JP5704631B2 - 演算制御装置、演算制御装置制御方法およびその制御用プログラム - Google Patents

演算制御装置、演算制御装置制御方法およびその制御用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、演算制御装置に関し、特に複数のレジスタの値を比較し、レジスタの値が全て一致したか否かの全比較判定、および基準となるレジスタの値に対してぞれぞれのレジスタの値が一致したか否かの個別比較判定を行う演算制御装置に関する。
LSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)は、演算機能やメモリ機能等の様々な機能を機能ブロックとして1つのチップ上に搭載したものであって、近年、製造技術の進歩によってより多くの機能ブロックが搭載されて高集積化が進んでいる。
これまでは、LSIの規模がそれほど大きくなかった為、前述の所定の機能を実現する機能ブロックの搭載数が少なく、この各機能ブロックを制御するためにレジスタに保持されている値を、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)がリードする際の確認処理に、それほど多くの処理時間を占めることはなかった。
しかし、LSIの規模が大きくなるにつれて搭載する機能ブロック数が増加し、これに伴い機能ブロックを制御するレジスタの数が増えた為、レジスタをリードする際にレジスタの値を確認する時間が増える場合が多くなった。このため、CPUの処理時間が増加し、コンピュータの処理能力を示すスループットが低下してしまうという問題があった。
これに対して、従来より具体的に知られている上記技術分野の内容としては、特許文献1乃至特許文献2がある。
特許文献1に開示された技術は、複数のレジスタの値が全て一致しているか否かを比較回路で比較し、この比較結果とCPUがリードするレジスタの値とを連結し、この連結したデータをリードデータとしてCPUがリードすることで、CPUが任意のレジスタの値をリード時に他のレジスタを値が一致しているか否かを判定し、各レジスタの値を個別に確認せず全てにレジスタの値を確認することのできる技術である。
また、 特許文献2に開示された技術は、RAM(Random Access Memory:随時アクセスメモリ)の全ての領域および比較用レジスタのそれぞれに同一のテストデータを記憶させ、RAMの先頭領域から順次記憶内容をリードし、このリードした値と比較レジスタの値とを比較回路で比較し、一致しているか否かを判定することでRAMの不良ビットを検出することのできる技術である。
特開2009−289071 特開2003−297100
しかしながら、特許文献1乃至2に開示された技術は、レジスタの値またはRAMの値が全て一致または全て不一致の2通りの判定結果しか保持していないため、具体的に値の一致していないレジスタまたはRAMの領域を直ちに特定することが困難であるという不都合があった。
〔発明の目的〕
本発明は、上記関連技術の有する不都合を改善し、CPUがレジスタの値をリードする際に、複数のレジスタの値が全て一致したか否か全比較結果も同時にリードすることができ、さらに前述の比較結果で不一致であった場合に各レジスタの個別比較結果もリードすることを可能とした演算制御装置を提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の演算制御装置は、種々の機能を実現する複数の機能ブロックと、前記機能ブロックに対して動作制御に係る指令情報を個別に送信するCPUと、前記各機能ブロックに対応し且つ前記指令情報を一時的に保持する複数のレジスタとを備えた演算制御装置において、前記CPUは、前記各レジスタに対してテストデータとして同一データを保持させる同一データ保持指令機能と、前記各レジスタに保持させた前記テストデータの保持状態を当該レジスタに共通に併設されたリードデータ比較回路の出力に基づいて確認する保持状態確認機能とを有すると共に、前記リードデータ比較回路は、前記各レジスタに保持されているテストデータが相互に一致するか否か比較判定し当該比較判定結果を前記保持状態確認機能用として前記CPUに送信する個別比較機能と、前記個別比較機能のそれぞれの結果が全て一致するか否か比較判定し当該比較判定結果を前記保持状態確認機能用として前記CPUに送信する全比較機能とを有し、前記保持状態確認機能が、前記全比較機能による比較判定結果が全て一致しないことを示した場合に、前記各個別比較機能による出力結果を確認して前記各レジスタの前記テストデータのうちのいずれの保持状態が正しくないかを特定することを特徴とする。
また、本発明に係る演算制御装置制御方法は、種々の機能を実現する複数の機能ブロックと、前記機能ブロックに対して動作制御に係る指令情報を個別に送信するCPUと、前記各機能ブロックに対応し且つ前記指令情報を一時的に保持する複数のレジスタとを備えた演算制御装置にあって、前記CPUが前記各レジスタに対してテストデータとして同一データを保持させ、前記CPUによって特定された前記各レジスタの内のいずれか一つのレジスタから前記各レジスタに共通に併設されたリードデータ比較回路内のデータ選択部が前記テストデータをリードデータとして選択し、前記リードデータと前記各レジスタのテストデータとが相互に一致するか否か前記リードデータ比較回路内の比較判定部が個別比較判定し、前記個別比較結果は全て一致するか否か前記比較判定部が全比較判定し、前記リードデータと前記全比較結果とを前記リードデータ比較回路内のビット連結部が連結し、前記複数の個別比較結果を前記リードデータ比較回路内の個別比較結果レジスタが保持し、前記ビット連結部によって連結されたデータを前記CPUが確認し、前記全比較結果が不一致であった場合に前記CPUが前記個別比較結果レジスタの保持する内容を確認して前記各レジスタの前記テストデータのうちのいずれの保持状態が正しくないかを特定する構成としたことを特徴とする。
更に、本発明に係る演算制御装置制御用プログラムは、種々の機能を実現する複数の機能ブロックと、前記機能ブロックに対して動作制御に係る指令情報を個別に送信するCPUと、前記各機能ブロックに対応し且つ前記指令情報を一時的に保持する複数のレジスタとを備えた演算制御装置にあって、前記演算制御装置が、前記各レジスタに保持されているテストデータが相互に一致するか否か比較判定し当該比較判定結果を前記保持状態確認機能用として前記CPUに送信する個別比較機能と、前記個別比較機能のそれぞれの結果が全て一致するか否か比較判定し当該比較判定結果を前記保持状態確認機能用として前記CPUに送信する全比較機能とを有するリードデータ比較回路を併設するものであると共に、前記各レジスタに対してテストデータとして同一データを保持させる同一データ保持指令機能、前記各レジスタの内のいずれか一つのレジスタから前記テストデータをリードデータとして選択して前記リードデータ比較回路に対して出力させるデータ選択機能、および前記全比較機能による比較判定結果が全て一致しないことを示した場合に、前記各個別比較機能による出力結果を確認して前記各レジスタの前記テストデータのうちのいずれの保持状態が正しくないかを特定する保持状態確認機能を前記CPUに実現させるようにしたことを特徴とする。
本発明は上述したように構成したので、これによると、各レジスタに保持されている値を比較し、全レジスタが一致しているか否かを比較した全比較結果と、リードデータとを連結することにより、CPUがデータリード時に全てのレジスタの値を個別にリードすることなく、リードするレジスタの値と一致しているか否かを確認することができる。さらに、それぞれのレジスタの値を個別に比較した個別比較結果を個別比較結果レジスタに保持することにより、リードするレジスタの値と他の全てのレジスタの値とが不一致であった場合に、不一致であるレジスタも特定することができ、CPUがレジスタの値を個々にリードする際にかかる処理時間を短縮することが可能という優れた演算制御装置、演算制御装置制御方法および演算制御装置制御用プログラムを提供することができる。
本発明に係る演算制御装置の第1実施形態を示すブロック図である。 図1に開示したブロック図における動作を示すタイミング図である。 図1に開示したブロック図におけるCPU70の動作を示すフローチャートである。 図1に開示したブロック図における比較判定部40の構成を示すブロック図である。 本発明に係る演算制御装置のその他の実施形態を示すブロック図である。
〔実施形態〕
以下、本発明に係る演算制御装置の一実施形態を、図1および図3乃至図4に基づいて説明する。
まず、図1に示す実施形態の演算制御装置は、種々の機能を実現する複数の機能ブロック81乃至8n(n≧3)と、この機能ブロックに対して動作制御に係る指令情報を個別に送信するCPU70と、前述の各機能ブロックに対応し且つ前述の指令情報を一時的に保持する複数のレジスタ21乃至2nとを備えている。
ここで、前述のCPU70は、レジスタ21乃至2nに対してテストデータとして同一のデータを保持させる同一データ保持指令機能と当該レジスタ21乃至2nに保持させたテストデータの保持状態を確認する保持状態確認機能とを有している。
このレジスタ21乃至2nに保持されているテストデータが相互に一致するか否か比較判定し当該比較判定結果を前述の保持状態確認機能用としてCPU70にそれぞれ送信する個別比較機能と、この個別比較機能のそれぞれの結果が全て一致するか否か比較判定し当該比較判定結果を前述の保持状態確認機能用としてCPU70に送信する全比較機能とを有するリードデータ比較回路90が当該レジスタ21乃至2nに共通に併設されている。
また、レジスタ21乃至2nは、それぞれ図示しない形で接続されているリセット信号線を介してCPU70から送信されるリセット信号によってレジスタ21乃至2nは初期値としてテストデータを保持する。
さらに、前述の演算制御装置は、CPU70によって特定されたレジスタ21乃至2nの内のいずれか一つのレジスタから前述のテストデータをリードデータNとして選択するデータ選択部30と、前述のリードデータNとレジスタ21乃至2nに保持されているテストデータとが一致するか否か個々に比較判定し当該比較判定結果を個別比較結果J乃至Mとしてそれぞれ出力すると共に当該個別比較結果J乃至Mが全て一致するか否か比較判定し当該比較判定結果を全比較判定結果Iとして出力する比較判定部40と、前述のリードデータNと全比較結果Iとを連結して前述の保持状態確認機能用としてCPU70に送信するビット連結部50と、個別比較結果J乃至Mを前述の保持状態確認機能用に保持する個別比較結果レジスタ60とを備えている。
このデータ選択部30、比較判定部40、ビット連結部50、および個別比較結果レジスタ60とによって、前述のリードデータ比較回路90の有する個別比較機能と全比較機能とを実現できる。
前述の比較判定部40は、前述のアドレスパスBで指定されたレジスタ21乃至2nの内のいずれか一つのレジスタの保持するテストデータを比較データHとして選択する選択回路42と、この比較データHとレジスタ21乃至2nのテストデータとが一致するか否か個々に比較判定し当該判定結果を個別比較結果J乃至Mとしてそれぞれ出力する比較回路41A乃至41nと、この個別比較結果J乃至Mに対して論理積演算を行い当該演算結果を全比較結果Iとして出力する論理積回路43とを備えている。
ここで、アドレスパスBはレジスタ21乃至2nに対応して割り振られるものとし、本実施形態ではアドレスパスBが00であった場合にはレジスタ21、アドレスパスBが01であった場合にはレジスタ22、アドレスパスがnであった場合にはレジスタ2n+1のことを示すものとする。
また、前述の全比較結果Iを算出するために論理積回路43を用いたが、レジスタ21乃至2nの保持するテストデータが全て一致したか否かを比較するものならば、これに限定するものではないとする。
これにより、CPU70が出力したアドレスパスBが示すレジスタの保持するテストデータを選択回路42がリードし、このリードしたテストデータとレジスタ21乃至2nに保持されているテストデータとを比較器41A乃至41nがそれぞれ比較して個別比較結果J乃至Mとして出力し、この個別比較結果J乃至Mに対して論理積回路43が論理積演算を行い、演算結果を全比較結果Iとして出力することができる。
また、前述のCPU70は、データをライトする制御信号であるライト信号A、データのライト先およびリード先を指定するアドレスパスB、データをリードするための制御信号であるリード信号C、およびライトするデータの内容であるライトデータDを出力する。
さらに、前述のライト信号AおよびアドレスパスBに基づいてレジスタ21乃至2nのいずれか一つを書き込み可能な状態に遷移させるチップセレクト信号Gを出力するレジスタ選択部10を備えている。
これによって、CPU70から出力されるライトデータDと、レジスタ選択部10から出力されるチップセレクト信号Gとによってレジスタ21乃至2nにデータを書き込むことができる。また、レジスタ21乃至2nは、機能ブロック81乃至8nと制御信号等で接続されていると共に、アドレスパスBによって指定されたレジスタの値をリード信号Cにより読み出し、リードデータNとして出力する。
また、CPU70がアドレスパスBで指定したレジスタのデータをリードする際に、データ選択部30はアドレスパスB選択されたレジスタの値をリードデータNとして出力し、このリードデータNと比較判定部40から出力された全比較結果Iとをビット連結部50によって連結してリードデータ+全比較結果Fとして出力し、このリードデータ+全比較結果FをCPU70がリードすることができる。
さらに、CPU70がレジスタの保持するテストデータをリードする際にリードデータ+全比較結果Fをリードするので、リードするレジスタと他のレジスタが全て一致しているか否か確認することができる。また、不一致の場合は、CPU70が、個別比較結果レジスタ60のから個別比較結果Eをリードすることにより、不一致となっているレジスタを特定することができる。
〔全体的な動作〕
次に、演算制御装置の全体的な動作について図1乃至図2に基づいて説明する。
なお、ここで、図1に示したnの値を4としてレジスタ21乃至24を4bitレジスタ、前述のライトデータDおよびリードデータNを共に5bit、レジスタ21乃至24にリセット信号として図示しない形でリセット信号21A乃至24Aが接続される例として説明する。
また、前述のリセット信号21A乃至24Aは、Lowレベルで有効なリセット信号であり、リセット状態から開始している。さらに、ライト信号Aおよびリード信号Cについても、Lowレベルで有効な信号となり、Lowレベルの場合にそれぞれライトまたはリードすることができる。
ここで、本実施形態では、前述のリセット信号21A乃至24Aによってレジスタ21乃至24がリセット状態となり、各レジスタにテストデータとして初期値1が保持されている場合を示すが、CPU70がレジスタ21乃至24に対して特定の同一データをライトした場合(同一データ保持指令工程)もレジスタ21乃至24に保持されている値を初期値1から前述の特定の値に変更することで同様の動作がなされる。
図2において、まず最初に、前述のLowレベルのリセット信号21A乃至24Aがレジスタ21乃至24にそれぞれ入力され、リセット状態となり、それぞれテストデータとして初期値1が保持されている。
次に、時刻T1で前述のリセット信号21A乃至24AをCPU70がHighレベルに変更し、レジスタ21乃至24に対するリセット状態を解除する。続いて、時刻T2でCPU70がアドレスパスBを00に変更すると共に、リード信号CをLowレベルに変更する。
前述のCPU70によるアドレスパスBの内容およびリード信号Cの内容の変更を受けて、データ選択部30は、アドレスパス00に対応するレジスタであるレジスタ21に保持されているテストデータをリードする(データ選択工程)。
ここで、比較判定部40の動作を図4に基づいて説明する。
レジスタ21乃至2nのデータが比較判定部40に入力され、CPU70のアドレスパスBで指定されたレジスタを選択回路42で選択してリードし、比較データHを生成する。この比較データHと、レジスタ21乃至2nの値を比較回路41A乃至41nで比較を行い、一致している場合は1を、不一致である場合は0を、個別比較結果J乃至Mの信号としてそれぞれ出力する。また、個別比較結果J乃至Mが全て一致した場合に1になるような回路(例えば論理積回路)を経て全比較結果Iを出力する。
上述の比較判定部40の動作を具体的に説明すると以下のように動作する。比較判定部40の選択回路42は、図示しない形で接続されたアドレスパスBの値が00であるので、このアドレスパスに対応するレジスタであるレジスタ21から入力されるテストデータを選択し、この選択したデータを選択データH(値は1)として比較回路41A乃至41Dにそれぞれ出力する。
比較器41Aは、前述の比較データHの値である1とレジスタ21に保持され当該レジスタ21から出力されるテストデータの値である1とが一致するか否か比較判定し、一致したことを示す1を個別比較結果Jとして出力する(個別比較工程)。同様に、比較回路41Bは、前述の比較データHである1とレジスタ22のテストデータである1とが一致するか否か比較し、一致したことを示す1を個別比較結果Kとして出力する。比較回路41C、比較回路41Dについても、比較データHとレジスタ23乃至24に保持されているテストデータとが一致するか否か比較し、比較結果として個別比較結果L、M共に1を出力する。
前述の個別比較結果Jを最下位のビット、個別比較結果Kを最下位から1ビット上位のビット、個別比較結果Lを最下位から2ビット上位のビット、個別比較結果Mを最下位から3ビット上位のビットに配置すると、個別比較結果J乃至Mは1111b(FH(F)16=(1111))となる。
一方、論理積回路43は、前述の比較回路41A乃至41Dから出力される個別比較結果J乃至M(値は1111)に対して論理積演算(1AND1AND1AND1)を行い、この論旨積演算の結果1が算出され、全比較結果Iとして1を出力する(全比較工程)。
続いて、ビット連結部50は、前述のデータ選択部30で選択されたレジスタ21に保持されているテストデータの値である1を最下位ビットとして配置し、前述の比較判定部40の論理積回路43から出力された全比較結果Iの値である1を最下位から1ビット上位のビットに配置し、この2つのビットを連結し(ビット連結工程)、リードデータ+全比較結果Fとして11を出力する。
このため、CPU70は、リードデータ+全比較結果Fの値である11をリードし、最上位ビット(全比較結果)の値である1を参照することで、レジスタ21乃至24が全て1で一致していることを確認することができる。これにより、CPU70は、レジスタ21乃至24を個別にリードしてリードデータNとレジスタ21乃至24とが一致しているか否か判定する必要がなくなる。
続いて、時刻T3でアドレスパス00に対しての個別比較結果J乃至Mとして前述の111bを個別比較結果レジスタ60にラッチする(個別比較結果保持工程)。また、CPU70が、アドレスパスBを01、ライト信号AをLowレベル、リード信号CをHighレベル、ライトデータDをFhに変更し、アドレス01に対してライトデータDとしてFhをライトすると、ライト信号AがLow区間内でクロック信号の立ち上がりエッジでレジスタ22に対してライトデータDであるFhがライトされ、レジスタ22の保持するデータがテストデータである1からFhに変更される。
時刻T4で、CPU70が、アドレスパスBを00、リード信号CをLowレベルにして、レジスタ21をリードする。比較判定部40は、アドレスパス00であるレジスタ21の値とレジスタ21乃至24の値とを比較判定する。この時、前述の時刻T3でレジスタ21に値がFhとなったので、比較回路41Bは、レジスタ22の値であるFhと比較データHの値である1とを比較し、一致していないので不一致であることを示す0を個別比較結果Kとして出力する。
一方、比較回路41Aは、比較回路41Cおよび41Dは、レジスタ21、レジスタ23乃至24の値が1のままであり、比較データHも1であるので、個別比較結果J、個別比較結果LおよびMは共に1を出力する。
このため、個別比較結果Jが1、個別比較結果Lが0、個別比較結果Mが1、個別比較結果Nが1となるため、個別比較結果J乃至Mに対して論理積演算を行うと全比較結果Iとして0が出力される
この全比較結果Iの値である0とアドレスパス00(レジスタ21)の選択データである1とをビット連結部50でビット連結し、CPU70はリードデータ+全比較結果Fとして01をリードし、最上位ビット(全比較結果)の値が0であるので、全比較結果レジスタ21の値と当該レジスタ21以外の値が一致していないことが確認できる。
時刻T5で、個別比較結果J乃至Mが個別比較結果レジスタ60にラッチされ、この個別比較結果レジスタ60の保持する値は1101となる。ここで、CPU70は、不一致アドレスを確認する為に、アドレスパスBをXX(任意のアドレス)にしてリード信号CをLowレベルにして、個別比較結果レジスタ60から、個別比較結果をリードする。時刻T3で、レジスタ22のデータがFhに書き換わったため、レジスタ21と、レジスタ21乃至レジスタ24の値を比較したデータ0Dhがリードできる。レジスタ21の比較ビットが一致の1であるので、レジスタ22のみ不一致と特定でき、時刻T6で、アドレスパスを01にして、リード信号CをLowレベルにして、レジスタ22をリードして、詳細を確認する。
以降、時刻T7で、アドレスパスBを01にして、ライトデータDを01にしてライトを行うと、レジスタ22が1になり、全てのレジスタが1となる。
時刻T8では、アドレスパスBを03にしてリード信号CをLowレベルにして、レジスタ24をリードすると、CPU70は、リードデータ+全比較結果Fとして11をリードする。ここで、リードデータ+全比較結果Fの最上位ビットである全比較結果が1なので、CPU70は、レジスタ21乃至レジスタ24まで全て1であると判定しレジスタ21乃至レジスタ24を個別にリードする必要がなくなる。
次に、CPU70の動作を、図3に基づいて説明する。
まず最初に、CPU70は、機能ブロック81乃至84が当該機能ブロック81乃至84に対応するレジスタであるレジスタ21乃至24に対して行うレジスタ処理を確認すると、レジスタの先頭アドレスに格納されたデータをリードする(図3:ステップS101)。
続いて、CPU70は、このCPU70が算出したテストデータの確認用の期待値と前述のレジスタからリードしたデータとが一致するか否か判定を行う(図3:ステップS102)と共に、同時にリードした全比較ビット(全比較結果)を参照し、全比較ビットが1(一致)であるか否か判定する(図3:ステップS103)。この判定の結果、1であった場合はレジスタ群であるレジスタ21乃至24に保持されている全てのテストデータが前述の確認用の期待値と一致するため、CPU70はレジスタ群の全データが異常無し(OK)と処理し(図3:ステップS104)、正常終了する(図3:ステップS105)。
一方、前述のリードデータが前述の確認用の期待値との判定(図3:ステップS102)の結果、一致した場合には、同時にリードした全比較ビットを参照する(図3:ステップS103)。この全比較ビットが0(不一致)であった場合はレジスタ群の全てが確認用の期待値と一致しないため、個別比較結果レジスタ60から個別比較結果をリードし(図3:ステップS106)し、不一致となっているレジスタを特定して(図3:ステップS107)、異常終了系へ移行する(図3:ステップS108)。
また、前述のリードデータが前述の確認用の期待値との判定(図3:ステップS102)の結果、不一致であった場合は、同時にリードした全比較ビットを参照し(図3:ステップS109)、全比較ビットが1(一致)であれば、レジスタ群が全て確認用の期待値と一致しないため、NGと判定され(図3:ステップS110)異常終了系へ移行する(図3:ステップS108)。
さらに、前述のリードデータを確認用の期待値との判定(図3:ステップS102)の結果、不一致の場合は、同時にリードした全比較ビットを参照し(図3:ステップS109)、この全比較ビットが0(不一致)である場合は、個別比較レジスタ60から個別比較結果をリードし(図3:ステップS111)、個別比較ビットが1(比較器41A乃至41Dの比較結果で一致)となっているレジスタはNGレジスタとなる(図3:ステップS114)。また、比較器41A乃至41Dの比較結果で不一致であることを示す個別比較ビットが0となっているレジスタは、その数の分だけ該当するレジスタをリードし(図3:ステップS116)、レジスタのテストデータと確認用の期待値とが一致するか否か判定し(図3:ステップS117)、一致した場合にはOKレジスタとして判定し(図3:ステップS112)、不一致である場合にはNGレジスタと判定して(図3:ステップS113)、異常終了系へ移行する(図3:ステップS108)。
このようにすることで、機能ブロックが多数搭載される場合にCPU70の比較処理を軽減させることができる。例えば、ある機能を有する機能ブロックを、100チャネル(n=100)搭載する時、この機能ブロックを制御するレジスタは21乃至レジスタ2100まで100個持つこととなる。これらのレジスタに対して初期値確認時や、同じデータをレジスタ21乃至2100にライトし当該ライトされたレジスタのデータをリードバックして確認する場合、これまでは、100個のレジスタに対してそれぞれの初期値、あるいはライトした特定の値と一致しているか否か確認しなければならなかった。しかし、本実施形態では100個のレジスタの内の1個のレジスタをリードし、レジスタの全比較結果を参照し、全一致の場合はそれぞれの初期値、あるいはライトした特定の値と一致しているか確認するだけでよい。また、全一致でない場合には、リードしたレジスタの値と、その他の全てのレジスタの値とを比較しているので、個別比較結果レジスタ60から不一致となったレジスタを特定することができ、CPU70が通常行っている全てのレジスタをリードし、比較する処理が削減されるため、CPU70の処理時間を短縮することができる。
ここで、上述した第1実施形態における動作にあって、上記工程で実行される各実行内容をプログラム化し、これをコンピュータに機能させるように構成してもよい。
(実施形態の効果)
以上のように、本実施形態では、CPU70によって指定されたアドレスパスBに対応するレジスタの値と、このレジスタ以外の各レジスタとが一致するか否かを比較判定部40内の比較回路41A乃至41nがそれぞれ比較し、各比較結果を個別比較結果J乃至Mとして出力する。この個別比較結果J乃至Mに対して論理積演算回路43が論理積演算を行い当該演算結果を全比較結果Iとして出力し、この全比較結果Iと前述のアドレスパスBに対応するレジスタからデータ選択部30が入力したレジスタの値とをビット連結部50が連結し、リードデータ+全比較結果FとしてCPU70がリードする。このため、レジスタの値をリードする際に全比較結果Iをすることができ、リードデータとリードデータ以外のレジスタの値とが一致したか否か比較することができる。さらに、全比較結果Iとリードデータとが不一致であった場合に、個別比較レジスタ60から個別比較結果J乃至Mをリードすることにより、リードデータと不一致であるレジスタを特定することができる。このため、CPU70が個々のレジスタに対してリードデータと一致したか否か比較する必要がなくなり、不一致の場合であっても、CPU70が個別比較レジスタ60を参照することにより、リードデータと不一致であるレジスタを特定することが可能となり、CPU70の処理時間を低減することができる。
〔その他の実施形態〕
上述したように、一実施形態では、図1のようにCPU70がレジスタ21乃至2nの内のいずれか一つのレジスタの保持するテストデータをリードする際に、このリード対象となるレジスタの保持するテストデータの期待値を確認用としてCPU70が算出し当該算出した確認用期待値と、リード対象となるレジスタに保持されている実際のテストデータとの比較をCPU70が行う場合を例示した。これに対し、図5に示すように、CPU70がアドレスマッピングにより、期待値レジスタ90を併設し、この期待値レジスタ90に前述のリード対象となるレジスタの保持するテストデータの確認用期待値を保持させ、比較判定部40がレジスタ21乃至2nと前述の確認用期待値とが一致したか否かを個々に比較判定し当該比較判定結果を個別比較結果J乃至Mとしてぞれぞれ出力すると共にこの個別比較結果J乃至Mが全て一致するか否か比較判定し当該比較判定結果を全比較結果Iとして出力することで、CPU70が期待値レジスタをリードする場合に、レジスタ21乃至2nが確認用期待値と一致したか否かを全比較結果Iを参照することで確認でき、さらに、個別比較保持レジスタ60を参照することで、どのレジスタが確認用期待値と一致したか否かを確認することができるため、CPU70自身が期待値とレジスタ21乃至2nのテストデータとを比較する処理を省くことが可能となる。
このようにしても、前述した一実施形態と同等の作用効果を備えたエラー状況表示システムを得ることができる。
上述した実施形態については、その新規な技術的内容の要点をまとめると、以下の付記のようになる。
尚、上記実施形態の一部又は全部は、新規な技術として以下のようにまとめられるが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではない。
(付記1)種々の機能を実現する複数の機能ブロックと、前記機能ブロックに対して動作制御に係る指令情報を個別に送信するCPUと、前記各機能ブロックに対応し且つ前記指令情報を一時的に保持する複数のレジスタとを備えた演算制御装置において、
前記CPUは、前記各レジスタに対してテストデータとして同一データを保持させる同一データ保持指令機能と、前記各レジスタに保持させた前記テストデータの保持状態を当該レジスタに共通に併設されたリードデータ比較回路の出力に基づいて確認する保持状態確認機能とを有すると共に、
前記リードデータ比較回路は、前記各レジスタに保持されているテストデータが相互に一致するか否か比較判定し当該比較判定結果を前記保持状態確認機能用として前記CPUに送信する個別比較機能と、前記個別比較機能のそれぞれの結果が全て一致するか否か比較判定し当該比較判定結果を前記保持状態確認機能用として前記CPUに送信する全比較機能とを有することを特徴とする演算制御装置。
(付記2)付記1に記載の演算制御装置において、
前記リードデータ比較回路が、前記CPUによって特定された前記各レジスタの内のいずれか一つのレジスタから前記テストデータをリードデータとして選択するデータ選択部と、
前記リードデータと前記各レジスタのテストデータとが相互に一致するか否か個別比較判定すると共に前記個別比較結果が全て一致するか否か全比較判定する比較判定部と、
前記リードデータと前記全比較結果とを連結して前記保持状態確認機能用として前記CPUに出力するビット連結部と、
前記複数の個別比較結果を前記保持状態確認機能用に保持する個別比較結果レジスタとを備えていることを特徴とする演算制御装置。
(付記3)付記2に記載の演算制御装置において、
前記比較判定部は、前記リードデータを比較データとして選択する選択回路と、前記比較データと前記各レジスタのテストデータとが相互に一致するか否か個別比較判定する比較回路と、前記複数の個別比較結果に対して論理積演算を行う論理積回路とを備えていることを特徴とする演算制御装置。
(付記4)付記2乃至3に記載の演算制御装置において、
前記CPUは、前記各レジスタの内のいずれか一つのレジスタを特定した際に当該レジスタの保持するテストデータの確認用の期待値を算出し出力する機能を有すると共に、
前記確認用期待値を保持する期待値レジスタを前記各レジスタに共通に併設し、
前記比較判定部は、前記期待値レジスタに保持された前記確認用期待値と前記各レジスタのテストデータとが相互に一致するか否か個別比較判定し当該比較判定結果を前記個別比較結果レジスタにそれぞれ送信すると共に、前記個別比較結果が全て一致するか否か比較判定し当該比較判定結果を前記ビット連結部に送信することを特徴とする演算制御装置。
(付記5)種々の機能を実現する複数の機能ブロックと、前記機能ブロックに対して動作制御に係る指令情報を個別に送信するCPUと、前記各機能ブロックに対応し且つ前記指令情報を一時的に保持する複数のレジスタとを備えた演算制御装置にあって、
前記CPUが前記各レジスタに対してテストデータとして同一データを保持させ、
前記CPUによって特定された前記各レジスタの内のいずれか一つのレジスタから前記各レジスタに共通に併設されたリードデータ比較回路内のデータ選択部が前記テストデータをリードデータとして選択し、
前記リードデータと前記各レジスタのテストデータとが相互に一致するか否か前記リードデータ比較回路内の比較判定部が個別比較判定し、
前記個別比較結果は全て一致するか否か前記比較判定部が全比較判定し、
前記リードデータと前記全比較結果とを前記リードデータ比較回路内のビット連結部が連結し、
前記複数の個別比較結果を前記リードデータ比較回路内の個別比較結果レジスタが保持し、
前記ビット連結部によって連結されたデータを前記CPUが確認し、
前記全比較結果が不一致であった場合に前記CPUが前記個別比較結果レジスタの保持する内容を確認する構成としたことを特徴とする演算制御装置制御方法。
(付記6)種々の機能を実現する複数の機能ブロックと、前記機能ブロックに対して動作制御に係る指令情報を個別に送信するCPUと、前記各機能ブロックに対応し且つ前記指令情報を一時的に保持する複数のレジスタとを備えた演算制御装置にあって、
前記各レジスタに対してテストデータとして同一データを保持させる同一データ保持指令機能、
前記CPUによって特定された前記各レジスタの内のいずれか一つのレジスタから前記テストデータをリードデータとして選択するデータ選択機能、
前記リードデータと前記各レジスタのテストデータとが相互に一致するか否か個別比較判定する個別比較機能、
前記個別比較結果は全て一致するか否か全比較判定する全比較機能、
前記リードデータと前記全比較結果とを連結するビット連結機能、
前記複数の個別比較結果を保持する個別比較結果保持機能、
前記ビット連結部によって連結されたデータを確認すると共に前記全比較結果が不一致であった場合に前記個別比較結果レジスタの保持する内容を確認する保持状態確認機能、
をコンピュータに実現させるようにしたことを特徴とする演算制御装置制御用プログラム。
本発明は、CPUがレジスタの値をリードする際に、比較部がCPUリードデータとCPUがリードした以外の各レジスタの値とをそれぞれ比較し、各比較結果を個別比較結果として出力する。さらに比較判定部は、CPUがリードした以外のレジスタが全て一致したか否か比較し、比較結果を全比較結果として出力する。この全比較結果とCPUリードデータとをビット連結し、CPUがリードすることにより、CPUがデータリード時にリード対象のレジスタの値とリード対象以外のレジスタが一致しているか否か確認することができる。さらに全比較結果が不一致の場合であっても、CPUが個別比較結果を参照することにより不一致であるレジスタを確認することができる。このため、CPUが個々のレジスタに対してリードデータと一致したか否か確認する処理が不要となり、CPUの処理時間を短縮することが可能となる。
2n レジスタ(n=1,2,3…)
30 データ選択部
40 比較判定部
41n 比較回路(n=A,B,C…)
42 選択回路
43 論理積回路
50 ビット連結部
60 個別比較レジスタ
70 CPU
8n 機能ブロック(n=1,2,3…)

Claims (6)

  1. 種々の機能を実現する複数の機能ブロックと、前記機能ブロックに対して動作制御に係る指令情報を個別に送信するCPUと、前記各機能ブロックに対応し且つ前記指令情報を一時的に保持する複数のレジスタとを備えた演算制御装置において、
    前記CPUは、前記各レジスタに対してテストデータとして同一データを保持させる同一データ保持指令機能と、前記各レジスタに保持させた前記テストデータの保持状態を当該レジスタに共通に併設されたリードデータ比較回路の出力に基づいて確認する保持状態確認機能とを有すると共に、
    前記リードデータ比較回路は、前記各レジスタに保持されているテストデータが相互に一致するか否か比較判定し当該比較判定結果を前記保持状態確認機能用として前記CPUに送信する個別比較機能と、前記個別比較機能のそれぞれの結果が全て一致するか否か比較判定し当該比較判定結果を前記保持状態確認機能用として前記CPUに送信する全比較機能とを有し、
    前記保持状態確認機能が、前記全比較機能による比較判定結果が全て一致しないことを示した場合に、前記各個別比較機能による出力結果を確認して前記各レジスタの前記テストデータのうちのいずれの保持状態が正しくないかを特定することを特徴とする演算制御装置。
  2. 請求項1に記載の演算制御装置において、
    前記リードデータ比較回路が、前記CPUによって特定された前記各レジスタの内のいずれか一つのレジスタから前記テストデータをリードデータとして選択するデータ選択部と、
    前記リードデータと前記各レジスタのテストデータとが相互に一致するか否か個別比較判定すると共に前記個別比較結果が全て一致するか否か全比較判定する比較判定部と、
    前記リードデータと前記全比較結果とを連結して前記保持状態確認機能用として前記CPUに出力するビット連結部と、
    前記複数の個別比較結果を前記保持状態確認機能用に保持する個別比較結果レジスタとを備えていることを特徴とする演算制御装置。
  3. 請求項2に記載の演算制御装置において、
    前記比較判定部は、前記リードデータを比較データとして選択する選択回路と、前記比較データと前記各レジスタのテストデータとが相互に一致するか否か個別比較判定する比較回路と、前記複数の個別比較結果に対して論理積演算を行う論理積回路とを備えていることを特徴とする演算制御装置。
  4. 請求項2乃至3に記載の演算制御装置において、
    前記CPUは、前記各レジスタの内のいずれか一つのレジスタを特定した際に当該レジスタの保持するテストデータの確認用の期待値を算出し出力する機能を有すると共に、
    前記確認用期待値を保持する期待値レジスタを前記各レジスタに共通に併設し、
    前記比較判定部は、前記期待値レジスタに保持された前記確認用期待値と前記各レジスタのテストデータとが相互に一致するか否か個別比較判定し当該比較判定結果を前記個別比較結果レジスタにそれぞれ送信すると共に、前記個別比較結果が全て一致するか否か比較判定し当該比較判定結果を前記ビット連結部に送信することを特徴とする演算制御装置。
  5. 種々の機能を実現する複数の機能ブロックと、前記機能ブロックに対して動作制御に係る指令情報を個別に送信するCPUと、前記各機能ブロックに対応し且つ前記指令情報を一時的に保持する複数のレジスタとを備えた演算制御装置にあって、
    前記CPUが前記各レジスタに対してテストデータとして同一データを保持させ、
    前記CPUによって特定された前記各レジスタの内のいずれか一つのレジスタから前記各レジスタに共通に併設されたリードデータ比較回路内のデータ選択部が前記テストデータをリードデータとして選択し、
    前記リードデータと前記各レジスタのテストデータとが相互に一致するか否か前記リードデータ比較回路内の比較判定部が個別比較判定し、
    前記個別比較結果は全て一致するか否か前記比較判定部が全比較判定し、
    前記リードデータと前記全比較結果とを前記リードデータ比較回路内のビット連結部が連結し、
    前記複数の個別比較結果を前記リードデータ比較回路内の個別比較結果レジスタが保持し、
    前記ビット連結部によって連結されたデータを前記CPUが確認し、
    前記全比較結果が不一致であった場合に前記CPUが前記個別比較結果レジスタの保持する内容を確認して前記各レジスタの前記テストデータのうちのいずれの保持状態が正しくないかを特定する構成としたことを特徴とする演算制御装置制御方法。
  6. 種々の機能を実現する複数の機能ブロックと、前記機能ブロックに対して動作制御に係る指令情報を個別に送信するCPUと、前記各機能ブロックに対応し且つ前記指令情報を一時的に保持する複数のレジスタとを備えた演算制御装置にあって、
    前記演算制御装置が、前記各レジスタに保持されているテストデータが相互に一致するか否か比較判定し当該比較判定結果を前記保持状態確認機能用として前記CPUに送信する個別比較機能と、前記個別比較機能のそれぞれの結果が全て一致するか否か比較判定し当該比較判定結果を前記保持状態確認機能用として前記CPUに送信する全比較機能とを有するリードデータ比較回路を併設するものであると共に、
    前記各レジスタに対してテストデータとして同一データを保持させる同一データ保持指令機能、
    前記各レジスタの内のいずれか一つのレジスタから前記テストデータをリードデータとして選択して前記リードデータ比較回路に対して出力させるデータ選択機能、
    および前記全比較機能による比較判定結果が全て一致しないことを示した場合に、前記各個別比較機能による出力結果を確認して前記各レジスタの前記テストデータのうちのいずれの保持状態が正しくないかを特定する保持状態確認機能
    を前記CPUに実現させるようにしたことを特徴とする演算制御装置制御用プログラム。
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