JP5728489B2 - 磁気冷凍システム - Google Patents
磁気冷凍システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5728489B2 JP5728489B2 JP2012540598A JP2012540598A JP5728489B2 JP 5728489 B2 JP5728489 B2 JP 5728489B2 JP 2012540598 A JP2012540598 A JP 2012540598A JP 2012540598 A JP2012540598 A JP 2012540598A JP 5728489 B2 JP5728489 B2 JP 5728489B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- transport medium
- unit
- heat exchange
- heat transport
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B21/00—Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2321/00—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
- F25B2321/002—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects by using magneto-caloric effects
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Description
このような磁気冷凍技術の一つとして、極低温域における磁気冷凍にとって阻害要因と位置付けられていた格子エントロピーを、むしろ積極的に利用し、磁気熱量効果を利用した磁気冷凍作業を磁気熱量効果材料を含んだ要素に行わせるとともに、この磁気冷凍作業により生成された冷熱を当該要素に蓄える蓄熱効果を同時に担わせるAMR(Active Magnetic Regenerative Refrigeration)方式と呼ばれる冷凍技術が提案されている。
AMR方式によれば、気体の圧縮・膨張サイクルを利用した気体冷凍技術と比べて高い熱交換効率を得ることができる。
しかしながら、省エネルギー化などの観点からさらなる熱交換効率の向上が望まれていた。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る磁気冷凍システムを例示するための模式構成図である。
図1に示すように、磁気冷凍システム100には、熱交換部(ARM bed)1(第1の熱交換部)、磁場発生部2、移動部3、高温側熱交換部4(第2の熱交換部)、低温側熱交換部5(第2の熱交換部)、配管6、配管7、熱輸送媒体8、熱輸送媒体9、輸送部10、輸送部11、制御部24が設けられている。
図2においては、熱輸送媒体8、9の移動方向をx方向とし、それと垂直な方向をy方向としている。
磁気熱量効果材料を含む熱交換部1には、領域14と、配管6と接続された領域12(第1の領域)と、配管7と接続された領域13(第2の領域)と、が設けられている。
領域12は、領域14を貫通するようにして設けられている。そのため、領域12の外周面が領域14と接している。領域12は、例えば、領域14を貫通する流路とすることができる。
そして、配管6を介して導入された熱輸送媒体8が領域12を流通できるようになっている。
そして、配管7を介して導入された熱輸送媒体9が領域13を流通できるようになっている。
なお、領域12を流通する熱輸送媒体8と、領域13を流通する熱輸送媒体9とは、領域14によって相互に分離されており熱輸送媒体8と熱輸送媒体9とが混合しないようになっている。
この場合、例えば、領域12に熱輸送媒体80aが導入される場合には、領域13に熱輸送媒体90bが導入され、領域12に熱輸送媒体80bが導入される場合には、領域13に熱輸送媒体90aが導入される。
例えば、領域14と領域12との間、領域14と領域13との間に熱輸送媒体が透過しないような図示しない仕切り部を設けるようにすることもできる。例えば、図示しない仕切り部として管状体を設け、管状体の内部を領域12、13とし、管状体の外部を領域14とすることができる。この様にすれば、領域14を空隙を有する焼結体から形成されたものとしたり、粒状体を充填することで形成されたものとしたりすることができる。
磁場発生部2は、例えば、永久磁石などとすることができる。永久磁石としては、NdFeB(ネオジム・鉄・ホウ素)磁石、SmCo(サマリウムコバルト)磁石、フェライト磁石などを例示することができる。
ここで、相対位置を変化させるとは、磁場発生部2が熱交換部1に磁場を印加する位置22(ON位置)と、熱交換部1に磁場を印加しない位置23(OFF位置)とが切り替えられるように、熱交換部1と磁場発生部2との相対位置を変化させることを意味する。
そのため、移動部3により熱交換部1と磁場発生部2との相対位置を変化させることで、熱交換部1に磁場を印加したり、熱交換部1に印加されていた磁場を除去したりすることができる。熱交換部1においては、磁場の印加と磁場の除去により発熱と吸熱とが生じるが、熱交換部1の作用に関する詳細は後述する。
図1に例示をしたものの場合には、磁場発生部2と移動部3とが熱交換部1に対する磁場を変化させる磁場変化部となる。
移動部3は、例えば、モータなどの駆動手段を備えたものとすることができる。
熱輸送媒体9は、単位体積あたりの比熱が異なる2つ以上の熱輸送媒体から構成されるものとすることができる。熱輸送媒体9は、例えば、熱輸送媒体90a(第1の熱輸送媒体)と、熱輸送媒体90aよりも単位体積あたりの比熱が低い熱輸送媒体90b(第2の熱輸送媒体)とから構成される。
ここで、分離されているとは、単位体積あたりの比熱が異なる熱輸送媒体が、熱輸送媒体の移動方向に対して各々の相を形成することを意味する。
相を形成する時、各々の熱輸送媒体に異なる熱輸送媒体が混入しないことが好ましい。ただし、ある特定の熱輸送媒体に、異なる熱輸送媒体が体積比率で30%以下混入する場合も、各々の相を形成するとしても良い。
例えば、熱輸送媒体が、水と、水よりも単位体積あたりの比熱が低い空気である場合には、水の中に空気が一部溶け込むことがある。しかしながら、空気の水への溶解度は0vol%以上、30vol%以下であるため、各々の相を形成することができる。すなわち、水の相と空気の相とが分離されているとすることができる。
この場合、単位体積あたりの比熱の差が大きくなる様な組み合わせとすることが好ましく、例えば、気体−液体、固体−液体、固体−気体などの組み合わせとすることができる。
この場合、水は最も比熱が高く安価である。ただし、0℃以下の温度域では凍結するおそれがあるのでオイル系媒体、溶剤系媒体、水とオイル系媒体との混合液、水と溶剤系媒体との混合液などとすることが好ましい。そのため、磁気冷凍システム100の運転温度域に応じて液体の種類や混合比などを適宜変更することができる。
この場合、例えば、一体的に構成された固体の熱輸送媒体とすることもできるし、粒状の固体の集合体を熱輸送媒体とすることもできる。ただし、一体的に構成された固体の熱輸送媒体とすれば、異なる熱輸送媒体が混入することを抑制することができる。
輸送部11は、熱交換部1、低温側熱交換部5、輸送部11、配管7で形成される閉ループの流路に熱輸送媒体9を循環させる。すなわち、熱輸送媒体90aと熱輸送媒体90bとを熱交換部1に順次導入し、熱交換部1において吸熱された熱輸送媒体90a、熱輸送媒体90bを低温側熱交換部5に送り、低温側熱交換部5において図示しない熱交換先との間で熱交換された熱輸送媒体90a、熱輸送媒体90bを再び熱交換部1に送るようにする。
輸送部10、11としては、例えば、各種ポンプを用いることができる。
すなわち、制御部24は、熱交換部1に熱輸送媒体80a、熱輸送媒体90bが導入された場合には熱交換部1に磁場が印加されるように移動部3、輸送部10、輸送部11の動作を制御する。また、制御部24は、熱交換部1に熱輸送媒体80b、熱輸送媒体90aが導入された場合には熱交換部1に印加されていた磁場が除去されるように移動部3、輸送部10、輸送部11の動作を制御する。
また、例えば、吸熱を行う際には、輸送部11を制御して熱輸送媒体90bよりも単位体積あたりの比熱が高い熱輸送媒体90aを熱交換部1に導入し、磁場変化部を構成する移動部3を制御して熱交換部1に対して磁場を除去する。
なお、熱交換部1における磁場の印加、磁場の除去と、単位体積あたりの比熱が異なる熱輸送媒体との関係に関しては後述する。
図3は、第1の実施形態に係る熱交換部の作用を例示するためのフローチャートである。
図4は、第1の実施形態に係る熱交換部における熱交換の様子を例示するための模式断面図である。なお、図4(a)は熱交換部1に磁場が印加される場合、図4(b)は熱交換部に印加していた磁場が除去された場合である。
すなわち、制御部24により輸送部10を制御して熱交換部1の領域12に熱輸送媒体80aを導入する。また、制御部24により輸送部11を制御して熱交換部1の領域13に熱輸送媒体90bを導入する。
この際の状態は図4(a)に例示をしたもののようになる。
熱交換部1に磁場が印加されると、領域14を形成する磁気熱量効果材料が発熱する。そのため、発生した熱は、領域12に導入された輸送媒体80aと、領域13に導入された輸送媒体90bとに吸収される。
これにより、輸送媒体80aは領域12から高温側熱交換部4へ向けて排出される。輸送媒体90bは領域13から低温側熱交換部5へ向けて排出される。
この際の状態は図4(b)に例示をしたもののようになる。
熱交換部1に印加されていた磁場が除去されると領域14を形成する磁気熱量効果材料が吸熱する。そのため、領域12に導入された熱輸送媒体80bと、領域13に導入された熱輸送媒体90aとから熱が奪われる。
すなわち、制御部24により輸送部10を制御して熱交換部1の領域12に熱輸送媒体80aを導入する。また、制御部24により輸送部11を制御して熱交換部1の領域13に熱輸送媒体90bを導入する。
これにより、輸送媒体80bは領域12から高温側熱交換部4へ向けて排出される。輸送媒体90aは領域13から低温側熱交換部5へ向けて排出される。
そして、例えば、高温側熱交換部4において熱輸送媒体8から取り出した熱を暖房に利用することができる。また、例えば、低温側熱交換部5において熱輸送媒体9に熱を吸収させることで冷房に利用することができる。
磁場を印加して磁気熱量効果材料を発熱させ、単位体積あたりの比熱が異なる熱輸送媒体に熱を吸収させる場合、同じ温度環境下であっても単位体積あたりの比熱が高い熱輸送媒体の方が熱を多く吸収する。
また、磁場の印加を除去して磁気熱量効果材料に吸熱をさせ、単位体積あたりの比熱が異なる熱輸送媒体から熱を奪う場合、同じ温度環境下であっても単位体積あたりの比熱が高い熱輸送媒体の方が熱を多く奪われる。
そのため、磁気熱量効果材料からの熱は単位体積あたりの比熱が高い熱輸送媒体80aにより多く吸収される。すなわち、熱輸送媒体80aに選択的に熱が与えられる。
そのため、単位体積あたりの比熱が高い熱輸送媒体90bからより多くの熱量が奪われる。すなわち、熱輸送媒体90bから選択的に熱が奪われる。
そのため、磁気熱量効果材料が発熱した際の熱量が選択的に熱輸送媒体80aに与えられる。一方、磁気熱量効果材料が吸熱する際には熱輸送媒体80bから奪われる熱量を抑制することができる。その結果、生成した温熱を高温側熱交換部4へ効率よく送ることができる。
そのため、磁気熱量効果材料が吸熱する際には熱輸送媒体90aから選択的に熱量が奪われ、磁気熱量効果材料が発熱した際には熱輸送媒体90bから吸収される熱量を抑制することができる。その結果、生成した冷熱を低温側熱交換部5へ効率よく送ることができる。
図5は、第2の実施形態に係る磁気冷凍システムを例示するための模式構成図である。
図5に示すように、磁気冷凍システム101には、熱交換部1、磁場発生部2、移動部3、高温側熱交換部4、低温側熱交換部5、配管6、配管7、熱輸送媒体8、熱輸送媒体9、輸送部10、輸送部11、高温側排出部16、低温側排出部17、導入部18、制御部34が設けられている。
ここでは、一例として、熱輸送媒体80a、90aが液体(例えば、水など)、熱輸送媒体80b、90bが気体(例えば、空気など)の場合について説明する。
すなわち、高温側熱交換部4の流入側(上流側)において熱輸送媒体80bを排出する高温側排出部16を設け、低温側熱交換部5の流入側(上流側)において熱輸送媒体90bを排出する低温側排出部17を設けている。
高温側排出部16、低温側排出部17としては、例えば、気液分離膜を備えた気液分離器などを例示することができる。
高温側排出部16、低温側排出部17を設ける様にすれば、前記課題を解決することができる。
また、熱輸送媒体90aには蒸発による気体が共存しているおそれが少ないので低温側排出部17を省略して高温側排出部16のみを設けても良い。
例えば、導入部18は、高温側排出部16により排出された熱輸送媒体80bが高温側熱交換部4の流出側(下流側)で再度形成されるようにする。また、導入部18は、低温側排出部17により排出された熱輸送媒体90bが低温側熱交換部5の流出側(下流側)で再度形成されるようにする。
前述したものの場合には、熱輸送媒体80aが高温側熱交換部4を通過した後、導入部18により所定量の熱輸送媒体80bを配管6内に導入し、熱輸送媒体80aと熱輸送媒体80bとから構成される熱輸送媒体8を再構成する。また、熱輸送媒体90aが低温側熱交換部5を通過した後、導入部18により所定量の熱輸送媒体90bを配管7内に導入し、熱輸送媒体90aと熱輸送媒体90bとから構成される熱輸送媒体9を再構成する。
すなわち、制御部34は、熱交換部1に熱輸送媒体80a、熱輸送媒体90bが導入された場合には熱交換部1に磁場が印加されるように移動部3、輸送部10、輸送部11の動作を制御する。また、制御部34は、熱交換部1に熱輸送媒体80b、熱輸送媒体90aが導入された場合には熱交換部1に印加していた磁場が除去されるように移動部3、輸送部10、輸送部11の動作を制御する。また、制御部34は、熱輸送媒体8、9が再構成されるように導入部18の動作を制御する。
熱交換部1の作用に関しては、図3に例示をしたものと同様とすることができる。
つまり、熱交換部1に磁場を印加して発熱させる時には、領域12に単位体積あたりの比熱が高い熱輸送媒体80aが導入され、領域13に単位体積あたりの比熱が低い熱輸送媒体90bが導入される。
この際、高温側排出部16により、熱輸送媒体80bが高温側熱交換部4に流入する前に除去される。また、低温側排出部17により、熱輸送媒体90bが低温側熱交換部5に流入する前に除去される。
図6は、第3の実施形態に係る磁気冷凍システムを例示するための模式構成図である。なお、図6(a)は磁気熱量効果材料の発熱のみを利用する磁気冷凍システム100a、図6(b)は磁気熱量効果材料の吸熱のみを利用する磁気冷凍システム100bを例示するための模式構成図である。
制御部24aは、移動部3、輸送部10の動作を制御する。
すなわち、制御部24aは、熱交換部1に熱輸送媒体80aが導入された場合には熱交換部1に磁場が印加されるように移動部3、輸送部10の動作を制御する。また、制御部24aは、熱交換部1に熱輸送媒体80bが導入された場合には熱交換部1に印加していた磁場が除去されるように移動部3、輸送部10の動作を制御する。
制御部24bは、移動部3、輸送部11の動作を制御する。
すなわち、制御部24bは、熱交換部1に熱輸送媒体90bが導入された場合には熱交換部1に磁場が印加されるように移動部3、輸送部11の動作を制御する。また、制御部24bは、熱交換部1に熱輸送媒体90aが導入された場合には熱交換部1に印加していた磁場が除去されるように移動部3、輸送部11の動作を制御する。
例えば、切換弁などを用いて、熱交換部1に導入される熱輸送媒体を切り替えることで、単位体積あたりの比熱が異なる熱輸送媒体が熱交換部1に順次導入されるようにしても良い。
すなわち、単位体積あたりの比熱が異なる熱輸送媒体が熱交換部1に順次導入されるようにすれば良い。
次に、本実施の形態に係る磁気冷凍システムの効果を検討するために行った比較例に係るAMR式磁気冷凍システムとの比較について説明する。
図7は、本実施の形態に係る磁気冷凍システムの熱交換部1を例示するための模式断面図である。なお、図7(a)は磁場が印加された場合を表し、図7(b)は印加された磁場が除去された場合を表している。
図7に例示をする熱交換部1の領域14は、Gd(ガドリニウム)板から形成されている。Gd板の重量は100g、z方向厚みは3mm、x方向長さは115mmとした。領域12、領域13は、前記Gd板上に、z方向深さ3mm、y方向幅2mm、x方向長さ115mmの直線状の流路を各々形成した。そして、領域12と配管6、領域13と配管7にはそれぞれ水の相と空気の相を交互に形成した。また、水の相と空気の相との体積比率が等しくなるようにした。それぞれの相一つあたりの占有体積は、前記流路体積と同じになるようにした。
次に、図7(b)に示すように領域12から水の相を排出し、領域12に空気の相が位置するようにした。また、領域13から空気の相を排出し、領域13に水の相が位置するようにした。その後、熱交換部1に印加されていた磁場を除去することで磁気熱量効果材料に吸熱させた。
熱輸送効率=(領域12における水の吸熱量+空気の吸熱量)/1サイクル中の磁場印加時におけるGd(ガドリニウム)100gの理論発熱量 ・・・(1)
ここで、水の吸熱量は、水の比熱(4.2kJ/kg/k)×水の密度(1000kg/m3)×領域12の体積(m3)×水の最大温度上昇量(ΔTH2O)、空気の吸熱量は、空気の比熱(1kJ/kg/k)×空気の密度(1.29kg/m3)×領域12の体積(m3)×空気の温度上昇量(ΔTair)である。また、1サイクル中の磁場印加時におけるGd100gの理論発熱量(QGd)は、QGd=T(298k)×磁気エントロピー変化(ΔS:2.5kJ/kg/k)×0.1(kg−Gd)より求めた。
図8は、比較例に係るAMR式磁気冷凍システムの熱交換部51を例示するための模式断面図である。
まず、磁気熱量効果を有する直径1mmのGd(ガドリニウム)粒子100gを、内径15mm、長さ115mmの円筒容器52に充填率60%で充填し、端部には金属メッシュから成る仕切り板53を設けた。そして、熱交換部51内部の残りの空間に水を満し、熱交換部51を作成した。
その後、X軸方向に+1cm仕切り板53を移動させることで、水を移動させた。移動速度は、0.4cm/sとした。
次に、印加された磁場を除去し、除去後、X軸方向に−1cm仕切り板53を移動させることで、水を移動させた。移動速度は、0.4cm/sとした。
熱輸送効率=水の吸熱量/1サイクル中の磁場印加時におけるGd100gの理論発熱量 ・・・(2)
ここで、水の吸熱量は、水の比熱(4.2kJ/kg/k)×水の密度(1000kg/m3)×円筒容器52中への水の充填体積(m3)×水の最大温度上昇量(ΔTH2O)である。また、1サイクル中の磁場印加時におけるGd100gの理論発熱量(QGd)は、QGd=T(298k)×磁気エントロピー変化(ΔS:2.5kJ/kg/k)×0.1(kg−Gd)より求めた。
なお、温度の測定においては、水の初期温度、空気の初期温度を環境温度と等しい25℃とした。
図9に示すように、実施例1における熱輸送効率は50%、比較例1における熱輸送効率は2.6%となった。すなわち、比較例1に比べて実施例1の方が格段に高い熱輸送効率を得られることが確認された。
2 磁場発生部
3 磁場移動部
4 高温側熱交換部
5 低温側熱交換部
6 配管
7 配管
8 熱輸送媒体
9 熱輸送媒体
10 輸送部
11 輸送部
12 領域
13 領域
14 領域
16 高温側排出部
17 低温側排出部
18 導入部
24 制御部
24a 制御部
24b 制御部
34 制御部
80a 熱輸送媒体
80b 熱輸送媒体
90a 熱輸送媒体
90b 熱輸送媒体
100 磁気冷凍システム
100a 磁気冷凍システム
100b 磁気冷凍システム
101 磁気冷凍システム
Claims (6)
- 磁気熱量効果材料を含む第1の熱交換部と、
前記第1の熱交換部に対する磁場を変化させる磁場変化部と、
第1の熱輸送媒体と、
前記第1の熱輸送媒体とは分離され、単位体積あたりの比熱が異なる第2の熱輸送媒体と、
前記第1の熱輸送媒体と、前記第2の熱輸送媒体と、を前記第1の熱交換部に順次導入する輸送部と、
を備え、
前記第1の熱輸送媒体は配管で形成される流路を循環し、前記第2の熱輸送媒体は前記第1の熱輸送媒体とは分離されて前記流路を循環し、
前記磁場変化部は、前記輸送部により前記第1の熱交換部に前記第1の熱輸送媒体が導入された場合に、前記第1の熱交換部に磁場を印加し、前記輸送部により前記第1の熱交換部に前記第2の熱輸送媒体が導入された場合に、前記第1の熱交換部に対して前記磁場の印加を除去することを特徴とする磁気冷凍システム。 - 前記輸送部は、前記第2の熱輸送媒体よりも単位体積あたりの比熱が高い前記第1の熱輸送媒体を前記第1の熱交換部に導入し、
前記磁場変化部は、前記第1の熱交換部に対して磁場を印加することにより、前記熱交換部が発熱することを特徴とする請求項1記載の磁気冷凍システム。 - 前記輸送部は、前記第2の熱輸送媒体よりも単位体積あたりの比熱が高い前記第1の熱輸送媒体を前記第1の熱交換部に導入し、
前記磁場変化部は、前記第1の熱交換部に対して磁場の印加を除去することにより、前記熱交換部が吸熱することを特徴とする請求項1記載の磁気冷凍システム。 - 前記第1の熱交換部は、熱輸送媒体を流通させる第1の領域と、第2の領域と、を有し、
前記第1の領域に前記第1の熱輸送媒体が導入される場合には、前記第2の領域に前記第2の熱輸送媒体が導入され、
前記第1の領域に前記第2の熱輸送媒体が導入される場合には、前記第2の領域に前記第1の熱輸送媒体が導入されることを特徴とする請求項1記載の磁気冷凍システム。 - 前記第1の熱輸送媒体と前記第2の熱輸送媒体は、いずれか一方が液体であり、他方が気体であることを特徴とする請求項1記載の磁気冷凍システム。
- 前記第1の熱交換部から流出した前記第1の熱輸送媒体と、熱交換先との間における熱交換を行う第2の熱交換部と、
前記第2の熱交換部の流入側において前記第2の熱輸送媒体を排出する排出部と、
前記第2の熱交換部の流出側において前記第2の熱輸送媒体を導入する導入部と、
をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の磁気冷凍システム。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2010/069297 WO2012056560A1 (ja) | 2010-10-29 | 2010-10-29 | 磁気冷凍システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2012056560A1 JPWO2012056560A1 (ja) | 2014-03-20 |
JP5728489B2 true JP5728489B2 (ja) | 2015-06-03 |
Family
ID=45993314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012540598A Active JP5728489B2 (ja) | 2010-10-29 | 2010-10-29 | 磁気冷凍システム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20130227965A1 (ja) |
JP (1) | JP5728489B2 (ja) |
WO (1) | WO2012056560A1 (ja) |
Families Citing this family (62)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10436481B2 (en) * | 2011-06-06 | 2019-10-08 | Jan Vetrovec | Magnetocaloric refrigerator |
WO2015017230A1 (en) | 2013-08-02 | 2015-02-05 | General Electric Company | Magneto-caloric assemblies |
US9995511B2 (en) * | 2013-12-17 | 2018-06-12 | Astronautics Corporation Of America | Magnetic refrigeration system with improved flow efficiency |
DE102015108954A1 (de) * | 2015-06-08 | 2016-12-08 | Eberspächer Climate Control Systems GmbH & Co. KG | Temperiergerät, insbesondere Fahrzeugtemperiergerät |
WO2016204294A1 (ja) * | 2015-06-19 | 2016-12-22 | 株式会社フジクラ | 熱交換器、磁気ヒートポンプ装置、及び、熱交換器の製造方法 |
CN105004093B (zh) * | 2015-06-24 | 2017-10-20 | 华南理工大学 | 一种双循环往复式室温磁制冷系统 |
JP6418110B2 (ja) * | 2015-09-01 | 2018-11-07 | 株式会社デンソー | 磁気ヒートポンプ装置 |
US10541070B2 (en) | 2016-04-25 | 2020-01-21 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Method for forming a bed of stabilized magneto-caloric material |
US10299655B2 (en) | 2016-05-16 | 2019-05-28 | General Electric Company | Caloric heat pump dishwasher appliance |
US10006675B2 (en) | 2016-07-19 | 2018-06-26 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Linearly-actuated magnetocaloric heat pump |
US10006672B2 (en) | 2016-07-19 | 2018-06-26 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Linearly-actuated magnetocaloric heat pump |
US10281177B2 (en) | 2016-07-19 | 2019-05-07 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Caloric heat pump system |
US10274231B2 (en) | 2016-07-19 | 2019-04-30 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Caloric heat pump system |
US10222101B2 (en) * | 2016-07-19 | 2019-03-05 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Linearly-actuated magnetocaloric heat pump |
US10047980B2 (en) * | 2016-07-19 | 2018-08-14 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Linearly-actuated magnetocaloric heat pump |
US9869493B1 (en) | 2016-07-19 | 2018-01-16 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Linearly-actuated magnetocaloric heat pump |
US10295227B2 (en) | 2016-07-19 | 2019-05-21 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Caloric heat pump system |
US10006673B2 (en) | 2016-07-19 | 2018-06-26 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Linearly-actuated magnetocaloric heat pump |
US10047979B2 (en) | 2016-07-19 | 2018-08-14 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Linearly-actuated magnetocaloric heat pump |
US10006674B2 (en) | 2016-07-19 | 2018-06-26 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Linearly-actuated magnetocaloric heat pump |
US9915448B2 (en) * | 2016-07-19 | 2018-03-13 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Linearly-actuated magnetocaloric heat pump |
US10443585B2 (en) | 2016-08-26 | 2019-10-15 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Pump for a heat pump system |
US10386096B2 (en) | 2016-12-06 | 2019-08-20 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Magnet assembly for a magneto-caloric heat pump |
US10288326B2 (en) | 2016-12-06 | 2019-05-14 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Conduction heat pump |
US11009282B2 (en) | 2017-03-28 | 2021-05-18 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Refrigerator appliance with a caloric heat pump |
US10527325B2 (en) | 2017-03-28 | 2020-01-07 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Refrigerator appliance |
US10451320B2 (en) | 2017-05-25 | 2019-10-22 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Refrigerator appliance with water condensing features |
JP2018199860A (ja) * | 2017-05-30 | 2018-12-20 | 株式会社フジクラ | ガドリニウム線材、それを用いた金属被覆ガドリニウム線材、熱交換器及び磁気冷凍装置 |
US10451322B2 (en) | 2017-07-19 | 2019-10-22 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Refrigerator appliance with a caloric heat pump |
US10422555B2 (en) | 2017-07-19 | 2019-09-24 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Refrigerator appliance with a caloric heat pump |
WO2019094737A1 (en) * | 2017-11-10 | 2019-05-16 | Neiser Paul | Refrigeration apparatus and method |
US10520229B2 (en) | 2017-11-14 | 2019-12-31 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Caloric heat pump for an appliance |
US11022348B2 (en) | 2017-12-12 | 2021-06-01 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Caloric heat pump for an appliance |
US10782051B2 (en) | 2018-04-18 | 2020-09-22 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Magneto-caloric thermal diode assembly |
US10648706B2 (en) | 2018-04-18 | 2020-05-12 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Magneto-caloric thermal diode assembly with an axially pinned magneto-caloric cylinder |
US10648704B2 (en) | 2018-04-18 | 2020-05-12 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Magneto-caloric thermal diode assembly |
US10876770B2 (en) | 2018-04-18 | 2020-12-29 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Method for operating an elasto-caloric heat pump with variable pre-strain |
US10557649B2 (en) | 2018-04-18 | 2020-02-11 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Variable temperature magneto-caloric thermal diode assembly |
US10551095B2 (en) | 2018-04-18 | 2020-02-04 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Magneto-caloric thermal diode assembly |
US10830506B2 (en) | 2018-04-18 | 2020-11-10 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Variable speed magneto-caloric thermal diode assembly |
US10641539B2 (en) | 2018-04-18 | 2020-05-05 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Magneto-caloric thermal diode assembly |
US10648705B2 (en) | 2018-04-18 | 2020-05-12 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Magneto-caloric thermal diode assembly |
US11015842B2 (en) | 2018-05-10 | 2021-05-25 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Magneto-caloric thermal diode assembly with radial polarity alignment |
US10989449B2 (en) | 2018-05-10 | 2021-04-27 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Magneto-caloric thermal diode assembly with radial supports |
US11054176B2 (en) | 2018-05-10 | 2021-07-06 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Magneto-caloric thermal diode assembly with a modular magnet system |
US11092364B2 (en) | 2018-07-17 | 2021-08-17 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Magneto-caloric thermal diode assembly with a heat transfer fluid circuit |
US10684044B2 (en) | 2018-07-17 | 2020-06-16 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Magneto-caloric thermal diode assembly with a rotating heat exchanger |
US11193697B2 (en) | 2019-01-08 | 2021-12-07 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Fan speed control method for caloric heat pump systems |
US11149994B2 (en) | 2019-01-08 | 2021-10-19 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Uneven flow valve for a caloric regenerator |
US11274860B2 (en) | 2019-01-08 | 2022-03-15 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Mechano-caloric stage with inner and outer sleeves |
US11168926B2 (en) | 2019-01-08 | 2021-11-09 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Leveraged mechano-caloric heat pump |
US11112146B2 (en) | 2019-02-12 | 2021-09-07 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Heat pump and cascaded caloric regenerator assembly |
US11015843B2 (en) | 2019-05-29 | 2021-05-25 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Caloric heat pump hydraulic system |
CN110657603B (zh) * | 2019-10-30 | 2024-02-06 | 中国长江三峡集团有限公司 | 一种磁制冷换热器和制冷制热系统及方法 |
CN112594960B (zh) * | 2020-12-31 | 2024-06-25 | 包头稀土研究院 | 双列多级串联式双磁场磁制冷机及其热交换方法 |
CN112594962B (zh) * | 2020-12-31 | 2024-06-25 | 包头稀土研究院 | 双列多级串联式双磁场磁制冷仓及其制冷制热方法 |
CN112629056B (zh) * | 2020-12-31 | 2024-03-29 | 包头稀土研究院 | 双列多级串联式磁制冷机的制冷仓及其制冷制热方法 |
CN112629057B (zh) * | 2020-12-31 | 2024-03-29 | 包头稀土研究院 | 单列多级串联式双磁场磁制冷机及其热交换方法 |
CN112665210B (zh) * | 2020-12-31 | 2024-03-29 | 包头稀土研究院 | 单列多级串联式双磁场制冷仓及其制冷制热方法 |
CN112629060B (zh) * | 2020-12-31 | 2024-03-29 | 包头稀土研究院 | 多列多级并联式磁制冷机及其热交换方法 |
CN112629058B (zh) * | 2020-12-31 | 2024-03-29 | 包头稀土研究院 | 单列多级串联式磁制冷机及其热交换方法 |
CN114484925B (zh) * | 2021-12-08 | 2024-02-20 | 包头稀土研究院 | 高效反作用式磁制冷机及热交换方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4332135A (en) * | 1981-01-27 | 1982-06-01 | The United States Of America As Respresented By The United States Department Of Energy | Active magnetic regenerator |
JPS59183264A (ja) * | 1983-04-01 | 1984-10-18 | 株式会社東芝 | 連続磁気冷凍装置 |
JP2006512556A (ja) * | 2002-12-24 | 2006-04-13 | エコール ディ’インゲニエウルス ドゥ カントン デ ヴァウド | 電磁熱効果による冷気及び熱の連続生成方法および装置 |
JP2009520946A (ja) * | 2005-12-21 | 2009-05-28 | 株式会社大宇エレクトロニクス | 磁気冷凍機 |
JP2009210165A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Toshiba Corp | 磁気冷凍デバイスおよび磁気冷凍システム |
JP2010112606A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-05-20 | Toshiba Corp | 磁気式温度調整装置 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3108444A (en) * | 1962-07-19 | 1963-10-29 | Martin Marietta Corp | Magneto-caloric cryogenic refrigerator |
US4078392A (en) * | 1976-12-29 | 1978-03-14 | Borg-Warner Corporation | Direct contact heat transfer system using magnetic fluids |
DE3800098A1 (de) * | 1987-09-25 | 1989-07-13 | Heinz Munk | Magnetokalorischer induktor mit kompensationskern fuer die erzeugung elektrischer energie |
US5249424A (en) * | 1992-06-05 | 1993-10-05 | Astronautics Corporation Of America | Active magnetic regenerator method and apparatus |
KR100797681B1 (ko) * | 2000-08-09 | 2008-01-23 | 애스트로노틱스 코포레이션 오브 아메리카 | 회전형 베드 자기 냉장장치 |
US6676772B2 (en) * | 2001-03-27 | 2004-01-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Magnetic material |
DE102006006326B4 (de) * | 2006-02-11 | 2007-12-06 | Bruker Biospin Ag | Hybrid-Wärmepumpe/Kältemaschine mit magnetischer Kühlstufe |
US20080276623A1 (en) * | 2007-05-11 | 2008-11-13 | Naushad Ali | Magnetic refrigerant material |
KR100962136B1 (ko) * | 2008-06-16 | 2010-06-10 | 현대자동차주식회사 | 냉난방 시스템 |
US20110162388A1 (en) * | 2010-01-05 | 2011-07-07 | General Electric Company | Magnetocaloric device |
-
2010
- 2010-10-29 WO PCT/JP2010/069297 patent/WO2012056560A1/ja active Application Filing
- 2010-10-29 JP JP2012540598A patent/JP5728489B2/ja active Active
-
2013
- 2013-04-29 US US13/872,781 patent/US20130227965A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4332135A (en) * | 1981-01-27 | 1982-06-01 | The United States Of America As Respresented By The United States Department Of Energy | Active magnetic regenerator |
JPS59183264A (ja) * | 1983-04-01 | 1984-10-18 | 株式会社東芝 | 連続磁気冷凍装置 |
JP2006512556A (ja) * | 2002-12-24 | 2006-04-13 | エコール ディ’インゲニエウルス ドゥ カントン デ ヴァウド | 電磁熱効果による冷気及び熱の連続生成方法および装置 |
JP2009520946A (ja) * | 2005-12-21 | 2009-05-28 | 株式会社大宇エレクトロニクス | 磁気冷凍機 |
JP2009210165A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Toshiba Corp | 磁気冷凍デバイスおよび磁気冷凍システム |
JP2010112606A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-05-20 | Toshiba Corp | 磁気式温度調整装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2012056560A1 (ja) | 2014-03-20 |
WO2012056560A1 (ja) | 2012-05-03 |
US20130227965A1 (en) | 2013-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5728489B2 (ja) | 磁気冷凍システム | |
JP4643668B2 (ja) | 磁気冷凍デバイスおよび磁気冷凍システム | |
KR102149720B1 (ko) | 자기냉각장치 | |
JP4783406B2 (ja) | 磁気冷凍デバイス、磁気冷凍システムおよび磁気冷凍方法 | |
JP4231022B2 (ja) | 磁気冷凍機 | |
JP4950918B2 (ja) | 磁気冷凍装置用磁性材料、熱交換容器および磁気冷凍装置 | |
JP5859117B2 (ja) | 磁気冷凍用材料および磁気冷凍デバイス | |
JP5355071B2 (ja) | 磁気冷凍デバイスおよび磁気冷凍システム | |
JP4703699B2 (ja) | 磁気冷凍用磁性材料、磁気冷凍デバイスおよび磁気冷凍システム | |
JP5060602B2 (ja) | 磁気冷凍デバイスおよび磁気冷凍システム | |
US20130232993A1 (en) | Heat exchanger and magnetic refrigeration system | |
CN103748424B (zh) | 用于逆转磁热材料退化的系统和方法 | |
JP2008082663A (ja) | 磁気冷凍デバイスおよび磁気冷凍方法 | |
US20090133409A1 (en) | Combination Thermo-Electric and Magnetic Refrigeration System | |
WO2012056577A1 (ja) | 熱交換器および磁気冷凍システム | |
WO2011039804A1 (ja) | 磁気冷凍用磁性材料、磁気冷凍デバイスおよび磁気冷凍システム | |
JP5734991B2 (ja) | 磁気冷凍システム | |
JP2012177499A (ja) | 磁気式温度調整装置 | |
CN103759463B (zh) | 室温磁制冷系统 | |
JP6594229B2 (ja) | 蓄熱型磁気ヒートポンプ | |
JP2019086261A (ja) | 磁気熱サイクル装置およびその運転方法 | |
US10995973B2 (en) | Cooling device and a method for cooling | |
JP7030658B2 (ja) | 磁気冷凍機 | |
JP2018080854A (ja) | 磁気ヒートポンプ装置 | |
JP2021181865A (ja) | 磁気冷凍装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140210 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140410 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140930 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141028 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150311 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150406 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5728489 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |