JP5706869B2 - バンドとバックルのスライドアジャスタ - Google Patents
バンドとバックルのスライドアジャスタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5706869B2 JP5706869B2 JP2012285479A JP2012285479A JP5706869B2 JP 5706869 B2 JP5706869 B2 JP 5706869B2 JP 2012285479 A JP2012285479 A JP 2012285479A JP 2012285479 A JP2012285479 A JP 2012285479A JP 5706869 B2 JP5706869 B2 JP 5706869B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- buckle
- engagement
- slide adjuster
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Buckles (AREA)
Description
本発明者らは、特許第4368023号公報(特許文献1)において、バックル厚を薄くすることにより、可及的に表面が平坦なバックル付きバンドとして、バンドの一端部を他端部に設けた筒状のバックル内に挿通して周囲長を調節しつつ環状に接続されるバックル付きバンドであって、前記一端部の縁部に沿って鋸歯状の係合凹部を形成すると共に、前記バックルの挿通空間内に係合凸部を設け、該係合凸部と前記係合凹部が係止した状態では、前記バンドの一端部は前記挿通空間を進出自在であるが後退不能とし、さらに、該挿通空間の少なくとも前記係合凸部に近接する位置に、バンドの進出方向と直交する平面内におけるバンドの揺動を規制するガイドを設けてなるものを提案している。
前記制御片が前記操作片の近傍を移動可能であり、前記制御片を移動することにより前記バンドとバックルの係合をロックすることのできることが好ましい。
前記係合溝が前記バンドの対向する縁部に対称的に形成されたことが好ましい。
前記バンドの少なくとも先端と前記バックルの底板に磁石を設けたことが好ましい。
前記バックルの係合溝の係合爪と当接する部分に金属をインサートしたことが好ましい。
前記バックルの上部に精密器具を収容したケースを設けたことが好ましい。
図1にはバンドとバックルからなる本発明のスライドアジャスタが示されており、図1(1)はその側面図、図1(2)〜(5)は図1(1)のz−z切断線における断面図である。
この実施形態では連結軸35の断面を円形としたが、楕円形、その他種々の断面形状とすることができる。連結軸35は操作片30を揺動自在に軸支すると共に、滑らかな操作性を確保する為に可及的に細くすることが望まれるが、反復的な揺動により破損しない形状、大きさとすれば良い。
係合溝12の切除深さ(バンド10の幅方向の長さ)は2〜10mm程度とすることが好ましく、隣り合う係合溝12、12同士の間隔は3〜7mm程度とすることが好ましい。
さらに、図2(2)に示すように、バンド10の厚方向における中間部に係合溝12bを設けること、即ち、前記鋸歯状の係合溝12bをバンド内部に後退させて形成し、バンド10の縁部を直線状とすることも可能である。この場合、バンド10の長手方向におけるバンド幅が一定に確保されるので、バンド10が容易には座屈しなくなる。また、鋸歯状に切除した形状が外観に現れないので、意匠面における自由度を増すことができる。
さらに、コイルバネ等を別部品として設ける必要はなく、部品点数を最小限に抑えることができることに加えて、バックル20の構造をより簡便なものとすることができる。
図4は腕時計をバックル側から見た斜視図であり、円盤状の時計本体2の両端部にバンド10とバックル20が接続され、バンド10はバックル20において係止され、環状に連結されている。また、バンド10の先端にストッパー18が設けられると共にバンド長を伸長するためのベルト11がバンド10の内部に収納されている。
本実施形態では、バンド10が緩んだとき、ストッパー18がバックル20に当接して、係合解除時においてもバンドが挿通空間26から抜けてバンド10のリング状態が解消されることが防止される。
12 係合溝
11 ベルト
15 掛止部
18 ストッパー
20 バックル
24 バックル本体
26 挿通空間
30 操作片
31 係合爪
35 連結軸
40 制御片
50 磁石
Claims (9)
- バンドの縁部に沿って形成した鋸歯状の係合溝にバックルの係合爪を係合可能としたバンドとバックルのスライドアジャスタにおいて、
前記バックルを、対向する底板と天板および両者を接続する側板とからなり内部をバンドの挿通空間としたバックル本体と、該バックル本体の内側に設置され、一端部に前記バンドの係合溝に係合可能な係合爪を有する操作片とから構成すると共に、該操作片を中間点にて前記底板および天板を結ぶ連結軸で支承することにより該中間点を支点として揺動自在とし、
前記操作片の揺動を制御する制御片が前記バックル本体に設けられ、前記バンドの係合溝に前記係合爪を係合させ該係止状態において前記バンドを前記バックルの挿通空間内に進入させていくと、前記バンドの縁部が前記操作片の係合爪に接触して前記操作片の一端部を押し上げながら前進し、前記操作片は前記制御片に接触することによる反動で初期状態に戻ることによってバンドはバックルに接近自在であるが後退不能とされることを特徴とするバンドとバックルのスライドアジャスタ。 - 前記制御片が前記操作片の近傍を移動可能であり、前記制御片を移動することにより前記バンドとバックルの係合を解除することのできる請求項1記載のスライドアジャスタ。
- 前記制御片が前記操作片の近傍を移動可能であり、前記制御片を移動することにより前記バンドとバックルの係合をロックすることのできる請求項1または2記載のスライドアジャスタ。
- 前記係合溝が前記バンドの対向する縁部に対称的に形成された請求項1〜3のいずれかに記載のスライドアジャスタ。
- 前記バンドの先端にストッパーを設けると共にバンドを伸長するためのベルトを前記バンドの内部に収納した請求項1〜4のいずれかに記載のスライドアジャスタ。
- 前記バンドの少なくとも先端と前記バックルの底板に磁石を設けた請求項1〜5のいずれかに記載のスライドアジャスタ。
- 前記バンドの外表面に前記バックルとバンドを片手の指先で引き寄せることのできる掛止部を設けた請求項1〜6のいずれかに記載のスライドアジャスタ。
- 前記バックルの係合溝の係合爪と当接する部分に金属をインサートした請求項1〜7のいずれかに記載のスライドアジャスタ。
- 前記バックルの上部に精密器具を収容したケースを設けた請求項1〜8のいずれかに記載のスライドアジャスタ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012285479A JP5706869B2 (ja) | 2012-12-27 | 2012-12-27 | バンドとバックルのスライドアジャスタ |
CN201380058159.2A CN104768413B (zh) | 2012-11-08 | 2013-08-26 | 滑动调节器 |
US14/440,169 US9392846B2 (en) | 2012-11-08 | 2013-08-26 | Slide adjuster |
EP13853808.7A EP2918188B1 (en) | 2012-11-08 | 2013-08-26 | Slide adjuster |
PCT/JP2013/072641 WO2014073255A1 (ja) | 2012-11-08 | 2013-08-26 | スライドアジャスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012285479A JP5706869B2 (ja) | 2012-12-27 | 2012-12-27 | バンドとバックルのスライドアジャスタ |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014124487A JP2014124487A (ja) | 2014-07-07 |
JP2014124487A5 JP2014124487A5 (ja) | 2014-12-11 |
JP5706869B2 true JP5706869B2 (ja) | 2015-04-22 |
Family
ID=51404484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012285479A Expired - Fee Related JP5706869B2 (ja) | 2012-11-08 | 2012-12-27 | バンドとバックルのスライドアジャスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5706869B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101848821B1 (ko) * | 2016-11-29 | 2018-04-16 | 콜럼비아헬스케어 주식회사 | 잠금 장치 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004135724A (ja) * | 2002-10-16 | 2004-05-13 | Takaharu Nonoda | 衣服用ベルト具 |
JP5049399B1 (ja) * | 2011-05-31 | 2012-10-17 | ビルマテル株式会社 | ロック機構付きバックル |
JP5192607B1 (ja) * | 2012-11-08 | 2013-05-08 | ビルマテル株式会社 | バックル |
-
2012
- 2012-12-27 JP JP2012285479A patent/JP5706869B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014124487A (ja) | 2014-07-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2014073255A1 (ja) | スライドアジャスタ | |
EP2087804B1 (en) | Slide adjuster for belt and buckle | |
JP5192607B1 (ja) | バックル | |
KR20170076557A (ko) | 텐셔너 레버 | |
JP5270895B2 (ja) | 携帯機器の機器本体ホルダ及びこのホルダを備えた携帯機器 | |
JP2006204691A (ja) | ヘルメット用ヘッドバンドのバックル構造 | |
US10050455B2 (en) | Structure with detachable battery for electronic device | |
JP2000135103A (ja) | 合成樹脂製バックル | |
JP5706869B2 (ja) | バンドとバックルのスライドアジャスタ | |
JP2015112442A (ja) | バンド取付構造および腕時計 | |
JP5049399B1 (ja) | ロック機構付きバックル | |
JP6565617B2 (ja) | シフトノブ構造 | |
CN107307497B (zh) | 头盔扣 | |
JP2017000543A (ja) | バックルのアセンブリ方法 | |
JP5964194B2 (ja) | ロック機構付きスライドアジャスタ | |
JP2022178702A (ja) | リストバンド型スライドアジャスタ | |
JP2015029601A (ja) | バンドとバックルのスライドアジャスタ | |
JP6750975B2 (ja) | バックル | |
JP2009060993A (ja) | バンドの連結構造 | |
JP6033653B2 (ja) | 工具ホルダ | |
JP2015163107A (ja) | バックル | |
JP2014124488A (ja) | バンドとバックルのスライドアジャスタ | |
JP2013103033A (ja) | ロック機構付きバックル | |
JP2015016150A (ja) | バンドとバックルのスライドアジャスタ | |
JP2012250045A (ja) | ロック機構付きバックル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141028 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141028 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20141028 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20141110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150227 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5706869 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |