JP5712250B2 - 植物誘引用結束具 - Google Patents

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Description

本発明は、トマトなどの園芸植物の茎をほぼ垂直に固定された支柱に引き止めて所望の方向に誘引するための結束具に関する。
従来、園芸植物の茎をほぼ垂直に固定された支柱に引き止めて所望の方向に誘引するための結束具として、特許文献1に記載された保持クリップが知られている。この保持クリップは、長手方向の中央部に折り曲げ部が形成された支柱挟み部と、この支柱挟み部の両側に連設されたそれぞれ半円状の茎挟み固定部と、支柱挟み部と茎挟み固定部の連設部に設けられ、支柱挟み部が折り曲げ部から円形に曲げられたときに互いに重なり合って支柱を挟み付ける爪部と、茎挟み固定部の先端に連設されて互いに折り曲げられたときに折り曲げ状態をロックするロック爪とロック穴からなるロック部とを備えたものである。
特開2001−37346号公報
特許文献1に記載の保持クリップは、例えばトマトなどの茎を支柱に結束して斜め上方向に誘引しようとする場合、茎挟み固定部の上縁が同じ高さ位置にあるため、茎を横方向に曲げにくく、また横方向に誘引された茎が成長に伴って重くなると、支柱挟み部にねじれ方向の荷重がかかり、これに茎の揺れによる繰り返し荷重が加わると、肉薄の折り曲げ部が破断に至り易いという課題がある。
したがって、本発明は、茎の斜め誘引の作業がやりやすく、斜め誘引による偏荷重によっても破断しにくい植物誘引用の結束具を提供することを目的としている。
以下、添付図面の符号を参照して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
上記課題を解決するための、本発明の結束具1は、ほぼ垂直に固定された支柱Pに植物の茎Sを引き止めて誘引するための弾性合成樹脂製の結束具であって、湾曲して支柱Pの外周を包囲する把持状態と伸展して支柱Pを解放する解放状態とに変形可能な支柱把持部2と、この支柱把持部2の長手方向の両側に連続し支柱把持部2が把持状態にあるときに互いに向き合って環状に接合することにより茎Sを包囲する概略半円弧状の第1及び第2の抱持片3,4と、この第1及び第2の抱持片3,4の長手方向の端部に連続し当該抱持片3,4が接合状態にあるとき互いにスナップ係合する第1及び第2の係合部5,6とを具備する。支柱把持部2は、長手方向中央の肉薄の折り曲げ部21によって接続される第1及び第2の把持片22,23を具備する。第1の把持片22は、把持状態において、支柱Pの軸線に直交する方向に支柱Pの外周を取り巻くように延びる。第2の把持片23は、把持状態において、折り曲げ部21から支柱Pの軸線に対して斜め方向に延びて支柱Pの外周を取り巻く傾斜把持部23aと、これに連続して支柱Pの軸線に直交する方向に支柱Pの外周を取り巻く直交把持部23bとを具備する。第1の把持片22と第1の抱持片3との間には、把持状態において、支柱Pの外周に圧接されるように、湾曲して支柱Pの軸線方向へ延びる第1の当接板部7を具備する。第2の把持片23の直交把持部23bと第2の抱持片4との間には、把持状態において、支柱Pの外周に圧接されるように、湾曲して第1の当接板部7とは反対に支柱Pの軸線方向へ延びる第2の当接板部8を具備する。第1の抱持片3は第1の把持片22の端部に連続し、第2の抱持片4は第2の把持片23の直交部23bの端部に連続する。それによって、第1の抱持片3と第2の抱持片4とは、把持状態において、支柱Pの軸線方向に上下にずれて互いに接合する。
本発明の結束具1においては、支柱Pを把持した状態において、第1の把持片22の上縁の位置と、第2の把持片23の直交把持部23bの上縁の位置とが、上下にずれることになるので、上縁の位置が低い側へ植物の茎Sを曲げるように誘引させやすい。茎Sの荷重が大きくなっても、上下斜めの位置に離れて支柱Pに圧接される第1、第2の当接板部7,8が、把持片2のねじれを抑制し、斜め誘引による偏荷重によっても折り曲げ部21が破断しにくくなる。
本発明に係る結束具の支柱把持部を伸展させた状態の平面図である。 図1の結束具の正面図である。 図1の結束具の背面図である。 図2におけるIV−IV断面図である。 支柱を把持した状態の図1の結束具の平面図である。 支柱を把持した状態の図1の結束具の正面図である。
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
結束具1は、ほぼ垂直に固定されたほぼ円柱状の支柱Pに装着され、植物の茎Sを引き止めて所望の方向へ誘引するためのものであって、弾性合成樹脂で一体成形される。結束具1は、支柱把持部2と、概略半円弧状の第1及び第2の抱持片3,4と、第1及び第2の係合部5,6とを具備する。
支柱把持部2は、湾曲、伸展自在の概略帯状に構成され、図5に示すように、支柱Pの外周を包囲する把持状態と、図1ないし図4に示すように、伸展して支柱を解放する解放状態とに比較的柔軟に変形可能である。支柱把持部2は、長手方向中央の折り曲げ部21と、それの両側に連続する第1及び第2の把持片22,23を具備する。
折り曲げ部21は、肉薄で、幅方向(支柱Pを把持した状態で、それの軸線方向)に直線状に延びる。
第1の把持片22は、把持状態において、支柱Pの軸線に直交する方向に支柱Pの外周を取り巻く。第1の把持片22と第1の抱持片3との間には、第1の当接板部7が形成される。当接板部7は、把持状態において支柱Pの外周の湾曲に沿ってこれに圧接されるように湾曲した板状で、支柱Pの軸線方向(図2において下方)へ延びる。
第2の把持片23は、把持状態において、折り曲げ部21から支柱Pの軸線に対して斜め方向(図2において斜め上方)に延びて支柱Pの外周を取り巻く傾斜把持部23aと、これに連続して支柱Pの軸線に直交する方向に支柱Pの外周を取り巻く直交把持部23bとを具備する。第2の把持片の直交把持部23bと第2の抱持片4との間には、第2の当接板部8が形成される。第2の当接板部8は、把持状態において支柱Pの外周の湾曲に沿ってこれに圧接されるように湾曲した板状で、支柱Pの外周に圧接されるように、第1の当接板部7とは反対(図2において上方)に支柱Pの軸線方向へ延びる。
第1及び第2の抱持片3,4は、支柱把持部2の長手方向の両側に連続して形成される。第1及び第2の抱持片3,4は、それぞれ概略半円弧状に形成され、支柱把持部2が把持状態にあるとき、互いに向き合って環状に接合することにより茎Sを包囲する。
第1及び第2の係合部5,6は、それぞれ第1及び第2の抱持片3,4の長手方向の端部に連続し、当該抱持片3,4が接合状態にあるとき互いにスナップ係合するように構成される。
第1の抱持片3は、第1の把持片22の端部に連続し、第2の抱持片4は、把持状態において第1の把持片22より上位にある第2の把持片の直交部23bの端部に連続するので、第1の抱持片3と第2の抱持片4とは、把持状態において、支柱Pの軸線方向に上下にずれて互いに接合する。
本実施例の結束具1を用いたトマト等の植物の栽培の例を図6に示す。図6において、茎Sを支柱Pに引き寄せ、把持部2を支柱Pに回し、茎Sを抱持片3,4内に受け入れるように突き合わせると、把持部2が柔軟に支柱Pの外周に沿って湾曲し、当接板部7,8が支柱Pの外周に当接することにより、その当接部を支点として、把持部2を両側へ引いて緊張させる。これにより、把持部2が支柱Pの外周に馴染んで支柱Pを強固に把持する。同時に、抱持片3,4が茎Sを包囲すると共に、係合部5,6が互いにスナップ係合して、茎Sが支柱Pに引き止められる。茎Sは、相対的に下位に位置する第1の抱持片3側へ傾けられ、結束具1から左上方へ伸びるように誘引される。第1の抱持片3が、第2の抱持片4より下位にあるため、茎Sを自然に左側へ傾けて誘引することができる。茎Sが太く伸びたり、その先に果実が実ったりすると、抱持片3,4に、これを捻る方向(矢印方向)の荷重がかかることになる。この荷重は、当接板部7,8により支持され、支柱把持部2には過大な負荷がかからないから、長期使用によっても破断に至るおそれがない。
1 結束具
2 支柱把持部
21 折り曲げ部
22 第1の把持片
23 第2の把持片
23a 傾斜把持部
23b 直交把持部
3 第1の抱持片
4 第2の抱持片
5 第1の係合部
6 第2の係合部
7 第1の当接板部
8 第2の当接板部
P 支柱
S 植物の茎

Claims (1)

  1. ほぼ垂直に固定された支柱に植物の茎を引き止めて誘引するための弾性合成樹脂製の結束具であって、
    湾曲して支柱の外周を包囲する把持状態と伸展して支柱を解放する解放状態とに変形可能な支柱把持部と、この支柱把持部の長手方向の両側に連続し支柱把持部が把持状態にあるときに互いに向き合って環状に接合することにより茎を包囲する概略半円弧状の第1及び第2の抱持片と、この第1及び第2の抱持片の長手方向の端部に連続し当該抱持片が接合状態にあるとき互いにスナップ係合する第1及び第2の係合部とを具備し、
    前記支柱把持部は、長手方向中央にあって支柱の軸線方向に延びる肉薄の折り曲げ部により接続される第1及び第2の把持片を具備し、
    前記第1の把持片は、把持状態において、支柱の軸線に直交する方向に支柱の外周を取り巻くように延び、
    前記第2の把持片は、把持状態において、前記折り曲げ部から支柱の軸線に対して斜め方向に延びて支柱の外周を取り巻く傾斜把持部と、これに連続して支柱の軸線に直交する方向に支柱の外周を取り巻く直交把持部とを具備し、
    前記第1の把持片と前記第1の抱持片との間には、把持状態において、支柱の外周に圧接されるように湾曲して支柱の軸線方向へ延びる第1の当接板部をさらに具備し、
    前記第2の把持片の前記直交把持部と前記第2の抱持片との間には、把持状態において、支柱の外周に圧接されるように湾曲して前記第1の当接板部とは反対に支柱の軸線方向へ延びる第2の当接板部をさらに具備し、
    前記第1の抱持片は前記第1の把持片の端部に連続し、前記第2の抱持片は前記第2の把持片の直交部の端部に連続し、それによって、第1の抱持片と第2の抱持片とは、把持状態において、支柱の軸線方向に上下にずれて互いに接合するように構成されることを特徴とする植物誘引用結束具。
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