JP5731754B2 - 赤外線センサ - Google Patents

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本発明は、赤外線センサに関し、具体的には、半導体基板の裏面から入射された中赤外線領域の赤外線を電気信号に変換する赤外線センサに関する。
近年、ガスセンサなどの環境センサへのニーズが高まり、検出対象となるガスの吸収波長に対応した高感度の赤外線センサの開発が望まれている。二酸化炭素、一酸化炭素、窒化酸素、ホルムアルデヒドなどの吸収波長は中赤外線領域にあるので、中赤外線領域に感度波長をもつ赤外線センサは、ガスセンサとして大きく期待されている。
赤外線センサはその動作原理から、熱型センサと量子型センサに分類される。熱型センサは人感センサなどで広く用いられているが、周波数応答性が低いという課題があり、ガスセンサとして使用する場合には、ガス検出の応答性が低く、迅速な異常検知の点で課題がある。一方、量子型センサは、周波数応答性が高いという特徴があり、熱型センサに比べて、ガスセンサとして非常に有望である。
量子型センサとしては、半導体材料を用いたPN又はPIN接合構造の赤外線センサが挙げられる。これらの赤外線センサでは、被検出光の束密度に応じて電子とホールが生成されて電気信号となるが、特に2μm以上の波長となると信号強度は微弱な場合が多い。
赤外線センサは、多くの場合、微弱な赤外線を電気信号に変換する。そのため、高感度化によって信号強度を高めることはもとより、発生する微弱な信号を確実に増幅して使用するために、センサ内部や外部からの電磁波等に起因する雑音を減じ、S/N比を高めることが望まれる。
特許文献1には、半導体基板の裏面を粗面とし、入射光の前方散乱を利用することで光の取り込み効率を向上させてS/N比を改善した光センサが開示される。しかしながら、高感度のガスセンサとしては更なるS/N比の向上が望まれる。
特開2008−066584号公報
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、測定対象となるガスの吸収波長における感度が向上した(即ち、高いS/N比を有する)赤外線センサを提供することにある。
本発明は、ガリウム砒素基板と、ガリウム砒素基板上のn型のInSb層と、n型のInSb層上のi型のGaxIn1-xSb(0.03≦x≦0.13)層と、i型のGaxIn1-xSb層上のp型のGaInSb層とを含むPINフォトダイオード構造を備える。
i型のGaxIn1-xbにおいて、x=0.13としてもよい。
ガリウム砒素基板の裏面から、検出光を入射し、入射光量に応じた信号を電圧又は電流として出力するようにしてもよい
各層が積層されないガリウム砒素基板裏面は、粗面としてもよい
ガリウム砒素基板の裏面に、保護層を更に備えるようにしてもよい
護層は、酸化チタン、酸化シリコン、又は窒化シリコンから成るようにしてもよい
本発明により、赤外線センサの感度波長を測定対象となるガスの吸収波長と整合させることができる。また、ガス検出波長域において赤外線センサのS/N比を改善することができる。
本発明の第1の実施形態に係る赤外線センサを説明するための構成断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る赤外線センサを説明するための構成断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る赤外線センサを説明するための構成断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る赤外線センサを説明するための構成断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る赤外線センサを説明するための構成断面図である。 本発明に係る赤外線センサの一実施例を説明するための構成断面図である。 本発明に係る赤外線センサの一実施例を説明するための構成断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
本発明に係る赤外線センサは、赤外線を吸収して電気信号に変換する赤外線センサである。具体的には、本発明に係る赤外線センサは、PIN接合からなるフォトダイオードを利用するものであり、半導体基板の半導体層が積層されない裏面から入射した光(赤外線)を半導体層で吸収して、電気信号に変換・出力する。これにより、光量を定量評価することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る赤外線センサを説明するための構成断面図である。図1に示すように、本実施形態に係る赤外線センサは、半導体基板1、半導体基板1上に設けられたn型半導体層2、n型半導体層2上に設けられたi型半導体層4、及びi型半導体層4上に設けられたp型半導体層3から構成される。
従って、本実施形態に係る赤外線センサは、PINフォトダイオード構造を備える。ここで、i型半導体層4は、光吸収層として機能する。本発明の赤外線センサでは、i型半導体層4が少なくともインジウム、アンチモン及びガリウムからなる構成であれば良い。
半導体基板1としては、赤外線のエネルギーよりバンドギャップが大きいことが好ましく、具体的には1eV以上が好ましい。このような半導体基板としては、ガリウム砒素(GaAs)基板、シリコン(Si)基板などが挙げられる。
本発明に係る赤外線センサでは、半導体基板1の裏面から光を入射するが、裏面を粗面とすることができる。半導体基板1の裏面を粗面とすることで、空気と半導体基板の界面での前方散乱効果を利用し、光取り込み効率を向上させることができる(特許文献1を参照)。
n型半導体層2は、n型ドーピングされた半導体層であればよく、n型インジウムアンチモン、n型インジウム砒素、n型インジウムガリウムアンチモン、n型インジウムアルミアンチモン、n型ガリウム砒素などを半導体材料として使用することができる。ただし、n型半導体層2の半導体材料は、インジウムガリウムアンチモンと格子整合するn型インジウムガリウムアンチモン、あるいはインジウムガリウムアンチモンとの格子不整合が小さいn型インジウムアンチモンが望ましい。また、n型ドーパントとして、Sn、Si、Se、Teなどを挙げることができる。
p型半導体層3は、p型ドーピングされた半導体層であればよく、p型インジウムアンチモン、p型インジウム砒素、p型インジウムガリウムアンチモン、p型インジウムアルミアンチモン、p型ガリウム砒素などを半導体材料として使用することができる。ただし、p型半導体層3の半導体材料は、インジウムガリウムアンチモンと格子整合するp型インジウムガリウムアンチモン、あるいはインジウムガリウムアンチモンとの格子不整合が小さいp型インジウムアンチモンが望ましい。また、p型ドーパントとして、Ge、Zn、Be,Ca、Mgなどを挙げることができる。
i型半導体層4は、少なくともインジウム、アンチモン、及びガリウムを含む構成であればよい。
また、n型半導体層2は、i型半導体層4と同等あるいはそれ以上のバンドギャップを有することが望ましい。
また、本発明のPIN構造において、光吸収層の結晶性向上のために層内の組成比を少しずつ変化させて成長したグレーデッド構造を有することができる。
本発明に係る赤外線センサでは、i型半導体層4として、少なくともインジウム、アンチモン、及びガリウムを含む半導体層を用いている。インジウムとガリウムの組成比を調整することにより、赤外線センサにおいて、出力感度が最大となる波長(以下、最大感度波長と略称する)を制御することができ、また、ガスセンサとして使用する場合には、検出するガスに応じてS/N比を向上することができる。以下、この効果について説明する。
例えば、光吸収層であるi型半導体層4がガリウムを含まないインジウムアンチモンから構成される場合、i型半導体層4のバンドギャップは約0.18evであり、最大感度波長は約5.6μmである。ここで、3−5.5μmの波長域に固有の吸収波長を持つホルムアルデヒド(3.5μm)、二酸化炭素(4.2μm)、一酸化炭素(4.5μm)、又は酸化窒素(5.3μm)などのガスセンサとして使用する場合には、S/N比向上のために、ガス固有の吸収波長と赤外線センサの最大感度波長が近いことが望ましい。
光吸収層であるi型半導体層4がインジウムガリウムアンチモンから構成される場合、ガリウムの組成比が増加するとバンドギャップは広がり、インジウムアンチモンを光吸収層の材料として用いた場合と比較して、赤外線センサの最大感度波長は短波長側にシフトする。従って、インジウムとガリウムの組成比を調整することにより、赤外線センサの最大感度波長を制御することが可能となるので、二酸化炭素、一酸化炭素など各ガスの吸収波長と赤外線センサの最大感度波長を近づけることでS/N比向上を実現することができる。
図2は、本発明の第2の実施形態に係る赤外線センサを説明するための構成断面図である。図2に示すように、本発明に係る赤外線センサは、i型半導体層4とp型半導体層3との間に、バリア層5を更に備えることができる。バリア層5は、生成したキャリアのリークを防ぐために設けられる。
バリア層5の材料としては、i型半導体層4の材料よりもバンドギャップの大きな材料が望ましい。例えばインジウムアルミアンチモンである。またフォトダイオードのバンド構造を考慮した場合、p型ドーピングされていることが望ましい。
図3は、本発明の第3の実施形態に係る赤外線センサを説明するための構成断面図である。図3に示すように、本発明に係る赤外線センサは、半導体基板1とn型半導体層2との間に、バッファ層6を更に備えることができる。バッファ層6は、基板と基板上に積層される半導体層の格子不整合を緩和し、積層された半導体層の結晶性を向上するために設けられる。
バッファ層6の材料としては、インジウムアンチモン、インジウムアルミアンチモン、アルミガリウムアンチモン、アルミガリウム砒素アンチモンなどを用いることができる。バッファ層は、格子不整合を緩和するためにグレーデッド構造を有することできる。
更に、本発明に係る赤外線センサは、図4に示すように、バリア層5及びバッファ層6の両方を含んだ構成を備えることができる。
本発明に係る赤外線センサにおいて、インジウムガリウムアンチモンをi型半導体層4として用いた場合、i型半導体層4に含まれるガリウムとインジウムの組成比は、GaxIn1-xSbと表示した場合に、0.03≦x≦0.4である。
GaxIn1-xSbをi型半導体層4として用いた場合、ガリウムの組成が小さければ、感度波長のシフトは小さい。また、ガリウムの組成を大きくして、最大感度波長を短波長側にシフトさせることは可能であるが、光吸収層の結晶性が悪化するので、赤外線センサのS/N比は低下する。S/N比が低下するのは、赤外線吸収により生成したキャリアが結晶欠陥サイトにトラップされ、再結合により消滅するためである。以上の点より、インジウムとガリウムの組成比は、GaxIn1-xSbと表示した場合に、0.03≦x≦0.4の範囲が望ましい。
さらに、本発明に係る赤外線センサをガスセンサとして使用する場合には、検出ガスの種類によって、インジウムとガリウムの組成比を調整することで、各ガス種に対応した高S/N比の赤外線センサを実現することができる。
図5は、本発明の第5の実施形態に係る赤外線センサを説明するための構成断面図である。図5に示すように、本実施形態に係る赤外線センサは、半導体基板1の裏面に、保護層7を更に備えることができる。
保護層7は光の利用効率を向上させるために設けられる。保護層を半導体基板の裏面に設けない場合、光が空気中から赤外線センサに入射する際、空気の屈折率と半導体基板の屈折率との違いの影響で光が反射され、光の利用効率は低下する。一方、保護層を半導体基板の裏面に設けた場合には、空気から赤外線センサに入射する際の光の損失は、空気と保護層の界面での光損失となる。光の損失を低減する屈折率をもつ材料を保護層として選択することで光の利用効率は向上する。
また、本発明の赤外線センサのように、半導体基板の裏面から被検出光を入射する場合には、温度や湿度などの使用環境による半導体基板の変色が問題となる。例えば、ガリウム砒素(GaAs)を半導体基板として用いた場合には、高温や高湿の条件では半導体基板の裏面が変色する。この場合、光の入射光量が変化し、センサの出力低下の要因となる。一方、半導体基板の裏面に保護層が設置されている場合には、高温や高湿などの使用環境による基板の変色が生じず、センサの出力の安定性は向上する。また、本発明の赤外線センサは、半導体基板側から光を入射する構成であるため、保護層には半導体基板が剥き出しにならないための役割もある。
保護層7の材料としては、入射光の波長域での吸収係数が小さく、半導体基板よりも屈折率の低い材料が望ましい。このような材料としては、酸化チタン(TiO2)、酸化シリコン(SiO2)、窒化シリコン(SiNx)などがあげられる。ただし、保護層の材料はこれらに制限されず、使用する半導体基板の屈折率に合わせて適宜、選択することができる。また、これらの膜が積層された構造でも構わない。保護層は、電子線蒸着法、スパッタリング法、プラズマ化学気相成長法など一般に良く用いられる成膜方法で作製することができる。
本発明に係る光センサを構成する薄膜は、分子線エピタキシャル成長(MBE)法、ガスソースMBE法、有機金属気相成長(MO−CVD)法、有機金属MBE(MO−MBE)法などを用いて作成することができる。
図6は、本発明に係る赤外線センサの具体的な実施例を説明するための構成断面図である。図6には、本実施例で用いたPIN構造赤外線センサの層構造例が示されるが、本発明に係る赤外線センサが備える層構造は、これに限定されない。
本実施例に係る層構造は、半導体基板であるガリウム砒素基板8と、ガリウム砒素基板8上のn型半導体層であるn型のインジウムアンチモン層9と、n型のインジウムアンチモン層9上のi型半導体層であるi型のインジウムガリウムアンチモン層11と、i型のインジウムガリウムアンチモン層11上のp型半導体層であるp型のインジウムガリウムアンチモン層10とから構成される。また、i型のインジウムガリウムアンチモン層11とp型のインジウムガリウムアンチモン層10との間には、バリア層としてp型のインジウムアルミアンチモン層12が設けられている。n型ドーパントとしてSnを、p型ドーパントとしてZnを用いた。また、ガリウム砒素基板8の裏面は、ラッピング加工により粗面とし、さらに保護層として酸化チタン層13が設けられている。
また、X線回折を用いてi型インジウムガリウムアンチモン層11のガリウム組成を測定し、i型インジウムガリウムアンチモン層11における、ガリウム組成が、GaxIn1-xSbと表示した場合に、x=0.13となるように設定した。
本発明の本実施例に係る半導体層は、分子線エピタキシャル成長(MBE)法により成膜した。また、保護層である酸化チタン層13は、スパッタリング法により成膜した。
上記の実施例と比較するための例として、図7に、光吸収層がインジウムアンチモンの場合を示す。
この例に係る層構造は、半導体基板であるガリウム砒素基板8と、ガリウム砒素基板8上のn型半導体層であるn型のインジウムアンチモン層9と、n型のインジウムアンチモン層9上のi型半導体層であるi型のインジウムアンチモン層15と、i型のインジウムアンチモン層15上のp型半導体層であるp型のインジウムアンチモン層14とから構成される。また、i型のインジウムアンチモン層15とp型のインジウムアンチモン層14との間には、バリア層としてp型のインジウムアルミアンチモン層12が設けられている。ガリウム砒素基板8の裏面処理、及び保護層については上記実施例と同様の処理を行った。
図6及び図7の構造の半導体積層膜を素子化し、本発明の本実施例に係る赤外線センサの出力について評価した。
評価は、500Kの黒体炉を基準光源として、黒体炉と赤外線センサの間に波長4.2μmの光を透過するバンドパスフィルタを設置し、波長4.2μmでの赤外線センサ出力のS/Nを評価した。ここで、波長4.2μmは、二酸化炭素の吸収ピークが存在する波長である。結果を以下の表に示す。
Figure 0005731754
光吸収層がインジウムアンチモン層の場合のS/N比を1とした場合、光吸収層がインジウムガリウムアンチモン層の場合のS/N比は1.3となり、S/N比の向上が見られる。
本発明は、中赤外線を電気信号に変換するのに適した赤外線センサに関する。光吸収層に含まれるインジウム−ガリウムの組成比を調整することで、赤外線センサの出力感度が最大となる波長を選択できる。このような赤外線センサは、二酸化炭素、一酸化炭素など吸収波長が中赤外線領域にある気体のガスセンサとしても使用することができるので、環境センサを実現することができる。
1 半導体基板
2 n型半導体層
3 p型半導体層
4 i型半導体層
5 バリア層
6 バッファ層
7 保護層
8 ガリウム砒素基板
9 n型のインジウムアンチモン層
10 p型のインジウムガリウムアンチモン層
11 i型のインジウムガリウムアンチモン層
12 p型のアルミインジウムアンチモン層
13 酸化チタン層
14 p型のインジウムアンチモン層
15 i型のインジウムアンチモン層

Claims (6)

  1. ガリウム砒素基板と、
    前記ガリウム砒素基板上に直接形成されるn型のInSb層と、
    前記n型のInSb層上のi型のGaxIn1-xSb(0.03≦x≦0.13)層と、
    前記i型のGaxIn1-xSb層上のp型のGaInSb層とを含むPINフォトダイオード構造を備える赤外線センサ。
  2. 前記i型のGaxIn1-xSbにおいて、x=0.13であることを特徴とする請求項1に記載の赤外線センサ。
  3. 前記ガリウム砒素基板の裏面から、検出光を入射し、入射光量に応じた信号を電圧又は電流として出力することを特徴とする請求項1または2に記載の赤外線センサ。
  4. 前記各層が積層されない前記ガリウム砒素基板の裏面は、粗面であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の赤外線センサ。
  5. 前記ガリウム砒素基板の裏面に、保護層を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の赤外線センサ。
  6. 前記保護層は、酸化チタン、酸化シリコン、又は窒化シリコンから成ることを特徴とする請求項5に記載の赤外線センサ。
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