JP5717269B2 - カバー付コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、端子金具を収容する端子収容孔が後端に開口したコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの後端に連結され前記端子金具から後方に延出する電線を略真っ直ぐに後方に延びた状態で収容保護する略筒状の電線カバーと、を備えるカバー付コネクタに関する。
電線を略真っ直ぐに延びた状態で収容保護する略筒状の電線カバーの場合は、通常、電線の挿通を容易にするために、筒構造を縦に2つのカバー部材に分割した半割れ構造にされることが多い。
図21〜図25は、電線カバーが2つの半割れカバー部材により構成されるカバー付コネクタの従来例を示したものである。
ここに示したカバー付コネクタ1は、下記特許文献1に開示されたもので、コネクタハウジング3と、該コネクタハウジング3の後端に連結される電線カバー5とを備えている。
コネクタハウジング3は、図23に示したように、端子金具7を収容する端子収容孔8が、後端(図23では右端)に開口している。端子金具7は、図23に矢印Bで示すように、ハウジングの後端側から端子収容孔8に挿入される。端子収容孔8は、図22に示すように、ハウジングの幅方向に2つ並んで配列されている。
電線カバー5は、図21に示すように、コネクタハウジング3の幅方向の中心を通る垂直面H1で、左右に開閉する2つの半割れカバー部材11,12から構成されている。2つの半割れカバー部材11,12は、前端側が薄肉ヒンジ14によりコネクタハウジング3に連結一体化されている。従って、各半割れカバー部材11,12は、図21に矢印R1,R2で示すように、薄肉ヒンジ14を回動支点として、ハウジングの幅方向に開閉可能である。
2つの半割れカバー部材11,12は、垂直面H1で、互いの突き合わせ面11a,12aを突き合わせることで、電線9を挿通させる略真直な筒状の電線収容部13を形成する。
一方の半割れカバー部材11の上下の外面には、カバー連結用突起11bが突設されている。そして、他方の半割れカバー部材12には、2つの半割れカバー部材11,12を互いの突き合わせ面11a,12aで突き合わせた時に、カバー連結用突起11bに係合するカバー連結片12bが突設されている。
2つの半割れカバー部材11,12は、互いの突き合わせ面11a,12aを突き合わせることで、図24に示したように、カバー連結用突起11bとカバー連結片12bとが係合して、連結一体化される。
2つの半割れカバー部材11,12の前端部には、2つの半割れカバー部材11,12相互が垂直面H1上で突き合された状態になった時に、コネクタハウジング3の後端の凹部3cに嵌合する突起部11c,12cが設けられている。これらの突起部11c,12cが凹部3cに嵌合することで、各半割れカバー部材11,12の下端側がコネクタハウジング3に連結された状態になる。
特開2003−100379号公報
ところで、前述した特許文献1のカバー付コネクタ1では、コネクタハウジング3の後端の凹部3c、及び該凹部3cに嵌合する電線カバー5側の突起部11c,12cは、図25に示したように、端子収容孔8の配列位置Hに対して、その片側(図25では、下側)にのみ、装備されている。
言い換えると、コネクタハウジング3と電線カバー5とを連結するための凹凸嵌合部の配置が、端子収容孔8の配列位置Hに対して上下非対称になっている。
そのため、突起部11c,12cや凹部3cなどに成形歪みによる反りや傾きが生じた場合に、コネクタハウジング3に対する電線カバー5の取付姿勢が、端子収容孔8に対する端子金具7の挿入方向に対して傾いた状態になり易い。
電線カバー5の取り付け姿勢が傾いていると、例えば、複数のカバー付コネクタ1が基板等に高密度実装されるような場合に、隣接するカバー付コネクタ1相互間で干渉が生じるなどの不都合が発生するおそれがあった。
また、特許文献1のカバー付コネクタ1では、複数本の電線9がまとめて電線カバー5に挿通される構成で、挿通している一部の電線9に振動や振れが作用したとき、その振動や振れが他の電線9にも伝わり易い。
そのため、コネクタハウジング3に収容されている各端子金具7が、電線9を介して振動を受け易く、外部からの振動によって端子金具の接点部が相手端子金具と擦れて、端子金具の接点部に摩耗が生じ易いという問題もあった。
また、コネクタハウジング3から電線9を真っ直ぐに延出させるカバー付コネクタ1では、電線9に作用する張力や振動が端子金具7に伝わり易く、電線から伝わる振動や張力で端子金具7にガタつきが生じ易く、端子金具7のガタつき防止対策も要求されていた。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消することに係り、電線カバーの取付姿勢が傾くことを抑止して、電線カバーの傾きのために不具合が生じることを防止することができるカバー付コネクタを提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1)端子金具を収容する端子収容孔が後端に開口したコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの後端に連結され前記端子金具から後方に延出する電線を略真っ直ぐに後方に延びた状態で収容保護する略筒状の電線カバーと、を備え、
前記電線カバーは、前記コネクタハウジングとは別体であり、
前記電線カバーは、電線挿通方向に沿う互いの突き合わせ面を突き合わせて接続することで前記電線を挿通させる略真直な筒状の電線収容部を形成する2つの半割れカバー部材と、各半割れカバー部材の前端部に突設されて前記コネクタハウジングの後端の凹部に嵌合されることで前記コネクタハウジングとの連結を果たす突起部と、を備えるカバー付コネクタであって、
前記電線カバーは、互いの突き合わせ面が前記コネクタハウジングにおける前記端子収容孔の配列方向に平行になる2つの半割れカバー部材と、前記コネクタハウジングの後端に連結するときに前記端子収容孔の配列に対してその一側に位置する一方の半割れカバー部材の前端部に前記突き合わせ面と平行に突設された2つの板状の第1突起部と、前記コネクタハウジングの後端に連結するときに前記端子収容孔の配列に対してその他側に位置する他方の半割れカバー部材の前端部に前記突き合わせ面と平行に突設され前記第1突起部よりも薄肉でかつコネクタ幅方向に長幅の1つの板状の第2突起部と、を備え、
前記コネクタハウジングの後端には、前記端子収容孔の配列の一側に設けられて前記第1突起部が前記端子金具の挿入方向に沿って嵌合される2つの第1凹部と、前記端子収容孔の配列の他側に設けられて前記第2突起部が前記端子金具の挿入方向に沿って嵌合される1つの第2凹部と、を備え、
前記第1凹部と前記第2凹部とは、前記端子収容孔の配列を挟んで略対称的な配置で設けられたことを特徴とするカバー付コネクタ。
(2)前記第1突起部及び第2突起部が前記コネクタハウジングの第1凹部及び第2凹部に嵌合完了したときに、前記コネクタハウジング上のロック部に係合して抜け止めを果たす係合部を備えたことを特徴とする上記(1)に記載のカバー付コネクタ。
(3)前記係合部は、前記端子収容孔の配列方向に直交する前記コネクタハウジングの両側面を挟む一対の対向側壁部に設けられていることを特徴とする上記(2)に記載のカバー付コネクタ。
(4)前記電線カバーには、電線収容部を複数に仕切って、収容する複数の電線を隔離収容する仕切り壁を備えたことを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか一つに記載のカバー付コネクタ。
(5)前記2つの半割れカバー部材の少なくとも一方には、前記端子収容孔に嵌合して、前記端子収容孔内の端子金具の後端を押圧固定する端子押圧突起を設けたことを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれか一つに記載のカバー付コネクタ。
上記(1)の構成によれば、コネクタハウジングと電線カバーとを連結させる際、第1突起部と第1凹部との嵌合、及び第2突起部と第2凹部との嵌合は、端子収容孔の配列を挟む略対称的な位置で行われる。そのため、第1突起部や第2突起部などに成形歪みによる反りや傾きが生じていたとしても、従来のカバー付コネクタ(電線カバーに突設した連結用の突起部が端子収容孔の配列の片側だけでハウジングの凹部に嵌合する)と比較すると、電線カバーの取付姿勢が前記端子収容孔に対する端子金具の挿入方向に対して傾くことを抑止することができる。従って、電線カバーの傾きのために不具合が生じることを防止することができる。
上記(2)の構成によれば、電線カバーがコネクタハウジングと別体のため、コネクタハウジングの後端から延出する電線を真っ直ぐに延出させずに、例えば直角に曲げて配索したい場合には、電線カバーを取り外すなど、現場等の状況に応じて柔軟に対応することが可能で、電線の配索の自由度を向上させることができる。
また、コネクタハウジングと電線カバーとの連結状態では、電線カバーの第1突起部及び第2突起部がコネクタハウジングの第1凹部及び第2凹部に嵌合した状態となり、更に、コネクタハウジングのロック部と電線カバーの係合部との係合により連結状態がロックされる。そのため、外部からの振動等で前記突起部と凹部との嵌合が外れることを抑止することができ、コネクタハウジングと電線カバーとの連結の信頼性を向上させることができる。
上記(3)の構成によれば、電線カバーの第1突起部及び第2突起部は、端子収容孔の配列方向と平行に突設されている。そのため、これらの第1突起部及び第2突起部とコネクタハウジングの第1凹部及び第2凹部との嵌合では、端子収容孔の配列方向に直交する方向に強い位置規制力を得ることができる。また、電線カバーの係合部は端子収容孔の配列方向に直交する一対の対向側壁部に設けられている。そのため、この係合部とコネクタハウジングのロック部との係合では、端子収容孔の配列方向に沿う方向に対して、強い位置規制力を得ることができる。
即ち、上記(3)の構成では、端子収容孔の配列方向と、この配列方向に直交する方向とのそれぞれの方向に対して強い位置規制力が発揮されるため、電線カバーをより堅固にコネクタハウジングに連結固定することができる。
上記(4)の構成によれば、電線カバーがコネクタハウジングに収容される電線相互を隔離収容する。そのため、外部から電線を伝わる振動や振れを電線カバーの仕切り壁との接触で減衰させて、端子金具に振動を伝わり難くすることができる。さらに、電線カバーの電線収容部内で電線相互が接触しないため、一部の電線に作用した振動が他の電線に伝搬されることを抑止して、各端子金具に伝わる振動を低減することができる。
従って、外部からの振動によって端子金具の接点部が相手端子金具と擦れて摩耗することを低減することができ、外部からの振動に起因した接触不良等の発生を抑止することができる。
上記(5)の構成によれば、電線カバーに装備された端子押圧突起が端子金具の後端を押さえるため、端子金具にガタつきが生じ難くなり、ガタつきに起因した端子金具の接点部の摩耗を抑止することができる。
一般的には、コネクタハウジング内の端子金具に接続されている電線がコネクタハウジングの後端から真っ直ぐに延出する形態のコネクタでは、電線に作用する振動や張力が端子金具に伝わり易く、電線から伝わる振動や張力で端子金具にガタつきが生じ易い。
しかし、上記(5)の構成によれば、このようなガタつきに起因した端子金具の接点部の摩耗を抑止することができる。
本発明によるカバー付コネクタによれば、コネクタハウジングと電線カバーとを連結させる際、第1突起部と第1凹部との嵌合、及び第2突起部と第2凹部との嵌合は、端子収容孔の配列を挟む略対称的な位置で行われる。そのため、第1突起部や第2突起部などに成形歪みによる反りや傾きが生じていたとしても、電線カバーに突設した連結用の突起部が端子収容孔の配列の片側だけでハウジングの凹部に嵌合する従来のカバー付コネクタと比較すると、電線カバーの取付姿勢が前記端子収容孔に対する端子金具の挿入方向に対して傾くことを抑止することができる。従って、電線カバーの傾きのために不具合が生じることを防止することができる。
本発明に係るカバー付コネクタの第1実施形態の分解斜視図である。 図1に示したカバー付コネクタの組立状態の斜視図である。 図2に示したカバー付コネクタの縦断面図である。 図1に示したハウジング本体の縦断面図である。 図4のD部の拡大図である。 図1に示した電線カバーを構成している2つの半割れカバー部材を開いた状態の斜視図である。 図3のE部の拡大図である。 本発明に係るカバー付コネクタの第2実施形態の分解斜視図である。 図8に示したカバー付コネクタの組立状態の斜視図である。 図8に示した電線カバーを構成している2つの半割れカバー部材を開いた状態の斜視図である。 図9に示したカバー付コネクタの側面図である。 図9に示したカバー付コネクタの縦断面図である。 図9に示したカバー付コネクタの後面図である。 図11のL−L断面図である。 本発明に係るカバー付コネクタの第3実施形態の分解斜視図である。 図15に示した電線カバーを構成している2つの半割れカバー部材を開いた状態の斜視図である。 図15に示したカバー付コネクタの組立状態の斜視図である。 図17に示したカバー付コネクタの後面図である。 図17に示したカバー付コネクタの縦断面図である。 図19のM部の拡大図である。 従来のカバー付コネクタの電線カバーを開いた状態の平面図である。 図21に示したカバー付コネクタの後面図である。 図22のA−A断面図である。 図21に示したカバー付コネクタの電線カバーを閉じた状態の平面図である。 図24のC−C断面図である。
以下、本発明に係るカバー付コネクタの好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明に係るカバー付コネクタの第1実施形態の分解斜視図である。
この第1実施形態のカバー付コネクタ21は、コネクタハウジング23と、該コネクタハウジング23の後端に連結される電線カバー25とから構成されている。
コネクタハウジング23は、図1に示すように、合成樹脂の射出成形等により一体形成されたハウジング本体31と、該ハウジング本体31内に装着される防水用のパッキン32及びフロントホルダ33とを備えている。
ハウジング本体31には、図1に示すように、相手コネクタと嵌合する端子収容部35と、該端子収容部35の周囲を囲うフード部36とを有している。端子収容部35には、不図示の端子金具を収容する3個の端子収容孔41が、幅方向に一列に配列されている。
端子収容孔41は、図3及び図4に示すように、後端に開口して設けられていて、ハウジング後方から、端子金具(図8に示す端子金具26)の挿入が行われる。端子収容部35とフード部36との間の隙間37は、相手コネクタが嵌合する空間である。
図3に示すように、パッキン32は、端子収容部35の基端側(図3では右端側)の外周に嵌合装着される。また、フロントホルダ33は、端子収容部35の先端側外周に嵌合装着されて、端子収容孔41の先端部を提供する。
ハウジング本体31の後端面には、図3及び図4に示すように、第1凹部42と、第2凹部43とが、端子収容孔41の配列を挟んで、略対称的な配置で設けられている。図3及び図4の軸線Kは、側面視における端子収容孔41の中心軸で、端子収容孔41の配列位置に該当する。
第1凹部42は、後述する第1突起部54が嵌合する凹みで、端子収容孔41の配列の一側(図4では、軸線Kの上側)に設けられている。また、第2凹部43は、後述する電線カバー25の第2突起部64が嵌合する凹みで、端子収容孔41の配列の他側(図4では、軸線Kの下側)に設けられている。
第1凹部42及び第2凹部43は、前記端子金具の挿入方向に沿って凹んだ孔形に形成されている。第1凹部42及び第2凹部43は、端子収容孔41の上下の隔壁に設けられている。
更に、ハウジング本体31の後端側の両外側面には、図1及び図2に示すように、ロック部45が突設されている。このロック部45は、ハウジング本体31の後端に嵌合完了した電線カバー25の係合部55,65(後で、詳述する)に係合して、ハウジング本体31と電線カバー25との連結状態をロックする。
電線カバー25は、コネクタハウジング23とは別体で、合成樹脂の射出成形等により一体形成されたものである。この電線カバー25は、図2及び図3に示すように、コネクタハウジング23のハウジング本体31の後端に連結される。電線カバー25は、図3に示すように、端子金具から後方に延出する電線(図8に示す電線22)を略真っ直ぐに後方に延びた状態で収容保護する真直筒状の電線収容部27を提供する。
本実施形態の電線カバー25は、挿通する電線の上側を覆う上部半割れカバー部材50と、挿通する電線の下側を覆う下部半割れカバー部材60と、の2つの半割れカバー部材50,60から構成されている。
2つの半割れカバー部材50,60は、図6に示すように、電線を収容する筒状構造を、端子収容孔41の配列方向に平行な平面で上下に2分割した構造である。2つの半割れカバー部材50,60の突き合わせ面51,61は、端子収容孔41の配列方向に平行で、且つ、電線挿通方向に沿っている。
2つの半割れカバー部材50,60は、それぞれの一側縁が薄肉ヒンジ28により回動可能に連結されている。この薄肉ヒンジ28の部分で折り曲げるように、上部半割れカバー部材50を下部半割れカバー部材60の上に重ねると、図1に示したように互いの突き合わせ面51,61が付き合わさって、内部に電線収容部27を有した筒状構造になる。
2つの半割れカバー部材50,60は、互いの突き合わせ面51,61を付き合わせると、上部半割れカバー部材50の他側縁に突設した合体用突片53が下部半割れカバー部材60の他側縁に装備された合体用係合片63の凹部63aに係合して、図1に示したように閉じた状態に維持される。
本実施形態の電線カバー25の場合、コネクタハウジング23の後端に連結するときに端子収容孔41の配列に対してその一側(図3では、軸線Kの上側)に位置する上部半割れカバー部材50は、その前端部に、第1突起部54が設けられている。
また、本実施形態の電線カバー25の場合、コネクタハウジング23の後端に連結するときに端子収容孔41の配列に対してその他側(図3では、軸線Kの下側)に位置する下部半割れカバー部材60は、その前端部に、第2突起部64が設けられている。
第1突起部54及び第2突起部64は、いずれも、各半割れカバー部材50,60の突き合わせ面51,61と平行に突設されている。
第1突起部54は、電線カバー25をハウジング本体31の後端に突き合わせた時に、図7に示すように、ハウジング本体31の後端の第1凹部42に端子金具の挿入方向に沿って嵌合して、コネクタハウジング23との連結を果たす。
第1突起部54は、端子収容孔41の配列方向に沿って、2つ装備されている。この第1突起部54が嵌合する第1凹部42も,第1突起部54の配列に対応して、端子収容孔41の配列方向に沿って2つ並んで装備されている。2つの第1突起部54は、端子収容孔41の配列方向に沿って適度の幅を持つ突片である。
第2突起部64は、電線カバー25をハウジング本体31の後端に突き合わせた時に、図7に示すように、ハウジング本体31の後端の第2凹部43に端子金具の挿入方向に沿って嵌合して、コネクタハウジング23との連結を果たす。
第2突起部64は、ハウジング本体31の幅方向に幅広に寸法設定された突片である。
また、本実施形態の電線カバー25は、図1及び図2に示すように、コネクタハウジング23上のロック部45に係合する係合部55,65を備えている。これらの係合部55,65は、ロック部45が嵌合する孔で、端子収容孔41の配列方向に直交するコネクタハウジング23の両側面を挟む一対の対向側壁部56,66に設けられている。
対向側壁部56は、上部半割れカバー部材50の前端側の一側に延設された側壁で、ハウジング本体31の後端側の一方の側面に重なる。
対向側壁部66は、下部半割れカバー部材60の前端側の一側に延設された側壁で、ハウジング本体31の後端側の他方の側面に重なる。
上記の係合部55,65は、図3に示したように第1突起部54及び第2突起部64がコネクタハウジング23の第1凹部42及び第2凹部43に嵌合完了したときに、図2に示したようにコネクタハウジング23上のロック部45に係合して、抜け止めを果たす。
以上に説明した第1実施形態のカバー付コネクタ21では、コネクタハウジング23と電線カバー25とを連結させる際、第1突起部54と第1凹部42との嵌合、及び第2突起部64と第2凹部43との嵌合は、図3に示すように、端子収容孔41の配列(軸線Kの位置)を挟む略対称的な位置で行われる。そのため、第1突起部54や第2突起部64などに成形歪みによる反りや傾きが生じていたとしても、従来のカバー付コネクタ(電線カバーに突設した連結用の突起部が端子収容孔の配列の片側だけでハウジングの凹部に嵌合する)と比較すると、電線カバー25の取付姿勢が前記端子収容孔41に対する端子金具の挿入方向に対して傾くことを抑止することができる。
従って、電線カバー25の傾きのために不具合が生じることを防止することができる。
また、上記第1実施形態のカバー付コネクタ21では、電線カバー25がコネクタハウジング23と別体のため、コネクタハウジング23の後端から延出する電線を真っ直ぐに延出させずに、例えば直角に曲げて配索したい場合には、電線カバー25を取り外すなど、現場等の状況に応じて柔軟に対応することが可能で、電線の配索の自由度を向上させることができる。
また、コネクタハウジング23と電線カバー25との連結状態では、電線カバー25の第1突起部54及び第2突起部64がコネクタハウジング23の第1凹部42及び第2凹部43に嵌合した状態となり、更に、コネクタハウジング23のロック部45と電線カバー25の係合部55,65との係合により連結状態がロックされる。そのため、外部からの振動等で突起部54,64と凹部42,43との嵌合が外れることを抑止することができ、コネクタハウジング23と電線カバー25との連結の信頼性を向上させることができる。
また、上記第1実施形態のカバー付コネクタ21では、電線カバー25の第1突起部54及び第2突起部64は、端子収容孔41の配列方向と平行に突設されている。そのため、これらの第1突起部54及び第2突起部64とコネクタハウジング23の第1凹部42及び第2凹部43との嵌合では、端子収容孔41の配列方向に直交する方向(図1及び図3の矢印F方向)に強い位置規制力を得ることができる。更に、電線カバー25の係合部55,65は端子収容孔41の配列方向に直交する一対の対向側壁部56,66に設けられている。そのため、この係合部55,65とコネクタハウジング23のロック部45との係合では、端子収容孔41の配列方向に沿う方向(図1の矢印G方向)に対して、強い位置規制力を得ることができる。
即ち、上記第1実施形態のカバー付コネクタ21では、端子収容孔41の配列方向(図1の矢印F方向)と、この配列方向に直交する方向(図1の矢印G方向)と、のそれぞれの方向に対して強い位置規制力が発揮されるため、電線カバー25をより堅固にコネクタハウジング23に連結固定することができる。
[第2実施形態]
図8は、本発明に係るカバー付コネクタの第2実施形態の分解斜視図である。
この第2実施形態のカバー付コネクタ21Aは、端子金具26を収容保持するコネクタハウジング23と、該コネクタハウジング23の後端に連結される電線カバー25Aとから構成されている。
このカバー付コネクタ21Aの構成部品であるコネクタハウジング23は、第1実施形態と同一の構成であり、同一構成の部分には、同番号を付して説明を省略する。
端子金具26は、金属板のプレス成形により形成された圧着端子である。この端子金具26は、先端側(図8で左端側)から順に、相手の雄型端子が嵌合接続される雌型の端子嵌合部26a、被覆付き電線22の導体を圧着する芯線圧着部26b、電線22の被覆部を固定する被覆加締め部26c、を備えている。
また、端子金具26の被覆加締め部26cは、円筒状の防水栓24の位置決めも行っている。防水栓24は、図12に示すように、端子収容孔41に緊密に嵌合して、被覆付き電線22を伝って水滴が端子収容孔41内に侵入することを防止する。
本実施形態の電線カバー25Aは、第1実施形態に示した電線カバー25の一部を改良したものである。改良点は、図10に示すように、電線カバー25Aを構成している上部半割れカバー部材50A及び下部半割れカバー部材60Aに、仕切り壁57,67を設けた点である。
仕切り壁57,67は、コネクタハウジング23の端子収容孔41の配列ピッチに対応して、設けられている。これらの仕切り壁57,67は、2つの半割れカバー部材50A,60Aを互いの突き合わせ面51,61を突き合わせて閉じた状態にしたときに、電線収容部27を複数に仕切って、収容する複数の電線22を隔離収容する。
仕切り壁57,67は、図12に示すように、電線収容部27の略全長である長さL1に渡って装備されている。
2つの半割れカバー部材50A,60Aは、上記仕切り壁57,67を装備した点以外の構成は、第1実施形態の半割れカバー部材50,60と同様の構成で良く、同様の構成については同番号を付して説明を省略する。
この第2実施形態のカバー付コネクタ21Aでは、第1実施形態のカバー付コネクタ21の作用・効果に加えて、次の作用・効果を奏する。
即ち、第2実施形態のカバー付コネクタ21Aでは、電線カバー25Aがコネクタハウジング23に収容される電線22相互を隔離収容する。そのため、外部から電線22を伝わる振動や振れを電線カバー25Aの仕切り壁57,67との接触で減衰させて、端子金具26に振動を伝わり難くすることができる。さらに、電線カバー25Aの電線収容部27内で電線22相互が接触しないため、一部の電線に作用した振動が他の電線に伝搬されることを抑止して、各端子金具26に伝わる振動を低減することができる。
従って、外部からの振動によって端子金具26の接点部が相手端子金具と擦れて摩耗することを低減することができ、外部からの振動に起因した接触不良等の発生を抑止することができる。
[第3実施形態]
図15は、本発明に係るカバー付コネクタの第3実施形態の分解斜視図である。
この第3実施形態のカバー付コネクタ21Bは、端子金具26を収容保持するコネクタハウジング23と、該コネクタハウジング23の後端に連結される電線カバー25Bとから構成されている。
このカバー付コネクタ21Bの構成部品であるコネクタハウジング23や端子金具26は、第1実施形態と同一の構成であり、同一構成の部分には、同番号を付して説明を省略する。
本実施形態の電線カバー25Bは、第1実施形態に示した電線カバー25の一部を改良したものである。改良点は、図16に示すように、電線カバー25Bを構成している上部半割れカバー部材50B及び下部半割れカバー部材60Bに、端子収容孔41に嵌合して、端子収容孔41内の端子金具26の後端を前方に押圧固定する端子押圧突起58,68を設けた点である。
端子押圧突起58,68は、図16に示すように、各端子収容孔41毎に、設けられている。また、それぞれの端子押圧突起58,68は、図19及び図20に示すように、端子収容孔41内で防水栓24の後端に当接していて、防水栓24を介して、端子金具26を端子収容孔41の前方に押圧している。
この第3実施形態のカバー付コネクタ21Bでは、第1実施形態のカバー付コネクタ21の作用・効果に加えて、次の作用・効果を奏する。
一般的には、コネクタハウジング23内の端子金具26に接続されている被覆付き電線22がコネクタハウジング23の後端から真っ直ぐに延出する形態のコネクタでは、電線22に作用する振動や張力が端子金具26に伝わり易く、電線22から伝わる振動や張力で端子金具26にガタつきが生じ易い。
しかし、第3実施形態のカバー付コネクタ21Bでは、電線カバー25に装備された端子押圧突起58,68が端子金具26の後端を押さえるため、端子金具26にガタつきが生じ難くなり、ガタつきに起因した端子金具26の接点部の摩耗を抑止することができる。
更に、本実施形態の端子押圧突起58,68は、防水栓24を圧縮しているため、防水栓24と端子収容孔41との密着性が向上し、防水性を向上させることもできる。
さらに、端子押圧突起58,68は、端子収容孔41に嵌合していて、各2つの半割れカバー部材50B,60B相互の開く方向への移動を規制することができ、また、突起部54電線カバー25Bとハウジング本体31との連結強度を向上させることもできる。
なお、本発明のカバー付コネクタは、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
21,21A,21B カバー付コネクタ
22 被覆付き電線(電線)
23 コネクタハウジング
24 防水栓
25,25A,25B 電線カバー
26 端子金具
28 薄肉ヒンジ
31 ハウジング本体
41 端子収容孔
42 第1凹部
43 第2凹部
45 ロック部
50,50A,50B 上部半割れカバー部材
51 突き合わせ面
53 合体用突片
54 第1突起部
55 係合部
56 対向側壁部
57 仕切り壁
58 端子押圧突起
60,60A,60B 下部半割れカバー部材
61 突き合わせ面
63 合体用係合片
65 係合部
64 第2突起部
66 対向側壁部
67 仕切り壁
68 端子押圧突起
K 軸線

Claims (5)

  1. 端子金具を収容する端子収容孔が後端に開口したコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの後端に連結され前記端子金具から後方に延出する電線を略真っ直ぐに後方に延びた状態で収容保護する略筒状の電線カバーと、を備え、
    前記電線カバーは、前記コネクタハウジングとは別体であり、
    前記電線カバーは、電線挿通方向に沿う互いの突き合わせ面を突き合わせて接続することで前記電線を挿通させる略真直な筒状の電線収容部を形成する2つの半割れカバー部材と、各半割れカバー部材の前端部に突設されて前記コネクタハウジングの後端の凹部に嵌合されることで前記コネクタハウジングとの連結を果たす突起部と、を備えるカバー付コネクタであって、
    前記電線カバーは、互いの突き合わせ面が前記コネクタハウジングにおける前記端子収容孔の配列方向に平行になる2つの半割れカバー部材と、前記コネクタハウジングの後端に連結するときに前記端子収容孔の配列に対してその一側に位置する一方の半割れカバー部材の前端部に前記突き合わせ面と平行に突設された2つの板状の第1突起部と、前記コネクタハウジングの後端に連結するときに前記端子収容孔の配列に対してその他側に位置する他方の半割れカバー部材の前端部に前記突き合わせ面と平行に突設され前記第1突起部よりも薄肉でかつコネクタ幅方向に長幅の1つの板状の第2突起部と、を備え、
    前記コネクタハウジングの後端には、前記端子収容孔の配列の一側に設けられて前記第1突起部が前記端子金具の挿入方向に沿って嵌合される2つの第1凹部と、前記端子収容孔の配列の他側に設けられて前記第2突起部が前記端子金具の挿入方向に沿って嵌合される1つの第2凹部と、を備え、
    前記第1凹部と前記第2凹部とは、前記端子収容孔の配列を挟んで略対称的な配置で設けられたことを特徴とするカバー付コネクタ。
  2. 前記第1突起部及び第2突起部が前記コネクタハウジングの第1凹部及び第2凹部に嵌合完了したときに、前記コネクタハウジング上のロック部に係合して抜け止めを果たす係合部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のカバー付コネクタ。
  3. 前記係合部は、前記端子収容孔の配列方向に直交する前記コネクタハウジングの両側面
    を挟む一対の対向側壁部に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のカバー付コ
    ネクタ。
  4. 前記電線カバーには、電線収容部を複数に仕切って、収容する複数の電線を隔離収容す
    る仕切り壁を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のカバー付コネ
    クタ。
  5. 前記2つの半割れカバー部材の少なくとも一方には、前記端子収容孔に嵌合して、前記
    端子収容孔内の端子金具の後端を押圧固定する端子押圧突起を設けたことを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか一つに記載のカバー付コネクタ。
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