JP5725798B2 - 制御装置、制御装置の状態検知方法、及びプログラム - Google Patents

制御装置、制御装置の状態検知方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、制御装置、制御装置の状態検知方法、及びプログラムに関するものである。
従来の制御装置、例えば画像形成装置には電源オフの期間中にヘッドが操作された否かの履歴を保持するメカ機構を持つものがある。
特開2004−058554号公報
特許文献1に示すように電源オフの期間中に何らかの操作がなされたことを示す履歴を保持する機構を有し、その履歴の有無に従って電源オン時に、装置の状態検知動作を行うか否かを判定するものがあった。
しかしながら、メカ機構であることから、その操作が電源オフの期間中に行われたのか、電源オフに移行する前に行われたのかを区別することができない。
なお、このような課題は、上記画像形成装置に限らず、電源がオフしている間に状態が変化するユニットを備える装置に共通した課題であって、画像形成装置に限定されるものではない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、電源オフ期間中におけるユニットの状態変化の有無を確認して、電源オン時に、そのユニットの状態を取得するかどうかを決定できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の制御装置は以下に示す構成を備える。
特定のユニットの状態が変化したことを検知して、状態変化を示す情報を出力する状態変化検知手段と、
前記特定のユニットの状態を検知する状態検知手段と、
電池から供給される電力により動作し、状態変化を示す情報が入力されたことを検知して、状態変化を示す情報が入力された時刻を記憶する記憶手段と、
前記電池とは異なる電源から供給される電力により動作し、前記電源からの電力供給がオフ状態からオン状態に変化した後、前記電源からの電力供給がオフ状態の間に前記特定のユニットの状態が変化したか否かを、前記記憶手段に記憶された時刻に基づいて判断し、前記電源からの電力供給がオフ状態の間に前記特定のユニットの状態が変化したと判断した場合、前記状態検知手段が検知する状態を取得する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、電源オフ期間中におけるユニットの状態変化の有無を確認して、電源オン時に、そのユニットの状態を取得するかどうかを決定できる。
制御装置の構成を説明するブロック図である。 図1に示した制御装置の詳細構成を説明するブロック図である。 図2に示した用紙サイズスイッチの構成例を示す図である。 図2に示したペーパデッキの機構を説明する斜視図である。 図1に示した用紙カセット部の構成を説明する図である。 図2に示した操作部に表示されるUIの一例を示す図である。 図2に示したRTCの構成を説明するブロック図である。 制御装置の制御手順を示すフローチャートである。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す制御装置の構成を説明するブロック図である。本例は、制御装置が、プリント機能、複写機能、ファクシミリ通信機能等を備える複合機(MFP)である例を示すが、本発明は、プリント機能だけを実行するプリンタ装置にも適用することができる。
なお、本例の複合機は、AC電源がオフ状態に移行した後、ユーザが用紙カセットを引き出して用紙を交換あるいは補充することが可能である。このような用紙の交換操作あるいは補充操作が実行された場合には、後述するように電池で動作するRTC(リアルタイムクロック)内のメモリ(不揮発性メモリ)を用いて、用紙カセットの状態が変化したことを示す情報を時刻情報とともに記憶して管理する。以下、AC電源が投入された時点で、後述する制御を実行することで装置の状態の検知、例えば用紙カセットの状態を検知する制御を実行するか実行しないかを決定する複合機を例として、本実施形態を詳述する。
図1において、100はリーダ部で、図示しないイメージセンサユニットを走査して原稿を読み取る。なお、リーダ部には、原稿を自動給紙するための自動原稿給紙装置(ADF)を接続可能に構成されており、ADFから給紙した原稿の画像を読み取ることが可能である。
200はプリンタ部で、プリンタコントローラ部と、プリンタエンジン部とを含む。ここで、プリンタエンジン部は、種々の方式、電子写真方式、あるいはインクジェット方式で記録紙に画像を形成する。300は用紙カセット部で、後述するように用紙サイズ別に記録紙を収容する複数の用紙カセットを備える。なお、各用紙カセットには、後述する用紙サイズスイッチが設けられ、プリンタ部200のプリンタコントローラ部にその情報が通知可能に構成されている。
400はペーパデッキで、大量の記録紙を収容可能に構成されている。500は電源ユニットで、AC電源からDC12Vを生成し、画像形成装置の各部(駆動部材、高圧系、定着ユニット等を含む)に必要な電力を供給可能に構成されている。600は操作パネルで、各種の機能処理に対応したユーザからの設定を受け付けるため、各種の設定画面を表示する表示部とテンキー等のハードキーとを備えている。
図2は、図1に示した制御装置の詳細構成を説明するブロック図である。なお、本実施形態では、用紙カセットの状態変化を検知する変化検知手段と、用紙カセットに格納されている用紙のサイズを検知する状態検知手段とを備える。
図2において、230はDCDCコンバータであり、入力されたDC12VからDC3.3Vを生成し各素子へ電力を供給する。203はCPUで、ROM202に格納された制御プログラムをDRAM201にロードして実行する。204はIOポートで、用紙カセット部300から、用紙サイズスイッチによって出力される情報を受け付ける。また、IOポート204はペーパデッキ400から、デッキ内残量センサによって出力される情報を受け付ける。
211は電池でバックアップされているSRAMである。SRAM211には、電源がON状態において変化する情報(イベント情報)がRTC209から取得する時間情報と対応づけられて格納される。
209はRTC(リアルタイムクロックIC)である。RTC209への電力は電池210により供給されている。そのため、AC電源がオフの期間、すなわち12Vがオフの期間も、RTC209の時計機能が動作し、しかも入力ポートP1〜P5のそれぞれへ入力される信号のレベルが変化した時刻がRTC209内部のRAMに記憶される。また、カセットセンサ301〜304から出力される情報は、RTC209の入力ポートP1〜P4に入力される。さらに、ドアスイッチ4020から出力される情報はRTC209の入力ポートP5に入力される。
205〜208は用紙カセットに収容される用紙の用紙サイズを検知する用紙サイズスイッチであり、用紙カセット部300の4段の用紙カセットに対応づけて設置されている。用紙サイズスイッチ205〜208から出力される情報はIOポート204を介してCPU203が受け取ることができるように構成されている。ここで、CPU203は、電源ユニット500がオフ状態からオン状態に変換した後、用紙サイズスイッチ205〜208から出力される情報をSRAM211に記憶している。この場合、SRAM211は、用紙カセットの状態を記憶する状態記憶手段として機能する。
なお、CPU203は、電源ユニット500がオフ状態からオン状態に変化した後、RTC209のRAMに状態変化が記憶されているかどうかを判断する。RTC209のRAMは、電池により供給される電力でバックアップされており、電源ユニット500がオフ状態においても状態変化を記憶している。つまり、電源ユニット500がオン状態からオフ状態に変化した後、ユーザが各用紙カセットを引き出して、用紙補給等の操作を行うと、当該操作に起因して各カセットセンサ301〜304で検知した状態変化がRTC209のRAMに記憶される。そこで、CPU203は、電源ユニット500がオフ状態からオン状態に変化した後、RTC209のRAMに状態変化が記憶されているかどうかを判断する。そして、後述するフローチャートの手順に従い、用紙サイズスイッチ205〜208に用紙カセットの状態を検知させるか否かを制御する。なお、ユーザが用紙カセットを引き出しても用紙サイズが変更される場合と、用紙サイズが変更されない場合とがある。したがって、用紙サイズを変更している可能性がある場合、すなわち用紙カセットが引き出された場合には、電源ユニット500がオフ状態からオン状態に変化した後、用紙サイズを検知する必要がある。
ペーパデッキ400において、4010〜4013はデッキ内残量センサで、用紙の残量を検出し、残量情報をIOポート204に出力する。4020はドアスイッチで、ドアの開閉をドアの状態変化としてRTC209へ出力する。402はモードドライバで、モータ403を駆動して、デッキ内用紙リフタを上下方向に移動させる。
用紙カセット部300は、ユーザが用紙カセットを着脱することにより発生する用紙カセットの抜き差しを状態変化として検知するカセットセンサ301〜304を備える。ここで、カセットセンサ301〜304は、ユーザによる各用紙カセットの引き出し操作に起因する状態変化を検知して、その状態変化をRTC209の入力ポートP1〜P4に出力する状態変化検知手段として機能する。
図3は、図2に示した用紙サイズスイッチの構成例を示す図である。本例は、用紙サイズスイッチ205〜208を回転スイッチで構成した例である。
図3において、用紙サイズ表示部2000をユーザが回転させると、対応する遮光フラグ2001〜2008がフォトインタラプタ2009〜2016にかかり、図2のIOポート204へ設定状態が出力される。CPUはIOポート204を読み出すことで各用紙カセットの用紙サイズを知ることができる構成となっている。
図4は、図2に示したペーパデッキの機構を説明する斜視図である。
図4において、403はモータで、駆動ギア4004を駆動する。4003は用紙を載せるトレイであり、駆動ギア4004によって上下方向へ移動することができる。
4005は用紙であり、上側への移動規制はリミットスイッチ4001により図示しない信号線を通して上側上限を検出して移動の規制が行われる。
一方、下側への移動はリミットスイッチ4002により図示しない信号線を通して下側下限を検出して移動の規制が行われる。
用紙4005はリミットスイッチ4001によって決められる最上限位置からプリンタ部200へ給紙されていく。リミットスイッチ4001が常時オンしている状態で使用される。CPU203はトレイ4003の位置を知ることで用紙の残量を検出することができる。
4010〜4013はフォトインタラプタで構成されるデッキ内残量センサ、トレイ4003に取り付けられているフラグ4009によってトレイ4003の位置を検出する。
4020はドアスイッチで、ペーパデッキ400に設置されている図示していないドアの開閉でオフオンし、その情報がRTC209の入力ポートP5へ入力される。ここに図示していないが、ドアの開放によってトレイはモータ403、駆動ギア4004から解放され、ユーザが必要な用紙の追加あるいは取り出しを行える構成となっている。
図5は、図1に示した用紙カセット部300の構成を説明する図である。本例は、例えば4つの用紙カセットを収容可能な例であるが、用紙カセットの数は特に制限はない。
図5において、カセットセンサ301〜304がユーザの紙補給等の操作により各用紙カセットが引き出されたことを検知し、用紙カセットが引き出されたことを示す状態変化がカセットセンサ301〜カセットセンサ304のそれぞれからRTC209へ出力される。これによって、CPU203は用紙カセットの状態変化を検出することが可能に構成されている。
各カセットセンサ301〜304は、用紙カセットが所定の収納位置から引き出されているか否かを検出することができるマイクロスイッチで構成されている。各用紙カセットの用紙サイズ設定スイッチは用紙カセットの内側に設置され、ユーザは用紙サイズに合わせてロータリースイッチを回転させることで用紙サイズを設定する。CPU203は、IOポート204を読み出すことによって、各用紙カセットに設定された用紙サイズを検出できるように構成されている。
具体的には、用紙カセットの抜き差し時には、カセットセンサ301〜カセットセンサ304から出力される信号がRTC209の入力ポートP1〜P4へ入力される。それによって、RTC209の入力ポートP1〜P4の信号レベルに変化が生じたときには、RTC209内のRAMへ変化の生じた入力ポートと時刻が対応づけて記憶される。
複合機のAC電源がONされると、電源ユニット500によりDC12Vが生成され、リーダ部100、プリンタ部200に電力が供給される。
図2のプリンタ部200のCPU203は、電源投入時には、RTC209のRAMに記憶された状態変化を読み出すことで、用紙カセットが引き出された履歴があるか否かを検出することができるように構成されている。ここで、CPU203が、RTC209の入力ポートP1〜P4のいずれかで状態変化がAC電源がオン状態からオフ状態に変化している間に発生していることを検出すると、AC電源がオフ状態からオン状態に変化した後、CPU203は、該当する用紙カセットの用紙サイズスイッチ205〜208から出力される情報をIOポート204から読み出す。つまり、CPU203は、AC電源がオフ状態からオン状態に変化した後、用紙サイズスイッチ205〜208の状態を検知することで、各用紙カセットの用紙サイズを検知する。
また、CPU203がRTC209の入力ポートP5の信号レベルの変化の履歴があったことを検出した場合、ペーパデッキ400のドアが開かれて、用紙が追加あるいは取り出された可能性があることがわかる。そこで、電源投入時に、モータ403によってトレイ4003を上下方向へ移動させてリミットスイッチの上限へ移動させる。そして、CPU203は、デッキ内残量センサ4010〜4013から出力される情報をIOポート204から読み出すことで、フラグ4009がデッキ内残量センサ4010〜4013のどこにあるかを判断し、用紙4005の残量を検出することができる。
一方、AC電源がオフ状態からオン状態に変化した時に、CPU203がRTC209の入力ポートP1〜P5いずれにも変化がなかったことをRTC209のRAMの状態から確認した場合、AC電源がオフの期間には用紙カセット及びペーパデッキにおける用紙の状態に変化が発生していない。この場合、用紙サイズスイッチ205〜208から出力される情報を読み込んで各用紙カセットの用紙サイズを検知する状態検知、並びにペーパデッキ400の残量を検知する状態検知を行う必要がない。
この場合において、CPU203は、前回AC電源がオフされる直前の用紙カセットの用紙サイズまたはペーパデッキ400の用紙残量を不揮発メモリであるSRAM211から読み出す。そして、CPU203は、各用紙カセットに設定されている用紙サイズとペーパデッキ400に存在する用紙の残量を、例えば図6に示すユーザインタフェースを用いて操作パネル600に表示する。
また、RTC209のRAMにはAC電源がオンされた時刻と、AC電源がオフされた時刻がそれぞれ記憶される。
また、CPU203は、AC電源投入後、用紙カセットやペーパデッキの状態検知を行って、使用中に変化した用紙カセットの用紙サイズ、使用中に変化したペーパデッキの用紙残量を、それぞれSRAM211に記憶させている。
図7は、図2に示したRTC209の構成を説明するブロック図である。なお、本実施形態において、RTC209は、電池から供給される電力により時刻を計時する計時部(後述する時計モジュール6002)として機能する。また、RTC209は、電池から供給される電力により、計時部が計時する時刻と対応づけて入力される情報を記憶するメモリ(後述するRAM6005)とを備える。これにより、RTC209は、時計部とメモリとの機能を合わせ持つタイマ装置として機能する。このようなタイマ装置を備える装置は、本実施形態に示す制御装置に限らず、タイマ機能やメモリ機能を用いて各種のデータ処理を実行する装置であってもよい。
図7において、6002は時計モジュールであり、割り込み発生器6001に対して、設定された時刻に割り込み信号の生成を指示するもので、RTC209内のシステムバス6006に接続されている。
6003はシステムコントローラで、RTC209内のシステムバス6006に接続されている各デバイスを制御する。外部インタフェース端子から時計モジュール6002へのタイマ設定あるいはRAM6005のリードライト指示を受けることができる。
6004はイベント検出器であり、入力ポートへの入力の状態変化を検出する。すなわち、入力ポートの信号がHからLへ変化したのか、あるいはLからHへ変化したのかということを検出し、その発生した時刻と入力ポートの識別情報を対応づけてシステムバス6006を介してRAM6005へ記憶する。なお、RAM6005は、例えばボタン電池等から供給されるDC電源で情報を常時記憶する不揮発性の記憶手段として機能する。
図8は、本実施形態を示す制御装置の制御手順を示すフローチャートである。本例は、CPU203がDRAM201に制御プログラムをロードして実行することにより実現される初期動作処理例である。
ユーザが操作する電源スイッチにより、MFP本体のAC電源がオン状態にされた時点で、この初期動作処理が開始される。まず、S1で、CPU203は、RTC209の時計モジュール6002が計時している現在時刻を読み出す。次に、S2で、CPU203がRTC209のRAM6005に記憶されている前回AC電源がオフされた時刻を読み出す。そして、S3で、CPU203は、S1で読み出した現在時刻と、S2で読み出した前回AC電源がオフされた時刻とに基づいて、AC電源がオフされていた期間(OFFT)を算出する。
次に、S4で、CPU203は、RTC209の入力ポートの変化の履歴を示す情報をRAM6005から読み出す。そして、S5で、CPU203は、AC電源がオフされている期間(OFFT)に、カセットセンサ301〜304、及びドアスイッチ4020の状態が変化したことを示す状態変化(変化履歴)が記憶されているか否かを判断する。
ここで、状態変化が記憶されていないとCPU203が判断した場合は、S6で、CPU203は、前回AC電源がオフされた時の各用紙カセットの状態をSRAM211から読み出し、S7で、操作パネル600上に、図6に示すUIを用いて表示させる。
一方、S5において、AC電源オフの期間(OFFT)中に入力ポートP1〜P4のいずれか1つに変化があり、状態変化がRAM6005に記憶されているとCPU203が判断した場合は、S8へ進む。
S8では、CPU203が、入力ポートP1で信号レベルの変化が発生したことを示す情報がRAM6005に記憶されているかどうかを判断する。記憶されている場合には、S9で、CPU203は、用紙サイズスイッチ205の情報を読み出して、用紙カセットの用紙サイズを取得する。
S10では、CPU203が、入力ポートP2で信号レベルの変化が発生したことを示す情報がRAM6005に記憶されているかどうかを判断する。記憶されている場合には、S11で、CPU203は、用紙サイズスイッチ206の情報を読み出して、用紙カセットの用紙サイズを取得する。
S12では、CPU203が、入力ポートP3で信号レベルの変化が発生したことを示す情報がRAM6005に記憶されているかどうかを判断する。記憶されている場合には、S13で、CPU203は、用紙サイズスイッチ207の情報を読み出して、用紙カセットの用紙サイズを取得する。
S14では、CPU203が、入力ポートP4で信号レベルの変化が発生したことを示す情報がRAM6005に記憶されているかどうかを判断する。記憶されている場合には、S15で、CPU203は、用紙サイズスイッチ208の情報を読み出して、用紙カセットの用紙サイズを取得する。
S16では、CPU203が、入力ポートP5で信号レベルの変化が発生したことを示す情報がRAM6005に記憶されているかどうかを判断する。ここで、入力ポートP5に変化があることをCPU203が検出した場合は、S17へ進む。そして、S17で、CPU203は、ペーパデッキ400内のリフタ用のモータ403を動作させ、S18で、CPU203は、デッキ内残量センサ4010〜4013の情報を読み出すことによって残量を取得する。次に、S7で、CPU203は、操作パネル600上でペーパデッキ400内の用紙残量を、図6に示したUIを用いて表示し、S19で、CPU203は、S8、S10、S12、S14でそれぞれ検出した各用紙カセットの状態をSRAM211へ記録して、本処理を終了する。
なお、従来の画像形成装置は電源オフ時に用紙カセットに状態変化が生じているか否かを検知する手段を備えていないため、CPU203は、必ずS9、S11、S13、S15、S17及びS18に相当するフローを実行していた。
これに対して、本実施形態では、RTC209内の電池でバックアップされるRAM6005の状態変化(変化履歴)から電源オフ期間中に用紙の状態が変化していないとCPU203が判断した場合、用紙の状態を検知する処理を実行する必要がなくなる。つまり、CPU203は、電源オフ期間中に用紙の状態が変化していないと判断した場合、S8からS18の状態検知処理を省略できる。
これにより、画像形成装置を制御する制御装置において、電源投入時の状態検知処理を省略して、速やかに画像形成処理可能な状態に移行でき、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、上記実施形態では、AC電源がオフ状態からオン状態に変化する間に用紙カセットの引き出し操作があった場合を想定して説明したが、状態変化が起こり得るユニットや部材を上記同様の手法で検知することで本発明を適用することが可能である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組み合わせを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
200 プリンタ部
203 CPU
210 RTC
212 SRAM

Claims (7)

  1. 特定のユニットの状態が変化したことを検知して、状態変化を示す情報を出力する状態変化検知手段と、
    前記特定のユニットの状態を検知する状態検知手段と、
    電池から供給される電力により動作し、状態変化を示す情報が入力されたことを検知して、状態変化を示す情報が入力された時を記憶する記憶手段と、
    前記電池とは異なる電源から供給される電力により動作し、前記電源からの電力供給がオフ状態からオン状態に変化した後、前記電源からの電力供給がオフ状態の間に前記特定のユニットの状態が変化したか否かを、前記記憶手段に記憶された時刻に基づいて判断し、前記電源からの電力供給がオフ状態の間に前記特定のユニットの状態が変化したと判断した場合、前記状態検知手段が検知する状態を取得する制御手段と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記電源がオン状態において、前記状態検知手段が検知する状態を記憶する状態記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記電源手段がオフ状態の間に状態変化を示す情報が入力されたことが前記記憶手段に記憶されていないと判断した場合、前記検知手段が検知する状態を取得することなく、前記状態記憶手段が記憶する状態を取得することを特徴とする請求項1記載の制御装置。
  3. 状態変化を示す情報が入力されたことが前記記憶手段に記憶されていないと前記制御手段が判断した場合、前記状態記憶手段に記憶された状態を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2記載の制御装置。
  4. 前記状態検知手段は、用紙カセットの用紙サイズを検知することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記状態変化検知手段は、用紙カセットが動いたことを検知することを特徴とする請求項4記載の制御装置。
  6. 制御装置で実行される状態検知方法であって、
    前記制御装置は、
    特定のユニットの状態が変化したことを検知して、状態変化を示す情報を出力する状態変化検知手段と、
    前記特定のユニットの状態を検知する状態検知手段と、
    電池から供給される電力により動作し、状態変化を示す情報が入力されたことを検知して、状態変化を示す情報が入力された時刻を記憶する記憶手段と、
    前記電池とは異なる電源から供給される電力により動作する制御手段と、を有し、
    前記状態検知方法は、
    前記電源からの電力供給がオフ状態からオン状態に変化した後、前記電源からの電力供給がオフ状態の間に前記特定のユニットの状態が変化したか否かを、前記記憶手段に記憶された時刻に基づいて判断する判断工程と、
    前記電源からの電力供給がオフ状態の間に前記特定のユニットの状態が変化したと判断した場合、前記状態検知手段が検知する状態を前記制御手段で取得する制御工程と、
    を備えることを特徴とする制御装置の状態検知方法。
  7. 請求項6に記載の制御装置の状態検知方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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