JP5729170B2 - 現像方法及び画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、現像方法及び画像形成方法に関する。
電子写真方式を用いて、画像を形成する際の現像方法としては、光導電性物質等の静電潜像担持体上に担持されている静電潜像に、トナー及びキャリアからなる二成分現像剤を用いて、帯電したトナーを付着させてトナー像を形成する方法が知られている。このようにして形成されたトナー像は、記録媒体に転写された後、定着される。
キャリアとしては、芯材粒子の表面が、表面エネルギーが小さいフッ素樹脂、シリコーン樹脂等により被覆されているキャリアが知られている。
特許文献1には、磁性粒子の表面を、末端にビニル基を有するオルガノポリシロキサンと、ヒドロキシル基、アミノ基、アミド基およびイミド基からなる群から選択される1つ以上の官能基を有するラジカル共重合性単量体との共重合体をイソシアネート系化合物により架橋させた熱硬化性樹脂で被覆した静電荷像現像用キャリアが開示されている。
近年、高画質化のためにトナーが小粒径化する傾向にある。また、電子写真方式を用いたプリントオンデマンド(POD)分野が成長し、従来の高速複写機のプリントスピードよりも速い超高速複写機の市場要求が強くなってきている。
しかしながら、超高速複写機を用いて現像すると、キャリアの帯電量及び体積固有抵抗が変化するという問題がある。
本発明は、上記従来技術が有する問題に鑑み、超高速複写機を用いても、キャリアの帯電量及び体積固有抵抗の変化を抑制することが可能な現像方法及び画像形成方法を提供することを目的とする。
本発明の現像方法は、静電潜像担持体に担持されている静電潜像を、現像剤担持体に担持されているトナーとキャリアを有する現像剤を用いて現像する方法であって、該現像剤担持体の表面の線速は、300mm/秒以上2000mm/秒以下であり、前記キャリアは、芯材粒子を有し、該芯材粒子は、一般式
Figure 0005729170
(式中、Rは、水素原子又はメチル基であり、R、R及びRは、それぞれ独立に、炭素数が1以上4以下のアルキル基であり、mは、1以上8以下の整数である。)
で表される構成単位と、一般式
Figure 0005729170
(式中、Rは、水素原子又はメチル基であり、R及びRは、それぞれ独立に、炭素数が1以上4以下のアルキル基であり、Rは、炭素数が1以上8以下のアルキル基又は炭素数が1以上4以下のアルコキシ基であり、nは、1以上8以下の整数である。)
で表される構成単位を有する樹脂を架橋させた架橋物を含む層が表面に形成されており、該樹脂の全構成単位に対する、一般式(1)で表される構成単位及び一般式(2)で表される構成単位のモル比は、それぞれ、0.1以上0.9以下である。
本発明の画像形成方法は、静電潜像担持体上に静電潜像を担持する工程と、該静電潜像担持体に担持された静電潜像を、本発明の現像方法を用いて現像してトナー像を形成する工程と、該静電潜像担持体に形成されたトナー像を記録媒体に転写する工程と、該記録媒体に転写されたトナー像を定着させる工程とを有する。
本発明によれば、超高速複写機を用いても、キャリアの帯電量及び体積固有抵抗の変化を抑制することが可能な現像方法及び画像形成方法を提供することができる。
キャリアの体積固有抵抗を測定する際に用いられるセルを示す斜視図である。 本発明の現像方法に用いられる現像装置の一例を示す断面図である。
次に、本発明を実施するための形態を図面と共に説明する。
本発明の現像方法は、静電潜像担持体に担持されている静電潜像を、現像剤担持体に担持されているトナーとキャリアを有する現像剤を用いて現像し、現像剤担持体の表面の線速は、300〜2000mm/秒である。現像剤担持体の表面の線速が300mm/秒未満であると、現像装置内でのストレスが小さくなって、トナーやトナーを構成する成分がキャリアの表面を汚染して、帯電性を阻害し、地汚れやトナー飛散が発生しやすくなる。一方、現像剤担持体の表面の線速が2000mm/秒を超えると、現像装置内でのストレスが大きくなって、キャリアの表面に形成されている架橋物を含む層が磨耗して、キャリアの体積固有抵抗が低下し、キャリア付着が発生しやすくなる。
本発明で用いられるキャリアは、芯材粒子を有し、芯材粒子は、一般式(1)で表される構成単位と、一般式(2)で表される構成単位を有する樹脂を架橋させた架橋物を含む層が表面に形成されており、樹脂の全構成単位に対する、一般式(1)で表される構成単位及び一般式(2)で表される構成単位のモル比は、それぞれ、0.1〜0.9であり、0.3〜0.7が好ましい。
なお、一般式(1)において、3個のR、R及びRは、それぞれ同一であってもよいし、異なっていてもよい。
一般式(1)で表される構成単位は、表面エネルギーが小さいトリス(トリアルキルシロキシ)シリル基を側鎖に有する。樹脂の全構成単位に対する、一般式(1)で表される構成単位のモル比が0.1未満であると、架橋物を含む層の表面エネルギーが大きくなって、トナーのスペントが発生しやすくなり、0.9を超えると、架橋物を含む層の架橋密度が低下して、架橋物を含む層の耐摩耗性が低下する。
一般式(1)で表される構成単位を形成することが可能なモノマーとしては、特に限定されないが、3−メタクリロキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シラン、3−アクリロキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シラン、4−メタクリロキシブチルトリス(トリメチルシロキシ)シラン、3−メタクリロキシプロピルトリス(トリエチルシロキシ)シラン、3−アクリロキシプロピルトリス(トリエチルシロキシ)シラン、4−メタクリロキシブチルトリス(トリエチルシロキシ)シラン、3−メタクリロキシプロピルトリス(トリイソプロピルシロキシ)シラン、3−アクリロキシプロピルトリス(トリイソプロピルシロキシ)シラン、4−メタクリロキシブチルトリス(トリイソプロピルシロキシ)シラン等が挙げられる。
このようなモノマーの合成方法としては、特に限定されないが、白金触媒の存在下、トリス(トリアルキルシロキシ)シランと(メタ)アクリル酸アリルを反応させる方法、カルボン酸と酸触媒の存在下、メタクリロキシアルキルトリアルコキシシランとヘキサアルキルジシロキサンを反応させる方法(特開平11−217389号公報参照)等が挙げられる。
一般式(2)で表される構成単位は、架橋性を有するアルコキシシリル基を側鎖に有する。樹脂の全構成単位に対する、一般式(2)で表される構成単位のモル比が0.1未満であると、架橋物を含む層の架橋密度が低下して、架橋物を含む層の耐摩耗性が低下し、0.9を超えると、架橋物を含む層の表面エネルギーが大きくなって、トナーのスペントが発生しやすくなる。
一般式(2)で表される構成単位を形成することが可能なモノマーとしては、特に限定されないが、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリイソプロポキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリイソプロポキシシラン等が挙げられる。
一般式(1)で表される構成単位と、一般式(2)で表される構成単位を有する樹脂は、アルコキシシリル基の含有量が多いため、架橋物を含む層は、架橋密度が大きい。また、架橋物は、結合エネルギーが大きいシロキサン結合により架橋されているため、熱ストレスに対しても安定である。その結果、架橋物を含む層は、耐摩耗性に優れると推察される。
一般式(1)で表される構成単位と、一般式(2)で表される構成単位を有する樹脂は、一般式
Figure 0005729170
(式中、Rは、水素原子又はメチル基であり、R10は、炭素数が1以上4以下のアルキル基又は炭素数が1以上4以下のジアルキルアミノアルキル基である。)
で表される構成単位をさらに有してもよい。
一般式(3)で表される構成単位を形成することが可能なモノマーとしては、特に限定されないが、メタクリル酸メチル、アクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸2−ジメチルアミノエチル、アクリル酸2−ジメチルアミノエチル、メタクリル酸3−ジメチルアミノプロピル、アクリル酸3−ジメチルアミノプロピル、メタクリル酸2−ジエチルアミノエチル、アクリル酸2−ジエチルアミノエチル等が挙げられ、二種以上併用してもよい。中でも、メタクリル酸アルキルが好ましく、メタクリル酸メチルが特に好ましい。
架橋物を含む層を形成する方法としては、特に限定されないが、一般式(1)で表される構成単位と、一般式(2)で表される構成単位を有する樹脂を含む架橋性組成物を架橋する方法が挙げられる。このとき、一般式(2)で表される構成単位が有するアルコキシシリル基を加水分解することにより生成したシラノール基を縮合させることにより、架橋することができる。
架橋性組成物を架橋する際には、100〜350℃に加熱することが好ましい。加熱する温度が100℃未満であると、架橋反応が十分に進行せず、架橋物を含む層の強度が低下することがあり、350℃を超えると、架橋物を含む層の表面が酸化して、帯電性や強度が低下することがある。
架橋性組成物は、シラノール基の縮合を促進する触媒をさらに含んでいてもよい。
触媒としては、特に限定されないが、チタン系触媒、スズ系触媒、ジルコニウム系触媒、アルミニウム系触媒等が挙げられる。
架橋性組成物は、導電性粒子をさらに含むことが好ましい。これにより、キャリアの体積固有抵抗を調整することができる。
導電性粒子としては、特に限定されないが、カーボンブラック、ITO、酸化スズ、酸化亜鉛等が挙げられ、二種以上併用してもよい。
一般式(1)で表される構成単位と、一般式(2)で表される構成単位を有する樹脂に対する導電性粒子の質量比が0.001〜10であることが好ましい。この質量比が0.001未満であると、キャリアの体積固有抵抗を調整する効果が不十分になることがあり、10を超えると、架橋物を含む層中に導電性粒子を保持することが困難になることがある。
キャリアは、体積固有抵抗が1×10〜1×1017Ω・cmであることが好ましい。キャリアの体積固有抵抗が1×10Ω・cm未満であると、非画像部にキャリアが付着することがあり、1×1017Ω・cmを超えると、エッジ効果が許容できないレベルになることがある。
なお、体積固有抵抗は、図1に示すセルを用いて測定することができる。具体的には、まず、縦2.5cm、横4cmの電極11及び12が、0.2cmの距離を隔てて、フッ素樹脂製の容器13に収容されているセル10に、キャリアCを充填した後、落下させる高さを1cmとして、タッピングスピード30回/分で、10回タッピングした。次に、電極11及び12の間に1000Vの直流電圧を印加して30秒後の抵抗値r[Ω]を、ハイレジスタンスメーター4329A(横河ヒューレットパッカード社製)を用いて測定し、式
r×(2.5×4)/0.2
から、体積固有抵抗[Ω・cm]を算出することができる。
架橋性組成物は、シランカップリング剤をさらに含むことが好ましい。これにより、架橋物を含む層中に導電性粒子を安定に分散させることができる。
シランカップリング剤としては、特に限定されないが、3−(2−アミノエチルアミノ)プロピルトリメトキシシラン、3−(2−アミノエチルアミノ)プロピルメチルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、N−[2−(N−ビニルベンジルアミノ)エチル]−3−アミノプロピルトリメトキシシラン塩酸塩、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、3−クロロプロピルトリメトキシシラン、ヘキサメチルジシラザン、3−アニリノプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、オクタデシルジメチル[3−(トリメトキシシリル)プロピル]アンモニウムクロライド、3−クロロプロピルメチルジメトキシシラン、メチルトリクロロシラン、ジメチルジクロロシラン、トリメチルクロロシラン、アリルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、1,3−ジビニルテトラメチルジシラザン、メタクリロキシエチルジメチル(3−トリメトキシシリルプロピル)アンモニウムクロライド等が挙げられ、二種以上併用してもよい。
シランカップリング剤の市販品としては、AY43−059、SR6020、SZ6023、SH6026、SZ6032、SZ6050、AY43−310M、SZ6030、SH6040、AY43−026、AY43−031、sh6062、Z−6911、sz6300、sz6075、sz6079、sz6083、sz6070、sz6072、Z−6721、AY43−004、Z−6187、AY43−021、AY43−043、AY43−040、AY43−047、Z−6265、AY43−204M、AY43−048、Z−6403、AY43−206M、AY43−206E、Z6341、AY43−210MC、AY43−083、AY43−101、AY43−013、AY43−158E、Z−6920、Z−6940(東レ・シリコーン社製)等が挙げられる。
一般式(1)で表される構成単位と、一般式(2)で表される構成単位を有する樹脂に対するシランカップリング剤の質量比が0.1〜10%であることが好ましい。この比が0.1%未満であると、芯材粒子や導電性粒子と一般式(1)で表される構成単位と、一般式(2)で表される構成単位を有する樹脂の接着性が低下することがあり、10%を超えると、トナーのスペントが発生しやすくなることがある。
架橋物を含む層は、平均厚さが0.05〜4μmであることが好ましい。平均厚さが0.05μm未満であると、架橋物を含む層を均一に形成することが困難になることがあり、4μmを超えると、キャリアがトナー像に付着しやすくなることがある。
芯材粒子を構成する材料としては、磁性を有していれば、特に限定されないが、鉄、コバルト等の強磁性金属;マグネタイト、ヘマタイト、フェライト等の酸化鉄;各種合金や化合物;磁性体が分散されている樹脂等が挙げられる。中でも、環境面を考慮すると、Mn系フェライト、Mn−Mg系フェライト、Mn−Mg−Srフェライト等が好ましい。
芯材粒子は、重量平均粒径が20〜65μmであることが好ましい。芯材粒子の重量平均粒径が20μm未満であると、キャリアがトナー像に付着しやすくなることがあり、65μmを超えると、トナー像の細部の再現性が低下することがある。
なお、重量平均粒径は、マイクロトラック粒度分布計モデルHRA9320−X100(日機装社製)を用いて測定することができる。
キャリアは、1kOe(10/4π[A/m])の磁場における磁化が40〜90Am/kgであることが好ましい。この磁化が40Am/kg未満であると、キャリアがトナー像に付着しやすくなることがあり、90Am/kgを超えると、磁性穂が硬くなり、トナー像にカスレが発生することがある。
なお、磁化は、VSM−P7−15(東英工業社製)を用いて測定することができる。
本発明で用いられるトナーは、結着樹脂及び着色剤を含むが、定着ローラにトナーの固着防止用オイルを塗布しないオイルレスシステムに適用するために、離型剤をさらに含んでもよい。離型剤を含むトナーは、一般に、キャリアへのスペントが発生しやすいが、本発明で用いられるキャリアは、トナーのスペントの発生を抑制することができるため、超高速複写機を用いても、キャリアの帯電量及び体積固有抵抗の変化を抑制することができる。
結着樹脂としては、特に限定されないが、ポリスチレン、ポリp−クロロスチレン、ポリビニルトルエン等のスチレン及びその置換体の単独重合体;スチレン−p−クロロスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−α−クロロメタクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体等のスチレン系共重合体;ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸ブチル、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール、ポリアクリル酸、ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は芳香族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂等が挙げられ、二種以上併用してもよい。
圧力定着用の結着樹脂としては、特に限定されないが、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン等のポリオレフィン;エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸エステル共重合体、エチレン−塩化ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂等のオレフィン共重合体;エポキシ樹脂、ポリエステル、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリビニルピロリドン、メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体、マレイン酸変性フェノール樹脂、フェノール変性テルペン樹脂等が挙げられる。
着色剤としては、顔料又は染料であれば、特に限定されないが、カドミウムイエロー、ミネラルファストイエロー、ニッケルチタンイエロー、ネーブルスイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエローG、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローGR、キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローNCG、タートラジンレーキ等の黄色顔料;モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、インダンスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレンジG、インダンスレンブリリアントオレンジGK等の橙色顔料;ベンガラ、カドミウムレッド、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウォッチングレッドカルシウム塩、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3B等の赤色顔料;ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ等の紫色顔料;コバルトブルー、アルカリブルー、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダンスレンブルーBC等の青色顔料;クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、マラカイトグリーンレーキ等の緑色顔料;カーボンブラック、オイルファーネスブラック、チャンネルブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、アニリンブラック等のアジン系色素、金属塩アゾ色素、金属酸化物、複合金属酸化物等の黒色顔料等が挙げられ、二種以上併用してもよい。
離型剤としては、特に限定されないが、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、脂肪酸金属塩、脂肪酸エステル、パラフィンワックス、アミド系ワックス、多価アルコールワックス、シリコーンワニス、カルナウバワックス、エステルワックス等が挙げられ、二種以上併用してもよい。
トナーは、帯電制御剤、流動性向上剤をさらに含んでもよい。
帯電制御剤としては、特に限定されないが、ニグロシン;炭素数が2〜16のアルキル基を有するアジン系染料(特公昭42−1627号公報参照);C.I.Basic Yello 2(C.I.41000)、C.I.Basic Yello 3、C.I.Basic Red 1(C.I.45160)、C.I.Basic Red 9(C.I.42500)、C.I.Basic Violet 1(C.I.42535)、C.I.Basic Violet 3(C.I.42555)、C.I.Basic Violet 10(C.I.45170)、C.I.Basic Violet 14(C.I.42510)、C.I.Basic Blue 1(C.I.42025)、C.I.Basic Blue 3(C.I.51005)、C.I.Basic Blue 5(C.I.42140)、C.I.Basic Blue 7(C.I.42595)、C.I.Basic Blue 9(C.I.52015)、C.I.Basic Blue 24(C.I.52030)、C.I.Basic Blue25(C.I.52025)、C.I.Basic Blue 26(C.I.44045)、C.I.Basic Green 1(C.I.42040)、C.I.Basic Green 4(C.I.42000)等の塩基性染料;これらの塩基性染料のレーキ顔料;C.I.Solvent Black 8(C.I.26150)、ベンゾイルメチルヘキサデシルアンモニウムクロライド、デシルトリメチルクロライド等の4級アンモニウム塩;ジブチル、ジオクチル等のジアルキルスズ化合物;ジアルキルスズボレート化合物;グアニジン誘導体;アミノ基を有するビニル系ポリマー、アミノ基を有する縮合系ポリマー等のポリアミン樹脂;モノアゾ染料の金属錯塩(特公昭41−20153号公報、特公昭43−27596号公報、特公昭44−6397号公報、特公昭45−26478号公報参照);サルチル酸(特公昭55−42752号公報、特公昭59−7385号公報参照);ジアルキルサルチル酸、ナフトエ酸、ジカルボン酸のZn、Al、Co、Cr、Fe等の金属錯体;スルホン化した銅フタロシアニン顔料;有機ホウ素塩類;含フッ素4級アンモニウム塩;カリックスアレン系化合物等が挙げられるが、二種以上併用してもよい。なお、ブラック以外のカラートナーにおいては、白色のサリチル酸誘導体の金属塩等の帯電制御剤が好ましい。
流動性向上剤としては、特に限定されないが、シリカ、酸化チタン、アルミナ、炭化ケイ素、窒化ケイ素、窒化ホウ素等の無機粒子;ソープフリー乳化重合法により得られる平均粒径が0.05〜1μmのポリメタクリル酸メチル粒子、ポリスチレン粒子等の樹脂粒子が挙げられ、二種以上併用してもよい。中でも、表面が疎水化処理されているシリカ、酸化チタン等の金属酸化物粒子が好ましい。さらに、疎水化処理されているシリカ及び疎水化処理されている酸化チタンを併用し、疎水化処理されているシリカよりも疎水化処理されている酸化チタンの添加量を多くすることにより、湿度に対する帯電安定性を向上させることができる。
トナーの製造方法としては、特に限定されないが、粉砕法、重合法等の公知の方法が挙げられる。例えば、粉砕法を用いてトナーを製造する場合、まず、結着樹脂、着色剤及び離型剤を含むトナー材料を混練することにより得られる溶融混練物を冷却した後、粉砕し、分級して、母体粒子を作製する。次に、母体粒子に流動性向上剤を添加し、トナーを作製する。
このとき、トナー材料を混練する装置としては、特に限定されないが、バッチ式の2本ロール;バンバリーミキサー;KTK型2軸押出し機(神戸製鋼所社製)、TEM型2軸押出し機(東芝機械社製)、2軸押出し機(KCK社製)、PCM型2軸押出し機(池貝鉄工社製)、KEX型2軸押出し機(栗本鉄工所社製)等の連続式の2軸押出し機;コ・ニーダ(ブッス社製)等の連続式の1軸混練機等が挙げられる。
また、冷却した溶融混練物を粉砕する際には、ハンマーミル、ロートプレックス等を用いて粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉砕機、機械式の微粉砕機等を用いて微粉砕することができる。このとき、平均粒径が3〜15μmとなるように、溶融混練物を粉砕することが好ましい。
さらに、粉砕された溶融混練物を分級する装置としては、風力式分級機等が挙げられる。このとき、母体粒子の平均粒径が5〜20μmとなるように分級することが好ましい。
また、母体粒子に流動性向上剤を添加する際には、ミキサー類を用いて混合攪拌することにより、流動性向上剤が解砕されながら母体粒子の表面に付着する。
本発明で用いられる現像剤のキャリアに対するトナーの質量比は、通常、3〜10%である。
図2に、本発明の現像方法に用いられる現像装置の一例を示す。現像装置100は、光導電性を有する感光体Pに対向すると共に近接して、感光体ドラムPと逆方向に回転する現像ロール101、102及び103を下流側に、感光体ドラムPと同方向に回転する現像ロール104が上流側に設けられている。また、現像ロール101、102及び103の磁石101a、102a及び103aは、隣接する磁極が同極となる組み合わせを1組又は2組有し、それ以外の隣接する磁極が異極である。このとき、磁石101a、102a及び103aは、現像ロール101及び102の最近接部及び現像ロール102及び103の最近接部に隣接する磁極が同極となる磁極が配置されるように固定されている。一方、現像ロール104の磁石104aは、隣接する磁極が全て異極である。なお、現像ロール104の表面の線速は、現像ロール101、102及び103の表面の線速と同一又は若干大きくなるように、300〜2000mm/秒の範囲で設定されている。
また、現像容器105から現像ロール103に現像剤Dを供給するために、現像ロール103と逆方向に回転する搬送ロール106が設けられている。搬送ロール106は、現像ロール103と同様に、磁気吸引力を有するため、現像剤Dは、現像容器105から現像ロール103に供給される。現像ロール103に供給された現像剤Dは、現像ロール103の表面に付着した後、スリーブ103bが回転することにより、現像ロール103の下側を上流に向かって移動し、現像ロール102に受け渡される。現像ロール102に受け渡された現像剤Dは、同様にして、現像ロール101に受け渡される。現像ロール101に受け渡された現像剤Dは、現像ロール101の、図中、右側に設けられ、現像ロール101とのギャップが、例えば、2mmに調整されている規制ブレード107により規制された後、現像ロール104との間に搬送される。このとき、規制ブレード107により規制されて現像ロール101から脱離した現像剤Dは、規制ブレード107の、図中、下方に設けられているクロスミキサ108に落下した後、攪拌されて現像容器105に戻される。
現像ロール104との間に搬送された現像剤Dは、現像ロール101及び104の間に設けられ、現像ロール101とのギャップが、例えば、1mmに調整されている規制分配ブレード109により規制された後、感光体ドラムPと現像ロール101、102及び103が対向すると共に近接する現像領域に搬送される。その結果、感光体ドラムPに形成された静電潜像が現像され、トナー像が形成される。また、現像領域に搬送された現像剤Dは、現像ロール103の、図中、左下方に設けられているトナー濃度検出器111を経て、トナー濃度検出器111の、図中、下方に設けられているクロスミキサ112に落下した後、攪拌されて現像容器105に戻される。
一方、規制分配ブレード109により分配されて現像ロール101から脱離した現像剤Dは、現像ロール104の表面に付着し、現像ロール104とのギャップが、例えば、1mmに調整されている規制分配ブレード109により規制された後、感光体ドラムPと現像ロール104が対向すると共に近接する現像領域に搬送される。その結果、感光体ドラムPに形成された静電潜像が現像され、トナー像が形成される。また、現像領域に搬送された現像剤Dは、スクレーパ110により掻き取られ、クロスミキサ108に落下した後、攪拌されて現像容器105に戻される。
トナー濃度検出器111は、現像剤D中のトナーの濃度に応じた信号を出力している。このとき、制御部(不図示)は、出力された信号が所定の値未満になると、現像ロール104の、図中、右上方に設けられているホッパ113のフィードロール113aが回転して、ホッパ113からトナーTを補給する。このとき、ホッパ113から補給されたトナーTは、クロスミキサ108に落下した後、現像剤Dと攪拌混合されて現像容器105に蓄積される。一方、制御部は、出力された信号が所定の値を超えると、トナーTの供給を停止する。
なお、ホッパ113からトナーTを補給する代わりに、現像容器105内の現像剤Dを排出しながら補給用現像剤を補給してもよい。これにより、現像容器105内の劣化したキャリアを、補給用現像剤に含まれるキャリアと交換することができる。その結果、長期に亘って帯電量を安定に保持することができ、安定した画像品質が得られる。
このような現像方法は、画像面積が大きい画像を形成する場合に、特に有効である。なお、画像面積が大きい画像を形成する場合は、主にトナーのスペントにより、キャリアが劣化する。
補給用現像剤は、前述のトナーとキャリアを有するが、キャリアに対するトナーの質量比が2〜50であることが好ましい。補給用現像剤のキャリアに対するトナーの質量比が2未満であると、現像剤の帯電量が増大して、画像濃度が低下することがあり、50を超えると、劣化したキャリアを交換する効果が不十分になることがある。
本発明の画像形成方法は、静電潜像担持体上に静電潜像を担持する工程と、静電潜像担持体に担持された静電潜像を、本発明の現像方法を用いて現像してトナー像を形成する工程と、静電潜像担持体に形成されたトナー像を記録媒体に転写する工程と、記録媒体に転写されたトナー像を定着させる工程とを有する。
本発明の画像形成方法に用いられる画像形成装置としては、特に限定されず、公知の画像形成装置を用いることができる。
以下、実施例を用いて、本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は、実施例に限定されない。なお、部は、質量部を意味する。
[トナーの製造]
温度計、攪拌機、冷却器及び窒素導入管を備えた反応槽に、水酸基価が320mgKOH/gのビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物443部、ジエチレングリコール135部、テレフタル酸422部及びジブチルスズオキサイド2.5部を投入して、200℃で酸価が10mgKOH/gになるまで反応させ、ポリエステル1を得た。ポリエステル1は、ガラス転移点が63℃であり、ピーク分子量が6000であった。
温度計、攪拌機、冷却器及び窒素導入管を備えた反応槽に、水酸基価が320mgKOH/gのビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物443部、ジエチレングリコール135部、テレフタル酸422部及びジブチルスズオキサイド2.5部を投入して、230℃で酸価が7mgKOH/gになるまで反応させ、ポリエステル2を得た。ポリエステル2は、ガラス転移点が65℃であり、ピーク分子量が16000であった。
40部のポリエステル1、60部のポリエステル2、カルナバワックス1部及びカーボンブラック#44(三菱化学社製)10部を、ヘンシェルミキサーのヘンシェル20B(三井鉱山社製)を用いて、1500rpmで3分間混合した後、一軸混練機の小型ブス・コ・ニーダー(Buss社製)を用いて混練した。このとき、混練する際に、入口部及び出口部の温度を、それぞれ100℃及び50℃に設定し、フィード量を2kg/時に設定した。次に、圧延冷却し、パルペライザーを用いて粗粉砕した後、I式ミルIDS−2型(日本ニューマチック社製)を用いて微粉砕した。微粉砕する際に、平面型衝突板を用い、エアー圧力及びフィード量を、それぞれ6.8atm/cm及び0.5kg/時に設定した。さらに、ミクロプレックス132MP(アルピネ社製)を用いて分級し、母体粒子1を得た。母体粒子1は、平均粒径が7.2μmであった。
100部の母体粒子1及び疎水性シリカ粒子R972(日本アエロジル社製)1.0部を、ヘンシェルミキサーを用いて混合し、トナー1を得た。
[樹脂1の合成]
攪拌器、コンデンサー、温度計、窒素導入管、滴下装置を備えたフラスコにトルエン500gを投入して、窒素ガス気流下で90℃まで昇温した。次に、3−メタクリロキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シランのサイラプレーン TM−0701T(チッソ社製)211g(500mmol)、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン124.0g(500mmol)及び2,2'−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)0.58g(3mmol)の混合物を1時間で滴下した。さらに、2,2'−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)0.06g(0.3mmol)をトルエン15gに溶解した溶液を加えた後、90〜100℃で3時間混合して樹脂1を得た。樹脂1は、重量平均分子量が35000であった。また、不揮発分が25質量%になるようにトルエンで希釈した樹脂1の溶液は、粘度が8.5mm/秒であり、比重が0.91であった。
[樹脂2の合成]
3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン124.0g(500mmol)の代わりに、3−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン130g(500mmol)を用いた以外は、樹脂1と同様にして、樹脂2を得た。樹脂2は、重量平均分子量が33000であった。また、不揮発分が25質量%になるようにトルエンで希釈した樹脂2の溶液は、粘度が8.6mm/秒であり、比重が0.92であった。
[樹脂3の合成]
3−メタクリロキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シランのサイラプレーン TM−0701T(チッソ社製)及び3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランの添加量を、それぞれ379.8g(900mmol)及び24.8g(100mmol)に変更した以外は、樹脂1と同様にして、樹脂3を得た。樹脂3は、重量平均分子量が37000であった。また、不揮発分が25質量%になるようにトルエンで希釈した樹脂3の溶液は、粘度が8.4mm/秒であり、比重が0.92であった。
[樹脂4の合成]
3−メタクリロキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シランのサイラプレーン TM−0701T(チッソ社製)及び3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランの添加量を、それぞれ42.2g(100mmol)及び223.2g(900mmol)に変更した以外は、樹脂1と同様にして、樹脂4を得た。樹脂4は、重量平均分子量が34000であった。また、不揮発分が25質量%になるようにトルエンで希釈した樹脂4の溶液は、粘度が8.7mm/秒であり、比重が0.90であった。
[樹脂5の合成]
3−メタクリロキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シランのサイラプレーン TM−0701T(チッソ社製)211g(500mmol)及び3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン124.0g(500mmol)の代わりに、4−アクリロキシブチルトリス(トリイソプロピルシロキシ)シラン168.5g(250mmol)及び3−メタクリロキシプロピルトリイソプロポキシシラン83g(250mmol)を用いた以外は、樹脂1と同様にして、樹脂5を得た。樹脂5は、重量平均分子量が39000であった。また、不揮発分が25質量%になるようにトルエンで希釈した樹脂5の溶液は、粘度が8.9mm/秒であり、比重が0.94であった。
[樹脂6の合成]
攪拌器、コンデンサー、温度計、窒素導入管、滴下装置を備えたフラスコにトルエン300gを投入して、窒素ガス気流下で90℃まで昇温した。次に、3−メタクリロキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シランのサイラプレーン TM−0701T(チッソ社製)84.4g(200mmol)、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン37.2g(150mmol)、メタクリル酸メチル65.0g(650mmol)及び2,2'−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)0.58g(3mmol)の混合物を1時間で滴下した。さらに、2,2'−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)0.06g(0.3mmol)をトルエン15gに溶解した溶液を加えた後、90〜100℃で3時間混合して樹脂6を得た。樹脂6は、重量平均分子量が34000であった。また、不揮発分が25質量%になるようにトルエンで希釈した樹脂6の溶液は、粘度が8.7mm/秒であり、比重が0.91であった。
[樹脂7の合成]
3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン37.2g(100mmol)の代わりに、(3−メタクリロキシプロピル)メチルジエトキシシラン 39.0g(100mmol)を用いた以外は、樹脂6と同様に樹脂7を得た。樹脂7は、重量平均分子量が33000であった。また、不揮発分が25質量%になるようにトルエンで希釈した樹脂7の溶液は、粘度が8.8mm/秒であり、比重が0.91であった。
[樹脂8の合成]
3−メタクリロキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シランのサイラプレーン TM−0701T(チッソ社製)及び3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランの添加量を、それぞれ422g(1000mmol)及び0g(0mmol)に変更した以外は、樹脂1と同様にして、樹脂8を得た。樹脂8は、重量平均分子量が37000であった。また、不揮発分が25質量%になるようにトルエンで希釈した樹脂8の溶液は、粘度が8.4mm/秒であり、比重が0.91であった。
[樹脂9の合成]
3−メタクリロキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シランのサイラプレーン TM−0701T(チッソ社製)及び3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランの添加量を、それぞれ0g(0mmol)及び248g(1000mmol)に変更した以外は、樹脂1と同様にして、樹脂9を得た。樹脂9は、重量平均分子量が33000であった。また、不揮発分が25質量%になるようにトルエンで希釈した樹脂9の溶液は、粘度が8.7mm/秒であり、比重が0.90であった。
[樹脂10の合成]
攪拌器、コンデンサー、温度計、窒素導入管、滴下装置を備えたフラスコにメチルエチルケトン100部を投入して、窒素雰囲気下、80℃まで昇温した。次に、メタクリル酸メル32.6部、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル2.5部、3−メタクリロキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シラン64.9部及び1,1'−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)1部をメチルエチルケトン100部に溶解させた溶液を2時間で滴下し、5時間熟成させ、樹脂10を得た。樹脂10は、重量平均分子量が45000であった。また、不揮発分が25質量%になるようにトルエンで希釈した樹脂10の溶液は、粘度が9.4mm/秒であり、比重が0.94であった。
[樹脂11の合成]
3−メタクリロキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シランのサイラプレーン TM−0701T(チッソ社製)、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン及びメタクリル酸メチルの添加量を、それぞれ211g(500mmol)、0g(0mmol)及び50.0g(500mmol)に変更した以外は、樹脂6と同様にして、樹脂11を得た。樹脂11は、重量平均分子量が34000であった。また、不揮発分が25質量%になるようにトルエンで希釈した樹脂11の溶液は、粘度が8.7mm/秒であり、比重が0.91であった。
[樹脂12の合成]
3−メタクリロキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シランのサイラプレーン TM−0701T(チッソ社製)、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン及びメタクリル酸メチルの添加量を、それぞれ0g(0mmol)、124.0g(500mmol)及び50.0g(500mmol)に変更した以外は、樹脂6と同様にして、樹脂12を得た。樹脂12は、重量平均分子量が32000であった。また、不揮発分が25質量%になるようにトルエンで希釈した樹脂12の溶液は、粘度が8.5mm/秒であり、比重が0.89であった。
[実施例1]
100部の樹脂1及びチタンジイソプロポキシビス(エチルアセトアセテート)のTC−750(マツモトファインケミカル社製)4部の混合物を、不揮発分が10質量%になるようにトルエンで希釈し、保護層用塗布液を得た。
流動床型コーティング装置を用いて、重量平均粒径が35μmのMnフェライト粒子に保護層用塗布液を塗布した後、乾燥した。このとき、流動槽内の温度を70℃に制御した。次に、電気炉を用いて、180℃で2時間焼成し、キャリアを得た。
[実施例2〜7]
樹脂1の代わりに、樹脂2〜7を用いた以外は、実施例1と同様にして、キャリアを得た。
[比較例1、2]
樹脂1の代わりに、樹脂8、9を用いた以外は、実施例1と同様にして、キャリアを得た。
[比較例3]
樹脂10のヒドロキシル基に対する、イソシアネート基の含有量が6.1質量%のイソホロンジイソシアネート/トリメチロールプロパンアダクトのイソシアネート基のモル比が1:1となるように、樹脂10とイソホロンジイソシアネート/トリメチロールプロパンアダクトを混合した後、不揮発分が3質量%になるようにメチルエチルケトンで希釈し、保護層用塗布液を得た。
流動床型コーティング装置を用いて、重量平均粒径が35μmのMnフェライト粒子に保護層用塗布液を塗布した後、乾燥した。このとき、流動槽内の温度を70℃に制御した。次に、電気炉を用いて、160℃で1時間焼成し、キャリアを得た。
[比較例4、5]
樹脂1の代わりに、樹脂11、12を用いた以外は、実施例1と同様にして、キャリアを得た。
[比較例6]
100部の樹脂1の代わりに、2官能乃至3官能のモノマーから合成された重量平均分子量が15000、不揮発分が25質量%のメチルシリコーン樹脂30部を用いた以外は、実施例1と同様にして、キャリアを得た。
実施例及び比較例のキャリアの特性を表1に示す。
Figure 0005729170
以下、キャリアの特性の評価方法を説明する。
[芯材粒子の重量平均粒径]
マイクロトラック粒度分布計モデルHRA9320−X100(日機装社製)を用いて、芯材粒子の粒度分布を測定した。
[磁化]
内径が2.4mm、高さが8.5mmのセルにキャリア約0.15gを充填した後、VSM−P7−15(東英工業社製)を用いて、1kOeの磁場において、磁化を測定した。
[体積固有抵抗]
図1に示すセルを用いて、キャリアの体積固有抵抗を測定した。
[保護層の平均厚さ]
透過型電子顕微鏡(TEM)を用いて、キャリアの断面を観察して、保護層の平均厚さを測定した。
[現像剤の作製]
実施例又は比較例のキャリア93部及び7部のトナー1を、ボールミルを用いて、20分間攪拌し、現像剤を得た。
[現像剤の特性の評価1]
デジタルフルカラー複合機Imagio Neo C600(リコー社製)の現像ロールの表面の線速を320mm/秒とした改造機を用いて、現像剤の特性を評価した。具体的には、まず、画像面積率が5%の画像を形成して、初期及び10万枚ランニング後のキャリアの帯電量及び体積固有抵抗を測定し、帯電量の変化量及び体積固有抵抗の変化量を算出した。
なお、初期のキャリアの帯電量Q1は、ブローオフ装置TB−200(東芝ケミカル社製)を用いて、キャリア93部及び7部のトナー1を混合し、摩擦帯電させた現像剤からトナーを除去し、測定した。また、10万枚ランニング後のキャリアの帯電量Q2は、ブローオフ装置TB−200(東芝ケミカル社製)を用いて、10万枚ランニング後の現像剤からトナーを除去し、測定した。このとき、帯電量の変化量が10μC/g以下であれば、長期に亘って使用しても、問題のないレベルである。
一方、初期のキャリアの体積固有抵抗R1の常用対数値logR1は、表1の体積固有抵抗の常用対数値である。また、10万枚ランニング後のキャリアの体積固有抵抗R2の常用対数値logR2は、ブローオフ装置TB−200(東芝ケミカル社製)を用いて、10万枚ランニング後の現像剤からトナーを除去した後、図1に示すセルを用いて測定した。このとき、体積固有抵抗の変化量が1.5[log(Ω・cm)]以下であれば、長期に亘って使用しても、問題のないレベルである。
現像剤の特性の評価1の結果を表2に示す。
Figure 0005729170
[現像剤の特性の評価2]
超高速デジタルレーザープリンターIPSiO SP9500Pro(リコー社製)の現像ロールの表面の線速を1000mm/秒、現像ギャップを1.08mm、ドクタブレードギャップを1.4mm、反射型フォトセンサ機能をOFFとし、感光体、現像装置及び転写装置部の実温度領域が30〜48℃になるように制御した改造機を用いて、現像剤の特性を評価した。具体的には、まず、画像面積率が5%の画像を形成して、初期及び10万枚のランニング後のキャリアの帯電量及び体積固有抵抗を測定し、帯電量の変化量及び体積固有抵抗の変化量を算出した。
なお、初期のキャリアの帯電量Q1は、ブローオフ装置TB−200(東芝ケミカル社製)を用いて、キャリア93部及び7部のトナー1を混合し、摩擦帯電させた現像剤からトナーを除去し、測定した。また、10万枚ランニング後のキャリアの帯電量Q2は、ブローオフ装置TB−200(東芝ケミカル社製)を用いて、10万枚ランニング後の現像剤からトナーを除去し、測定した。このとき、帯電量の変化量が13μC/g以下であれば、長期に亘って使用しても、問題ないレベルである。
一方、初期のキャリアの体積固有抵抗R1の常用対数値logR1は、表1の体積固有抵抗の常用対数値である。また、10万枚ランニング後のキャリアの体積固有抵抗R2の常用対数値logR2は、ブローオフ装置TB−200(東芝ケミカル社製)を用いて、10万枚ランニング後の現像剤からトナーを除去した後、図1に示すセルを用いて測定した。このとき、体積固有抵抗の変化量が1.8[log(Ω・cm)]以下であれば、長期に亘って使用しても、問題ないレベルである。
現像剤の特性の評価2の結果を表3に示す。
Figure 0005729170
[現像剤の特性の評価3]
超高速デジタルレーザープリンターIPSiO SP9500Pro(リコー社製)の現像ロールの表面の線速を1700mm/秒、現像ギャップを1.26mm、ドクタブレードギャップを1.6mm、反射型フォトセンサ機能をOFFとし、感光体、現像装置及び転写装置部の実温度領域が30〜48℃になるように制御した改造機を用いて、現像剤の特性を評価した。具体的には、まず、画像面積率が5%の画像を形成して、初期及び10万枚ランニング後のキャリアの帯電量及び体積固有抵抗を測定し、帯電量の変化量及び体積固有抵抗の変化量を算出した。
なお、初期のキャリアの帯電量Q1は、ブローオフ装置TB−200(東芝ケミカル社製)を用いて、キャリア93部及び7部のトナー1を混合し、摩擦帯電させた現像剤からトナーを除去し、測定した。また、10万枚ランニング後のキャリアの帯電量Q2は、ブローオフ装置TB−200(東芝ケミカル社製)を用いて、10万枚ランニング後の現像剤からトナーを除去し、測定した。このとき、帯電量の変化量が15μC/g以下であれば、長期に亘って使用しても、問題のないレベルである。
一方、初期のキャリアの体積固有抵抗R1の常用対数値logR1は、表1の体積固有抵抗の常用対数値である。また、10万枚ランニング後のキャリアの体積固有抵抗R2の常用対数値logR2は、ブローオフ装置TB−200(東芝ケミカル社製)を用いて、10万枚ランニング後の現像剤からトナーを除去した後、図1に示すセルを用いて測定した。このとき、体積固有抵抗の変化量が2.0[log(Ω・cm)]以下であれば、長期に亘って使用しても、問題のないレベルである。
現像剤の特性の評価3の結果を表4に示す。
Figure 0005729170
10 セル
11、12 電極
13 容器
C キャリア
100 現像装置
101、102、103、104 現像ロール
101a、102a、103a、104a 磁石
101b、102b、103b、104b スリーブ
105 現像容器
106 搬送ロール
107 規制ブレード
108、112 クロスミキサ
109 規制分配ブレード
110 スクレーパ
111 トナー濃度検出器
113 ホッパ
113a フィードロール
P 感光体
D 現像剤
T トナー
特開平8−305090号公報

Claims (10)

  1. 静電潜像担持体に担持されている静電潜像を、現像剤担持体に担持されているトナーとキャリアを有する現像剤を用いて現像する方法であって、
    該現像剤担持体の表面の線速は、300mm/秒以上2000mm/秒以下であり、
    前記キャリアは、芯材粒子を有し、
    該芯材粒子は、一般式
    Figure 0005729170
    (式中、Rは、水素原子又はメチル基であり、R、R及びRは、それぞれ独立に、炭素数が1以上4以下のアルキル基であり、mは、1以上8以下の整数である。)
    で表される構成単位と、一般式
    Figure 0005729170
    (式中、Rは、水素原子又はメチル基であり、R及びRは、それぞれ独立に、炭素数が1以上4以下のアルキル基であり、Rは、炭素数が1以上8以下のアルキル基又は炭素数が1以上4以下のアルコキシ基であり、nは、1以上8以下の整数である。)
    で表される構成単位を有する樹脂を架橋させた架橋物を含む層が表面に形成されており、
    該樹脂の全構成単位に対する、一般式(1)で表される構成単位及び一般式(2)で表される構成単位のモル比は、それぞれ、0.1以上0.9以下であることを特徴とする現像方法。
  2. 前記樹脂は、一般式
    Figure 0005729170
    (式中、Rは、水素原子又はメチル基であり、R10は、炭素数が1以上4以下のアルキル基又は炭素数が1以上4以下のジアルキルアミノアルキル基である。)
    で表される構成単位をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の現像方法。
  3. 複数の前記現像剤担持体に担持されている現像剤を用いて現像することを特徴とする請求項1又は2に記載の現像方法。
  4. 前記架橋物を含む層は、導電性粒子をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の現像方法。
  5. 前記キャリアは、体積固有抵抗が1×10Ω・cm以上1×1017Ω・cm以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の現像方法。
  6. 前記架橋物を含む層は、平均厚さが0.05μm以上4μm以下であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の現像方法。
  7. 前記芯材粒子は、重量平均粒径が20μm以上65μm以下であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の現像方法。
  8. 前記キャリアは、1kOeの磁場における磁化が40Am/kg以上90Am/kg以下であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の現像方法。
  9. 前記キャリアに対する前記トナーの質量比が所定の範囲になるように、前記現像剤を排出しながら前記トナーと前記キャリアを有する補給用現像剤を補給することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の現像方法。
  10. 静電潜像担持体上に静電潜像を担持する工程と、
    該静電潜像担持体に担持された静電潜像を、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の現像方法を用いて現像してトナー像を形成する工程と、
    該静電潜像担持体に形成されたトナー像を記録媒体に転写する工程と、
    該記録媒体に転写されたトナー像を定着させる工程とを有することを特徴とする画像形成方法。
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