JP5739304B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
又、穀稈受け止め体が支持作用位置に切り換えられると、傾斜案内部の機体後方側に連なる直線状案内部が脱穀フィードチェーンの搬送始端部より上方側に突出する状態となるが、この直線状案内部は、脱穀フィードチェーンに沿って略直線状に設けられるので、支持作用位置と支持解除位置とに切換えるための移動量をできるだけ少なくしながらも、直線状案内部の全域を脱穀フィードチェーンの搬送始端部より上方側に突出させることができる。
このとき、刈取穀稈の穂先側は、刈取処理部による搬送装置等により係止保持されるが、刈取穀稈の株元側は支持作用位置に切り換わっている穀稈受け止め体にて受け止められる。そして、穀稈受け止め体にはすべり落ち防止部が形成されていることから、刈取穀稈の株元側はすべり落ち防止される状態で支持されるので、刈取穀稈がすべり落ちることに起因して刈取穀稈の搬送乱れが生じることを回避できる。
以下、本発明に係るコンバインの第1実施形態について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、コンバインは、左右一対のクローラ式の走行装置1L,1Rを走行機体2の下部に備え、走行装置1L,1Rの駆動により走行機体2が走行自在に構成されている。走行機体2の前部には、昇降操作自在でかつ圃場の植立穀稈を刈り取り、刈り取った穀稈を後方に搬送する刈取処理部3が設けられ、走行機体2上に、刈取処理部3で刈り取られた穀稈を受け取って脱穀および選別処理する脱穀装置4と、脱穀装置4で脱穀および選別処理することにより得られた穀粒を貯留する穀粒タンク5とが搭載されるとともに、穀粒タンク5の前方箇所の走行機体2上に搭乗運転部6が形成されている。
尚、このトグルバネ15の付勢力は、支持アーム14を作用姿勢と退避姿勢とにわたり手動操作にて切り換えることができるように、挟持レール12の付勢力に比べて小さめの付勢力に設定されている。
図2に示すように、エンジンEの動力が伝動ベルト16及び伝動プーリ17を介して走行変速用の静油圧式の無段変速装置18に伝達され、この無段変速装置18からの変速出力は、ミッションケース19内の図示しない変速機構を経由して、走行装置1R,1Lの夫々に伝達されている。エンジンEの動力は、脱穀クラッチ20を介して脱穀装置4に伝達される。又、刈取処理部3に対しては、無段変速装置18の入力軸を兼ねる伝動軸21からの動力が伝達されるように、伝動ベルト45及び刈取クラッチ23を介して刈取処理部3に伝達される。尚、脱穀クラッチ20と刈取クラッチ23は、後述する連動操作装置Sによりクラッチ入り切り操作を行うことができるように構成されている。
図4〜図7に示すように、穀稈受け止め体24として、脱穀フィードチェーン11における機体横幅方向での外方側箇所に備えられる外側穀稈受け止め体25と、内方側箇所に設けられる内側穀稈受け止め体26とが備えられ、それらは共に縦向き姿勢の板状体によって構成されている。
この連動操作装置Sは、脱穀クラッチ20及び刈取クラッチ23を入り切り操作するためのクラッチ連動操作部42と、穀稈受け止め体24の位置を支持作用位置Uと支持解除位置Dとに位置変更するための受け止め体連動操作部43とを備えて構成されている。
図9〜図11に示すように、脱穀クラッチ20及び刈取クラッチ23は、夫々、伝動ベルト44,45に対して作用するテンション輪46,47を軸支したクラッチアーム48,49が備えられており、前記クラッチ連動操作部42は、このクラッチアーム48,49を駆動する為に、共通の回転操作軸50に取り付けられた2つの回転アーム51,52と、各回転アーム51,52に連結された揺動リンク53,54と、回転操作軸50を回動させる扇型ギヤ55と、扇型ギヤ55と咬合して電動モータMにより回転駆動されて扇型ギヤ55を駆動するピニオンギヤ56と、各揺動リンク53,54と各クラッチアーム48,49とをそれぞれ連結する連動ロッド57,58及びストローク吸収バネ59,60とを備えて構成されている。
尚、回転操作軸50がどの位置にあるかを検出するポテンショメータ型の操作位置検出器61が備えられ、後述するように、操作位置検出器61の検出情報及び他の指令情報に基づいて電動モータMの作動が制御されることになる。
図9〜図11に示すように、受け止め体連動操作部43は、電動モータMで駆動される回転操作軸50と一体に回動するカム体62と、そのカム体62の表面に接当するカムローラ64を備えたカムフォロワ65と、内側穀稈受け止め体26を支持する機体後部側のリンク部材30aの他端側箇所とカムフォロワ65とを連結させる連結ワイヤ66と、機体後部側のリンク部材30aから固定延設されたバネ受け部67aとフィードチェーン支持枠27から固定延設された固定側バネ受け部67bとにわたって架設される戻しバネ68とを備えて構成されている。
次に、第2実施形態を説明する。
この第2実施形態では、穀稈受け止め体24の構成及びそれらの支持構造が異なるが、その構成以外の他の構成は、第1実施形態と同じであるから、ここでは異なる構成についてのみ説明し、第1実施形態と同じ構成については説明は省略する。
(1)上記各実施形態では、受け止め支持される穀稈が機体前方下方へすべり落ちるのを防止するすべり落ち防止部Zとして鋸歯状の凹凸部41を備える構成を示したが、このような構成に代えて、次の(1−1)(1−2)(1−3)のように構成してもよい。
11A 搬送始端部
24 穀稈受け止め体
25C 傾斜案内部
32 直線状案内部
39 凸部
40 凹部
41 凹凸部
78 粗面部
79 係止部材
D 支持解除位置
U 支持作用位置
Z すべり落ち防止部
Claims (7)
- 脱穀フィードチェーンの搬送始端部に、その搬送始端部より上方側に突出した支持作用位置と、前記脱穀フィードチェーンの搬送始端部より下方側に引退した支持解除位置とに切換え自在な穀稈受け止め体が備えられているコンバインであって、
前記穀稈受け止め体に、受け止め支持される穀稈がすべり落ちるのを防止するすべり落ち防止部が備えられているコンバイン。 - 前記すべり落ち防止部が、前記穀稈受け止め体に穀稈移送方向に沿って凹部と凸部とを形成した凹凸部にて構成されている請求項1記載のコンバイン。
- 前記すべり落ち防止部が、前記穀稈受け止め体に形成された粗面部にて構成されている請求項1記載のコンバイン。
- 前記すべり落ち防止部が、前記支持作用位置に切り換えられた状態で穀稈を受止め係止自在な係止部材にて構成されている請求項1記載のコンバイン。
- 前記すべり落ち防止部が、前記穀稈受け止め体における前記搬送始端部より上方側に突出する受け止め作用領域の少なくとも機体前部側箇所に備えられている請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前記穀稈受け止め体が、機体前部側ほど下方側に位置する傾斜状に設けられた傾斜案内部と、その傾斜案内部の機体後方側に連なる状態で、前記脱穀フィードチェーンに沿って略直線状に設けられた直線状案内部とを備えて構成され、
前記すべり落ち防止部が、前記直線状案内部に備えられている請求項1〜5のいずれか1項に記載のコンバイン。 - 前記穀稈受け止め体が、植立穀稈を刈り取る作業状態では前記支持解除位置になり、刈取作業を行わない非作業状態では前記支持作用位置になるように構成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載のコンバイン。
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