JP5708583B2 - インバータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、上下のアーム用スイッチング素子が並列接続された複数のパワー素子により構成され、この複数のパワー素子および電極が基板に搭載されたインバータ装置に関するものである。
特許文献1に開示の半導体装置(インバータ)においては、上下のアームを構成するスイッチング素子が、並列接続された複数の素子(素子群)により構成され、この素子群が主回路基板上に配列されているとともに、主回路基板上に正極側および負極側入力電極、U,V,Wの各相出力端子が配置されている。
実用新案登録第3173511号公報
ところで、図7に示すように、主回路基板200上において正極側入力電極のバスバー201aと負極側入力電極のバスバー202aとの間に各相の上下のアーム用スイッチング素子を構成する素子群G1〜G6が配列されるとともに素子群G1〜G6の上アームと下アームに挟まれるように各相の出力電極のバスバー203,204,205、正極側中継電極201b、負極側中継電極202bが配置される。このとき、素子群G1〜G6とそれぞれ対向する入力電極のバスバー201a,202a、中継電極201b,202bおよび出力電極のバスバー203,204,205の長手方向の長さが、素子群G1〜G6の並列幅よりも短くなっている。パワー素子を流れる電流は最短経路で出力電極へ流れようとするが、各素子群における出力電極の端子接続部から遠い位置に配置されるパワー素子については、バスバーおよび中継電極までの距離が遠いため電流経路が長くなり配線インダクタンスが大きくなってしまう。
この発明の目的は、基板上に搭載された入力電極および出力電極と素子群との間の配線インダクタンスを低減することができるインバータ装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、電力を変換するインバータ装置であって、上アーム用スイッチング素子および下アーム用スイッチング素子は、それぞれ、並列接続された複数のパワー素子が基板上の一方向に一列に並ぶ素子群として構成され、前記基板上に、正負の入力電極に挟まれて前記各素子群が搭載されるとともに前記素子群に挟まれるように出力電極が搭載され、前記入力電極および前記出力電極は、それぞれ、端子部とバスバーとを備え、前記バスバーは、その長手方向が前記素子群の前記パワー素子が並ぶ方向と平行となるように前記基板の導体パターン上に配置され、前記バスバーは、前記基板の導体パターンに対して電気的に接続されるとともに、隣り合う前記素子群を構成する各パワー素子と前記導体パターンを介して電気的に接続されており、前記バスバーは、その長手方向の長さが、前記素子群の前記パワー素子の並列方向における両端の幅より大きいことを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、上アーム用スイッチング素子および下アーム用スイッチング素子は、それぞれ、並列接続された複数のパワー素子が基板上の一方向に一列に並ぶ素子群として構成される。基板上に、正負の入力電極を挟んで各素子群が搭載されるとともに素子群に挟まれるように出力電極が搭載される。入力電極および出力電極は、それぞれ、端子部とバスバーとを備え、バスバーは、その長手方向が素子群のパワー素子が並ぶ方向と平行となるように基板上に配置される。ここで、バスバーは、その長手方向の長さが、素子群のパワー素子の並列方向における両端の幅より大きいので、基板上に搭載された入力電極および出力電極と素子群との間の配線インダクタンスを低減することができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のインバータ装置において、前記基板において前記入力電極と導体パターンにより接続される中継電極が前記素子群に挟まれるように搭載され、前記中継電極は、その長手方向が前記素子群の前記パワー素子が並ぶ方向と平行となるように前記基板上に配置され、前記中継電極は、その長手方向の長さが、前記素子群の前記パワー素子の並列方向における両端の幅より大きいことを要旨とする。
請求項2に記載の発明によれば、基板において入力電極と導体パターンにより接続される中継電極が素子群に挟まれるように搭載され、中継電極は、その長手方向が素子群のパワー素子が並ぶ方向と平行となるように基板上に配置される。ここで、中継電極は、その長手方向の長さが、素子群のパワー素子の並列方向における両端の幅より大きいので、基板上に搭載された中継電極と素子群との間の配線インダクタンスを低減することができる。
請求項3に記載のように、請求項1または2に記載のインバータ装置において、モータへ3相交流電力を供給する3相インバータであるとよい。
本発明によれば、基板上に搭載された入力電極および出力電極と素子群との間の配線インダクタンスを低減することができる。
実施形態のインバータ装置を示す分解斜視図。 インバータ装置の正面図。 インバータ装置の回路構成図。 主回路基板を示す平面図。 実施形態のインバータ装置における主回路基板の一部概略平面図。 比較のためのインバータ装置における主回路基板の一部概略平面図。 課題を説明するための平面図。
以下、本発明を車両に搭載されるインバータ装置に具体化した一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
なお、図面において、水平面を、直交するX,Y方向で規定するとともに、上下方向をZ方向で規定している。
図1,2に示すように、全体構成として、薄い扁平形状をなすヒートシンクHSの上面が水平面となっており、ヒートシンクHSの上面に主回路基板21が配置されている。主回路基板21の上方においてコンデンサ基板100が主回路基板21と対向するように配置されている。さらに、コンデンサ基板100の上方において板状の補助ブラケット本体121がコンデンサ基板100と対向するように配置されている。板状の補助ブラケット本体121の上方において制御回路基板110が板状の補助ブラケット本体121と対向するように配置されている。
主回路基板21には、複数のパワー素子20、正極側入力電極30、負極側入力電極40、U相出力電極50、V相出力電極60、W相出力電極70等が搭載されている。コンデンサ基板100には、複数のコンデンサ101が搭載されている。制御回路基板110には、各種の電子部品111が搭載されている。また、板状の補助ブラケット本体121と制御回路基板110との間には導電カラー123が介装されている。
図3に示すように、本実施形態のインバータ装置10は、モータへ3相交流電力を供給する3相インバータであり、バッテリから供給される直流電力を交流電力に変換する。図3において、U相について上アーム用スイッチング素子Q1と下アーム用スイッチング素子Q2を備え、両スイッチング素子Q1,Q2は直列に接続されている。また、V相について上アーム用スイッチング素子Q4と下アーム用スイッチング素子Q3を備え、両スイッチング素子Q3,Q4は直列に接続されている。さらに、W相について上アーム用スイッチング素子Q5と下アーム用スイッチング素子Q6を備え、両スイッチング素子Q5,Q6は直列に接続されている。各スイッチング素子Q1〜Q6には、それぞれ、ダイオードD1,D2,D3,D4,D5,D6が並列に接続されている。各スイッチング素子にはMOSFETが使用されている。これら各スイッチング素子Q1〜Q6および各ダイオードD1〜D6は主回路基板21に搭載される。
図1,4に示すように、上アーム用スイッチング素子Q1は、並列接続された複数個のパワー素子20が、主回路基板21上の一方向(Y方向)に一列に並ぶ第1の素子群G1として構成されている。詳しくは、パワー素子20は、ダイオードが並列接続されたスイッチング素子をチップ化したものであり、このパワー素子20が主回路基板21に実装されている。以下、同様に、下アーム用スイッチング素子Q2は、並列接続された複数個のパワー素子20が、主回路基板21上の一方向(Y方向)に一列に並ぶ第2の素子群G2として構成されている。下アーム用スイッチング素子Q3は、並列接続された複数個のパワー素子20が、主回路基板21上の一方向(Y方向)に一列に並ぶ第3の素子群G3として構成されている。上アーム用スイッチング素子Q4は、並列接続された複数個のパワー素子20が、主回路基板21上の一方向(Y方向)に一列に並ぶ第4の素子群G4として構成されている。上アーム用スイッチング素子Q5は、並列接続された複数個のパワー素子20が、主回路基板21上の一方向(Y方向)に一列に並ぶ第5の素子群G5として構成されている。下アーム用スイッチング素子Q6は、並列接続された複数個のパワー素子20が、主回路基板21上の一方向(Y方向)に一列に並ぶ第6の素子群G6として構成されている。
このようにして、上アーム用スイッチング素子Q1,Q4,Q5および下アーム用スイッチング素子Q2,Q3,Q6は、それぞれ、並列接続された複数のパワー素子20が、主回路基板21上の一方向(Y方向)に一列に並ぶ素子群G1〜G6として構成されている。なお、図1,4に示すように、主回路基板21には複数のパワー素子20が実装されているが、図3では説明を簡単にするため等価的に示している。
図3において、U相の上アーム用スイッチング素子Q1と下アーム用スイッチング素子Q2との間の接続点がU相出力電極50と接続されている。V相の上アーム用スイッチング素子Q4と下アーム用スイッチング素子Q3との間の接続点がV相出力電極60と接続されている。W相の上アーム用スイッチング素子Q5と下アーム用スイッチング素子Q6との間の接続点がW相出力電極70と接続されている。そして、U相出力電極50、V相出力電極60およびW相出力電極70は、出力機器としての車載走行モータ(図示せず)に接続されている。
図4の主回路基板21において、スイッチング素子Q1(第1の素子群G1)のドレインが導体パターンを通して正極側入力電極30と電気的に接続されている。また、スイッチング素子Q4,Q5(第4の素子群G4、第5の素子群G5)のドレインが導体パターンを通して正極側中継電極24と電気的に接続されているとともに正極側中継電極24が導体パターンP1(図4参照)を通して正極側入力電極30と電気的に接続されている。スイッチング素子Q2,Q3(第2の素子群G2、第3の素子群G3)のソースが導体パターンを通して負極側中継電極23と電気的に接続されているとともに負極側中継電極23が導体パターンP2(図4参照)を通して負極側入力電極40と電気的に接続されている。スイッチング素子Q6(第6の素子群G6)のソースが導体パターンを通して負極側入力電極40と電気的に接続されている。
図3において、正極側入力電極30と負極側入力電極40の間には複数のコンデンサ101が並列に接続されている。これらコンデンサ101は、コンデンサ基板100に複数実装されている。
図1,4において、主回路基板21上に、正負の入力電極30,40を挟んで各素子群G1〜G6が搭載されているとともに素子群G1〜G6に挟まれるように出力電極50,60,70が搭載されている。
詳しくは、X方向において右から左に、順に、第1の素子群G1、第2の素子群G2、第3の素子群G3、第4の素子群G4、第5の素子群G5、第6の素子群G6が配置されている。また、X方向において最も右側には正極側入力電極30が配置されているとともに、X方向において最も左側には負極側入力電極40が配置されている。X方向において第1の素子群G1と第2の素子群G2との間にはU相出力電極50が配置されている。X方向において第3の素子群G3と第4の素子群G4との間にはV相出力電極60が配置されている。X方向において第5の素子群G5と第6の素子群G6との間にはW相出力電極70が配置されている。
また、主回路基板21に中継電極23,24が素子群G2,G3、G4,G5に挟まれるように搭載されている。詳しくは、X方向において第2の素子群G2と第3の素子群G3との間には負極側中継電極23が配置されており、上述したように負極側中継電極23は導体パターンP2により負極側入力電極40と電気的に接続されている。また、X方向において第4の素子群G4と第5の素子群G5との間には正極側中継電極24が配置されており、上述したように正極側中継電極24は導体パターンP1により正極側入力電極30と電気的に接続されている。
図3において、インバータ装置10の正極側入力電極30および負極側入力電極40にはコンデンサ101を介して車載バッテリBcの正極端子および負極端子が接続される。また、各スイッチング素子Q1〜Q6のゲートはフラットケーブルCFを介して制御回路を構成する電子部品111と接続されている。制御回路を構成する電子部品111は制御回路基板110(図1,2参照)に搭載されている。そして、制御回路基板110の制御回路によりスイッチング素子Q1〜Q6がスイッチング制御されて車載走行モータに電力を供給するようになっている。
図1,4に示すように、アルミよりなる正負の入力電極30,40および各相の出力電極50,60,70は、それぞれ、端子部31,41,51,61,71とバスバー(帯板部)32,42,52,62,72とを備えている。端子部31,41,51,61,71は、略棒状に形成されている。バスバー32,42,52,62,72は、主回路基板21の導体パターン上に配置される。
バスバー32,42,52,62,72は、細長に延びる矩形板状(帯状)に形成され、導体パターンに対し面接触して電気的に接続される。入力電極30,40および出力電極50,60,70において、バスバー32,42,52,62,72の長さ方向の中央には丸棒状をなす端子部31,41,51,61,71が立設されている。
バスバー32,42,52,62,72は、その長手方向が、素子群G1〜G6のパワー素子20が並ぶ方向(Y方向)と平行となるように主回路基板21上に配置されている。また、バスバー32は、その長手方向(Y方向)の長さL1が、素子群G1〜G6のパワー素子20の並列方向(Y方向)における両端の幅W1より大きくなっている。以下、同様に、バスバー42は、その長手方向(Y方向)の長さL2が、素子群G1〜G6のパワー素子20の並列方向における両端の幅W1より大きくなっている。バスバー52は、その長手方向(Y方向)の長さL3が、素子群G1〜G6のパワー素子20の並列方向における両端の幅W1より大きくなっている。バスバー62は、その長手方向(Y方向)の長さL4が、素子群G1〜G6のパワー素子20の並列方向における両端の幅W1より大きくなっている。バスバー72は、その長手方向(Y方向)の長さL5が、素子群G1〜G6のパワー素子20の並列方向における両端の幅W1より大きくなっている。
このようにして、電極30,40,50,60,70のバスバー32,42,52,62,72における主回路基板21上での長さ(Y方向の長さL1,L2,L3,L4,L5)が、素子群G1〜G6のパワー素子20の並列方向における両端の幅W1より大きくされている。
また、負極側中継電極23は、その長手方向が、素子群G1〜G6のパワー素子20が並ぶ方向(Y方向)と平行となるように主回路基板21上に配置されている。また、正極側中継電極24は、その長手方向が、素子群G1〜G6のパワー素子20が並ぶ方向(Y方向)と平行となるように主回路基板21上に配置されている。負極側中継電極23は、その長手方向の長さL10が、素子群G1〜G6のパワー素子20の並列方向(Y方向)における両端の幅W1より大きくなっている。また、正極側中継電極24は、その長手方向の長さL11が、素子群G1〜G6のパワー素子20の並列方向(Y方向)における両端の幅W1より大きくなっている。
図1および図2に示すように、正負の入力電極30,40におけるバスバー32,42の上面にコンデンサ基板100が載置されている。正極側入力電極30および負極側入力電極40は、バスバー32,42を介してコンデンサ基板100と電気的に接続されている。また、正負の入力電極30,40の棒状の端子部31,41において上側の周面には制御回路基板用支持部33,43が突設されている。
コンデンサ基板100にはU相出力電極50、V相出力電極60、およびW相出力電極70の棒状の端子部51,61,71が貫通している。主回路基板21上には、補助ブラケット本体121が一対の脚部122により主回路基板21に固定されるとともに、補助ブラケット本体121が正負の入力電極30,40の制御回路基板用支持部33,43に支持されている。また、補助ブラケット本体121にはU相出力電極50、V相出力電極60、およびW相出力電極70の端子部51,61,71が貫通している。補助ブラケット本体121上には制御回路基板110が支持されるとともに、制御回路基板110にはU相出力電極50、V相出力電極60、およびW相出力電極70の端子部51,61,71が貫通している。制御回路基板用支持部33,43は導電カラー123を介して制御回路基板110と電気的に接続されている。制御回路基板110には制御回路側コネクタ部112が設けられ、接続部材としてのフラットケーブルCFによって主回路基板21と制御回路基板110とが電気的に接続されている。
次に、このように構成したインバータ装置10の作用を説明する。
車載バッテリBcからの直流電流が正極側入力電極30の端子部31からバスバー32を流れる。また、上アームのスイッチング素子Q1,Q4,Q5(第1、第4および第5の素子群G1,G4,G5のパワー素子20)、および下アームのスイッチング素子Q2,Q3,Q6(第2、第3および第6の素子群G2,G3,G6のパワー素子20)がオン、オフ制御され、第1〜第6の素子群G1〜G6に電流が流れる。また、中継電極23,24を通して電流が流れる。交流電流がU相出力電極50、V相出力電極60、およびW相出力電極70を経て車載走行モータに供給される。
また、正極側入力電極30および負極側入力電極40が発熱すると、この熱はバスバー32,42から主回路基板21を介してヒートシンクHSに伝わり放熱される。また、スイッチング素子Q1〜Q6(素子群G1〜G6)におけるスイッチング動作に伴う熱は主回路基板21を介してヒートシンクHSに伝わり放熱される。
ここで、上述したスイッチング素子Q1〜Q6(素子群G1〜G6)のオンオフに伴う主回路基板21における電流の流れについて言及する。
車載バッテリBcから直流電力がインバータ装置10に供給されて制御回路(電子部品111)によりスイッチング素子Q1〜Q6(素子群G1〜G6)がオンオフされて、交流電力が出力電極50,60,70から出力される。
このとき、図4に示すように、バスバー32,42,52,62,72は、その長手方向の長さL1,L2,L3,L4,L5が、素子群G1〜G6のパワー素子20の並列方向における両端の幅W1より大きくなっている。よって、基板上に形成される銅パターンよりも大きな電流経路を有し電流を効率的に流すことができるバスバーが、並列接続された複数のパワー素子のうち出力電極から遠い位置に配置される端側のパワー素子に近づくことになるので、端側のパワー素子の配線インダクタンスが低減される。つまり、図5に示すように、上アーム電流から下アーム電流に転流する際の電流経路がより短くなるので、各相の素子群全体としてのインダクタンスを低減することができる。具体的には、図7において、正極電極の寸法L50と負極電極の寸法L51と素子群G1〜G6の寸法W50との関係において、素子群の寸法W50に比べ電極の寸法L50,L51が小さいと配線インダクタンスの増加を招きやすい。各相の出力電極のバスバー203,204,205についても同様である。これに対し、図4に示す本実施形態においては、バスバー32,42,52,62,72の長さL1,L2,L3,L4,L5が、素子群G1〜G6のパワー素子20の並列方向における両端の幅W1より大きくなっているので、配線インダクタンスが低減される。
図5を用いてより詳しく説明する。
図5が本実施形態であり、図4に対応する図である。
図7のように素子群の寸法W50に比べ電極の寸法L50,L51が小さい場合について述べる。このとき、主回路基板21上に一方向に一列に並ぶ複数のパワー素子20から出力電極に電流i20が流れる際、端部のパワー素子20については、図6に示すように、出力電極に電気的に接続されているバスバーに向けて電流が斜めの経路を通って流れる。図7の他の相についても同様である。
一方、図4のようにバスバー32,42,52,62,72の長さL1,L2,L3,L4,L5が、素子群G1〜G6のパワー素子20の並列方向における両端の幅W1より大きい場合について述べる。このとき、主回路基板21上において一方向に一列に並ぶ複数のパワー素子20から出力電極に電流i10が流れる際、端部のパワー素子20については、図5に示すように、出力電極に電気的に接続されているバスバーに向けて電流が真横の最短経路で流れる。
よって、図7に示したように素子群G1〜G6の寸法W50に比べ電極(バスバー201,202)の寸法L50,L51が小さいものに比べ、図4に示すように、バスバー32,42,52,62,72の長さL1,L2,L3,L4,L5が、素子群G1〜G6のパワー素子20の並列方向における両端の幅W1より大きいと、配線インダクタンスを小さくできる。これにより、上アーム電流から下アーム電流に転流する際の電流経路がより短くなることでインダクタンスが低減できる。さらに、素子群G1〜G6での各パワー素子20に流れる電流についてアンバランスも低減できる。その結果、従来と同じスイッチング速度でパワー素子20をスイッチングさせてもスイッチングサージ電圧を小さくすることができる。その結果、より低耐圧で安価なパワー素子を採用することができる。
あるいは、よりスイッチング速度を大きくしてもスイッチングサージ電圧は従来と同等となるので、スイッチング損失を小さくすることができる。その結果、冷却系(ヒートシンクHS)を小型・安価とすることが可能となる。
中継電極23,24についても同様である。つまり、中継電極23,24は、その長手方向の長さL10,L11が、素子群G1〜G6のパワー素子20の並列方向における両端の幅W1より大きいので、図5,6を用いて説明したように、中継電極23,24と素子群G2〜G5との間の配線インダクタンスが低減される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)バスバー32,42,52,62,72はその長手方向が素子群G1〜G6のパワー素子20が並ぶ方向と平行となるように主回路基板21上に配置されている。ここで、バスバー32,42,52,62,72は、その長手方向の長さL1,L2,L3,L4,L5が、素子群G1〜G6のパワー素子20の並列方向における両端の幅W1より大きくなっている。よって、主回路基板21上に搭載された入力電極30,40および出力電極50,60,70と素子群G1〜G6との間の配線インダクタンスを低減することができる。
(2)主回路基板21において入力電極30,40と導体パターンP1,P2により接続される中継電極23,24が素子群G2,G3、G4,G5に挟まれるように搭載され、中継電極23,24はその長手方向が素子群G1〜G6のパワー素子20が並ぶ方向と平行となるように主回路基板21上に配置されている。ここで、中継電極23,24は、その長手方向の長さL10,L11が、素子群G1〜G6のパワー素子20の並列方向における両端の幅W1より大きくなっている。よって、主回路基板21上に搭載された中継電極23,24と素子群G2〜G5との間の配線インダクタンスを低減することができる。
10…インバータ装置、20…パワー素子、21…主回路基板、23…負極側中継電極、24…正極側中継電極、30…正極側入力電極、31…端子部、32…バスバー、40…負極側入力電極、41…端子部、42…バスバー、50…U相出力電極、51…端子部、52…バスバー、60…V相出力電極、61…端子部、62…バスバー、70…W相出力電極、71…端子部、72…バスバー、Q1,Q4,Q5…上アーム用スイッチング素子、Q2,Q3,Q6…下アーム用スイッチング素子、G1…第1の素子群、G2…第2の素子群、G3…第3の素子群、G4…第4の素子群、G5…第5の素子群、G6…第6の素子群、L1…長さ、L2…長さ、L3…長さ、L4…長さ、L5…長さ、L10…長さ、L11…長さ、W1…幅。

Claims (3)

  1. 電力を変換するインバータ装置であって、
    上アーム用スイッチング素子および下アーム用スイッチング素子は、それぞれ、並列接続された複数のパワー素子が基板上の一方向に一列に並ぶ素子群として構成され、前記基板上に、正負の入力電極に挟まれて前記各素子群が搭載されるとともに前記素子群に挟まれるように出力電極が搭載され、
    前記入力電極および前記出力電極は、それぞれ、端子部とバスバーとを備え、
    前記バスバーは、その長手方向が前記素子群の前記パワー素子が並ぶ方向と平行となるように前記基板の導体パターン上に配置され、
    前記バスバーは、前記基板の導体パターンに対して電気的に接続されるとともに、隣り合う前記素子群を構成する各パワー素子と前記導体パターンを介して電気的に接続されており、
    前記バスバーは、その長手方向の長さが、前記素子群の前記パワー素子の並列方向における両端の幅より大きいことを特徴とするインバータ装置。
  2. 前記基板において前記入力電極と導体パターンにより接続される中継電極が前記素子群に挟まれるように搭載され、
    前記中継電極は、その長手方向が前記素子群の前記パワー素子が並ぶ方向と平行となるように前記基板上に配置され、
    前記中継電極は、その長手方向の長さが、前記素子群の前記パワー素子の並列方向における両端の幅より大きいことを特徴とする請求項1に記載のインバータ装置。
  3. モータへ3相交流電力を供給する3相インバータであることを特徴とする請求項1または2に記載のインバータ装置。
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