JP5707354B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、画像形成装置に関する。
インクジェットプリンタのような画像形成装置は、インクジェットヘッドに設けられたノズルからインクを吐出する。該インクは、水分や揮発成分が蒸発すると粘度が上昇し、固化することがある。前記ノズルでインクが固化すると、印字不良の原因となる。
固化したインクによる印字不良を抑制するため、例えば前記インクジェットヘッドにキャップを取り付けることが知られる。該キャップが前記ノズルを覆うことにより、インクの水分や揮発成分が蒸発することが抑制される。インクの粘度上昇が抑制されるため、インクの固化が抑制される。
特開2009−208372号公報
インクジェットヘッドに前記キャップを取り付けたとしても、インクが固化する場合がある。このように、固化したインクによる印字不良を抑制する方法には未だ改良の余地がある。
本発明の目的は、固化したインクによる印字不良を抑制する画像形成装置を提供することにある。
一つの実施の形態に係る画像形成装置は、制御部を備える。前記制御部は、エアバルブを閉じ、第1のポンプを作動させて第1のタンクから第2のタンクにインクを輸送することで前記第2のタンクの内部の圧力を上昇させ、前記第2のタンクの圧力によってヘッドのノズルからインクが吐出することで前記第2のタンクのインクが減少したことをセンサが検知すると前記エアバルブを開き、センサが前記第2のタンクのインクの減少を検知する前に前記第1のポンプの作動から所定時間が経過したときにメンテナンス機構によって前記ノズルにある固化したインクの粘度を下げ、粘度が下がったインクを前記ヘッドのインクによって押し出すことで前記ノズルから排除する。
第1の実施の形態に係るインクジェットプリンタを概略的に示すブロック図。 第1の実施形態のヘッドの一部を分解して示す斜視図。 第1の実施形態のヘッドの一部を図2のF3−F3線に沿って示す断面図。 第1の実施形態のヘッドおよびメンテナンス機構を示す断面図。 第1の実施形態のヘッドの一部を示す断面図。 第1の実施形態のインクジェットプリンタの画像形成方法の一例を示すフローチャート。 第1の実施形態のインクジェットプリンタのメンテナンス状態の一例を示すフローチャート。 第1の実施形態のメンテナンス状態におけるインクジェットプリンタを概略的に示すブロック図。 第1の実施形態の固化インク排除動作におけるヘッドとメンテナンス機構とを示す断面図。 第1の実施形態の印字状態におけるインクジェットプリンタを概略的に示すブロック図。 第1の実施形態のインクジェットプリンタのメンテナンス状態の他の例を示すフローチャート。 第2の実施の形態に係るインクジェットプリンタを概略的に示すブロック図。
以下に、第1の実施の形態について、図1から図11を参照して説明する。図1は、インクジェットプリンタ10を概略的に示すブロック図である。インクジェットプリンタ10は、画像形成装置の一例である。
図1に示すように、インクジェットプリンタ10は、第1のタンク11と、第1の経路12と、第2のタンク13と、第1のポンプ14と、エアバルブ15と、第2の経路19と、ヘッド21と、第3の経路22と、第3のタンク23と、バルブ24と、第4の経路25と、第2のポンプ26と、メンテナンス機構27と、指令部28と、制御部29とを備えている。
第1のタンク11は、インクを収容する。第1のタンク11は、インクジェットプリンタ10から取り外し可能である。第1のタンク11に収容されたインクが無くなった場合、空の第1のタンク11は、ユーザによって新しい第1のタンク11と取り換えられる。
第1の経路12は、第1のタンク11に接続される。第1の経路12は、例えばインクが通るパイプである。第1の経路12の一方の端部は、第1のタンク11に収容されたインクに浸される。
第2のタンク13は、インクを収容する。第2のタンク13に、第1の経路12の他方の端部が接続される。第2のタンク13は、第1の経路12を介して第1のタンク11に接続される。
第2のタンク13に、センサ31が配置される。センサ31は、フロートセンサ32を有している。フロートセンサ32は、第2のタンク13に収容されたインクに浮かぶ。フロートセンサ32は、第2のタンク13に収容されたインクの水位が所定の高さよりも低くなるとオンになり、該インクの水位が所定の高さよりも高くなるとオフになる。すなわち、フロートセンサ32は、第2のタンク13に収容されたインクの増減を検知する。
第1のポンプ14は、第1の経路12の途中に配置される。第1のポンプ14は、第1のタンク11に収容されたインクを、第2のタンク13に輸送する。第1のポンプ14は、制御部29によって作動または停止させられる。
第1の経路12の途中に、インクフィルタ33が配置される。インクフィルタ33は、第1の経路12を通って第1のタンク11から第2のタンク13に輸送されるインクを浄化する。
エアバルブ15は、第2のタンク13に接続されている。エアバルブ15が開かれると、第2のタンク13が大気に解放される。エアバルブ15が閉じると、第2のタンク13と大気との間が遮断される。エアバルブ15は、制御部29によって開閉させられる。
エアバルブ15と第2のタンク13との間に、オーバーフローキャッチ34と、エアフィルタ35と、オーバーフローセンサ36とが介在する。オーバーフローキャッチ34は、這い上がるインクを塞き止める。エアフィルタ35は、エアバルブ15を通って第2のタンク13に入る空気を浄化する。オーバーフローセンサ36は、這い上がるインクを検知する。
第2の経路19は、第2のタンク13に接続される。第2の経路19は、例えばインクが通るパイプである。第2の経路19の一方の端部は、第2のタンク13に収容されたインクに浸される。
第3の経路22は、ヘッド21に接続される。第3の経路22は、例えばインクが通るパイプである。
第3のタンク23は、インクを収容する。第3のタンク23に、第3の経路22が接続される。第3のタンク23は、第3の経路22を介してヘッド21に接続される。
図2は、ヘッド21の一部を分解して示す斜視図である。図3は、図2のF3−F3線に沿ってヘッド21の一部を示す断面図である。図2に示すように、ヘッド21は、いわゆるサイドシュータ型のシェアモードシェアウォール方式インクジェットヘッドである。ヘッド21は、インクを吐出するための装置であり、インクジェットプリンタ10の内部に搭載される。
ヘッド21は、ベースプレート41と、ノズルプレート42と、枠部材43と、一対の駆動素子44とを備えている。図3に示すように、ヘッド21の内部に、インクが供給されるインク室46が形成される。
さらに、図3に二点鎖線で示すように、ヘッド21に、ヘッド21を制御する回路基板47や、ヘッド21と第2のタンク13との間の経路の一部を形成するマニホールド48のような、種々の部品が取り付けられる。
図2に示すように、ベースプレート41は、例えばアルミナのようなセラミックスによって矩形の板状に形成される。ベースプレート41は、平坦な実装面51を有する。実装面51に、複数の供給孔52と、複数の排出孔53とが設けられる。
供給孔52は、ベースプレート41の中央部において、ベースプレート41の長手方向に並んで設けられる。図3に示すように、供給孔52は、第2の経路19に接続されたマニホールド48のインク供給部48aに連通する。
供給孔52は、インク供給部48aを介して第2の経路19に接続される。ヘッド21は、第2の経路19を介して第2のタンク13に接続される。図3に矢印で示すように、第2のタンク13のインクは、第2の経路19およびマニホールド48のインク供給部48aを通って、供給孔52からインク室46に供給される。
図2に示すように、排出孔53は、供給孔52を挟むように二列に並んで設けられる。図3に示すように、排出孔53は、第3の経路22に接続されたマニホールド48のインク排出部48bに連通する。
排出孔53は、インク排出部48bを介して第3の経路22に接続される。図3に矢印で示すように、インク室46のインクは、マニホールド48のインク排出部48bおよび第3の経路22を通って、排出孔53から第3のタンク23に排出される。
図2に示すように、ノズルプレート42は、例えばポリイミド製の矩形のフィルムによって形成される。なお、ノズルプレート42は、ステンレスのような他の材料で形成されても良い。ノズルプレート42は、ベースプレート41の実装面51に対向する。
ノズルプレート42に、複数のノズル55が設けられている。複数のノズル55は、ノズルプレート42の長手方向に沿って二列に並ぶ。ノズル55は、実装面51の供給孔52と排出孔53との間の部分に対向する。
枠部材43は、例えばニッケル合金によって矩形の枠状に形成される。枠部材43は、ベースプレート41の実装面51とノズルプレート42との間に介在する。枠部材43は、実装面51とノズルプレート42とにそれぞれ接着される。すなわち、ノズルプレート42は、枠部材43を介してベースプレート41に取り付けられる。
図3に示すように、インク室46は、ベースプレート41と、ノズルプレート42と、枠部材43とに囲まれて形成される。インク室46は、ベースプレート41とノズルプレート42との間に形成される。
一対の駆動素子44は、例えばチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)によって形成された板状の二つの圧電体によってそれぞれ形成される。前記二つの圧電体は、分極方向がその厚さ方向に互いに逆向きになるように貼り合わされる。
一対の駆動素子44は、ベースプレート41の実装面51に接着される。駆動素子44は、例えば熱硬化性を有するエポキシ系接着剤によって実装面51に接着される。図2に示すように、駆動素子44は、二列に並ぶノズル55に対応して、インク室46の中に平行に並んで配置される。駆動素子44は、断面台形状に形成される。駆動素子44の頂部は、ノズルプレート42に接着される。
図3に示すように、駆動素子44に、複数の圧力室57が設けられる。圧力室57は、駆動素子44に形成された溝である。駆動素子44は、圧力室57を形成する複数の側壁58を有する。圧力室57は、駆動素子44の長手方向と交差する方向にそれぞれ延びており、駆動素子44の長手方向に並ぶ。
複数の圧力室57に、ノズルプレート42の複数のノズル55が開口する。図3に示すように、圧力室57は、インク室46に開放される。このため、図3の矢印で示すように、インクが駆動素子44の圧力室57を通過する。
圧力室57に、それぞれ電極61が設けられる。電極61は、例えばニッケル薄膜によって形成される。電極61は、圧力室57の内面を覆う。
図2に示すように、ベースプレート41の実装面51から駆動素子44に亘って、複数の配線パターン62が設けられる。配線パターン62は、例えばニッケル薄膜によって形成される。配線パターン62は、駆動素子44の圧力室57に形成された電極61から、実装面51の一方の側端部までそれぞれ延びる。
図3に示すように、回路基板47は、フィルムキャリアパッケージ(FCP)であり、複数の配線が形成されるとともに柔軟性を有する樹脂製のフィルム65と、フィルム65の前記複数の配線に接続されたICとをそれぞれ有する。なお、FCPは、テープキャリアパッケージ(TCP)とも称される。
フィルム65は、テープオートメーテッドボンディング(TAB)である。前記ICは、電極61に電圧を印加するための部品である。前記ICは、例えば樹脂によってフィルム65に固定される。
フィルム65の端部は、異方性導電性フィルム(ACF)66によって、配線パターン62に熱圧着接続される。これにより、フィルム65の前記複数の配線は、配線パターン62に電気的に接続される。フィルム65が配線パターン62に接続されることで、前記ICが、フィルム65の前記配線を介して電極61に電気的に接続される。
図1に示すように、バルブ24は、第3の経路22の途中に配置される。バルブ24が閉じられると、第3の経路22が閉塞される。バルブ24が開くと、第3の経路22が開放される。バルブ24は、制御部29によって開閉させられる。
第4の経路25は、第3のタンク23と第1のタンク11とを接続する。第4の経路25は、例えばインクが通るパイプである。第4の経路25の一方の端部は、第3のタンク23に収容されたインクに浸される。
第2のポンプ26は、第4の経路25の途中に配置される。第2のポンプ26は、第3のタンク23に収容されたインクを、第1のタンク11に輸送する。第2のポンプ26は、制御部29によって作動または停止させられる。
図4は、ヘッド21およびメンテナンス機構27を示す断面図である。メンテナンス機構27は、槽71と、溶剤供給装置72と、パイプ73とを有する。槽71は、箱状に形成されている。槽71の上部に、開口部75が設けられる。ヘッド21は、開口部75から槽71に出入りする。
槽71に、溶剤Sが収容される。溶剤Sは、第1ないし第3のタンク11,13,23に収容されたインクに含まれる溶剤と同じ溶剤である。なお、溶剤Sはこれに限らず、第1ないし第3のタンク11,13,23に収容されたインクの粘度を下げる他の溶剤でも良い。槽71に、溶剤Sの代わりに、第1ないし第3のタンク11,13,23に収容されたインクと同じインクのような他の液体が収容されても良い。
溶剤供給装置72は、パイプ73を介して槽71に接続される。溶剤供給装置72は、溶剤Sを収容する。溶剤供給装置72は、例えばポンプによって槽71に溶剤Sを供給する。
図1に示す指令部28および制御部29は、例えば集積回路やメモリのような種々の電子部品によってそれぞれ機能する。指令部28および制御部29は、別個の装置であっても良いし、一つの装置であっても良い。
指令部28は、例えばユーザの操作により印字指令を発する。印字指令は、例えばユーザの操作に基づく画像の印刷に用いられる情報である。
制御部29は、指令部28に接続され、指令部28が発した印字指令を受け取る。図1において制御部29はフロートセンサ32にのみ接続されるが、制御部29は種々の要素に接続される。制御部29は、第1のポンプ14、エアバルブ15、ヘッド21、バルブ24、第2のポンプ26、およびメンテナンス機構27を制御する。
インクジェットプリンタ10および制御部29は、待機状態と、メンテナンス状態と、印字状態とに切り替わる。図1に示すように、待機状態において、制御部29は、バルブ24を開放し、第2のポンプ26を作動させる。第2のポンプ26が作動することで、第3のタンク23に収容されたインクが、第1のタンク11に輸送される。インクが輸送されることにより第3のタンク23の内部の圧力が低下すると、第2のタンク13に収容されたインクが、ヘッド21を介して第3のタンク23に輸送される。該インクは、ヘッド21において駆動素子44の圧力室57を通過する。
インクが輸送されることにより第2のタンク13に収容されたインクの水位が低下する。第2のタンク13のインクの水位が所定の高さより低下すると、フロートセンサ32がオンになる。フロートセンサ32がオンになると、制御部29は、第1のポンプ14を作動させる。言い換えると、制御部29は、センサ31が所定の量よりも第2のタンク13のインクが減少したことを検知したときに第1のポンプ14を作動させる。第1のポンプ14が作動することで、第1のタンク11に収容されたインクが第2のタンク13に輸送される。インクが輸送されることで第2のタンク13のインクの水位が所定の高さに達すると、フロートセンサ32がオフになる。フロートセンサ32がオフになると、制御部29は、第1のポンプ14を停止させる。このように、インクジェットプリンタ10において、インクは循環する。
図4に示すように、制御部29は、ヘッド21をメンテナンス機構27の槽71に入れる。ヘッド21は、溶剤Sから離れた位置に配置される。なお、ヘッド21が溶剤Sに浸されても良い。
図5は、ヘッド21の一部を示す断面図である。図5に示すように、ノズル55に、インクの表面であるメニスカスMが形成される。制御部29に制御され、ヘッド21の回路基板47は、電極61に断続的に電圧を印加する。電極61に電圧が印加されると、駆動素子44の側壁58がシェアモード変形し、圧力室57のインクが加圧または減圧される。インクが加圧または減圧されることにより、図5に二点鎖線で示すように、メニスカスMに揺らぎが生じる。
以下に、図6ないし図10を参照して、インクジェットプリンタ10の画像形成方法の一例について説明する。図6は、インクジェットプリンタ10の画像形成方法の一例を示すフローチャートである。図7は、インクジェットプリンタ10のメンテナンス状態の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、インクジェットプリンタ10および制御部29は、待機状態(S1)になる。待機状態(S1)におけるインクジェットプリンタ10および制御部29の動作については、上記の説明の通りであるので省略する。
待機状態(S1)の間、制御部29は、例えば種々のセンサによってインクの循環動作が正常であるか否かを監視する(S2)。インクの循環動作に異常がある場合、制御部29はインクの循環動作における異常個所を確認し(S3)、例えばユーザに対して異常を知らせるメッセージを表示する。
制御部29は、待機状態(S1)において、指令部28からの印字指令を待つ(S4)。例えばユーザの操作によって、指令部28が印字指令を発すると、インクジェットプリンタ10および制御部29はメンテナンス状態(S5)に切り替わる。
図8は、メンテナンス状態におけるインクジェットプリンタ10を概略的に示すブロック図である。図7に示すように、制御部29はメンテナンス状態(S5)に移行すると、メンテナンス機構27を所定の位置に配置する(S501)。例えば、制御部29は、メンテナンス機構27の槽71をヘッド21から僅かに離す。メンテナンス機構27の槽71は、該所定の位置において、ヘッド21のノズル55に面する。
次に、制御部29は、第2のポンプ26を停止させ(S502)、第1のポンプ14を作動させる(S503)。第1のポンプ14によって、第1のタンク11に収容されたインクが、第2のタンク13に輸送される。第2のタンク13に収容されたインクの水位が所定の高さに上昇すると、フロートセンサ32がオフになる。フロートセンサ32がオフになると(S504)、制御部29は、第1のポンプ14を停止させる(S505)。
次に、制御部29は、バルブ24を閉じさせ、第3の経路22を閉塞する(S506)。制御部29は、エアバルブ15を閉じさせることで、第2のタンク13と大気との間を遮断する(S507)。
次に、制御部29は、第1のポンプ14を作動させる(S508)。第1のポンプ14によって第1のタンク11から第2のタンク13にインクが輸送されると、エアバルブ15が閉じているため、第2のタンク13の内部の圧力が上昇する。制御部29は、第1のポンプ14が作動してから一定時間が経過すると(S509)、第1のポンプ14を停止させる(S510)。
上昇した第2のタンク13の内部の圧力によって、第2のタンク13に収容されたインクが、ヘッド21のノズル55から吐出される。ノズル55から吐出されたインクは、メンテナンス機構27の槽71に受け止められる。
ヘッド21からインクが吐出されることで、第2のタンク13に収容されたインクの水位が低下する。第2のタンク13のインクの水位が所定の高さより下がると、フロートセンサ32がオンになる(S511)。言い換えると、第2のタンク13のインクが減少したことをセンサ31が検知する。
フロートセンサ32がオンになると、制御部29は、バルブ24を開放させる(S512)。制御部29は、エアバルブ15を開かせることで、第2のタンク13を大気に解放させる(S513)。
次に、制御部29は、メンテナンス機構27をヘッド21から離脱させる(S514)。メンテナンス機構27は、ヘッド21のノズル55に面する位置から退く。これにより、メンテナンス状態(S5)が完了し、図6に示すようにインクジェットヘッド10および制御部29が印字状態(S6)に切り替わる。
図7に示すように、メンテナンス状態(S5)において、第1のポンプ14が停止(S510)した後、フロートセンサ32がオフのまま(S511)所定の時間が経過することがある(S520)。例えば、ノズル55においてインクが固化した場合、ノズル55からインクが吐出することが妨げられ、第2のタンク13のインクの水位が変わらなくなる。この場合、制御部29は、固化インク排除動作を行う(S521)。
図9は、固化インク排除動作(S521)におけるヘッド21とメンテナンス機構27とを示す断面図である。固化インク排除動作(S521)において、メンテナンス機構27の槽71がヘッド21に嵌る。
ヘッド21のノズル55は、槽71に収容された溶剤Sに浸される。溶剤Sは、ノズル55において固化したインクの粘度を下げる。例えば、溶剤Sは、乾燥して固化したインクを湿らせるとともに、顔料が沈殿して固化したインクを撹拌する。
制御部29は、ヘッド21を溶剤Sに浸してから所定の時間が経過すると、ヘッド21を槽71から離す。言い換えると、ヘッド21が溶剤Sから引き上げられる。メンテナンス機構27は、槽71に入った溶剤Sを、パイプ73を介して排出する。メンテナンス機構27は、溶剤供給装置72から新たな溶剤Sを槽71に供給する。これにより、固化インク排除動作(S521)が完了する。
粘度が下がった固化インクは、例えばヘッド21のインクによって押し出され、ノズル55から除去される。固化したインクが除去されることで、ノズル55からインクが吐出され、第2のタンク13に収容されたインクの水位が低下する。第2のタンク13のインクの水位が低下すると、フロートセンサ32がオンになる(S511)。
以上の説明を言い換えると、センサ31が第2のタンク13のインクの減少を検知する前に第1のポンプ14の作動(S508)から所定時間が経過したときに(S520)、メンテナンス機構27によってノズル55から固化したインクを排除する(S521)。
固化インク排除動作(S521)の後も、フロートセンサ32がオフのまま(S511)一定時間が経過することがある(S520)。この場合、再び固化インク排除動作を行う(S521)。言い換えると、メンテナンス機構27によってノズル55から固化したインクを除去した後、センサ31が第2のタンク13のインクの減少を検知する前にメンテナンス機構27の作動から所定時間が経過したときに、制御部29は、メンテナンス機構27によってノズル55から固化したインクをさらに排除する。
図10は、印字状態におけるインクジェットプリンタ10を概略的に示すブロック図である。図10に示すように、印字状態(S6)において、印刷媒体Pがヘッド21の下に配置される。印刷媒体Pは、例えば紙、布、または樹脂製品である。
ヘッド21は、指令部28が発した印字指令に基づいて駆動素子44をシェアモード変形させる。シェアモード変形した駆動素子44によって、圧力室57のインクが減圧および加圧され、ノズル55から吐出される。
吐出したインクは印刷媒体Pに付着する。インクが吐出された後、ヘッド21および印刷媒体Pが移動する。ヘッド21が印字指令に基づいてインクの吐出を繰り返すことで、印刷媒体Pに画像が形成される。
図6に示すように、印字状態(S6)の間、制御部29は、例えば種々のセンサによって印字動作が正常であるか否かを監視する(S7)。印字動作に異常がある場合、制御部29は再びメンテナンス状態(S5)に切り替わる。
印刷媒体Pに印字指令に基づく画像を形成すると、印字状態(S6)が終了する。印字状態(S6)が終わると、インクジェットプリンタ10および制御部29は、待機状態に切り替わる(S8)。以上のように、インクジェットプリンタ10は画像を形成する。
なお、インクジェットプリンタ10の画像形成方法は上記の説明に限らない。図11は、インクジェットプリンタ10のメンテナンス状態の他の例を示すフローチャートである。図11に示す例では、メンテナンス状態(S5)において、第1のポンプ14が停止した(S510)後に固化インク排除動作(S521)が行われる。固化インク排除動作(S521)の後、フロートセンサ32がオンになれば(S511)、制御部29によってバルブ24が開かれる(S512)。フロートセンサ32がオンになる前に一定時間が経過すると(S520)、再び固化インク排除動作(521)が行われる。
さらに、例えば待機状態(S1,S8)において、メンテナンス機構27は、ヘッド21から離れた位置に配置されても良い。メンテナンス機構27がヘッド21から離されることで、メンテナンス機構27の溶剤Sがノズルプレート42に影響を与えることを抑制できる。この場合、メンテナンス状態(S5)において、メンテナンス機構27はヘッド21から離れた位置から、ヘッド21のノズル55に面する位置に移動させられる(S501)。
待機状態(S1,S8)において、槽71は溶剤Sを収容せず空であっても良い。この場合、制御部29は、メンテナンス状態(S5)において、溶剤供給装置72から槽71に溶剤Sを供給させる。制御部29は、メンテナンス状態(S5)が終了すると、パイプ73を介して槽71から溶剤Sを排出させる。
前記構成のインクジェットプリンタ10によれば、制御部29はメンテナンス状態(S5)において、エアバルブ15を閉じ、第1のポンプ14を作動させて第1のタンク11から第2のタンク13にインクを輸送することで、第2のタンク13の内部の圧力を上昇させる。第2のタンク13の圧力によってヘッド21のノズル55からインクが吐出することで、第2のタンク13のインクが減少する。インクの減少をセンサ31が検知すると、制御部29は、エアバルブ15を開いて印字状態(S6)に切り替わる。センサ31が第2のタンク13のインクの減少を検知する前に第1のポンプ14の作動から所定時間が経過したとき、制御部29は、メンテナンス機構27によってノズル55から固化したインクを排除する。これにより、固化したインクによる印字不良を抑制できる。
インクジェットプリンタ10の画像形成方法の他の例によれば、メンテナンス状態(S5)において、制御部29は、エアバルブ15を閉じ、メンテナンス機構27によってノズル55から固化したインクを排除する。制御部29は、第1のポンプ14を作動させて第1のタンク11から第2のタンク13にインクを輸送することで、第2のタンク13の内部の圧力を上昇させる。第2のタンク13の圧力によってヘッド21のノズル55からインクが吐出することで、第2のタンク13のインクが減少する。インクの減少をセンサ31が検知すると、制御部29は、エアバルブ15を開いて印字状態(S6)に切り替わる。これにより、固化したインクによる印字不良を抑制できる。
制御部29は、メンテナンス状態(S5)において、メンテナンス機構27によってノズル55から固化したインクを排除した後、センサ31が第2のタンク13のインクの減少を検知する前にメンテナンス機構27の作動から所定時間が経過したときに、メンテナンス機構27によってノズル55から固化したインクをさらに排除する。これにより、固化したインクによる印字不良をさらに抑制できる。
制御部29は、他の例のメンテナンス状態(S5)において、センサ31が第2のタンク13のインクの減少を検知する前に第1のポンプ14の作動から所定時間が経過したときにメンテナンス機構27によってノズル55から固化したインクをさらに排除する。これにより、固化したインクによる印字不良をさらに抑制できる。
メンテナンス機構27が、ヘッド21が入るとともにインクの粘度を下げる溶剤Sが収容された槽71を有する。制御部29は、メンテナンス状態(S5)において、ヘッド21のノズル55を槽71の溶剤Sに浸すことで固化したインクを除去する。これにより、ヘッド21およびノズル55が損傷することを抑制した上で、固化したインクによる印字不良をさらに抑制できる。
センサ31は、第2のタンク13に収容されたインクに浮かぶフロートセンサ32を有する。フロートセンサ32は、インクジェットプリンタ10におけるインクの循環制御のために用いられる。これにより、部品点数およびインクジェットプリンタ10の製造コストの増加を抑制できる。
制御部29は、待機状態(S1,S8)において、ヘッド21を槽71に入れる。これにより、ヘッド21のノズル55において、インクが空気に曝されることが抑制される。インクが空気に曝されることを抑制することで、インクの水分および揮発成分が蒸発してインクが固化することを抑制できる。
制御部29は、待機状態(S1,S8)において、ヘッド21のノズル55のインクのメニスカスMに揺らぎを生じさせる。これにより、ヘッド21のノズル55において、インクが固化することを抑制できる。
制御部29は、待機状態(S1,S8)において、バルブ24を開き、第2のポンプ26を作動させることで第2のタンク13からヘッド21を介して第3のタンク23にインクを輸送する。制御部29は、センサ31が所定の量よりも第2のタンク13のインクが減少したことを検知したときに第1のポンプ14を作動させることで、第1のタンク11から第2のタンク13にインクを輸送する。
制御部29は、メンテナンス状態(S5)において、第2のタンク13の内部の圧力を上昇させる前に、第2のポンプ26を停止させるとともにバルブ24を閉じ、
ヘッド21は、インクを加圧してノズル55からインクを吐出する駆動素子を有し、前記第2のポンプによって前記第2のタンクから前記第3のタンクにインクが輸送されるときにインクが前記駆動素子を通過する、
待機状態(S1,S8)において、第2のポンプ26によって第2のタンク13から第3のタンク23にインクが輸送されるときに、インクが駆動素子44の圧力室57を通過する。インクが圧力室57を通過することで、ノズル55の近辺でインクが動き、ノズル55でインクが固化することを抑制できる。
次に、図12を参照して、インクジェットプリンタ10の第2の実施の形態について説明する。なお、以下に開示する実施形態において、第1の実施形態のインクジェットプリンタ10と同一の機能を有する構成部分には同一の参照符号を付す。さらに、当該構成部分については、その説明を一部または全て省略することがある。
図12は、第2の実施の形態に係るインクジェットプリンタ10Aを概略的に示すブロック図である。図12に示すように、インクジェットプリンタ10Aは、第1のタンク11と、第1の経路12と、第2のタンク13と、第1のポンプ14と、エアバルブ15と、第2の経路19と、ヘッド21と、メンテナンス機構27と、指令部28と、制御部29とを備えている。インクジェットプリンタ10Aにおいて、インクは循環しない。
このような非循環型のインクジェットプリンタ10Aであっても、固化したインクによる印字不良を抑制できる。例えば制御部29はメンテナンス状態(S5)において、エアバルブ15を閉じ、第1のポンプ14を作動させて第1のタンク11から第2のタンク13にインクを輸送することで、第2のタンク13の内部の圧力を上昇させる。第2のタンク13の圧力によってヘッド21のノズル55からインクが吐出することで、第2のタンク13のインクが減少する。インクの減少をセンサ31が検知すると、制御部29は、エアバルブ15を開いて印字状態(S6)に切り替わる。センサ31が第2のタンク13のインクの減少を検知する前に第1のポンプ14の作動から所定時間が経過したとき、制御部29は、メンテナンス機構27によってノズル55から固化したインクを排除する。これにより、固化したインクによる印字不良を抑制できる。
以上述べた少なくとも一つの実施形態の画像形成装置によれば、センサ31が第2のタンク13のインクの減少を検知する前に第1のポンプ14の作動から所定時間が経過したとき、制御部29は、メンテナンス機構27によってノズル55から固化したインクを排除する。これにより、固化したインクによる印字不良を抑制できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、メンテナンス機構27は、溶剤Sが収容された槽71を用いるものに限らない。メンテナンス機構27は、例えば溶剤が染み込んだ綿棒によりノズル55を拭く装置であっても良いし、ゴムブレードでノズル55を拭く装置であっても良いし、ノズル55を溶剤で濡らした後にノズル55のインクを治具で吸引する装置であっても良いし、ヘッド21のノズル55から固化したインクを除去する他の装置であっても良い。
また、センサ31は、フロートセンサ32を用いるものに限らない。センサ31は、第2のタンク13の内部の圧力を検知する圧力センサを有しても良いし、第2のタンク13に収容されたインクの水位を検知する光学センサであっても良いし、第2のタンク13に収容されたインクの増減を検知する他のセンサであっても良い。
10,10A…インクジェットプリンタ、11…第1のタンク、12…第1の経路、13…第2のタンク、14…第1のポンプ、15…エアバルブ、19…第2の経路、21…ヘッド、22…第3の経路、23…第3のタンク、24…バルブ、25…第4の経路、26…第2のポンプ、27…メンテナンス機構、28…指令部、29…制御部、31…センサ、32フロートセンサ…、55…ノズル、71…槽、S…溶剤、M…メニスカス。

Claims (10)

  1. インクを収容する第1のタンクと、
    前記第1のタンクに接続された第1の経路と、
    前記第1の経路を介して前記第1のタンクに接続され、インクを収容する第2のタンクと、
    前記第1の経路にあり、前記第1のタンクに収容されたインクを前記第2のタンクに輸送する第1のポンプと、
    開かれることで前記第2のタンクを大気に解放し、閉じられることで前記第2のタンクと大気との間を遮断するエアバルブと、
    前記第2のタンクに接続された第2の経路と、
    前記第2の経路を介して前記第2のタンクに接続され、ノズルが設けられるとともに前記ノズルからインクを吐出するヘッドと、
    前記ノズルにある固化したインクの粘度を下げるメンテナンス機構と、
    前記第2のタンクにあり、前記第2のタンクに収容されたインクの増減を検知するセンサと、
    印字指令を発する指令部と、
    記指令部が前記印字指令を発すると、前記エアバルブを閉じ、前記第1のポンプを作動させて前記第1のタンクから前記第2のタンクにインクを輸送することで前記第2のタンクの内部の圧力を上昇させ、前記第2のタンクの圧力によって前記ヘッドの前記ノズルからインクが吐出することで前記第2のタンクのインクが減少したことを前記センサが検知すると前記エアバルブを開き、前記センサが前記第2のタンクのインクの減少を検知する前に前記第1のポンプの作動から所定時間が経過したときに前記メンテナンス機構によって前記ノズルにある固化したインクの粘度を下げ、粘度が下がったインクを前記ヘッドのインクによって押し出すことで前記ノズルから排除する制御部と、
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記メンテナンス機構によって前記ノズルから固化したインクを排除した後、前記センサが前記第2のタンクのインクの減少を検知する前に前記メンテナンス機構の作動から所定時間が経過したときに前記メンテナンス機構によって前記ノズルから固化したインクをさらに排除することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. インクを収容する第1のタンクと、
    前記第1のタンクに接続された第1の経路と、
    前記第1の経路を介して前記第1のタンクに接続され、インクを収容する第2のタンクと、
    前記第1の経路にあり、前記第1のタンクに収容されたインクを前記第2のタンクに輸送する第1のポンプと、
    開かれることで前記第2のタンクを大気に解放し、閉じられることで前記第2のタンクと大気との間を遮断するエアバルブと、
    前記第2のタンクに接続された第2の経路と、
    前記第2の経路を介して前記第2のタンクに接続され、ノズルが設けられるとともに前記ノズルからインクを吐出するヘッドと、
    前記ノズルにある固化したインクの粘度を下げるメンテナンス機構と、
    前記第2のタンクにあり、前記第2のタンクに収容されたインクの増減を検知するセンサと、
    印字指令を発する指令部と、
    記指令部が前記印字指令を発すると、前記エアバルブを閉じ、前記メンテナンス機構によって前記ノズルにある固化したインクの粘度を下げ、前記第1のポンプを作動させて前記第1のタンクから前記第2のタンクにインクを輸送することで前記第2のタンクの内部の圧力を上昇させ、前記第2のタンクの圧力によって前記ヘッドの前記ノズルからインクが吐出することで粘度が下がったインクを前記ノズルから排除する制御部と、
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記センサが前記第2のタンクのインクの減少を検知する前に前記第1のポンプの作動から所定時間が経過したときに前記メンテナンス機構によって前記ノズルから固化したインクをさらに排除することを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 前記メンテナンス機構が、前記ヘッドが入るとともにインクの粘度を下げる溶剤が収容された槽を有し、
    前記制御部は、前記ヘッドの前記ノズルを前記槽の溶剤に浸すことで固化したインクの粘度を下げる
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の装置。
  6. 前記センサは、前記第2のタンクに収容されたインクに浮かぶフロートセンサを有することを特徴とする請求項1または3に記載の装置。
  7. 前記制御部は、前記ヘッドを前記槽に入れる制御が可能であることを特徴とする請求項1または3に記載の装置。
  8. 前記制御部は、前記ヘッドの前記ノズルのインクの表面に揺らぎを生じさせる制御が可能であることを特徴とする請求項1または3に記載の装置。
  9. インクを蓄える第1のタンクと、
    前記第1のタンクからインクを受け取る第2のタンクと、
    前記第1のタンクから前記第2のタンクへインクを輸送するポンプと、
    前記第2のタンクに配置され、前記第2のタンクの水位を検知するセンサと、
    前記第2のタンクに接続し、前記第2のタンクと大気の間を解放遮断するエアバルブと、
    前記第2のタンクからのインクの供給を受け、ノズルからインクを吐出するインクヘッドと、
    溶剤が収容されている槽を有し、前記インクヘッドが前記槽に出入りするメンテナンス機構と、
    前記センサの信号に基づいて前記第2のタンクの水位が所定以上ある場合に、前記インクヘッドを前記槽に入れるように制御し、
    前記エアバルブによって第2のインクタンクを大気と遮断し前記インクヘッドのノズルからインクが吐出する圧力まで前記ポンプを駆動させる制御部と、
    を備えた画像形成装置。
  10. 前記溶剤は、インクに含まれている溶剤と同じである請求項9に記載の画像形成装置。
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