JP5734694B2 - 燃料電池スタックの制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体が、セパレータ間に配設される燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層される燃料電池スタックの制御方法に関する。
通常、固体電解質型燃料電池(SOFC)は、電解質に酸化物イオン導電体、例えば、安定化ジルコニアを用いており、この電解質の両側にアノード電極及びカソード電極を配設した電解質・電極接合体(MEA)を、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持している。この燃料電池は、通常、MEAとセパレータとが所定数だけ積層された燃料電池スタックとして使用されている。
上記の燃料電池では、電解質・電極接合体を構成するアノード電極及びカソード電極に、それぞれ燃料ガス(例えば、水素ガス)及び酸化剤ガス(例えば、空気)を供給するとともに、各燃料電池毎に前記燃料ガス及び前記酸化剤ガスが供給されている。
一般的に、SOFCでは、定格運転温度が比較的高温であるため、起動から定格運転に移行するまでにかなりの時間がかかってしまう。特に、SOFCは、定格運転を継続する程、累積した効率が向上するため、稼動時間が長くなる程、有効に機能することが知られている。
ところで、SOFCを、例えば、可搬型電源(汎用発電機等)として使用する場合、前記SOFCの起動及び停止が頻繁に行われることが前提となり、起動から迅速に発電を開始することが望まれている。しかしながら、起動時間を短縮させるため、SOFCの起動時に急速に昇温させると、熱変位により燃料電池スタックやMEAが破損し易くなるという問題がある。
そこで、例えば、特許文献1に開示されている燃料電池システムの運転方法が知られている。この特許文献1は、燃料ガスと酸化剤ガスとにより作動する固体酸化物形燃料電池セルと、前記固体酸化物形燃料電池セルから電流を流すように制御する負荷制御部とを備える燃料電池システムの運転方法である。
この運転方法では、燃料ガスと酸化剤ガスを固体酸化物形燃料電池セルに供給しながら前記固体酸化物形燃料電池セルの温度を上昇させ、前記固体酸化物形燃料電池セルの温度が発電可能な温度に至る前には、負荷制御部により前記固体酸化物形燃料電池セルから定格運転時の電流より低い電流を流し、前記固体酸化物形燃料電池セルの温度が発電可能な温度に至った後には、前記燃料電池システムを定格運転に移行させることを特徴としている。
これにより、SOFCの温度が均一化され、内部抵抗のばらつきが低減されるとともに、短絡による電圧降下が惹起されても、固体酸化物形燃料電池セルに与える損傷を小さくすることができる、としている。
特開2009−205996号公報
しかしながら、上記の特許文献1では、定格運転前に固体酸化物形燃料電池セルから定格運転時の電流より低い電流を流しているため、その分の発電反応が行われていない。従って、SOFCの発電量が減少してしまい、前記SOFCに十分な熱量を付与することができない。これにより、SOFCの起動時間が長くなるという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、燃料電池の起動及び停止が繰り返されるとともに、前記燃料電池を劣化させることがなく、迅速に昇温させることができ、効率的な発電を行うことが可能な燃料電池スタックの制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体が、セパレータ間に配設される燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層される燃料電池スタックの制御方法に関するものである。
この制御方法では、燃料電池スタック全体がアノード電極に供給される燃料ガスの発火点を超えて加熱される温度である規定温度、燃料電池が正常に発電し、通電時に電解質・電極接合体が劣化しない起電力の下限値である下限起電力、及び燃料電池スタックが定格運転される温度である定格運転温度を設定する工程と、前記アノード電極に前記燃料ガスを供給する一方、カソード電極に酸化剤ガスを供給し、前記燃料電池を起動して昇温させるとともに、前記燃料電池スタックの温度が前記規定温度に到達したか否かを判断する工程と、前記燃料電池スタックの温度が前記規定温度に到達したと判断された際、前記燃料電池から発生する起電力が前記下限起電力に到達したか否かを判断する工程と、前記燃料電池から発生する起電力が前記下限起電力に到達したと判断された際、前記燃料電池の発電を開始させる工程と、前記燃料電池の発電が開始された後、前記燃料電池スタックの温度が前記定格運転温度に到達したか否かを判断する工程と、前記燃料電池スタックの温度が前記定格運転温度に到達したと判断された際、前記燃料電池スタックの昇温が終了する工程と、前記燃料電池スタックの温度が前記規定温度に到達していないと判断された際、及び前記燃料電池から発生する起電力が前記下限起電力に到達していないと判断された際、前記燃料電池の発電を開始することなく、再度昇温を行う工程と、を有している。
従って、規定温度が、燃料電池スタックを燃料ガスの発火点を超えて加熱させる温度に設定されることにより、前記燃料電池スタック全体は、前記燃料ガスの発火点以上の温度で均一化される。これにより、燃料ガスは、発電反応後に完全に燃焼し、残留した燃料ガスによる部分燃焼や異常燃焼の発生を可及的に阻止することができる。
このため、燃料電池スタックの温度が規定温度に到達し且つ燃料電池の起電力が下限起電力に到達するまでの間、前記燃料電池の発電が開始されることがない。従って、電解質・電極接合体の劣化を防止しながら、燃料電池スタックを迅速に昇温させることが可能になる。
さらにまた、この制御方法では、燃料電池スタックの温度が定格運転温度に到達しないと判断された際、燃料電池の発電を開始した状態で、再度昇温を行うことが好ましい。これにより、燃料電池スタック全体を定格運転温度に迅速且つ確実に昇温させて、有効な発電が遂行される。
本発明によれば、燃料電池スタックの温度が規定温度に到達し且つ燃料電池の起電力が下限起電力に到達した時点で、燃料電池の発電が開始される。このため、電解質・電極接合体の劣化を可及的に阻止しながら、定格運転に至るまでの累積の発電効率が向上する。しかも、起動及び停止が頻繁に行われる燃料電池では、起動初期から発電することができるため、特に有効である。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタックの制御方法が適用される燃料電池システムの機械系回路を示す概略構成説明図である。 前記燃料電池スタックの分解斜視説明図である。 前記燃料電池スタックを構成する燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池のガス流れ説明図である。 前記制御方法を説明するフローチャートである。 本実施例、比較例及び汎用発電機の累積効率の説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタックを構成する燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池のガス流れ状態を示す一部分解斜視説明図である。 前記燃料電池を構成する第2プレートの説明図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る燃料電池スタック10の制御方法が適用される燃料電池システム12は、定置用の他、可搬用電源や車載用燃料電池等の種々の用途に用いられる。
燃料電池システム12は、燃料ガス(水素ガス)と酸化剤ガス(空気)との電気化学反応により発電する燃料電池モジュール(SOFCモジュール)11と、前記燃料電池モジュール11に原燃料(例えば、都市ガス)を供給する原燃料供給装置16と、前記燃料電池モジュール11に前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給装置18と、前記燃料電池モジュール11に水を供給する水供給装置20と、前記燃料電池モジュール11を起動又は停止させるとともに、起電力を得るための制御装置21とを備える。
燃料電池モジュール11は、固体酸化物形の燃料電池スタック10を備える。燃料電池スタック10の積層方向上端側(又は積層方向下端側)には、酸化剤ガスを前記燃料電池スタック10に供給する前に加熱する熱交換器22と、原燃料と水蒸気との混合燃料を生成するために、水を蒸発させる蒸発器24と、前記混合燃料を改質して改質ガスを生成する改質器26とが配設される。
燃料電池スタック10の積層方向下端側(又は積層方向上端側)には、少なくとも燃料電池スタック10、熱交換器22、蒸発器24又は改質器26を昇温させる燃焼器27とが配設される。
改質器26は、都市ガス(原燃料)中に含まれるエタン(C26)、プロパン(C38)及びブタン(C410)等の高級炭化水素(C2+)を、主としてメタン(CH4)、水素、COを含む燃料ガスに水蒸気改質するための予備改質器であり、数百℃の作動温度に設定される。
図2〜図4に示すように、燃料電池スタック10は、複数の燃料電池28が矢印A方向に積層される。燃料電池28は、固体電解質型燃料電池であり、この燃料電池28は、例えば、安定化ジルコニア等の酸化物イオン導電体で構成される電解質(電解質板)30の両面に、カソード電極32及びアノード電極34が設けられた電解質・電極接合体(MEA)36を備える。
電解質・電極接合体36は、円板状に形成されるとともに、少なくとも外周端面部には、発電反応後の酸化剤ガス及び燃料ガスからなる排ガスの進入を阻止するためにバリアー層(図示せず)が設けられている。
燃料電池28は、第1セパレータ38a及び第2セパレータ38b間に1個の電解質・電極接合体36が挟持される。第1セパレータ38a及び第2セパレータ38bは、同一形状のセパレータ構造体を互いに180°反転させることにより構成される。
図3に示すように、第1セパレータ38aは、例えば、ステンレス等の板金で構成される第1プレート40a及び第2プレート42aを有する。第1プレート40a及び第2プレート42aは、互いに拡散接合、レーザー溶接又はろう付け等により接合される。
第1プレート40aは、略平板状に形成されるとともに、積層方向(矢印A方向)に沿って燃料ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔44が形成される第1燃料ガス供給部46を有する。この第1燃料ガス供給部46から外方に延在する第1橋架部48を介して第1挟持部50が一体に設けられる。
第1挟持部50は、電解質・電極接合体36と同じ寸法もしくは電解質・電極接合体36よりも大径な寸法に設定されるとともに、前記第1挟持部50のアノード電極34に接する面には、複数の凸部52が設けられる。凸部52は、アノード電極34の電極面に沿って燃料ガスを供給するための燃料ガス通路54を形成するとともに、集電機能を有する。第1挟持部50の中央部には、アノード電極34の中央部に向かって燃料ガスを供給するための燃料ガス供給孔56が形成される。
第2プレート42aは、燃料ガス供給連通孔44が形成される第2燃料ガス供給部58を有する。この第2燃料ガス供給部58から外方に延在する第2橋架部60を介して第2挟持部62が一体に設けられる。第2プレート42aの外周を周回して第1プレート40a側に突出する周回凸部64が設けられ、この周回凸部64に前記第1プレート40aが接合される。
第2燃料ガス供給部58、第2橋架部60及び第2挟持部62の第1プレート40aに向かう面には、前記第1プレート40aに接して積層方向の荷重に対する潰れ防止機能を有する複数の突起部66が形成される。
第1及び第2橋架部48、60間には、燃料ガス供給連通孔44に連通する燃料ガス供給通路68が形成される。燃料ガス供給通路68は、第1及び第2挟持部50、62間に形成される燃料ガス充填室70を介して燃料ガス供給孔56に連通する。
第2セパレータ38bは、第1セパレータ38aと同一形状に構成されており、第1プレート40a及び第2プレート42aに対応する第1プレート40b及び第2プレート42bを有する。第1プレート40b及び第2プレート42bは、積層方向に沿って酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス供給連通孔72が形成される第1及び第2酸化剤ガス供給部74、76を有する。
第1プレート40b及び第2プレート42bは、第1及び第2酸化剤ガス供給部74、76から外方に突出する第1及び第2橋架部78、80を介して第1及び第2挟持部82、84が一体に設けられる。
第1挟持部82のカソード電極32に接触する面には、複数の凸部52を介し前記カソード電極32の電極面に沿って酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス通路86が形成される。第1挟持部82の中央部には、カソード電極32の中央部に向かって酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス供給孔88が形成される。
第2プレート42b内には、第1プレート40bが接合されることにより酸化剤ガス供給連通孔72に連通する酸化剤ガス供給通路90が、第1及び第2橋架部78、80間に対応して形成される。第2挟持部84内には、酸化剤ガス供給連通孔72と酸化剤ガス供給通路90を介して連通する酸化剤ガス充填室92が形成される。
図2及び図3に示すように、第1セパレータ38aは、第1及び第2燃料ガス供給部46、58により燃料ガス供給部94を構成し、第1及び第2橋架部48、60により橋架部96を構成し、第1及び第2挟持部50、62により挟持部98を構成する。第2セパレータ38bは、第1及び第2酸化剤ガス供給部74、76により酸化剤ガス供給部100を構成し、第1及び第2橋架部78、80により橋架部102を構成し、第1及び第2挟持部82、84により挟持部104を構成する。
積層方向(矢印A方向)に互いに隣接する一対の第1セパレータ38aを構成する各燃料ガス供給部94間には、積層方向の荷重を緩和するとともに、シール機能を有するシール部材106aが介装される。積層方向に互いに隣接する一対の第1セパレータ38bを構成する各酸化剤ガス供給部100間には、積層方向の荷重を緩和するとともに、シール機能を有するシール部材106bが介装される。
シール部材106a、106bは、リング形状を有し、ガスシール機能及び絶縁機能、さらに好適には、耐熱性及び柔軟性を有する材料で構成される。具体的には、シール部材106a、106bは、粘土鉱物及び有機高分子が複合化された粘土膜を備える薄膜状シールにより構成されるが、これに限定されるものではない。例えば、ガラス系シール部材も用いることができる。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、本発明の制御方法との関連で、図5に示すフローチャートに沿って、以下に説明する。
先ず、燃料電池システム12が起動されると(ステップS1)、図1に示すように、燃焼器27に燃料ガス及び酸化剤ガスを供給することによって駆動し、燃焼器27の昇温を開始する。これにより燃料電池モジュール11を加熱する。原燃料供給装置16の駆動作用下に、蒸発器24には、例えば、都市ガス(CH4、C26、C38、C410を含む)等の原燃料が供給される。一方、水供給装置20の駆動作用下に、蒸発器24には、水が供給されるとともに、熱交換器22には、酸化剤ガス供給装置18を介して酸化剤ガスである、例えば、空気が供給される。
このため、改質ガス中のメタンが改質されて水素ガス、COが得られる。この水素ガス、COを主成分とする改質ガス(燃料ガス)は、燃料電池スタック10の燃料ガス供給連通孔44に供給される。
一方、熱交換器22に供給される空気は、この熱交換器22に沿って移動する際、後述する排ガスとの間で熱交換が行われ、所望の温度に予め加温されている。熱交換器22で加温された空気は、燃料電池スタック10の酸化剤ガス供給連通孔72に供給される。
図2〜図4に示すように、燃料ガスは、積層方向(矢印A方向)に移動しながら各燃料電池28を構成する第1セパレータ38aに形成された燃料ガス供給通路68に導入される。この燃料ガスは、第1及び第2橋架部48、60間を燃料ガス供給通路68に沿って移動し、一旦、燃料ガス充填室70に充填される。
さらに、燃料ガスは、燃料ガス供給孔56から燃料ガス通路54に導入される。その際、燃料ガス供給孔56は、各電解質・電極接合体36のアノード電極34の中央位置に設定されている。このため、燃料ガスは、アノード電極34の中心から燃料ガス通路54に沿って前記アノード電極34の外周部に向かって移動する。
一方、酸化剤ガス供給連通孔72に供給された酸化剤ガスは、第2セパレータ38bを構成する第1及び第2橋架部78、80間に形成された酸化剤ガス供給通路90に沿って移動し、一旦、酸化剤ガス充填室92に充填される。さらに、酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給孔88から酸化剤ガス通路86に導入される。
酸化剤ガス供給孔88は、各電解質・電極接合体36のカソード電極32の中央位置に設定されている。このため、酸化剤ガスは、酸化剤ガス通路86に沿ってカソード電極32の中央位置から外周部に向かって移動する。
これにより、電解質・電極接合体36では、アノード電極34の電極面の中心側から周端部側に向かって燃料ガスが供給されるとともに、カソード電極32の電極面の中心側から周端部側に向かって酸化剤ガスが供給される。その際、酸化物イオンが電解質30を通ってアノード電極34に移動し、化学反応により発電が行われる。
燃料ガス通路54を移動した使用済みの燃料ガス、及び酸化剤ガス通路86を移動した使用済みの酸化剤ガスは、各電解質・電極接合体36の外周部から導出され、この外周部周辺で混合されて比較的高温の排ガスとして排出される。この排ガスは、熱交換器22に導入され、使用前の酸化剤ガスを加熱した後、燃料電池モジュール11の外部に排気される。
上記のように、燃料電池システム12が起動されることにより、燃料電池スタック10の温度が上昇する(ステップS2)。そして、ステップS3では、燃料電池スタック10の温度が、規定温度に到達したか否かを判断する。燃料電池スタック10の温度は、図示しない温度センサにより検出されるとともに、その検出結果が制御装置21に送られる。
ここで、規定温度は、燃料電池スタック10を燃料ガスの発火温度(発火点)以上に加熱する温度に設定される。具体的には、燃料ガスが改質されて生じた水素ガスは、自然発火する発火点が約500℃である。燃料電池スタック10自体の熱損失を考慮すると、前記燃料電池スタック10全体を500℃に良好に維持するために、該燃料電池スタック10を、例えば、約600℃まで昇温する必要がある。従って、規定温度は、例えば、約600℃に設定されることが好ましい。
燃料電池スタック10の温度が、規定温度に到達したと判断されると(ステップS3中、YES)、ステップS4に進む。このステップS4では、燃料電池28から発生する起電力が、下限起電力に到達したか否かを判断する。ここで、下限起電力は、燃料電池28が正常に発電する、すなわち、通電した際に電解質・電極接合体36が劣化しない起電力の下限値である。具体的には、起電圧の下限値を、通電時に電解質・電極接合体36が劣化しない電圧の下限臨界値に設定する。
次いで、燃料電池28から発生する起電力が、下限起電力に到達したと判断されると(ステップS4中、YES)、ステップS5に進んで、定格運転に入る前の発電が開始される。さらに、ステップS6に進んで、燃料電池スタック10の温度が、定格運転温度に到達したか否かを判断する。ここで、定格運転温度は、燃料電池スタック10が定格運転される温度であり、例えば、700℃前後である。
燃料電池スタック10の温度が、定格運転温度に到達したと判断されると(ステップS6中、YES)、ステップS7に進んで、前記燃料電池スタック10の昇温が終了する。そして、燃料電池スタック10は、定格運転を行うとともに、発電が終了することにより(ステップS9中、YES)、燃料電池システム12が停止される。
この場合、第1の実施形態では、燃料電池スタック10の温度が規定温度に到達し且つ燃料電池28の起電力が下限起電力に到達した時点で、前記燃料電池28の発電が開始されている。このため、電解質・電極接合体36の劣化を可及的に阻止しながら、定格運転に至るまでの累積の発電効率が向上する。
図6に示すように、一般的な汎用発電機では、運転時間に関わりなく、同一の効率を維持している。一方、一般的なSOFC(比較例)では、短時間の発電において累積した効率が低く、累積した効率を高くするために、運転を長時間にする必要がある。このため、通常、定格運転条件に入り、SOFCが安定した後に発電を開始している。
そこで、第1の実施形態(本実施例)では、燃料電池スタック10の温度が規定温度に到達することを要件とし、すなわち、供給された燃料ガスが自然発火せずに残留して異常燃焼が発生することを阻止することを要件としている。さらに、燃料電池28の起電力が下限起電力に到達することを要件とし、すなわち、電解質・電極接合体36が劣化することを阻止することを要件としている。
このように、上記の要件が満たされた後、燃料電池28の発電が開始されるため、比較例よりも早期に電流を取り出すことができ、効率的な電力供給作業が遂行されるという効果が得られる。特に、起動及び停止が頻繁に行われる可搬型燃料電池として使用され、累積の効率が、本実施例と比較例とで同一になる前に停止する際には、起動初期から発電することができるため、前記比較例よりも電流の取り分が多くなる。
また、燃料電池スタック10の規定温度は、この燃料電池スタック10自体の熱損失を考慮して前記燃料電池スタック10全体が燃料ガスの発火点を超えて加熱される温度に設定されている。従って、燃料電池スタック10全体は、燃料ガスの発火温度以上の温度で均一化される。これにより、燃料ガスは、発電反応後に完全に燃焼し、残留した燃料ガスによる部分燃焼や異常燃焼の発生を可及的に阻止することができる。
さらに、第1の実施形態では、燃料電池スタック10の温度が規定温度に到達していないと判断された際(ステップS3中、NO)、及び燃料電池28から発生する起電力が下限起電力に到達していないと判断された際(ステップS4中、NO)、前記燃料電池28の発電を開始することなく、再度昇温が行われている。
このため、燃料電池スタック10の温度が規定温度に到達し且つ燃料電池28の起電力が下限起電力に到達するまでの間、前記燃料電池28の発電が開始されることがない。従って、電解質・電極接合体36の劣化を防止しながら、燃料電池スタック10の昇温に専念することができ、迅速に昇温させることが可能になる。
さらにまた、第1の実施形態では、燃料電池スタック10の温度が定格運転温度に到達しないと判断された際(ステップS6中、NO)、燃料電池28の発電を開始した状態で、再度昇温が行われている。これにより、燃料電池スタック10全体を定格運転温度に迅速且つ確実に昇温させて、有効な発電が遂行される。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタック108を構成する燃料電池110の分解斜視説明図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池スタック10と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図7及び図8に示すように、燃料電池110は、例えば、矩形状の電解質(電解質板)112の両面に、カソード電極114及びアノード電極116が設けられた電解質・電極接合体(MEA)118を備える。
燃料電池110は、一組のセパレータ120間に単一の電解質・電極接合体118を挟んで構成される。セパレータ120は、第1プレート122及び第2プレート124を備え、前記第1プレート122及び前記第2プレート124は、例えば、ステンレス合金等の板金で構成され、ろう付け、拡散接合やレーザ溶接等により互いに接合される。
セパレータ120は、中央部に燃料ガス供給連通孔126を形成する燃料ガス供給部128を有する。この燃料ガス供給部128から外方に延在する橋架部130を介して矩形状の挟持部132が一体的に設けられる。挟持部132は、電解質・電極接合体118と略同一寸法に設定される。
挟持部132のカソード電極114に接する面には、前記カソード電極114の電極面に沿って酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス通路134が形成される。挟持部132のアノード電極116の接する面には、前記アノード電極116の電極面に沿って燃料ガスを供給するための燃料ガス通路136が形成される。橋架部130には、燃料ガスを燃料ガス供給連通孔126から燃料ガス通路136に供給するための燃料ガス供給通路138が形成される。
図7に示すように、第1プレート122は、中央部に燃料ガス供給連通孔126が形成される第1円板部140と、前記第1円板部140に一体に設けられる第1長板部142と、前記第1長板部142に一体に設けられる第1矩形状部144とを有する。第1矩形状部144には、第1プレート122のカソード電極114に向かう面122a側に、酸化剤ガス通路134を形成するための複数の突起部146が形成される。
第2プレート124は、中央部に燃料ガス供給連通孔126が形成される第2円板部148と、前記第2円板部148に一体に設けられる第2長板部150と、前記第2長板部150に一体に設けられる第2矩形状部152とを有する。第2プレート124に接合される面124a側において、第2円板部148には、円環状に配列される複数の凸部154間にスリット156が形成され、このスリット156は、周溝158を介して燃料ガス供給通路138の一端側に連通する。燃料ガス供給通路138は、第2長板部150から第2矩形状部152の途上で延在して終端する。
第2矩形状部152には、燃料ガス供給通路138の周端部近傍に位置して燃料ガス供給孔160が形成される。燃料ガス供給孔160は、後述する酸化剤ガスの流れ方向(矢印B方向)上方側に近接し、すなわち、第2長板部150側に近接した位置に設定される。
図9に示すように、第2プレート124のアノード電極116に接触する面124bには、燃料ガス通路136を形成するための複数の突起部162が形成される。面124bには、燃料ガス通路136を周回し、アノード電極116の外周縁部に接触する外縁周回用凸部165が形成される。
面124bには、燃料ガス通路136を通って使用された燃料ガスを排出する燃料ガス排出孔164に連通する貫通孔166が形成される。貫通孔166は、第2長板部150(橋架部130)の延長線と交差する方向に複数配列される。各貫通孔166に連通する各燃料ガス排出孔164は、挟持部132の一辺132aに橋架部130の延長線と直交する方向(矢印C方向)に配列される(図7参照)。
図9に示すように、面124bには、アノード電極116に接触するとともに、燃料ガス供給孔160と貫通孔166(燃料ガス排出孔164)との間に且つ前記燃料ガス供給孔160側にV字状に折曲し、燃料ガスが前記燃料ガス供給孔160から前記貫通孔166に直線状に流れることを阻止するための迂回路形成用壁部168が設けられる。迂回路形成用壁部168は、V字状の内部領域Sを形成し内部領域Sに燃料ガス供給孔160が配設される。迂回路形成用壁部168は、両端168a、168bの延長線が挟持部132の両頂部に向かうように設定される。
図7及び図8に示すように、橋架部130の両側には、酸化剤ガスを矢印A方向に流通させるための酸化剤ガス供給連通孔170が設けられる。酸化剤ガス供給連通孔170は、鉛直方向に酸化剤ガスを流通させるとともに、各燃料電池110を構成する酸化剤ガス通路134に沿って前記酸化剤ガスを矢印B方向に供給する。
電解質・電極接合体118を挟んで配設される一対のセパレータ120を構成する各燃料ガス供給部128間には、積層方向の荷重を緩和するとともに、シール機能を有するシール部材172が設けられる。
燃料電池110は、挟持部132の矢印B方向外方に位置して、排ガス排出連通孔174が形成される。この排ガス排出連通孔174は、電解質・電極接合体118に供給されて反応に使用された燃料ガス及び酸化剤ガスを、排ガスとして積層方向に排出する。
このように構成される燃料電池110では、燃料ガス供給連通孔126に燃料ガスが供給されるとともに、酸化剤ガス供給連通孔170には、酸化剤ガスが供給される。図7及び図8に示すように、燃料ガス供給連通孔126に供給された燃料ガスは、各燃料電池110を構成するセパレータ120において、スリット156から周溝158を通って、橋架部130に形成されている燃料ガス供給通路138に導入される。燃料ガスは、燃料ガス供給通路138から燃料ガス供給孔160を通って、燃料ガス通路136に導入される。
図9に示すように、燃料ガス供給孔160は、橋架部130側に近接して設けられるとともに、迂回路形成用壁部168の内部領域Sに配置されている。このため、燃料ガス供給孔160から燃料ガス通路136に導入された燃料ガスは、迂回路形成用壁部168の案内作用下に前記燃料ガス通路136を通って、電解質・電極接合体118のアノード電極116に供給される。使用済みの燃料ガスは、複数の貫通孔166から各燃料ガス排出孔164を通って排ガス排出連通孔174に排出される。
一方、酸化剤ガス供給連通孔170に供給された空気は、図8に示すように、各電解質・電極接合体118のカソード電極114とセパレータ120の面122aとの間に形成されている酸化剤ガス通路134に導入される。酸化剤ガス通路134では、酸化剤ガスは矢印B方向に移動しながら、電解質・電極接合体118のカソード電極114に供給された後、排ガス排出連通孔174に排出される。
従って、電解質・電極接合体118では、アノード電極116に燃料ガスが供給される一方、カソード電極114に空気が供給される。これにより、酸化物イオンは、電解質112を通ってアノード電極116に移動し、化学反応により発電が行われる。
この場合、第2の実施形態では、第1の実施形態と同様に制御されるものであり、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
10、108…燃料電池スタック 11…燃料電池モジュール
28、110…燃料電池 12…燃料電池システム
16…原燃料供給装置 18…酸化剤ガス供給装置
20…水供給装置 21…制御装置
22…熱交換器 24…蒸発器
26…改質器 27…燃焼器
30、112…電解質 32、114…カソード電極
34、116…アノード電極 36、118…電解質・電極接合体
38a、38b、120…セパレータ
40a、40b、42a、42b、122、124…プレート
44、126…燃料ガス供給連通孔 46、94、128…燃料ガス供給部
48、60、78、80、96、102、130…橋架部
50、62、82、84、98、104、132…挟持部
54、136…燃料ガス通路 56、160…燃料ガス供給孔
68、138…燃料ガス供給通路 72、170…酸化剤ガス供給連通孔
74、76、100…酸化剤ガス供給部
86、134…酸化剤ガス通路 88…酸化剤ガス供給孔
164…燃料ガス排出孔

Claims (3)

  1. 電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体が、セパレータ間に配設される燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層される燃料電池スタックの制御方法であって、
    前記燃料電池スタック全体が前記アノード電極に供給される燃料ガスの発火点を超えて加熱される温度である規定温度、前記燃料電池が正常に発電し、通電時に電解質・電極接合体が劣化しない起電力の下限値である下限起電力、及び前記燃料電池スタックが定格運転される温度である定格運転温度を設定する工程と、
    前記アノード電極に前記燃料ガスを供給する一方、前記カソード電極に酸化剤ガスを供給し、前記燃料電池を起動して昇温させるとともに、前記燃料電池スタックの温度が前記規定温度に到達したか否かを判断する工程と、
    前記燃料電池スタックの温度が前記規定温度に到達したと判断された際、前記燃料電池から発生する起電力が前記下限起電力に到達したか否かを判断する工程と、
    前記燃料電池から発生する起電力が前記下限起電力に到達したと判断された際、前記燃料電池の発電を開始させる工程と、
    前記燃料電池の発電が開始された後、前記燃料電池スタックの温度が前記定格運転温度に到達したか否かを判断する工程と、
    前記燃料電池スタックの温度が前記定格運転温度に到達したと判断された際、前記燃料電池スタックの昇温が終了する工程と、
    前記燃料電池スタックの温度が前記規定温度に到達していないと判断された際、及び前記燃料電池から発生する起電力が前記下限起電力に到達していないと判断された際、前記燃料電池の発電を開始することなく、再度昇温を行う工程と、
    を有することを特徴とする燃料電池スタックの制御方法。
  2. 請求項1記載の制御方法において、前記燃料電池スタックの温度が前記定格運転温度に到達しないと判断された際、前記燃料電池の発電を開始した状態で、再度昇温を行うことを特徴とする燃料電池スタックの制御方法。
  3. 請求項1又は2記載の制御方法において、前記燃料電池スタックは、可搬型燃料電池スタックであることを特徴とする燃料電池スタックの制御方法。
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