JP5716116B2 - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
次に、給紙ユニット19について詳しく説明する。図2は、給紙ユニット19の構成を示す断面図である。図3は、給紙ユニット19の斜視図である。
後端規制部材33は、スライドカセット71上を噛合部33cがラック部78に噛み合わせながら一対のレール部71dに沿ってスライドさせて、所望の位置に位置決めすることが可能である。
上記のように構成された本実施形態の給紙ユニット19では、図3および図10〜11に示されるように、スライドカセット71をベースカセット82の用紙収納部35に収納させた第1位置Iでは、スライドカセット71は、第1固定部91によって第1位置Iに固定されている。すなわち、スライドカセット71に設けた操作ボタン72がベースカセット82の底壁82aに形成された貫通孔73に嵌合させることにより、スライドカセット71を第1位置Iに固定することができる。
一方、図12〜13に示されるように、スライドカセット71をベースカセット82の開口部82cから当該ベースカセット82の外方へ突出した第2位置IIへ移動させるときには、ユーザー等は、まず、操作ボタン72を親指で押し下げて、操作ボタン72と貫通孔73との嵌合を解除し、その後、ベースカセット82の下方に飛び出した操作ボタン72を人差し指などで外方へ引くことにより、スライドカセット82を給紙方向D1と反対の方向D2へ引き出して第2位置IIまで移動させる。これにより、操作ボタン72を親指で押しながら当該操作ボタン72を人差し指などで外方に引き出すだけで、スライドカセット82を第2位置IIへ移動させることが出来るので、操作が簡単である。
(1)
上記実施形態における給紙ユニット19では、ベースカセット82の用紙収納部35における給紙方向D1について上流側端部35aには、開口部82cが形成され、かつ、スライドカセット71の上流側端部71cがベースカセット82に収納された第1位置Iに当該スライドカセット71を位置決め固定する第1固定部91が設けられている。この第1固定部91は、スライドカセット71の幅方向Eへ突出する支持部76と、当該支持部76の先端側端部76aの上面に設けられた操作ボタン72と、ベースカセット82の開口部82c付近の底壁82aに形成された貫通孔73とによって構成されている。この操作ボタン72は、スライドカセット71が第1位置Iにあるときにはベースカセット82側の貫通孔73に係合する。このときの操作ボタン72の上端部は貫通孔73を通して上方に露出しているので、ユーザーの指などによって押圧操作可能である。一方、スライドカセット71が当該スライドカセット71の上流側端部71cがベースカセット82の開口部82cから当該ベースカセット82の外方へ突出した第2位置IIに位置したときには、操作ボタン72がベースカセット82から離間する。そのため、ベースカセット82側には第2位置IIのときに係合する貫通孔等が不要になるので、簡単な構成になるとともに強度を確保できるので、ベースカセット82の小型化が可能になる。しかも、支持部76および操作ボタン72は、スライドカセット71と一体形成された簡単な構成である。また、支持部76は、変形可能な部材であり、容易に変形可能である。
また、第1固定部91は、スライドカセット71側に設けられた操作ボタン72に係合する被係合部として、ベースカセット82の開口部82c付近の底壁82aに形成され、操作ボタン72と係合可能な貫通孔73を有している。これにより、スライドカセット71が第1位置Iにあるときには、操作ボタン72の上端部が貫通孔73を通して上方に露出した状態で、当該操作ボタン72が貫通孔73に係合しており、ユーザーの指などによって押圧操作される操作ボタン72はベースカセット82の開口部82c付近に位置するので、操作ボタン72を押圧操作して操作ボタン72と貫通孔73の係合を容易に解除することが可能であり、スライドカセット71を容易に引き出すことが可能である。
さらに、スライドカセット71がベースカセット82の開口部82cから当該ベースカセット82の外方へ突出した第2位置IIに位置したときには、操作ボタン72がベースカセット82から離間するので、スライドカセット71が第2位置IIから第1位置Iに戻るときには、スライドカセット71を第1位置Iへ押し戻すだけでよく、操作ボタン72の押圧操作が不要である。このとき、操作ボタン72は、その斜面72aに沿ってベースカセット82の底壁82aの下側へ下降した後、支持部76の弾性力によって上へ押し戻されて貫通孔73に嵌合される。
また、ベースカセット82の開口部82cには、スライドカセット71の上面に設けられた後端規制部材33のみが、給紙方向D1の上流端にあるので、後端規制部材33を把持してスライドカセット71を第2位置IIへ容易に移動させることが可能である。
さらに上記の実施形態の給紙ユニット19では、操作ボタン72が円柱状の突起からなり、その操作ボタン72に嵌合する貫通孔73が操作ボタン72と係合可能な形状を有するので、スライドカセット71を当該スライドカセット71の全ての面内方向および旋回方向で位置決めすることが可能であり、当該第1固定部91の操作ボタン72と貫通孔73との嵌合によって、スライドカセット71を第1位置Iに固定するときに全ての面内方向および旋回方向におけるガタの発生を防止することができる。
上記実施形態の給紙ユニット19では、第2固定部92を備えているので、スライドカセット71を第2固定部92によって第2位置IIに確実に位置決めして固定することが可能である。しかも、第1固定部91から離れた位置にスライドカセット71を第2位置IIで位置決めして固定する第2固定部92を設置することが可能であり、第1固定部91をより簡素化および小型化することが可能になる。
本実施形態の画像形成装置1は、上記のような給紙ユニット19を備えているので、簡単な構成で装置の小型化を図りながらも、カセットサイズを容易に伸縮することができる。
(A)
上記実施形態では、操作ボタンの一例として円柱状の操作ボタン72を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の形状の凸部を操作ボタンとして用いてよい。例えば、多角柱状の操作ボタン72であっても、それに対応する形状の貫通孔73と嵌合することによって、スライドカセット71を第1位置Iに固定するときに全ての面内方向および旋回方向におけるガタの発生を防止することができるとともに、ベースカセット82の用紙収納部35内部において視認しやすくなる。なお、円柱や多角柱以外の形状の操作ボタン72を採用することも可能である。
スライドカセット71を第1位置Iから第2位置IIへの移動をさらに容易にするために、スライドカセット71を第2位置IIへ押し出すためのスプリング等の弾性部材をベースカセット82のガイド溝74またはスライドカセット71に設けてもよい。その場合、スライドカセット71が第1位置Iにあるときに、操作ボタン72を押して貫通孔73との係合を解除するだけで、弾性部材の弾性力によってスライドカセット71をベースカセット82から自動的に飛び出して第2位置IIへ向けて移動させることが可能である。
上記実施形態では、本発明のシート給送装置の一実施形態である給紙ユニットを備えた画像形成装置を例に挙げて説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、読取装置など他の装置にも本発明のシート給送装置を具備することが可能である。
また、上記実施形態では、シート給送装置の一実施形態である給紙ユニットによって搬送されるシートの一例として紙を例に挙げて説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、搬送可能なシート状の物であれば、本発明のシート給送装置によって搬送される「シート」の概念に含まれるものである。
33 後端規制部材
71 スライドカセット
71a 下流側端部
72 操作ボタン(凸部)
75 スリット
75b 上流側端縁
81 給紙カセット
82 ベースカセット
82c 開口部
86 係合突起
87 ストッパ
91 第1固定部
92 第2固定部
93 画像形成部
100 画像形成装置
Claims (4)
- シートを収納する給送カセットを備え、当該給送カセットからシートを給送するシート給送装置であって、
前記給送カセットは、
シートを積層状態で収納し、当該シートの給送方向の上流側端部に開口部を有するベースカセットと、
前記ベースカセットにスライド自在に取り付けられたスライドカセットであって、当該スライドカセットの上流側端部が前記ベースカセットに収納された第1位置と当該上流側端部が前記開口部を通して前記ベースカセットの外方へ突出した第2位置との間で移動可能なスライドカセットと、
前記スライドカセットの上面に設けられ、前記ベースカセットに収納されたシートの前記給送方向における後端を規制する後端規制部材と、
前記スライドカセットを前記第1位置に位置決めして固定する第1固定部と
を備えており、
前記第1固定部は、
前記スライドカセットにおける前記給送方向について上流側の端部又はその近傍から前記スライドカセットの幅方向へ突出する支持部と、
前記支持部に設けられた凸部と、
前記ベースカセットの開口部付近の底壁に形成され、前記凸部と係合可能な貫通孔と
を有しており、
前記支持部および前記凸部は、前記スライドカセットと一体形成され、
前記支持部は、変形可能な部材であり、
前記スライドカセットが前記第1位置にあるときには、前記凸部の上端部が前記貫通孔を通して上方に露出した状態で、当該凸部が前記貫通孔に係合し、前記スライドカセットが前記第2位置にあるときには、前記凸部は、前記ベースカセットから離間する、
ことを特徴とするシート給送装置。 - 前記凸部は、円柱状または多角柱状の突起からなる、
請求項1に記載のシート給送装置。 - 前記スライドカセットを前記第2位置で位置決めして固定する第2固定部をさらに備えている、
請求項1または2に記載のシート給送装置。 - 請求項1から3のいずれかに記載のシート給送装置と、
前記シート給送装置によって給送されたシートに画像を形成する画像形成部と、
を備えた画像形成装置。
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JP5716116B2 true JP5716116B2 (ja) | 2015-05-13 |
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2014
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