JP5723282B2 - 超高パワーレーザチャンバの光学的改善 - Google Patents

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Description

本出願は、2008年10月21日出願の「超高パワーレーザチャンバの光学的改善」という名称の米国特許仮出願第61/107,342号からの優先権を請求するものであり、この特許の内容は、全ての目的のために全体が本明細書において引用により組み込まれている。本出願は、2008年10月23日出願の「超高パワーレーザチャンバの光学的改善」という名称の米国特許仮出願第61/108,020号からの優先権を請求するものであり、この特許の内容は、全ての目的のために全体が本明細書において引用により組み込まれている。
開示する主題は、ガス放電レーザのような超高パワーレーザシステムに一般的に関し、より具体的には、ガス放電レーザチャンバ内の光学構成要素を改善する方法及びシステムに関する。
放電ガスレーザは、集積回路フォトリソグラフィ製造工程のような分野での利用が公知である。液浸フォトリソグラフィの出現は、このようなレーザシステムの製造業者に60〜90ワットの平均パワー及びそれ以上を生成することができるレーザを提供することを要求し、これは、レーザ光源が、一例として、4kHzの繰返し数で20mJ又はそれよりも多くのパルスエネルギ、又は6kHzで15mJの出力パルスエネルギを有する出力光パルスを生成する必要があり、前者により結果的に80ワットのレーザが得られ、後者により90ワットのレーザが得られることを意味している。
エキシマレーザは、1つのタイプの放電ガスレーザである。エキシマレーザは、1970年代中頃から公知である。集積回路リソグラフイに有用なエキシマレーザの説明は、1991年6月11日に付与された「コンパクトなエキシマレーザ」という名称の米国特許第5,023,884号に説明されている。’884の特許は、本出願の出願人に譲渡されている。’884特許は、全ての目的のために全体が本明細書において引用により組み込まれている。’884特許に説明されているエキシマレーザは、高繰返し数パルスレーザであるが、開示されたレーザは、現代のレーザシステムの約1/3〜1/2の出力パルス繰返し数を有するものであった。
このようなパルス繰返しでこのようなパルスエネルギを生成するために、特に、シードレーザ(主発振器(MO))が、比較的低い出力パルスエネルギで中心波長のようなパラメータと帯域幅のようなビーム品質パラメータとを微調節するのに利用され、増幅器部分(パワー発振器(PO)又は発振器でもあるパワーリング増幅器(PRA))が、次に、15〜20mJ程度のレーザシステム出力パルスを得るためにシードレーザ出力パルスを増幅する用途において、主発振器/パワー発振器構成を使用することが、先に参照した現在特許出願中の特許出願で提案されている。説明の便宜上、本出願を通して、レーザシステムは、主発振器/パワーリング増幅器(MOPRA)、又はMOPRAもそうである主発振器/パワー発振器(MOPO)、又は主発振器/パワー増幅器(MOPA)と呼ぶ場合がある。しかし、本出願の目的上及び特許請求の範囲の意味上、これらの用語は、互換的であることを意図しており、更に、特に断らない限り、シードレーザ/増幅器レーザシステムの種類のものではない、すなわち、開示する主題のいずれの態様もこのようなレーザ構成のある一定の1つ又はそれよりも多くだけに用途が限定されない高パワーレーザシステムを関連の開示内に含むことを意図している。すなわち、関わっているレーザ構成に関係なく、同様に位置し、構成され、かつ利用され、かつこのような高エネルギ光への短期及び/又は長期の露光からの類似の有害な光学的影響に直面する同様の構成要素は、主張する主題の実施形態のあらゆる態様を使用することができる。
このような超高パワーレーザシステム出力パルスを生成する際に直面する問題の一部又は全ては、フラットパネル上などに製造される薄膜トランジスタなどのための結晶半導体材料(例えば、シリコン)を形成するレーザアニールのような用途に使用される広帯域レーザのような超高パワー出力を生成する単一又は二重レーザシステムにおいても直面する場合があることも理解されるであろう。特許請求の範囲の開示及び意味は、別段の明示的制限がない限り、このようなレーザ構成を除外する意味ではない。
増幅レーザ機構としての発振器の利用により、ある一定の作動問題がもたらされ、これは、主として光学フルエンス及び光学的熱移行に誘発される問題であるので、出力パルス繰返し数が増加すると重大度が増加する。本質的に、空洞内でレージングによって生成された有用光が空洞を出ることを可能にするために一方が部分反射性でなければならない空洞を定める2つのミラーにより境界付けられた発振器は、有用光としてレーザ空洞を出るよりも多くのエネルギを各レーザパルスで生成すべきである。空洞内で循環するエネルギと空洞を出るエネルギの間の差は、空洞幾何学形状、部分反射性ミラー(出力カプラ(OC)と呼ぶ)の反射率のようないくつかのファクタに依存する。しかし、一例として、15mJの出力パルスエネルギを生成するために、空洞には、20mJ近辺又はそれよりも多くが見出されるであろう。類似の関係は、出力パルスエネルギが20mJのように更に高い時に空洞内のエネルギに対して存在する。すなわち、液浸リソグラフィに現在必要とされるようなこのようなレーザによる非常に高い平均パワー出力、例えば、60〜100Wの発生は、空洞内の光学系を非常に高いフルエンス負荷の下に置き、とりわけ、高い熱応力及び熱移行をもたらす可能性がある。
同様に、重大度は恐らく低いが、広帯域シードレーザ/増幅器レーザ構成による影響が見られる場合があり、増幅器も発振器であるか否かに関わらず、増幅器レーザに対するシードレーザ入力パルスエネルギの方が高く(恐らく一桁だけ)、かつ増幅される。同様に、単チャンバレーザシステム内の光学系さえも高い負荷を受ける場合があり、これは、開示する主題の実施形態の態様にからの恩典を受けることができる。すなわち、本出願人は、空洞が単一のチャンバレーザを形成するか又はシードレーザ/増幅器レーザシステムの増幅器であるか否かに関わらずレーザ空洞において、又は発振空洞を含むか又は単に増幅器レーザ利得媒体を通る一定の光学的に定められた通過数を利用するか否かに関わらず増幅器レーザにおいて、このような高い光学フルエンスの影響を除去するか又は少なくとも低減する手段を提案する。
米国特許仮出願第61/107,342号 米国特許仮出願第61/108,020号 米国特許第5,023,884号 米国特許第6018537号 米国特許第6128323号 米国特許第6212211号 米国特許第6330261号 米国特許第6442181号 米国特許第6477193号 米国特許第6549551号 米国特許第6553049号 米国特許第6567450号 米国特許第6618421号 米国特許第6625191号 米国特許第6654403号 米国公開特許出願第20060291517号 米国公開特許出願第20070071058号 米国公開特許出願第20050226301号
残念ながら、このような非常に高いフルエンス/パワーに露出される光学構成要素の多くは、予算上の制約条件、製造上の問題、又は単にこのようなフルエンス/パワー及び/又はこのようなフルエンス/パワーへの長期露光を持続する適切な特性を有する材料の利用可能性のために高パワーレーザビームに向けて最適化されたものではない。光学構成要素が最適化されない時に、最適以下の光学構成要素は、伝達的に又は全内部反射によりレーザビームを光学構成要素に通過させるのではなく、レーザの一部を吸収する可能性がある。レーザの一部を吸収すると、光学構成要素は、温度が増加する可能性があり、温度の増加により、光学構成要素は、歪むので光を正しく導かず、それによって性能を劣化させるか又はそうでなければレーザの出力パワーを低減し、又はビーム安定性及び偏光のようなレーザビーム特性を劣化させる。必要とされるものは、高パワーレーザ光路に含める光学構成要素を製造及び/又は利用するより費用効率の高い方法である。
大まかには、開示する主題は、レーザ空洞内又は増幅レージング利得媒体を通る一定数の通過のためのパワー増幅器光路内の改良型光学構成要素を提供することによってこれらの必要性を満たすものである。開示する主題は、工程、装置、システム、又はデバイスとしてのものを含む多くの方法に実施することができることを認めるべきである。開示する主題の実施形態のいくつかの態様を以下に説明する。
開示する主題の態様は、プリズムの第1の反射面上にある第1の入射点と、プリズムの第1の反射面及び第2の反射面の間に形成されて面取り面を有する面取りコーナとの間の第1の距離を増大する段階、プリズムの第2の反射面上にある第2の入射点と面取りコーナの間の第2の距離を増大する段階、及びプリズムの面取りコーナの面取り面の反射率を増大する段階のうちの少なくとも1つから構成されるビーム反転器プリズムのレーザ吸収を低減する方法を含む。
第1の距離及び第2の距離のうちの少なくとも一方を増大する段階は、プリズムとレーザ源の間の第3の距離を増大する段階を含むことができる。第3の距離は、プリズムの第1の反射面上の第1の入射点とレーザ源のレーザ出力窓との間の距離に等しいとすることができる。
第1の距離及び第2の距離のうちの少なくとも一方を増大する段階は、プリズムの面取りコーナの面取り面の幅を低減する段階を含むことができる。プリズムの面取りコーナの面取り面の幅は、約0.5mmよりも小さいとすることができる。
プリズムの面取りコーナの反射率を増大する段階は、プリズムの面取りコーナの面取り面を研磨する段階を含む。プリズムの面取りコーナの面取り面の反射率を増大する段階は、面取り面に精密表面仕上げを適用する段階を含むことができる。プリズムの面取りコーナの面取り面の反射率を増大する段階は、第1の入射面又は第2の入射面のうちの少なくとも一方の反射面仕上げに実質的に等しい仕上げまで面取りコーナの面取り面を研磨する段階を含むことができる。
開示する主題の態様は、プリズムの入力面の反対側の面取りコーナを含むビーム反転器プリズムを含み、面取りコーナは、第1の反射面と第2の反射面の間にあり、面取りコーナは、面取り面を有し、面取り面は、幅が約0.5mmを下回り、面取り面は、精密表面仕上げを有する。ビーム反転器プリズムは、プライムカットビーム反転器プリズムとすることができる。
開示する主題の態様は、熱応力及び機械的応力を含む光学構成要素に対する物理的応力複屈折を識別する段階と、選択された光学構成要素に対する理想的な複屈折モデルを識別する段階と、選択された光学構成要素に対する複数の結晶配列をモデル化する段階と、選択された光学構成要素に対する複数の結晶配列の各々のものの中に選択された光学構成要素に対する熱応力及び機械的応力を印加する段階と、選択された光学構成要素に対する複数の結晶配列の各々のものに対応する複数の複屈折モデルの1つを生成する段階と、複屈折モデルの複数の各々のものを理想的な複屈折モデルと比較する段階と、理想的な複屈折モデルに最も緊密に適合する選択された光学構成要素に対する複数の結晶配列のうちの対応するものを選択する段階とを含む光学構成要素のためのプライムカットを判断する方法を含む。
開示する主題の別の態様は、シードレーザ源とシードレーザ出力に結合されたレーザ入力を有するパワーリング発振器とを含むレーザを含む。パワーリング発振器は、第1の入力プリズム、第1の出力プリズム、第1の窓、第2の窓、ビーム反転器、第2の出力プリズム、及び出力カプラを含み、第1の出力プリズム、第1の窓、第2の窓、ビーム反転器、及び出力カプラのうちの少なくとも1つは、プライムカット光学構成要素である。
レーザはまた、ビーム分割器及びパルス伸長器を含むことができる。パワーリング発振器のレーザ入力は、折り返しミラーを通じてシードレーザ出力に光学的に結合することができる。
第1の出力プリズムは、応力複屈折による偏光損失が最小にされるように配向された第1の出力プリズムの結晶構造を有するプライムカットプリズムとすることができる。第1の窓は、応力複屈折による偏光損失が最小にされるように配向された第1の窓の結晶構造を有するプライムカット窓とすることができる。第2の窓は、応力複屈折による偏光損失が最小にされるように配向された第2の窓の結晶構造を有するプライムカット窓とすることができる。ビーム反転器は、応力複屈折による偏光損失が最小にされるように配向されたビーム反転器プリズムの結晶構造を有するプライムカットビーム反転器プリズムを含むことができる。出力カプラは、応力複屈折による偏光損失が最小にされるように配向された出力カプラの結晶構造を有するプライムカット出力カプラとすることができる。
開示する主題の他の態様及び利点は、一例として開示する主題の原理を示す添付図面と共に以下の詳細説明から明らかであるであろう。
開示する主題は、添付図面と共に以下の詳細説明により容易に理解されるであろう。
開示する主題の実施形態の態様によるMOPRAシステムのブロック図である。 開示する主題の実施形態の態様によるパワーリング増幅器及びビーム反転器を通る光路の側面図である。 開示する主題の実施形態の態様によるパワーリング増幅器及びビーム反転器(尺度通りに図示せず)を通る光路の上面図である。 開示する主題の実施形態の態様によるPRAのWEBを通る光路の詳細な上面図である。 PRAの出力での付加的な光学要素と共に図1に示す光学トレインの一部の斜視図である。 開示する主題の実施形態の態様によるビーム反転器及びビーム反転器を通る光路の詳細図である。 開示する主題の実施形態の態様によるビーム反転器及びビーム反転器を通る光路の詳細図である。 開示する主題の実施形態の態様によるビーム反転器及びビーム反転器を通る光路の詳細図である。 開示する主題の実施形態の態様によるビーム反転器性能を改善する方法の作動の流れ図である。 開示する主題の実施形態の態様による出力カプラのプライムカットの図である。 開示する主題の実施形態の態様による出力カプラのプライムカットの図である。 開示する主題の実施形態の態様による第3のプリズムのプライムカットの図である。 開示する主題の実施形態の態様による第3のプリズムのプライムカットの図である。 開示する主題の実施形態の態様による右チャンバ窓のプライムカットの図である。 開示する主題の実施形態の態様による右チャンバ窓のプライムカットの図である。 開示する主題の実施形態の態様による高パワーUVレーザシステム内の選択された光学構成要素のためのプライムカットを識別する方法の流れ図である。 開示する主題の実施形態の態様による高パワーUVレーザシステム内の選択された光学構成要素のためのプライムカット光学構成要素の詳細図である。 開示する主題の実施形態の態様による高パワーUVレーザシステム内の選択された光学構成要素のためのプライムカット光学構成要素の詳細図である。 開示する主題の実施形態の態様による高パワーUVレーザシステム内の選択された光学構成要素のためのプライムカット光学構成要素の詳細図である。 開示する主題の実施形態の態様による高パワーUVレーザシステム内の選択された光学構成要素のためのプライムカット光学構成要素の詳細図である。 開示する主題の実施形態の態様による高パワーUVレーザシステム内の選択された光学構成要素のためのプライムカット光学構成要素の詳細図である。
ここで、例えば、パワーリング増幅器の空洞内の改良型光学構成要素に関する開示する主題の実施形態のいくつかの例示的な態様を以下に説明する。開示する主題は、本明細書に示す特定の詳細の一部又は全てなしでも実施することができることが当業者には明らかであろう。
図1は、開示する主題の実施形態の態様によるMOPRAシステム4のブロック図である。レーザビームは、日本の施設ではキヤノン又はニコンにより又はオランダの施設ではASMLによって供給されるステッパ又はスキャナ機械のようなリソグラフィ機械2の入力ポートで供給される。このレーザシステムは、4,000〜6000Hz又はそれを超えるパルス繰返し数でシステムのパルスエネルギ及び蓄積線量エネルギ出力を制御するレーザエネルギ制御システムを含む。システムは、パルス及び線量エネルギのフィードバック及びフィードフォワード制御の両方を用いて主発振器8レーザチャンバとパワーリング増幅器10レーザチャンバのようなパワー発振器とにおける互いに対する放電の極めて正確なトリガを提供する。
MOPO/MOPRAシステム4は、スキャナ2の入力ポートにレーザビームを送出する封入ビーム経路をもたらすビーム送出ユニット6を含む。この特定の光源システムは、主発振器8と、発振器空洞、すなわち、パワー発振器(PO)も形成し、かつMOPOシステムとして公知のタイプのレーザシステム、具体的にここではMOPRAシステムであるパワーリング増幅器10とを含む。MOPRAシステム4は、パルス伸長器16も含む。
主発振器8及びパワーリング増幅器10は、対応する放電チャンバ8A、10Aを含む。放電チャンバ8A、10Aは、2つの長形電極、レーザガス、電極と熱交換器の間でガスを循環させるタンジェンシャルファンを含む。主発振器8は、パワーリング増幅器10内の発振により、又はレーザビーム14Bを生成するためにパワー増幅器10を通る複数の通過により増幅される第1のレーザビーム14Aを生成する。
主発振器8は、出力カプラ8Cと線狭化パッケージ8Bとによって形成された共振空洞を含む。主発振器8のための利得媒体は、主発振器放電チャンバ8A内に収容された2つの長さ50cmの長形電極間で生成される。パワーリング増幅器10は、放電チャンバ8Aと実質的に類似である放電チャンバ10Aを含む。パワーリング増幅器10は、共振空洞も形成する出力カプラ(図2D内の224)も有する。このMOPRA構成により、波長安定性及び超狭帯域幅のようなビーム品質パラメータを最大にするように主発振器8を設計及び作動することができる。パワーリング増幅器10は、パワー出力を最大にするように設計及び作動される。増幅器部分としてのリングパワー増幅器の形態でパワー発振器を利用する図1に示すシステムは、ビーム品質の実質的な改善と共に60〜90ワット又はそれよりも多くの紫外線パワーを生成する15mJ/パルス(又はそれよりも多く、必要に応じて)4〜6kHzのArFレーザシステムである。
ビーム反転器改良
図2Aは、開示する主題の実施形態の態様によるパワーリング増幅器10A及びビーム反転器28を通る光路の側面図である。図2Bは、開示する主題の実施形態の態様によるパワーリング増幅チャンバ10A及びビーム反転器28(尺度通りに図示せず)を通る光路の上面図である。図2Dは、開示する主題の実施形態の態様による最大反射性ミラー(適切な公称中心波長のための)である折り返しミラー222及び出力カプラ224、ビーム低減/ビーム拡大プリズムセット230、236、228を含むPRAのWEB26を通る光路の詳細な側面図である。図2Cは、PRAチャンバ10Aの出力での付加的な光学要素と共に図1に示す光学トレインの一部の斜視図を示している。図1において上述したように、主発振器8は、PRAのWEB26にレーザ光14Aを出力する。図2A〜図2Dを参照すると、レーザビーム14Aは、PRAのWEB26に入り、最初に、出力カプラ224を通じて最大反射性ミラー227にレーザビーム14Aを誘導する折り返しミラー222に遭遇する。レーザビーム14Aは、出力カプラ224を通過するが、出力カプラは、レーザビームが出力カプラ224を通過する時にレーザビームに実質的に影響を与えない。最大反射器227は、第1のプリズム228及び第3のプリズム230を通るようにレーザビーム14Aを反射する。第3のプリズム230は、右チャンバ窓232とPRAチャンバ10Aを通り左チャンバ窓234を通ってビーム反転器28に至る望ましい光路とにレーザビーム14Aを整列させる。
ビーム反転器28から、レーザビーム経路は、左チャンバ窓234に戻り、PRAチャンバ10A及び右チャンバ窓232を通って第3のプリズム230に至る。第3のプリズム230は、光路を第2のプリズム236にシフトし、第2のプリズム236は、出力カプラ224に光路を進ませ、出力カプラは、この時点で増幅済みであるレーザビーム14Bをビーム解析モジュール(BAM)、ビーム分割器38に、次に、ビーム伸長器16に、次に、自動シャッター52に、最終的にレーザ光利用デバイス又はシステム(例えば、以前の図1に示すように下流側リソグラフィシステム2)に誘導する。
図3Aは、開示する主題の実施形態の態様によるビーム反転器28を通る光路の部分概略かつ尺度通りではない詳細光路図である。レーザビーム14Aは、左のチャンバ窓234を出て、ビーム反転器プリズム300の第1の面302に誘導される。ビーム反転器プリズム300の第1の面302は、ビーム反転器プリズムの第2の面304上の第1の入射点304Aに入力レーザビームを誘導する。第2の面304は、第3の顔306上の第2の入射点310Aに入力レーザビームを反射する。第3の面306は、第1の面302に入力レーザビームを反射し、第1の面302は、この時点で反射されたレーザビーム14A’を左チャンバ窓234に誘導する。
ビーム反転器プリズム300は、精密光学材料で製造され、かつ精密光学仕上面302、304及び306を有する精密光学デバイスである。PRA増幅チャンバ10Aの放電領域を通過するビームは、図2Bに示すように(尺度通りではない)非対称であるが、実際は、増幅誘導発光による増幅に向けて放電によって形成されたレーザガス利得媒体の幅の狭い横幅(約3mm)を本質的に通過するように互いにほぼ整列しているので、ビーム反転器28の全内部反射プリズム300の形状及びビーム経路は、非常に厳しく制御される。一般的に、ビーム反転器プリズム300のコーナは、縁応力を低減するためにかつコーナの欠け落ちを低減するためなどの光学的製造における標準的慣例としてプリズム300をより耐久性があるものとするために面取りされる。一例として、ビーム反転器プリズム300のコーナ310は、面取りされた状態で示されている。コーナ310の面取り部は、約1mmの幅を有する。本出願人は、初期レーザビーム14Aが第1の入射点304A及び第2の入射点310Aの上ではなくコーナ310の面取り部に当たった場合、コーナ310は、レーザビーム14Aを吸収し始め、ビーム反転器プリズム300は、加熱して不要な熱応力をビーム反転器プリズム300に加えると判断した。それによって放電領域とPRA10の出力カプラ端部の光学系との非常に有害なプリズム歪み誘発ビーム不整列が発生する可能性がある。たとえ光線14Aが面取りコーナ310に衝突しないとしても、プリズム300を通過することによって散乱したDUV光は、コーナ310を加熱する可能性がある。
コーナ310の面取り部に衝突するか又はその近くを通ることができる初期レーザビーム14Aの量を最小にする1つの手法は、初期レーザビーム14Aが第1の面302に入る前に通過すべきである面取り部マスク320を含むことである。面取り部マスク320は、マスク320により作り出されたレーザ陰影域内にコーナ310の面取り部を置くことを試みるものである。しかし、初期レーザビーム14A及び反射レーザビーム14A’が超狭角度β(一般的に10ミリラジアン未満の尺度で)で分離される時に、初期レーザビーム14Aと反射レーザビーム14A’間の分離は、コーナ310の一般的な幅1mmの面取り部と同じ幅に非常に近い。換言すると、入射点304Aとコーナ310の第1の面取り部間の第1の距離304Bは、ゼロに近づいており、同様に、第2の入射点310Aとコーナ310の面取り部間の第2の距離310Bは、ゼロに近づいている。
ビーム反転器プリズム300に1つの改良は、コーナ310の面取り部の幅を幅約0.5mm未満に低減することである。この面取り面の狭幅化には、ビーム反転器プリズム300の光学製造業者による処理の精密化が必要であり、従って、経費が増大するが、面取り部の狭幅化により、距離304B及び310Bが増大し、従って、コーナ310の面取り部に当たるか又は近づく初期レーザビーム14Aの量が低減する。
ビーム反転器プリズム300に別の改良は、コーナ310の面取り部の表面の仕上げを改良することである。一例として、コーナ310の面取り部は、光学的に研磨することができる。コーナ310の面取り部を光学的に研磨することにより、面取り部に衝突するあらゆる光を優先して反射するか又は吸収ではなくて伝達させる。
コーナ310の面取り部の表面に衝突する光の量を低減するビーム反転器プリズム300の更に別の改良は、プリズム300とPRAチャンバ10Aの左チャンバ窓234間の距離330を増大することである。一般的に、ビーム反転器プリズム300及び左チャンバ窓234は、一般的に約100mmと約1000mmの範囲である距離330により分離される。
プリズムビーム反転器プリズム300を左チャンバ窓234から更に移動すると、初期レーザビーム14Aと反射レーザビーム14A’間の距離332は、両ビームを分離する角度βにより増大する。角度βが一般的に約10ミリラジアン未満という尺度であるとしても、例えば、40mmのような数十ミリメートルでさえも、距離304B及び310Bをも増大するのに十分な距離332を増大することができ、それによって304Aと310A間のビーム経路が更に分離され、散乱DUV光は、面取り部310に衝突する可能性が低くなり、及び/又は衝突すればエネルギが少なくなる。
ビーム反転器プリズム300のこれらの改良の各々は、単独又は組み合わせて用いて、ビーム反転器プリズムの性能を改善し、面取りコーナ310により吸収される光の量を低減することができることも理解すべきである。一例として、改良型ビーム反転器プリズム300は、左チャンバ窓234から更に40mmの場所に設けることができ、コーナ310の面取り部は、約0.5mmに狭幅化することができるので、面取り部は、伝達性又は反射性を上げるように研磨することができる。
図4は、開示する主題の実施形態の態様によるビーム反転器300の性能を改善する方法作動400の流れ図である。作動405においては、第1の反射面304上の第1の入射点とコーナ310の面取り部の間の第1の距離304Bを増大する。第1の距離304Bは、面取り部を小形化することにより、又は表面302で初期レーザビーム14A及び反射レーザビーム14A’の分離を増大することによって増大することができる。
作動410においては、第2の反射面306上の第2の入射点とコーナ310の面取り部の間の第2の距離310Bを増大する。第2の距離310Bは、面取り部を小形化することにより、又は表面302で初期レーザビーム14A及び反射レーザビーム14A’の分離を増大することによって増大することができる。作動405及び410は、同時に実行することができ、通常、同時に実行される。
作動415においては、コーナ310の面取り部の表面仕上げは、より反射性の仕上げに研磨することができる。上述のように、面取りコーナ310上のより反射性の仕上げにより、吸収される光の量が低減されて反射光の量が増大する。一例として、面取りコーナの表面は、業界で公知のように精密研磨まで研磨することができる。面取りコーナの表面は、反射性仕上げに研磨することができる。面取りコーナの表面は、プリズム300の第1の面302、第2の面304、及び第3の面306と同じ仕上げに研磨することができる。
光学構成要素の改良
以前の図2Bを再び参照すると、入力レーザ14A経路は、主発振器からPRAのWEB26に入る。PRAのWEB26内の光学構成要素222、224、227、228、230は、PRAチャンバ10Aを通るように入力レーザビームを誘導し、入力レーザ14Aは、増幅され、次に、反射レーザ14A’をPRAチャンバ10Aに戻すビーム反転器28に通され、反射レーザ14A’は、更に増幅され、更に増幅されたレーザ14Bは、出力カプラ224に通される。出力カプラ224は、発振空洞を形成し、かつ放電中にPRA10A内の電極間の励起レーザガス利得媒体を通じた発振中のレーザパルス強度増強を可能にする例えばチャンバに戻る約10%と約60%の間(例えば、約20%)の反射率を有する部分反射性ミラーであり、従って、PRAからの出力パルスが形成される。パルス14Bの増幅レーザビームは、BAMビーム分割器38及びビームパルス伸長器16及び自動シャッター52に出力される。
パルス14Bの増幅出力レーザビームは、パルスのエネルギ/面積において、このタイプの用途で以前に遭遇したものよりも密度が高いレーザである。従って、より高いパワー密度により、PRAチャンバ10Aを出てPRAのWEBを通過して出力カプラ224に至る時にビームがプリズム230及び236において拡張されるとしてもパルス14Bの増幅レーザビームを誘導する光学構成要素に対する応力が増大する可能性がある。増幅レーザ14Bを誘導する光学構成要素には、左チャンバ窓234、ビーム反転器プリズム300、右チャンバ窓232、第3のプリズム230、程度は多少劣るが依然として光学的悪影響の観点から、第2のプリズム236、出力カプラ224、BAMビーム分割器38、ビームパルス伸長器16、及び自動シャッター52がある。
先に記載したような光学構成要素は、一般的に結晶質構造である。それらは、パルス14Bの増幅レーザビームが構成される248nm及び特に193nmのような超短波長で、かつPRA空洞(又は、例えば、増幅器を通る多重通過PA)内の光学系及び特に第3のプリズム230、チャンバ窓232、234及びビーム反転器300と比較して、超高パルスエネルギレーザ光パルスを伝導する必要がある。一例として、それらは、結晶質構造を有するフッ化カルシウム(CaF2)から製造することができる。フッ化カルシウム結晶質の構造は、応力が材料に存在する時に固有の複屈折及び付加的な複屈折を有する。複屈折は、材料が入射ビームの偏光状態に基づいて異なる屈折率を有することができる現象である。しかし、固有の複屈折は、実質的に一定であり、かつ結晶配向だけに依存し、一方、応力複屈折は、結晶質構造に掛かる機械的応力の関数である。CaF2の高パワー印加の殆どに対して、応力複屈折は、固有の複屈折よりも実質的に高く、固有の複屈折は、無視することができる。機械的応力は、結晶質構造の取付け方法、及び結晶質構造に適用された温度変化により引き起こされる可能性がある。
理想的な複屈折は、各特定の光学構成要素に従うものであり、かつその特定の光学構成要素が使用されるように設計される時の目的、及びその光学構成要素からどのような正確な性能が望まれているのかに基づいている。一例として、特定の偏光が望ましい場合に、一般的に、できるだけ100%に近い望ましい偏光光を伝導するように最適化された光学構成要素が選択されることになる。
上記に鑑みて、特定の光学構成要素に対して理想的又は最小の複屈折結果を識別することが重要である。理想的な複屈折は、結晶質構造を通る光路の方向に対する結晶質構造の配向及び光学構成要素の表面に対する結晶質構造の配向を含む結晶質構造のいくつかの態様の関数である。
図5A〜図5Bは、開示する主題の実施形態の態様による出力カプラ224のプライムカットの様々な図を示している。プライムカット出力カプラ224は、平坦な光学面502、503及び円形周囲を有するフッ化カルシウム結晶質構造である。プライムカット出力カプラ224は、表面502に対する法線506から12±2°を有する結晶軸[111]504の方向を有する。図5Aでは、プライムカット出力カプラ224は、光学面法線及び〔111〕によって定められた平面に垂直として結晶軸:
Figure 0005723282
の方向を示す。指標マークは、パルス14Bの増幅レーザ出力ビームが表面に対する法線506に対して45°で表面503に入射して複屈折を最小にするように、出力カプラを整列させるためにプライムカット出力カプラ224上に含めることができる。
図6A〜図6Bは、開示する主題の実施形態の態様による第3のプリズム230のプライムカットの様々な図を示している。プライムカット第3プリズム230は、20°分離された光学面602及び603を有するフッ化カルシウム結晶プリズム構造である。プライムカット第3プリズム230は、表面602に対する法線から97±約2°として図6Aに示す結晶軸[111]604の方向を有する。図6Bでは、プライムカット第3プリズム230は、光学面法線及び結晶軸[111]によって定められた平面に垂直として結晶軸:
Figure 0005723282
の方向を示している。増幅レーザ14Bは、表面603にその表面に対する法線に対してある一定の入射角で入射する。増幅レーザ14Bと表面603間の入射角は、約68°±約5°である。
図7A〜図7Bは、開示する主題の実施形態の態様による右チャンバ窓のプライムカットの様々な図を示している。プライムカット右チャンバ窓232は、平坦な光学面702、703及び円形周囲を有するフッ化カルシウム結晶質構造とすることができる。プライムカット右チャンバ窓232は、表面703に対する法線706から19±約2°としての図7Bに示す結晶軸[111]704の方向を有する。図7Aでは、プライムカット右チャンバ窓232は、光学面法線及び結晶軸[111]によって定められた平面に垂直として結晶軸:
Figure 0005723282
の方向を示している。指標マークは、増幅レーザ14Bが、表面702にその表面に対する法線706に対してある一定の入射角で入射して複屈折を最小にするように、右チャンバ窓を整列させるためにプライムカット右チャンバ窓232上を含めることができる。入射角度は、70°±約5°である。左チャンバ窓234のプライムカットは、上述のようにプライムカット右チャンバ窓232と実質的に類似である。
図3Aを再び参照すると、プライムカットビーム反転器プリズム300は、平坦な光学面302、304、306を有するフッ化カルシウム結晶質構造である。プライムカットビーム反転器プリズム300は、第1の光学面302に対する法線346から角度350であるとして示す結晶軸[111]352の方向を有する。角度350は、20±約2°とすることができる。初期レーザビーム14Aは、表面302にその表面に対する法線346に対して角度348で入射する。角度348は、約56.5°±約2°である。
図8は、開示する主題の実施形態の態様による高パワーUVレーザシステム内の選択された光学構成要素のためのプライムカットを識別する方法の流れ図である。作動810においては、複屈折特性の最適化に向けてシステム内の光学構成要素を選択する。
作動820においては、選択された光学構成要素のための理想的な複屈折モデルが識別され、選択された光学構成要素に対して固有の複屈折特性を識別する段階を含む。
作動830においては、選択された光学構成要素に対して複数の複屈折モデルを識別するために、選択された光学構成要素に対する応力複屈折特性を評価する。応力複屈折特性には、選択された光学構成要素の応力複屈折特性に影響を与える可能性がある機械的応力、熱応力、及びあらゆる他の応力がある。
作動840においては、複数の識別された複屈折モデルの各々のものが、選択された光学構成要素のための識別された理想的な複屈折モデルと比較される。
作動850においては、識別された理想的な複屈折モデルに最も緊密に類似する複数の識別された複屈折モデルの1つを選択する。作動860においては、付加的な光学要素が最適化されることを必要とする場合、作動870において、方法の作動は、以下に説明するように続行する。
付加的な光学要素が最適化されることが必要とされない場合、方法の作動は、終了することができる。作動870においては、その後の光学構成要素を選択し、方法の作動は、上述のように作動810で始まる。
図9A〜図9Eは、開示する主題の実施形態の態様による高パワーUVレーザシステム内の選択された光学構成要素のプライムカット光学構成要素の詳細図である。図9Aは、高パワーUVレーザシステム内のプライムカット光学構成要素を含む光路の上面図である。図9Bは、高パワーUVレーザシステム内のプライムカット光学構成要素を含む光路の側面図である。図9Cは、PRAのWEB26の詳細な側面図である。上述のように、応力複屈折の最小化は、レーザ性能を改善することができる。PRAのWEB26は、折り返しミラー222、出力カプラ224、最大反射性ミラー(適切な公称中心波長のため)Rmax227、及びビーム低減/ビーム膨張プリズムセット230、236、228を含む。図9Dは、ビーム反転器プリズム300の詳細図である。図9Eは、右チャンバ窓232の詳細図である。ビーム入射角及び結晶配向は、光学系がプライムカットを有する6つの異なる位置にある状態で示されている。結晶軸[111]方向を光学構成要素の各々に対して図9C〜図9Eに示している。軸:
Figure 0005723282
方向は、図の平面に垂直にあり、円及び中心点は、軸:
Figure 0005723282
方向が上方を指すことを示し、円及び十字は、軸:
Figure 0005723282
方向が下方に指して図の平面に入ることを示している。
応力複屈折は、結晶構造配向に実質的に依存する可能性がある。一例として、チャンバ窓232、234の開口内の何らかの区域に対して、偏光損失は、単に結晶配向を調節することによってほぼ100%からほぼ0に変えることができる。この観測により、複屈折を最小にする機会が特定される。具体的には、選択された光学系の結晶構造は、応力複屈折による偏光損失が最小にされるように配向することができる(すなわち、プライムカット光学配向)。実験的に検証された複屈折モデルを用いて、あらゆる結晶配向の偏光損失を計算することができる。
全ての可能な結晶配向及び対応する偏光損失を比較することにより、最小の損失をもたらす最小の偏光損失及び対応する結晶配向を識別して結晶窓設計に利用することができる。本方法は、チャンバ窓設計における偏光損失を最小にするのに使用されることになる。
結晶配向は、各光学構成要素に対して調べることができる。結晶軸[111]及び
Figure 0005723282
は、固有の結晶配向を定める。結晶軸[111]は、x〜z平面で設定され、z軸からx軸までy軸に沿って区分的に回転する(θ:0〜90°)。次に、結晶軸[111]は、Z軸に沿って回転する。(Φ:0〜360°)。次に、
Figure 0005723282
は、[111]に沿って回転する(Ψ:0〜360°)。
各結晶配向に対する偏光損失を比較するために、単一の測定基準:PRA/MOレーザビーム経路全体内の平均偏光損失PL(θ、Φ、Ψ)を計算し、プロットし、かつ比較する。2−dにおいて偏光損失をプロットするために、PL(θ、Φ、Ψ)は、Ψの範囲全体(0〜360°)でPL(θ、Φ、Ψ)の最小値を取ることにより、PLM(θ、Φ)に変形することができる。
以下の米国特許及び米国公開特許出願、すなわち、Hofmann他による「高信頼モジュール製品品質狭帯域高繰返し数F2レーザ」という名称の米国特許第6018537号と、Myers他による「高信頼モジュール製品品質狭帯域高繰返し数エキシマレーザ」という名称の米国特許第6128323号と、Azzola他による「衝撃波消散レーザチャンバ」という名称の米国特許第6212211号と、Ishihara他による「高信頼モジュール製品品質狭帯域高繰返し数Arfエキシマレーザ」という名称の米国特許第6330261号と、オリバー他による「極限繰返し数ガス放電レーザ」という名称の米国特許第6442181号と、オリバー他による「改良型送風機モータを有する極限繰返し数ガス放電レーザ」という名称の米国特許第6477193号と、Ness他による「正確なタイミング制御による注入シードレーザ」という名称の米国特許第6549551号と、Besaucele他による「低パルスエネルギ及び高繰返し数を有するArFレーザ」という名称の米国特許第6553049号と、Myers他による「超狭帯域2チャンバ高繰返し数ガス放電レーザシステム」という名称の米国特許第6567450号と、Das他による「正確なパルスタイミング制御による高繰返し数ガス放電レーザ」という名称の米国特許第6618421号と、Knowles他による「超狭帯域2チャンバ高繰返し数ガス放電レーザシステム」という名称の米国特許第6625191号と、Ujazdowski他による「ガス放電レーザのための侵蝕パッド付き流動成形電極」という名称の米国特許第6654403号と、Gillespie他による「高パルス繰返し数ガス放電レーザ」という名称の米国公開特許出願第20060291517号と、Amada他による「ガス放電レーザシステム電極及びこれに電気エネルギを送出するための電源」という名称の米国公開特許出願第20070071058号と、Partlo他による「ガス放電レーザチャンバ改良」という名称の米国公開特許出願第20050226301号の各々は、本出願の出願人により所有され、かつ全ての目的に対してここで引用によりその全体を組み込むものとする。
開示する主題の実施形態の以上の態様を念頭に入れて、本発明は、選択された光学構成要素のモデルの複屈折パターンのコンピュータモデルのようなコンピュータシステムに格納されたデータに関わる様々なコンピュータ実施演算を使用することができることを理解すべきである。これらの演算は、物理量の物理的操作を必要とするものである。通常、必ずしも必要ではないが、これらの量は、格納、転送、結合、比較、及びそうでなければ操作することができる電気信号又は磁気信号の形式を取る。更に、実行される操作は、生成、識別、判断、又は比較という用語で参照されることが多い。
本発明の一部を形成する本明細書で説明する作動のいずれも有用な機械作動である。本発明は、これらの作動を実行するデバイス又は装置に関する。装置は、特に所要の目的に対して構成することができ、又はそれは、コンピュータに格納されたコンピュータプログラムにより選択的に起動又は構成される汎用コンピュータとすることができる。特に、様々な汎用機械は、本明細書の教示に従って書き込まれるコンピュータプログラムと共に使用することができ、又は必要な作動を行うより特化された装置を構成する方が有利である場合がある。
上述の図の作動によって表される命令は、図示の順番で実行する必要はなく、これらの作動によって表される全ての工程は、本発明を実施するのに必要ではない場合があることは更に認められるであろう。更に、上述の図のいずれかに説明する工程はまた、RAM、ROM、又はハードディスクドライブのうちのいずれか1つ又はその組合せに格納されたソフトウエアで実施することができる。
上述の本発明は、明快な理解を目的としてある程度詳細に説明したが、ある一定の変更及び修正は、特許請求の範囲内で実施することができることは明らかであろう。従って、開示する主題の実施形態の本発明の態様は、例示的であって制限的なものではないと考えるものとし、本発明は、本明細書に示す細部に限定されないものとし、特許請求の範囲及び均等物内で修正することができる。
4 MOPRAシステム
8 主発振器
10 パワーリング増幅器

Claims (8)

  1. ビーム反転器プリズムのレーザ吸収を低減する方法であって、
    ビーム反転器プリズムの第1の面(302)にレーザビームを誘導する段階と、
    前記第1の面から前記ビーム反転器プリズムの第2の面(304)上の第1の入射点(304A)へ前記レーザビームを誘導する段階と、ここで、前記第2の面(304)は前記ビーム反転器プリズムの第1の反射面であり、
    前記第1の入射点(304A)からの前記レーザビームを第3の面(306)上の第2の入射点(310A)へ反射する段階と、
    ここで、前記第3の面(306)は第2の反射面であり、前記ビーム反転器プリズムの前記第2の面(304)と第3の面(306)の間には面取りされたコーナが配置され、前記面取りされたコーナは面取り面を有し、前記面取り面は、前記第1の面、前記第1の反射面、第2の反射面のうちの少なくとも1つの表面の仕上げと実質的に等しい仕上げとされており、
    前記ビーム反転器プリズムを前記レーザビームに対し、前記第1の入射点及び第2の入射点の少なくとも一方を前記面取りされたコーナ(310)からさらに離すように配置する段階と、
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記ビーム反転器プリズムを前記レーザビームに対し、前記第1の入射点及び第2の入射点の少なくとも一方が前記面取りされたコーナ(310)からさらに離されるように配置する段階は、前記ビーム反転器プリズムと前記レーザ源との間の第3の距離が増大するように前記ビーム反転器プリズムをレーザ源に対して配置することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第3の距離は、前記ビーム反転器プリズムの第1の面(302)とレーザ源のレーザ出力窓前記との間の距離に等しいことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の入射点及び第2の入射点の少なくとも一方を前記面取りされたコーナ(310)からさらに離すことは、前記ビーム反転プリズムの前記面取りコーナの前記面取り面の幅を低減する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記プリズムの前記面取りコーナの前記面取り面の前記幅は、約0.5mmよりも小さいことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記仕上げされた面取り面は、前記ビーム反転器プリズムの熱応力を軽減することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記ビーム反転器プリズムは、応力複屈折による偏光損失が最小にされるように配向されたビーム反転器プリズムの結晶構造を有するプライムカットプリズムであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記プリズムのプライムカットは、
    熱応力及び機械的応力を含む光学構成要素に対する物理的応力複屈折を識別する段階と、
    選択された光学構成要素のための理想的な複屈折モデルを識別する段階と、
    前記選択された光学構成要素に対して複数の結晶配列をモデル化する段階と、
    前記選択された光学構成要素に対する前記熱応力及び前記機械的応力を該選択された光学構成要素に対する前記複数の結晶配列の各々のものの中に印加する段階と、
    前記選択された光学構成要素に対する前記複数の結晶配列の各々のものに対応する複数の複屈折モデルの1つを生成する段階と、
    前記複数の複屈折モデルの各々のものを前記理想的な複屈折モデルと比較する段階と、 を含む方法によって判定され、前記プライムカットは、前記理想的な複屈折モデルともっとも緊密に適合する結晶配列を有することを特徴とする請求項7に記載の方法。
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