフォワード制御或いはフィードバック制御の少なくとも何れか一方に対して飲み行うよう構成することも可能である。
また、上述の実施形態においては、自車後方の立体物認識にミリ波レーダを採用した一例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、レーザレーダ、赤外線レーダ、カメラ等を適宜採用することも可能である。
1 … 電動パワーステアリング装置
2 … ステアリング軸
3 … ステアリングコラム
4 … ステアリングホイール
5 … ピニオン
5 … ピニオン軸
6 … ステアリングギヤボックス
7 … ラック軸
8 … タイロッド
9 … フロントナックル
10L,10R … 左右輪
11 … アシスト伝達機構
12 … 電動モータ
20 … 操舵制御部
20a … オフセット量演算部(後方白線位置推定手段、追越車両判定手段、補正手段)
20b … フィードフォワード制御部(操舵制御手段)
20c … フィードバック制御部(操舵制御手段)
20d … 操舵トルク算出部(操舵制御手段)
21 … モータ駆動部
31 … 前方認識装置
31L,31R … カメラ(前方環境認識手段)
31a … ステレオ画像処理装置(前方環境認識手段)
32 … 車速センサ
33 … ヨーレートセンサ
34 … 横加速度センサ
35 … ミリ波レーダ(立体物検出手段)

Claims (3)

  1. 自車前方の左右白線を含む前方環境を認識する前方環境認識手段と、
    前記自車前方の白線に基づいて操舵角をドライバ入力と独立して設定自在な操舵制御手段と、
    前記自車前方の白線と自車走行状態とに基づいて自車後方の白線を推定する後方白線位置推定手段と、
    自車後方の立体物を検出する立体物検出手段と、
    前記自車後方の白線と前記自車後方の立体物とに基づいて隣車線に追越車両が存在するか否かを判定する追越車両判定手段と、
    自車両の後方の設定距離以内に前記追越車両が存在するとき、前記操舵制御手段において設定される前記操舵角を前記追越車両から離間する方向に補正する補正手段と、を備えたことを特徴とする車両の運転支援装置。
  2. 前記補正手段は、前記自車前方の白線に基づいて設定される前記操舵角の制御目標を、前記追越車線から離間する方向にオフセットさせることにより、前記操舵角を補正することを特徴とする請求項1に記載の車両の運転支援装置。
  3. 前記操舵制御手段は、前記前方環境認識手段で認識した左右白線の認識形状に応じた出力値をフィードフォワード出力値として演算するフィードフォワード制御手段、或いは、前記前方認識手段で認識した左右白線の認識形状と自車両の走行状態とに応じた出力値をフィードバック出力値として演算するフィードバック制御手段の少なくとも何れか一方を有し、
    前記補正手段は、前記フィードフォワード出力値、或いは、前記フィードバック出力値の少なくとも何れか一方を補正することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両の運転支援装置。
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