JP5732860B2 - 電子鍵盤楽器 - Google Patents

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本発明は、静電型スピーカを利用した電子鍵盤楽器に関する。
従来、電子鍵盤楽器においては、発音手段としてコーンスピーカを設けるのが一般的である。コーンスピーカは、楽器本体の後部、底部、上部等、機種によって色々な箇所に配設される。その中でも、楽器本体の後側の聴衆に向かって放音したいような場合は、コーンスピーカを楽器本体の後部に向けて設けるのが比較的適している。しかし、通常設けられる左右2つのコーンスピーカによっては、後方に広く均等に放音する上で十分でない。しかも、奏者にとっては放音方向が反対側となるため、そのままでは楽音を良好にモニタするのが容易でない。
そこで、モニタ専用のコーンスピーカが奏者側(前側)に設けられる楽器もある。しかし、モニタ専用のコーンスピーカを後方への放音用とは別に設けなければならない。また、モニタ専用のコーンスピーカから発せられる楽音は、いかにも電子楽器の楽音であり、楽器全体が鳴っているような自然楽器の音とは異なる。
ところで、発音手段として、静電型スピーカを利用した面スピーカが知られている(下記特許文献1、2)。このような面スピーカを電子鍵盤楽器の発音手段に利用することが考えられる。
特開2008−028652号公報 特開2008−227832号公報
しかしながら、静電型スピーカは、コーンスピーカに比べれば音響伝達効率は高くないため、音響を発する面積を大きく確保する必要がある。特に、上記従来のような面スピーカをモニタ用にも利用する場合に、それを従来のモニタ専用スピーカと同じような楽器本体の前側の箇所に配設したとすると、大きな面積を確保するのは困難である。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、後方に広く均等に放音すると共に、奏者に対して効率的に音を伝えることができる電子鍵盤楽器を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項1の電子鍵盤楽器は、楽器本体(10)と、前記楽器本体の前部(10a)に配設された鍵盤部(KB)と、静電型スピーカを備え板状に構成されて前記楽器本体の後部(10b)に配設され、前記鍵盤部の演奏操作に応じて楽音を発生させる面スピーカ(30)と、前記楽器本体における前記鍵盤部の後部上方に設けられ、前記面スピーカから発する音を奏者側に通過させるための第1の放音部と、前記楽器本体の口棒部に設けられ、前記面スピーカから発する音を奏者側に導くための第2の放音部と、を有し、前記面スピーカは、平面視において後方に凸となるよう湾曲していることを特徴とする。
ましくは、前後にスライド移動して、前記鍵盤部を覆う閉状態と前記鍵盤部を開放して演奏可能にする開状態とに遷移する鍵盤蓋(20)を有し、前記鍵盤蓋を開状態にしたとき、前記面スピーカのうち前記鍵盤蓋の後端部(22a)より上の領域から前記鍵盤蓋の上方を通って前記第1の放音部までの放音経路(R1)が形成される(請求項)。
好ましくは、前記楽器本体の内部において棚板(11)の上に配設され、後部上面が後方ほど低い斜面(27)となっているスピーカボックス(25)を有し、前記スピーカボックスの後端部(27a)が前記面スピーカの中央位置(P)よりも下に位置し、前記面スピーカから前記斜面の上方を通って前記第1の放音部までの放音経路(R3、R4)が形成される(請求項)。
好ましくは、前記面スピーカは、側面視において前記第1の放音部に正対するように、後傾方向に傾けて配置されている(請求項)。
ましくは、前後にスライド移動して、前記鍵盤部を覆う閉状態と前記鍵盤部を開放して演奏可能にする開状態とに遷移する鍵盤蓋(20)を有し、前記鍵盤蓋を開状態にしたとき、前記面スピーカのうち前記鍵盤蓋の後端部(22a)よりも低い領域から前記鍵盤蓋の下方を通って前記第2の放音部までの放音経路(R2)が形成される(請求項)。
なお、上記括弧内の符号は例示である。
本発明の請求項1によれば、後方に広く均等に放音すると共に、奏者に対して効率的に音を伝えることができる。
求項によれば、開蓋状態において奏者側に効率よく音を伝えることができる。
請求項によれば、スピーカボックスを内蔵した構成において奏者側に効率よく音を伝えることができる。
請求項によれば、第1の放音部を通じた奏者側への放音効率が一層高まる。
求項によれば、開蓋状態において奏者側に効率よく音を伝えることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る電子鍵盤楽器の斜視図、後部の平面図である。 楽器本体の模式的な側面図、右部後部の内部を示す斜視図、面スピーカユニットの右部を一部を断面で示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る電子鍵盤楽器の斜視図、楽器本体の模式的な側面図である。 面スピーカユニットの配置の変形例を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る電子鍵盤楽器の斜視図である。図1(b)は、電子鍵盤楽器の後部の平面図である。図2(a)は、楽器本体10の模式的な側面図である。
図1(a)に示すように、この電子鍵盤楽器は、脚部28に支持された楽器本体10を備える。楽器本体10の前部10aには、鍵盤部KBが配設される。楽器本体10の、天板12、背板13及び左右両側の側板39で囲まれる内部において、楽器本体10の後部10bに面スピーカユニット30が配設される。
鍵盤部KBの後部KBaの上方において、楽器本体10には、第1の開口部15が設けられる(図1(a)、図2(a))。第1の開口部15には、多数の透孔を有するサランネット16が取り付けられている。また、楽器本体10の前部10aの口棒部14には、多数の小孔を有してなる第2の開口部17が設けられる。第2の開口部17にもサランネットを取り付けてもよい。
楽器本体10には、鍵盤蓋20が配設されている。鍵盤蓋20は、前蓋21と後蓋22とが回動軸23で回動自在に連結されてなる。鍵盤蓋20は、側板39の内側部に形成されたガイド溝(不図示)に沿って前後方向にスライド移動自在となっている。鍵盤蓋20は、閉状態で鍵盤部KBを上方から覆い、図1(a)、図2(a)に示す開状態では、鍵盤部KBを開放して演奏可能にする。
開状態における前蓋21の下方であって、棚板11の上に、不図示の電子回路ユニットが配設される。また、前蓋21の下方で棚板11の上に、電子回路ユニットだけでなく、コーンスピーカを配設してもよい。コーンスピーカを配設する場合は、棚板11に、放音用の開口部を設ける。この電子回路ユニットにより、鍵盤部KBの演奏操作に応じた電子楽音が面スピーカユニット30(及び存在するコーンスピーカ)から発生する。
図2(b)は、楽器本体10の右部後部の内部を示す斜視図、図2(c)は、面スピーカユニット30の右部を一部を断面で示す斜視図である。
図1(b)に示すように、面スピーカユニット30は、平面視において後方に凸となるよう湾曲している。面スピーカユニット30の基本構成は、例えば、特開2008−227832号公報等の文献に示されるような公知のものと同じで、給電方法も従来と同様である。
図2(c)に示すように、面スピーカユニット30は、左右方向に長い略長方形の枠体31に面スピーカ部32が支持されてなる。詳細は図示しないが、面スピーカ部32は、静電型スピーカでなり、振動板、絶縁材及び固定電極を主要部として板状に構成される。図2(c)において、面スピーカ部32の厚みは誇張して厚めに描かれており、実際には電極を含めても1mm程度の薄さである。固定電極へ所定の電圧が印加されると共に、振動板上にバイアス電圧が印加されると、静電力によって振動板が振動することで音響が発生する。
ちなみに、図1のように、面スピーカ部32を楽器本体10の後面全体に広く延在させることができれば、バイアス電圧を一切かけることなくオーディオ出力信号のみでモニタスピーカ並のレベルの音量を発生させることも可能である。
枠体31は、自由状態で図1(b)に示す円弧状となるように形成してもよいが、当該円弧状に撓むことが可能な程度の柔軟性を有するように真っ直ぐに形成してもよい。例えば、枠体31は、金属板に樹脂をアウトサート成形して製造される。図2(c)に示すように、枠体31の内側の溝に対して面スピーカ部32を嵌め、複数の締結孔33を介して面スピーカ部32を枠体31に締結することで、面スピーカユニット30が製造される。
背板13が樹脂で構成される場合を例にとると、図2(b)に示すように、背板13には、放音用の多数の小孔13aが形成される。背板13の左右端部に鉛直方向のボス19が形成される。棚板11の締結用穴を介して、ボス19に対して下方からネジ29を螺合することで、棚板11と背板13とが固定される。
また、背板13の前面には、複数の鉛直リブ18が形成される。鉛直リブ18の前方への突出高さは、左右端部のものほど高く、左右方向中央部のものが最も低い。従って、各鉛直リブ18の前端位置を結ぶ線は、平面視で円弧状になっている。
そして、鉛直リブ18の前端に面スピーカユニット30の枠体31を当接させ、隣接する所定の2つの鉛直リブ18の間においてネジ止めする。それと共に、面スピーカ部32の左右方向中間位置における背面を、フェルト等の緩衝材を介して鉛直リブ18の前端に両面テープ等を用いて接着する。これにより、図1(b)に示すように、面スピーカユニット30を円弧状に湾曲させて配設することができる。面スピーカユニット30の配設手法は一例であり、問わない。
面スピーカユニット30からは、前後方向双方に音が放音される。後方への放音に関しては、背板13の小孔13a(図2(b))を通じて放音される。面スピーカユニット30が後方に凸であるので、音が左右方向に広く拡散し、楽器本体10の後側の聴衆に向かって広く均等に放音される。
面スピーカユニット30から発する音の奏者側(前方)への放音に関しては、第1の開口部15、第2の開口部17が、奏者側に放音するための主要な放音部となる。ただし、鍵盤部KBにおける各鍵間の隙間や、鍵盤蓋20と楽器本体10との間等の各所の隙間を通じても、放音される。面スピーカユニット30が後方に凸であるので、いわゆる音響レンズ効果が作用し、奏者側への音の伝達効果は平面配置にした場合に比べて増幅される。
ここで、図2(a)に示すように、演奏時には通常、鍵盤蓋20は開状態にある。このとき、鍵盤蓋20の後端部でもある後蓋22の後端部22aは、閉状態にあるときよりも低くなり、この例では特に、後端部22aは、上下方向における面スピーカユニット30の中央位置Pよりも下に位置する。従って、面スピーカユニット30の、主に後端部22aよりも上の領域から発した音が、鍵盤蓋20の上方の放音経路R1を通って第1の開口部15を通過して奏者側に放音される。一方、面スピーカユニット30の、主に後端部22aよりも下の領域から発した音は、鍵盤蓋20の下方の放音経路R2を通って第2の開口部17を通過して奏者側に放音される。
この例では、後端部22aよりも下の領域は僅かであるが、後端部22aの位置によっては、放音経路が大きく上下2つに分流されることになる。このように、面スピーカユニット30からの音が、第1の開口部15、第2の開口部17、及び各所の隙間を通じて奏者側に伝達される。これにより、楽器本体10の全体が鳴っているようにも認識される。そのため、モニタ用のコーンスピーカを楽器本体10の前側に向けて設けた場合の音響に比し、自然楽器に近いものとなる。
面スピーカユニット30は、楽器本体10の後部10bにおいて背板13に配設されたので、大きな面積を確保するのに有利である。また、後方に広く放音するにも有利である。それでありながら、楽器本体10の内部を通って奏者側に放音される工夫がなされているので、演奏者にとって音をモニタするのにも役立つ。特に、面スピーカユニット30は平面視で円弧状であり、左右端部が内側を向いているので、奏者の位置に対して集音作用が生じ、奏者に効率的に音が届く。
よって、本実施の形態によれば、後方に広く均等に放音すると共に、奏者に対して効率的に音を伝えることができる。特に、第1の開口部15、第2の開口部17を設けたことで、音を一層効率よく奏者に届かせることができる。
また、鍵盤蓋20の上方に放音経路R1が形成されるので、仮に面スピーカユニット30が楽器本体10の上半部の領域にしか設けられない構成や、第2の開口部17が設けられない構成であったとしても、開蓋状態において奏者側に効率よく音を伝えることができる。さらに、鍵盤蓋20の下方に放音経路R2が形成されるので、鍵盤蓋20の開状態における後端位置が仮に高い構成や、第1の開口部15が設けられない構成であったとしても、開蓋状態において奏者側に効率よく音を伝えることができる。
(第2の実施の形態)
図3(a)は、本発明の第2の実施の形態に係る電子鍵盤楽器の斜視図である。図3(b)は、楽器本体10の模式的な側面図である。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態に対して鍵盤蓋20を廃止すると共に、背板13の形状を異ならせたほか、放音経路の形成に工夫を施したスピーカボックス25を設けた点が相違する。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
図3(a)、(b)に示すように、楽器本体10の内部で鍵盤部KBの後方において、棚板11の上には、左右一対のスピーカボックス25が配設される。スピーカボックス25は不図示のコーンスピーカを有し、棚板に下方に開口して形成された放音部11aから放音するように構成される。左右のスピーカボックス25は左右対称の形状に形成される。スピーカボックス25の前半部の上面26は水平であるが、後半部の上面(乃至後面)は斜面27となっている。斜面27は、後方ほど低くなっている。スピーカボックス25の後端部でもある斜面27の後端部27aは、棚板11の上面とほぼ同高である。
また、面スピーカユニット30の湾曲形状は第1の実施の形態と同じである。ただし、背板13が予め湾曲して形成されている。そして、背板13の前面の複数の鉛直リブ18(図2(b)参照)は、前方への突出高さが均一となっている。従って、背板13に予め設けられたカーブに沿って面スピーカユニット30が配設されることになる。このように、グランドピアノの外形デザインを意識する上で、楽器本体10の後側曲面に沿って面スピーカユニット30をスペース上の無駄なく取り付けることができ、デザイン上の制約も小さい。
かかる構成において、面スピーカユニット30からの後方への放音に関しては、第1の実施の形態と同様であり、背板13の小孔13aを通じて放音される。一方、奏者側(前方)への放音に関しては、図3(b)に示すように、面スピーカユニット30のうちスピーカボックス25の上面26より高い領域からの音は、主にスピーカボックス25の上面26より高い位置の放音経路R3を通って第1の開口部15を通過して奏者側に放音される。また、面スピーカユニット30のうちスピーカボックス25の上面26より低い領域からの音は、主にスピーカボックス25の斜面27及び上面26に沿うようにして、放音経路R4を通って第1の開口部15を通過して奏者側に放音される。斜面27は音を反射させて前方に向かわせる効果もある。
なお、不図示の電子回路ユニットについても、2つのスピーカボックス25の間等に配設され、スピーカボックス25の斜面27と同じような後側の斜面を有するとする。従って、電子回路ユニットが位置する領域においても、放音経路R3、R4と同様の経路で放音される。もちろん、楽器本体10内には、スピーカボックス25や電子回路ユニットが介在しない空隙も存在するので、一部の音は、第2の開口部17、上記空隙及び各所の隙間を通じて奏者側に伝達される。
本実施の形態によれば、後方に広く均等に放音すると共に、奏者に対して効率的に音を伝えることに関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。特に、スピーカボックス25の後部上面を斜面27としたので、スピーカボックス25を内蔵した構成において奏者側に効率よく音を伝えることができる。
なお、斜面27の後端部27aは低い方がよいが、スピーカボックス25の最高位置より低く、且つ面スピーカユニット30の中央位置Pよりも低い位置とすることで、第1の開口部15からの最低限の放音効率は確保される。
ところで、上記各実施の形態においては、面スピーカユニット30は鉛直方向に真っ直ぐであったが、図4に変形例を示すように、前後方向に傾斜を設けてもよい。例えば、側面視において第1の開口部15に正対するように、面スピーカユニット30を後傾方向に傾けて配置する。具体的には、側面視において、上下方向における面スピーカユニット30の中央位置Pと第1の開口部15の中央位置P2とを結ぶ直線Lに対して、面スピーカユニット30が垂直となるように傾斜させる。これにより、第1の開口部15を通じた奏者側への放音効率が一層高まる。
なお、上記実施の形態は一部を組み合わせてもよい。例えば、鍵盤蓋20を有すると共に、背板13が予め湾曲している構成を採用してもよい。あるいは、面スピーカユニット30を有すると共に、背板13が左右方向において真っ直ぐな構成を採用してもよい。
10 楽器本体、 11 棚板、 14 口棒部、 15 第1の開口部(第1の放音部)、 17 第2の開口部(第2の放音部)、 20 鍵盤蓋、 22a 後端部、 27 斜面、 27a 後端部、 25 スピーカボックス、 30 面スピーカユニット(面スピーカ)、 R1〜R4 放音経路、 KB 鍵盤部、 KBa 後部、 P 中央位置

Claims (5)

  1. 楽器本体と、
    前記楽器本体の前部に配設された鍵盤部と、
    静電型スピーカを備え板状に構成されて前記楽器本体の後部に配設され、前記鍵盤部の演奏操作に応じて楽音を発生させる面スピーカと、
    前記楽器本体における前記鍵盤部の後部上方に設けられ、前記面スピーカから発する音を奏者側に通過させるための第1の放音部と、
    前記楽器本体の口棒部に設けられ、前記面スピーカから発する音を奏者側に導くための第2の放音部と、を有し、
    前記面スピーカは、平面視において後方に凸となるよう湾曲していることを特徴とする電子鍵盤楽器。
  2. 前後にスライド移動して、前記鍵盤部を覆う閉状態と前記鍵盤部を開放して演奏可能にする開状態とに遷移する鍵盤蓋を有し、前記鍵盤蓋を開状態にしたとき、前記面スピーカのうち前記鍵盤蓋の後端部より上の領域から前記鍵盤蓋の上方を通って前記第1の放音部までの放音経路が形成されることを特徴とする請求項記載の電子鍵盤楽器。
  3. 前記楽器本体の内部において棚板の上に配設され、後部上面が後方ほど低い斜面となっているスピーカボックスを有し、前記スピーカボックスの後端部が前記面スピーカの中央位置よりも下に位置し、前記面スピーカから前記斜面の上方を通って前記第1の放音部までの放音経路が形成されることを特徴とする請求項記載の電子鍵盤楽器。
  4. 前記面スピーカは、側面視において前記第1の放音部に正対するように、後傾方向に傾けて配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子鍵盤楽器。
  5. 前後にスライド移動して、前記鍵盤部を覆う閉状態と前記鍵盤部を開放して演奏可能にする開状態とに遷移する鍵盤蓋を有し、前記鍵盤蓋を開状態にしたとき、前記面スピーカのうち前記鍵盤蓋の後端部よりも低い領域から前記鍵盤蓋の下方を通って前記第2の放音部までの放音経路が形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子鍵盤楽器。
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