JP5724450B2 - 熱延鋼板製造ラインにおけるメジャーリングロール軸受のスケール除去装置 - Google Patents

熱延鋼板製造ラインにおけるメジャーリングロール軸受のスケール除去装置 Download PDF

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本発明は、熱延鋼板製造ラインにおいて、デスケーリング装置に対してライン上流に隣接配置されているメジャーリングロールの軸受に堆積したスケールを除去する装置に関する。
熱延鋼板の表面に発生した酸化スケールを高圧水の噴射により除去するデスケーリング装置と、圧延により熱延鋼板の端部に生じたクロップ(欠陥端部)をクロップシャーで切断するために熱延鋼板の搬送距離を実測するメジャーリングロールとを備えた熱延鋼板製造ラインが知られている(例えば、特許文献1)。
図5は、特許文献1に類似した熱延鋼板製造ラインを示すものである。
この熱延鋼板製造ラインは、ライン上流に加熱炉1が配置され、この加熱炉1からライン下流側に向けて粗圧延機2、クロップシャー3、メジャーリング機能を備えた搬送ロール4、デスケーリング装置5及び仕上げ圧延機6の順で配置され、これらの装置を制御装置7が制御する。
加熱炉1で加熱されたスラブは、粗圧延機2においてシートバーSBとして粗圧延される。粗圧延機2においてシートバーSBの端部に生じたクロップは、クロップシャー3により切断される。この際、制御装置7は、シートバーSBが通過するときの搬送ロール4から得られるメジャーリング信号に基づいて、シートバーSBの先端からクロップシャー3までの搬送方向の距離を算出し、クロップシャー3を通過したシートバーSBがクロップ位置に達したときに、クロップシャー3の駆動制御を行なう。
そして、クロップシャー3でクロップが切断されたシートバーSBは、その表面に発生した酸化スケールが、デスケーリング装置5内の複数の噴射ノズル5a〜5fから噴射する高圧水により除去され、仕上げ圧延機6に搬送されることで所定の厚さに仕上げ圧延されるようになっている。
ここで、メジャーリング機能を備えた搬送ロール4は、デスケーリング装置5に対してライン上流側に近接配置されており、図6に示すように、チョックハウジング10と、シートバーSBのパスラインに対して直交する方向に平行に配置した上部ロール11及び下部ロール12と、これら上部ロール11及び下部ロール12の軸方向両端部を回転自在に支持し、チョックハウジング10に上下移動自在に保持される上部ロールチョック13及び下部ロールチョック14と、下部ロールチョック14の底面に当接して配置され、下部ロール12をシートバーSBのパスラインの下端に位置させるパスライン下端調整ライナ15と、上部ロールチョック13の下面及び下部ロールチョック14の上面の間に配置され、上部ロール11及び下部ロール12の間のロールギャップを設定するロールギャップ調整ライナ16と、チョックハウジング10の上部に配置され、上部ロールチョック13を下部ロールチョック14に向けて弾性的に押圧するスプリング17とを備えた装置である。
下部ロール12は駆動制御手段(不図示)から回転駆動力が伝達され、シートバーSBの下面に接触することで、シートバーSBをデスケーリング装置5側へ搬送、或いは停止させる。また、上部ロール11はシートバーSBの上面と接触することで回転し、その回転量信号をメジャーリング信号として制御装置7に送出する。
また、ロールギャップ調整ライナ16は、下部ロールチョック14の上面に当接する板状のゴムライナ18と、ゴムライナ18の上部に当接する金属板からなるギャップ調整用ライナ19と、ギャップ調整用ライナ19及び上部ロールチョック13の間に介在される板状の樹脂ライナ20とで構成されており、粗圧延機2で粗圧延されるシートバーSBの所定の板厚に近似したロールギャップとなるように、複数種類の厚さのゴムライナ18、ギャップ調整用ライナ19及び樹脂ライナ20の何れかが選択されている。
特開2010−214409号公報
ところで、デスケーリング装置5に配置されている噴射ノズル5a〜5fは、図5に示すように、噴射方向がライン上流側を向いて配置されている。このため、噴射ノズル5a〜5fからシートバーSBの表面に向けて高圧水を噴射すると、シートバーSBから除去されたスケールが、デスケーリング装置5のライン上流側に近接配置されている搬送ロール4に向けて飛散する。
設定したロールギャップより板厚が大きいシートバーSBが通過することで上部ロールチョック13とロールギャップ調整ライナ16の上部(樹脂ライナ20)との間に隙間が生じているときに、搬送ロール4の上部ロールチョック13及び下部ロールチョック14に向けて飛散したスケールの一部が樹脂ライナ20上に堆積しやすい。
そして、樹脂ライナ20上のスケールを除去せずに堆積した状態にしておくと、樹脂ライナ20と上部ロールチョック13の間に介在した所定厚さのスケールによってロールギャップが増大してしまい、ロールギャップより板厚が小さいシートバーSBが通過すると、上部ロール11がシートバーSBの上面に接触せず、メジャーリング信号が制御装置7に送出されない場合がある。
また、上部ロールチョック13及び下部ロールチョック14の外側(上部ロール11及び下部ロール12から離間する側)から樹脂ライナ20の上面に向けて高圧水、或いは高圧空気を噴射して樹脂ライナ20の上面に堆積しているスケールを除去することが考えられるが、樹脂ライナ20に向けて噴射する高圧水、或いは高圧空気の噴射方向は、デスケーリング装置5の噴射ノズル5a〜5fから噴射される高圧水の噴射方向と対向してしまうので、樹脂ライナ20の上面に堆積したスケールを効率良く除去することができない。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、メジャーリングロール軸受に堆積したスケールを効率よく除去することができ、メジャーリングロールがライン上を移動する熱延鋼板に常時接触することで熱延鋼板の搬送距離を高精度に実測することができる熱延鋼板製造ラインにおけるメジャーリングロール軸受のスケール除去装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る請求項1記載の熱延鋼板製造ラインにおけるメジャーリングロール軸受のスケール除去装置は、デスケーリング装置のライン上流にメジャーリングロールを隣接配置した熱延鋼板製造ラインにおけるメジャーリングロール軸受のスケール除去装置であって、前記メジャーリングロールは、ロールを軸支して上下に移動自在なロールチョックと、このロールチョックの下面がライナ上面に当接するロールギャップ調整ライナとを有する軸受を備えており、前記ロールギャップ調整ライナは、外部から供給した圧力水を前記ライナ上面で開口する複数の水吐出口から流出させ、前記ロールに近接した前記ライナ上面の内側から前記ロールから離間した前記ライナ上面の外側に向かう水流れとするスケール除去水流部を設けている。
この発明によると、定期的にメジャーリングロールに設けたスケール除去水流部を使用し、外部から供給した圧力水をライナ上面で開口する複数の水吐出口から流出させ、ロールに近接したライナ上面の内側からロールから離間したライナ上面の外側に向かう水の流れを発生させることで、ロールギャップ調整ライナの上面に堆積しているスケールを、前記水の流れとともに除去することができる。これにより、スケールの堆積によるロールギャップ増大のおそれがなく、メジャーリングロールが熱延鋼板に常時接触するので、熱延鋼板の搬送距離を高精度に実測することができる。
また、本発明に係る請求項2記載の発明は、請求項1記載の熱延鋼板製造ラインにおけるメジャーリングロール軸受のスケール除去装置において、前記スケール除去水流部は、ライナ内部に互いに連通して形成され、外部から水が供給される複数の供給流路と、これら複数の供給流路と連通し、前記ライナ上面の外側に向かうように上り傾斜を付けて形成された複数の傾斜流路と、これら傾斜流路に連通する前記複数の水吐出口とで構成されている。
この発明によると、スケール除去水流部の傾斜流路は、ライナ上面の外側に向かうように上り傾斜を付けて形成されているので、ロールに近接したライナ上面の内側からロールから離間したライナ上面の外側に向かう水流れが発生し、この水の流れに沿ってロールギャップ調整ライナの上面に堆積しているスケールをスムーズに除去することができる。
さらに、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の熱延鋼板製造ラインにおけるメジャーリングロール軸受のスケール除去装置において、前記ロールギャップ調整ライナは、金属製のギャップ調整用ライナと、このギャップ調整用ライナ上に装着されて前記ロールチョックの下面が当接する合成樹脂製のライナとを備え、前記合成樹脂製のライナに前記スケール除去水流部を設けている。
この発明によると、スケール除去水流部を、製作が容易な合成樹脂製のライナで形成することができるとともに、スケールを除去するために複雑な圧力水供給装置が不要となるので、メンテナンスコストの低減化を図ることができる。
本発明に係る熱延鋼板製造ラインにおけるメジャーリングロール軸受のスケール除去装置によれば、メジャーリングロール軸受に堆積したスケールを効率よく除去することができるとともに、メジャーリングロールをライン上を移動する熱延鋼板に常時接触させて熱延鋼板の搬送距離を高精度に実測することができる。
本発明に係るメジャーリングロールの軸受を構成するロールギャップ調整ライナを示す図である。 ロールギャップ調整ライナを構成する 図2のA−A線矢視図である。 ロールギャップ調整ライナの上面にスケールが堆積した状態を示す図である。 デスケーリング装置に対してライン上流にメジャーリングロールが隣接配置されている熱延鋼板製造ラインを示す模式図である。 従来のメジャーリングロールの軸受構造を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施形態という。)を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図5及び図6で示した構成と同一構成部分には、同一符号を付して説明は省略する。
図1は、チョックハウジング10に配置した下部ローラチョック14の上面に装着されているロールギャップ調整ライナ21と、ロールギャップ調整ライナ21に一体化した仕切り板24とを示すものである。
本実施形態のロールギャップ調整ライナ21は、下部ロールチョック14の上面に当接する板状のゴムライナ18と、ゴムライナ18の上部に当接する金属板からなるギャップ調整用ライナ19と、ギャップ調整用ライナ19及び上部ロールチョック13の間に介在される板状の樹脂ライナ22とで構成されている。そして、ゴムライナ18、ギャップ調整用ライナ19及び樹脂ライナ22は、それぞれ複数種類の厚さのものが用意されており、粗圧延機2で粗圧延されるシートバーSBの所定の板厚に近似したロールギャップとなるように、所定厚さのものが選択されている。
本実施形態の樹脂ライナ22は、図2及び図3に示すように、ライナ内部に互いに平行に形成した複数の分岐供給流路22a〜22cと、これら複数の分岐供給流路22a〜22cに連通するようにライナ内部に形成し、ライナ側面22dに形成した水供給口22eに接続する主供給流路22fと、分岐供給流路22a〜22c及び主供給流路22fに連通し、ライナ上面22gに向かって同一方向の上り傾斜を付けて延在している複数の傾斜流路22hと、各傾斜流路22hに連通してライナ上面22gで開口する複数の水吐出口22iとを備えている。なお、分岐供給流路22a〜22cの一端はライナ側面22jで開口しているが、プラグ22kを装着することで一端は閉塞されている。
本実施形態の樹脂ライナ22は、図2に示すように、シートバーSBのパスラインに対して複数の傾斜流路22hが延在する方向を直交させ、且つ、下部ローラチョック14の外側に向かって傾斜流路22hが上り傾斜となるように、ギャップ調整用ライナ19上に装着されている。
そして、下部ローラチョック14の外側を向いている樹脂ライナ22の水供給口22eには供給配管23が接続されており、高圧水供給手段(不図示)から供給配管23を介して、樹脂ライナ22に20kg/cm程度の圧力水が供給されるようになっている。
また、仕切り板24は、樹脂ライナ22の下部ローラ12に対面する側面に固定され、ライナ上面22gから所定高さまで突出した部材である。この仕切り板24は、樹脂ライナ22の水吐出口22aから流出してライナ上面22g上を流れる水が、下部ローラ12側に流れるのを阻止する部材である。
ここで、本発明に係るロールが上部ロール11に対応し、本発明に係るロールチョックが上部ロールチョック13に対応し、本発明に係るスケール除去水流部が、樹脂ライナ22に形成した複数の分岐供給流路22a〜22c、主供給流路22f、水供給口22e、傾斜流路22h及び複数の水吐出口22iに対応し、本発明に係る合成樹脂製のライナが樹脂ライナ20に対応している。
次に、図4及び図5を参照して本実施形態のスケール除去手順について説明する。
図5の熱延鋼板製造ラインにおいて、デスケーリング装置5でシートバーSBのデスケーリング作業を行なうと、噴射ノズル5a〜5fがシートバーSBの表面に向けて高圧水を噴射してシートバーSBから除去されたスケールが搬送ロール4に向けて飛散するので、所定時間経過後には、搬送ロール4の上部ロールチョック13及び下部ロールチョック14の間に配置したロールギャップ調整ライナ21の樹脂ライナ22上にスケールSCが堆積しやすい。
そこで、樹脂ライナ22上に所定量のスケールSCが堆積したときに、高圧水供給手段から供給配管23を介して樹脂ライナ22に圧力水を供給する。
供給配管23から樹脂ライナ22に供給された圧力水は、樹脂ライナ22の主供給流路22f、分岐供給流路22a〜22c、傾斜流路22hを通過し、ライナ上面22gで開口している水吐出口22iから流れ出る。
この際、傾斜流路22hは、シートバーSBのパスラインに対して流路延在方向が直交しており、しかも、上部ローラチョック13及び下部ローラチョック14の外側に向かって上り傾斜を付けて配置されているので、水吐出口22iから流れ出る水は、上部ローラチョック13及び下部ローラチョック14の外側に向かう流れとなる。
そして、樹脂ライナ22上に堆積しているスケールSCは、水吐出口22iから上部ローラチョック13及び下部ローラチョック14の外側に向かって流れる水とともに流されていき、樹脂ライナ22上のスケールSCは全て除去される。
したがって、本実施形態の熱延鋼板製造ラインによると、定期的に高圧水供給手段から供給配管23を介して樹脂ライナ22に圧力水を供給すると、樹脂ライナ22の水吐出口22iから上部ローラチョック13及び下部ローラチョック14の外側に向かって流れる水が、樹脂ライナ22上に堆積しているスケールSCを除去するので、樹脂ライナ21と上部ロールチョック13の間に介在したスケールによってロールギャップが増大するおそれがなく、ロールギャップより板厚が小さいシートバーSBが通過しても、上部ロール11がシートバーSBの上面に常時接触するので、シートバーSBの搬送距離を高精度に実測することができる。
また、樹脂ライナ22の傾斜流路22hは、シートバーSBのパスラインに対して流路延在方向が直交しており、しかも、上部ローラチョック13及び下部ローラチョック14の外側に向かって上り傾斜を付けて配置されているので、水吐出口22iから流れ出る水は、上部ローラチョック13及び下部ローラチョック14の外側に向かう流れとなり、この水の流れに沿って樹脂ライナ22上のスケールSCをスムーズに除去することができるので、樹脂ライナ22上のスケールを効率よく除去することができる。
さらに、本発明のスケール除去水流部を構成する複数の分岐供給流路22a〜22c、主供給流路22f、水供給口22e、傾斜流路22h及び複数の水吐出口22iは、製作が容易な樹脂ライナ22で形成することができる。また、樹脂ライナ22上のスケールSCを除去するために複雑な圧力水供給装置が不要となるので、樹脂ライナ22上のスケールを除去するメンテナンスコストの低減化を図ることができる。
1…加熱炉、2…粗圧延機、3…クロップシャー、4… 搬送ロール、5…デスケーリング装置、5a〜5f…噴射ノズル、6…仕上げ圧延機、7…制御装置、10…チョックハウジング、11…上部ロール、12…下部ロール、13…上部ロールチョック、14…下部ロールチョック、15…パスライン下端調整ライナ、16…ロールギャップ調整ライナ、17…スプリング、18…ゴムライナ、19…ギャップ調整用ライナ、21…ロールギャップ調整ライナ、22…樹脂ライナ、22a〜22c… 分岐供給流路、22d…ライナ側面、22e…水供給口、22f…主供給流路、22g…ライナ上面、22h…傾斜流路、22i…水吐出口、23…供給配管、24…仕切り板、SB…シートバー

Claims (3)

  1. デスケーリング装置のライン上流にメジャーリングロールを隣接配置した熱延鋼板製造ラインにおけるメジャーリングロール軸受のスケール除去装置であって
    前記メジャーリングロールは、ロールを軸支して上下に移動自在なロールチョックと、このロールチョックの下面がライナ上面に当接するロールギャップ調整ライナとを有する軸受を備えており、
    前記ロールギャップ調整ライナは、外部から供給した圧力水を前記ライナ上面で開口する複数の水吐出口から流出させ、前記ロールに近接した前記ライナ上面の内側から前記ロールから離間した前記ライナ上面の外側に向かう水流れとするスケール除去水流部を設けていることを特徴とする熱延鋼板製造ラインにおけるメジャーリングロール軸受のスケール除去装置。
  2. 前記スケール除去水流部は、ライナ内部に互いに連通して形成され、外部から水が供給される複数の供給流路と、これら複数の供給流路と連通し、前記ライナ上面の外側に向かうように上り傾斜を付けて形成された複数の傾斜流路と、これら傾斜流路に連通する前記複数の水吐出口と、で構成したことを特徴とする請求項1記載の熱延鋼板製造ラインにおけるメジャーリングロール軸受のスケール除去装置。
  3. 前記ロールギャップ調整ライナは、金属製のギャップ調整用ライナと、このギャップ調整用ライナ上に装着されて前記ロールチョックの下面が当接する合成樹脂製のライナとを備え、前記合成樹脂製のライナに前記スケール除去水流部を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の熱延鋼板製造ラインにおけるメジャーリングロール軸受のスケール除去装置。
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