JP5703275B2 - アシストグリップの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車両におけるアシストグリップの取付構造に関する。
自動車等の車両には、乗員の乗降動作を補助する等の目的で、車室内の天井部にアシストグリップが設けられる。このアシストグリップを、ルーフパネルやサイドパネル等の車体に取り付ける技術は、たとえば下記特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示されているアシストグリップの取付構造においては、3つの脚部を備えるブラケットが用いられ、該ブラケットの本体部にアシストグリップを取り付けるとともに、各脚部をルーフサイドレールインナパネルに取り付けている。
特許文献1の発明によれば、アシストグリップに、車室内側から車室外側に向かう方向に過大な衝撃力が加わると、ブラケットの脚部に折れ曲がり変形が生じ、衝撃力のエネルギーがある程度吸収される。
特開2003−137012号公報
しかしながら、上述したアシストグリップの取付構造においては、過大な衝撃力が加わった際、比較的早い段階で脚部が勢いよく折れ曲がってしまう点、又は、ブラケットの脚部の強度が高い場合において脚部がほとんど変形せずに過大な衝撃が発生する点で、衝撃吸収能力をさらに改善できる余地があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、アシストグリップに過大な衝撃力が加わったときに、高い衝撃吸収能力を有するアシストグリップの取付構造を提供することを目的とする。
本発明に係るアシストグリップの取付構造は、車体にブラケットを介してアシストグリップを取り付けるアシストグリップの取付構造において、ブラケットが、アシストグリップが取り付けられるブラケット本体部と、ブラケット本体部から延び、かつ、先端部が車体に接続される板状の複数の脚部とを備え、複数の脚部のうち、アシストグリップの通常使用時に引張荷重が負荷される脚部には、その両縁部それぞれに複数の脆弱部が形成されており、脚部の延在方向に関する、一方の縁部の脆弱部の位置と他方の縁部の脆弱部の位置とが異なる。
このアシストグリップの取付構造においては、アシストグリップに過大な衝撃力が加わり、通常使用時に引張荷重が負荷される脚部に圧縮荷重が負荷されると、脚部の各縁部に形成された複数の脆弱部の部分において折れ曲がる。このとき、脚部の延在方向に関し、脚部の一方の縁部の脆弱部の位置と他方の縁部の脆弱部の位置とが異なっているため、脚部は捩れながら座屈することとなる。発明者らは、このように脚部が捩れながら座屈する場合には、脚部が互いに重なるように折れ曲がって座屈する場合に比べて、アシストグリップに対する衝撃力が効果的に吸収されることを新たに見出した。
また、脚部の延在方向に関して、一方の縁部上に隣り合って並ぶ2つの脆弱部を、他方の縁部上に隣り合って並ぶ2つの脆弱部が挟むように、脚部の複数の脆弱部が配置されている態様であってもよい。脚部の複数の脆弱部の配置をこのようにすることで、脚部が捩れ易くなる。
また、脆弱部が切り欠きである態様であってもよい。この場合、座屈のきっかけとなる脆弱部を容易に形成することができる。
また、切り欠きの形状が曲線で構成された形状である態様であってもよい。切り欠きは、アシストグリップの通常使用時に引張荷重が負荷される脚部に形成されるため、過剰な応力集中を避ける観点から、切り欠きの形状は曲線で構成された形状であることが好ましい。
本発明によれば、アシストグリップに過大な衝撃力が加わったときに、高い衝撃吸収能力を有するアシストグリップの取付構造が提供される。
図1は、本発明の実施形態に係るアシストグリップの取付構造を示した概略模式図である。 図2は、図1に示すアシストグリップの取付構造の断面図である。 図3は、図1、2のブラケットを示した図である。 図4は、図3のブラケットの脚部(側脚部)を示した図である。 図5は、図3のブラケットが屈曲した状態を示した図であり、(a)は正面図、(b)は斜視図である。 図6は、発明者らがおこなった、アシストグリップの衝撃吸収に関する実験の結果を示すグラフである。 図7は、図6の実験で用いた側脚部を示した図である。 図8は、図6の実験で用いた側脚部を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1および図2は、本発明の一実施形態に係るアシストグリップの取付構造を示すものであり、アシストグリップ20は、自動車の車室内の天井部の側部のルーフサイドレールインナパネル12に、一対のブラケット30を介して取り付けられる。
ブラケット30の取付位置は、より具体的には、サイドボディアウタパネル10とにより閉断面形状部を形成しているルーフサイドレールインナパネル12(ルーフパネル11の側部に結合されるレールサイドパネル)の車室内側の内面12aである。
アシストグリップ20は、たとえば合成樹脂を一体成型してなるU字形状のグリップ本体21と、グリップ本体21の回動軸である支軸23と、ブラケット30と係合する係合部22とを備えている。
グリップ本体部21は、支軸23回りに回動可能であり、回動により、不使用時位置と使用時位置との間で変位する。ここで、不使用時位置とは、車室内の成形天井13に形成されたアシストグリップ格納用凹部内に格納される位置(図2の実線の位置)であり、使用時位置とは、当該凹部から引き出された位置(図2の二点鎖線の位置)である。
係合部22は、係合爪を有しており、この係合爪が、後述するブラケット30の本体部31に設けられた孔32に係止され、それにより、アシストグリップ20が成形天井13を挟むようにしてブラケット30に固定される。
ブラケット30は、図3に示すように、正方形平板状の本体部31と、本体部31の縁端部から法線方向(厚さ方向)に沿って本体部31を囲むように延びるフランジ部33と、本体部31の縁端部からフランジ部33と同方向に延びる板状の3本の脚部34A、34B、34Cとを備えている。ブラケット30は、たとえば一枚の鋼板を絞り加工や折り曲げ加工することで得られる。
本体部31は、上述したアシストグリップ20の係合部22が取り付けられる部分であり、その中央部には係合部22の係合爪が係止されるべき孔32が設けられている。
フランジ部33は、絞り加工により得られる部分であり、脚部34A、34B、34Cの根元部分の強度を高めている。このようなフランジ部33を形成することで、脚部34A、34B、34Cがその根元部分から屈曲する事態が効果的に抑制される。
3本の脚部34A、34B、34Cは、おおよそ矩形をなし、本体部31の4つの辺のうちの3つの辺に対応する縁端位置から延びている。各脚部34A、34B、34Cの先端部は、本体部31から離れる向きに直角に屈曲されて、上述したルーフサイドレールインナパネル12とブラケット30との間のスポット溶接Sのための取付部35を形成している。
3本の脚部34A、34B、34Cは、中央に位置する中央脚部34Aと、その両側に位置する2つの側脚部34B、34Cとで構成されている。
中央脚部34Aは、図1に示したとおり、車体に取り付けられたときに、本体部31を下側から支持する位置に配置される脚部である。そのため、中央脚部34Aには、アシストグリップ20の通常使用時に、アシストグリップ20に下向きの力(図2に示す矢印F向きの力)が加わると、中央脚部34Aがその延在方向に関して圧縮されるような圧縮荷重が負荷される。
2つの側脚部34B、34Cは、図1に示したとおり、車体に取り付けられたときに、本体部31と略同じ高さ位置(若しくはやや上側の位置)に配置される脚部である。そのため、側脚部34B、34Cそれぞれには、アシストグリップ20の通常使用時に、アシストグリップ20に下向きの力が加わると、側脚部34B、34Cがその延在方向に関して引っ張られるような引張荷重が負荷される。
そして、2つの側脚部34B、34Cそれぞれには、脆弱部として、4つの半円状の切り欠き部が形成されている。
以下、側脚部34Bを例に、側脚部34B、34Cに形成された切り欠き部36a〜36dの位置関係を、図4を参照しつつ説明する。
図4に示すように、側脚部34Bの両縁部34a、34bのうち、一方の縁部34aには切り欠き部36a、36dが形成されており、他方の縁部34bには切り欠き部36b、36cが形成されている。
そして、縁部34aの切り欠き部36a、36dと、縁部34bの切り欠き部36b、36cとは、いずれも、側脚部34Bの延在方向(図4の上下方向)に関して位置が異なっている。すなわち、側脚部34Bの延在方向に関し、切り欠き形状の半円の頂点の位置(図4の一点鎖線の位置)が互いに異なっている。
より具体的には、切り欠き部36a〜36dは、側脚部34Bの延在方向に関して、縁部34b上に隣り合って並ぶ2つの切り欠き部36b、36cを、縁部34a上に隣り合って並ぶ2つの切り欠き部36a、36dが挟むように配置されている。換言すると、縁部34aの切り欠き部36aは縁部34bの切り欠き部36bより本体部31側に位置しており、縁部34aの切り欠き部36dは縁部34bの切り欠き部36cより取付部35側に位置している。
なお、側脚部34Cについても、切り欠き部36a〜36dの位置関係は、上述した側脚部34Bの切り欠き部36a〜36dの位置関係と同様である。ただし、側脚部34Cにおける切り欠き部36a〜36dの位置は、側脚部34Bにおける切り欠き部36a〜36dの位置とは、左右が逆である鏡像関係となっている。
側脚部34B、34Cの切り欠き部36a〜36dを、上述した位置関係にすることで、側脚部34B、34Cに圧縮荷重が負荷されたときに、側脚部34B、34Cが捩れながら座屈しやすくなる。
すなわち、アシストグリップ20の通常使用時の態様とは異なり、アシストグリップ20を押圧する向き(図2に示す矢印P向き)の過大な衝撃力が加わった場合には、側脚部34B、34Cには圧縮荷重が負荷される。すると、側脚部34B、34Cの各縁部34a、34bに形成された脆弱部である4つの切り欠き部36a〜36dの部分が折れきっかけとなり、この部分において折れ曲がる。
このとき、上述したように、側脚部34B、34Cの切り欠き部36a〜36dは、側脚部34B、34Cの延在方向に関し、縁部34aの切り欠き部36a、36dの位置と縁部34bの切り欠き部36b、36cの位置とが異なるため、図5(a)、(b)に示すように、側脚部34B、34Cのいずれも、捩れながら座屈することとなる。
発明者らは、このように側脚部34B、34Cが捩れながら座屈する場合、アシストグリップ20に対する上記の衝撃力が効果的に吸収されることを、以下に示す実験により新たに見出した。
すなわち、発明者らは、アシストグリップに対する衝撃力吸収に関する実験として、アシストグリップを押圧する向きの衝撃力が加わったときの、アシストグリップの押圧方向の変位と、そのときにアシストグリップに負荷される荷重とを測定した。その結果は、図6のグラフのL1〜L3に示すとおりであった。
ここで、図6のグラフのL1は、上述した配置の切り欠き部36a〜36dを備える側脚部34B、34Cに係る測定結果である。このグラフから、L1では、衝撃時におけるアシストグリップの変位が比較的大きく、かつ、荷重がある程度低く抑えられていることがわかる。このようなL1の挙動は、衝撃エネルギーが緩やかに吸収されているため、衝撃吸収能力が高いことを意味している。
側脚部34B、34Cを採用した場合に、高い衝撃吸収能力が得られる理由は、縁部34aの切り欠き部36a、36dと、縁部34bの切り欠き部36b、36cとが、側脚部34B、34Cの延在方向に関して異なる位置にあるためであると考えられる。このような位置関係では、側脚部34B、34Cは、図5(a)、(b)に示したように捩れながら座屈する。
また、図6のグラフのL2、L3は、両縁部の切り欠き部が同じ位置にある側脚部に係る比較実験の測定結果である。
図6のグラフのL2は、図7に示した配置の切り欠き部36a〜36dを備える側脚部34Dに係る測定結果である。すなわち、上述したブラケット30のうち、側脚部34B、34Cを側脚部34Dに代えて測定した結果である。
図7に示すように、側脚部34Dは、側脚部34B、34C同様、4つの切り欠き部36a〜36dが設けられているが、側脚部34B、34Cとは、縁部34aの切り欠き部36a、36dと縁部34bの切り欠き部36b、36cとが、側脚部34Dの延在方向に関して同じ位置にある点で相違している。
図6のグラフから、L2では、衝撃時におけるアシストグリップの変位がL1に比べて小さく、かつ、L1よりも大きな荷重が負荷されることがわかる。このようなL2の挙動は、L1よりも短時間で変形が終了するために、アシストグリップに衝突し、衝撃力を加えた側に、瞬間的に作用する荷重のピークが大きくなることを意味している。
側脚部34Dを採用した場合に、十分な衝撃吸収がおこなわれない理由は、縁部34aの切り欠き部36a、36dと、縁部34bの切り欠き部36b、36cとが、側脚部34Dの延在方向に関して同じ位置にあるためだと考えられる。このような位置関係では、側脚部34Dは、切り欠き部同士が左右に並ぶ図7の一点鎖線の位置が山または谷となるようにして、互いに重なるように折れ曲がって座屈する。
図6のグラフのL3は、図8に示した配置の切り欠き部36a、36bを備える側脚部34Eに係る測定結果である。すなわち、上述したブラケット30のうち、側脚部34B、34Cを側脚部34Eに代えて測定した結果である。
図8に示すように、側脚部34Eには、2つの切り欠き部36a、36bが設けられており、縁部34aの切り欠き部36aと縁部34bの切り欠き部36bとは、側脚部34Eの延在方向に関して同じ位置である。
図6のグラフから、L3では、衝撃時におけるアシストグリップの変位はL2よりもさらに小さく、かつ、L2よりもさらに大きな荷重が負荷されることがわかる。このようなL3の挙動は、L2よりもさらに勢いよく衝撃エネルギーが吸収され、衝撃吸収能力がかなり低いことを意味している。
側脚部34Eを採用した場合に、衝撃吸収能力が低くなる理由は、側脚部34Dを採用した場合同様、縁部34aの切り欠き部36aと縁部34bの切り欠き部36bとが、側脚部34Eの延在方向に関して同じ位置にあるためだと考えられる。このような位置関係では、側脚部34Eは、切り欠き部同士が左右に並ぶ図8の一点鎖線の位置が山または谷となるように、互いに重なるように折れ曲がって座屈する。
なお、側脚部34Dや側脚部Eのように、十分な衝撃吸収能力が得られない場合には、衝撃吸収能力を高めるために、脚部の長さを長くする等の構造変更が必要となってしまい、車室内の内装意匠の自由度が低下する等の不具合がある。
以上で説明したように、上述した実施形態に係るアシストグリップの取付構造は、アシストグリップ20の通常使用時に引張荷重が負荷される側脚部34B、34Cには、その両縁部34a、34bそれぞれに2つずつ、計4つの切り欠き部36a〜36dが形成されており、側脚部34B、34Cの延在方向に関する、縁部34aの切り欠き部36a、36dの位置と縁部34bの切り欠き部36b、36cの位置とが異なっている。
このようなアシストグリップの取付構造においては、アシストグリップ20に過大な衝撃力が加わり、側脚部34B、34Cに圧縮荷重が負荷された場合、側脚部34B、34Cの各縁部34a、34bに形成された4つの切り欠き部36a〜36dの部分において折れ曲がる。このとき、側脚部34B、34Cの延在方向に関し、側脚部34B、34Cの縁部34aの切り欠き部36a、36dの位置と縁部34bの切り欠き部36b、36cの位置とが異なっているため、側脚部34B、34Cは捩れながら座屈することとなる。このように側脚部34B、34Cが捩れながら座屈する場合には、図6のグラフを用いて説明したとおり、脚部が互いに重なるように折れ曲がって座屈する場合に比べて、アシストグリップ20に対する衝撃力が効果的に吸収される。
特に、上述した実施形態に係るアシストグリップの取付構造においては、側脚部34B、34Cの延在方向に関して、縁部34b上に隣り合って並ぶ2つの切り欠き部36b、36cを、縁部34a上に隣り合って並ぶ2つの切り欠き部36a、36dが挟むように、切り欠き部36a〜36dが配置されているため、側脚部34B、34Cが捩れ易くなっている。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
たとえば、切り欠き部の数は、脚部に両縁部に2つずつ設けた態様のみを示したが、捩れながら座屈する限りにおいて、縁部に3つ以上設ける態様であってもよい。また、切り欠き部の形状は、半円形に限らず、三角形状や四角形状、細長いスリット形状等であってもよい。ただし、切り欠き部は、アシストグリップの通常使用時に引張荷重が負荷される脚部に形成されるため、過剰な応力集中を避ける観点から、切り欠き部の形状は半円形等の曲線で構成された形状であることが好ましい。
また、ブラケットの脚部の数や形状についても適宜変更可能である。たとえば、2つの脚部を備えるブラケットであれば、一方の脚部は、アシストグリップの通常使用時に引張荷重が負荷される脚部となっているため、その脚部に、上述した位置関係の切り欠き部を形成すればよい。また、脚部の形状は、上述した実施形態のように矩形であってもよいが、たとえば、作用効果を損なわない範囲において、ブラケットの本体部側に対し車体側の幅をわずかに狭め、先細りの形状とするなど、変更も可能である。
なお、脆弱部は、形成が容易な点で切り欠き部が好ましいが、座屈のきっかけとなる部分であれば、切り欠き部に限らず、たとえば部分的に薄板化した部分であってもよい。
12…ルーフサイドレールインナパネル、20…アシストグリップ、30…ブラケット、31…ブラケット本体部、34A、34B、34C…脚部、34a、34b…縁部、35…取付部、36a〜36d…切り欠き部。

Claims (3)

  1. 車体にブラケットを介してアシストグリップを取り付けるアシストグリップの取付構造において、
    前記ブラケットが、
    前記アシストグリップが取り付けられるブラケット本体部と、
    前記ブラケット本体部から延び、かつ、先端部が前記車体に接続される板状の複数の脚部と
    を備え、
    前記複数の脚部のうち、アシストグリップの通常使用時に引張荷重が負荷される脚部には、その両縁部それぞれに複数の脆弱部が形成されており、脚部の延在方向に関する、一方の縁部の脆弱部の位置と他方の縁部の脆弱部の位置とが異なり、
    脚部の延在方向に関して、一方の縁部上に隣り合って並ぶ2つの脆弱部を、他方の縁部上に隣り合って並ぶ2つの脆弱部が挟むように、前記脚部の複数の脆弱部が配置されている、アシストグリップの取付構造。
  2. 前記脆弱部が切り欠きである、請求項に記載のアシストグリップの取付構造。
  3. 前記切り欠きの形状が曲線で構成された形状である、請求項に記載のアシストグリップの取付構造。
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