JPH0677901U - ローラテーブルのパスレベル測定装置 - Google Patents

ローラテーブルのパスレベル測定装置

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JPH0677901U
JPH0677901U JP1669993U JP1669993U JPH0677901U JP H0677901 U JPH0677901 U JP H0677901U JP 1669993 U JP1669993 U JP 1669993U JP 1669993 U JP1669993 U JP 1669993U JP H0677901 U JPH0677901 U JP H0677901U
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JP
Japan
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roller
diameter
measuring device
path level
level
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Withdrawn
Application number
JP1669993U
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Inventor
博之 小川
久直 中原
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JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ローラテーブルのパスレベルを容易かつ正確に
管理できるパスレベル測定装置を提供する。 【構成】ライン長手方向に沿って自走するローラ径自動
測定装置12と、2つの爪12aにより順次測定される
各ロール14の直径に関する情報が入力される計算機3
0を備えた。この計算機30のメモリ32には、据え付
け時に測定されたローラテーブル20のローラ取付基準
面20aのレベルL、ローラ取り付け時に挿入されたラ
イナ22の厚みh、及び軸受箱24とローラ回転中心軸
14aとの距離H(定数)に関するデータが予め記憶さ
れており、演算回路34でL+H+h+(ローラの半
径)の演算が行われてパスレベルが測定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ローラテーブルのパスレベル測定装置に関し、特に熱間金属板を搬 送するローラテーブルのパスレベルを測定するのに好適なパスレベル測定装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
熱間圧延ラインでは、熱延鋼板は、仕上げミルを出てコイラーに達するまでの 間、複数のローラが備えられたローラテーブル上を搬送される。熱延鋼板を安定 して搬送するために、ローラテーブルのパスレベル(ローラテーブルが据え付け られた基礎面とローラ上面の距離)を測定し、この測定結果に基づいて据付当初 のパスレベルに維持されるようにローラが調整されている。各ローラの摩耗量は 一定でないため、各ローラ毎にパスレベルが測定され、各ローラ毎に調整が行わ れている。
【0003】 従来、パスレベルの測定作業は、作業者がローラ一本一本の上にスケールを立 てて測量器を用いて基準レベルとの差を測定し、この差から各ローラのパスレベ ルを求めることにより行われていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の方法で行う測定作業は、パスレベルの測定精度はよいが、 足場の悪い所で行う上に熱間圧延ラインのローラテーブルには何百本ものローラ が備えられているため大変な手間を必要とする。しかも、ローラテーブルの上方 には熱延鋼板の冷却装置が備えられており、このため一層作業性の悪いものにな っている。
【0005】 本考案は、上記事情に鑑み、ローラのパスレベルを容易かつ正確に測定できる ローラテーブルのパスレベル測定装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
ローラの直径を自動的又は半自動的に測定することは容易にかつ高精度で実現 可能である。しかし、ローラ据付時には現場でシム調整が行われているため、ロ ーラの直径の測定結果からだけではパスレベルは求められない。このため、本考 案では、ローラテーブルが据え付けられた基礎面からローラ回転中心軸までの距 離とローラの半径を加算することにより、パスレベルを測定するようにした。
【0007】 具体的には、上記目的を達成するための本考案のローラテーブルのパスレベル 測定装置は、 (1)ローラテーブルに取り付けられたローラの直径を測定するローラ径測定手 段、 (2)前記ローラテーブルが据え付けられた基礎面から前記ローラの回転中心軸 までの距離を予め記憶しておき、前記ローラの直径から求められる該ローラの半 径と前記距離を加算する演算手段、 を備えたことを特徴とするものである。
【0008】 ここで、ローラ径測定手段は、自走式タイプ、ローラで搬送されるタイプのい ずれでもよい。また、このローラ径測定手段は、接触式又は非接触式のどちらの タイプでもよく、例えば画像処理技術を利用したものでもよい。 また、ローラ径測定手段から演算手段に入力されるデータはローラの直径を表 す信号でもよく、又はローラの半径を表す信号でもよい。ローラの直径を表す信 号が演算手段に入力された場合は、この演算手段でローラの半径を表す信号に変 換される。
【0009】
【作用】
本考案のローラテーブルのパスレベル測定装置では、ローラ径測定手段により 測定されたローラの直径が演算手段に入力される。この演算手段には、ローラテ ーブルが据え付けられた基礎面からローラの回転中心軸までの距離が予め記憶さ れており、この距離と上記直径から求められる半径を加算することによりパスレ ベルが算出される。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を説明する。 図1は、本考案のローラテーブルのパスレベル測定装置の一実施例を示す模式 図であり、このローラテーブルでは熱延鋼板が搬送される。 ローラ径自動測定装置12は、ライン長手方向に形成されたガイドレール(図 示せず)に沿って自走し、このローラ径自動測定装置12の2つの爪12aによ り各ローラ14の直径が順次測定される。測定されたローラ径に関する情報は光 通信装置12bと中継機16を経て計算機30に入力される。この計算機30の メモリ32には、据え付け時に測定されたローラテーブル20のローラ取付基準 面20aのレベルL、ローラ取り付け時に挿入されたライナ22の厚みh、及び 軸受箱24とローラ回転中心軸14aとの距離H(定数)に関するデータが予め 入力され記憶されている。ここで、上記ライナ22は、軸受箱24とローラ取付 基準面20aとの間に挿入されており、このライナ22の厚みは、ローラ14が 最初に取付けられる際の初期のローラ径に応じて決まるものである。また、軸受 箱24は精度良く機械加工されており、上記距離Hは一定である。
【0011】 ここで、パスレベルを正確に求めるためには、ローラテーブル20のローラ取 付基準面20aの精度が保たれていることがポイントになる。このためローラ取 付基準面20aはステンレス製のブロック26に形成し、このブロック26を取 付けるテーブルフレーム28も従来のものより肉厚を厚くして剛性を高くしてい る。
【0012】 次に、パスレベルを測定する方法について説明する。 上記ローラ14上を熱延鋼板が搬送されると、徐々にローラ14が摩耗してパ スレベルが低下する。そこで、ローラ径自動測定装置12を稼働させ、各ローラ 14の直径Dn を測定する。この直径Dn を表す情報が、中継機16を経て計算 機30に入力される。この計算機30の演算回路34では、次の式にしたがって 、各ローラ14のパスレベルPLn が算出される。
【0013】 PLn =L+(H+h)+Dn /2 このパスレベルPLn は、メモリ32に記憶されているパスレベル測定基準値 と照らし合わされて、調整が必要なローラのリストがプリンタ36に打ち出され る。保全スタッフは、この情報に基づいて次回の定期修理日の作業計画を立てる ことができる。尚、測定したパスレベルPLn の全てをプリンタ36に打ち出し てもよい。
【0014】 ここで、ローラ径を測定してパスレベルを自動で測定するためには、ローラ径 の測定値と各ローラを対応づける手段が必要とされる。このために、図2に示さ れるように、各々のローラ14のチョック14bにローラ番号をバーコード15 の形で取付けておき、このバーコード15をローラ径自動測定装置12に取り付 けられたバーコードリーダー18で読み込むことによりローラとデータを対応付 けるようになっている。このバーコードを利用する方法の他に、ローラを何本測 定したかをメモリ32に記憶させておいて、どのローラから測定を開始したかを 作業者が入力することによりローラとデータを対応付けるようにしてもよい。
【0015】 また、本実施例のパスレベル測定装置では、ローラ径を幅方向に3点測定する ことにより、ローラが偏摩耗していないかのチェックも行なわれる。このチェッ クは計算機30により行われ、ローラ径の3点測定結果をメモリ32に記憶され た測定基準値に照らし合せて、異常に偏摩耗したローラのリストを自動的に出力 するようになっている。
【0016】 本実施例のパスレベル測定装置によれば、パスレベルの測定が非常に精度よく 行えるようになり、従来のスケールと測量器を用いて測定した測定値と本実施例 のパスレベル測定装置による測定値を比較すると、±0.5mm以内の精度で一 致することが判明した。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のローラテーブルのパスレベル測定装置では、ロー ラの直径を測定し、基礎面からローラ回転中心軸までの距離とローラの直径に基 づいてローラのパスレベルを算出するようになっているため、ローラのパスレベ ルを容易かつ正確に測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のローラテーブルのパスレベル測定装置
の一実施例を示す模式図である。
【図2】ローラのチョックに取り付けられたバーコード
と、このバーコードを読み取るバーコードリーダーを示
す斜視図である。
【符号の説明】
12 ローラ径自動測定装置 14 ローラ 20 ローラテーブル 20a ローラ取付基準面 22 ライナ 30 計算機 32 メモリ 34 演算装置 36 プリンタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラテーブルに取り付けられたローラ
    の直径を測定するローラ径測定手段と、 前記ローラテーブルが据え付けられた基礎面から前記ロ
    ーラの回転中心軸までの距離を予め記憶しておき、前記
    ローラの直径から求められる該ローラの半径と前記距離
    を加算する演算手段とを備えたことを特徴とするローラ
    テーブルのパスレベル測定装置。
JP1669993U 1993-04-05 1993-04-05 ローラテーブルのパスレベル測定装置 Withdrawn JPH0677901U (ja)

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JP1669993U JPH0677901U (ja) 1993-04-05 1993-04-05 ローラテーブルのパスレベル測定装置

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JPH0677901U true JPH0677901U (ja) 1994-11-01

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ID=11923543

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012171009A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Jfe Steel Corp 熱延鋼板製造ラインにおけるメジャーリングロール軸受のスケール除去装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012171009A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Jfe Steel Corp 熱延鋼板製造ラインにおけるメジャーリングロール軸受のスケール除去装置

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Effective date: 19970703