JP5729699B1 - 封止装置及び封止方法 - Google Patents
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Abstract
Description
上記容器と上記リッドがいずれもろう材と直接接し、上記パレット上に封止治具蓋を載置するものであり、上記封止治具蓋は、封止ラインに設けられた加熱手段の一部である荷重ピンが通過でき、かつ、容器及びリッドは通過できない孔部を有するものであり、加熱ライン及び封止ラインは、それぞれ、上部下部の両方にヒーターブロックを設け、上下から挟み込むようにして加熱するものであることを特徴とする封止装置に関する。
上記荷重ピンは、ヒーターブロックに設けられた突起物であることが好ましい。
本発明の封止装置は、リッドと容器とを載置してライン上を移動させるパレットの上に荷重ピンが通過でき、かつ、容器及びリッドは通過できない孔部を有する封止治具蓋を設置したものである。本発明においては、上述のような孔部を有する封止治具蓋を備えたものとしたことによって、容器が荷重ピンと封止治具蓋以外の部位には接触しないものとすることができる。これによって、上述したトラブルが発生しないという利点が得られるものである。
図2,3に示したように、本発明においては加熱ライン101及び封止ライン102のそれぞれにおいて、別個のヒーターブロックを有しており、パレット4、封止治具蓋5及び、これらの内部に載置された容器1、リッド2が加熱ライン101から封止ライン102へと移動する。
上記荷重ピンは、ヒーターブロックに設けられた穴に荷重ピンとバネが挿入された構造とし、製品への荷重圧力はバネの強さで任意に設定変更される事が望ましい。
上記パレットは、板状物の表面に複数の凹部を有するものとすることが好ましい。すなわち、一つのパレット中に図1〜3に示したような凹部を多数有するパレットを使用して、一つのパレットで多数の封止を同時に行えるものとすることが好ましい。上記パレットを形成する素材は特に限定されないが、金属製、セラミック製等を使用することができ、金属製であることが特に好ましい。
本発明の封止装置は加熱ライン101及び封止ライン102を備えたものである。図1〜3に示したように、パレット4中にリッド2、ろう材3、容器1をこの順に載置した状態で装置中に導入するものである。そして、当該パレットを搬送手段(図示せず)によって、装置内を移動させ、加熱ライン101→封止ライン102の順に通過させ、それぞれのライン中で必要な処理を行うことによって封止処理を行うものである。
穴をパレット側にするか、蓋側にするかは特に制限されるものでは無い。
加熱ライン101は、加熱手段及び減圧手段を有するものであることが好ましい。すなわち、加熱ライン101中では減圧状態で加熱を行い揮発性能を高める構造とする。その際、上記ろう材の融点以下の温度で加熱を行い、加熱ライン中でろう材を加熱することが好ましい。
ようにライン設計を行うことが好ましい。
このような加熱時間を確保し、かつ、加熱ライン内の温度や減圧度を全体的に均一に維持するために、加熱ラインを複数設けてもよい。
2.リッド
3.ろう材
4.パレット
5.封止治具蓋
6.7.荷重ピン
8.孔部
9.10.加熱ライン用ヒーターブロック
11.12.封止ライン用ヒーターブロック
101.加熱ライン
102.封止ライン
103.常圧減圧切替室(入側)
104.常圧減圧切替室(出側)
105.106.減圧ポンプ
Claims (3)
- 電子部品を収納する容器とリッドとを気密封止する電子部品の封止装置であって、
加熱ラインとそれに次ぐ封止ラインとを有し、
前記容器と前記リッドとを載置するパレットを備え、当該パレットを加熱ラインと封止ラインの間で移送させる移送手段を有し、
前記容器と前記リッドがいずれもろう材と直接接し、
前記パレット上に封止治具蓋を載置するものであり、
前記封止治具蓋は、封止ラインに設けられた加熱手段の一部である荷重ピンが通過でき、かつ、容器及びリッドは通過できない孔部を有するものであり、
加熱ライン及び封止ラインは、それぞれ、上部下部の両方にヒーターブロックを設け、上下から挟み込むようにして加熱するものである
ことを特徴とする封止装置。 - 荷重ピンは、ヒーターブロックに設けられた突起物である請求項1記載の封止装置。
- 請求項1又は2記載の封止装置を使用して容器とリッドとを封止することを特徴とする封止方法。
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JP2014215442A JP5729699B1 (ja) | 2014-10-22 | 2014-10-22 | 封止装置及び封止方法 |
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JP2014215442A JP5729699B1 (ja) | 2014-10-22 | 2014-10-22 | 封止装置及び封止方法 |
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JP5729699B1 true JP5729699B1 (ja) | 2015-06-03 |
JP2016082201A JP2016082201A (ja) | 2016-05-16 |
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Family Applications (1)
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JP2014215442A Active JP5729699B1 (ja) | 2014-10-22 | 2014-10-22 | 封止装置及び封止方法 |
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Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2014
- 2014-10-22 JP JP2014215442A patent/JP5729699B1/ja active Active
Patent Citations (6)
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JP2016082201A (ja) | 2016-05-16 |
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