JP5718872B2 - 情報処理装置、プログラム、情報処理システム - Google Patents
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Description
この情報処理装置は、
現実世界のイベント内で発生しうる状況に関する問題の情報と、当該状況の後に前記イベント内で発生しうる状況についての複数の選択肢の情報と、を対応付けて記憶装置(30)に記憶させる記憶手段(51)と、
前記イベントと同種のイベントが実時間で行われる場合に、実時間のイベント内で特定の状況が発生したタイミングにおいて、前記記憶装置(30)を参照して、前記特定の状況に関する問題と、当該問題に対応付けられている複数の選択肢とをユーザに提示する提示手段(52)と、
前記提示手段(52)によって提示された複数の選択肢のうちいずれかに対する前記ユーザの選択結果を、受付期間内に受け付ける受付手段(53)と、
前記受付手段(53)によって受け付けた複数のユーザの選択結果を選択肢毎に集計し、その集計結果を少なくとも前記受付期間内に前記ユーザの通信端末に表示させる表示手段(54)と、
前記ユーザの選択結果を、前記実時間のイベントにおいて前記特定の状況の後に発生した状況に基づいて評価する評価手段(55)と、
を備える。
上述したように、ユーザは受付期間中に複数のユーザによる選択結果(集計結果)を見ることができ、その集計結果を自らの選択についての参考にすることができる。ここで、集計結果において各選択肢を選択したユーザの数、つまり累積数がほぼ均等である場合には、これから選択しようとするユーザにとっては正解を想定できるような補助的な情報とならない。その一方で、集計結果においていずれかの選択肢の累積数が突出している場合には、その選択肢が正解である可能性が高い(つまり、高い評価結果が得られる)と考えられるため、集計結果がこれから選択しようとするユーザにとって補助的な情報となる。つまり、後者の場合の集計結果を見たユーザは、選択肢の決定がより容易になると考えられる。そこで、評価結果に基づいてユーザに付与する特典は、一律に設定するのではなく、選択肢の累積数の分散度合いに基づいて変動させることが好ましい。
すなわち、各選択肢の累積数の分散に所定数を乗じた値を、各選択肢の累積数の平均値に加算した値よりも大きい累積数の選択肢は、他の選択肢よりも突出してユーザに選択されていると考えることができる。集計結果において、突出して選択された選択肢が存在する場合には、その選択肢が正解である可能性が高く、これから選択肢を決定しようとするユーザにとって決定が容易であるため、当該ユーザに付与する特典を低下させるのが合理的である。
例えば全国から極めて多数のユーザによる選択結果を集計結果の基礎とする場合、集計結果において各選択肢が選択された累積数は短時間で急激に増加することが考えられる。このとき、未だ選択肢の決定を行っていないユーザにとっては、集計結果を見て直ちに正解となる選択肢を認識することができ、自ら問題について考えて選択肢を決定する機会が失われてしまう。そこで、複数のユーザの各々の選択結果が反映された集計結果を、直ちにユーザの通信端末に表示させるのではなく、当該選択結果が受け付けられた時刻に対して遅延させて表示させることが好ましい。これによって、ユーザが自ら問題について考えて選択肢を決定する時間が確保される。
また、前述したように、集計結果において突出して選択された選択肢が存在するときにユーザに付与する特典を低下させる構成とする場合には、累積数が突出した選択肢を含む集計結果が短時間にユーザの通信端末に表示されてしまうと、その後に受け付けられたユーザの選択結果がユーザ自ら考えた結果であったとしても、特典が低下してしまう。そこで、集計結果を遅延させて表示させ、いずれかの選択肢の累積数が突出する前にユーザが選択肢を自ら決定するための時間を確保することで、ユーザが自ら考えて正解を当てた場合の特典の低下を防止することができる。
過去の評価結果が低いユーザの選択結果を、ユーザの通信端末に表示される集計結果に先に反映させることで、初期に表示される集計結果において、各選択肢が選択された累積数が分散する可能性が高くなり、直ちに特定の選択肢が選択された累積数が突出することを防止することができる。過去の評価結果が低いユーザの選択の正解率は、新たな問題に対しても低いと考えられ、それらのユーザの複数の回答の結果も分散すると推定されるからである。過去の評価結果が高いユーザの選択結果を、ユーザの通信端末に表示される集計結果に後に反映させることで、特定の選択肢が選択された累積数が突出するまでの時間が確保される。そのため、ユーザが自ら考えて選択肢を決定する時間が確保されるとともに、上述したように、ユーザが自ら考えて正解を当てた場合の特典の低下を防止することもできる。
この情報処理方法は、
現実世界のイベント内で発生しうる状況に関する問題の情報と、当該状況の後に前記イベント内で発生しうる状況についての複数の選択肢の情報と、を対応付けて記憶装置に記憶させるステップと、
前記イベントと同種のイベントが実時間で行われる場合に、実時間のイベント内で特定の状況が発生したタイミングにおいて、前記記憶装置を参照して、前記特定の状況に関する問題と、当該問題に対応付けられている複数の選択肢とをユーザに提示するステップと、
提示された複数の選択肢のうちいずれかに対する前記ユーザの選択結果を、受付期間内に受け付けるステップと、
受け付けた複数のユーザの選択結果を選択肢毎に集計し、その集計結果を少なくとも前記受付期間内に前記ユーザの通信端末に表示させるステップと、
前記ユーザの選択結果を、前記実時間のイベントにおいて前記特定の状況の後に発生した状況に基づいて評価するステップと、
を備える。
現実世界のイベント内で発生しうる状況に関する問題の情報と、当該状況の後に前記イベント内で発生しうる状況についての複数の選択肢の情報と、を対応付けて記憶装置に記憶させる機能、
前記イベントと同種のイベントが実時間で行われる場合に、実時間のイベント内で特定の状況が発生したタイミングにおいて、前記記憶装置を参照して、前記特定の状況に関する問題と、当該問題に対応付けられている複数の選択肢とをユーザに提示する機能、
提示された複数の選択肢のうちいずれかに対する前記ユーザの選択結果を、受付期間内に受け付ける機能、
受け付けた複数のユーザの選択結果を選択肢毎に集計し、その集計結果を少なくとも前記受付期間内に前記ユーザの通信端末に表示させる機能、及び、
前記ユーザの選択結果を、前記実時間のイベントにおいて前記特定の状況の後に発生した状況に基づいて評価する機能、
を実現させるためのプログラムである。
この情報処理システムは、
現実世界のイベント内で発生しうる状況に関する問題の情報と、当該状況の後に前記イベント内で発生しうる状況についての複数の選択肢の情報と、を対応付けて記憶装置(30)に記憶させる記憶手段(51)、
前記イベントと同種のイベントが実時間で行われる場合に、実時間のイベント内で特定の状況が発生したタイミングにおいて、前記記憶装置(30)を参照して、前記特定の状況に関する問題と、当該問題に対応付けられている複数の選択肢とをユーザに提示する提示手段(52)、
前記提示手段(52)によって提示された複数の選択肢のうちいずれかに対する前記ユーザの選択結果を、受付期間内に受け付ける受付手段(53)、
前記受付手段(53)によって受け付けた複数のユーザの選択結果を選択肢毎に集計し、その集計結果を少なくとも前記受付期間内に前記ユーザの通信端末に表示させる表示手段(54)、及び、
前記ユーザの選択結果を、前記実時間のイベントにおいて前記特定の状況の後に発生した状況に基づいて評価する評価手段(55)、
の各手段を、前記通信端末(10)又は前記サーバ(20)のいずれか一方が備える。
(1−1)情報処理システムの構成
図1は、実施形態の情報処理システムのシステム構成例を示している。図1に示すように、この情報処理システムは、例えばインターネットなどの通信網NW(ネットワーク)に接続可能な通信端末10a,10b,10c,…と、通信網NWに接続されているメインサーバ20と、データベースサーバ30とによって構成されている。各通信端末10a,10b,10c,…はそれぞれ、個々のユーザによって操作される端末であり、例えば、携帯端末、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、双方向の通信機能を備えたテレビジョン受像機(いわゆる多機能型のスマートテレビも含む。)などの通信端末である。なお、以下の説明において、各通信端末10a,10b,10c,…に共通して言及するときには、通信端末10と表記する。
この情報処理システムにおいて、メインサーバ20は、クライアントである通信端末10と通信可能に構成されており、通信端末10に対してゲーミングサービスを提供する。メインサーバ20には、ウェブブラウザ上で動作可能なアプリケーションが実装されている。データベースサーバ30は、後述する速報サービスやゲームを実行する上での後述する様々な情報を格納しており、それらの情報の読み書きのためにメインサーバ20と例えば有線で接続される。
通信端末10は、メインサーバ20によって提供されるウェブページを表示可能なウェブブラウザを備えており、ユーザは、通信端末10でウェブページに対する操作をしてメインサーバ20からウェブサービスを受ける。
図2及び図3を参照して通信端末10について説明する。
図2は、通信端末10の外観の例を示す図であって、(a)は、例えば折り畳み式の携帯端末(携帯電話機)などの釦入力方式の通信端末を例示したものであり、(b)は、例えばスマートフォンなどのタッチパネル入力方式の通信端末を例示したものである。図3は、通信端末10の内部構成を示すブロック図である。
図3に示すように、通信端末10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、画像処理部14、指示入力部15、表示部16、及び、信号送受信部としての通信インタフェース部17を備えており、各部間の制御信号あるいはデータ信号を伝送するためのバス18が設けられている。
なお、HTMLデータの取得に当たって、CPU11は、予め登録されたユーザID(ユーザ識別情報)、あるいは指示入力部15を介して入力されるユーザIDを含むアクセス要求メッセージを、通信インタフェース部17を介してメインサーバ20へ通知する。
図4を参照してメインサーバ20の構成について説明する。
メインサーバ20は、クライアントである通信端末10に対してウェブサービスを提供する。図4に示すように、メインサーバ20は、CPU21、ROM22、RAM23、データベース(DB)アクセス部24、通信インタフェース部25、入力部26、及び、表示部27を備えており、各部間の制御信号あるいはデータ信号を伝送するためのバス28が設けられている。なお、メインサーバ20は、ハードウエアに関しては汎用のウェブサーバと同一の構成をとることができる。
CPU21は、ROM22内のプログラムをRAM23にロードして実行し、通信インタフェース部25を介して、各種の処理を行う。
データベースアクセス部24は、CPU21がデータベースサーバ30に対してデータの読み書きを行うときのインタフェースである。
入力部26は、例えばキーボード及び/又はマウス等の入力装置と、その入力装置によって入力されるデータをメインサーバ20内で認識させるためのインタフェース回路とを含む。表示部27は、CPU21によって実行されるプログラムの実行結果(出力結果)を表示するためのものであって、例えば前述したLCDモニタを含んでもよい。
本実施形態のメインサーバ20は、実時間で行われているイベントに関する内容を、ユーザの通信端末10からのHTTPリクエストに応じて、通信端末10にて表示可能な形式で送信する。以下、実時間で行われているイベントが、プロ野球(以下、適宜「野球」と略記する。)の試合(ホームチームとアウェイチームの対戦)、あるいはその試合の放送番組である場合を例として説明する。本実施形態では、通信端末10からメインサーバ20に対して、HTTPリクエストが所定時間おきに(例えば、5〜10秒間隔で)自動的に(つまり、ユーザ操作無しに)送信され、それによって試合の経過(スコア等)を含む野球の試合に関する実時間の情報を含むHTMLデータを含むHTTPレスポンスが通信端末10へ返信される。以下では、野球の試合に関する情報が逐次更新されて通信端末10に提供されるウェブサービスを、「速報サービス」という。
・出題のタイミング:「1回の表裏のイニングの間」
・出題時の試合の状況:「1回の表のチームPのイニングは0点」
・問題:「1回の裏のチームQの攻撃は本田から。チームQの監督はどのような策をとるか?」
・回答の選択肢:「A:ファーストストライクをスイング、B:ファーストストライクはスイングしない、C:その他」
本実施形態では、選択肢の回答受付期間内において、問題に参加している他のユーザの選択結果を選択肢毎に集計した集計結果がユーザの通信端末10に表示される。問題に参加しているユーザの数は、例えば数万〜数十万人に上ることも想定され、表示される集計結果は、ユーザがいずれかの選択肢を決定する上で有力な参考情報となる。つまり、ユーザは、他のユーザの回答傾向を参考にして自らの選択肢を決定することができる。なお、後述するが、集計結果の通信端末10上の表示は、回答受付期間内に1回のみ行われてもよいし、複数回行われてもよい。
問題の出題が行われていない場合のウェブページは図示しないが、少なくともスコアを表示する表示領域102を含み、さらに試合についてのより詳細な情報を表示してもよい。このような速報サービスの提供は、ユーザの通信端末10から速報サービスのURLを指定したHTTPリクエストをメインサーバ20へ送信することによって開始される。
ウェブページP1に示す表示領域101には、上述した問題と当該問題についての選択肢A〜Cが表示されている。表示領域102には、現在のチームPとチームQの試合のスコアが表示される。
図5の例では、回答受付期間は、投手が1回裏の最初の打者に対して第1球を投げる前までの期間に設定されている。図5のウェブページP1はその後、回答受付期間内においてP2に示すように更新され、それによって表示領域103に集計結果が表示される。集計結果が表示される時点において未だ回答を留保しているユーザは、この集計結果を見て自らの選択肢の決定に当たっての参考情報とすることができる。例えば、ウェブページP2に例示する集計結果では、各選択肢を選択したユーザの数の累積数が棒状に表示されているが、選択肢Aの累積数が最も多いため、この集計結果を見たユーザは、選択肢Aが正解である可能性が高いと判断することができる。
なお、集計結果の表示は、回答受付期間において1回のみ行われてもよいし、逐次(つまり、HTTPリクエストが送信される度に)行われてもよい。集計結果の表示を回答受付期間において1回のみ行う場合には、例えば、所定数(例えば、1万人)のユーザからの回答の選択肢が受け付けられた場合等、所定の条件を満たした時点での集計結果を表示してもよい。
図7の例では、回答受付期間は、4回表の第2打者がヒットを打って出塁してから、それに続く第3打者に対して第1球が投げられる前までの期間に設定されている。図7のウェブページP5はその後、回答受付期間内においてP6に示すように更新され、それによって表示領域103に集計結果が表示される。図5のウェブページP2と同様に、集計結果が表示される時点において未だ回答を留保しているユーザは、この集計結果を見て自らの選択肢の決定に当たっての参考情報とすることができる。回答受付期間中にユーザが選択肢A〜Cのいずれか(この場合、選択肢C)に対する選択操作を行うと、P7に示すようにウェブページが更新される。これによって、ユーザによって決定された選択肢が受け付けられたことが通知される。
データベースサーバ30(記憶装置;図1参照)は、大容量のハードディスク装置やRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)等の形態の装置等、汎用ストレージで実現できる。データベースサーバ30内の各データベースは、メインサーバ20のデータベースアクセス部24を介してCPU21からのデータの読み書きが可能となるように構成されている。
図8に、データベースサーバ30の構成の一例を示す。図8に示すように、データベースサーバ30は、ユーザデータベース31と、試合記録データベース32と、出題運営データベース33とを備える。
メインサーバ20が野球を対象としたデジタルカードゲームのゲーミングサービスをも提供する場合には、ユーザデータベース31は、ユーザID(ユーザ識別情報)ごとにユーザデータが含まれている。特定のユーザIDのユーザデータは、例えば、通信端末10を特定するための情報(例えばUID(Unique Identifier)などの端末の個体識別情報、メールアドレス等)を認証情報として含んでもよい。ユーザデータはまた、ユーザがゲーム上で保有している各種のポイント、ゲーム上で利用可能なアイテム、あるいはユーザが保有するゲーム上のオブジェクト(例えば、カードやキャラクタ等)のパラメータ(例えばオブジェクトの能力を示す変数)のデータ等、ゲーム用データを含んでもよい。ユーザデータベース31に含まれるデータは、メインサーバ20によって逐次更新されうる。
問題データベースは、野球の試合において問題を出題するときに、オペレータの操作に基づいてCPU21によって読み出されるデータベースであり、実際の野球の試合(現実世界のイベント)の中で発生しうる状況に関する問題の情報と、当該状況の後に野球の試合の中で発生しうる状況についての複数の選択肢の情報と、が対応付けて記述されている。図9に示す問題データベースの例では、各問題が識別番号(QID)で管理されており、QID毎に、出題する状況(あるいはタイミング)と、問題と、その問題に対する複数の選択肢とが対応付けて記述されている。
以下、図12及び図13を参照して、試合の記録方法と出題方法について説明する。図12及び図13はそれぞれ、メインサーバ20のCPU21が試合運営プログラムを実行しているときに、メインサーバ20の表示部27に表示されるオペレータによる入力用画面の例を示す図である。図12は、スコア等の試合情報の入力を行うための画面(以下、「試合記録用画面」という。)の一例を示す。図13は、試合の前後、あるいは試合の途中においてオペレータが適当なタイミングで出題等を行うときの入力用画面(以下、「出題用画面」という。)の一例である。
試合運営プログラムは、ウェブによる速報サービスを提供するときに、実時間で進行する野球の試合に基づく情報の入力を、オペレータの操作によって受け入れるためにCPU21によって実行されるプログラムである。オペレータは、例えば、実時間で行われている野球の試合のテレビジョン放送を視聴し、あるいはスタジアムで観戦しながら、試合記録用画面及び出題用画面に対する入力を行う。試合運営プログラムの実行により、試合記録用画面及び出題用画面に入力される情報を基に、後述する所定の処理が行われる。
この問題編集のための領域には、問題のテキスト入力を受け入れるためのテキストボックス301と、問題についての各選択肢のテキスト入力を受け入れるためのテキストボックス302と、作成された問題とその問題についての各選択肢を問題データベースに登録するためのメニュー303(「登録」)とが含まれる。テキストボックス301,302が入力済みの状態でメニュー303が選択操作されると、CPU21は、問題データベースに既に登録されているQIDと重複しない新たなQIDを発行して、発行したQIDと対応付けて、テキストボックス301,302にそれぞれ入力された問題と各選択肢を問題データベースに書き込む。
メニュー304(「QIDの一覧表示」)を選択操作することによって、図9に例示した問題データベースの内容が一覧表示される画面(図示せず)に移行する。この画面を見ることでオペレータは、出題すべき問題のQIDを認識することができる。
出題すべきQIDを決定した場合、オペレータは、表示領域305のうちプルダウンメニュー305aを操作して、出題すべきQIDの番号を決定した後に、メニュー305b(「選択する」)を選択操作する。これによって、選択(決定)されたQIDの番号が、表示領域306のリストの末尾に加えられる。表示領域306には、各QIDに対応付けて、削除メニュー306a、出題指示メニュー306b、受付終了メニュー306c、正解の選択肢を選択するためのプルダウンメニュー306d、及び、QIDが有効か否かを示す有効/無効の情報306eが設けられている。表示領域306のリストでは、有効となっているQIDについてのみ削除メニュー306a、出題指示メニュー306b、又は受付終了メニュー306cの選択操作が可能である。無効となっているQIDは既に出題済みで、回答受付期間が終了したQIDである。正解の選択肢を選択するためのプルダウンメニューは、オペレータが野球の試合のテレビジョン放送を視聴し、あるいはスタジアムで観戦することで問題に対する正解の選択肢を決定した後に操作され、回答受付期間が終了した後も操作可能である。表示領域306のリストには順に末尾にQIDが加えられるため、最新のQID、つまり有効となるQIDは通常、リスト上の最後尾となっている。
問題の出題時刻から所定時間後に回答受付期間を終了させる場合には、オペレータは何もしない。問題の出題後の所定の状況が生じたタイミング、あるいは問題に対するいずれかの選択肢が生ずるまでのタイミングで回答受付期間を終了させる場合には、オペレータは、実時間で行われている野球の試合のテレビジョン放送を視聴し、あるいはスタジアムで観戦しながら、実時間の状況の変化を勘案して回答受付期間を終了させるべき適切なタイミングを決定して、有効となっているQIDに対応する受付終了メニュー306cを選択操作する。これによって、それ以降に回答としての選択肢を含むHTTPリクエストを受信した場合には、その回答の受付が行われないようになる。
本実施形態では、メインサーバ20及びデータベースサーバ30によって情報処理装置が構成されている。以下では、ユーザに提供される速報サービスが野球の試合である場合を例として、本実施形態の情報処理装置で実現される機能について、図14を参照して説明する。図14は、本実施形態の情報処理装置で主要な役割を果たす機能を説明するための機能ブロック図である。
記憶手段51の機能を実現するために、メインサーバ20のCPU21は、試合前又は試合中にオペレータによって入力された問題のテキストデータと、その問題に対応する複数の選択肢のテキストデータとを固有のQIDに対応付けて、出題運営データベース33内の問題データベース(図9参照)に書き込む。
提示手段52の機能は以下のようにして実現される。実時間の野球の試合の中で特定の状況が発生した場合、オペレータは、図13の出題用画面において、問題データベースに記録されているいずれかのQIDを選択して表示領域306のリストに加え、出題指示メニュー306bを選択操作する。なお、実時間の野球の試合の中で発生した特定の状況が予め作成されている問題データベースに存在しないことをメニューm304を操作すること等によって確認すると、オペレータは問題編集のための領域内でテキスト入力を行うことによって新たな問題を作成して問題データベースに登録する。その上で、その新たな問題に対応するQIDを選択して表示領域306のリストに加え、出題指示メニュー306bを選択操作する。出題指示メニュー306bが選択操作されたことを認識すると、メインサーバ20のCPU21は、それ以降にユーザの通信端末10からHTTPリクエストを受信した場合には、選択された問題と、当該問題に対応する選択肢とを含むHTMLデータを生成してユーザの通信端末10へ送信する。これによって、ユーザの通信端末10には、問題と、当該問題に対応する選択肢とを含むウェブページが表示される。これによって、ユーザに対して、問題と当該問題に対応する選択肢とが提示される。
回答受付期間は、例えば、所定時刻までの、又はユーザに提示された選択肢のうちいずれかの状況が実時間の野球の試合(イベント)において発生するまでの期間である。ここで、「所定時刻」とは、例えば、実時間の野球の試合において特定の状況が発生してから所定時間後の時刻に限られず、実時間の野球の試合において特定の状況の後に発生した状況の発生時刻であってもよい。例えば、特定の状況が発生した時刻をT0とし、ユーザに提示された選択肢のうちいずれかの状況が前記実時間の野球の試合において発生する時刻をT1としたときに、T0とT1の間において、実時間の野球の試合内の所定の状況が発生した時刻であってもよい。つまり、いずれかの選択肢の状況が発生する前に、所定の状況が発生することで選択肢の回答の受付が終了してもよい。例えば、9回表の攻撃が終了した時刻(T0)に出題し、出題の内容が「9回裏、チームPの監督は抑えの切り札、野田を投入するか?」というものであり、上記時刻T1が、9回裏が終了する時刻である場合には、回答受付期間の終了時刻は、9回裏が開始した時刻(T0とT1の間の時刻)であってもよい。
表示手段54の機能は以下のようにして実現される。回答受付期間内において、メインサーバ20のCPU21は、ユーザの通信端末10から、問題の回答としてのいずれかの選択肢を含むHTTPリクエストを取得した場合にはさらに、集計データ上の対応する選択肢の累積数をインクリメントする。本実施形態では、極めて多数のユーザが速報サービスを利用していることが想定され、集計データは受付期間中に時々刻々と変化することが考えられる。この集計結果の表示は、回答受付期間において1回のみ行われてもよいし、逐次(つまり、HTTPリクエストが送信される度に)行われてもよい。集計結果の表示を回答受付期間において1回のみ行う場合、CPU21は、QID単位で各選択肢の累積数の合計値を逐次算出する。CPU21は、その合計値が所定の条件を満たし場合、例えば所定数(例えば、1万)に達した場合、その時点からHTTPリクエストを通信端末10から取得すると、上記所定数に達した時点での集計結果を含むHTMLデータを生成してユーザの通信端末10へ送信する。これにより、例えば、図5のP2に例示したようにウェブページが通信端末10上で表示される。
次に、本実施形態の情報処理装置により行われる好ましい処理例について、図15及び図16を参照して説明する。図15は、ユーザの通信端末10から逐次メインサーバ20へ送信されるHTTPリクエストに対するメインサーバ20の処理を示すフローチャートである。図16は、メインサーバ20における回答受付処理の詳細なフローチャートである。
ユーザは、自らの通信端末10を介して、本実施形態の情報処理装置から、実時間で行われている野球の試合の速報サービスを受けている。前述したように、速報サービスは、野球の試合に関する情報が逐次更新されて通信端末10に提供されるウェブサービスである。この速報サービスでは、状況に応じてユーザに対して問題が出題され、その問題に対する回答を複数の選択肢の中から選択するように構成されている。このとき、ユーザは、速報サービスによって受けている野球の試合の状況を検討し、さらには同時に同じ試合について行われているテレビジョン放送等を視聴することによってより詳細な試合の状況を把握することもできる。
CPU21は、回答受付期間内でないと判断した場合には(ステップS30:NO)、オペレータに入力された最新の試合情報(図12の試合記録用画面の入力情報)を基に、実時間の試合のスコアの情報を含むHTMLデータ(図15のHTMLデータ(試合))を生成して(ステップS40)、ユーザの通信端末10へ送信する(ステップS130)。
CPU21は、集計データの累積数が所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS906)。所定の条件は適宜設定できるが、例えば上述したように、対象となるQIDについて各選択肢の累積数の合計値を算出し、その合計値が所定数(例えば、1万)に達したか否かを所定の条件とすることができる。CPU21は、所定の条件を満たすと判断した場合(ステップS906:YES)、集計結果の表示を行うことを決定する(ステップS908)。CPU21は、所定の条件を満たさないと判断した場合(ステップS906:NO)、集計結果の表示を行わないことを決定する(ステップS810)。なお、ステップS906の判断結果は、図15のステップS60の判定に影響する。
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の情報処理システムにおいて、通信端末10、メインサーバ20、及びデータベースサーバ30の各構成は、それぞれ図3、図4、及び図8に示した構成と同じでもよい。ユーザに速報サービスが提供されている間に、ユーザに問題が出題され、その問題に対する回答としてユーザが決定した選択肢の受付を行う点も第1の実施形態と同一である。
本実施形態の情報処理装置の機能ブロック図を図17に示す。図17の機能ブロック図は、図14に示したものと比較して、付与手段56が追加された点が異なる。
特典の内容は特に限定するものではないが、上記速報サービスがソーシャルゲーム等のサービスとして組み込まれている場合には、付与手段56によって得られる特典は、ゲームで利用可能なオブジェクト(例えば、ゲームキャラクタや、ゲームキャラクタが表示されるカード等)、アイテム、各種ポイント等であってもよい。これにより、ユーザにとってみれば、速報サービスで得られた特典を直ちにソーシャルゲームで利用することができるため、上記速報サービスとソーシャルゲームとを連携させることができる。
ユーザに付与する特典の大きさは、ユーザの正解数及び/又は正解率に応じて設定されていてもよい。例えば、特典がゲーム上で利用可能なポイントである場合、以下のように設定されてもよい。
・正解率:60%未満の場合、特典なし
・正解率:60〜70%の場合、1000ポイントを付与
・正解率:70〜80%の場合、2000ポイントを付与
・正解率:90〜100%の場合、5000ポイントを付与
上述した速報サービスでは、ユーザは回答受付期間中に集計結果(複数のユーザによる選択結果)をウェブページ上で見ることができ、その集計結果を自らの問題の回答についての選択についての参考にすることができる。図18の(a),(b)はそれぞれ、同一の問題に対する集計結果の例を含むウェブページである。ここで、集計結果において各選択肢を選択したユーザの数、つまり累積数がほぼ均等である場合(図18(a))には、これから選択しようとするユーザにとっては正解を想定できるような補助的な情報とならない。その一方で、集計結果においていずれかの選択肢の累積数が突出している場合(図18(b))には、その選択肢が正解である可能性が高いと考えられるため、集計結果がこれから選択しようとするユーザにとって補助的な情報となる。つまり、後者の場合の集計結果を見たユーザは、選択肢の決定がより容易になると考えられる。そこで、評価結果に基づいてユーザに付与する特典は、一律に設定するのではなく、選択肢の累積数の分散度合いに基づいて変動させることが好ましい。
つまり、特定のQIDに対応する問題に対するユーザの選択結果を受け付けた時点で、回答データベースにおいて対象となるQIDの各選択肢の累積数の平均値をAとし、分散(又は標準偏差)をσとしたときに、いずれかの選択肢の累積数がA+k・σ(k:正の所定数)を超える場合にその選択肢の累積数が突出していると判断される。集計結果において、突出して選択された選択肢が存在する場合には、その選択肢が正解である可能性が高く、これから選択肢を決定しようとするユーザにとって決定が容易であるため、当該ユーザに付与する特典を低下させるのが合理的である。なお、上述したA+k・σにおいて、kは整数に限られず、本実施形態の速報サービスを実際に適用する場合において適宜決定すればよい。
この場合、メインサーバ20のCPU21は、ユーザに付与する特典を決定する時点において集計データにアクセスし、特定のQIDに対応する問題についての各選択肢の累積数から、その平均値Aと分散σを算出し、いずれかの選択肢がA+k・σを超えているか否かを判断する。超えている選択肢が存在する場合には、CPU21は、対象となる問題を正解したときにユーザに付与する特典を、例えば所定量若しくは所定比率だけ低下させる。例えば、回答において累積数が突出していない問題に対して付与される特典を100ポイントとする場合には、累積数が突出している問題に対して付与される特典を半分の50ポイントとしてもよい。累積数の突出度合いに応じて特典を段階的に低下させてもよい。
上記構成によれば、ユーザが大きな特典の獲得を狙い、集計結果が表示される前、または集計結果を見ても参考にならない第1の時点(サンプルが少なくいずれの選択肢もほぼ均等である時点等)において回答するのか、あるいは、突出した選択肢が表示されるようになった第2の時点で、獲得する特典は小さくてもよいので、正解の可能性が高いと考えられる突出した選択肢を選択をするのか、あるいはまた、第1の時点と第2の時点の中間程度の時点で選択をするのか、といった戦略性が生まれるので、ゲーム性が向上する。
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態の情報処理システムにおいて、通信端末10、メインサーバ20、及びデータベースサーバ30の各構成は、それぞれ図3、図4、及び図8に示した構成と同じでもよい。本実施形態の情報処理装置の機能ブロック図を図14又は図18に示したものと同一であってよい。ユーザに速報サービスが提供されている間に、ユーザに問題が出題され、その問題に対する回答としてユーザが決定した選択肢の受付を行う点も第1の実施形態と同一である。
第1の実施形態では、図16のステップS906に示したように、集計データにおける累積数が所定の条件を満たした場合に、ユーザに対してその集計結果を表示させるようにしたが、本実施形態では、このような条件を満たしたか否かの判断を行わず、HTTPリクエストを取得した時点の集計データの内容をそのまま、ユーザの通信端末10に送信するHTMLデータに反映させる。HTTPリクエストはユーザの通信端末10から所定時間おきに(例えば、5〜10秒間隔で)自動的に送信されるため、通信端末10に表示される集計結果はユーザから見れば時々刻々と変化することになる。
例えば全国から極めて多数のユーザによる選択結果を集計結果の基礎とする場合、集計結果において各選択肢が選択された累積数は短時間で急激に増加することが考えられる。このとき、未だ選択肢の決定を行っていないユーザにとっては、集計結果を見て直ちに正解となる選択肢を認識することができ、自ら問題について考えて選択肢を決定する機会が失われてしまう。そこで、複数のユーザの各々の選択結果が反映された集計結果を、直ちにユーザの通信端末に表示させるのではなく、当該選択結果が受け付けられた時刻に対して遅延させて表示させることが好ましい。これによって、ユーザが自ら問題について考えて選択肢を決定する時間が確保される。
また、第2の実施形態で述べたように、集計結果において突出して選択された選択肢が存在するときにユーザに付与する特典を低下させる構成とする場合には、累積数が突出した選択肢を含む集計結果が短時間にユーザの通信端末に表示されてしまうと、その後に受け付けられたユーザの選択結果がユーザ自ら考えた結果であったとしても、特典が低下してしまう。そこで、集計結果を遅延させて表示させ、いずれかの選択肢の累積数が突出する前にユーザが選択肢を自ら決定するための時間を確保することで、ユーザが自ら考えて正解を当てた場合の特典の低下を防止することができる。
図19(a)では、表示用データは、集計データに対して所定の時間(τ)だけ遅延させることによって生成される。図19(b)では、表示用データは、集計データに対してローパスフィルタ(デジタルフィルタ)処理を行うことによって生成される。ローパスフィルタ処理は、例えば所定のサンプル数による移動平均処理であってもよい。
過去の評価結果が低いユーザの選択結果を、ユーザの通信端末10に表示される集計結果に先に反映させることで、初期に表示される集計結果において、各選択肢が選択された累積数が分散する可能性が高くなり、直ちに特定の選択肢が選択された累積数が突出することを防止することができる。過去の評価結果が低いユーザの選択の正解率は、新たな問題に対しても低いと考えられ、それらのユーザの複数の回答の結果も分散すると推定されるからである。過去の評価結果が高いユーザの選択結果を、ユーザの通信端末10に表示される集計結果に後に反映させることで、特定の選択肢が選択された累積数が突出するまでの時間が確保される。そのため、ユーザが自ら考えて選択肢を決定する時間が確保されるとともに、上述したように、ユーザが自ら考えて正解を当てた場合の特典の低下を防止することもできる。
また、イベントは、テレビジョン放送、ラジオ放送あるいはインターネット放送等、公営あるいは民営のメディアを通じて提供されるものであってもよいし、所定の会場で観戦するものであってもよい。
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…画像処理部
15…操作入力部
16…表示部
17…通信インタフェース部
18…バス
20…メインサーバ
21…CPU
22…ROM
23…RAM
24…データベースアクセス部
25…通信インタフェース部
26…入力部
27…表示部
28…バス
30…データベースサーバ
31…ユーザデータベース
32…試合記録データベース
33…出題運営データベース
51…記憶手段
52…提示手段
53…受付手段
54…表示手段
55…評価手段
56…付与手段
57…順位付け手段
Claims (8)
- ユーザの通信端末とネットワークを介して接続される情報処理装置であって、
現実世界のイベント内で発生しうる状況に関する問題の情報と、当該状況の後に前記イベント内で発生しうる状況についての複数の選択肢の情報と、を対応付けて記憶装置に記憶させる記憶手段と、
前記イベントと同種のイベントが実時間で行われる場合に、実時間のイベント内で特定の状況が発生したタイミングにおいて、前記記憶装置を参照して、前記特定の状況に関する問題と、当該問題に対応付けられている複数の選択肢とをユーザに提示する提示手段と、
前記提示手段によって提示された複数の選択肢のうちいずれかに対する前記ユーザの選択結果を、受付期間内に受け付ける受付手段と、
前記受付手段によって受け付けた複数のユーザの選択結果を選択肢毎に集計し、その集計結果を少なくとも前記受付期間内に前記ユーザの通信端末に表示させる表示手段と、
前記ユーザの選択結果を、前記実時間のイベントにおいて前記特定の状況の後に発生した状況に基づいて評価する評価手段と、
を備え、
前記表示手段は、前記集計結果を逐次更新して前記ユーザの通信端末に表示させるとともに、前記評価手段による過去の評価結果が低いユーザの選択結果を、過去の評価結果が高いユーザの選択結果よりも早く前記集計結果に反映されるようにして、前記集計結果を前記ユーザの通信端末に表示させることを特徴とする、
情報処理装置。 - 前記評価手段による評価結果に基づいて前記ユーザに特典を付与する付与手段、を備えたことを特徴とする、
請求項1に記載された情報処理装置。 - 前記付与手段は、前記ユーザの選択結果を受け付けた時点の、前記複数のユーザによって選択された各選択肢の累積数の分散度合いに基づいて、前記ユーザに付与する特典を変動させることを特徴とする、
請求項2に記載された情報処理装置。 - 前記付与手段は、前記ユーザの選択結果を受け付けた時点において、各選択肢の累積数の分散に所定数を乗じた値を、各選択肢の累積数の平均値に加算した値よりも大きい累積数の選択肢が存在する場合には、当該選択肢が存在しない場合よりも前記ユーザに付与する特典を低下させることを特徴とする、
請求項3に記載された情報処理装置。 - 前記表示手段は、前記複数のユーザの各々の選択結果が反映された前記集計結果を、当該選択結果が受け付けられた時刻に対して遅延させて、前記ユーザの通信端末に表示させることを特徴とする、
請求項1に記載された情報処理装置。 - 前記評価手段による過去の評価結果をユーザ毎に順位付ける順位付け手段、を備えたことを特徴とする、
請求項1〜5のいずれかに記載された情報処理装置。 - コンピュータに、
現実世界のイベント内で発生しうる状況に関する問題の情報と、当該状況の後に前記イベント内で発生しうる状況についての複数の選択肢の情報と、を対応付けて記憶装置に記憶させる機能、
前記イベントと同種のイベントが実時間で行われる場合に、実時間のイベント内で特定の状況が発生したタイミングにおいて、前記記憶装置を参照して、前記特定の状況に関する問題と、当該問題に対応付けられている複数の選択肢とをユーザに提示する機能、
提示された複数の選択肢のうちいずれかに対する前記ユーザの選択結果を、受付期間内に受け付ける機能、
受け付けた複数のユーザの選択結果を選択肢毎に集計し、その集計結果を少なくとも前記受付期間内に前記ユーザの通信端末に表示させる機能、及び、
前記ユーザの選択結果を、前記実時間のイベントにおいて前記特定の状況の後に発生した状況に基づいて評価する機能、
を実現させるためのプログラムであって、
前記表示させる機能は、前記集計結果を逐次更新して前記ユーザの通信端末に表示させるとともに、前記評価する機能による過去の評価結果が低いユーザの選択結果を、過去の評価結果が高いユーザの選択結果よりも早く前記集計結果に反映されるようにして、前記集計結果を前記ユーザの通信端末に表示させることを特徴とする、
プログラム。 - ユーザの通信端末と、当該通信端末からアクセスされるサーバとを含む情報処理システムであって、
現実世界のイベント内で発生しうる状況に関する問題の情報と、当該状況の後に前記イベント内で発生しうる状況についての複数の選択肢の情報と、を対応付けて記憶装置に記憶させる記憶手段、
前記イベントと同種のイベントが実時間で行われる場合に、実時間のイベント内で特定の状況が発生したタイミングにおいて、前記記憶装置を参照して、前記特定の状況に関する問題と、当該問題に対応付けられている複数の選択肢とをユーザに提示する提示手段、
前記提示手段によって提示された複数の選択肢のうちいずれかに対する前記ユーザの選択結果を、受付期間内に受け付ける受付手段、
前記受付手段によって受け付けた複数のユーザの選択結果を選択肢毎に集計し、その集計結果を少なくとも前記受付期間内に前記ユーザの通信端末に表示させる表示手段、及び、
前記ユーザの選択結果を、前記実時間のイベントにおいて前記特定の状況の後に発生した状況に基づいて評価する評価手段、
の各手段を、前記通信端末又は前記サーバのいずれか一方が備え、
前記表示手段は、前記集計結果を逐次更新して前記ユーザの通信端末に表示させるとともに、前記評価手段による過去の評価結果が低いユーザの選択結果を、過去の評価結果が高いユーザの選択結果よりも早く前記集計結果に反映されるようにして、前記集計結果を前記ユーザの通信端末に表示させることを特徴とする、
情報処理システム。
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