JP5741174B2 - バックドアモールディングおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
ールディング5と、ドアパネル7との間に多量の水が浸入し、さらにクリップ装着孔7bからドアパネル7の内側、すなわちバックドア2内に水が浸入する恐れがあった。
(1) 車両のバックドアに設けられるバックドアウィンドウの下部に沿って取付けられるバックドアモールディングであって、
内部空間を有するように横断面略C字状に形成された長尺のモールディング本体と、
このモールディング本体の下面部の長手方向に沿って設けられ、前記バックドアに当接する樹脂製のプロテクタとを有し、
前記プロテクタには、車外側から車内側に至る屈曲した排水溝が長手方向に間隔をおいて複数設けられ、
前記排水溝は、車外側から車内側に向かう方向に対して、く字状および逆く字状に屈曲したものが交互に設けられ、
隣接する排水溝は互に遮断され、
前記排水溝の屈曲部の屈曲角は30〜120度であることを特徴とするバックドアモールディング。
(2) 車両のバックドアに設けられるバックドアウィンドウの下部に沿って取付けられるバックドアモールディングを製造する方法であって、
内部空間を有するように横断面略C字状に形成された長尺のモールディング本体の下面部に、長手方向に沿って樹脂を押出して、前記バックドアに当接する樹脂製のプロテクタを形成する押出成形工程と、
押出成形工程から得られる押出成形材の樹脂製のプロテクタを、樹脂が軟化状態にある間に塑性変形させて車外側から車内側に至る屈曲した排水溝を長手方向に間隔をおいて複数形成する整形工程とを含み、
前記排水溝は、車外側から車内側に向かう方向に対して、く字状および逆く字状に屈曲したものが交互に設けられ、隣接する排水溝が互に遮断され、前記排水溝の屈曲部の屈曲角が30〜120度となるように形成する
ことを特徴とするバックドアモールディングの製造方法。
(3) 整形工程は、凸部を有する回転型を樹脂製のプロテクタに押し付けて、排水溝を形成するものである上記(2)記載の方法。
良い。モールディング本体は、装飾性の側壁部の下部から内側に折り曲げてドアパネル対向部が形成され、その先端からさらに上向きに折り曲げてクリップ装着部が形成され、また側壁部の上部から内側に折り曲げてウエザーストリップ対向部が形成され、その先端からさらに下向きに折り曲げてクリップ装着部が形成されているものが好ましい。
は、車外側から車内側に至る屈曲した排水溝が設けられているので、ドアパネルとバックドアモールディングの間に侵入した雨水を容易に排水できるとともに、バックドアの洗車時に高圧水を吹き付けられたとしてもドアパネルとバックドアモールディングの間に多量の水が入ることがなく、周辺部の汚染が防止できる。
部11aの上部から内側に折り曲げてウエザーストリップ対向部11dが形成され、その先端からさらに下向きに折り曲げてクリップ装着部11eが形成されている。プロテクタ12はドアパネル対向部11bに形成され、ドアパネル7の段差部7aとの間に介在するように構成されている。シール部材13はウエザーストリップ対向部11dとクリップ装着部11eに形成され、ウエザーストリップ8とウエザーストリップ対向部11dの間に介在するように構成されている。
のバックドア2に取り付けて使用される。すなわちモールディング本体11によって形成された内部空間5aに、長手方向に所定の間隔をおいて複数のクリップ9を挿入して、クリップ装着部11c、11eに装着し、ドアパネル7のクリップ装着孔7bにクリップ9を挿入して係止することにより取付けられる。バックドアモールディング5の取付状態では、ドアパネル7の段差部7aとの間にプロテクタ12が介在し、ウエザーストリップ8との間にシール部材13が介在することにより、緩衝およびシール性が保たれる。
形機、24a: 回転型、24b: ローラ、25: 冷却水槽、26: 引取機、27: 切断機、28: 送出機。
Claims (3)
- 車両のバックドアに設けられるバックドアウィンドウの下部に沿って取付けられるバックドアモールディングであって、
内部空間を有するように横断面略C字状に形成された長尺のモールディング本体と、
このモールディング本体の下面部の長手方向に沿って設けられ、前記バックドアに当接する樹脂製のプロテクタとを有し、
前記プロテクタには、車外側から車内側に至る屈曲した排水溝が長手方向に間隔をおいて複数設けられ、
前記排水溝は、車外側から車内側に向かう方向に対して、く字状および逆く字状に屈曲したものが交互に設けられ、
隣接する排水溝は互に遮断され、
前記排水溝の屈曲部の屈曲角は30〜120度であることを特徴とするバックドアモールディング。 - 車両のバックドアに設けられるバックドアウィンドウの下部に沿って取付けられるバックドアモールディングを製造する方法であって、
内部空間を有するように横断面略C字状に形成された長尺のモールディング本体の下面部に、長手方向に沿って樹脂を押出して、前記バックドアに当接する樹脂製のプロテクタを形成する押出成形工程と、
押出成形工程から得られる押出成形材の樹脂製のプロテクタを、樹脂が軟化状態にある間に塑性変形させて車外側から車内側に至る屈曲した排水溝を長手方向に間隔をおいて複数形成する整形工程とを含み、
前記排水溝は、車外側から車内側に向かう方向に対して、く字状および逆く字状に屈曲したものが交互に設けられ、隣接する排水溝が互に遮断され、前記排水溝の屈曲部の屈曲角が30〜120度となるように形成する
ことを特徴とするバックドアモールディングの製造方法。 - 整形工程は、凸部を有する回転型を樹脂製のプロテクタに押し付けて、排水溝を形成するものである請求項2記載の方法。
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