JP5708987B2 - 車両用灯具ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、車両用灯具ユニットに係り、特に光軸調整可能な車両用灯具ユニットに関する。
従来、車両用灯具の分野においては、図10に示すように、複数の車両灯具ユニット210が固定された支持部材220に連結されたエイミング機構230により、支持部材220(すなわち当該支持部材220に固定された各車両用灯具ユニット210全体)を傾動させて光軸調整を行う車両用灯具200が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4264335号公報
しかしながら、特許文献1に記載の車両用灯具200は、各車両用灯具ユニット210(投影レンズ211を含む)全体を傾動させて光軸調整する構成であるため、光軸調整に際して各車両用灯具ユニット210の投影レンズ211が大きく移動して当該投影レンズ211とその周辺に配置された部材(インナパネル240等)との間に隙間が形成されていまい、見栄えに影響を及ぼすという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、光軸調整に際して投影レンズが移動せず(又はほとんど移動せず)、見栄えに影響を及ぼさない(又はほとんど及ぼさない)車両用灯具ユニットを提供することを目的とする。
請求項に記載の発明は、投影レンズと、前記投影レンズの焦点又はその近傍に配置され、前記投影レンズを透過して所定配光パターンを形成するための光を放射する光源と、を備えた複数の光学系と、前記複数の光学系それぞれの光源が固定された可動部材と、前記可動部材を、前記複数の光学系それぞれの投影レンズに対して、灯具光軸に対し平行な方向に延びる回転軸を中心に揺動可能に支持する支持手段と、前記可動部材を揺動後の任意の位置に固定する固定手段と、を備えており、前記複数の光学系それぞれの投影レンズは、車両側に固定されており、前記回転軸から前記複数の光学系それぞれの光源までの距離の比率が、前記複数の光学系それぞれの投影レンズの焦点距離の比率と等しいことを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、車両用灯具ユニット全体を傾動させて光軸調整する従来とは異なり、複数の光学系それぞれの投影レンズが車両側に固定されており、車両用灯具ユニットの一部である可動部材(すなわち可動部材に固定された各光源)を、当該車両側に固定された各投影レンズに対して揺動させて光軸調整する構成であるため、光軸調整に際して投影レンズが全く移動せず、見栄えに全く影響を及ぼさない車両用灯具ユニットを実現することが可能となる。
また、請求項に記載の発明によれば、光軸調整に際して投影レンズが全く移動しないため、従来必要とされていた車両用灯具ユニットの投影レンズの移動スペースが不要となる。
請求項に記載の発明は、投影レンズと、前記投影レンズの焦点又はその近傍に配置され、前記投影レンズを透過して所定配光パターンを形成するための光を放射する光源と、を備えた複数の光学系と、前記複数の光学系それぞれの投影レンズが固定された可動部材と、前記可動部材を、前記複数の光学系それぞれの光源に対して、灯具光軸に対し平行な方向に延びる回転軸を中心に揺動可能に支持する支持手段と、前記可動部材を揺動後の任意の位置に固定する固定手段と、を備えており、前記複数の光学系それぞれの光源は、車両側に固定されており、前記回転軸から前記複数の光学系それぞれの光源までの距離の比率が、前記複数の光学系それぞれの投影レンズの焦点距離の比率と等しいことを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、車両用灯具ユニット全体を傾動させて光軸調整する従来とは異なり、複数の光学系それぞれの光源が車両側に固定されており、車両用灯具ユニットの一部である可動部材(すなわち可動部材に固定された各投影レンズ)を、当該車両側に固定された各光源に対して揺動させて光軸調整する構成であるため、光軸調整に際して投影レンズがほとんど移動せず、従来と比べて見栄えにほとんど影響を及ぼさない車両用灯具ユニットを実現することが可能となる。
また、請求項に記載の発明によれば、光軸調整に際して投影レンズがほとんど移動しないため、車両用灯具ユニットの投影レンズの移動スペースが従来と比べて省スペースで済む。
請求項に記載の発明は、投影レンズと、光源と、前記光源から放射された光が入射するように前記光源の放射方向に配置されるとともに、前記光源から入射する光を前記投影レンズの光軸寄りに集光させて前記投影レンズを透過させて所定配光パターンを形成するように構成された反射面と、上端縁を前記投影レンズの焦点又はその近傍に位置させた状態で前記投影レンズと前記光源との間に配置されたシェードと、を備えた車両用灯具ユニットにおいて、前記複数の光学系それぞれの投影レンズが固定された可動部材と、前記可動部材を、前記複数の光学系それぞれの光源、反射面及びシェードに対して、灯具光軸に対し平行な方向に延びる回転軸を中心に揺動可能に支持する支持手段と、前記可動部材を揺動後の任意の位置に固定する固定手段と、を備えており、前記複数の光学系それぞれの光源、反射面及びシェードは、車両側に固定されており、前記回転軸から前記複数の光学系それぞれの投影レンズの光軸までの距離の比率が、前記複数の光学系それぞれの投影レンズの焦点距離の比率と等しいことを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、車両用灯具ユニット全体を傾動させて光軸調整する従来とは異なり、複数の光学系それぞれの光源が車両側に固定されており、車両用灯具ユニットの一部である可動部材(すなわち可動部材に固定された各投影レンズ)を、当該車両側に固定された各光源、各反射面及び各シェードに対して揺動させて光軸調整する構成であるため、光軸調整に際して投影レンズがほとんど移動せず、従来と比べて見栄えにほとんど影響を及ぼさない車両用灯具ユニットを実現することが可能となる。
また、請求項に記載の発明によれば、光軸調整に際して投影レンズがほとんど移動しないため、車両用灯具ユニットの投影レンズの移動スペースが従来と比べて省スペースで済む。
本発明によれば、光軸調整に際して投影レンズが移動せず(又はほとんど移動せず)、見栄えに影響を及ぼさない(又はほとんど及ぼさない)車両用灯具ユニットを提供することが可能となる。
(a)本発明の第1実施形態である車両用灯具ユニット10の斜視図、(b)正面図である。 車両用灯具ユニット10の平面図である。 (a)車両用灯具ユニット10(レンズ11L1、レンズ11L2)により形成される部分配光パターンP1の例、(b)車両用灯具ユニット10(レンズ11L3、レンズ11L4)により形成される部分配光パターンP2の例である。 ブラケット支持機構14の例である。 (a)、(b)各光源12と各レンズ11L1〜11L4(の車両後方側焦点)との位置関係に応じて、各光源12から放射されて各レンズ11L1〜11L4を透過する光の照射方向が変化することを説明するための断面図である。 第1実施形態である車両用灯具ユニット10(変形例)の縦断面図である。 (a)本発明の第2実施形態である車両用灯具ユニット20の斜視図、(b)正面図である。 車両用灯具ユニット20の平面図である。 (a)〜(h)各光源22と各レンズ21L1〜21L4(の車両後方側焦点)との位置関係に応じて、各光源22から放射されて各レンズ21L1〜21L4を透過する光の照射方向が変化することを説明するための図である。 従来の光軸調整を行う車両用灯具200の水平断面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態である車両用灯具ユニットについて図面を参照しながら説明する。
本実施形態の車両用灯具ユニット10は、ヘッドランプであり、車両前部の左右両側にそれぞれ配置されている。左側と右側の車両用灯具ユニット10は略左右対称で同一の構成であるため、以下左側に配置された車両用灯具ユニット10を中心に説明する。
図1(a)、図1(b)、図2に示すように、車両用灯具ユニット10は、車両前方側に配置されたレンズ11、レンズ11の車両後方側焦点FL1〜FL4(又はその近傍)に配置され、レンズ11を透過してロービーム用配光パターン(の一部)を形成するための光を放射する光源12を備えた複数の光学系(いわゆるダイレクトプロジェクション型の光学系)、車両後方側に配置されたブラケット13等を備えている。
以下、図1(a)中、各レンズ11を、最左側から順に、レンズ11L1、レンズ11L2、レンズ11L3、レンズ11L4と称する。また、各レンズ11L1〜11L4の車両後方側焦点をFL1〜FL4と称する(図2参照)。また、各レンズ11L1〜11L4の光軸をAXL1〜AXL4と称する(図2参照)。
各レンズ11は、例えば、ハウジングやエクステンション等の車両側に固定されている。各レンズ11は、焦点距離が同一の投影レンズである。各レンズ11の車両後方側焦点FL1〜FL4は、灯具光軸AXに直交する同一鉛直面内に位置している(図2参照)。
レンズ11L1、11L2は、例えば、光源12から放射されて当該レンズ11L1、11L2を透過する光がロービーム用配光パターンの一部である部分配光パターンP1(図3(a)参照)を形成するようにその出射面形状及び/又は入射面形状が設計されている。部分配光パターンP1は、その上端縁に、水平方向に延びる自車線側カットオフラインCL1、水平方向に延びる対向車線側カットオフラインCL2、両カットオフラインCL1、CL2を連結する斜め(例えば45°)カットオフラインCL3を含んでいる。
レンズ11L3、11L4は、光源12から放射されて当該レンズ11L3、11L4を透過する光がロービーム用配光パターンの一部である部分配光パターンP2(部分配光パターンP1よりも水平方向に大きく拡散している。図3(b)参照)を形成するようにその出射面形状及び/又は入射面形状が設計されている。
各部分配光パターンP1、P2が重畳されることで、ロービーム用配光パターンが形成される。
各光源12は、アルミ合金等の熱伝導性に優れた材質製のブラケット13(本発明の可動部材に相当)のうち灯具光軸AXに直交する鉛直面13aに固定されている(図1(a)参照)。ブラケット13は、放熱フィン13bを備えている。放熱性能をさらに向上させるため、各光源12とブラケット13の鉛直面13aとの間に、熱伝導グリス等の熱伝導部材を介在させるのが好ましい。
各光源12としては、例えば、矩形発光部を持つ半導体発光素子(例えば白色LED)が基板上に実装された光源モジュールを用いることが可能である。図2に示すように、各光源12は、矩形発光部の一辺(例えば、矩形発光部の下端縁)が各レンズ11L1〜11L4の車両後方側焦点FL1〜FL4(又はその近傍)に配置されている。
図4に示すように、ブラケット13は、灯具光軸AXに直交する鉛直面内において鉛直方向V及び/又は水平方向Hに移動可能に支持されている。図4は、ブラケット支持機構14の例である。ブラケット支持機構14は、一定間隔をおいて配置された鉛直方向に延びる二本の鉛直ガイド14a、二本の鉛直ガイド14aに対して鉛直方向に移動可能なように両端が二本の鉛直ガイド14aに連結された水平方向に延びる水平ガイド14b等を備えている。ブラケット13は、水平ガイド14bに対して水平方向に移動可能なように水平ガイド14bに連結されている。
上記構成のブラケット支持機構14によれば、ブラケット13(各光源12)を、各レンズ11L1〜11L4に対して鉛直方向V及び/又は水平方向Hに移動させることが可能となる。そして、二本の鉛直ガイド14aに螺合したネジN1及び水平ガイド14bに螺合したネジN2それぞれの先端が水平ガイド14a及びブラケット13に当接するまで各ネジN1、N2を締め付けることで、ブラケット13(各光源12)を移動後の任意の位置に固定することが可能となる。
ブラケット13(各光源12)が鉛直方向V及び/又は水平方向Hに移動すると、各光源12と各レンズ11L1〜11L4(の車両後方側焦点FL1〜FL4)との位置関係が変化する。この位置関係の変化に応じて、各光源12から放射されて各レンズ11L1〜11L4を透過する光の照射方向が次のように変化する。
例えば、図5(a)に示す断面図のように、各光源12が各レンズ11L1〜11L4の車両後方側焦点FL1〜FL4(又はその近傍)に位置した場合、各光源12から放射されて各レンズ11を透過する光は、各レンズ11の光軸AXL1〜AXL4に対して平行(又は略平行)な方向に照射される。
一方、図5(b)に示す断面図のように、各光源12が各レンズ11L1〜11L4の車両後方側焦点FL1〜FL4の上方に位置した場合、各光源12から放射されて各レンズ11L1〜11L4を透過する光は、各レンズ11L1〜11L4の光軸AXL1〜AXL4に対して斜め下向きに照射される。
同様に、各光源12が各レンズ11L1〜11L4の車両後方側焦点FL1〜FL4の下方に位置した場合、各光源12から放射されて各レンズ11L1〜11L4を透過する光は、各レンズ11L1〜11L4の光軸AXL1〜AXL4に対して斜め上向きに照射される。
同様に、各光源12が各レンズ11L1〜11L4の車両後方側焦点FL1〜FL4の右側に位置した場合、各光源12から放射されて各レンズ11L1〜11L4を透過する光は、各レンズ11L1〜11L4の光軸AXL1〜AXL4に対して斜め左方向に照射される。
同様に、各光源12が各レンズ11L1〜11L4の車両後方側焦点FL1〜FL4の左側に位置した場合、各光源12から放射されて各レンズ11L1〜11L4を透過する光は、各レンズ11L1〜11L4の光軸AXL1〜AXL4に対して斜め右方向に照射される。
以上のように、各光源12と各レンズ11L1〜11L4(の車両後方側焦点FL1〜FL4)との位置関係に応じて、各光源12から放射されて各レンズ11L1〜11L4を透過する光の照射方向が変化するため、ブラケット13(各光源12)を、各レンズ11L1〜11L4(の車両後方側焦点FL1〜FL4)に対して鉛直方向V及び水平方向Hに移動させることで(すなわち、各光源12と各レンズ11L1〜11L4の車両後方側焦点FL1〜FL4との位置関係を変化させることで)、光軸調整することが可能となる。
また、本実施形態によれば、車両用灯具ユニット全体を傾動させて光軸調整する従来とは異なり、各レンズ11L1〜11L4が車両側に固定されており、車両用灯具ユニット10の一部であるブラケット13(各光源12)を、当該車両側に固定された各レンズ11L1〜11L4に対して鉛直方向V及び/又は水平方向Hに移動させて光軸調整する構成であるため、光軸調整に際して各レンズ11L1〜11L4が全く移動せず、見栄えに全く影響を及ぼさない車両用光学ユニット10を実現することが可能となる。
また、本実施形態によれば、光軸調整に際して各レンズ11L1〜11L4が全く移動しないため、従来必要とされていた車両用灯具ユニットの投影レンズの移動スペースが不要となる。
次に、比較例について説明する。
例えば、従来の車両用灯具ユニット(ユニット長さ:100[mm])においては、光軸調整角度が2.0°の場合、車両用灯具ユニット端部の移動量は3.5[mm]となる。
一方、本実施形態の車両用灯具ユニット10(各レンズ11L1〜11L4の焦点距離f=10[mm])においては、光軸調整角度が2.0°の場合、レンズ11L1〜11L4の移動量は0[mm]、ブラケット13の移動量は0.35[mm]となる(図2参照)。
上記比較例から明らかなように、本実施形態によれば、従来の車両用灯具ユニットと比べ、可動部の移動量が小さくなるため(従来:3.5[mm]、本実施形態:0.35[mm])、当該可動部の移動スペースが従来と比べて省スペースで済む。
次に、変形例について説明する。
上記実施形態では、各レンズ11L1〜11L4をハウジングやエクステンション等の車両側に固定し、ブラケット支持機構14を用いて、ブラケット13(各光源12)を、各レンズ11L1〜11L4に対して鉛直方向V及び水平方向Hに移動させて光軸調整する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、これとは逆に、ブラケット13(各光源12)をハウジングやエクステンション等の車両側に固定し、ブラケット支持機構14(図3参照)と同様の機構を用いて、各レンズ11L1〜11L4を、ブラケット13(各光源12)に対して鉛直方向V及び水平方向Hに移動させて光軸調整してもよい。
本変形例によれば、車両用灯具ユニット全体を傾動させて光軸調整する従来とは異なり、各光源12が車両側に固定されており、車両用灯具ユニット10の一部であるブラケット13に相当する可動部材(各レンズ11L1〜11L4が固定されている)を、当該車両側に固定された各光源12に対して鉛直方向V及び/又は水平方向Hに移動させて光軸調整する構成であるため、光軸調整に際してレンズ11L1〜11L4がほとんど移動せず、従来と比べて見栄えにほとんど影響を及ぼさない車両用灯具ユニットを実現することが可能となる。
また、本変形例によれば、光軸調整に際してレンズ11L1〜11L4がほとんど移動しないため、車両用灯具ユニット10のレンズ11L1〜11L4の移動スペースが従来と比べて省スペースで済む。
また、上記実施形態では、レンズ11(レンズ11L1等)及び光源12を備えた4つの光学系を用いた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。レンズ11(レンズ11L1等)及び光源12を備えた光学系は、1〜3つ又は5つ以上であってもよい。
また、上記実施形態では、レンズ11(レンズ11L1等)及び光源12を備えたいわゆるダイレクトプロジェクション型の光学系を用いた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図6に示すように、車両前方側に配置された投影レンズ15、車両後方側に配置された光源16、光源16から放射された光が入射するように光源16の放射方向に配置されるとともに、光源16から入射する光を投影レンズ15の光軸AX寄りに集光させて投影レンズ15を透過させてロービーム用配光パターン(の一部又は全部)を形成するように構成された反射面17、上端縁を投影レンズ15の焦点F(又はその近傍)に位置させた状態で投影レンズ15と光源16との間に配置されたシェード18を備えたいわゆるプロジェクタ型の光学系を用いてもよい。
この場合、光源16、反射面17及びシェード18をハウジング等の車両側に固定し、ブラケット支持機構14(図3参照)と同様の機構を用いて、投影レンズ15を、光源16、反射面17及びシェード18に対して鉛直方向V及び水平方向Hに移動させることで、光軸調整することが可能となる。
本変形例によれば、車両用灯具ユニット全体を傾動させて光軸調整する従来とは異なり、各光源15、各反射面17及び各シェード18が車両側に固定されており、車両用灯具ユニットの一部であるブラケット13に相当する可動部材(レンズ11L1〜11L4が固定されている)を、当該車両側に固定された各光源15、各反射面17及び各シェード18に対して鉛直方向V及び/又は水平方向Hに移動させて光軸調整する構成であるため、光軸調整に際してレンズ11L1〜11L4がほとんど移動せず、従来と比べて見栄えにほとんど影響を及ぼさない車両用灯具ユニットを実現することが可能となる。
また、本変形例によれば、光軸調整に際してレンズ11L1〜11L4がほとんど移動しないため、車両用灯具ユニット10のレンズ11L1〜11L4の移動スペースが従来と比べて省スペースで済む。
また、上記実施形態では、レンズ11が、ロービーム用配光パターン(の一部)を形成するように設計されている(すなわち、車両用灯具ユニット10がヘッドランプである)ように説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、レンズ11が、フォグランプ用配光パターンを形成するように設計されていてもよい(すなわち、車両用灯具ユニット10がフォグランプとして構成されていてもよい)。あるいは、レンズ11が、その他車両用灯具用配光パターンを形成するように設計されていてもよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態である車両用灯具ユニットについて図面を参照しながら説明する。
本実施形態の車両用灯具ユニット20は、ヘッドランプであり、車両前部の左右両側にそれぞれ配置されている。左側と右側の車両用灯具ユニット20は略左右対称で同一の構成であるため、以下左側に配置された車両用灯具ユニット20を中心に説明する。
図7(a)、図7(b)、図8に示すように、車両用灯具ユニット20は、車両前方側に配置されたレンズ21、レンズ21の車両後方側焦点FL1〜FL4(又はその近傍)に配置され、レンズ21を透過してロービーム用配光パターン(の一部)を形成するための光を放射する光源22を備えた複数の光学系(いわゆるダイレクトプロジェクション型の光学系)、車両後方側に配置されたブラケット23等を備えている。
以下、図7(a)中、各レンズ21を、左側から順に、レンズ21L1、レンズ21L2、レンズ21L3、レンズ21L4と称する。また、各レンズ21L1〜21L4の車両後方側焦点をFL1〜FL4と称する(図8参照)。また、各レンズ21L1〜21L4の光軸をAXL1〜AXL4と称する(図8参照)。
各レンズ21は、例えば、ハウジングやエクステンション等の車両側に固定されている。各レンズ21は、第1実施形態とは異なり、焦点距離が異なる投影レンズである。各レンズ21の車両後方側焦点FL1〜FL4は、灯具光軸AXに直交する同一鉛直面内に位置している(図8参照)。
レンズ21L1、21L2は、例えば、光源22から放射されて当該レンズ21L1、21L2を透過する光がロービーム用配光パターンの一部である部分配光パターンP1(図3(a)参照)を形成するようにその出射面形状及び/又は入射面形状が設計されている。部分配光パターンP1は、その上端縁に、水平方向に延びる自車線側カットオフラインCL1、水平方向に延びる対向車線側カットオフラインCL2、両カットオフラインCL1、CL2を連結する斜め(例えば45°)カットオフラインCL3を含んでいる。
レンズ21L3、21L4は、光源22から放射されて当該レンズ21L3、21L4を透過する光がロービーム用配光パターンの一部である部分配光パターンP2(部分配光パターンP1よりも水平方向に大きく拡散している。図3(b)参照)を形成するようにその出射面形状及び/又は入射面形状が設計されている。
各部分配光パターンP1、P2が重畳されることで、ロービーム用配光パターンが形成される。
各光源22は、アルミ合金等の熱伝導性に優れた材質製のブラケット23(本発明の可動部材に相当)のうち灯具光軸AXに直交する鉛直面23aに固定されている(図7(a)参照)。ブラケット23は、放熱フィン23bを備えている。放熱性能をさらに向上させるため、各光源22とブラケット23の鉛直面23aとの間に、熱伝導グリス等の熱伝導部材を介在させるのが好ましい。
各光源22としては、例えば、矩形発光部を持つ半導体発光素子(例えば白色LED)が基板上に実装された光源モジュールを用いることが可能である。図8に示すように、各光源22は、矩形発光部の一辺(例えば、矩形発光部の下端縁)が各レンズ21L1〜21L4の車両後方側焦点FL1〜FL4(又はその近傍)に配置されている。
図7(a)、図7(b)に示すように、ブラケット23は、灯具光軸AXに対して平行(又は略平行)な方向に延びる回転軸24を中心に揺動可能に支持されている。ブラケット23(各光源22)は公知の固定手段(例えばネジ)により、揺動後の任意の位置に固定される。
ブラケット23(各光源22)が揺動すると、各光源22と各レンズ21L1〜21L4(の車両後方側焦点FL1〜FL4)との位置関係が変化する。この位置関係の変化に応じて、各光源22から放射されて各レンズ21L1〜21L4を透過する光の照射方向が次のように変化する。
例えば、図9(a)〜図9(d)に示すように、各光源22が各レンズ21L1〜21L4の車両後方側焦点FL1〜FL4(又はその近傍)に位置した場合、各光源22から放射されて各レンズ21L1〜21L4を透過する光は、各レンズ21L1〜21L4の光軸AXL1〜AXL4に対して平行(又は略平行)な方向に照射される。
一方、図9(e)〜図9(h)に示すように、各光源22が各レンズ21L1〜21L4の車両後方側焦点FL1〜FL4の上方に位置した場合、各光源22から放射されて各レンズ21L1〜21L4を透過する光は、各レンズ21L1〜21L4の光軸AXL1〜AXL4に対して斜め下向きに照射される。
同様に、各光源22が各レンズ21L1〜21L4の車両後方側焦点FL1〜FL4の下方に位置した場合、各光源22から放射されて各レンズ21L1〜21L4を透過する光は、各レンズ21L1〜21L4の光軸AXL1〜AXL4に対して斜め上向きに照射される。
同様に、各光源22が各レンズ21L1〜21L4の車両後方側焦点FL1〜FL4の右側に位置した場合、各光源22から放射されて各レンズ21L1〜21L4を透過する光は、各レンズ21L1〜21L4の光軸AXL1〜AXL4に対して斜め左方向に照射される。
同様に、各光源22が各レンズ21L1〜21L4の車両後方側焦点FL1〜FL4の左側に位置した場合、各光源22から放射されて各レンズ21L1〜21L4を透過する光は、各レンズ21L1〜21L4の光軸AXL1〜AXL4に対して斜め右方向に照射される。
ところで、ブラケット23(各光源22)が揺動すると、回転軸24から遠い光源22ほど鉛直方向に大きく移動するが、仮に各レンズ21L1〜21L4の焦点距離が同一であると、上記各光源22の移動量の相違に起因して、回転軸24から近いレンズ21(例えばレンズ21L4)を透過する光の照射方向と、回転軸24から遠いレンズ21(例えばレンズ21L1)を透過する光の照射方向とがズレてしまう。
このズレを吸収して各レンズ21L1〜21L4を透過する光の照射方向を揃えるため、次の条件を採用している。
[数1]
回転軸24から各光源22までの距離の比率(距離l1:距離l2:距離l3、距離l4)=各レンズ21L1〜21L4の焦点距離の比率(レンズ21L1の焦点距離f1:レンズ21L2の焦点距離f2:レンズ21L3の焦点距離f3:レンズ21L4の焦点距離f4)
本実施形態では、f1=8[mm]、f2=6[mm]、f3=4[mm]、f4=2[mm]、l1=100[mm]、l2=75[mm]、l3=50[mm]、l4=25mmを採用している。すなわち、回転軸24から各光源22までの距離の比率(距離l1:距離l2:距離l3、距離l4)=各レンズ21L1〜21L4の焦点距離の比率(レンズ21L1の焦点距離f1:レンズ21L2の焦点距離f2:レンズ21L3の焦点距離f3:レンズ21L4の焦点距離f4)=4:3:2:1を採用している。
上記条件の下、ブラケット23(各光源22)が角度θ揺動した場合、各光源22の鉛直方向の移動量h1〜h4は次の式で表される。
[数2]
レンズ21L1に対応する光源22の鉛直方向の移動量h1=l1×sinθ
レンズ21L2に対応する光源22の鉛直方向の移動量h2=l2×sinθ
レンズ21L3に対応する光源22の鉛直方向の移動量h3=l3×sinθ
レンズ21L4に対応する光源22の鉛直方向の移動量h4=l4×sinθ
ここで、レンズ21L1〜21L4の光軸変化の割合は次の式で表される。
h1/f1=4×l4×sinθ/(4×f4)=l4×sinθ/f4
h2/f2=3×l4×sinθ/(3×f4)=l4×sinθ/f4
h3/f3=2×l4×sinθ/(2×f4)=l4×sinθ/f4
h4/f4=l4×sinθ/F4
以上から、上記条件を満たす場合、ブラケット23(各光源22)を角度θ揺動させても、各レンズ21L1〜21L4の光軸変化の割合が等しくなること(すなわち、各レンズ21L1〜21L4を透過する光の照射方向が揃うこと)が分かる。
以上のように、各光源22と各レンズ21L1〜21L4(の車両後方側焦点FL1〜FL4)との位置関係に応じて、各光源22から放射されて各レンズ21L1〜21L4を透過する光の照射方向が変化するため、ブラケット23(各光源22)を、各レンズ21L1〜21L4(の車両後方側焦点FL1〜FL4)に対して揺動させることで(すなわち、各光源22と各レンズ21L1〜21L4の車両後方側焦点FL1〜FL4との位置関係を変化させることで)、光軸調整することが可能となる。
また、本実施形態によれば、車両用灯具ユニット20全体を傾動させて光軸調整する従来とは異なり、各レンズ21L1〜21L4が車両側に固定されており、車両用灯具ユニット10の一部であるブラケット23(各光源22)を、当該車両側に固定された各レンズ21L1〜21L4に対して揺動させて光軸調整する構成であるため、光軸調整に際して各レンズ21L1〜21L4が全く移動せず、見栄えに全く影響を及ぼさない車両用光学ユニット20を実現することが可能となる。
また、本実施形態によれば、光軸調整に際して各レンズ21L1〜21L4が全く移動しないため、従来必要とされていた車両用灯具ユニットの投影レンズの移動スペースが不要となる。
次に、比較例について説明する。
例えば、従来の車両用灯具ユニット(ユニット長さ:100[mm])においては、光軸調整角度が2.0°の場合、車両用灯具ユニット端部の移動量(鉛直方向調整時)は1.4[mm]となる。
一方、本実施形態の車両用灯具ユニット20においては、光軸調整角度が2.0°の場合、ブラケット23の端部の移動量は0.35[mm](ブラケット13の回転角度は0.2°)となる。
上記比較例から明らかなように、本実施形態によれば、従来の車両用灯具ユニットと比べ、可動部の移動量が小さくなるため(従来:1.4[mm]、本実施形態:0.35[mm])、当該可動部の移動スペースが従来と比べて省スペースで済む。
次に、変形例について説明する。
上記実施形態では、各レンズ21L1〜21L4をハウジングやエクステンション等の車両側に固定し、図7(b)に示す機構(回転軸24)を用いて、ブラケット23(各光源22)を揺動させて光軸調整する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、これとは逆に、ブラケット23(各光源22)をハウジングやエクステンション等の車両側に固定し、図7(b)に示す機構(回転軸24)と同様の機構を用いて、各レンズ21L1〜21L4を揺動させて光軸調整してもよい。
本変形例によれば、車両用灯具ユニット全体を傾動させて光軸調整する従来とは異なり、各光源22が車両側に固定されており、車両用灯具ユニット20の一部であるブラケット23に相当する可動部材(各レンズ21L1〜21L4が固定されている)を、当該車両側に固定された各光源22に対して揺動させて光軸調整する構成であるため、光軸調整に際してレンズ21L1〜11L4がほとんど移動せず、従来と比べて見栄えにほとんど影響を及ぼさない車両用灯具ユニットを実現することが可能となる。
また、本変形例によれば、光軸調整に際してレンズ21L1〜21L4がほとんど移動しないため、車両用灯具ユニット20のレンズ21L1〜21L4の移動スペースが従来と比べて省スペースで済む。
また、上記実施形態では、レンズ21(レンズ21L1等)及び光源22を備えた4つの光学系を用いた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。レンズ21(レンズ21L1等)及び光源22を備えた光学系は、1〜3つ又は5つ以上であってもよい。
また、上記実施形態では、レンズ21(レンズ21L1等)及び光源22を備えたいわゆるダイレクトプロジェクション型の光学系を用いた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図6に示すように、車両前方側に配置された投影レンズ15、車両後方側に配置された光源16、光源16から放射された光が入射するように光源16の放射方向に配置されるとともに、光源16から入射する光を投影レンズ15の光軸AX寄りに集光させて投影レンズ15を透過させてロービーム用配光パターン(の一部又は全部)を形成するように構成された反射面17、上端縁を投影レンズ15の焦点F(又はその近傍)に位置させた状態で投影レンズ15と光源16との間に配置されたシェード18を備えたいわゆるプロジェクタ型の光学系を用いてもよい。
この場合、光源16、反射面17及びシェード18をハウジング等の車両側に固定し、図7(b)に示す機構(回転軸24)と同様の機構を用いて、投影レンズ15を揺動させることで、光軸調整することが可能となる。
本変形例によれば、車両用灯具ユニット全体を傾動させて光軸調整する従来とは異なり、各光源16、反射面17及びシェード18が車両側に固定されており、車両用灯具ユニット20の一部であるブラケット23に相当する可動部材(各レンズ21L1〜21L4が固定されている)を、当該車両側に固定された各光源22に対して揺動させて光軸調整する構成であるため、光軸調整に際してレンズ21L1〜21L4がほとんど移動せず、従来と比べて見栄えにほとんど影響を及ぼさない車両用灯具ユニットを実現することが可能となる。
また、本変形例によれば、光軸調整に際してレンズ21L1〜21L4がほとんど移動しないため、車両用灯具ユニット20のレンズ21L1〜21L4の移動スペースが従来と比べて省スペースで済む。
また、上記実施形態では、レンズ21が、ロービーム用配光パターン(の一部)を形成するように設計されている(すなわち、車両用灯具ユニット20がヘッドランプである)ように説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、レンズ21が、フォグランプ用配光パターンを形成するように設計されていてもよい(すなわち、車両用灯具ユニット20がフォグランプとして構成されていてもよい)。あるいは、レンズ21が、その他車両用灯具用配光パターンを形成するように設計されていてもよい。
上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。これらの記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。
10…車両用灯具ユニット、11(11L1〜11L4)…レンズ、12…光源、13…ブラケット、13a…鉛直面、13b…放熱フィン、14…ブラケット支持機構、15…投影レンズ、16…光源、17…反射面、18…シェード、20…車両用灯具ユニット、21(21L1〜21L4)…レンズ、22…光源、23…ブラケット、23a…鉛直面、23b…放熱フィン、24…回転軸

Claims (3)

  1. 投影レンズと、前記投影レンズの焦点又はその近傍に配置され、前記投影レンズを透過して所定配光パターンを形成するための光を放射する光源と、を備えた複数の光学系と、
    前記複数の光学系それぞれの光源が固定された可動部材と、
    前記可動部材を、前記複数の光学系それぞれの投影レンズに対して、灯具光軸に対し平行な方向に延びる回転軸を中心に揺動可能に支持する支持手段と、
    前記可動部材を揺動後の任意の位置に固定する固定手段と、
    を備えており、
    前記複数の光学系それぞれの投影レンズは、車両側に固定されており、
    前記回転軸から前記複数の光学系それぞれの光源までの距離の比率が、前記複数の光学系それぞれの投影レンズの焦点距離の比率と等しいことを特徴とする車両用灯具ユニット。
  2. 投影レンズと、前記投影レンズの焦点又はその近傍に配置され、前記投影レンズを透過して所定配光パターンを形成するための光を放射する光源と、を備えた複数の光学系と、
    前記複数の光学系それぞれの投影レンズが固定された可動部材と、
    前記可動部材を、前記複数の光学系それぞれの光源に対して、灯具光軸に対し平行な方向に延びる回転軸を中心に揺動可能に支持する支持手段と、
    前記可動部材を揺動後の任意の位置に固定する固定手段と、
    を備えており、
    前記複数の光学系それぞれの光源は、車両側に固定されており、
    前記回転軸から前記複数の光学系それぞれの光源までの距離の比率が、前記複数の光学系それぞれの投影レンズの焦点距離の比率と等しいことを特徴とする車両用灯具ユニット。
  3. 投影レンズと、光源と、前記光源から放射された光が入射するように前記光源の放射方向に配置されるとともに、前記光源から入射する光を前記投影レンズの光軸寄りに集光させて前記投影レンズを透過させて所定配光パターンを形成するように構成された反射面と、上端縁を前記投影レンズの焦点又はその近傍に位置させた状態で前記投影レンズと前記 光源との間に配置されたシェードと、を備えた車両用灯具ユニットにおいて、
    前記複数の光学系それぞれの投影レンズが固定された可動部材と、
    前記可動部材を、前記複数の光学系それぞれの光源、反射面及びシェードに対して、灯具光軸に対し平行な方向に延びる回転軸を中心に揺動可能に支持する支持手段と、
    前記可動部材を揺動後の任意の位置に固定する固定手段と、
    を備えており、
    前記複数の光学系それぞれの光源、反射面及びシェードは、車両側に固定されており、
    前記回転軸から前記複数の光学系それぞれの投影レンズの光軸までの距離の比率が、前記複数の光学系それぞれの投影レンズの焦点距離の比率と等しいことを特徴とする車両用灯具ユニット。
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