JP5728018B2 - 空気入りタイヤ用トレッド - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤ用トレッドに関し、詳しくは、トレッドの周方向溝にグルーブフェンスを形成して気柱共鳴音を低減し、排水性能を維持しつつ、グルーブフェンスをトレッド部と同程度に摩耗させることが出来る空気入りタイヤ用トレッドに関する。
タイヤのトレッドに形成された周方向溝の気柱共鳴音は、その周方向溝と路面とで形成される管内(気柱)の共鳴により発生し、その共鳴周波数は、路面との間で形成される周方向溝の気柱の長さに依存する。
この気柱共鳴音は車輌内外の騒音という形で現れ、多くの場合人間の耳に届きやすい1kHz前後にそのピークを持つ。この周方向溝の気柱共鳴音を低減させる技術として、周方向溝の溝壁や溝底から延び、周方向溝の全て、もしくは大半を遮断する、いわゆるグルーブフェンス、つまり突起物を設け、周方向溝の形成方向の空気の流れを遮ることにより、気柱共鳴音を低減させるようにする技術が知られている。しかしながら、周方向溝の形成方向の空気の流れを遮ることにより、濡れた路面を走行した際に、周方向溝内に入り込んだ水の周方向溝内の流れもが遮られることになり、空気入りタイヤと路面との間に介在する水の排水性が低下するため、濡れた路面での操縦安定性が低下する。
特許文献1の図4には、周方向溝内に、その溝内の対向する溝壁及び溝底からそれぞれ延びる3つのグルーブフェンスを互いに隙間を設けて配置することにより、気柱共鳴音の低減と排水性を両立させるようにした技術が開示されている。
また、特許文献2の図3には、周方向溝内の溝底から延びるグルーブフェンスを、周方向溝開口部からの大部分を溝壁に接触しないように配置することにより、気柱共鳴音の低減と排水性を両立させるようにした技術が開示されている。
特開平11−105511号公報 特開2006−341655号公報
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に開示された技術では、グルーブフェンスを機能させるために、グルーブフェンスのタイヤ周方向の厚みが薄く変形しやすいものとなっており、使用する材料によっては、走行を重ねていった際、変形し易いグルーブフェンスが摩耗しにくく、グルーブフェンスとトレッド部との磨耗量に差異が生じ、グルーブフェンスがトレッド部分から突出するようになり、グルーブフェンスが路面を叩いて異音が発生するという問題点がある。このような異音の発生は、気柱共鳴音を低減させて騒音を低下させるという、上述したグルーブフェンスの本来の役割に反するものである。また、このようなグルーブフェンスのトレッド部からの突出により、グルーブフェンスの意図しない部分が路面と接地することにより磨耗し、走行中にグルーブフェンスが破損するという問題点がある。
そこで本発明は、上述した従来技術が抱える問題点を解決するためになされたものであり、気柱共鳴音を低減し、排水性能を維持しつつ、トレッド部と同程度にグルーブフェンスを磨耗させることが出来る空気入りタイヤ用トレッドを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、底部及び対向する壁面を有する少なくとも一本の周方向溝と、その周方向溝に隣接する少なくとも二つのリブと、少なくとも一本の周方向溝内に、周方向溝を遮るように形成された複数のグルーブフェンスと、を有する空気入りタイヤ用トレッドであって、グルーブフェンスは周方向溝の底部から壁面と隙間を有するようにタイヤ回転軸に対して垂直方向に延び、グルーブフェンスが形成されている周方向溝の断面積の少なくとも70%を遮断するよう形成され、Eがグルーブフェンスに用いられている材料の10%伸び時のモジュラスであり、Iがグルーブフェンスにおけるタイヤの周方向及び幅方向に延びる断面についての断面二次モーメントであり、この断面二次モーメントIは、当該断面におけるタイヤ回転軸方向に沿った中心軸回りの断面二次モーメントであり、hがグルーブフェンスの高さであり、lがグルーブフェンスの幅であるとき、グルーブフェンスの
Figure 0005728018
で定義される曲げパラメータが250Pa以上350Pa以下であることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、周方向溝内に形成され、底部からタイヤ半径方向に延びると共に周方向溝の断面積の少なくとも70%を遮断するグルーブフェンスにより、路面との間で形成される周方向溝の気柱の長さを、グルーブフェンスを形成しない場合に対して変更して、気柱共鳴音のピークを人間の耳に届きやすい周波数帯から外すことが容易になり、その結果、気柱共鳴音による騒音が改善される。
さらに本発明においては、E・I/(h3l)で定義されるグルーブフェンスの曲げパラメータを350Pa以下となるよう構成しているので、周方向溝内に入り込んだ水の水圧によりグルーブフェンスが倒れこみ、周方向溝の排水性を確保することができる。言い換えると、グルーブフェンスの曲げパラメータを350Paよりも大きくすると、グルーブフェンスは周方向溝に入り込んだ水の水圧により倒れこむことが難しくなるため、排水性能が低下してしまうのである。
さらに、本発明においては、E・I/(h3l)で定義されるグルーブフェンスの曲げパラメータを250Pa以上となるように構成しているので、タイヤ転動中、グルーブフェンスがトレッド踏面を通過時に直接路面と接触する状態のとき、グルーブフェンス先端部が路面と接触し、反力を受けた際に曲がりすぎることなく、路面とグルーブフェンスとの間で適切な接地圧力を生じさせることができ、その結果、少なくとも2つのリブを有するトレッド部の摩耗量と同程度にグルーブフェンスを磨耗させることが出来る。言い換えると、グルーブフェンスの曲げパラメータを250Paよりも小さくすると、グルーブフェンスが、路面と接触した際の反力により座屈してしまい、路面とグルーブフェンスとの間で適切な接地圧力を生じることができなくなるため、トレッド部と同程度にグルーブフェンスを磨耗させることができなくなってしまうのである。
ここで、グルーブフェンスの曲げパラメータは、E・I/(h3l)で定義される。ここでEはグルーブフェンスに用いられている材料の10%伸び時のモジュラス(M10)であり、lはグルーブフェンスのタイヤ回転軸に平行な面に投影した際の幅であり、Iは、断面2次モーメントである。この断面2次モーメントIは、上記グルーブフェンスがその高さ方向に一定の幅lを有し、グルーブフェンスが一定の厚みeを有する場合には、
Figure 0005728018
で定義される。また、hはタイヤ回転軸に対して垂直方向におけるグルーブフェンスの高さである。このように、グルーブフェンスの曲げパラメータ:E・I/(h3l)は、グルーブフェンスの各寸法と、グルーブフェンスに用いられる材料の物性との統合的な関数となっている。
このようなグルーブフェンスの曲げパラメータ
Figure 0005728018
は、本発明者らが、上述した、気柱共鳴音を低減し、排水性能を維持しつつ、グルーブフェンスをトレッド部と同程度に摩耗させる空気入りタイヤ用トレッドの開発にあたり、そのような作用(特に、排水性能、グルーブフェンスの摩耗性能)を評価するために適切なものとして見出したパラメータであり、そのパラメータを上記数値範囲(250Pa以上350Pa以下)とすれば、上述した作用が効果的に得られることを解析及び実験により見出したものである。
ここで、「溝」とは、通常の使用条件下で相互に接触することのない、二つの壁面により区切られた、幅及び深さを持つ空間のことをいう。
また、「周方向溝」とは、タイヤ周方向に延びる溝のことをいい、直線状の溝のみならず、ジグザグ状又は波状に延び、タイヤ全体として周方向に一周する溝も含まれる。
また、「トレッド踏面」とは、タイヤを下記の産業規格で定められている適用リムに装着すると共に、定格内圧を充填し、定格荷重を負荷した際に路面と接触するトレッドの表面領域のことをいう。
また、「規格」とは、タイヤが生産または使用される地域に有効な産業規格によって定められるものである。例えば、産業規格は、欧州ではETRTO(The European Tyre and Rim Technical Organization)の“STANDARDS MANUAL”であり、米国ではTRA(THE TIRE AND RIM ASSOCIATION INC.)の“YEAR BOOK”であり、日本では日本自動車タイヤ協会(JATMA)の“JATMA YEAR BOOK”である。また、「適用リム」とは、タイヤのサイズに応じてこれら規格に規定されたリムをいい、「定格内圧」とは、これらの規格において、負荷能力に対応して規定される空気圧をいい、「定格荷重」とは、これらの規格において、タイヤに負荷することが許容される最大の質量をいう。
また、本発明における「材料のモジュラス」とは、JIS K6251に準拠して測定する23℃での加硫後ゴム組成物の引張試験において得られる、10%伸び時の引張応力(モジュラス)(M10)のことをいい、本発明では、このJIS規格に基づく試験の10%伸び時の引張応力を上記「E」の値として使用する。試験片は、未加硫ゴム組成物を150℃において40分間加硫成形し、ダンベル状もしくはリング状の規定の打ち抜き刃型により打ち抜かれる。試験片は、加硫されたタイヤから採取しても良い。この場合、採取されたゴム組成物は0.4mmから10mmまでの厚みを持つ薄いセクションにスライスされ、外径3mmから10mmの範囲内で、リング状の打ち抜き刃型により打ち抜かれる。試験片の伸びは試験片の応力軟化後に測定され、10%伸びた際における引張力を試験片の初期断面積で除すことにより算出される。測定はJIS K6250に準拠し、標準温度(23±2℃)及び湿度(相対湿度50±5%)の条件下にて行われる。
本発明において、好ましくは、グルーブフェンスに用いられている材料の10%伸び時のモジュラス(M10)が2.0MPa〜8.0MPaである。
このように構成された本発明においては、気柱共鳴音の低減を図りながら、排水性を確保し、トレッド部と近似してグルーブフェンスを磨耗させることが出来る。即ち、グルーブフェンスに用いられている材料の、10%伸び時のモジュラス(M10)を2.0MPaよりも小さくすると、材料剛性の低下により、グルーブフェンスが路面と接触した際に座屈してしまう危険性が高くなり、グルーブフェンスをトレッド部と近似して磨耗させることが難しくなる。一方、グルーブフェンスに用いられている材料の、10%伸び時のモジュラス(M10)を8.0MPaよりも大きくすると、材料剛性が高くなることにより、グルーブフェンスを周方向溝に入り込んだ水の水圧によって倒れこませることが難しくなる。従って、グルーブフェンスに用いられている材料の、10%伸び時のモジュラス(M10)が、2.0MPa〜8.0MPaとすれば、気柱共鳴音の低減を図りながら、排水性を確保し、トレッド部と同程度にグルーブフェンスを磨耗させることが出来る。
本発明において、好ましくは、グルーブフェンスの厚みが0.5mm〜0.7mmである。
このように構成された本発明においては、気柱共鳴音の低減を図りながら、排水性を確保し、トレッド部と同程度にグルーブフェンスを磨耗させることが出来る。即ち、グルーブフェンスの厚みを0.5mmよりも小さくすると、グルーブフェンスの寸法的な剛性の低下により、グルーブフェンスが路面と接触した際に座屈してしまう危険性が高くなり、グルーブフェンスをトレッド部と近似して磨耗させることが難しくなる。一方、グルーブフェンスの厚みを0.7mmよりも大きくすると、グルーブフェンスの寸法的な剛性が高くなることにより、グルーブフェンスを周方向溝に入り込んだ水の水圧によって倒れこませることが難しくなる。従って、グルーブフェンスの厚みを0.5mm〜0.7mmとすれば、気柱共鳴音の低減を図りながら、排水性を確保し、トレッド部と同程度にグルーブフェンスを磨耗させることが出来る。
本発明において、好ましくは、グルーブフェンスに用いられている材料は少なくとも二つのリブを含むトレッド部分と同じ材料である。
このように構成された本発明においては、グルーブフェンス部に特別な材料を用いることが無いため、製造時に特別な工程を経ることなく、気柱共鳴音の低減を図りながら、排水性を確保し、トレッド部と同程度にグルーブフェンスを磨耗させることが出来る。
本発明において、好ましくは、グルーブフェンスに用いられている材料は少なくとも二つのリブを含むトレッド部分と異なる材料である。
このように構成された本発明においては、接地時の性能に重要であるトレッド部の材料に特殊なものを用いたとしても、グルーブフェンス部にその寸法に合わせた適切な材料を用いることができるため、気柱共鳴音の低減を図りながら、排水性を確保し、トレッド部と同程度にグルーブフェンスを磨耗させることが出来る。
本発明において、好ましくは、グルーブフェンスにおけるタイヤの周方向及び幅方向に延びる断面の断面形状は長方形である。
このように構成された本発明においては、グルーブフェンスの断面形状が長方形であるので、効果的なグルーブフェンスの曲げ効率を得ることができ、その結果、より確実に、気柱共鳴音の低減を図りながら、排水性を確保し、トレッド部と同程度にグルーブフェンスを磨耗させることが出来る。
本発明による空気入りタイヤトレッドによれば、気柱共鳴音を低減し、排水性能を維持しつつ、トレッド部と同程度にグルーブフェンスを磨耗させることが出来る。
本発明の一実施形態による空気入りタイヤ用トレッドを模式的に示す図である。 図1のII−II線に沿って見た空気入りタイヤ用トレッドの拡大断面図である。 図1のIII−III線に沿って見た空気入りタイヤ用トレッドの拡大断面図である。 図2と同様に示す、図1のII−II線に沿って見た空気入りタイヤ用トレッドの拡大断面図であり、濡れた路面を走行中の状態を模式的に示す図である。 図3と同様に示す、図1のIII−III線に沿って見た空気入りタイヤ用トレッドの拡大断面図であり、濡れた路面を走行中の状態を模式的に示す図である。 図3と同様に示す、図1のIII−III線に沿って見た空気入りタイヤ用トレッドの拡大断面図であり、トレッド部が約30%磨耗した状態を模式的に示す図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。
先ず、図1及至図3により、本発明の一実施形態による空気入りタイヤ用トレッドを説明する。
図1は、本発明の一実施形態による空気入りタイヤ用トレッドを模式的に示す図であり、図2は、図1のII−II線に沿って見た空気入りタイヤ用トレッドの拡大断面図であり、図3は、図1のIII−III線に沿って見た空気入りタイヤ用トレッドの拡大断面図である。
先ず、図1に示すように、符号1は、本実施形態による空気入りタイヤトレッド1を示し、このトレッド1には、XX‘にて示すタイヤ周方向に延びる幅Wの二本の周方向溝2が形成され、トレッド1には、これらの周方向溝2に区切られたリブ3が形成されている。なお、この例におけるタイヤサイズは225/55R16である。本実施形態においては、周方向溝2の溝幅Wは14.5mmである。
この図上には、タイヤが定格内圧に充填され、定格荷重が負荷された際のトレッド踏面5及びその際のトレッド踏面長さLが図示されている。なお”ETRTO STANDARD MANUAL 2010“によれば、当該サイズの適用リムは7J、定格内圧は250kPa、定格荷重は690kgであり、本実施形態においては、踏面長さLは143mmである。
タイヤ転動中に、トレッド踏面5を通過する各周方向溝2は、路面との間に気柱を形成し、周方向溝2の共振周波数は、そのようにして形成された気柱の長さに依存するため、気柱共鳴音の周波数を変化させるためには、気柱の長さを変化させてやればよい。
図1に示すように、この気柱の長さを変化させる目的で、各周方向溝2には、周方向溝2を大きく遮断することが可能な、幅lのグルーブフェンス4が複数形成されている。同一の周方向溝2内に形成される各グルーブフェンス4の設置間隔Pは、タイヤ転動中に、少なくとも一つのグルーブフェンスが、各周方向溝2の踏面5内に常に存在するように、踏面長さLよりも短い間隔になるように設けられている。本実施形態においては、グルーブフェンス4の幅lは13.5mmである。
次に、図2及び図3に示すように、このグルーブフェンス4は、その底部41で周方向溝2の溝底部21に、図示するように接続され、図3に示すように、グルーブフェンス4がタイヤ半径方向(タイヤ回転軸に対して垂直方向)に延びるように設けられている。また、図2に示すように、グルーブフェンス4の両側の側面部42は、上述した接続部(41)を除き、その全体が、周方向溝4の対向する壁面22と所定の隙間を有するよう設けられている。
図1に示すように、各グルーブフェンス4は、周方向溝2が延びる方向に対し垂直方向に延びるよう形成されている。各グルーブフェンス4は、長方形の断面形状を有し、その長方形断面は、上述した幅lと、厚さe(図3参照)とを有している。
また、図2に示すように、グルーブフェンス4は、周方向溝2の長手方向から見て(正面視)長方形状に形成され、図2及び図3に示すように、周方向溝2の深さDよりやや低い高さhを有している。
このグルーブフェンス4は、周方向溝2の断面積の少なくとも70%を遮断するよう形成され、周方向溝2内を流れる主に水のような液体による水圧により倒れこむように形成されている。本実施形態において、周方向溝2の深さDは8.0mm、グルーブフェンス4の高さhは7.0mm、グルーブフェンス4の厚さeは0.6mmであり、グルーブフェンス4は周方向溝2の断面積の約87%を遮断している。
なお、例えば、本実施形態のタイヤの例において、グルーブフェンス4を、周方向溝2の断面積の少なくとも70%を遮断するように、およそ5.6mm以上の高さhを有する長方形状のものとしてもよい。なお、本実施形態の例に限らず、タイヤ周方向溝2の溝幅W及び溝深さDが変われば、このグルーブフェンス4の高さhもそれに応じて変更して、周方向溝2の断面積の少なくとも70%を遮断するようにすればよい。
本実施形態では、グルーブフェンス4は、トレッド1のリブ3(トレッド部分)と同じ材料で構成されている。なお、グルーブフェンス4を、リブ3と異なる材料で構成するようにしても良い。
また、本実施形態において、このグルーブフェンス4は、10%伸び時のモジュラス(M10)が、5.8MPaである材料にて形成されている。このため、本実施形態において、
Figure 0005728018
で規定(定義)されるグルーブフェンス4の曲げパラメータは、304Paである。この曲げパラメータ304Paの値は、通常の乾燥路面上を走行する際、周方向溝2を通過する空気の流れのみではグルーブフェンス4を倒れこませないような値であり、結果として気柱長さが短くなり、気柱共鳴音が低減される。なお、曲げパラメータの値が250Pa以上350Pa以下であれば、同様の作用が得られる。
ここで、Eはグルーブフェンス4に用いられている材料の10%伸び時のモジュラス(M10)であり、lはグルーブフェンス4のタイヤ回転軸に平行な面に投影した際の幅であり、Iは、上記グルーブフェンス4の幅lと、グルーブフェンス4の厚みeとで、
Figure 0005728018
で定義される断面2次モーメントであり、hはタイヤ回転軸に対して垂直方向におけるグルーブフェンス4の高さである。
次に、図4及び図5により、本発明の一実施形態による空気入りタイヤ用トレッドの、濡れた路面を走行中の状態を説明する。
図4は、図1のII−II線に沿って見た空気入りタイヤ用トレッドの濡れた路面を走行中の状態を示す拡大断面図であり、図5は、図1のIII−III線に沿って見た空気入りタイヤ用トレッドの濡れた路面を走行中の状態を示す拡大断面図である。
図4及び図5に示すように、上述した曲げパラメータ304Paの値に設定されたこのグルーブフェンス4は、濡れた路面を走行する際、周方向溝2内を通過する主に水のような液体の発生する水圧によって倒れこみ、或いは、曲げられ、結果としてその高さがh*まで減少し、その高さの減少により、周方向溝の主要部分が開放され、排水性が確保される。なお、曲げパラメータの値が250Pa以上350Pa以下であれば、同様の作用が得られる。
次に、図6により、本発明の一実施形態による空気入りタイヤ用トレッドの、トレッド磨耗後の状態を説明する。
図6は、図1のIII−III線に沿って見た空気入りタイヤ用トレッドが、約30%磨耗した状態の拡大断面図である。
図6は、所定距離走行後、周方向溝2の溝深さDが、磨耗によりグルーブフェンス4の初期高さhよりも浅いD’まで減少した状態を示す。上述した曲げパラメータ304Paの値に設定されたグルーブフェンス4は、所定距離走行後、路面と接触する先端部が斜めに磨耗し、高い側でh’、低い側でh”までその初期高さhから減少し、低い側の高さh”は、周方向溝2の深さD’と同じ位のの高さとなっている。なお、曲げパラメータの値が250Pa以上350Pa以下であれば、同様の作用が得られる。
上述した曲げパラメータが適切に設定されたグルーブフェンス4(本実施形態の場合は304Paであるが、曲げパラメータの値は、250Pa以上350Pa以下であれば良い。)は、乾燥路面を走行中の転動時に空気の圧力によって倒れこむことなく、また座屈を発生することも無い。また路面と接触した際にも反力によってわずかに倒れ、或いは、曲げられるものの、グルーブフェンス4の先端部と路面との間で適切な接地圧力を発生させ、タイヤの転動によりトレッド踏面内で滑りを発生することにより磨耗する。結果として、グルーブフェンス4をトレッド部と同程度に磨耗させることが出来る。
なお、本実施形態の変形例として、上述した作用を有するものであれば、グルーブフェンス4の幅lに沿った形状(断面形状)が上述した水圧で倒れ込み且つ路面との間で適切な接地圧力を発生させるような波打つような形状のものに形成したり、グルーブフェンス4の周方向溝2の長手方向(正面視)から見た面に、例えばグルーブフェンス4の曲げにくさを調整するような多少の凹凸部を設けたり、正面視で角が丸められた長方形状や台形状などの他の形状のものに形成したりしてもよい。
これらのような場合、断面2次モーメントは、例えば、上述した波形や突起物を設けた場合などには、グルーブフェンス4の平均的な厚みeを使用して上述した定義式(e3l/12)で近似して計算してもよく、或いは、その変形例による断面形状に応じた適した断面2次モーメントの定義式を使用しても良い。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について記述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
次に、本発明の効果を明確にするため、グルーブフェンスを設けていない従来例、グルーブフェンスを設けている比較例および本発明の実施例1に係る空気入りタイヤを用いて行った試験結果について説明する。
従来例、比較例および実施例1に係る供試タイヤのタイヤサイズは、いずれも、225/55R16を使用し、ホイールサイズは7.0J×16とし、内圧は250kPaに設定した。
(1)磨耗性能:
未使用の供試タイヤを、上記リム、内圧にて3台の同一車両(排気量2000ccのFR車)の4輪に装着するとともに、ドライバー各1名乗車にて、規定されたアスファルトのテストコースを3台で連なりながら約7000km走行し、残存溝深さ及びグルーブフェンスの残存高さを測定した。
(2)排水性能:
未使用の供試タイヤを、上記リム、内圧にて車両(排気量4300ccのFR車)の4輪に装着すると共に、ドライバー各1名乗車にて、アスファルト路面に水深約10mmの水たまりを設けた直線コースを走行し、車内のドライバーが、タイヤがハイロドプレーニングを発生したと感じた際の走行速度を、従来例を100とする指数で表示している。指数の大きいほうが良好である。
(3)騒音性能:
未使用の供試タイヤを、上記リム、内圧にて、無響室内に設置された直径2.7mの回転ドラム上にて速度60km/hにて回転させ、タイヤがトレッド踏面に進入する付近に設置したマイクロフォンにより騒音レベルを測定した。測定された騒音は、0〜2000Hzの間の周波数帯の、Aフィルタを付与された音圧レベルとして、従来例に対する音圧レベルの差で表示している。数値の小さいほうが良好である。
Figure 0005728018
表1に示される如く、実施例品は、騒音性能と排水性能を維持しながら、グルーブフェンスの磨耗を、トレッド部の磨耗と同程度に磨耗しうるのが確認できる。
1 空気入りタイヤトレッド
2 周方向溝
21 周方向溝2の溝底部
22 周方向溝4の対向する壁面
3 リブ
4 グルーブフェンス
41 グルーブフェンス4の底部(周方向溝2の溝底部21との接続部)
42 グルーブフェンス4の両側の側面部
5 トレッド踏面

Claims (6)

  1. 底部及び対向する壁面を有する少なくとも一本の周方向溝と、その周方向溝に隣接する少なくとも二つのリブと、前記少なくとも一本の周方向溝内に、前記周方向溝を遮るように形成された複数のグルーブフェンスと、を有する空気入りタイヤ用トレッドであって、
    前記グルーブフェンスは前記周方向溝の底部から前記壁面と隙間を有するようにタイヤ回転軸に対して垂直方向に延び、前記グルーブフェンスが形成されている前記周方向溝の断面積の少なくとも70%を遮断するよう形成され、
    Eが前記グルーブフェンスに用いられている材料の10%伸び時のモジュラスであり、Iが前記グルーブフェンスにおけるタイヤの周方向及び幅方向に延びる断面についての断面二次モーメントであり、この断面二次モーメントIは、前記断面におけるタイヤ回転軸方向に沿った中心軸回りの断面二次モーメントであり、hが前記グルーブフェンスの高さであり、lが前記グルーブフェンスの幅であるとき、前記周方向溝の底部からタイヤ回転軸に対して垂直方向に延びるグルーブフェンスの
    Figure 0005728018
    で定義される曲げパラメータが250Pa以上350Pa以下であることを特徴とする空気入りタイヤ用トレッド。
  2. 前記グルーブフェンスに用いられている材料の10%伸び時のモジュラス(M10)が2.0MPa以上8.0MPa以下である請求項1に記載の空気入りタイヤ用トレッド。
  3. 前記グルーブフェンスの厚みは0.5mm以上0.7mm以下である請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤ用トレッド。
  4. 前記グルーブフェンスに用いられている材料は前記少なくとも二つのリブを含むトレッド部分の材料と同じ材料である請求項1から3の何れか一項に記載の空気入りタイヤ用トレッド。
  5. 前記グルーブフェンスに用いられている材料は前記少なくとも二つのリブを含むトレッド部分の材料と異なる材料である請求項1から3の何れか一項に記載の空気入りタイヤ用トレッド。
  6. 前記グルーブフェンスにおけるタイヤの周方向及び幅方向に延びる断面の断面形状は長方形である請求項1から5の何れか一項に記載の空気入りタイヤ用トレッド。
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