JP5723620B2 - 自動車用バイザー - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の窓枠に取り付けられる自動車用バイザーに関するものである。
従来より日除けや雨除けとして機能する自動車用バイザーは、窓枠に取り付けられる鍔部と、該鍔部から連設された庇部とを一体的に形成したものが知られている。
他にも、特許文献1に記載の自動車用バイザーでは、自動車の窓枠に沿うように形成されたステンレス製の鍔部と、該鍔部に取り付けた際に鍔部から膨出した状態となるように形成されたアクリル樹脂製の庇部とによって構成され、鍔部の接合部と庇部の接着部とを粘着テープで接着することによって、鍔部と庇部とが接合される構造も知られている。
再公表特許第WO2005/090107号公報
しかしながら、上記従来の鍔部の接合部と庇部の接着部とを粘着テープで接着する自動車用バイザーでは、自動車窓枠周辺のデザインを損ねることはないものの、端末がL字状に折り曲げられるため、当該端末が車両本体に接触する傷付きの原因になるといった問題があった。そのため、図6に示されているように、鍔部にエンドキャップ13を装着する構造も知られている。このエンドキャップ13は、鍔部3の被覆部6の内側に形成された空間に挿入可能な基部14と、基部14よりも一回り大きく形成された蓋部15とを一体形成し、基部14側から挿入すると、蓋部15が鍔部3の端縁に当接する構造を有している。しかし、エンドキャップ13を挿入する構造では、自動車の窓枠周辺のデザインが損なわれてしまうといった不具合が生じていた。
そこで、本発明の目的は、上記従来の自動車用バイザーの問題点を解消するとともに、端末が車両本体に接触する傷付きを防止することにある。
本発明のうち、請求項1に記載された発明は、自動車の窓枠に取り付け可能な鍔部と、該鍔部に沿って長尺帯状に形成された庇部とからなる自動車用バイザーであって、
前記庇部と前記鍔部とを別個に成形して接合するとともに、前記鍔部を金属により形成し、前記鍔部の端縁を、前記窓枠側となる内側に向けて断面略U字状に折り返し形成若しくはカール形成したことを特徴とするものである。
請求項1に記載された自動車用バイザーは、エンドキャップを不要とし、自動車窓枠周辺のデザインを損ねることがなく、端縁が車両本体に接触する傷付きを解消することも可能である。また、集中する応力が全域に分散され、破断を生じることがない。
サイドバイザーを自動車の窓枠に取り付けた状態を示す説明図である。 サイドバイザーを外側から見た説明図である。 図1におけるA−A線断面を示す説明図である。 本発明のサイドバイザーの端縁を示す説明図である。 図4における断面図であり、(a)はB−B線断面を、(b)はC−C線断面を、(c)はD−D線断面を示す。 従来のサイドバイザー側端部にエンドキャップを使用した状態を示す説明図である。
以下、本発明の自動車用バイザーの一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、自動車用バイザー(以下、サイドバイザー1とする)が自動車Vの窓枠2に取り付けられた状態を示したものである。図2は、サイドバイザー1を外側から見た説明図である。また、図3は、サイドバイザー1の断面(図1におけるA−A線断面)を示す説明図(自動車V側の構造を一部省略して示したもの)である。なお、以下の説明では、図1および図2における自動車V側をサイドバイザー1の内側とし、反対側を外側として説明する。
図1及び図2に示されるように、サイドバイザー1は、自動車Vの窓部の周縁(以下、窓枠と称す)2に沿うような長尺の刀身状に形成された金属製(たとえば、ステンレス製)の鍔部3と、この鍔部3と同様な長尺の刀身状に形成された合成樹脂製(たとえば、アクリル樹脂製)の庇部4とからなるものである。
次に、鍔部3は、ステンレス製の薄板(たとえば、厚さ約0.4mm)を、いわゆるプレス成形によって折り曲げ形成してなるものであり、図3に示されているように、その断面は略S字状(逆S字状)になっている。そして、鍔部3の上部は、自動車Vの窓枠2を被覆するための帯板状の被覆部6となっており、被覆部6の内側面には、自動車Vに取り付けるための粘着テープ9(たとえば、厚さ約1.6mmのもの)が貼着されている。また、被覆部6の上端部には、内側方向へと折り曲げられた係合部7が形成されており、この係合部7の上端縁には、窓枠2の内側に係合させるための折返しである係合凸条8が設けられている。なお、鍔部3の被覆部6の上下方向の幅は、後述する自動車Vの窓枠2に取り付けられた車両モールの上下方向の幅と略同一となっている。
また、鍔部3の下部は、庇部4と接合させるための接合部10が、被覆部6の下端縁に沿って一連の帯状に設けられており、被覆部6よりも内側となるように凹状に窪んだ状態になっている。また、接合部10の下端縁には、庇部4と係合可能な係止凸条11が形成されている。その接合部10には、庇部4を接着するための粘着テープ(両面粘着テープ)5が貼着されており、その粘着テープ5によって庇部4の上端際の部分が接着されている。なお、鍔部3の接合部10の平坦部分は、粘着テープ5の厚みと庇部4の厚みとを合わせた分だけ被覆部6よりも内側に位置しており、接着した庇部4の上端縁と被覆部6とが略面一となるようになっている。
次に、庇部4は、アクリル樹脂を射出成形することによって形成されており、上下方向に若干湾曲し、中央部分が外側に突出した状態になっている。また、庇部4は、着色された合成樹脂によって形成されており、適度な透光性と遮光性とを発現することができるようになっている。さらに、庇部4の上部内側面には、鍔部3の接合部10と接着するための接着部12が一体的に設けられており、他の部分より内側に突出した状態になっている。なお、接着部12の上下方向の幅は、接合部10の上下方向の幅と略同一となっている。一方、庇部4の上部外側面は、上端側へといくにつれて徐々に薄厚となるように曲面状に形成されている。また、庇部4の後端際の外面は、平坦になっている。
かかる庇部4は、粘着テープ5によって接着部12の表面を鍔部3の接合部10と接着することによって鍔部3と一体となっている。そして、鍔部3に対して外側に膨出した状態になっており、取り付けられた自動車Vの窓ガラスの上部周縁を覆うようになっている。なお、庇部4の後端際の外面は、略平坦になっている。また、鍔部3の接合部10と接着した接着部12の下端部には、接合部10の下端の係止凸条11が係止された状態になっている。
次に、サイドバイザー1の断面について説明する。図4は、サイドバイザー1のドアノブ側(後方側)の斜視図を示したものである。この図4において、B−B線断面を示したものが図5(a)であり、鍔部3の端縁16は、自動車V側となる内側に向けて断面略U字状に折り返し形成されている。ここで、端部16は、外径0.7±0.1mmに折り返し、内側に0.6±0.2mmの空間を形成することが好ましい。次に、図4においてC−C線断面を示したものが図5(b)であり、端縁16はB−B線断面の位置と連続しているため、同様に内側へ向けて断面略U字状に折り返し形成されている。他にも、図4においてD−D線断面を示したものが図5(c)であり、上述のように、庇部4は、粘着テープ5によって接着部12の表面を鍔部3の接合部10と接着することで鍔部3と一体となっている。
以下、サイドバイザー1の自動車Vの窓枠2への取付作業について説明する。なお、自動車Vの窓枠2は、金属(ステンレス)製のモール(車両モール)によって装飾されている。
サイドバイザー1を、図3に示すように自動車Vの窓枠2へ取り付ける場合には、まず、鍔部3の被覆部6の内側面に粘着テープ9を貼着する。そして、係合部7の係合凸条8を窓枠2に係合させながら、粘着テープ9により鍔部3を窓枠2に固着する。かかる如く、サイドバイザー1は、係合凸条8による係合と粘着テープ9による接着によって自動車Vの窓枠2に取り付けられる。なお、粘着テープ9の厚みは、鍔部3の被覆部6との合計厚みが約2.0mmとなるように調整される。
なお、自動車Vにおいては、窓枠2の車両モールの上下方向の幅が、約10.0mmから14.0mmの範囲内で変化している(後側の幅の方が前側の幅に比べて広くなっている)が、サイドバイザー1においては、その車両モールの幅の変化に対応して、被覆部6の幅が、約12.0mmから16.0mmの範囲内で変化している(後側の幅の方が前側の幅に比べて広くなっている)。
上記の如く構成されたサイドバイザー1は、庇部4と鍔部3とを別個に成形して接合するとともに、鍔部3を金属により形成し、鍔部3の端縁16を、窓枠2側となる内側に向けて折り返し形成したことから、エンドキャップ13を不要とし、自動車窓枠周辺のデザインを損ねることがなく、端縁16が車両本体に接触する傷付きを解消することも可能である。
また、鍔部3の端縁16は、断面略U字状に折り返し形成したことから、集中する応力が全域に分散され、破断を生じることがない。
なお、本発明にかかるサイドバイザーの構造は、上記した実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、鍔部および庇部の材料や形状、大きさ、自動車の窓枠への取り付け方法等を適宜変更することができる。
たとえば、サイドバイザー1の端縁16は、自動車側である外側から内側へ向かい湾曲したものであるが、図4に示すようにドアノブ側の端縁16のみに限定されるものではなく、ドアミラー側(前方側)の端縁16において同様に形成しても良く、適宜変更可能である。この場合も、端縁16が車両本体に接触する傷付きを解消することが可能である。
更に、鍔部3の端縁16は、断面略U字状の折り返しに限らず、断面O字状にカール形成(内側に巻き込む)しても良く、適宜変更可能である。
また、鍔部3は、上記実施形態の如く、ステンレスによって形成されたものに限定されず、鉄やアルミニウム等のステンレス以外の金属によって形成されたもの等に変更しても良く、適宜変更可能である。一方、庇部4は、アクリル樹脂等の合成樹脂によって形成されたものに限定されず、ガラス繊維を混入させたナイロン66によって形成されたものや、ナイロン66以外の樹脂によって形成されたもの、ガラス繊維を充填していない合成樹脂によって形成されたもの等に変更しても良く、適宜変更可能である。
1・・サイドバイザー(自動車用バイザー)、2・・窓枠、3・・鍔部、4・・庇部、5・・粘着テープ、6・・被覆部、7・・係合部、8・・係合凸部(折り返し)、9・・粘着テープ、10・・接合部、11・・係止凸条(突条)、12・・接着部、13・・エンドキャップ、14・・基部、15・・蓋部、16・・端縁、V・・自動車。

Claims (1)

  1. 自動車の窓枠に取り付け可能な鍔部と、該鍔部に沿って長尺帯状に形成された庇部とからなる自動車用バイザーであって、
    前記庇部と前記鍔部とを別個に成形して接合するとともに、前記鍔部を金属により形成し、前記鍔部の端縁を、前記窓枠側となる内側に向けて断面略U字状に折り返し形成若しくはカール形成した自動車用バイザー。
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