JP5701452B2 - 情報機器および操作画面の表示方法 - Google Patents

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Description

この発明は、操作項目を表示する表示部と操作項目に対する操作を受け付ける操作部とを備える情報機器および操作画面の表示方法に関する。
例えば、特許文献1には、車両の電装品の操作画面を表示するディスプレイと、電装品の操作スイッチに接近した操作手を検出するセンサとを備え、センサにより操作手の接近が検出された操作スイッチに対応する操作項目を操作画面に表示するコントローラが開示されている。
特開平11−115465号公報
従来の情報機器では、リモートコントローラやハードウェアキー、タッチパネルで操作可能なソフトウェアキーといった操作部を用いて、まずメニュー画面(操作画面)を表示する操作を行い、次にメニュー画面から所望の操作項目を選択して操作することにより、コンテンツの再生などの機能を実行していた。この場合、メニュー画面を表示するための操作と所望の操作項目に対する操作の少なくとも2回の操作が必要である。
また、従来の情報機器では、操作項目を操作して実施される機能の処理が完了するまでに必要な操作回数が考慮されていない。このため、最終的に処理が完了するまでに複数の操作が連続して要求され、操作者が複数の操作を行わなければならない場合がある。
例えば、操作項目“番組表”を操作して所望のテレビ番組を視聴する場合は、メニュー画面に表示される操作項目のうち、“番組表”を選択する操作項目を実行すると、ダウンロードされた電子番組表データを基に“番組”を選択するための番組表が操作項目として表示される。
続いて、番組表から番組を探索する操作(画面スクロールなど)を実行し、最後に所望の番組を確定する操作を実行することにより、当該番組の放送が受信され、“番組表から所望のテレビ番組を選択して視聴する”という、テレビ番組視聴機能における一連の処理が完了する。
一方、車載用情報機器においては、操作者は運転に注力しなければならないため、複数回の操作が必要な機能を実行することは困難である。
特許文献1に代表される従来の技術では、センサにより操作手の接近が検出された操作スイッチに関する操作画面をディスプレイに表示して、車載用情報機器に対する操作手続の簡略化を図っている。
しかしながら、実施される機能の処理が完了するまでに必要な操作の回数は考慮されていないため、操作画面に表示された操作項目に対応する機能によっては、操作者が、一連の操作として複数の操作を行わなければならず、車載用情報機器における上述した事情にそぐわない場合がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、操作手続きの簡略化を図ることができる情報機器および操作画面の表示方法を得ることを目的とする。
この発明に係る情報機器は、操作項目を表示する表示部と、操作項目に対する操作を受け付ける操作部とを備える情報機器において、情報機器で実行可能な機能の状態を管理する状態管理部と、状態管理部により管理される機能の状態から1回の操作で処理が完了する操作項目と2回以上の操作で処理が完了する操作項目とを判別する操作項目管理部と、状態管理部により管理される機能のうち、実行対象として選択された機能の状態を管理する選択状態管理部と、選択状態管理部により管理される機能について操作項目管理部が判別した1回の操作で処理が完了する操作項目から簡易操作用の操作画面を生成するとともに、2回以上の操作で処理が完了する操作項目から通常操作用の操作画面を生成する操作画面生成部と、操作画面生成部により生成された簡易操作用の操作画面及び通常操作用の操作画面を表示部に表示する表示制御部と、操作部に対する操作物の接近と離反を検出する検出部からの検出情報を取得する検出情報取得部とを備え、表示制御部は、通常操作用の操作画面を表示するためにあらかじめ設定された操作を操作部が受け付けると、通常操作用の操作画面を表示部に表示し、検出情報取得部により操作物の操作部への接近を検出した検出情報が取得された場合、通常操作用の操作画面に簡易操作用の操作画面を重畳して表示部に表示し、操作物の操作部からの離反を検出した検出情報が取得された場合、表示部の画面から簡易操作用の操作画面を消去することを特徴とする。
この発明によれば、操作手続きの簡略化を図ることができるという効果がある。
この発明に係る情報機器の概要を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る情報機器の構成を示すブロック図である。 状態管理部およびメニュー構成管理部の詳細な構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る情報機器の動作を示すフローチャートである。 メニュー生成処理の一例を示すフローチャートである。 ワンタッチメニュー画面の表示例を示す図である。 ハードウェアキーを備えた情報機器の概要を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る情報機器の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る情報機器によるメニュー生成処理の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るワンタッチメニュー画面の表示例を示す図である。
以下、この発明をより詳細に説明するため、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明に係る情報機器の概要を示す図である。図1に示すように、この発明に係る情報機器1は、TVチューナ2、BD(Blu−ray Disc)プレーヤ3、ナビゲーション装置4などの制御対象機器が接続されたコントローラとして実現される。また、情報機器1は、操作画面を表示するモニタ5に加え、操作物(例えば、操作手A)による操作を受け付ける操作部として、タッチパネルやハードウェアキー6を備えて構成される。
TVチューナ2を使用したTV番組視聴機能には、受信可能な放送方式の設定、選局、音量調整などの操作項目があり、これらに対応するボタン画像やアイコン画像がモニタ5の画面上に表示される。すなわち、タッチパネルやハードウェアキー6を用いて、ボタン画像やアイコン画像を操作することにより、操作項目に対応する処理が実行される。
また、TV番組視聴機能で実行可能な操作項目には、1回の操作で処理が完了する操作項目(以下、ワンタッチ操作項目と適宜記載する)ばかりでなく、2回以上の操作で処理が完了する操作項目も存在する。
例えば、TV番組視聴機能で番組表から所望の番組を選局する場合、“番組表の表示を要求する”操作項目と“番組表から所望の番組を選局する”操作項目とがモニタ5に順次表示され、これらの操作項目を順に操作することで選局処理が完了する。
一方、TV番組視聴機能で現在受信中の放送番組から別番組を選局する場合には、1回の操作で処理が完了することが可能である。例えば、別番組のチャンネルを示すアイコン画像を操作画面に表示し、このアイコン画像を1回の操作で選択することで別番組に選局するようにすればよい。
BDプレーヤ3を使用するディスクメディア再生機能で、再生対象コンテンツのリストを参照して所望のコンテンツを再生する場合は、“再生対象コンテンツのリストの表示を要求する”操作項目と“当該リストから所望のコンテンツを選択する”操作項目とがモニタ5に順次表示され、これらの操作項目を順に操作することにより、所望のコンテンツの再生処理が完了する。
また、BDプレーヤ3により再生中の音データの音量調整をワンタッチ操作項目とする場合、例えば、音量調整処理に紐づけたスライドバー画像を操作画面に表示し、このスライドバーをスライドさせる1回の操作で音量調整を行うようにすればよい。
ナビゲーション装置4によるナビゲーション機能で、例えば目的地を設定して推奨経路を案内する場合は、“目的地を設定する”操作項目、“経路探索を実行する”操作項目、“探索結果の経路の案内を開始する”操作項目が順次モニタ5に表示され、これらの操作項目を順に操作することにより経路案内が開始される。
また、ナビゲーション装置4によってモニタ5に表示している地図の縮尺変更をワンタッチ操作項目とする場合、例えば、地図の縮尺変更に紐づけたスライドバー画像を操作画面に表示し、このスライドバーをスライドさせる1回の操作で縮尺変更処理を行うようにすればよい。
この発明は、情報機器1で実行可能な機能の状態から1回の操作で処理が完了するワンタッチ操作項目を判別して、2回以上の操作が必要な操作項目からなる通常操作用のメニュー画面とは別に、ワンタッチ操作項目からなるワンタッチメニュー画面をユーザに提示する。ワンタッチメニュー画面の操作項目に対する操作は、全て1回の操作で処理が完了するため、操作手続きが簡素化され、ユーザの操作時間を短縮できる。
なお、ワンタッチ操作項目に対して行う1回の操作は、操作方法を問わず、操作部に対する1回の操作として認識され得る一連の操作動作であればよい。例えば、操作方法としては、タッチ操作、スライド操作、フリック操作などがある。
また、文字等の入力操作は、文字等を入力するためのキー操作や入力確定操作といった複数の操作が必要である。このため、入力文字が1文字であってもワンタッチ操作項目には含めない。
図2は、この発明の実施の形態1に係る情報機器の構成を示すブロック図である。図2に示すように、実施の形態1に係る情報機器1は、その機能構成として、状態管理部10、メニュー構成管理部11、選択状態管理部12、メニュー画面生成部13、表示制御部14およびセンサ情報取得部15を備える。
状態管理部10は、情報機器1で実行可能な機能の状態、すなわち情報機器1の各機能を実現するアプリケーションの状態を管理する。この発明で言うアプリケーションの状態とは、操作の対象となるデータを利用可能な状態を指しており、操作の対象となるデータは、一般的に機能ごとに異なる。例えば、TV視聴機能において操作の対象となるデータには、選局操作の対象となる受信可能な放送局のチャンネルデータ、放送方式の切り替え操作の対象となる受信可能な放送方式を示すデータ、音量調整操作の対象となる出力音の音量データなどがある。
メニュー構成管理部11は、状態管理部10により管理される機能の状態からワンタッチ操作項目を判別する操作項目管理部である。例えば、TV番組視聴機能で放送局の受信が可能な状態である場合、受信可能な放送局のチャンネルデータを利用して1回の操作で選局を行う操作項目が、ワンタッチ操作項目として判別される。また、ディスクメディア再生機能で記録情報の再生が可能な状態である場合は、ディスクメディアにおける情報の記録位置を利用して1回の操作で当該記録情報の再生を行う操作項目が、ワンタッチ操作項目として判別される。
選択状態管理部12は、状態管理部10により管理される機能のうち、実行対象として選択された機能の状態を管理する。実行対象の機能を選択する方法としては、ユーザが、情報機器1で主に利用する機能を、選択状態管理部12にあらかじめ設定しておくことが考えられる。例えば、情報機器1で実行可能な機能を選択する選択画面を、情報機器1の起動時にモニタ5に表示し、操作部を用いてユーザが所望の機能を選択する。ユーザが、情報機器1でTV視聴をしたい場合には、TV視聴機能を実行対象として選択する。
メニュー画面生成部13は、選択状態管理部12により管理される機能についてメニュー構成管理部11が判別したワンタッチ操作項目を表示するワンタッチメニュー画面(簡易操作用の操作画面)を生成する操作画面生成部である。
例えば、ワンタッチ操作項目に対応するアイコン画像を決定してワンタッチメニュー画面に配置する。操作部がタッチパネルである場合は、タッチパネルとワンタッチ操作項目のアイコン画像との座標位置の紐付けも行う。
また、メニュー画面生成部13は、選択状態管理部12により管理される機能についてメニュー構成管理部11が判別した2回以上の操作で処理が完了する操作項目を表示する通常操作用のメニュー画面を生成する。
表示制御部14は、メニュー画面生成部13により生成されたワンタッチメニュー画面および通常操作用のメニュー画面をモニタ5に表示する機能を有する。例えば、通常操作用のメニュー画面を先にモニタ5に表示し、その上にワンタッチメニュー画面を重畳して表示する。また、表示制御部14は、センサ情報取得部15によって操作物の操作部への接近が検出されると、ワンタッチメニュー画面をモニタ5に表示し、この操作物の操作部からの離反が検出されると、モニタ5の画面からワンタッチメニュー画面を消去する。
センサ情報取得部15は、タッチパネルなどの操作部に対する操作物(操作手Aなど)の接近と離反を検出するセンサから検出情報を取得する検出情報取得部である。操作手Aの接近と離反を検出するセンサとしては、操作手Aからの温度(赤外線)を検出する温度センサ(赤外線センサ)や、タッチパネルに対する押圧力を検出する圧力センサがあり、赤外線レーダによる物体検知であってもよい。また、操作部を撮影するカメラを用いて、操作部周辺の撮影映像を解析することにより、操作手Aの接近と離反を検出してもよい。
図3は、状態管理部およびメニュー構成管理部の詳細な構成を示すブロック図である。図3に示すように、状態管理部10とメニュー構成管理部11は、機能ごとに独立して構成される。すなわち、機能ごとの状態管理部10およびメニュー構成管理部11が、対応する機能の状態を管理し、この状態で実施可能なワンタッチ操作項目を判別する。
例えば、TV視聴機能に関する状態管理部10およびメニュー構成管理部11として、TV状態管理部10AおよびTVメニュー構成管理部11Aを設ける。TV状態管理部10Aは、TV視聴機能のアプリケーションの状態を管理し、TVメニュー構成管理部11Aは、TV視聴機能のアプリケーションの状態からワンタッチ操作項目を判別する。
なお、TV視聴機能の状態管理およびワンタッチ操作項目の判別は、TV視聴機能以外の機能とは独立して行われる。
同様に、図3の例では、ディスクメディア再生機能に関する状態管理部10およびメニュー構成管理部11として、ディスクメディア状態管理部10Bおよびディスクメディアメニュー構成管理部11Bを設けている。また、メディア再生機能に対応する状態管理部10およびメニュー構成管理部11として、メディア状態管理部10Cおよびメディアメニュー構成管理部11Cを設けている。さらに、ナビゲーション機能の状態管理部10およびメニュー構成管理部11として、ナビ状態管理部10Dおよびナビメニュー構成管理部11Dを設けている。
機能ごとの状態管理部10およびメニュー構成管理部11は、実行対象として選択されたか否かによらず、対応する機能のみの状態管理とワンタッチ操作項目の判別を行う。
例えば、TV状態管理部10Aは、TV視聴機能が実行対象として選択されていなくても、TV視聴機能のアプリケーションが実行している現在の受信環境で受信可能な放送局の探索の結果を、当該アプリケーションの状態を示す情報として取得する。次に、TVメニュー構成管理部11Aが、TV状態管理部10Aにより取得された探索結果から従前の探索結果と異なる放送局があるか否かを確認し、新たに受信可能な放送局を選局する操作項目を、ワンタッチ操作項目として判別する。
次に動作について説明する。
図4は、実施の形態1に係る情報機器の動作を示すフローチャートであり、ワンタッチメニュー画面および通常操作用のメニュー画面(以下、一般メニュー画面と記載する)を表示してユーザ操作を受け付ける処理の詳細を示している。なお、以降では、情報機器1が操作部としてタッチパネルを備える場合を例に挙げて説明する。
まず、情報機器1に電源投入して、制御対象機器(TVチューナ2、BDプレーヤ3、ナビゲーション装置4など)を使用する各機能のアプリケーションが起動すると、各機能の状態管理部10が、対応するアプリケーションの状態を確認する。
次に、各機能のメニュー構成管理部11が、対応する機能の状態管理部10により管理される機能の状態からワンタッチ操作項目を判別する。
メニュー画面生成部13は、選択状態管理部12により管理される機能の状態についてメニュー構成管理部11が判別した操作項目から、ワンタッチメニュー画面を生成する。
さらに、メニュー画面生成部13は、2回以上の操作で処理が完了する操作項目から、一般メニュー画面を生成する。ここまでの処理がステップST1のメニュー生成処理に相当する。メニュー生成処理の詳細は、図5を用いて後述する。
表示制御部14は、センサ情報取得部15によって取得されたセンサ情報に基づいて、タッチパネルに操作手Aが接近した否かを判定する(ステップST2)。センサ情報から操作手Aがタッチパネルに接近していないと判断される場合(ステップST2;NO)、ステップST1の処理に戻る。
一方、センサ情報から操作手Aがタッチパネルへ接近したと判断される場合(ステップST2;YES)、表示制御部14は、メニュー画面生成部13により生成されたワンタッチメニュー画面をモニタ5の画面上に表示する(ステップST3)。
ワンタッチメニュー画面を表示した後に、表示制御部14は、一般メニュー画面を表示するためにあらかじめ設定された操作が行われたか否かを判定する(ステップST4)。
図4では、一般メニュー画面を表示する操作が、“ハードウェアキー6の押下”である場合を例に挙げている。また、タッチパネルにおけるワンタッチメニュー画面の表示範囲外をタッチ操作することで、一般メニュー画面の表示処理へ移行してもよい。
ハードウェアキー6が押下されない場合(ステップST4;NO)、モニタ5は、ワンタッチメニュー画面を表示し続けている。タッチパネルに接近した操作手Aがワンタッチメニュー画面の操作項目を操作すると(ステップST5)、情報機器1において、当該操作項目に対応する処理が実行される。このとき、表示制御部14は、モニタ5の画面からワンタッチメニュー画面を消去する(ステップST6)。この後、ステップST1に戻って、上述の処理を繰り返す。
また、ハードウェアキー6が押下された場合(ステップST4;YES)、表示制御部14は、ワンタッチメニュー画面を直ちに消去し(ステップST7)、一般メニュー画面をモニタ5に表示する(ステップST8)。なお、一般メニュー画面は、2回以上の操作で処理が完了する操作項目のうち、あらかじめ決められた操作項目を表示するメニュー画面である。
操作手Aにより一般メニュー画面の操作項目に関する一連の操作が実行されると(ステップST9)、情報機器1において、一連の操作に対応する処理が順次実行される。この一連の処理が完了すると、表示制御部14は、モニタ5の画面から一般メニュー画面を消去する(ステップST10)。
次にメニュー生成処理の詳細を説明する。
図5は、メニュー生成処理の一例を示すフローチャートであり、図4のステップST1の処理に相当する。
まず、情報機器1に電源投入して制御対象機器を使用する各機能のアプリケーションが起動すると、各機能の状態管理部10は、対応するアプリケーションの状態(操作の対象となるデータを利用可能な状態)を確認する(ステップST1a)。
なお、アプリケーションの状態を示す変数は、図1において不図示のメモリ(RAMであっても、不揮発性のフラッシュメモリであってもよい)に保持されており、上記状態が変わるたびに変数の値が更新される。この変数が操作の対象となるデータに相当する。
例えば、TVチューナ2の場合、情報機器1を搭載する自動車の走行に伴い受信環境が変化するため、受信可能な放送局を示すチャンネル数が変化する場合がある。
また、地域によってはフルセグの放送方式を受信できないが、ワンセグの放送方式であれば受信可能な場合もある。
さらに、情報機器1にUSBメモリおよびSDが装着されていれば、メディア再生機能において、USBメモリおよびSDのいずれから読み出したコンテンツを再生すべきかを選択することができる。
状態管理部10は、TV視聴機能のアプリケーションで放送局の受信が可能な状態である場合、当該アプリケーションが実行するプロセスとは別のプロセスで、受信環境の変化によって新たに受信可能になった放送局のチャンネルあるいは受信可能な放送方式を示すデータを上記変数として保持する。また、情報機器1へのメディアの接続によって、メディア再生機能のアプリケーションで当該メディアから読み出したコンテンツの再生が可能な状態になった場合、状態管理部10は、情報機器1に接続されたメディアを示すデータを、上記変数として保持する。メニュー構成管理部11は、状態管理部10により機能ごとに保持された変数を参照して、操作の対象となるデータの有無を知ることができる。
メニュー構成管理部11は、状態管理部10がメモリに保持した変数を参照して、現在受信中の放送局以外に受信可能な放送局のチャンネルがあるか否かを確認する(ステップST2a)。他に受信可能なチャンネルがある場合(ステップST2a;YES)、メニュー構成管理部11は、当該受信可能チャンネルに関するアイコンのフラグをオンにする(ステップST3a)。受信可能チャンネルに関するアイコンとは、TV番組視聴機能のアプリケーションで放送局の受信が可能な状態である場合に、受信可能な放送局のチャンネルに紐づけたアイコンであり、1回の操作で当該チャンネルの選局処理が実行される。また、フラグとは、メニュー構成管理部11が、このアイコンが示す操作項目がワンタッチメニュー画面に表示すべきワンタッチ操作項目であると判別したことを設定するためのフラグである。このフラグがオンのとき、対応するアイコンが示す操作項目はワンタッチ操作項目である。
他に受信可能なチャンネルがなかった場合(ステップST2a;NO)、メニュー構成管理部11は、受信可能なチャンネルに関するアイコンの追加を行わず、状態管理部10がメモリに保持した変数を参照して、現在受信中の放送方式以外に利用可能な放送方式があるか否かを確認する(ステップST4a)。例えば、現在はフルセグで受信中であり、ワンセグの利用も可能かどうかが確認される。
他に利用可能な放送方式(例えば、ワンセグ)がある場合(ステップST4a;YES)、メニュー構成管理部11は、当該放送方式に関するアイコンのフラグをオンにする(ステップST5a)。ここで、利用可能な放送方式に関するアイコンとは、TV番組視聴機能のアプリケーションで放送局の受信が可能な状態である場合に、利用可能な放送方式に紐づけたアイコンであり、1回の操作で当該放送方式への切り替え処理が実行される。また、フラグは、上述した受信可能チャンネルに関するアイコンのフラグと同様である。
TV視聴機能の場合、メニュー構成管理部11が、機能の状態によらず、音量調整に関するアイコンのフラグをあらかじめオンにしてもよい。音量調整に関するアイコンは、例えば、スライドバーのアイコンや、増減を示す記号や文字(プラスマイナス、大小など)を付したアイコンとし、スライドやタッチによる1回の操作でその操作量(スライド移動量またはタッチ時間)に応じた音量調整が実行される。
なお、上述したアイコンとフラグは一例であり、他のワンタッチ操作項目をワンタッチメニュー画面に表示する操作項目として判別してもよい。
他に利用可能な放送方式がなかった場合(ステップST4a;NO)、メニュー構成管理部11は、状態管理部10がメモリに保持した変数を参照して、TVチューナ2以外に利用可能なメディアがあるか否かを確認する(ステップST6a)。このとき、他に利用可能なメディアがある場合(ステップST6a;YES)、メニュー構成管理部11は、当該メディアに関するアイコンのフラグをオンにする(ステップST7a)。
例えば、情報機器1にBDプレーヤ3、DVDプレーヤ、メモリディスクプレーヤ、ラジオ受信機、ナビゲーション装置4などが接続されて利用可能である場合には、これらのメディアに関するアイコンのフラグがオンされる。なお、メディアに関するアイコンは、1回の操作を施すことにより、このメディアを用いた処理が実行される。
他に利用可能なメディアがなかった場合(ステップST6a;NO)、もしくは、ステップST7aの処理が完了すると、メニュー画面生成部13は、メニュー構成管理部11によりフラグがオンされたアイコンの中から、選択状態管理部12により管理されている実行対象の機能に対応するアイコンを判別して、判別したアイコンを表示するワンタッチメニュー画面データを生成する(ステップST8a)。メニュー画面生成部13によって生成されたワンタッチメニュー画面データは描画メモリに展開され、表示制御部14は、描画メモリに展開されたデータを基に、モニタ5にワンタッチメニュー画面を表示する。
図6は、ワンタッチメニュー画面の表示例を示す図である。図6に示すワンタッチメニュー画面20は、受信可能な放送局のチャンネルに関するアイコン21、利用可能な放送方式に関するアイコン22、音量調整に関するアイコン23および利用可能なメディアに関するアイコン24から構成されている。また、アイコン21〜24は1回の操作で対応する処理が完了する。例えば、“1ch”が記載されたアイコン21に対して1回タッチするだけで、チャンネルch1の放送局が選局され、チャンネルch1の番組を視聴することができる。このように、必要最小限の操作回数で処理が完了する操作項目のみをワンタッチメニュー画面として提示することで、ユーザが実行すべき操作手続きを簡略化することができる。
また、実施の形態1に係る情報機器1は、操作手Aがモニタ5に接近したことを契機として、ワンタッチメニュー画面20をモニタ5に表示する。これにより、ユーザからは、操作手Aをモニタ5に近づけるだけでワンタッチメニュー画面20が自動的に表示されるので、ワンタッチメニュー画面20を表示するための特別な操作が不要であり、操作時間のさらなる短縮化を図ることができる。
さらに、情報機器1は、ワンタッチメニュー画面20のアイコンが操作されるか、または、操作手Aがモニタ5から離反すると、ワンタッチメニュー画面20をモニタ5の画面から消去する。例えば、図6に示すように、モニタ5が表示していた映像画面上にワンタッチメニュー画面20を重畳することで、ワンタッチメニュー画面20の消去によって、元の画面に復帰することができる。このようにすることにより、ワンタッチメニュー画面20を消去するための特別な操作が不要であり、ユーザに不要な手間をかけさせることがなく、利便性が向上する。
さらに、2回以上の操作で処理が完了する操作項目から構成される一般メニュー画面を表示するためにあらかじめ設定された操作を受け付けると、ワンタッチメニュー画面20を消去してから、一般メニュー画面を表示してもよい。この場合、ワンタッチメニュー画面20の消去するための特別な操作が不要であり、ユーザに不要な手間をかけさせることがなく、利便性が向上する。また、ワンタッチメニュー画面を表示することによって操作性が低下することなく、ワンタッチ操作項目より多様な処理に対応する一般メニュー画面を表示することが可能である。
なお、上述したあらかじめ設定された操作としては、例えば、ワンタッチメニュー画面20のアイコン位置以外の領域をタッチ操作する、ハードウェアキー6を押下する、ワンタッチメニュー画面20以外のタッチ領域をタッチ操作する、といった簡易な操作が好ましい。
これまでの説明では、操作部がタッチパネルであり、モニタ5に表示されたアイコンを直接操作する場合を示したが、操作部がハードウェアキー6であってもよい。
図7は、ハードウェアキーを備えた情報機器の概要を示す図である。図7に示す情報機器1では、モニタ5の画面上におけるハードウェアキー6に隣接した位置に、受信可能な放送局のチャンネルに関するアイコン21a、利用可能な放送方式に関するアイコン22a、および、利用可能なメディア(BD、USB、ナビゲーション、ラジオ(FM))に関するアイコン24a〜24dをそれぞれ表示する。すなわち、アイコン21a、22a、24a〜24dは、それぞれが隣接するハードウェアキー6を操作することで実行される機能内容を示している。なお、上述したように、ワンタッチメニュー画面に表示される操作項目は、機能の状態に応じて変化するため、これに応じてハードウェアキー6の機能内容も変化することになる。
例えば、“1ch”が記載されたアイコン21aを選択する場合は、アイコン21aに隣接したハードウェアキー6を押下する1回の操作を行うだけで、アイコン21aが選択され、チャンネルch1の番組を視聴することができる。
このように、本発明は、ワンタッチ操作項目との対応付けが明確であれば、ソフトウェアによる操作部のみならず、ハードウェアの操作部についても適用可能である。
以上のように、この実行の形態1によれば、情報機器1で実行可能な機能の状態を管理する状態管理部10と、状態管理部10により管理される機能の状態からワンタッチ操作項目(1回の操作で処理が完了する操作項目)を判別するメニュー構成管理部11と、状態管理部10により管理される機能のうち、実行対象として選択された機能の状態を管理する選択状態管理部12と、選択状態管理部12により管理される機能についてメニュー構成管理部11が判別した操作項目からワンタッチメニュー画面(簡易操作用の操作画面)を生成するメニュー画面生成部13と、メニュー画面生成部13により生成されたワンタッチメニュー画面をモニタ5に表示する表示制御部14とを備える。
このように構成することで、ユーザは、1回の操作だけで処理が完了するため、ユーザが実行すべき操作手続きを簡略化できる。これにより、ユーザの操作時間も短縮されるため、運転に注力して操作に時間をかけることができない車載用の情報機器に有効である。
また、実行対象として選択された機能に限定してワンタッチ操作項目を表示するので、ユーザが操作可能かどうかを迷うことなく操作できる。これにより、所望の処理操作を短時間で完了できる。
また、この実行の形態1によれば、表示制御部14が、ワンタッチメニュー画面の操作項目に対する操作を操作部が受け付けると、モニタ5の画面から当該ワンタッチメニュー画面を消去するので、ワンタッチメニュー画面20を消去するための特別な操作が不要であり、ユーザに不要な手間をかけさせることがなく、利便性が向上する。
さらに、この実行の形態1によれば、タッチパネルなどの操作部に対する操作物(操作手Aなど)の接近と離反を検出するセンサからのセンサ情報を取得するセンサ情報取得部15を備え、表示制御部14が、センサ情報取得部15により操作物の操作部への接近を検出したセンサ情報が取得された場合、ワンタッチメニュー画面をモニタ5に表示し、操作物の操作部からの離反を検出したセンサ情報が取得された場合、モニタ5の画面から当該ワンタッチメニュー画面を消去する。
このようにすることで、ワンタッチメニュー画面20を表示および消去するための特別な操作が不要であり、ユーザに不要な手間をかけさせることがなく、利便性が向上する。
さらに、この実行の形態1によれば、メニュー構成管理部11が、状態管理部10により管理される機能の状態から2回以上の操作で処理が完了する操作項目を判別し、メニュー画面生成部13が、選択状態管理部12により管理される機能についてメニュー構成管理部11が判別した2回以上の操作で処理が完了する操作項目を表示する一般メニュー画面(通常操作用のメニュー画面)を生成し、表示制御部14が、一般メニュー画面を表示するためにあらかじめ設定された操作を操作部が受け付けると、当該一般メニュー画面をモニタ5に表示する。これにより、2回以上の操作を受け付けてワンタッチ操作項目より多様な処理に対応可能な一般メニュー画面を表示することが可能である。
さらに、この実行の形態1によれば、表示制御部14が、一般メニュー画面を表示するためにあらかじめ設定された操作を操作部が受け付けると、モニタ5の画面からワンタッチメニュー画面を消去するので、ワンタッチメニュー画面を表示することによって操作性が低下することなく、一般メニュー画面を表示することが可能である。
実行の形態2.
図8は、この発明の実行の形態2に係る情報機器の構成を示すブロック図である。図8に示す情報機器1Aは、上記実施の形態1の構成に対して機能限定判断部16および表示態様決定部17を追加している。追加構成以外は図2と同様であるので説明を省略する。
機能限定判断部16は、選択状態管理部12により管理される機能についてメニュー構成管理部11が判別したワンタッチ操作項目が所定数以上である場合に、あらかじめ設定された優先順位に基づいて、所定数に収まるようにワンタッチメニュー画面に表示するワンタッチ操作項目の数を制限する限定判断部である。
なお、優先順位は、ワンタッチメニュー画面に表示するワンタッチ操作項目の優先順位であり、例えばユーザの実行頻度に応じてワンタッチ操作項目に設定する。
また、上記所定数は、例えば、指などの操作物を用いて容易に操作が可能なアイコンの標準サイズをあらかじめ設定しておき、このサイズでモニタ5の画面に配置可能なアイコン数から、多少の増減のマージンを考慮して決定される。
表示態様決定部17は、メニュー構成管理部11が判別した操作項目が所定数未満である場合に、上記優先順位に応じてワンタッチ操作項目の表示サイズを変更する。
例えば、モニタ5の画面サイズとワンタッチ操作項目の数を考慮して、モニタ5の画面に収まる最大のサイズを設定する。
また、表示態様決定部17は、メニュー構成管理部11によって判別されたワンタッチ操作項目を配置するワンタッチメニュー画面上の位置を上記優先順位に応じて決定する。
例えば、モニタ5の画面の中央付近にまとめて優先順位に応じた順番でワンタッチ操作項目を配置すれば、操作の際に、操作手Aなどの操作物の移動量を減らすことができる。
次に動作について説明する。
図9は、実施の形態2に係る情報機器によるメニュー生成処理の一例を示すフローチャートである。なお、図9のステップST1bからステップST7bまでの処理は、図5のステップST1aからステップST7aまでの処理と同様であるので、説明を省略する。
他に利用可能なメディアがなかった場合(ステップST6b;NO)もしくはステップST7bの処理が完了した場合、機能限定判断部16は、メニュー画面生成部13によりオンとされた全てのアイコンのフラグを参照して、ワンタッチメニュー画面への表示候補として判別されたアイコンが所定数以上あるか否かを確認する(ステップST8b)。
フラグがオンのアイコンが所定数以上ある場合(ステップST8b;YES)、機能限定判断部16は、これらのアイコンに対応するワンタッチ操作項目の中から、優先順位が上位から上記所定数未満までの操作項目を抽出して、これら以外のワンタッチ操作項目を示すアイコンのフラグをオフすることで、ワンタッチメニュー画面に表示するアイコン数を減らす(ステップST9b)。
一方、フラグがオンのアイコン数が所定数未満の場合(ステップST8b;NO)、機能限定判断部16は、その旨を表示態様決定部17に通知する。表示態様決定部17は、当該通知を受けると、ワンタッチメニュー画面に表示するアイコンサイズ(ワンタッチ操作項目の表示サイズに相当する)を、ワンタッチ操作項目の優先順位に応じて変更する(ステップST10b)。
ステップST9bまたはステップST10bの処理が完了すると、表示態様決定部17は、ワンタッチ操作項目の優先順位に応じてアイコンを配置する位置を決定する(ステップST11b)。ここでは、ワンタッチメニュー画面に表示するアイコン数が所定数程度に制限されているか、もしくは元々所定数よりも少ない場合もあるので、アイコンサイズとモニタ5の画面サイズを考慮しながら、動的にアイコンを配置する位置が決定される。
機能限定判断部16によって数が制限されるか、もしくは表示態様決定部17によってアイコンサイズが変更され、引き続き優先順位に応じてアイコンを配置する位置が決定されると、メニュー画面生成部13は、これらに基づいてワンタッチメニュー画面データを生成する(ステップST12b)。
機能の状態によっては、多数のワンタッチ操作項目が表示候補として判別される場合があり、これらの操作項目を全てワンタッチメニュー画面に表示すると、煩雑になってかえってユーザが操作しにくいものとなる。
そこで、上述のように操作項目の数を絞り込むことにより、煩雑な表示を回避することができる。このとき、優先順位に応じてアイコンを配置する位置を変更したり、その表示サイズを変更することで、さらに視認しやすいワンタッチメニュー画面を実現することができる。
なお、図8に示した構成と図9に示したメニュー画面生成は一例であって、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、図8は、機能限定判断部16と表示態様決定部17の双方を備える構成を示したが、これらのいずれかを備える構成であってもよい。
すなわち、表示態様決定部17が、機能限定判断部16によって操作項目数を制限することなく、優先順位に応じて表示態様(表示サイズまたは配置位置)を決定してもよい。
このように構成しても、表示態様を変更して煩雑さを回避することができるので、上記と同様の効果を得ることができる。
図10は、実施の形態2に係るワンタッチメニュー画面の表示例を示す図である。
図10(a)は、メニュー構成管理部11により判別されたワンタッチ操作項目の数が所定数未満であったが、表示態様決定部17によって優先順位に応じて表示サイズが変更された場合のワンタッチメニュー画面20Aを示している。
図10(a)に示すワンタッチメニュー画面20Aは、例えば、受信可能なチャンネルをダイレクト選局するワンタッチ操作項目の優先順位が最も高く、利用可能な放送方式への切り替え、音量調整および利用可能なメディアの再生に関するワンタッチ操作項目の優先順位が同等で低い場合に相当する。
この場合、優先順位に応じて、受信可能なチャネルに関するアイコン21のアイコンサイズが大きく変更され、利用可能な放送方式に関するアイコン22A、音量調整に関するアイコン23Aおよび利用可能なメディアに関するアイコン24Aについては、アイコンサイズが小さく変更される。
また、優先順位が高いアイコン21は、操作手Aによって操作がしやすいモニタ5の画面中央付近に配置され、優先順位が低いアイコン22A〜24Aについては、やや操作がしにくい下段に配置されている。
また、図10(b)は、機能限定判断部16によって操作項目数が制限されたワンタッチメニュー画面20Bを示している。
図10(b)に示すワンタッチメニュー画面20Bは、例えば、受信可能なチャンネルのダイレクト選局の優先順位が最も高く、次いで音量調整の優先順位が高く、利用可能な放送方式への切り替え、および利用可能なメディアの再生に関するワンタッチ操作項目の優先順位が低い場合に相当する。
図10(b)に示すように、受信可能チャンネルが9チャンネルあり、ダイレクト選局に関するアイコン数が多い場合であっても、機能限定判断部16は、優先順位に応じて、アイコン数を制限する。これにより、利用可能な放送方式への切り替えおよび利用可能なメディアの再生に関する各ワンタッチ操作項目が、ワンタッチメニュー画面20Bに表示する操作項目から外される。
さらに、表示態様決定部17は、優先順位に応じて、ダイレクト選局に関するアイコン21と音量調整に関するアイコン23を配置する。ここでは、優先順位が高いアイコン21は、操作手Aによって操作がしやすいモニタ5の画面中央付近に配置され、これよりも優先順位が低い音量調整に関するアイコン23についてはやや操作がしにくい下段に配置されている。
以上のように、この実行の形態2によれば、選択状態管理部12により管理される機能についてメニュー構成管理部11が判別したワンタッチ操作項目が所定数以上である場合、あらかじめ設定された優先順位に基づいて、所定数に収まるようにワンタッチメニュー画面に表示するワンタッチ操作項目の数を制限する機能限定判断部16を備え、メニュー画面生成部13が、機能限定判断部16により制限されたワンタッチ操作項目を表示するワンタッチメニュー画面を生成する。このように構成することで、煩雑なワンタッチメニュー画面を回避することができるため、ワンタッチメニュー画面の視認性を向上できる。
また、優先順位を基準として、ユーザが操作しやすいワンタッチメニュー画面を実現することができる。
また、この実行の形態2によれば、ワンタッチ操作項目にあらかじめ設定された優先順位に応じて、当該操作項目の表示サイズを変更する表示態様決定部17を備え、メニュー画面生成部13が、表示態様決定部17が決定した表示サイズで操作項目を表示するワンタッチメニュー画面を生成する。これにより、優先順位を基準として、ユーザが操作しやすいワンタッチメニュー画面を実現することができる。
さらに、この実行の形態2によれば、ワンタッチ操作項目にあらかじめ設定された優先順位に応じて、当該操作項目を配置するワンタッチメニュー画面上の位置を決定する表示態様決定部17を備え、メニュー画面生成部13が、表示態様決定部17が決定した位置に操作項目を配置したワンタッチメニュー画面を生成する。これにより、優先順位を基準として、ユーザが操作しやすいワンタッチメニュー画面を実現することができる。
この発明に係る情報機器は、地上波デジタルテレビ受信機、BDプレーヤ、カーナビゲーション装置、携帯端末、オーディオ装置などといった多種多様な情報機器に適用が可能である。例えば、TV視聴機能におけるワンタッチ操作項目としては、ダイレクト選局、音量調整(大または小)、音声ミュートが挙げられる。
また、放送方式の切り替え操作もワンタッチ操作項目であり、ワンセグとフルセグの切り替え、中国のCMMB(China Mobile Multimedia Broadcasting)とDTMB(Digital Terrestrial Multimedia Broadcast)の切り替え、欧州におけるDVB−T、DVB−H、DVB−T2、DAB+、DMBの切り替えなどが挙げられる。
さらに、他のメディアへの切り替え操作もワンタッチ操作項目であり、BD、DVD、CDといったディスクメディア、フラッシュカードメディアプレーヤ、ナビゲーション装置、ラジオ受信機などの切り替えが挙げられる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実行の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実行の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実行の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る情報機器は、操作手続きの簡略化を図ることができるので、運転に注力するために煩雑な操作が困難な車載用情報機器に好適である。
1,1A 情報機器、2 TVチューナ、3 BDプレーヤ、4 ナビゲーション装置、5 モニタ、6 ハードウェアキー、10 状態管理部、11 メニュー構成管理部、12 選択状態管理部、13 メニュー画面生成部、14 表示制御部、15 センサ情報取得部、16 機能限定判断部、17 表示態様決定部、20,20A,20B ワンタッチメニュー画面、21〜24,21a,22a,24a〜24d,22A〜24A アイコン。

Claims (6)

  1. 操作項目を表示する表示部と、前記操作項目に対する操作を受け付ける操作部とを備える情報機器において、
    前記情報機器で実行可能な機能の状態を管理する状態管理部と、
    前記状態管理部により管理される機能の状態から1回の操作で処理が完了する操作項目と2回以上の操作で処理が完了する操作項目とを判別する操作項目管理部と、
    前記状態管理部により管理される機能のうち、実行対象として選択された機能の状態を管理する選択状態管理部と、
    前記選択状態管理部により管理される機能について前記操作項目管理部が判別した前記1回の操作で処理が完了する操作項目から簡易操作用の操作画面を生成するとともに、前記2回以上の操作で処理が完了する操作項目から通常操作用の操作画面を生成する操作画面生成部と、
    前記操作画面生成部により生成された前記簡易操作用の操作画面及び前記通常操作用の操作画面を前記表示部に表示する表示制御部と、
    前記操作部に対する操作物の接近と離反を検出する検出部からの検出情報を取得する検出情報取得部とを備え、
    前記表示制御部は、
    前記通常操作用の操作画面を表示するためにあらかじめ設定された操作を前記操作部が受け付けると、当該通常操作用の操作画面を前記表示部に表示し、
    前記検出情報取得部により前記操作物の前記操作部への接近を検出した検出情報が取得された場合、前記通常操作用の操作画面に前記簡易操作用の操作画面を重畳して前記表示部に表示し、前記操作物の前記操作部からの離反を検出した検出情報が取得された場合、前記表示部の画面から当該簡易操作用の操作画面を消去する
    ことを特徴とする情報機器。
  2. 前記表示制御部は、前記簡易操作用の操作画面の操作項目に対する操作を前記操作部が受け付けると、前記表示部の画面から当該簡易操作用の操作画面を消去することを特徴とする請求項1記載の情報機器。
  3. 前記選択状態管理部により管理される機能について前記操作項目管理部が判別した操作項目が所定数以上である場合、あらかじめ設定された優先順位に基づいて、前記所定数に収まるように前記簡易操作用の操作画面に表示する操作項目の数を制限する限定判断部を備え、
    前記操作画面生成部は、前記限定判断部により制限された前記操作項目を表示する簡易操作用の操作画面を生成する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報機器。
  4. 前記1回の操作で処理が完了する操作項目にあらかじめ設定された優先順位に応じて、当該操作項目の表示サイズを決定する表示態様決定部を備え、
    前記操作画面生成部は、前記表示態様決定部が決定した表示サイズで前記操作項目を表示する簡易操作用の操作画面を生成する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報機器。
  5. 前記1回の操作で処理が完了する操作項目にあらかじめ設定された優先順位に応じて、当該操作項目を配置する前記簡易操作用の操作画面上の位置を決定する表示態様決定部を備え、
    前記操作画面生成部は、前記表示態様決定部が決定した位置に前記操作項目を配置した簡易操作用の操作画面を生成する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報機器。
  6. 操作項目を表示する表示部と、前記操作項目に対する操作を受け付ける操作部と、前記操作部に対する操作物の接近と離反を検出する検出部からの検出情報を取得する検出情報取得部とを備える情報機器の操作画面の表示方法において、
    前記情報機器で実行可能な機能の状態から1回の操作で処理が完了する操作項目と2回以上の操作で処理が完了する操作項目とを判別するステップと、
    実行対象として選択された機能の状態から判別された前記1回の操作で処理が完了する操作項目を表示する簡易操作用の操作画面を生成するとともに、前記2回以上の操作で処理が完了する操作項目から通常操作用の操作画面を生成するステップと、
    前記通常操作用の操作画面を表示するためにあらかじめ設定された操作を前記操作部が受け付けると、当該通常操作用の操作画面を前記表示部に表示するステップと、
    前記検出情報取得部により前記操作物の接近を検出した検出情報が取得された場合に、前記通常操作用の操作画面に前記簡易操作用の操作画面を重畳して前記表示部に表示するステップと、
    前記簡易操作用の操作画面の操作項目に対する操作を前記操作部が受け付けた場合、および、前記操作物の前記操作部からの離反を検出した検出情報が取得された場合に、前記表示部の画面から当該簡易操作用の操作画面を消去するステップとを備える
    ことを特徴とする操作画面の表示方法。
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