JP5713380B2 - ブロック共重合体の製造方法、それに用いる触媒組成物、およびブロック共重合体 - Google Patents
ブロック共重合体の製造方法、それに用いる触媒組成物、およびブロック共重合体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5713380B2 JP5713380B2 JP2010054829A JP2010054829A JP5713380B2 JP 5713380 B2 JP5713380 B2 JP 5713380B2 JP 2010054829 A JP2010054829 A JP 2010054829A JP 2010054829 A JP2010054829 A JP 2010054829A JP 5713380 B2 JP5713380 B2 JP 5713380B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- polymer
- monomer
- catalyst
- polymer block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Polyethers (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Description
(2)非配位性アニオンとカチオンからなるイオン性化合物
を含んでいる触媒組成物を触媒として、
環内にエステル結合またはエーテル結合を含んでいる複素環式の脂肪族化合物の単量体と、スチレン単位からなる重合体ブロックを含んでいる重合体とを共重合させる工程を包含する。
上記の方法によれば、単一の触媒を用いることによって、スチレン単位からなる重合体ブロックを含んでいる重合体に対して、直接かつ簡便に、環内にエステル結合またはエーテル結合を含んでいる複素環式の脂肪族化合物の単量体を共重合させることができる。つまり、上記の方法によれば、上記重合体に反応性の官能基を導入することなく、一段階の反応によって非常に簡便に上記のようなブロック共重合体を得ることができる。
シクロペンタジエニル環(組成式:C5H5−X1R1 X1;X1は0〜5の整数を示し、R1は炭素数1〜20の置換基を有してもよいヒドロカルビル基またはヒドロカルビル基が置換したメタロイド基を示す)、フルオレニル環(組成式:C13H9−X2R2 X2;X2は0〜9の整数を示し、R2は炭素数1〜20の置換基を有してもよいヒドロカルビル基またはヒドロカルビル基が置換したメタロイド基を示す)またはオクタヒロドフルオレニル環(組成式:C13H17−X3R3 X3;X3は0〜17の整数を示し、R3は炭素数1〜20の置換基を有してもよいヒドロカルビル基またはヒドロカルビル基が置換したメタロイド基を示す)であることが好ましい。
シクロペンタジエニル環(組成式:C5H5−X1R1 X1;X1は0〜5の整数を示し、R1は炭素数1〜20の置換基を有してもよいヒドロカルビル基またはヒドロカルビル基が置換したメタロイド基を示す)であることが好ましい。
シクロペンタジエニル環(組成式:C5H5−X1R1’ X1;X1は0〜5の整数を示し、R1’は置換基を有してもよい炭素数1〜6のアルキル基または炭素数1〜6のアルキル基を置換基として有してもよいシリル基を示す)であることが好ましい。
シクロペンタジエニル環(組成式:C5H5−X1R1’’ X1;X1は0〜5の整数を示し、R1’’はメチル基またはトリメチル基を示す)であることが好ましい。
(2)非配位性アニオンとカチオンからなるイオン性化合物
を含んでおり、
環内にエステル結合またはエーテル結合を含んでいる複素環式の脂肪族化合物の単量体と、スチレン単位からなる重合体ブロックを含んでいる重合体とを共重合させる触媒組成物である。
また、本発明のブロック共重合体は、スチレン単位からなる重合体ブロック、共役ジエン単位からなる重合体ブロックおよび主鎖にエステル結合またはエーテル結合を含んでいる炭化水素鎖の単位からなる、重合体ブロックを含んでいる。
本発明に係る触媒組成物は、メタセロン錯体、ならびに非配位性のアニオンおよびカチオンからなるイオン性化合物を含んでいる。当該メタセロン錯体は、第3族金属原子またはランタノイド金属原子である中心金属M、該中心金属に結合した置換または無置換のシクロペンタジエニル誘導体を含む配位子Cp*、モノアニオン配位子Q1およびQ2、ならびにW個の中性ルイス塩基Lを含み、一般式(I)によってその構造が表される。当該錯体は、好ましくはハーフメタロセン錯体である。
一般式(I)において、Mはメタロセン錯体における中心金属である。中心金属Mは第3族金属またはランタノイド金属である。本発明で用いるメタロセン錯体は、重合触媒組成物の一構成成分として用いることができるので、中心金属Mは、重合させようとするモノマーの種類などによって適宜選択される。中でも第3族金属が好ましく、スカンジウム(Sc)、イットリウム(Y)がより好ましく、Scがさらに好ましい。
本発明に係る触媒組成物はイオン性化合物を含む。イオン性化合物とは、非配位性アニオンとカチオンからなるものである。イオン性化合物は、前記したメタロセン錯体と組み合わされることにより、メタロセン錯体に重合触媒としての活性を発揮させる。そのメカニズムとして、イオン性化合物が、メタロセン錯体と反応し、カチオン性の錯体(活性種)を生成させると考えることができる。
本発明に係る触媒組成物は、メタロセン錯体およびイオン性化合物以外にも、任意の成分を含むことができる。任意の成分とは、例えば、アルキルアルミ化合物、シラン化合物、水素などが挙げられる。
本発明に係る触媒組成物において、イオン性化合物のメタロセン錯体に対するモル比率は、錯体およびイオン性化合物の種類によって異なる。
上述のように、本発明に係る製造方法は、スチレン単位からなる重合体ブロックを含んでいる重合体、および環内にエステル結合またはエーテル結合を含んでいる複素環式の脂肪族化合物を必須の材料として使用する。これらの詳細について以下に説明する。
本発明の製造方法における共重合反応には、スチレン単位からなる重合体ブロックを含んでいる重合体を使用する。当該重合体ブロックは、置換されたスチレン単位、無置換のスチレン単位、またはこれらの組合せから構成される。ここで、置換されたスチレン単位は、多種類であり得る。置換されたスチレン単位が有する置換基としては、特に限定されないが、例えば、例えば、フェニル環上における、ハロゲン原子、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、アルキルシリル基、カルボキシアルキル基などが挙げられる。置換されたスチレン単位のフェニル環上に存在する置換基の数は、特に限定されないが、好ましくは1〜3個、より好ましくは1個である。なお、置換または無置換のスチレンのうち、最も好ましくは無置換のスチレンである。
(1)p−メチル、m−メチル、o−メチル、2,4−ジメチル、2,5−ジメチル、3,4−ジメチル、3,5−ジメチル、p−ターシャリーブチルなどのアルキル
(2)p−クロロ、m−クロロ、o−クロロ、p−ブロモ、m−ブロモ、o−ブロモ、p−フルオロ、m−フルオロ、o−フルオロ、o−メチル−p−フルオロなどのハロゲン
(3)p−クロロメチル、m−クロロメチル、o−クロロメチルなどのハロゲン置換アルキル
(4)p−メトキシ、m−メトキシ、o−メトキシ、p−エトキシ、m−エトキシ、o−エトキシなどのアルコキシ
(5)p−カルボキシメチル、m−カルボキシメチル、o−カルボキシメチルなどのカルボキシアルキル
(6)p−トリメチルシリルなどのアルキルシリル。
本発明に係る触媒組成物を用いて共重合される複素環式の脂肪族化合物(以下において極性モノマーと記載する)は、上述のように、極性を有し、環上にエーテル結合を含んでいる。本発明に係る極性モノマーは、上述の触媒組成物を用いた重合工程Aにおいて、主鎖にエーテル結合が含まれるように、開環重合される化合物であれば、特に限定されない。当該極性モノマーは、3員環、4員環、6員環または7員環の複素環式化合物であることが好ましい。また、当該極性モノマーは、例えばラクトン、エポキシドおよびラクチドから選択される。
本発明に係る製造方法における重合工程Aは、本発明に係る触媒組成物を触媒として、極性モノマーと、スチレン単位からなる重合体ブロックを含んでいる重合体とを、当該極性モノマーを開環重合することによって、共重合させる工程であればよい。
本発明に係るブロック共重合体は、本発明に係る製造方法により得られた共重合体である。
以下の反応式の通りに、スチレンとカプロラクトンとを、リビング重合によって共重合した。
以下の反応式の通りに、スチレンとイソプレンとカプロラクトンとを、リビング重合によって共重合した。
Claims (17)
- (1)第3族金属原子またはランタノイド金属原子である中心金属M、該中心金属に結合した置換シクロペンタジエニル誘導体を含む配位子Cp*、モノアニオン配位子Q1およびQ2、ならびにW個の中性ルイス塩基Lを含む、一般式(I)で表されるメタロセン錯体、および
(2)非配位性アニオンとカチオンからなるイオン性化合物
を含んでいる触媒組成物を触媒として、
環内にエステル結合またはエーテル結合を含んでいる複素環式の脂肪族化合物の単量体と、スチレン単位からなる重合体ブロックを含んでいる重合体とを共重合させる工程、ならびに
スチレン単位からなる上記重合体ブロックを含んでいる上記重合体を、上記触媒を用いて溶液重合によって調製する工程を包含し、
上記単量体と上記重合体とを共重合させる上記工程が、上記溶液重合後の反応液に上記単量体を加えて、当該触媒の作用によって当該重合体と当該単量体とを共重合させる工程であり、
上記置換シクロペンタジエニル誘導体が、
シクロペンタジエニル環(組成式:C5H5−X1R1’ X1;X1は1〜5の整数を示し、R1’は置換基を有してもよい炭素数1〜6のアルキル基または炭素数1〜6のアルキル基を置換基として有してもよいシリル基を示す)である、ブロック共重合体の製造方法。
- (1)第3族金属原子またはランタノイド金属原子である中心金属M、該中心金属に結合した置換シクロペンタジエニル誘導体を含む配位子Cp*、モノアニオン配位子Q1お
よびQ2、ならびにW個の中性ルイス塩基Lを含む、一般式(I)で表されるメタロセン錯体、および
(2)非配位性アニオンとカチオンからなるイオン性化合物
を含んでいる触媒組成物を触媒として、
環内にエステル結合またはエーテル結合を含んでいる複素環式の脂肪族化合物の単量体と、スチレン単位からなる重合体ブロックを含んでいる重合体とを共重合させる工程、ならびに
スチレン単位からなる上記重合体ブロックを含んでいる上記重合体を、上記触媒を用いて溶液重合によって調製する工程を包含し、
上記単量体と上記重合体とを共重合させる上記工程が、上記溶液重合後の反応液に上記単量体を加えて、当該触媒の作用によって当該重合体と当該単量体とを共重合させる工程であり、
上記置換シクロペンタジエニル誘導体が、
シクロペンタジエニル環(組成式:C5H5−X1R1’’ X1;X1は1〜5の整数を示し、R1’’はメチル基、トリメチルシリル基またはメトキシフェニル基を示す)である、ブロック共重合体の製造方法。
- 上記中心金属Mが第3族金属原子である、請求項1または2に記載の製造方法。
- 上記中心金属Mがスカンジウム(Sc)またはイットリウム(Y)である、請求項1または2に記載の製造方法。
- 上記中心金属Mがスカンジウム(Sc)である、請求項1または2に記載の製造方法。
- 上記Q1およびQ2が、それぞれ独立して、オルト−ジメチルアミノベンジル基またはトリメチルシリルメチル基である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の製造方法。
- 上記中性ルイス塩基Lは、テトラヒドロフランである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の製造方法。
- スチレン単位からなる上記重合体ブロックを含んでいる上記重合体が、共役ジエン単位からなる重合体ブロックをさらに含んでいることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の製造方法。
- スチレン単位からなる上記重合体ブロックは、その側鎖においてシンジオタクチックな立体規則性を有する芳香族基を含んでおり、上記ブロック共重合体の 13 C−NMRを測定することによって算出されるそのシンジオタクチシティーが80rrrr%以上であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の製造方法。
- スチレン単位からなる上記重合体ブロックが、ポリ(アルキル化)スチレンまたはポリビニルナフタレンであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の製造方法。
- 上記単量体が、3員環、4員環、6員環または7員環の複素環式化合物であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の製造方法。
- 上記単量体が、ラクトン、エポキシドまたはラクチドであることを特徴とする請求項11に記載の製造方法。
- 上記単量体が、カプロラクトン、バレロラクトン、ラクチド、プロピレンオキシドまたはシクロヘキセンオキシドであることを特徴とする請求項11に記載の製造方法。
- (1)第3族金属原子またはランタノイド金属原子である中心金属M、該中心金属に結合した置換シクロペンタジエニル誘導体を含む配位子Cp*、モノアニオン配位子Q1およびQ2、ならびにW個の中性ルイス塩基Lを含む、一般式(I)で表されるメタロセン錯体、および
(2)非配位性アニオンとカチオンからなるイオン性化合物
を含んでおり、
上記置換シクロペンタジエニル誘導体が、
シクロペンタジエニル環(組成式:C5H5−X1R1’ X1;X1は1〜5の整数を示し、R1’は置換基を有してもよい炭素数1〜6のアルキル基または炭素数1〜6のアルキル基を置換基として有してもよいシリル基を示す)である、
請求項1〜13のいずれか1項に記載の製造方法のための、触媒組成物。
- (1)第3族金属原子またはランタノイド金属原子である中心金属M、該中心金属に結合した置換シクロペンタジエニル誘導体を含む配位子Cp*、モノアニオン配位子Q1およびQ2、ならびにW個の中性ルイス塩基Lを含む、一般式(I)で表されるメタロセン錯体、および
(2)非配位性アニオンとカチオンからなるイオン性化合物
を含んでおり、
上記置換シクロペンタジエニル誘導体が、
シクロペンタジエニル環(組成式:C5H5−X1R1’’ X1;X1は1〜5の整数を示し、R1’’はメチル基、トリメチルシリル基またはメトキシフェニル基を示す)である、
請求項1〜13のいずれか1項に記載の製造方法のための、触媒組成物。
- 請求項1〜13のいずれか1項に記載の製造方法によって製造されるブロック共重合体であって、
スチレン単位からなる重合体ブロック、共役ジエン単位からなる重合体ブロックおよび主鎖にエステル結合またはエーテル結合を含んでいる炭化水素鎖の単位からなる重合体ブロックを含んでおり、
上記ブロック共重合体の 13 C−NMRを測定することによって算出される、スチレン単位からなる上記重合体ブロックにおけるシンジオタクチシティーが80rrrr%以上である、ブロック共重合体。 - 共役ジエン単位からなる重合体ブロックは、主鎖に共役ジエン単位に由来する二重結合を含んでいない繰り返し構造を86%以上において含んでいる、請求項16に記載のブロック共重合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010054829A JP5713380B2 (ja) | 2010-03-11 | 2010-03-11 | ブロック共重合体の製造方法、それに用いる触媒組成物、およびブロック共重合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010054829A JP5713380B2 (ja) | 2010-03-11 | 2010-03-11 | ブロック共重合体の製造方法、それに用いる触媒組成物、およびブロック共重合体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011190288A JP2011190288A (ja) | 2011-09-29 |
JP5713380B2 true JP5713380B2 (ja) | 2015-05-07 |
Family
ID=44795550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010054829A Expired - Fee Related JP5713380B2 (ja) | 2010-03-11 | 2010-03-11 | ブロック共重合体の製造方法、それに用いる触媒組成物、およびブロック共重合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5713380B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104558058B (zh) * | 2013-10-12 | 2017-08-08 | 中国科学院长春应用化学研究所 | 茂金属配合物及其制备方法、催化剂组合物 |
CN106496538B (zh) * | 2016-10-19 | 2021-12-03 | 安徽红太阳新材料有限公司 | 一种高分子量聚己内酯的合成方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002146001A (ja) * | 2000-11-17 | 2002-05-22 | Daicel Chem Ind Ltd | ブロック共重合体の製造方法 |
US7994267B2 (en) * | 2004-07-02 | 2011-08-09 | Riken | Polymerization catalyst compositions containing metallocene complexes and polymers produced by using the same |
US7851569B2 (en) * | 2006-07-07 | 2010-12-14 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Rare earth metal complex, polymerization catalyst, and process for producing polymer |
-
2010
- 2010-03-11 JP JP2010054829A patent/JP5713380B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011190288A (ja) | 2011-09-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5098332B2 (ja) | メタロセン錯体を含む重合触媒組成物、およびそれを用いて製造される重合体 | |
JP2007063240A (ja) | メタロセン錯体、およびそれを含む重合触媒組成物 | |
EP1721914B1 (en) | Isotactic 3,4-isoprene polymer | |
KR20160057930A (ko) | 혼성 담지 촉매 및 이를 이용하는 올레핀계 중합체의 제조방법 | |
WO2011111656A1 (ja) | 共重合体の製造方法、それに用いる触媒組成物、及び共重合体 | |
JP5713380B2 (ja) | ブロック共重合体の製造方法、それに用いる触媒組成物、およびブロック共重合体 | |
KR101600583B1 (ko) | 이핵 메탈로센 화합물, 및 이의 제조방법 | |
JP7542889B2 (ja) | 極性オレフィン重合体及び共重合体の製造方法 | |
EP2708562A1 (en) | Manufacturing method for multidimensional polymer, and multidimensional polymer | |
Villaseñor et al. | Neutral Dimethylzirconocene Complexes as Initiators for the Ring‐Opening Polymerization of ϵ‐Caprolactone | |
JP5024755B2 (ja) | イソプレン系化合物の重合用の重合触媒組成物 | |
CN112154163A (zh) | 新型过渡金属化合物及使用其制备聚丙烯的方法 | |
Alt et al. | Bridged and unbridged substituted indenyl complexes of titanium and zirconium as catalysts for homogeneous and heterogeneous homo-and copolymerization of olefins | |
KR101910232B1 (ko) | 신규한 전이금속 화합물을 포함하는 촉매 조성물 | |
JP2008222780A (ja) | 複素環配位子を含む金属錯体、及びそれを含む重合触媒組成物 | |
KR0151873B1 (ko) | 메탈로센 화합물, 이의 제조방법 및 이를 촉매로 이용한 고분자의 제조방법 | |
KR20190061652A (ko) | 혼성 담지 메탈로센 촉매 및 이를 이용한 우수한 가공성의 폴리올레핀 제조방법 | |
KR101703273B1 (ko) | 안사-메탈로센 화합물 및 이를 이용한 담지 촉매의 제조방법 | |
JP2004155739A (ja) | 遷移金属化合物、オレフィン重合用触媒、およびポリオレフィンの製造方法 | |
JP2008095008A (ja) | メタロセン錯体を含む重合触媒組成物、およびそれを用いて製造される重合体 | |
WO2005005498A1 (en) | Propylene-styrene copolymerisation process | |
Yang et al. | ansa-Metallocene (R-Ph) 2C (Cp)(Ind) MCl2 with electron withdrawing substituents on phenyl groups for olefin polymerization | |
WO1997005143A1 (fr) | Nouveaux composes a base de metaux de transition du groupe 4 | |
JP2014025043A (ja) | ペンタジエン単独又は共重合体の製造方法及びペンタジエン単独又は共重合体 | |
JP2017039929A (ja) | ペンタジエン単独又は共重合体の製造方法及びペンタジエン単独又は共重合体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130308 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130927 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131008 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140624 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140814 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150224 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150305 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5713380 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |