JP4131117B2 - ブラケットの取付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車輌のアシスタントブラケットのような車輌の装着部材に取付けているクリップをブラケットで支持するブラケットの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の車輌にあっては、一般的に室内側のルーフサイドにアシスタントグリップを備えている。図13は、アシスタントグリップ(実施の形態における図2の符号3参照)の取付ブラケット51を示す。図に示すように、取付ブラケット51は断面がハット型形状であり、ルーフサイドレールインナパネル52に固定されているフランジ53と、フランジ53から上方に突出している脚部54と、脚部54の先端部間にある頂き面55から構成されている。フランジ53は、ルーフサイドレールインナパネル52に溶接aにより固着し、頂き面55には、図示しないアシスタントグリップに取付けているクリップ56(図14参照)を保持する係止孔57を形成している。アシスタントグリップは、クリップ56を係止孔57に装着することによって、取付ブラケット51に支持される。
図14は、取付ブラケット51にクリップ56が保持されている状態を想像線で示し、取付ブラケット51に衝撃力Wが負荷したときの状態を実線で示している。取付ブラケット51に衝撃力Wが負荷した場合、取付ブラケット51の脚部54が変形することにより、衝撃エネルギーを吸収させることができる。衝撃エネルギーは脚部54若しくは頂き面55がルーフサイドレールインナパネル52の面にできるだけ底付きさせることにより、大きな衝撃エネルギーを吸収することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、取付ブラケット51にクリップ56を装着する際に、クリップ56の軸58の先端部がルーフサイドレールインナパネル52の面に接触し、脚部54の変形が阻止されて充分な変形を得ることができず、その結果脚部54によって吸収できる衝撃エネルギー量が小さくなる。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたもので、クリップを取付けるブラケットに衝撃エネルギーなどの外力が負荷したときに、そのエネルギー吸収量を大きくすることができるブラケットの取付構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のブラケットの取付構造は、車体へ取付ける装着部材のクリップをブラケットで支持するブラケットの取付構造において、上記クリップの先端が挿通可能な挿通孔が形成され、上記ブラケットが車体側に固定されるベース部と、該ベース部の係止部に保持されるクリップ支持部とを備え、上記クリップの先端に対向する車体パネルに上記クリップの先端が挿通可能な孔を設け、上記クリップ支持部を、左右一対のフランジ部と各々のフランジ部から立設する脚部と該脚部の先端部間に設けられ上記クリップを支持する頂き部とを備えたハット型断面形状に形成し、上記フランジ部を上記ベース部に重ね合わせ、上記係止部は上記左右一対のフランジ部の少なくとも一方のフランジ部を上記ベース部に対して移動可能に保持し、上記クリップ支持部が一定以上の押圧荷重を受けると、上記クリップの先端が上記ベース部の挿通孔及び上記車体パネルの孔を挿通するとともに、上記ベース部に対して上記フランジ部が移動して上記クリップ支持部の脚部の間隔が変化するように構成した。
上記発明は、上記ブラケットのベース部に上記係止部としての係止爪を形成し、該係止爪により上記クリップ支持部を保持するようにすることができる。
上記発明の上記装着部材は、上記車輌のルーフパネルの側部に配設されるアシスタントグリップであり、上記クリップ支持部の脚部が外側に開くようにして変形する際に、上記係止爪と上記脚部とが接触しないように形成することができ、上記クリップ支持部が一定以上の引っ張り荷重を受けて、上記クリップ支持部の脚部が内側に閉じるようにして変形する際に、上記クリップ支持部に上記係止爪と当接して脚部の変形を阻止するストッパーを形成することもできる。
また、上記左右一対のフランジ部のうち、一端側をベース部と溶接により固定し、他端側を上記係止爪により保持するように構成することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態によるブラケットの取付構造について、図面を参照しながら説明する。
図1に示す自動車1の矢印Zで示す、ルーフサイドレール部2の車室内側には、図2に示すように、乗員が把持することができるアシスタントグリップ3を取付けている。図3は、図2に示す内装トリム4を外した状態でのアシスタントグリップ3の取付部を示す。
ルーフサイドレール部2には、車体の前後方向に延在するルーフサイドレールインナパネル5を配設し、ルーフサイドレールインナパネル5の室内側の面には、アシスタントグリップ3を支持する取付ブラケット6を車体の前後方向に2個並設している。
【0006】
図4は、取付ブラケット6の拡大図である。なお、本実施の形態における一対の取付ブラケット6各々が同形状でかつ左右対称であるので特に記載していない場合は、1つの取付ブラケット6について説明し、かつその一端側のみについて説明する。
取付ブラケット6は板状のベース板7と断面がハット形状の支持金具8とから構成されている。ベース板7は、ルーフサイドレールインナパネル5の延在方向に長手方向を向けた長方形状であり、その短辺側の中間部に半円形に外側に突出した突部9を形成し、各々の突部9はベース板7をルーフサイドレールインナパネル5に取付けるためにスポット溶接bを施している。なお、取付ブラケット6は、ルーフサイドレールインナパネル5の延在方向を取付ブラケット6の長手方向とし、この長手方向に対して直角方向を取付ブラケット6の幅方向とする。
【0007】
長方形状のベース板7の中央部には、矩形の挿通孔10を形成し、ベース板7の4隅の内方寄りには、ベース板7に切り抜き孔11を形成し、切り抜き孔11の縁部からはベース板7の幅方向内側に突出させた係止爪11aを形成している。
支持金具8は、ベース板7から突出する頂き面13と、係止爪11aに係止されるフランジ12と、これらのフランジ12及び頂き面13間に設けた脚部14とを備えている。
【0008】
取付片としてのフランジ12は、支持金具8の長手方向両端部からその中心側に向かって幅広部15、中間部16、狭小部17と、順に両側に段差を形成して外側から内側に向かって幅が狭くなるように形成している。支持金具8の中間部16は、図4におけるA−A線の断面図として図5に示すように、ベース板7に形成した一対の係止爪11aの先端部とベース板7の基準面とで支持金具8を挟み込むようにして係止している。よって、係止爪11aと幅広部15との支持金具8の幅方向における位置関係は、幅広部15の端部が段差部18を介して一対の係止爪11a間よりも外方側に位置し、また係止爪11aと狭小部17との位置関係は、狭小部17の端部が段差部19を介して係止爪11a間の幅よりも狭く内方側に位置するようにしている。
ベース板7に形成した挿通孔10の外側に位置させて、支持金具8のフランジ12からは脚部14を支持金具8の中央側にやや傾斜させてフランジ12から立設し、これらの脚部14間には頂き面13を形成している。頂き面13は、ベース板7に対して平行に延びるように形成し、その中央部にほぼ正方形状の係止孔20を形成している。
【0009】
図6に示すように、支持金具8の係止孔20には、アシスタントグリップ3に一体的に固定しているクリップ21を装着する。すなわち、支持金具8の室内側には天井部から延びている内装トリム4が被せられ、内装トリム4を介在してアシスタントグリップ3が取付ブラケット6に固定されている。クリップ21は、その先端部が係止孔20に挿入されている。なお、図6中のルーフサイドレールインナパネル5の外側に配設され、ルーフサイドレールインナパネル5と閉断面を形成しているパネルは、サイドボディアウターパネル24であり、サイドボディアウターパネル24の上端部と接続しているのは、ルーフパネル25である。
【0010】
図7は、係止孔20と挿通孔10との位置関係を示すためのものであり、図は、断面ハット形状の支持金具8の一端側のフランジ12を係止爪11aにて固定し、支持金具8の他端側を平板状態に延ばしている。この状態において、支持金具8の一端側の脚部14の立設(付け根)部から係止孔20の他端側までの長さcよりも、支持金具8の一端側の脚部14の立設部からベース板7の挿通孔10の他端側までの長さdが、長くなるように形成している。
なお、アシスタントグリップ3の把持部22は、図6に示すように、回動軸23を中心にして矢印Xに示す方向に回動が可能であるが、これは公知技術であり本発明とは直接関係ないので、説明は省略する。
【0011】
次に、本発明の実施の形態のブラケットの取付構造の作用について説明する。図8に示すように、アシスタントグリップ3に車室外側への衝撃力Wが負荷した場合、支持金具8の係止孔20に係止しているアシスタントグリップ3のクリップ21が、頂き面13をルーフサイドレールインナパネル5側に押圧する。この時、支持金具8の脚部14の付け根が、図9に示すように、両側に開くようにして変形する。支持金具8のフランジ12は、ベース板7の基準面と係止爪11aとの間に挟着して固定しているので、当初フランジ12は、係止爪11aをガイド部として案内されながら両側に開くように移動し、次いで中間部16と係止爪11aとの係合が解除する。
【0012】
この際クリップ21は、図8及び図9に示すように、クリップ21の先端部がベース板7の挿通孔10及びルーフサイドレールインナパネル5の貫通孔26に挿通する。従来では、クリップ21の先端部がルーフサイドレールインナパネル5の面に接触し、脚部14の変形が阻止されて、大きな衝撃エネルギーを吸収できなかったが、本実施の形態では、クリップ21の先端部が、ベース板7の挿通孔10を介して、ルーフサイドレールインナパネル5とサイドボディアウターパネル24とで形成された閉断面に挿入される。よって、支持金具8が図10に示すように、平らに押し潰されるまで変形できるので、大きな衝撃エネルギーを吸収することができる。ハの字形状の脚部14の形状はその開角度を調整することにより、衝撃エネルギーの吸収量や初期の変形衝撃荷重の強度を調整することができる。
乗員がアシスタントグリップ3を図6の矢印P方向へ引っ張るような状態では、図4に示す支持金具8のフランジ12が各々内側に近づく方向に引き寄せられるように変形するが、幅広部15の段差部18が係止爪11aと当接してストッパーとしての役割を果たし、支持金具8のそれ以上の変形が阻止される。
【0013】
次に、本発明の第2の実施の形態におけるブラケットの取付け構造について説明する。なお、上記第1の実施の形態と同一部分については同一の符号を付して説明する。
図11に示すように、取付ブラケット31は、板状のベース板32と断面がハット形状の支持金具33とから構成されている。ベース板32と取付ブラケット31の一端側は、取付ブラケット31のフランジ34とベース板32とが溶接eにより固定されている。取付ブラケットの他端側は、上記第1の実施の形態と同じ形状のフランジ12と幅広部15、中間部16、狭小部17を設け、中間部16を係止爪11aにより固定している。支持金具8の頂き面13には、その中央部にクリップの係止孔20を形成し、ベース板32に形成した挿通孔35は、ベース板7の他端側に寄せて配置している。
【0014】
このように構成した支持金具8は、図12に示すように衝撃力Wを負荷すると、一端側は溶接eにより固定しているため、フランジ34はベース板32に対してずれることがない。他方、支持金具8の他端側は、フランジ12がベース板32と係止爪11aとの間に挟んで保持しているので、フランジ12が外側に広がり、衝撃エネルギーを吸収することができる。この際、クリップ21の先端部がルーフサイドレールインナパネル5の貫通孔26に挿通する。よって、支持金具33が平らに押し潰されるまで変形できるので、大きな衝撃エネルギーを吸収することができる。
乗員がアシスタントグリップ3を図6の矢印P方向へ引っ張るような状態では、支持金具33の他端側のみのフランジ12が内側に近づく方向に引き寄せられるように変形するが、幅広部15の段差部18が係止爪11aと当接し、支持金具8のそれ以上の変形が阻止される。
【0015】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明の技術的思想に基いて種々の変形及び変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、アシスタントグリップ3に取付けたクリップ21と支持金具8の係止孔20とを例にあげたが、クリップ21を用いて該クリップ21を係止孔20に装着する構造であれば、その他車体の装着部材にも適用が可能である。
また、係止爪11aに代えてガイドレール状のものを形成して支持金具8のフランジ12を案内するようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の請求項1によれば、車体へ取付ける装着部材のクリップをブラケットで支持するブラケットの取付構造において、上記クリップの先端が挿通可能な挿通孔が形成され、上記ブラケットが車体側に固定されるベース部と、該ベース部の係止部に保持されるクリップ支持部とを備え、上記クリップの先端に対向する車体パネルに上記クリップの先端が挿通可能な孔を設け、上記クリップ支持部を、左右一対のフランジ部と各々のフランジ部から立設する脚部と該脚部の先端部間に設けられ上記クリップを支持する頂き部とを備えたハット型断面形状に形成し、上記フランジ部を上記ベース部に重ね合わせ、上記係止部は上記左右一対のフランジ部の少なくとも一方のフランジ部を上記ベース部に対して移動可能に保持し、上記クリップ支持部が一定以上の押圧荷重を受けると、上記クリップの先端が上記ベース部の挿通孔及び上記車体パネルの孔を挿通するとともに、上記ベース部に対して上記フランジ部が移動して上記クリップ支持部の脚部の間隔が変化するように構成したので、クリップがベース部に干渉されずに、装着部材に加わる衝撃力の衝撃エネルギーを吸収することができる。クリップを支持するブラケット(クリップ支持部)のような簡易な部材で、変形モードの調整が容易にできる。
本発明の請求項2によれば、上記ブラケットのベース部に上記係止部としての係止爪を形成し、該係止爪により上記クリップ支持部を保持するようにしたので、クリップ支持部の保持と案内が簡易な構成で確実にすることができる。
本発明の請求項3によれば、上記装着部材は、上記車輌のルーフパネルの側部に配設されるアシスタントグリップであり、上記クリップ支持部の脚部が外側に開くようにして変形する際に、上記係止爪と上記脚部とが接触しないように形成したので、脚部が係止爪と接触することなく、脚部の変形の妨げにならず大きな衝撃エネルギーを吸収することができ、脚部の開角度を調整することにより吸収することができる衝撃エネルギー吸収量を適宜調整することができる。
本発明の請求項4によれば、上記クリップ支持部が一定以上の引っ張り荷重を受けて、上記クリップ支持部の脚部が内側に閉じるようにして変形する際に、上記クリップ支持部に上記係止爪と当接して脚部の変形を阻止するストッパーを形成したので、乗員がアシスタントグリップを強く引いたときに、支持部材の保持力を強化することができる。
本発明の請求項5によれば、上記左右一対のフランジ部のうち、一端側をベース部と溶接により固定し、他端側を上記係止爪により保持するように構成したので、支持金具の変形の方向を一方側に規制することができる。よって、支持ブラケット他方側に支持ブラケットの変形を妨げる部材があるようなときに適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるブラケットの取付構造を採用している自動車の斜視図である。
【図2】図1の矢印Z方向の部位であるルーフサイドレール部を車室側から見た斜視図である。
【図3】図2のルーフサイドレール部の内装トリムを外した状態を示す斜視図である。
【図4】図3に示す取付ブラケットの拡大斜視図である。
【図5】図4のA−A線方向における断面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるクリップが係止孔に装着される部位を示し、取付ブラケットの幅方向で切断した断面図である。
【図7】図4に示す取付ブラケットのベース板の挿通孔と支持金具の係止孔との配置関係を示す平面図である。
【図8】図6に示すクリップが、衝撃力を受けて支持金具が変形した状態を示し、取付ブラケットの幅方向で切断した断面図である。
【図9】図6に示すクリップが、衝撃力を受けて支持金具が徐々に変形して平らになった状態を示し、取付ブラケットの長手方向から切断した断面図である。
【図10】支持金具が平らに変形した状態を示す断面図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態における取付ブラケットの取付構造のブラケットの斜視図である。
【図12】図11の支持金具が衝撃力を受けて徐々に変形して平らになった状態を示し、取付ブラケットの長手方向から切断した断面図である。
【図13】従来のブラケットの取付構造の取付ブラケットの斜視図である。
【図14】図13の取付ブラケットが衝撃力を受けて変形した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 自動車
2 ルーフサイドレール部
3 アシスタントグリップ(装着部材)
5 ルーフサイドレールインナパネル
6,31 取付ブラケット(ブラケット)
7,32 ベース板(ベース部)
8,33 支持金具(クリップ支持部)
10,35 挿通孔
11a 係止爪
12 フランジ
14 脚部
15 幅広部(ストッパー)
16 中間部
18,19 段差部
20 係止孔
21 クリップ
Claims (5)
- 車体へ取付ける装着部材のクリップをブラケットで支持するブラケットの取付構造において、
上記クリップの先端が挿通可能な挿通孔が形成され、上記ブラケットが車体側に固定されるベース部と、該ベース部の係止部に保持されるクリップ支持部とを備え、
上記クリップの先端に対向する車体パネルに上記クリップの先端が挿通可能な孔を設け、上記クリップ支持部を、左右一対のフランジ部と各々のフランジ部から立設する脚部と該脚部の先端部間に設けられ上記クリップを支持する頂き部とを備えたハット型断面形状に形成し、上記フランジ部を上記ベース部に重ね合わせ、上記係止部は上記左右一対のフランジ部の少なくとも一方のフランジ部を上記ベース部に対して移動可能に保持し、
上記クリップ支持部が一定以上の押圧荷重を受けると、上記クリップの先端が上記ベース部の挿通孔及び上記車体パネルの孔を挿通するとともに、上記ベース部に対して上記フランジ部が移動して上記クリップ支持部の脚部の間隔が変化するように構成したことを特徴とするブラケットの取付構造。 - 上記ブラケットのベース部に上記係止部としての係止爪を形成し、該係止爪により上記クリップ支持部を保持するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のブラケットの取付構造。
- 上記装着部材は、上記車輌のルーフパネルの側部に配設されるアシスタントグリップであり、
上記クリップ支持部の脚部が外側に開くようにして変形する際に、上記係止爪と上記脚部とが接触しないように形成したことを特徴とする請求項2に記載のブラケットの取付構造。 - 上記クリップ支持部が一定以上の引っ張り荷重を受けて、上記クリップ支持部の脚部が内側に閉じるようにして変形する際に、上記クリップ支持部に上記係止爪と当接して脚部の変形を阻止するストッパーを形成したことを特徴とする請求項3に記載のブラケットの取付構造。
- 上記左右一対のフランジ部のうち、一端側をベース部と溶接により固定し、他端側を上記係止爪により保持するように構成したことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のブラケットの取付構造。
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