JP5740516B2 - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート束を収納して給送するシート給送装置、及びこのシート給送装置を備えた画像形成装置に関する。
複写機やファクシミリ、プリンター等の画像形成装置に内蔵される給紙装置などのシート給送装置は、給紙装置内に貯留された用紙束から用紙を1枚ずつ繰り出すように構成されており、繰り出された用紙は、画像形成装置内の画像形成部へ給紙され、画像形成処理が施された画像が転写されるようになっている。
このような給紙装置が備える給紙カセットには、用紙サイズに合わせてカセットの長さを変更できるものが知られている。例えば、特許文献1に記載されている給紙カセットは、ベースカセットと、当該ベースカセットにスライド自在に取り付けられたスライドカセットとを備えており、ベースカセットの両側壁には一対のピン状部材がベースカセットの幅方向に出没できるように設けられ、スライドカセットの両側壁には、2段階のロック位置にそれぞれ溝付きの鉤状部材が配置されている。スライドカセットを伸縮させていずれかのロック位置の鉤状部材の溝をピン状部材に対向させた後に、ピン状部材を溝に嵌合させることにより、スライドカセットをいずれかのロック位置でベースカセットに固定することができる。
一方、特許文献2に記載されている給紙カセットは、ベースカセットの底壁に多段階のロックのために形成された複数の係止穴と、スライド可能なカセット伸縮部に設けられたロックボタンとを有している。いずれかの係止穴にロックボタンを選択的に嵌合させることにより、カセット伸縮部を多段階のロック位置でベースカセットに固定することができる。
特開平11−292311号公報 特開2001−97561号公報
しかし、特許文献1記載の給紙カセットでは、スライドカセットをロック位置に固定させるために、スライドカセットの両側壁にそれぞれ鉤状部材が配置され、ベースカセット側にスライド自在の一対のピン状部材が設けられているので、構造が複雑であるとともに部品点数が増大するという問題がある。
また、特許文献2記載の給紙カセットでは、ベースカセットの底壁に多段階のロックのために複数の係止穴を形成するスペースが必要であるため、ベースカセットが給紙方向に長くなる。それとともにベースカセットの複数の係止穴周囲における強度を確保するために、ベースカセットが大型化せざるを得ないという問題がある。
さらに、これらと特許文献1および2記載の給紙カセットは、いずれもスライドカセットをロックするための操作部分がスライドカセットの外周壁によって外部から隠されているので、カセットの伸縮動作を容易に行うことができないという問題がある。
本発明は、上記の問題を解決すべくなされたものであり、簡単な構成で装置の小型化を達成することができ、しかも、カセットサイズを容易に伸縮できるシート給送装置を提供することを目的とする。
本発明のシート給送装置は、シートを収納する給送カセットを備え、当該給送カセットからシートを給送するシート給送装置であって、前記給送カセットは、シートを積層状態で収納可能な収納部、および当該収納部における給送方向について上流側端部に形成された開口部を有するベースカセットと、前記ベースカセットにスライド自在に取り付けられたスライドカセットであって、当該スライドカセットの上流側端部が前記収納部に収納された第1位置と当該上流側端部が前記開口部を通して前記ベースカセットの外方へ突出した第2位置との間で移動可能なスライドカセットと、前記スライドカセットの上面に設けられ、前記収納部に収納されたシートの前記給送方向における後端を規制する後端規制部材と、前記スライドカセットを前記第1位置に位置決めして固定する第1固定部とを備えており、前記開口部は、前記ベースカセットの上流側端部に壁を設けないことで形成され、前記第1固定部は、前記スライドカセットにおける前記給送方向について上流側の端部又はその近傍から前記スライドカセットの幅方向へ突出する支持部と、前記支持部設けられた凸部と、前記ベースカセットの前記上流側端部よりも前記給送方向について下流側の底壁に形成され、前記凸部と係合可能な貫通孔とを有しており、前記スライドカセットが前記第1位置にあるときには、前記凸部の上端部が前記貫通孔を通して上方に露出した状態で、当該凸部が前記貫通孔に係合し、かつ、前記後端規制部材よりも下流側に前記貫通孔が位置し、前記スライドカセットが前記第2位置にあるときには、前記凸部は、前記ベースカセットから離間することを特徴とする(請求項1)。
この構成によれば、ベースカセットの収納部における給送方向について上流側端部には、開口部が形成されている。そして、スライドカセットを当該スライドカセットの上流側端部がベースカセットに収納された第1位置に位置決め固定する第1固定部は、スライドカセットの幅方向へ突出する支持部と、当該支持部の上面に設けられた凸部と、ベースカセットの上流側端部よりも給送方向について下流側の底壁に形成された貫通孔とによって構成されている。この凸部は、スライドカセットが第1位置にあるときにはベースカセット側の貫通孔に係合する。このときの凸部の上端部は貫通孔を通して上方に露出しているので、指などによって押圧操作可能である。一方、スライドカセットが当該スライドカセットの上流側端部がベースカセットの開口部から当該ベースカセットの外方へ突出した第2位置に位置したときには、凸部がベースカセットから離間する。そのため、ベースカセット側には第2位置のときに係合する貫通孔等が不要になるので、簡単な構成になるとともに強度を確保できるので、ベースカセットの小型化が可能になる。
また、この第1固定部では、スライドカセットが第1位置にあるときには、凸部の上端部が貫通孔を通して上方に露出した状態で、当該凸部が貫通孔に係合しており、指などによって押圧操作される凸部はベースカセットの開口部付近に位置するので、凸部を押圧操作して凸部と貫通孔の係合を容易に解除することが可能であり、スライドカセットを容易に引き出すことが可能である。
しかも、凸部は、支持部を介してスライドカセットに連結され、スライドカセットからその幅方向へ離れている。そして、スライドカセットが第1位置にあるときには、後端規制部材よりも下流側に貫通孔が位置している。そのため、スライドカセットや後端規制部材によって邪魔されることなく、凸部を容易に操作することが可能である。
さらに、スライドカセットがベースカセットの開口部から当該ベースカセットの外方へ突出した第2位置に位置したときには、凸部がベースカセットから離間するので、スライドカセットが第2位置から第1位置に戻るときに凸部を押圧操作する必要がない。
また、開口部は、ベースカセットの上流側端部に壁を設けないことで形成されている。したがって、スライドカセットを第2位置へ引き出すときには、ベースカセットの開口部を通してスライドカセットの上面に設けられた後端規制部材を把持して、スライドカセットを第2位置へ容易に移動させることが可能である。
前記凸部は、円柱状または多角柱状の突起からなるのが好ましい(請求項2)。
この構成によれば、凸部が円柱状または多角柱状の突起からなるので、スライドカセットを当該スライドカセットの全ての面内方向および旋回方向で位置決めすることが可能であり、当該第1固定部の凸部と貫通孔との嵌合によって、スライドカセットを第1位置に固定するときに当該スライドカセットの全ての面内方向および旋回方向におけるガタの発生を防止することができる。さらに、凸部が円柱状または多角柱状であることにより、ベースカセットの収納部内部において視認しやすい。
前記スライドカセットを前記第2位置で位置決めして固定する第2固定部をさらに備えているのが好ましい(請求項3)。
この構成によれば、スライドカセットを第2固定部によって第2位置に確実に位置決めして固定することが可能である。しかも、第1固定部から離れた位置にスライドカセットを第2位置で位置決めして固定する第2固定部を設置することが可能であり、第1固定部をより簡素化および小型化することが可能になる。
本発明の画像形成装置は、上記のシート給送装置と、前記シート給送装置によって給送されたシートに画像を形成する画像形成部とを備えたことを特徴とする(請求項4)。
この構成によれば、画像形成装置が上記のシート給送装置を備えているので、簡単な構成で装置の小型化を図りながらも、カセットサイズを容易に伸縮することができる。
本発明によれば、簡単な構成で装置の小型化を図りながらも、カセットサイズを容易に伸縮することができる。
本発明のシート給送装置の一実施形態に係わる給紙ユニットを備えた画像形成装置の内部構成を概略的に示す側面図である。 図1の給紙ユニットの断面図である。 図1の給紙ユニットにおいてスライドカセットが第1位置にある状態の斜視図である。 図1の給紙ユニットにおいてスライドカセットが第2位置にある状態の斜視図である。 図3のベースカセットの斜視図である。 図3のスライドカセット、および第1固定部の支持部ならびにロックボタンの斜視図である。 図3の後端規制部材の斜視図である。 図3のスライドカセットアセンブリを斜め上方から見た図である。 図3のスライドカセットアセンブリを斜め下方から見た図である。 図3のベースカセットにスライドカセットアセンブリが装着された状態を斜め下方から見た図である。 図3の給紙ユニットにおいてスライドカセットが第1位置にある状態を示す拡大斜視図である。 図3の給紙ユニットにおいてスライドカセットが第2位置にある状態を示す拡大斜視図である。 図12のスライドカセットが第2固定部によって第2位置に固定されている状態を示す拡大断面図である。
以下、本発明のシート給送装置の一実施形態に係わる給紙ユニットを備えた画像形成装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る給紙ユニット19を備えた画像形成装置の外観斜視図である。尚、図1に示される画像形成装置は、カラープリンタであるが、本発明はこれに限られるものではなく、コピー機、モノクロプリンタ、ファクシミリ或いはこれらの機能を備える複合機やコピー用紙(図2の用紙P)などのシートに画像を形成するための他の装置であってもよい。
カラープリンタ100は、パーソナルコンピュータ(PC)などの外部装置に直接またはLAN経由で接続されるプリンタ本体200と、プリンタ本体200の下方に設けられる複数の給紙ユニット19と、を備える。カラープリンタ100は、用紙Pなどのシートに画像を形成するための様々な機器を収容する第1筐体111と、給紙ユニット19の外面を形成する第2筐体112とが組み合わされて構成される。第1筐体111の下部に、画像形成処理を施与されるシートを収容する給紙カセット81が収納される。また、第2筐体112内にも、給紙カセット81が収容される。各給紙カセット81内には、互いに異なるサイズのシート或いは互いに異なる種類のシートが収容されてもよい。給紙カセット81は、図1における右方向へスライド移動することにより、第1筐体111および第2筐体112から引き出すことが可能である。
カラープリンタ100は更に、カラープリンタ100の動作を制御するための制御回路(図示せず)や一般的なカラープリンタに設けられる他の要素を含む。
プリンタ本体200は、トナーコンテナ900Y、900M、900C、900K、中間転写ユニット192、画像形成部93、露光ユニット94、給紙ユニット19、定着ユニット97、排紙ユニット96、第1筐体111、第2筐体112、トップカバー911及びフロントカバー912を備える。
画像形成部93は、イエロー用トナーコンテナ900Y、マゼンタ用トナーコンテナ900M、シアン用トナーコンテナ900C、ブラック用トナーコンテナ900Kを含む。これらコンテナの下方には、YMCK各色に対応する現像装置10Y、10M、10C、10Kがそれぞれ配設される。
画像形成部93は、各色のトナー像を担持する感光体ドラム17(電子写真方式で潜像が形成される感光体)を含む。感光体ドラム17として、アモルファスシリコン(a−Si)系材料を用いた感光体ドラムを用いることができる。各感光体ドラム17には、トナーコンテナ900Y、900M、900C、900Kからそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーが供給される。
感光体ドラム17の周囲には、帯電器16、現像装置10(10Y、10M、10C、10K)、転写器(転写ローラ)119及びクリーニング装置18が配置される。帯電器16は、感光体ドラム17の表面を均一に帯電する。帯電後の感光体ドラム17の表面には、露光ユニット94によって露光され、静電潜像が形成される。現像装置10Y、10M、10C、10Kは、それぞれトナーコンテナ900Y、900M、900C、900Kから供給される各色のトナーを用いて、各々の感光体ドラム17上に形成された静電潜像を現像(可視像化)する。転写ローラ119は、中間転写ベルト921を挟んで感光体ドラム17とニップ部を形成し、感光体ドラム17上のトナー像を中間転写ベルト921上に一次転写する。クリーニング装置18は、トナー像転写後の感光体ドラム17の周面を清掃する。
各現像装置10Y、10M、10C、10Kは、筐体20を備える。筐体20の内部には、磁性キャリアとトナーとを有する2成分現像剤が収納される。また、筐体20内には、筐体20の底部近傍に長手方向を軸方向として並列に2本の攪拌ローラ11、12(現像剤攪拌部材)が回転可能に配置される。
筐体20の内部底面には、現像剤の循環経路が設定されており、攪拌ローラ11、12は循環経路内に配設される。攪拌ローラ11、12の間の軸方向には、筐体20の底部から立設された仕切り壁201が設けられる。仕切り壁201は、循環経路を区画する。仕切り壁201の周囲を周回するように、循環経路が形成される。2成分現像剤は、循環経路を攪拌ローラ11及び12によって攪拌、搬送されながら帯電される。
2成分現像剤は、攪拌ローラ11及び12によって攪拌されつつ筐体20内を循環し、トナーが帯電される。攪拌ローラ11上の2成分現像剤は、上側に位置する磁気ローラ14に吸引されて搬送される。吸引された2成分現像剤は、磁気ローラ14上に磁気ブラシ(図示せず)を形成する。磁気ブラシは、ドクターブレード13によって層厚規制される。現像ローラ15上のトナー層は、磁気ローラ14と現像ローラ15との間の電位差によって形成される。トナー層によって感光体ドラム17上の静電潜像が現像される。
露光ユニット94は、光源やポリゴンミラー、反射ミラー、偏向ミラーなどの各種の光学系機器を有し、画像形成部93の各々に設けられた感光体ドラム17の周面に、画像データに基づく光を照射して、静電潜像を形成する。
中間転写ユニット192は、中間転写ベルト921、駆動ローラ922及び従動ローラ923を備える。中間転写ベルト921上には、複数の感光体ドラム17からトナー像が重ね塗りされる(一次転写)。重ね塗りされたトナー像は、給紙カセット81から供給されるシートに二次転写部98において二次転写される。駆動ローラ922及び従動ローラ923は、中間転写ベルト921を周回駆動させる。駆動ローラ922及び従動ローラ923は、第1筐体111によって回転自在に支持される。
定着ユニット97は、中間転写ユニット192から二次転写されたシート上のトナー像に対し、定着処理を施す。定着処理されたカラー画像付のシートは、プリンタ本体200の上部に形成された排紙ユニット96へ向けて排出される。
排紙ユニット96は、定着ユニット97から搬送されたシートを、排紙トレイとして用いられるトップカバー911上に排出する。
(給紙ユニット19の説明)
次に、給紙ユニット19について詳しく説明する。図2は、給紙ユニット19の構成を示す断面図である。図3は、給紙ユニット19の斜視図である。
図2及び図3に示すように、給紙ユニット19は、用紙Pを収納する給紙カセット81を備え、当該給紙カセット81から給紙方向D1へ向けて用紙Pを給送する。
図2〜3に示される給紙カセット81は、ベースカセット82と、スライドカセット71と、後端規制部材33と、第1固定部91と、第2固定部92(図12〜13参照)とを備えている。
スライドカセット71の上面に後端規制部材33を取り付けることによって、スライドカセットアセンブリ79が構成される。
本実施形態の給紙カセット81では、用紙Pの位置決めを行うために、後端規制部材33によって用紙収納部35に収納される用紙Pの給紙方向D1における後端(給紙方向D1の上流側端部)を揃えるとともに、幅合わせカーソル対34a及び34bによって用紙Pの幅方向Eの位置決めを行う。
ベースカセット82は、図2〜5に示されるように、用紙Pを積層状態で収納可能な用紙収納部35を有するトレイである。このベースカセット82では、用紙収納部35における給紙方向D1について上流側端部35aにおいて、開口部82cが形成されている。ベースカセット82の上流側端部は壁がなく、開口部82cが形成されているので、当該開口部82cを通して、用紙収納部35は外部に開放されている。
また、図5に示されるように、ベースカセット82の底壁82aには、その上流側端部82bから給紙方向D1に延びるガイド溝74が形成されている。ガイド溝74は、その両側に互いに平行する案内壁74a及び74bを有する。
底壁82aのガイド溝74の底部には、スリット75が形成されている。スリット75は、ガイド溝74と同様に、給紙方向D1に延びる。
さらに、ベースカセット82の開口部82c付近であって、底壁82aの給紙方向D1について上流側端部82bよりも若干下流寄りの位置に、貫通孔73が形成されている。
図5および図10に示されるように、底壁82aの下面側には、貫通孔73とガイド溝74とを連通させるための連通空間82eが形成されている。連通空間82eは、給紙方向D1の上流側に開放されているので、スライドカセット71側の支持部76(図6参照)を挿入することが可能である。
また、ベースカセット82は、その給紙方向D1の下流端側にカセットカバー43を有している。カセットカバー43は、その表面が外部に露出して画像形成装置1の外装面の一部を構成する。
スライドカセット71は、当該スライドカセット71の上流側端部71cが用紙収納部35に収納された第1位置Iと当該上流側端部71cが開口部82cを通して給紙方向D1と反対の方向D2へ向けてベースカセット82の外方へ突出した第2位置IIとの間を移動できるように、ベースカセット82のガイド溝74の内部に、にスライド自在に取り付けられている。スライドカセット71は、ガイド溝74の案内壁74a及び74bに沿って図3の給紙方向D1およびその反対方向D2に向けて往復移動可能に設けられる。
図6に示されるように、スライドカセット71の上面には、複数の歯77が給紙方向D1に沿って並ぶラック部78が形成されている。ラック部78は、三角柱状の歯77が連続的に給紙方向D1に並ぶことによりギザギザの表面を有する。ラック部78の両側には、ラック部78に平行に延びるレール部71dが設けられている。レール部71dは、スライドカセット71の上面に突出するリブなどからなる。
スライドカセット71の下面71bには、図9に示されるように、後述する第2固定部92の係合突起86が形成されている。
また、スライドカセット71の側面には、後述する第1固定部91の支持部76および操作ボタン72が一体形成されている。
図7〜8に示されるように、後端規制部材33は、スライドカセット71の上面に設けられ、給紙カセット81に収納された用紙Pの給紙方向D1における後端(すなわち、給紙方向D1の上流側端部)を規制する。後端規制部材33は、は、スライドカセット71と平行に延びる台座部33aと、台座部33aの上流側端部から立ち上がる押え板33bと、台座部33aの下面に設けられた噛合部33cとを有する。押え板33bは、用紙Pの後端に当接して当該用紙Pの給紙方向D1と反対の方向D2への移動を規制する。噛合部33cは、スライドカセット71のラック部78の歯77に噛み合う歯33dを有する
後端規制部材33は、スライドカセット71上を噛合部33cがラック部78に噛み合わせながら一対のレール部71dに沿ってスライドさせて、所望の位置に位置決めすることが可能である。
第1固定部91は、スライドカセット71を第1位置Iに位置決めして固定する。第1固定部91は、図3〜6に示されるように、支持部76と、操作ボタン72と、貫通孔73とを有している。
図6に示される支持部76は、スライドカセット71における給紙方向D1について上流側の端部又はその近傍からスライドカセット71の幅方向へ突出する。支持部76は、合成樹脂などからなる薄い舌片状の部材であり、容易に曲げ変形が可能である。支持部76の根元側端部76bは、スライドカセット71の側壁に連結されている。
図6に示される操作ボタン72は、支持部76の先端側端部76aの上面に設けられている。操作ボタン72は、本発明の凸部に対応する。操作ボタン72は、例えば、スライドカセット71および支持部76とともに合成樹脂で一体成形される。なお、操作ボタン72をスライドカセット71および支持部76と別の部材で製造してもよい。
本実施形態の操作ボタン72は、円柱状の突起からなる。操作ボタン72の上部における給紙方向D1側には、給紙方向Dへ行くにしたがって下がる方向に傾斜する斜面72aが形成されている。
貫通孔73は、ベースカセット82の開口部82c付近の底壁82a、すなわち、ベースカセット82の上流側端部よりも給紙方向D1について下流側の底壁82aに形成されている。貫通孔73は、円柱状の操作ボタン72と係合可能な円形形状を有する。
この第1固定部91では、図3に示されるように、スライドカセット71が第1位置Iにあるときには、操作ボタン72の上端部が貫通孔73を通して上方に露出した状態で、当該操作ボタン72が貫通孔73に係合し、図4に示されるように、スライドカセット71が第2位置IIにあるときには、操作ボタン72は、ベースカセット82から離間する。
第2固定部92は、図12〜13に示されるように、スライドカセット71を第2位置IIで位置決めして固定する。第2固定部92は、上記の第1固定部91(操作ボタン72および貫通孔73など)よりも、ベースカセット82の用紙収納部35の奥側(給紙方向D1側)に離間して配置されている。そのため、第1固定部91およびその付近の構造を簡単にすることが可能である。
本実施形態の第2固定部92は、スライドカセット71の下流側端部71aと、スライドカセット71の下面側に設けられた係合突起86と、ベースカセット82の上面側に設けられたストッパ87と、ベースカセット82の底壁82aに形成されたスリット75の上流側端縁75bとから構成されている。
係合突起86は、図9に示されるように、スライドカセット71の下面71bに形成されている。係合突起86は、図10に示されるように、ベースカセット82のスリット75に挿入され、スライドカセット71のストロークを所定の距離(具体的には、スリット75の長さから係合突起86の長さを引いた分)に規制する。
係合突起86の給紙方向D1の下流側には、給紙方向D1へ向かうにつれて上方へ傾斜する斜面86aが形成されている。そのため、スライドカセット71をベースカセット82に取り付けるときに、斜面86aがベースカセット82の底壁82aに乗り上げやすくなり、係合突起86をスリット75に容易に挿入することができる。
係合突起86の給紙方向D1の下流側に上流側に垂直に立ち上がった立壁部86bが形成されている。立壁部86bがスリット75の上流側端縁75bに突き当たることにより、スライドカセット71を第2位置IIで規制し、スライドカセット71がそれ以上外方へ移動できないようにしている。
ストッパ87は、図12に示されるように、ベースカセット82の底壁82aの上面のスリット75の近傍であって、スライドカセット71が第2位置IIにあるときに、スライドカセット71の下流側端部71aと係合する位置に配置されている。ストッパ87は、三角形または台形の薄板状の突起などからなる。
ストッパ87の高さは、画像形成装置1の使用中などにスライドカセット71が給紙方向D1(すなわち第1位置Iへ向かう方向)へずれて行かない程度の係止力でスライドカセット71の下流側端部71aに係合できる程度の高さ以上であって、かつ、スライドカセット71が給紙方向D1またはその反対方向へスライドするときにストッパ87がスライドカセット71の下面71bに突き当たってスライドの障害にならない程度の高さ以下に設定される。
さらに本実施形態の給紙カセット81は、図3に示されるように、幅合わせカーソル対34a及び34bを備えている。幅合わせカーソル対34a及び34bは、案内レール82dに沿ってそれぞれ用紙幅方向(図3の矢印E方向)に往復移動可能に設けられている。幅合わせカーソル対34a及び34bと後端規制部材33を積載される用紙サイズに合わせて移動させることにより、用紙束Sを給紙ユニット19内の所定位置に収納することができる。
また、本実施形態の給紙カセット81は、図2〜3に示されるように、用紙収納部35内部に、複数枚の用紙Pからなる用紙束Sを積載する昇降板61を備えている。昇降板61の給紙方向D1について上流側端部61a(図2中の左側端部)は、用紙収納部35の内部に回動可能に支持されている。昇降板61は、上流側端部61aを回転中心として、用紙収納部35の内部で上下方向に旋回できる。
昇降板61の給紙方向D1下流側端部61bの下方には、昇降板61を昇降させる昇降機構として、駆動シャフト36および押し上げ部材62が設けられ、モータ(図示せず)の動力を駆動シャフト36に与えることによって、押し上げ部材62を介して昇降板61を昇降させて給紙位置と退避位置との間で変位させることが可能である。
また、給紙ユニット19は、図2に示すように、ピックアップローラー20の搬送方向下流側に設けられた給紙ローラー411と、給紙ローラー411の下方に設けられた捌きローラー421とを備えている。更に、ピックアップローラー20及び給紙ローラー411の搬送方向下流側には、搬送ローラー37が設けられている。
給紙ローラー411は、ピックアップローラー20により取り出された用紙Pを搬送ローラー37へと給紙する。給紙ローラー411が用紙Pを下流へ搬送できる方向に回転するのに対して、捌きローラー421は、それとは逆に、用紙Pを上流へと送り返す方向に回転する。この捌きローラー421により、たとえピックアップローラー20により取り出された用紙Pが何枚か重なっていた場合でも、最上層の用紙P以外が搬送ローラー37方向に給紙されるのを防止でき、最上層の用紙Pのみが給紙ローラー411により搬送ローラー37へと搬送される。
(スライドカセット71が第1位置Iにある状態についての説明)
上記のように構成された本実施形態の給紙ユニット19では、図3および図10〜11に示されるように、スライドカセット71をベースカセット82の用紙収納部35に収納させた第1位置Iでは、スライドカセット71は、第1固定部91によって第1位置Iに固定されている。すなわち、スライドカセット71に設けた操作ボタン72がベースカセット82の底壁82aに形成された貫通孔73に嵌合させることにより、スライドカセット71を第1位置Iに固定することができる。このとき、後端規制部材33よりも給紙方向D1について下流側に貫通孔73が位置している。
この状態では、操作ボタン72とスライドカセット71との間を連結する支持部76は、ベースカセット82の底壁82aの下面側の連通空間82e(図10参照)に挿入されている。
(スライドカセット71が第2位置IIへ移動する場合についての説明)
一方、図12〜13に示されるように、スライドカセット71をベースカセット82の開口部82cから当該ベースカセット82の外方へ突出した第2位置IIへ移動させるときには、ユーザー等は、まず、操作ボタン72を親指で押し下げて、操作ボタン72と貫通孔73との嵌合を解除し、その後、ベースカセット82の下方に飛び出した操作ボタン72を人差し指などで外方へ引くことにより、スライドカセット82を給紙方向D1と反対の方向D2へ引き出して第2位置IIまで移動させる。これにより、操作ボタン72を親指で押しながら当該操作ボタン72を人差し指などで外方に引き出すだけで、スライドカセット82を第2位置IIへ移動させることが出来るので、操作が簡単である。
スライドカセット71が第2位置IIに到達したとき、スライドカセット71は、第2固定部92によって第2位位置IIに固定される。すなわち、スライドカセット71の下面71bに設けられた係合突起86の立壁部86bとベースカセット82の底壁82aに形成されたスリット75の上流側端部75bとが係合することにより、スライドカセット71の外方へ向かう方向D2への移動を規制する。それとともに、スライドカセット71の下流側端部71aとベースカセット82の底壁82aの上面に設けられたストッパ87とが係合することにより、スライドカセット71の給紙方向D1への移動を規制する。これにより、スライドカセット71は、給紙方向D1およびその反対方向D2のいずれにも動くことができなくなり、第2位置IIに固定される。この状態で、給紙カセット81における用紙Pを収納するスペースが拡大されるので、大きい用紙サイズを収納することができる。
(本実施形態の特徴)
(1)
上記実施形態における給紙ユニット19では、ベースカセット82の用紙収納部35における給紙方向D1について上流側端部35aには、開口部82cが形成され、かつ、スライドカセット71の上流側端部71cがベースカセット82に収納された第1位置Iに当該スライドカセット71を位置決め固定する第1固定部91が設けられている。この第1固定部91は、スライドカセット71の幅方向Eへ突出する支持部76と、当該支持部76の先端側端部76aの上面に設けられた操作ボタン72と、ベースカセット82の上流側端部よりも給紙方向D1について下流側の底壁82aに形成された貫通孔73とによって構成されている。この操作ボタン72は、スライドカセット71が第1位置Iにあるときにはベースカセット82側の貫通孔73に係合する。このときの操作ボタン72の上端部は貫通孔73を通して上方に露出しているので、ユーザーの指などによって押圧操作可能である。一方、スライドカセット71が当該スライドカセット71の上流側端部71cがベースカセット82の開口部82cから当該ベースカセット82の外方へ突出した第2位置IIに位置したときには、操作ボタン72がベースカセット82から離間する。そのため、ベースカセット82側には第2位置IIのときに係合する貫通孔等が不要になるので、簡単な構成になるとともに強度を確保できるので、ベースカセット82の小型化が可能になる。
(2)
また、第1固定部91は、スライドカセット71側に設けられた操作ボタン72に係合する被係合部として、ベースカセット82の開口部82c付近の底壁82aに形成され、操作ボタン72と係合可能な貫通孔73を有している。これにより、スライドカセット71が第1位置Iにあるときには、操作ボタン72の上端部が貫通孔73を通して上方に露出した状態で、当該操作ボタン72が貫通孔73に係合しており、ユーザーの指などによって押圧操作される操作ボタン72はベースカセット82の開口部82c付近に位置するので、操作ボタン72を押圧操作して操作ボタン72と貫通孔73の係合を容易に解除することが可能であり、スライドカセット71を容易に引き出すことが可能である。
しかも、操作ボタン72は、支持部76を介してスライドカセット71に連結されているので、スライドカセット71から幅方向Eへ離れている。そして、スライドカセット71が第1位置にあるときには、後端規制部材33よりも給紙方向D1について下流側に貫通孔73が位置している。そのため、ユーザーは、スライドカセット71や後端規制部材33によって邪魔されることなく、操作ボタン72を容易に操作することが可能である。
(3)
さらに、スライドカセット71がベースカセット82の開口部82cから当該ベースカセット82の外方へ突出した第2位置IIに位置したときには、操作ボタン72がベースカセット82から離間するので、スライドカセット71が第2位置IIから第1位置Iに戻るときには、スライドカセット71を第1位置Iへ押し戻すだけでよく、操作ボタン72の押圧操作が不要である。このとき、操作ボタン72は、その斜面72aに沿ってベースカセット82の底壁82aの下側へ下降した後、支持部76の弾性力によって上へ押し戻されて貫通孔73に嵌合される。
(4)
また、ベースカセット82の開口部82cは、ベースカセット82の上流側端部に壁を設けないことで形成されている。したがって、ベースカセット82の開口部82cには、スライドカセット71の上面に設けられた後端規制部材33のみが、給紙方向D1の上流端にあるので、後端規制部材33を把持してスライドカセット71を第2位置IIへ容易に移動させることが可能である。
(5)
さらに上記の実施形態の給紙ユニット19では、操作ボタン72が円柱状の突起からなり、その操作ボタン72に嵌合する貫通孔73が操作ボタン72と係合可能な形状を有するので、スライドカセット71を当該スライドカセット71の全ての面内方向および旋回方向で位置決めすることが可能であり、当該第1固定部91の操作ボタン72と貫通孔73との嵌合によって、スライドカセット71を第1位置Iに固定するときに全ての面内方向および旋回方向におけるガタの発生を防止することができる。
さらに、操作ボタン72が円柱状であることにより、操作ボタン72および貫通孔73が上から見て円形に見えるので、ベースカセット82の用紙収納部35内部において視認しやすい。
なお、操作ボタン72は、視認しやすくするために、スライドカセット71やベースカセット82の色と異なる色に着色されているのが好ましい。
(6)
上記実施形態の給紙ユニット19では、第2固定部92を備えているので、スライドカセット71を第2固定部92によって第2位置IIに確実に位置決めして固定することが可能である。しかも、第1固定部91から離れた位置にスライドカセット71を第2位置IIで位置決めして固定する第2固定部92を設置することが可能であり、第1固定部91をより簡素化および小型化することが可能になる。
また、スライドカセット71が第2位置IIにあるときに、後端規制部材33をスライドカセット71上で移動させてもスライドカセット71は第2位置IIに確実に保持される。
(7)
本実施形態の画像形成装置1は、上記のような給紙ユニット19を備えているので、簡単な構成で装置の小型化を図りながらも、カセットサイズを容易に伸縮することができる。
(変形例)
(A)
上記実施形態では、操作ボタンの一例として円柱状の操作ボタン72を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の形状の凸部を操作ボタンとして用いてよい。例えば、多角柱状の操作ボタン72であっても、それに対応する形状の貫通孔73と嵌合することによって、スライドカセット71を第1位置Iに固定するときに全ての面内方向および旋回方向におけるガタの発生を防止することができるとともに、ベースカセット82の用紙収納部35内部において視認しやすくなる。なお、円柱や多角柱以外の形状の操作ボタン72を採用することも可能である。
(B)
スライドカセット71を第1位置Iから第2位置IIへの移動をさらに容易にするために、スライドカセット71を第2位置IIへ押し出すためのスプリング等の弾性部材をベースカセット82のガイド溝74またはスライドカセット71に設けてもよい。その場合、スライドカセット71が第1位置Iにあるときに、操作ボタン72を押して貫通孔73との係合を解除するだけで、弾性部材の弾性力によってスライドカセット71をベースカセット82から自動的に飛び出して第2位置IIへ向けて移動させることが可能である。
(C)
上記実施形態では、本発明のシート給送装置の一実施形態である給紙ユニットを備えた画像形成装置を例に挙げて説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、読取装置など他の装置にも本発明のシート給送装置を具備することが可能である。
(D)
また、上記実施形態では、シート給送装置の一実施形態である給紙ユニットによって搬送されるシートの一例として紙を例に挙げて説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、搬送可能なシート状の物であれば、本発明のシート給送装置によって搬送される「シート」の概念に含まれるものである。
19 給紙ユニット(シート給送装置)
33 後端規制部材
71 スライドカセット
71a 下流側端部
72 操作ボタン(凸部)
75 スリット
75b 上流側端縁
81 給紙カセット
82 ベースカセット
82c 開口部
86 係合突起
87 ストッパ
91 第1固定部
92 第2固定部
93 画像形成部
100 画像形成装置

Claims (4)

  1. シートを収納する給送カセットを備え、当該給送カセットからシートを給送するシート給送装置であって、
    前記給送カセットは、
    シートを積層状態で収納可能な収納部、および当該収納部における給送方向について上流側端部に形成された開口部を有するベースカセットと、
    前記ベースカセットにスライド自在に取り付けられたスライドカセットであって、当該スライドカセットの上流側端部が前記収納部に収納された第1位置と当該上流側端部が前記開口部を通して前記ベースカセットの外方へ突出した第2位置との間で移動可能なスライドカセットと、
    前記スライドカセットの上面に設けられ、前記収納部に収納されたシートの前記給送方向における後端を規制する後端規制部材と、
    前記スライドカセットを前記第1位置に位置決めして固定する第1固定部と
    を備えており、
    前記開口部は、前記ベースカセットの上流側端部に壁を設けないことで形成され、
    前記第1固定部は、
    前記スライドカセットにおける前記給送方向について上流側の端部又はその近傍から前記スライドカセットの幅方向へ突出する支持部と、
    前記支持部設けられた凸部と、
    前記ベースカセットの前記上流側端部よりも前記給送方向について下流側の底壁に形成され、前記凸部と係合可能な貫通孔と
    を有しており、
    前記スライドカセットが前記第1位置にあるときには、前記凸部の上端部が前記貫通孔を通して上方に露出した状態で、当該凸部が前記貫通孔に係合し、かつ、前記後端規制部材よりも下流側に前記貫通孔が位置し、
    前記スライドカセットが前記第2位置にあるときには、前記凸部は、前記ベースカセットから離間する、
    ことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記凸部は、円柱状または多角柱状の突起からなる、
    請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 前記スライドカセットを前記第2位置で位置決めして固定する第2固定部をさらに備えている、
    請求項1または2に記載のシート給送装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のシート給送装置と、
    前記シート給送装置によって給送されたシートに画像を形成する画像形成部と、
    を備えた画像形成装置。
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