JP5708225B2 - 駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、OA機器等に搭載され且つ輸送箱に効率的に収容することができる駆動装置に関する。
複写機やファクシミリ装置やプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置などのOA機器等には、高トルクが必要とされる給紙トレイの用紙押し上げ装置などを駆動する駆動装置として、モータと減速機とを一体としたギヤードモータ方式の駆動装置が搭載される。
このような駆動装置は、モータと該モータの回転動力を減速して伝達する減速機とを備えており、該減速機が、画像形成装置のトナーなどの侵入を防止するとともに駆動装置の内部の駆動部品に塗布されたグリースの飛散を防止する筐体に収容される(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、前記特許文献1に示された駆動装置は、前述した押し上げ装置などに接続される出力軸が筐体から突出しているため、駆動装置が輸送箱で輸送される際に、前記出力軸の破損防止を目的として輸送箱内に個々の独立した収納空間を設け、該個々の独立した収納空間のそれぞれに駆動装置を梱包収納している。このため、輸送箱の内部空間を有効利用できないという問題があった。
また、個々の独立した収容空間のそれぞれに駆動装置を梱包収容するため、梱包作業の所要時間が長時間化するとともに、梱包費用が高くなるという問題があった。
また、個々の独立した収容空間のそれぞれに駆動装置を梱包収容するため、輸送箱に収容できる駆動装置の個数を増やすことができず、収容箱の一箱あたりの輸送費用が高くなるという問題があった。
本発明は、かかる問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、OA機器等に搭載され且つ輸送箱に効率的に収容することができる駆動装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、回転動力を発生する回転動力発生装置と、前記回転動力発生装置の回転動力を伝達する回転動力伝達機構と、前記回転動力伝達機構によって伝達された回転動力を出力する回転動力出力機構と、前記回転動力発生装置と前記回転動力伝達機構と前記回転動力出力機構とを収容した筐体と、を備えた駆動装置において、(イ)前記回転動力出力機構には、前記筐体の一方を貫通した出力軸が設けられ、(ロ)前記回転動力出力機構が、前記筐体の他方から該筐体の内側に突出されて筒状に形成された筒状軸受部に軸支され、かつ、(ハ)前記筒状軸受部には、前記筐体同士を前記出力軸の軸方向に沿って重ね合わせた際に、前記出力軸が収容される収容凹部が設けられていることを特徴とする駆動装置である。
請求項2に記載された発明は、前記筐体の一方には、一対の係止孔が設けられ、前記筐体の他方には、該筐体の他方から外側に突出され且つ前記一対の係止孔に係止される一対の係止片が設けられ、前記筐体同士を前記出力軸の軸方向に沿って重ね合わせて該出力軸の軸方向に沿って互いに相対的に反対となる方向に旋回した際に、前記一対の係止孔と前記一対の係止片とが係止され、かつ、前記出力軸の軸方向に前記筐体同士が離間されるのが規制されることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置である。
請求項3に記載された発明は、前記筐体の一方には、該筐体の一方から外側に突出された一対の係止部が設けられ、前記筐体の他方には、該筐体の他方から外側に突出されて前記一対の係止部に係止される一対の係止片と、前記筐体の一方に当接する当接突起と、が設けられ、前記筐体同士を前記出力軸の軸方向に沿って重ね合わせて該出力軸の軸方向に沿って互いに相対的に反対となる方向に旋回した際に、前記一対の係止部と前記一対の係止片とが係止され、かつ、前記出力軸の軸方向に前記筐体同士が離間されるのが規制されるとともに前記当接突起が前記筐体の一方に当接されることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置である。
請求項4に記載された発明は、前記筐体の一方には、該筐体の一方から外側に突出された一対の係止部と、該筐体の一方から外側に突出された第一突起部と、が設けられ、前記筐体の他方には、該筐体の他方から外側に突出されて前記一対の係止部に係止される一対の係止片と、前記第一突起と係止される第二突起と、が設けられ、前記筐体同士を前記出力軸の軸方向に沿って重ね合わせて該出力軸の軸方向に沿って互いに相対的に反対となる方向に旋回した際に、前記一対の係止部と前記一対の係止片とが係止され、かつ、前記出力軸の軸方向に前記筐体同士が離間されるのが規制されるとともに、前記第一突起と前記第二突起とが互いに乗り越えて係止されて前記筐体同士が前記出力軸の軸方向に沿って旋回するのが規制されることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置である。
請求項5に記載された発明は、前記出力軸の軸方向に沿って重ね合わされた前記筐体のそれぞれの投射形状が略一致した際に、前記一対の係止孔と前記一対の係止片とが係止されることを特徴とする請求項2に記載の駆動装置である。
請求項6に記載された発明は、前記出力軸の軸方向に沿って重ね合わされた前記筐体のそれぞれの投射形状が略一致した際に、前記一対の係止部と前記一対の係止片とが係止されることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の駆動装置である。
請求項1に記載された発明によれば、駆動装置は、前記筐体の内側に突出した筒状軸受部に、筐体同士を出力軸の軸方向に沿って重ね合わせた際に該出力軸が収容される収容凹部を設けたため、輸送箱などに筐体同士を重ね合わせた状態で収容した際に、隣接する駆動装置の収容凹部に出力軸を収容することができる。このため、駆動装置の出力軸を隣接した筐体の収容凹部で保護し、輸送中に前記出力軸が破損するのを防止することができる。
また、駆動装置は、輸送箱などに筐体同士を重ね合わせて出力軸が保護された状態で収容できるため、輸送箱に収容できる駆動装置の個数を増加することができる。このため、輸送箱を小型化できるとともに輸送費用を抑制することができる。
また、駆動装置は、収容凹部を備えた筒状軸受部によって軸支される出力軸が、筐体内では最下流の駆動部品となるため、前記筐体に前記収容凹部を設けたことによる前記駆動装置自体の厚さや大きさへの影響を抑えることができる。
請求項2に記載された発明によれば、駆動装置は、筐体同士を出力軸の軸方向に沿って重ね合わせて該出力軸の軸方向に沿って互いに相対的に反対となる方向に旋回した際に、互いに係止し且つ前記出力軸の軸方向に筐体同士が離間するのを規制する一対の係止孔と一対の係止片とを設けたため、筐体同士を重ね合わせて互いに連結した状態で輸送箱などに収容することができる。このため、テープや結束具などで駆動装置同士を固定する作業を省略することができ、駆動装置の梱包収容にかかる作業を簡略化できるとともに、梱包収容の作業にかかる所要時間を短縮することができる。
また、駆動装置は、該駆動装置の筐体同士を旋回させるという簡単な操作で連結できるため、作業者の作業負担を軽減することができる。
請求項3に記載された発明によれば、駆動装置は、重ね合わされた筐体同士の一対の係止部と一対の係止片とが係止した際に、筐体の一方に当接する当接突起を該筐体の他方に設けたため、重ね合わされた筐体の一方から突出した出力軸の先端部と、該筐体の他方の収容凹部の底面部との間に隙間を形成することができる。このため、出力軸の先端部と収容凹部の底面部とが干渉することを防止し、輸送時の振動や衝撃等で出力軸が破損することを防止できる。
請求項4に記載された発明によれば、駆動装置は、重ね合わされた筐体同士の一対の係止部と一対の係止片とが係止した際に、重ね合わされた筐体同士が駆動軸の軸方向に沿って旋回するのを規制する第一突起と第二突起とを設けたため、輸送時の振動や衝撃等で重ね合わされた筐体同士が駆動軸の軸方向に沿って旋回することを防止できる。このため、前記一対の係止部と前記一対の係止片との係止が解除されて筐体同士の連結が解除されるのを防止できる。
また、駆動装置は、第一突起と第二突起とが互いに乗り越えて係止されるため、重ね合わされた筐体同士を、連結するときの方向とは逆方向に旋回させるだけで第一突起と第二突起との係止を解除できる。このため、作業者が特別な工具などを使用することなく、手作業で筐体同士の連結を解除することができる。
請求項5に記載された発明によれば、駆動装置は、重ね合わされた筐体のそれぞれの投射形状が略一致した際に、一対の係止孔と一対の係止片とを係止するように構成したため、重ね合わせた筐体のそれぞれの投射形状が略一致した状態で該筐体同士を連結することができる。このため、筐体のそれぞれの係止状態を作業者が確認しなくとも、筐体のそれぞれの投射形状が略一致した状態とすることで、該筐体同士が連結されたことを目視で確認することができる。
また、駆動装置は、重ね合わせた筐体のそれぞれの投射形状を略一致することができるため、重ね合わせた筐体同士をコンパクト且つ省スペースで輸送箱などに収納することができる。
また、駆動装置は、重ね合わされた筐体のそれぞれの投射形状を略一致することができるため、輸送時の振動や衝撃等に対して安定化することができる。
請求項6に記載された発明によれば、駆動装置は、筐体のそれぞれの投射形状が略一致した際に、一対の係止部と一対の係止片とを係止するように構成したため、重ね合わせた筐体のそれぞれの投射形状が略一致した状態で該筐体同士を連結することができる。このため、重ね合わされた筐体のそれぞれの係止状態を作業者が確認しなくとも、筐体のそれぞれの投射形状が略一致した状態とすることで、該筐体同士が連結されたことを目視で確認することができる。
また、駆動装置は、重ね合わせた筐体のそれぞれの投射形状を略一致することができるため、重ね合わせた筐体同士をコンパクト且つ省スペースで輸送箱などに収容することができる。
また、駆動装置は、重ね合わされた筐体のそれぞれの投射形状を略一致することができるため、輸送時の振動や衝撃等に対して安定化することができる。
本発明の第一の実施形態にかかる駆動装置の斜視図である。 図1に示す駆動装置の構成を示す斜視図である。 図1に示す駆動装置のII−II矢視断面図である。 図1に示す駆動装置を輸送箱に梱包収容した状態を示す図である。 本発明の第二の実施形態にかかる駆動装置の斜視図である。(A)は駆動装置の前面側を示す斜視図、(B)は駆動装置の背面側を示す斜視図である。 図5に示す駆動装置同士を連結した状態を示す一部断面図である。 図5に示す駆動装置同士を複数連結した状態を示す斜視図である。 本発明の第三の実施形態にかかる駆動装置の斜視図である。(A)は駆動装置の前面側を示す斜視図、(B)は駆動装置の背面側を示す斜視図である。 図8に示す駆動装置同士を連結した状態を示す斜視図である。 図9に示す連結された駆動装置の出力軸と収容凹部との状態を示す一部断面図である。 図9に示す連結された駆動装置の係止部と係止突起との係止状態を示す図である。 本発明の第四の実施形態にかかる駆動装置の斜視図である。(A)は駆動装置の前面側を示す斜視図、(B)は駆動装置の背面側を示す斜視図である。 図12に示す駆動装置同士を連結した状態を示す斜視図である。 図13に示す連結された駆動装置の第一突起と第二突起との係止状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図1〜図14を参照して説明する。
本発明の第一の実施形態にかかる駆動装置1は、図1および図2に示すように、筐体2と、前記筐体2に収容され且つ回転動力を発生させる回転動力発生装置としてのモータ6と、前記筐体2に収容されるとともに前記モータ6の回転動力を伝達する回転動力伝達機構としての減速機13と、前記筐体2に収容されるとともに前記減速機13から伝達された回転動力を出力する回転動力出力機構としての出力歯車15と、を備えている。駆動装置1は、自動車やOA機器などに組み込まれる寸法に形成されている。
筐体2は、該筐体2の一方としての蓋部4と、前記筐体2の他方としての本体部3と、を備え、直方体形状に形成されている。筐体2は、図示しないネジ部材などの固定手段によって蓋部4が本体部3に固定されている。
本体部3は、ポリ塩化ビニル樹脂などの絶縁性に優れた硬質合成樹脂からなり、函状に形成されている。本体部3には、モータ6が収容されて固定されるモータ収容部12と、前記モータ収容部12に収容されたモータ6に電力を供給する電線10が導出される切欠部14と、が設けられている。
モータ収容部12は、本体部3の隅部に設けられている。モータ収容部12は、長方形状に形成された枠部12bから構成されている。モータ収容部12は、後述する出力歯車15の出力軸8の軸方向に対して、モータ6の駆動軸16が直交する方向に該モータ6を収容している。
枠部12bは、前記本体部3と一体的に形成されている。枠部12bは、収容されるモータ6の外形に沿って形成されている。枠部12bには、収容されたモータ6の駆動軸16が配される溝部12aが設けられている。
蓋部4は、ポリ塩化ビニル樹脂などの絶縁性に優れた硬質合成樹脂からなり、長方形状の薄板状に形成されている。蓋部4には、前記モータ6の胴体部分に連通した開口部4aと、出力軸8が挿通する挿通孔4bと、が設けられている。蓋部4は、作業者が手指で押圧した際に、容易に撓まない程度の肉厚に形成されている。
開口部4aは、前記蓋部4の縁端部から開口され且つ長方形状に形成されている。開口部4aは、前記モータ収容部12を構成する前記枠部12bよりも小さい寸法で開口されている。開口部4aは、前記モータ収容部12に収容されたモータ6の胴体部分から該モータ6の熱を放熱するように構成されている。
挿通孔4bは、円形に形成されており、出力軸8の外形に沿って開孔され環状に形成され且つ該出力軸8を受ける軸受部39が設けられている。軸受部39は、真鍮や青銅などの銅合金から構成され、すべり面で軸を受ける所謂すべり軸受とされている。軸受部39は、該軸受部39と出力軸8との接触および凝着を防止するために、僅かな量のグリースが給脂されて潤滑されている。なお、軸受部39は、すべり軸受に限定されるものではなく、転がり軸受などであっても良く、ブッシュなどを設けても良い。
モータ6は、直流電流によって回転動力を発生し、かつ、整流子を備えない所謂ブラシレスモータとされている。モータ6は、永久磁石から構成されたロータがステータの内側に設けられたインナロータ型とされている。モータ6は、ステータと、前記ステータの径方向の内側に配され該ステータに対して相対して回転するロータと、前記ロータに設けられ該ロータとともに回転する駆動軸16と、前記ステータに設けられて前記ロータを駆動する電子素子を有する電子回路と、前記ステータと前記ロータと前記駆動軸16と前記電子回路とを収容するモータケースと、を備えている。モータ6は、図示しない熱伝導性と放熱性とに優れたアルミニウムまたはアルミニウム合金からなる押え板によってモータ収容部12に固定されている。なお、モータ6は、パルス電力に同期して動作するステッピングモータなどであっても良い。
減速機13は、平行軸歯車減速機とされており、前記モータ6の駆動軸16によって駆動されるねじ歯車19と、前記ねじ歯車19に噛合されるはすば歯車24と、前記はすば歯車24の軸線上に一体に設けられ該はすば歯車24とともに回転される平歯車25と、前記平歯車25に噛合される遊び歯車28と、を備えている。減速機13は、駆動軸16の回転数が出力軸8で1/50程度となるように構成されている。なお、減速機13の減速比は、駆動装置1の仕様に合わせて、適宜変更して良い。
ねじ歯車19は、該ねじ歯車19の軸方向の一方に設けられて駆動軸16に連結された連結軸17と、前記ねじ歯車19の軸方向の他方に設けられた軸部21と、を備えている。軸部21は、前記本体部3の内側に設けられた軸受部22に軸支されている。軸受部22は、前記軸部21の外形に沿って円形の凹部が設けられた環状に形成されている。軸受部22は、真鍮や青銅などの銅合金から構成され、すべり面で軸部21を受ける所謂すべり軸受とされている。軸受部22は、該軸受部22と前記軸部21との接触および凝着を防止するために、僅かな量のグリースが給脂されて潤滑されている。
はすば歯車24は、歯筋が、前記はすば歯車24の軸方向に対して斜めに形成され、かつ、前記ねじ歯車19の歯筋に対して平行に形成されている。はすば歯車24は、該はすば歯車24と前記平歯車25とを貫通した軸部26を備えている。軸部26は、前記本体部3の内側と前記蓋部4の内側とにそれぞれ設けられた図示しない軸受部に軸支されている。
平歯車25は、前記はすば歯車24に一体に設けられ、且つ、該はすば歯車24よりも小径に形成されている。平歯車25は、歯筋が該平歯車25の軸方向に対して平行に形成されている。
遊び歯車28は、平歯車とされ、前記はすば歯車24よりも大径に形成されている。遊び歯車28は、軸部29を備えている。軸部29は、前記本体部3の内側に設けられた軸受部30と、前記蓋部4の内側に設けられた図示しない軸受部とに軸支されている。軸受部30は、真鍮や青銅などの銅合金から構成され、すべり面で軸部29を受ける所謂すべり軸受とされている。軸受部30は、該軸受部30と前記軸部29との接触および凝着を防止するために、僅かな量のグリースが給脂されて潤滑されている。なお、遊び歯車28は、駆動装置1の仕様に合わせて、複数個設けても良い。
出力歯車15は、前記遊び歯車28に噛合される平歯車31と、前記平歯車31の軸線上に一体に設けられ該平歯車31とともに回転される出力軸8と、を備えている。出力歯車15は、前記遊び歯車28よりも大径に形成されている。出力軸8は、前記出力歯車15を貫通して設けられ、円柱状に形成されている。出力軸8は、前記本体3の内側に設けられた筒状軸受部33と、前記蓋部4の挿通孔4bに設けられた軸受部39とに軸支されている。
筒状軸受部33は、前記本体3が内側に突出されて円筒状に形成されている。筒状軸受部33は、前記本体3の外側に設けられ且つ前記出力軸8を収容する収容凹部35と、前記本体3の内側に設けられ且つ前記出力歯車15を軸支する軸受部37と、を備えている。
収容凹部35は、円形状に開口され、かつ、前記出力軸8の軸径D1よりも大径の開口径D2に形成されているとともに、前記蓋部4から突出された前記出力軸8の軸長h1よりも長い深さh2に形成されている。
軸受部37は、真鍮や青銅などの銅合金から構成され、すべり面で前記出力軸8を受ける所謂すべり軸受とされている。軸受部37は、該軸受部37と前記出力軸8との接触および凝着を防止するために、僅かな量のグリースが給脂されて潤滑されている。
次に、前述の如く構成された駆動装置1を輸送する方法について説明する。
図4に示すように、出力軸8が収容凹部35に収容されるように複数(図示例では、6台)の駆動装置1の筐体2同士を該出力軸8の軸方向に沿って重ね合わせて、駆動装置1同士の重ね合わせ1Aを形成する。次いで、仕切り81aが設けられた輸送箱81に、駆動装置1同士の重ね合わせ1Aを梱包収容する。このため、一台ごとに駆動装置1を輸送箱81に梱包収容する場合に比べて、梱包作業の作業量を大幅に削減することができるとともに、輸送箱81に収容できる駆動装置1の台数を大幅に増加することができる。
本実施形態によれば、駆動装置1は、(イ)出力歯車15には、筐体2の一方としての蓋部4を貫通した出力軸8が設けられ、(ロ)前記出力歯車15が、前記筐体2の他方としての本体部3から該本体部3の内側に突出されて筒状に形成された筒状軸受部33に軸支され、かつ、(ハ)前記筒状軸受部33には、前記筐体2同士を前記出力軸8の軸方向に沿って重ね合わせた際に、前記出力軸8が収容される収容凹部35が設けられている。
このため、駆動装置1は、前記本体部3の内側に突出した筒状軸受部33に、筐体2同士を出力軸8の軸方向に沿って重ね合わせた際に該出力軸8が収容される収容凹部35を設けたため、輸送箱81などに筐体2同士を重ね合わせた状態で梱包収容した際に、隣接する駆動装置1の収容凹部35に出力軸8を収容することができる。よって、駆動装置1の出力軸8を隣接した筐体2の収容凹部35で保護し、輸送中に前記出力軸8が破損するのを防止することができる。
また、駆動装置1は、筐体2同士を重ね合わせて出力軸8が収容凹部35に収容された状態で輸送箱81などに梱包収容できるため、輸送箱81に収容できる駆動装置1の台数を増加することができる。このため、輸送箱81を小型化できるとともに輸送費用を抑制することができる。
また、駆動装置1は、筐体2同士を重ね合わせて出力軸8が収容凹部35に収容された状態で輸送箱81などに梱包収容できるため、駆動装置1を一台ごとに梱包収容する場合よりも、梱包収容作業の作業量を大幅に削減することができる。
(第二の実施形態)
次に、本発明にかかる駆動装置1の第二の実施形態について、図5ないし図7を参照して説明する。なお、前述した実施形態と同一部分には、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の第二の実施形態にかかる駆動装置1は、図5に示すように、蓋部4に一対の係止孔41,42が設けられ、かつ、本体部3から外側に突出されて前記一対の係止孔41,42に係止される係止片44,45が設けられている。モータ6は、筐体2に内蔵されている。
係止孔41,42は、出力軸8の同心円上に設けられ、前記出力軸8に対して互いに対称となる扇形状に形成されている。係止孔41,42と係止片44,45とは、前記筐体2同士を前記出力軸8の軸方向に沿って重ね合わせて該出力軸8の軸方向に沿って互いに相対的に反対となる方向に旋回した際に、前記係止孔41,42と前記係止片44,45とが係止される位置に設けられている。さらに、係止孔41,42と係止片44,45とは、前記出力軸8の軸方向に沿って重ね合わされた前記筐体2同士のそれぞれの投射形状が略一致した際に、前記係止孔41,42と前記係止片44,45とが係止される位置に設けられている。
本発明でいう、筐体同士2のそれぞれの投射形状が略一致するとは、図7に示すように、出力軸8の軸方向に投射されたそれぞれの筐体2の投射形状が略一致することをいう。なお、投射形状が略一致するとは、前記出力軸8を中心に旋回されるそれぞれの筐体2が、前記出力軸8に対して略同一方向とされていることをいう。
係止片44,45は、出力軸8に対して直交する方向の側面視でL字形状に形成されている。係止片44,45は、本体部3から突出された基端部と、前記基端部から屈曲されて前記本体部3の表面に対して平行に延長された延長部と、を備えている。係止片44,45は、延長部の自由端が互いに反対方向に向けられて形成されている。
前述の如く構成された本実施形態にかかる駆動装置1の輸送方法について、図6および図7を参照して説明する。
図6に示すように、出力軸8が収容凹部35に収容されるように複数(図示例では、2台)の駆動装置1の筐体2同士を該出力軸8の軸方向に沿って重ね合わせて、駆動装置1同士の重ね合わせ1Aを形成する。このとき、前記筐体2同士を前記出力軸8の軸方向に沿って重ね合わせて該出力軸8の軸方向に沿って互いに相対的に反対となる方向に旋回し、前記係止孔41,42と前記係止片44,45とを係止させる。このとき、図7に示すように、前記出力軸8の軸方向に沿って重ね合わされた前記筐体2同士のそれぞれの投射形状が略一致した際に、前記係止孔41,42と前記係止片44,45とが係止される。
このため、筐体2同士を重ね合わせて互いに連結した状態で輸送箱81などに梱包収容することができる。よって、テープや結束具などで複数の駆動装置1同士を固定する作業を省略することができ、駆動装置1の梱包収容にかかる作業を簡略化できるとともに、梱包収容の作業にかかる所要時間を短縮することができる。
また、複数の筐体2のそれぞれの投射形状が略一致した状態とすることで、筐体2同士が連結されたことを目視で確認することができるとともに、重ね合わせた筐体2同士をコンパクト且つ省スペースで輸送箱81などに収納することができる。
本実施形態によれば、前記筐体2の一方としての蓋部4には、一対の係止孔41,42が設けられ、前記筐体2の他方としての本体部3には、該本体部3から外側に突出され且つ前記一対の係止孔41,42に係止される一対の係止片44,45が設けられ、前記筐体2同士を前記出力軸8の軸方向に沿って重ね合わせて該出力軸8の軸方向に沿って互いに相対的に反対となる方向に旋回した際に、前記一対の係止孔41,42と前記一対の係止片44,45とが係止され、かつ、前記出力軸8の軸方向に前記筐体2同士が離間されるのが規制される。
このため、駆動装置1は、筐体2同士を重ね合わせて互いに連結した状態で輸送箱81などに収容することができる。このため、テープや結束具などで複数の駆動装置2同士を固定する作業を省略することができ、駆動装置1の梱包収容にかかる作業を簡略化できるとともに、梱包収容の作業にかかる所要時間を短縮することができる。
また、駆動装置1は、該駆動装置1の筐体2同士を旋回させるという簡単な操作で連結できるため、作業者の作業負担を軽減することができる。
また、本実施形態によれば、駆動装置1は、前記出力軸8の軸方向に沿って重ね合わされた前記筐体2のそれぞれの投射形状が略一致した際に、前記一対の係止孔41,42と前記一対の係止片44,45とが係止されるため、重ね合わせた筐体2のそれぞれの投射形状が略一致した状態で該筐体2同士を連結することができる。このため、筐体2のそれぞれの係止状態を作業者が確認しなくとも、筐体2のそれぞれの投射形状が略一致した状態とすることで、該筐体2同士が連結されたことを目視で確認することができる。
また、駆動装置1は、重ね合わせた筐体2のそれぞれの投射形状を略一致することができるため、重ね合わせた筐体2同士をコンパクト且つ省スペースで輸送箱81などに収納することができる。
また、駆動装置1は、重ね合わされた筐体2のそれぞれの投射形状を略一致することができるため、輸送時の振動や衝撃等に対して安定化することができる。
(第三の実施形態)
次に、本発明にかかる駆動装置1の第三の実施形態について、図8ないし図11を参照して説明する。なお、前述した実施形態と同一部分には、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の第三の実施形態にかかる駆動装置1は、図8に示すように、蓋部4には、一対の係止部48,49が設けられている。本体部3には、該本体部3から外側に突出されて前記一対の係止部48,49に係止される係止片44,45と、前記本体部3の外側に突設されて前記蓋部4に当接される一対の当接突起52,53と、が設けられている。モータ6は、筐体2に内蔵されている。
係止部48,49は、枠状に形成されており、互いに間隔をあけて蓋部4から立設された二つの基端部と、前記二つの基端部同士に横架された横架部と、を備えている。係止部48,49は、出力軸8の同心円上に設けられ且つ該出力軸8に対して対称に設けられている。
当接突起52,53は、円柱状に形成され、先端の縁端部が円錐状に形成されている。当接突起52,53は、出力軸8の同心円上に設けられ且つ該出力軸8に対して対称に設けられている。当接突起52,53は、前記係止片44,45の基端部側に設けられている。
前述の如く構成された本実施形態にかかる駆動装置1の輸送方法について、図9ないし図11を参照して説明する。
図9および図10に示すように、出力軸8が収容凹部35に収容されるように複数(図示例では、2台)の駆動装置1の筐体2同士を該出力軸8の軸方向に沿って重ね合わせて、駆動装置1同士の重ね合わせ1Aを形成する。このとき、前記筐体2同士を前記出力軸8の軸方向に沿って重ね合わせて該出力軸8の軸方向に沿って互いに相対的に反対となる方向に旋回し、前記係止部48,49と前記係止片44,45とを係止させる。このとき、図11に示すように、前記出力軸8の軸方向に沿って重ね合わされた前記筐体2同士のそれぞれの投射形状が略一致した際に、前記係止部48,49と前記係止片44,45とが係止される。
このため、駆動装置1は、図10に示すように、重ね合わされた筐体2の一方としての蓋部4から突出した出力軸8の先端部8aと、該筐体2の他方としての本体部3の収容凹部35の底面部35aとの間に隙間55を形成することができる。このため、出力軸8の先端部8aと収容凹部35の底面部35aとが干渉することを防止し、輸送時の振動や衝撃等で出力軸8が破損することを防止できる。
本実施形態によれば、駆動装置1は、前記蓋部4には、該蓋部4から外側に突出された一対の係止部48,49が設けられ、前記本体部3には、該本体部3から外側に突出されて前記一対の係止部48,49に係止される一対の係止片44,45と、前記蓋部4に当接する当接突起52,53と、が設けられ、前記筐体2同士を前記出力軸8の軸方向に沿って重ね合わせて該出力軸8の軸方向に沿って互いに相対的に反対となる方向に旋回した際に、前記一対の係止部48,49と前記一対の係止片44,45とが係止され、かつ、前記出力軸8の軸方向に前記筐体2同士が離間されるのが規制されるとともに前記当接突起52,53が前記蓋部4に当接される。
このため、駆動装置1は、重ね合わされた筐体2の蓋部4から突出した出力軸8の先端部8aと、本体部3の収容凹部35の底面部35aとの間に隙間55を形成することができる。よって、出力軸8の先端部8aと収容凹部35の底面部35aとが干渉することを防止し、輸送時の振動や衝撃等で出力軸8が破損することを防止できる。
また、本実施形態によれば、駆動装置1は、重ね合わされた筐体2のそれぞれの投射形状が略一致した際に、一対の係止部48,49と一対の係止片44,45とを係止するように構成したため、重ね合わせた筐体2のそれぞれの投射形状が略一致した状態で該筐体2同士を連結することができる。このため、複数の筐体2のそれぞれの係止状態を作業者が確認しなくとも、筐体2のそれぞれの投射形状が略一致した状態とすることで、該筐体2同士が連結されたことを目視で確認することができる。
また、駆動装置1は、重ね合わせた筐体2のそれぞれの投射形状を略一致することができるため、重ね合わせた筐体2同士をコンパクト且つ省スペースで輸送箱などに収容することができる。
また、駆動装置2は、重ね合わされた筐体2のそれぞれの投射形状を略一致することができるため、輸送時の振動や衝撃等に対して安定化することができる。
(第四の実施形態)
次に、本発明にかかる駆動装置1の第四の実施形態について、図12ないし図14を参照して説明する。なお、前述した実施形態と同一部分には、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の第四の実施形態にかかる駆動装置1は、図12に示すように、蓋部4には、一対の係止部48,49と、前記蓋部4から突出された第一突起部61と、が設けられている。本体部3には、該本体部3から外側に突出されて前記一対の係止部48,49に係止される係止片44,45と、前記本体部3から外側に突出されて前記第一突起部61と係止される第二突起部58と、が設けられている。モータ6は、筐体2に内蔵されている。
第一突起部61と第二突起部62とは、前記筐体2同士を前記出力軸8の軸方向に沿って重ね合わせて該出力軸8の軸方向に沿って互いに相対的に反対となる方向に旋回した際に、互いに乗り越えて係止されて前記筐体2同士が前記出力軸8の軸方向に沿って旋回されるのが規制される位置に設けられている。第一突起部61と前記第2突起部62とは、弾性を有して形成されている。
第一突起部61は、直方体状に形成され、前記蓋部4の端部から出力軸8の軸方向に平行に突出して設けられている。第一突起部61は、前記蓋部4の縁端部側に向かって突出量が徐々に減少する傾斜面62が設けられている。
第二突起部62は、円柱状に形成され、前記本体部3の端部から前記出力軸8の軸方向に平行に突出して設けられている。第二突起部62は、前記第一突起部61の傾斜面62に対向する傾斜面59が設けられている。
前述の如く構成された本実施形態にかかる駆動装置1の輸送方法について、図13および図14を参照して説明する。
図13および図14に示すように、出力軸8が収容凹部35に収容されるように複数(図示例では、2台)の駆動装置1の筐体2同士を該出力軸8の軸方向に沿って重ね合わせて、駆動装置1同士の重ね合わせ1Aを形成する。このとき、前記筐体2同士を前記出力軸8の軸方向に沿って重ね合わせて該出力軸8の軸方向に沿って互いに相対的に反対となる方向に旋回し、前記係止部48,49と前記係止片44,45とを係止させる。このとき、図11に示すように、前記出力軸8の軸方向に沿って重ね合わされた前記筐体2同士のそれぞれの投射形状が略一致した際に、前記係止部48,49と前記係止片44,45とが係止されるとともに、前記第一突起部61と前記第2突起部62とがそれぞれの傾斜面62,59を滑動して、互いに弾性変形して該傾斜面62,59を乗り越えて係止される。そして、前記第一突起部61と前記第2突起部62との係止によって、前記係止部48,49と前記係止片44,45との係止が解除される方向に前記筐体2同士を旋回することが規制される。
このため、駆動装置1は、輸送時の振動や衝撃等で重ね合わされた筐体2同士が駆動軸8の軸方向に沿って旋回することを防止できる。このため、前記一対の係止部48.49と前記一対の係止片44,45との係止が解除されて筐体2同士の連結が解除されるのを防止できる。
また、駆動装置1は、第一突起61と第二突起58とが互いに乗り越えて係止されるため、作業者が特別な工具などを使用することなく、手作業で筐体2同士の連結を解除することができる。よって、輸送後の開梱作業の作業量を軽減できるとともに作業時間を短縮することができる。
本実施形態によれば、駆動装置1は、前記蓋部4には、該蓋部4から外側に突出された一対の係止部48,49と、該蓋部4から外側に突出された第一突起部61と、が設けられ、前記本体部3には、該本体部3から外側に突出されて前記一対の係止部48,49に係止される一対の係止片44,45と、前記第一突起61と係止される第二突起58と、が設けられ、前記筐体2同士を前記出力軸8の軸方向に沿って重ね合わせて該出力軸8の軸方向に沿って互いに相対的に反対となる方向に旋回した際に、前記一対の係止部48,49と前記一対の係止片44,45とが係止され、かつ、前記出力軸8の軸方向に前記筐体2同士が離間されるのが規制されるとともに、前記第一突起61と前記第二突起58とが互いに乗り越えて係止されて前記筐体2同士が前記出力軸8の軸方向に沿って旋回するのが規制される。
このため、駆動装置1は、重ね合わされた筐体2同士の一対の係止部48,49と一対の係止片44,45とが係止した際に、重ね合わされた筐体2同士が駆動軸8の軸方向に沿って旋回するのを規制する第一突起61と第二突起58とを設けたため、輸送時の振動や衝撃等で重ね合わされた筐体2同士が駆動軸8の軸方向に沿って旋回することを防止できる。このため、前記一対の係止部48,49と前記一対の係止片44,45との係止が解除されて筐体2同士の連結が解除されるのを防止できる。
また、駆動装置1は、第一突起61と第二突起58とが互いに乗り越えて係止されるため、重ね合わされた筐体2同士を、連結するときの方向とは逆方向に旋回させるだけで第一突起61と第二突起58との係止を解除できる。このため、作業者が特別な工具などを使用することなく、手作業で筐体同士2の連結を解除することができる。
なお、前述した実施形態にかかる駆動装置1は、輸送箱81などに梱包収容される駆動装置1の連結数が多いほど、前述した効果が見込まれる。また、前述した実施形態にかかる駆動装置1の係止孔41,42と係止片44,45とからなる係止手段、係止部48,49と前記係止片44,45とからなる係止手段などを自動車やOA機器等の製品側にも設けることで、駆動装置1を製品に取り付ける作業の作業量等を軽減することができる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 駆動装置
2 筐体
3 本体部
4 蓋部
6 モータ(回転動力発生装置)
8 出力軸
8a 先端部
13 減速機(回転動力伝達機構)
15 出力歯車(回転動力出力機構)
33 筒状軸受部
35 収容凹部
35a 底面部
41,42 係止孔
44,45 係止片
48,49 係止部
52,53 当接突起
55 隙間
58 第二突起部
61 第一突起部
81 輸送箱
D1 軸径
D2 開口径
h1 軸長
h2 深さ
特開2010−58953号公報

Claims (6)

  1. 回転動力を発生する回転動力発生装置と、
    前記回転動力発生装置の回転動力を伝達する回転動力伝達機構と、
    前記回転動力伝達機構によって伝達された回転動力を出力する回転動力出力機構と、
    前記回転動力発生装置と前記回転動力伝達機構と前記回転動力出力機構とを収容した筐体と、
    を備えた駆動装置において、
    (イ)前記回転動力出力機構には、前記筐体の一方を貫通した出力軸が設けられ、
    (ロ)前記回転動力出力機構が、前記筐体の他方から該筐体の内側に突出されて筒状に形成された筒状軸受部に軸支され、かつ、
    (ハ)前記筒状軸受部には、前記筐体同士を前記出力軸の軸方向に沿って重ね合わせた際に、前記出力軸が収容される収容凹部が設けられている
    ことを特徴とする駆動装置。
  2. 前記筐体の一方には、一対の係止孔が設けられ、
    前記筐体の他方には、該筐体の他方から外側に突出され且つ前記一対の係止孔に係止される一対の係止片が設けられ、
    前記筐体同士を前記出力軸の軸方向に沿って重ね合わせて該出力軸の軸方向に沿って互いに相対的に反対となる方向に旋回した際に、前記一対の係止孔と前記一対の係止片とが係止され、かつ、
    前記出力軸の軸方向に前記筐体同士が離間されるのが規制される
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記筐体の一方には、該筐体の一方から外側に突出された一対の係止部が設けられ、
    前記筐体の他方には、該筐体の他方から外側に突出されて前記一対の係止部に係止される一対の係止片と、前記筐体の一方に当接する当接突起と、が設けられ、
    前記筐体同士を前記出力軸の軸方向に沿って重ね合わせて該出力軸の軸方向に沿って互いに相対的に反対となる方向に旋回した際に、前記一対の係止部と前記一対の係止片とが係止され、かつ、
    前記出力軸の軸方向に前記筐体同士が離間されるのが規制されるとともに前記当接突起が前記筐体の一方に当接される
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  4. 前記筐体の一方には、該筐体の一方から外側に突出された一対の係止部と、該筐体の一方から外側に突出された第一突起部と、が設けられ、
    前記筐体の他方には、該筐体の他方から外側に突出されて前記一対の係止部に係止される一対の係止片と、前記第一突起と係止される第二突起と、が設けられ、
    前記筐体同士を前記出力軸の軸方向に沿って重ね合わせて該出力軸の軸方向に沿って互いに相対的に反対となる方向に旋回した際に、前記一対の係止部と前記一対の係止片とが係止され、かつ、
    前記出力軸の軸方向に前記筐体同士が離間されるのが規制されるとともに、前記第一突起と前記第二突起とが互いに乗り越えて係止されて前記筐体同士が前記出力軸の軸方向に沿って旋回するのが規制される
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  5. 前記出力軸の軸方向に沿って重ね合わされた前記筐体のそれぞれの投射形状が略一致した際に、前記一対の係止孔と前記一対の係止片とが係止されることを特徴とする請求項2に記載の駆動装置。
  6. 前記出力軸の軸方向に沿って重ね合わされた前記筐体のそれぞれの投射形状が略一致した際に、前記一対の係止部と前記一対の係止片とが係止されることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の駆動装置。
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