JP5740028B2 - レンズ成形用金型 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ成形用金型に関する。
商品の3つの要素である外観、物性、及び寸法精度の維持は、金型の温度制御及び構造に大きく依存する(例えば、特許文献1参照)。
カメラレンズの射出において最も大きい問題は、可動側金型と固定側金型との中心(center)がずれて偏心(decenter)が発生することである。
この問題は、レンズの最終製品の光学性能において致命的な問題をもたらす。
特許第5112633号公報
本発明の目的は、金型の互いに対向するコアの間で発生し得る偏心を防止することができるレンズ成形用金型を提供することにある。
本発明の一実施例によるレンズ成形用金型は、第1金型の第1コア孔に結合される第1コアと、前記第1コアと対向するように第2金型の第2コア孔に結合される第2コアと、を含み、前記第1コア及び前記第2コアは、それぞれ前記第1金型及び前記第2金型より熱膨張係数が大きい材質からなり、前記第1コア及び前記第2コアの外径は、それぞれ前記第1コア孔及び前記第2コア孔の直径より小さく形成されることができる。
また、本発明の一実施例によるレンズ成形用金型において、前記第1コア及び前記第2コアの外径は、それぞれ前記第1コア孔及び前記第2コア孔の直径より1〜2μm小さく形成されることができる。
また、本発明の一実施例によるレンズ成形用金型において、前記第1コアの膨張量をΔP、前記第1コア孔の膨張量をΔHとしたときに、2μm<ΔP−ΔHの条件式を満たすことができる。
また、本発明の一実施例によるレンズ成形用金型において、前記第2コアの膨張量をΔP、前記第2コア孔の膨張量をΔHとしたときに、2μm<ΔP−ΔHの条件式を満たすことができる。
また、本発明の一実施例によるレンズ成形用金型において、前記第1コア及び前記第2コアは、熱膨張係数が17×10−6以上の材質からなることができる。
また、本発明の一実施例によるレンズ成形用金型において、前記第1コアの熱膨張係数をα、前記第1金型の熱膨張係数をβとしたときに、5×10−6<α−β<10×10−6の条件式を満たすことができる。
また、本発明の一実施例によるレンズ成形用金型において、前記第2コアの熱膨張係数をα、前記第2金型の熱膨張係数をβとしたときに、5×10−6<α−β<10×10−6の条件式を満たすことができる。
また、本発明の一実施例によるレンズ成形用金型において、前記第1コア及び前記第2コアは、熱伝導度が50W/m℃以上の材質からなることができる。
また、本発明の一実施例によるレンズ成形用金型において、前記第1コア及び前記第2コアはモールドマックス材質からなることができる。
また、本発明の一実施例によるレンズ成形用金型において、前記第1コア及び前記第2コアは、外面がニッケル(Ni)でめっきされることができる。
一方、本発明の他の実施例によるレンズ成形用金型は、第1コア孔が形成された第1金型と、前記第1金型と対向する方向に位置され、第2コア孔が形成された第2金型と、前記第1金型の前記第1コア孔に結合される第1コアと、前記第1コアと対向するように前記第2金型の前記第2コア孔に結合される第2コアと、を含み、前記第1コア及び前記第2コアは、熱伝導度が50W/m℃以上の材質からなることができる。
また、本発明の他の実施例によるレンズ成形用金型において、前記第1コア及び前記第2コアは、それぞれ前記第1金型及び前記第2金型より熱膨張係数が大きい材質からなり、前記第1コア及び前記第2コアの外径は、それぞれ前記第1コア孔及び前記第2コア孔の直径より小さく形成されることができる。
また、本発明の他の実施例によるレンズ成形用金型において、前記第1コア及び前記第2コアの外径は、それぞれ前記第1コア孔及び前記第2コア孔の直径より1〜2μm小さく形成されることができる。
また、本発明の他の実施例によるレンズ成形用金型において、前記第1コアの膨張量をΔP、前記第1コア孔の膨張量をΔHとしたときに、2μm<ΔP−ΔHの条件式を満たすことができる。
また、本発明の他の実施例によるレンズ成形用金型において、前記第2コアの膨張量をΔP、前記第2コア孔の膨張量をΔHとしたときに、2μm<ΔP−ΔHの条件式を満たすことができる。
また、本発明の他の実施例によるレンズ成形用金型において、前記第1コア及び前記第2コアは、熱膨張係数が17×10−6以上の材質からなることができる。
また、本発明の他の実施例によるレンズ成形用金型において、前記第1コアの熱膨張係数をα、前記第1金型の熱膨張係数をβとしたときに、5×10−6<α−β<10×10−6の条件式を満たすことができる。
また、本発明の他の実施例によるレンズ成形用金型において、前記第2コアの熱膨張係数をα、前記第2金型の熱膨張係数をβとしたときに、5×10−6<α−β<10×10−6の条件式を満たすことができる。
また、本発明の他の実施例によるレンズ成形用金型において、前記第1コア及び前記第2コアはモールドマックス材質からなることができる。
また、本発明の他の実施例によるレンズ成形用金型において、前記第1コア及び前記第2コアは、外面がニッケル(Ni)でめっきされることができる。
本発明によれば、金型の互いに対向するコアの間の中心(center)がずれて発生し得る偏心を防止することで、レンズを成形する際に発生する不良を防止することができる。
本発明の実施例によるレンズ成形用金型を示した概念図である。 本発明の実施例によるレンズ成形用金型を示した要部概念図である。 本発明の実施例によるレンズ成形用金型において、第1金型と第2金型とが互いに離隔した状態を示した概念図である。 本発明の実施例によるレンズ成形用金型及び従来のレンズ成形用金型で成形されたレンズの一面の非球面形状誤差を示したグラフである。 本発明の実施例によるレンズ成形用金型及び従来のレンズ成形用金型で成形されたレンズの他面の非球面形状誤差を示したグラフである。
本発明の目的、特定の長所及び新規の特徴は、添付図面に係る以下の詳細な説明及び好ましい実施例によってさらに明らかになるであろう。本明細書において、各図面の構成要素に参照番号を付け加えるに際し、同一の構成要素に限っては、たとえ異なる図面に示されても、できるだけ同一の番号を付けるようにしていることに留意しなければならない。また、「一面」、「他面」、「第1」、「第2」などの用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別するために用いられるものであり、構成要素が前記用語によって限定されるものではない。以下、本発明を説明するにあたり、本発明の要旨を不明瞭にする可能性がある係る公知技術についての詳細な説明は省略する。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例によるレンズ成形用金型を示した概念図である。
図1及び図2を参照すれば、本発明の実施例によるレンズ成形用金型1は、第1金型10に結合される第1コア12と、第1コア12と対向するように第2金型20に結合される第2コア22と、を含む。
図2は、本発明の実施例によるレンズ成形用金型を示した要部概念図であり、図3は、本発明の実施例によるレンズ成形用金型において、第1金型10と第2金型20とが互いに離隔した状態を示した概念図である。
以下、図1〜図3を参照して、本発明の実施例によるレンズ成形用金型1についてより詳細に説明する。
図1〜図3を参照すれば、第1コア12は、第1金型10の第1コア孔11に結合される。
ここで、第1金型10は、第2金型20と対向する方向に形成された多数の第1コア孔11を備えており、第1コア12が第1コア孔11に結合される。
また、第1コア12及び第1コア孔11は、互いに対応する形態に形成され、第1コア12の外径が第1コア孔11の直径より小さく形成することができる。この際、第1コア12の外径は、第1コア孔11の直径より1〜2μm小さく形成することができる。
また、本発明の一実施例によれば、第1コア12の膨張量をΔP、第1コア孔11の膨張量をΔHとしたときに、次の条件式(1)を満たすことができる。
2μm<ΔP−ΔH(1)
前記条件式(1)を満たすことにより、容易に組み立てられることができる。
ここで、例えば、本発明の一実施例による第1コア12の膨張量は、次の数式1により求められる。
(数式1)
ΔP=α×ΔT×P
ΔP:第1コア12の膨張量
α:第1コア12の熱膨張係数
ΔT:温度
:第1コア12の直径
尚、第1コア12は、第1金型10より熱膨張係数が大きい材質からなる。この際、第1コア12は、熱膨張係数が17×10−6以上の材質からなることができる。これにより、レンズを成形する際に第1コア12が熱膨張して、第1コア12と第1コア孔11との間のギャップ(gap)を最小化することができる。
また、第1コア12の熱膨張係数をα、第1金型10の熱膨張係数をβとしたときに、次の条件式(2)を満たすことができる。
5×10−6<α−β<10×10−6 (2)
第1コア12が前記条件式(2)より大きい値の材質からなる場合には、第1コア孔11の変形が生じ、第1コア12が条件式(2)より小さい値の材質からなる場合には、組立性が劣る。
また、第1コア12は、熱伝導度が50W/m℃以上の材質からなる。これにより、成形物であるレンズの速い冷却によって表面固化層が形成されることで、フローマーク(Flow mark)などの外観不良の発生を著しく減少させることができる。
一方、第1コア12は、モールドマックス(moldmax)材質からなることができる。また、第1コア12は、外面にニッケル(Ni)めっきされて形成されることができる。
第2コア22は、第1コア12と対向するように第2金型20の第2コア孔21に結合される。
ここで、第2金型20は、第1金型10と対向する方向に形成された多数の第2コア孔21を備えており、第2コア22が第2コア孔21に結合される。
また、第2コア22及び第2コア孔21は、互いに対応する形態に形成され、第2コア22の外径が第2コア孔21の直径より小さく形成されることができる。ここで、第2コア22の外径は、第2コア孔21の直径より1〜2μm小さく形成されることができる。
また、本発明の一実施例によれば、第2コア22の膨張量をΔP、第2コア孔21の膨張量をΔHとしたときに、次の条件式(3)を満たすことができる。
2μm<ΔP−ΔH(3)
前記条件式(3)を満たすことにより、容易に組み立てられることができる。
ここで、例えば、本発明の一実施例による第2コア22の膨張量は、次の数式2により求められる。
(数式2)
ΔP=α×ΔT×P
ΔP:第2コア22の膨張量
α:第2コア22の熱膨張係数
ΔT:温度
:第2コア22の直径
尚、第2コア22は、第2金型20より熱膨張係数が大きい材質からなる。この際、第2コア22は、熱膨張係数が17×10−6以上の材質からなることができる。これにより、レンズを成形する際に第2コア22が熱膨張して、第2コア22と第2コア孔21との間のギャップ(gap)を最小化することができる。
また、第2コア22の熱膨張係数をα、第2金型20の熱膨張係数をβとしたときに、次の条件式(4)を満たすことができる。
5×10−6<α−β<10×10−6 (4)
第2コア22が前記条件式(4)より大きい値の材質からなる場合には、第2コア孔21の変形が生し、第2コア22が条件式(4)より小さい値の材質からなる場合には、組立性が劣る。
尚、第2コア22は、熱伝導度が50W/m℃以上の材質からなる。これにより、成形物であるレンズの速い冷却によって表面固化層が形成されることで、フローマーク(Flow mark)などの外観不良の発生を著しく減少させることができる。
また、第2コア22は、熱伝逹係数の高いモールドマックス材質からなる。これにより、均一な温度分布が維持できるため、レンズの形状精度が向上される。
また、第2コア22は、外面にニッケル(Ni)めっきされて形成されることができる。
一方、本発明の実施例によるレンズ成形用金型1において、第1金型10にはガイド孔13が形成され、第2金型20には第1金型10のガイド孔13に沿って移動するガイドポスト(post)23が形成される。
また、本発明の実施例によるレンズ成形用金型1において、第1金型10にはガイド孔24が形成され、第2金型20には第1金型10のガイド孔24によりガイド(guide)されて移動するガイドピン(guide pin)14が形成される。
これにより、レンズを成形する際に、第1金型10の第1コア12と第2金型20の第2コア22の中心が互いにずれることを防止することができる。
上記のような本発明の実施例によるレンズ成形用金型1は、レンズを成形する際に、第1コア12と第1コア孔11との間、及び第2コア22と第2コア孔21との間にギャップが生じることが最小化できるため、第1コア12と第2コア22の中心が互いにずれて偏心が発生することを防止することができる。
また、本発明の実施例によるレンズ成形用金型1は、第1コア12及び第2コア22が高い熱伝導度の材質からなるため、レンズを成形する際に第1コア12と第2コア22との間に配置されるレンズ成形物の外観不良を著しく減少させることができる。
図4は、本発明の実施例によるレンズ成形用金型及び従来のレンズ成形用金型で成形されたレンズの一面の非球面形状誤差を示したグラフであり、図5は、本発明の実施例によるレンズ成形用金型及び従来のレンズ成形用金型で成形されたレンズの他面の非球面形状誤差を示したグラフである。
ここで、図4の垂直軸(Y軸)は、レンズの一面(S1)で発生する非球面形状誤差(PV)を示した数値であり、図5の垂直軸(Y軸)は、レンズの他面(S2)で発生する非球面形状誤差(PV)を示した数値である。尚、図4及び図5の水平軸(X軸)に記載の値は、レンズ成形用金型においてレンズが成形される空間であるキャビティ(cavity)それぞれに付与した番号である。
図4を参照して、従来のレンズ成形用金型で成形されたレンズの一面(S1)の非球面形状誤差(PV)を示したグラフ(A)と、本発明の実施例によるレンズ成形用金型で成形されたレンズの一面(S1)の非球面形状誤差(PV)を示したグラフ(B)を比較すれば、本発明の実施例によるレンズ成形用金型で成形されたレンズの一面(S1)の非球面形状誤差(PV)が、従来のレンズ成形用金型で成形されたレンズの一面(S1)の非球面形状誤差(PV)に比べ著しく小さい値を示すことが分かる。
また、図5を参照して、従来のレンズ成形用金型で成形されたレンズの他面(S2)の非球面形状誤差(PV)を示したグラフ(A)と、本発明の実施例によるレンズ成形用金型で成形されたレンズの他面(S2)の非球面形状誤差(PV)を示したグラフ(B)とを比較すれば、本発明の実施例によるレンズ成形用金型で成形されたレンズの他面(S2)の非球面形状誤差(PV)が、従来のレンズ成形用金型で成形されたレンズの他面(S2)の非球面形状誤差(PV)に比べ著しく小さい値を示すことが分かる。
以上、本発明を具体的な実施例に基づいて詳細に説明したが、これは本発明を具体的に説明するためのものであり、本発明はこれに限定されず、該当分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想内にての変形や改良が可能であることは明白であろう。
本発明の単純な変形乃至変更はいずれも本発明の領域に属するものであり、本発明の具体的な保護範囲は添付の特許請求の範囲により明確になるであろう。
本発明は、レンズ成形用金型に適用可能である。
1 レンズ成形用金型
10 第1金型
11 第1コア孔
12 第1コア
13 ガイド孔
14 ガイドピン
20 第2金型
21 第2コア孔
22 第2コア
23 ガイドポスト
24 ガイド孔

Claims (16)

  1. 第1金型の第1コア孔に結合される第1コアと、
    前記第1コアと対向するように第2金型の第2コア孔に結合される第2コアと、を含み、
    前記第1コア及び前記第2コアは、それぞれ前記第1金型及び前記第2金型より熱膨張係数が大きい材質からなり、
    前記第1コア及び前記第2コアの外径は、それぞれ前記第1コア孔及び前記第2コア孔の直径より小さく形成され
    前記第1コアの熱膨張係数をα 、前記第1金型の熱膨張係数をβ としたときに、5×10 −6 <α −β <10×10 −6 の条件式を満たす、レンズ成形用金型。
  2. 前記第1コア及び前記第2コアの外径は、それぞれ前記第1コア孔及び前記第2コア孔の直径より1〜2μm小さく形成される、請求項1に記載のレンズ成形用金型。
  3. 前記第1コアの膨張量をΔP、前記第1コア孔の膨張量をΔHとしたときに、2μm<ΔP−ΔHの条件式を満たす、請求項1に記載のレンズ成形用金型。
  4. 前記第2コアの膨張量をΔP、前記第2コア孔の膨張量をΔHとしたときに、2μm<ΔP−ΔHの条件式を満たす、請求項1に記載のレンズ成形用金型。
  5. 前記第1コアまたは前記第2コアは、熱膨張係数が17×10−6以上の材質からなる、請求項1に記載のレンズ成形用金型。
  6. 前記第2コアの熱膨張係数をα、前記第2金型の熱膨張係数をβとしたときに、5×10−6<α−β<10×10−6の条件式を満たす、請求項1に記載のレンズ成形用金型。
  7. 前記第1コア及び前記第2コアは、熱伝導度が50W/m℃以上の材質からなる、請求項1に記載のレンズ成形用金型。
  8. 前記第1コア及び前記第2コアは、外面がニッケル(Ni)でめっきされる、請求項1に記載のレンズ成形用金型。
  9. 第1コア孔が形成された第1金型と、
    前記第1金型と対向する方向に位置され、第2コア孔が形成された第2金型と、
    前記第1金型の前記第1コア孔に結合される第1コアと、
    前記第1コアと対向するように前記第2金型の前記第2コア孔に結合される第2コアと、を含み、
    前記第1コア及び前記第2コアは、熱伝導度が50W/m℃以上の材質からなり、
    前記第1コアの熱膨張係数をα 、前記第1金型の熱膨張係数をβ としたときに、5×10 −6 <α −β <10×10 −6 の条件式を満たす、レンズ成形用金型。
  10. 前記第1コア及び前記第2コアは、それぞれ前記第1金型及び前記第2金型より熱膨張係数が大きい材質からなり、
    前記第1コア及び前記第2コアの外径は、それぞれ前記第1コア孔及び前記第2コア孔の直径より小さく形成される、請求項に記載のレンズ成形用金型。
  11. 前記第1コア及び前記第2コアの外径は、それぞれ前記第1コア孔及び前記第2コア孔の直径より1〜2μm小さく形成される、請求項10に記載のレンズ成形用金型。
  12. 前記第1コアの膨張量をΔP、前記第1コア孔の膨張量をΔHとしたときに、2μm<ΔP−ΔHの条件式を満たす、請求項に記載のレンズ成形用金型。
  13. 前記第2コアの膨張量をΔP、前記第2コア孔の膨張量をΔHとしたときに、2μm<ΔP−ΔHの条件式を満たす、請求項に記載のレンズ成形用金型。
  14. 前記第1コア及び前記第2コアは、熱膨張係数が17×10−6以上の材質からなる、請求項に記載のレンズ成形用金型。
  15. 前記第2コアの熱膨張係数をα、前記第2金型の熱膨張係数をβとしたときに、5×10−6<α−β<10×10−6の条件式を満たす、請求項に記載のレンズ成形用金型。
  16. 前記第1コア及び前記第2コアは、外面がニッケル(Ni)でめっきされる、請求項に記載のレンズ成形用金型。
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