JP6397317B2 - インパクト工具 - Google Patents
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Description
アンビルにおける油供給路の形成部位とアームとの間に、下記の式におけるねじりに対する断面係数を油供給路の形成部位の当該断面係数よりも大きくするくびれ部が、アンビルの全周に亘って形成されていることを特徴とするものである。
ω=(32/πd4)×(T/G)
ω:単位長さのねじれ角、d:直径、T:トルク、G:横弾性係数
(32/πd4):ねじりに対する断面係数(断面2次極モーメントの逆数)
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、モータと、モータの駆動によって回転するスピンドルと、スピンドルに外装されるハンマーと、ハンマーが回転方向で係合するアームを備えて前方へ突出するアンビルとを含み、ハンマーによってアンビルに回転打撃力を付与可能な打撃機構と、打撃機構を収容して前端に設けた軸受部でアンビルを保持するハンマーケースと、アンビル内へ半径方向に設けられ、アンビルと軸受部に設けた軸受との間に潤滑油を供給する油供給路と、を含んでなるインパクト工具であって、
軸受部とアームとの間に、アンビルが貫通してアンビルを前方側で位置決めする規制リングが設けられて、アンビルにおける油供給路の形成部位と規制リングとの間に、下記の式におけるねじりに対する断面係数を油供給路の形成部位の当該断面係数よりも大きくするくびれ部が、アンビルの全周に亘って形成されていることを特徴とするものである。
ω=(32/πd4)×(T/G)
ω:単位長さのねじれ角、d:直径、T:トルク、G:横弾性係数
(32/πd4):ねじりに対する断面係数(断面2次極モーメントの逆数)
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、アンビルの外周における油供給路の形成部位に、油供給路と連通するリング状の案内溝が形成され、くびれ部は、案内溝よりも深く形成されて、くびれ部の位置でアンビルの外径及び横断面積が最小となっていることを特徴とするものである。
特に、ねじり変形部をくびれ部としたことで、所望のねじり変形部が簡単に形成可能となる。
図1は、インパクト工具の一例であるインパクトレンチの側面図、図2は正面図、図3は縦断面図である。このインパクトレンチ1は、前後方向に延びる本体2に、ハンドル3を下向きに形成した側面視T字状を有し、本体2の先端からは最終出力軸となるアンビル4が突出し、ハンドル3の下端に設けた装着部5には、電源となるバッテリーパック6が装着されている。95はアンビル4の先端に装着されるソケットである。
本体2のハウジングは、ブラシレスモータ8を収容する後方部分にハンドル3を延設した合成樹脂製の本体ハウジング7と、本体ハウジング7の前方に組み付けられて打撃機構10を収容する金属製のハンマーケース9とからなる。本体ハウジング7は、左右一対の半割ハウジング7a,7bを左右方向のネジ11,11・・によって組み付けて形成される。
また、後インシュレータ34の左右の側部には、一対の凹部40,40がそれぞれ形成されると共に、凹部40,40を挟んだ上下側には、一対の三角形状の第1切欠部41,41がそれぞれ形成されている。さらに、後インシュレータ34の上部中央には、四角形状の第2切欠部42が形成されている。
コイル35は、一本の巻線でステータコア32の各ティースへ順番に巻回されて、コイル35,35間をつなぐ各巻線35aが、保持部38の外側を回り込んでヒュージング端子43の折り曲げ部44で挟持されることにより、各ヒュージング端子43と電気的に接続されている。
こうして組み付けられるステータ30は、本体ハウジング7の半割ハウジング7a,7bの内面へそれぞれ周方向に突設した支持リブ55,55によって外周が保持されると共に、半割ハウジング7a,7bの内面に突設された図示しない突起が、後インシュレータ34の側面に形成した凹部40にそれぞれ嵌合する。
回転軸57の後端は、本体ハウジング7の後部に保持された軸受61に軸支され、前端は、ギヤハウジング12に保持された軸受62に軸支されて、ピニオン63が形成された前端をギヤハウジング12の前方へ突出している。回転軸57における軸受62の後方部位には、遠心ファン64が取り付けられている。65,65・・は、遠心ファン64の位置で本体ハウジング7の左右の側面に形成された排気口、66,66・・は、本体ハウジング7の後面に設けられた吸気口である(図1)。
このくびれ部96により、アンビル4は、以下の式で示す単位長さのねじれ角ωがくびれ部96の位置において最大となる。
ω=(32/πd4)×(T/G)
d:直径、T:トルク、G:横弾性係数
(32/πd4):ねじりに対する断面係数(断面2次極モーメントの逆数)
すなわち、くびれ部96での直径が最小となることで、ねじりに対する断面係数が大きくなり、ねじり変形し易くなる。
特にここでは、ねじり変形部を、アンビル4の全周に亘って形成されるくびれ部96としているので、所望のねじり変形部が簡単に形成可能となる。
また、くびれ部の深さや幅、断面形状は上記形態に限らず、浅くしたり幅を広くしたり、断面V字状や半円状等としたり等、適宜変更可能である。勿論ねじり変形部としては最終出力軸の全周に亘るくびれ部に限らず、外周へ部分的に凹部や切欠き、面取部等を設けることでねじりに対する断面係数を大きくすることもできる。
Claims (3)
- モータと、
前記モータの駆動によって回転するスピンドルと、
前記スピンドルに外装されるハンマーと、前記ハンマーが回転方向で係合するアームを備えて前方へ突出するアンビルとを含み、前記ハンマーによって前記アンビルに回転打撃力を付与可能な打撃機構と、
前記打撃機構を収容して前端に設けた軸受部で前記アンビルを保持するハンマーケースと、
前記アンビル内へ半径方向に設けられ、前記アンビルと前記軸受部に設けた軸受との間に潤滑油を供給する油供給路と、を含んでなるインパクト工具であって、
前記アンビルにおける前記油供給路の形成部位と前記アームとの間に、下記の式におけるねじりに対する断面係数を前記油供給路の形成部位の前記断面係数よりも大きくするくびれ部が、前記アンビルの全周に亘って形成されていることを特徴とするインパクト工具。
ω=(32/πd4)×(T/G)
ω:単位長さのねじれ角、d:直径、T:トルク、G:横弾性係数
(32/πd4):ねじりに対する断面係数(断面2次極モーメントの逆数) - モータと、
前記モータの駆動によって回転するスピンドルと、
前記スピンドルに外装されるハンマーと、前記ハンマーが回転方向で係合するアームを備えて前方へ突出するアンビルとを含み、前記ハンマーによって前記アンビルに回転打撃力を付与可能な打撃機構と、
前記打撃機構を収容して前端に設けた軸受部で前記アンビルを保持するハンマーケースと、
前記アンビル内へ半径方向に設けられ、前記アンビルと前記軸受部に設けた軸受との間に潤滑油を供給する油供給路と、を含んでなるインパクト工具であって、
前記軸受部と前記アームとの間に、前記アンビルが貫通して前記アンビルを前方側で位置決めする規制リングが設けられて、
前記アンビルにおける前記油供給路の形成部位と前記規制リングとの間に、下記の式におけるねじりに対する断面係数を前記油供給路の形成部位の前記断面係数よりも大きくするくびれ部が、前記アンビルの全周に亘って形成されていることを特徴とするインパクト工具。
ω=(32/πd4)×(T/G)
ω:単位長さのねじれ角、d:直径、T:トルク、G:横弾性係数
(32/πd4):ねじりに対する断面係数(断面2次極モーメントの逆数) - 前記アンビルの外周における前記油供給路の形成部位に、前記油供給路と連通するリング状の案内溝が形成され、前記くびれ部は、前記案内溝よりも深く形成されて、前記くびれ部の位置で前記アンビルの外径及び横断面積が最小となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインパクト工具。
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