JP5340699B2 - 車載用デジタル放送受信装置及びデータ放送表示方法 - Google Patents

車載用デジタル放送受信装置及びデータ放送表示方法 Download PDF

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本発明は、地上波デジタル放送を受信してデータ放送を表示する機能を備えた装置に関し、特に、車載用の地上波デジタル放送受信装置及びデータ放送表示方法に関する。
近年、地上波デジタル放送、衛星デジタル放送など、映像や音声のデジタル化が進んできている。
デジタル放送の特徴の一つとして、データ放送がある。このデータ放送は、例えばリモコンの「d」ボタンを押すことにより、データ放送を受信するための画面が起動され、さまざまな情報を取得することができるようになっている。また、双方向機能を備えることにより、クイズやネットショッピングなどで利用されるようになっている。
このようなデジタル放送については社団法人電波産業会(ARIB)で規格化が進められている。ユーザーインターフェースとしてのリモコンについても規定されており、リモコンには、上記のデータ放送表示用キー(「d」ボタン)、カーソル移動ボタン、決定キー、数字キー、戻るキー、青・赤・緑・黄の4種の色キーを用意することが規定されている。
また、デジタル放送は、携帯電話等の携帯端末や車両に設置された表示装置でも視聴することができるようになってきている。デジタル放送を車室内で視聴する場合には、ユーザとデジタル放送が表示されるディスプレイとの距離が短いことなどから、リモコンを使用するよりも直接ディスプレイを操作する形態が検討され実用化されている。これに関する技術として、特許文献1には、タッチパネルに操作ボタンを模した画像を表示し、その操作ボタンを選択した場合にリモコンと同じ動作を実行する装置が記述されている。
特開2007−295584号公報
上記したように、地上デジタル放送を車室内で視聴する場合には、表示画面にタッチパネル機能を設け、リモコンと同等の操作を画面上で直接行うことができるようになっている。
しかしながら、このようなリモコンを模した画面では、4色の色キー等のデータ放送制御用のキーの表示位置をデータ放送のコンテンツが表示される部分と重ならないように調整することが必要となる。
また、リモコンを模した画面とするため、リモコンと同じ機能を直接画面上で操作することができるに留まっており、画面の表示面積が狭い車載用の装置では誤操作を起こしやすいという問題も起こり得る。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、デジタル放送におけるデータ放送の選択を容易かつ確実に行うことができる「車載用デジタル放送受信装置及びデータ放送表示方法」を提供することを目的とする。
上記した課題は、表示部と、デジタル放送波を受信して放送信号を出力するチューナ部と、前記チューナ部から出力された放送信号を信号処理して映像データ及びデータ放送に含まれる付加データを出力する信号処理部と、前記付加データを取得してデータ放送に対応する画像を前記表示部の画面に表示させる制御部と、を有し、前記制御部は、前記付加データに含まれている色キーのデータに対応する表示に代えて、当該色キーの機能を説明するボタンを選択可能にした色キー説明ボタンを前記表示部の画面に表示させることを特徴とする車載用デジタル放送受信装置により解決する。
この形態に係る車載用デジタル放送受信装置において、前記制御部は、前記色キーに対応する色キー説明ボタンに記載される文字又は枠の少なくとも一方を当該色キーの色で表示させるようにしてもよく、さらに、前記表示部の画面上に設置され、タッチ操作を検出するタッチパネルを有し、前記制御部は、前記色キー説明ボタンが表示されている領域がタッチされたと判定したとき、当該色キー説明ボタンに応じた機能を実行させるようにしてもよく、さらに記憶部を有し、前記制御部は、前記色キー説明ボタンに対応する色と同一の色に割り当てられたリモコンの色キーとを関連付けた対応テーブルを作成して前記記憶部に格納し、前記色キー説明ボタンのいずれかが選択されたとき、当該色キー説明ボタンに対応するリモコンの色キーを前記対応テーブルから抽出し、リモコンの当該色キーに対応する機能を実行するようにしてもよい。
本発明においては、車載用デジタル放送受信装置の画面にデータ放送を表示する際に、「色キー」を表示することなく、色キーの説明が記述された色キー説明ボタンをユーザが選択可能になるようにして表示している。色キーについては、リモコンを使用する場合であっても方向キーや決定キーを用いて選択し決定する必要がなく直接選択することが可能である。このように、リモコンによる機能が一意的になるようにするというARIBの規定にはずれることなく、ユーザにとって色キーを容易かつ確実に選択させることが可能となる。また、赤・青・緑・黄の4色の色キーそのものの表示を行わないため、データ放送の項目を選択するキーや動画画面と重ならないようにこれらの色キーの最適配置を考慮する必要がなく、容易にデータ放送画面を表示させることが可能となる。
また、上記した課題は、表示部と、デジタル放送波を受信して放送信号を出力するチューナ部と、前記チューナ部から出力された放送信号を信号処理して映像データ及びデータ放送に含まれる付加データを出力する信号処理部と、前記付加データを取得してデータ放送に対応する画像を前記表示部の画面に表示させる制御部とを有するデジタル放送受信装置におけるデータ放送表示方法であって、前記制御部が、前記データ放送の表示及び機能の記述から色キーの機能説明の表示位置を抽出するステップと、前記制御部が、前記色キーの機能説明領域を選択可能な色キー説明ボタンに設定するステップと、前記制御部が、前記色キー説明ボタンと、当該色キー説明ボタンに対応するリモコンの色キーとを関連付けるステップと、前記制御部が、前記データ放送の表示及び機能の記述からデータ放送用の画面のレイアウトに変更して前記色キー説明ボタンを前記表示部の画面に表示させるステップと、を有することを特徴とするデータ放送表示方法により解決する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る車載用デジタル放送受信装置100の構成を示すブロック図である。図1に示すように、車載用デジタル放送受信装置100は、アンテナ10、チューナ部11、復調部12、デマルチプレクサ(DMUX)13、オーディオデコード部14、ビデオデコード部15、オーディオ再生部16、ビデオ表示部17、スピーカー18、ディスプレイ19、タッチパネル20、記憶部21、及び制御部22により構成されている。
アンテナ10は、地上波デジタル放送や衛星デジタル放送を受信する。チューナ部11は、制御部22からの信号により受信チャンネルが設定され、アンテナ10において受信されたデジタル放送の放送信号を復調部12に出力する。
復調部12は、チューナ部11からの放送信号を入力してOFDM復調し、MPEG2トランスポートストリーム(MPEG2−TS)をデマルチプレクサ(DMUX)13に受け渡す。
DMUX13は、復調部12からMPEG2−TSを受け取り、所望の番組におけるMPEG2のビデオ信号、MPEG2のオーディオ信号を分離する。
オーディオデコード部14は、DMUX13からデジタルオーディオ信号を入力し、アナログオーディオ信号に変換して出力し、オーディオ再生部16を介してスピーカー18に供給する。これにより、スピーカーから音声又は音楽等が出力される。
ビデオデコード部15は、DMUX13からデジタルビデオ信号を入力し、アナログビデオ信号に変換してビデオ表示部17に出力し、ビデオ表示部17は入力したアナログビデオ信号を基に液晶パネル等のディスプレイ19を駆動する。また、ビデオ表示部17はフレームメモリを含み、ディスプレイ19のフレームに対応するようにビデオ信号の加工や合成を行う。
ディスプレイ19の表示画面上にはタッチパネル20が設けられ、表示画面の表示内容と対になったボタンが構成される。
記憶部21は、ハードディスクや半導体メモリ等で構成され、後述するように、データ放送におけるリモコンのキーとディスプレイ上に表示されるボタンとを関連付けた対応テーブルが格納される。
制御部22は、マイクロコンピュータで構成され、上記各部の処理を制御する。また、本実施形態に係る機能として、データ放送の表示や機能が記述されたBML(Broadcast Markup Language)を解釈したり、色キーの説明が表示される領域を選択可能にする処理を行う。
図2は、ビデオデコード部15の内部構成を示している。ビデオデコード部15は、動画データ抽出部25、MPEGデコーダー26、付加データ抽出部27、付加データデコーダー28、データ記憶部29、及びセレクタ30で構成されている。
動画データ抽出部25は、DMUX13からデジタルビデオ信号Vinを受け取り、動画データ部分を抽出する。MPEGデコーダー26は、抽出されたMPEG等の動画データをデコードし、セレクタ30に入力する。
付加データ抽出部27は、DMUX13からデジタルビデオ信号Vinを受け取り、動画データ以外の付加データを抽出する。付加データデコーダー28は、抽出された付加データをデコードし、セレクタ30に入力する。データ記憶部29は、デコードされた付加データを記憶したり、予め用意された画像データを記憶する。
セレクタ30は、MPEGデコーダー26、付加データデコーダー28、及びデータ記憶部29からデータを入力し、制御部22からの信号に応答してビデオ信号Voutを出力する。
なお、付加データは、デジタル放送においてテレビ映像のための動画データに重畳されるデータであって、例えば、番組案内を説明する文字データ、番組で取り扱われているコンテンツに関連するデータ、道路・交通データ、天気予報やニュースに関するデータ、各チャンネルの番組予定に関する電子番組データ、静止画データなどのデータである。
このように構成された車載用デジタル放送受信装置100において、制御部22は、デジタル放送を受信中にデータ放送を受信する旨の信号を受けると、車載用デジタル放送受信装置100のディスプレイのサイズに応じたデータ放送画面を構成するとともに、ARIB仕様の4色の色キーの説明が記載される領域を選択可能にして画面に表示する。この4色の色キーの説明が記載される領域(以下、「色キー説明ボタン」と呼ぶ)は、他のデータ放送画面に表示されるメニューボタン(以下、「データ放送メニューボタン」と呼ぶ)とは異なり、一度の選択で割り当てられている機能を実行することが可能となっている。「色キー説明ボタン」が押下されると、タッチパネル20によってタッチ操作を検出し、タッチ操作が検出された「色キー説明ボタン」に対応するリモコンの色キーと同じ動作を実行する。
データ放送の表示や機能に関する情報は、XMLをベースとしたBMLスクリプト言語によって記述されており、制御部22はこのBMLスクリプト言語を解釈して、放送事業者等のサービス提供者のコンテンツを取得する。
データ放送では、MPEG2−TS上にストリーム系で送信される動画・音声・静止画、及びカルーセル系で送信される静止画・文字・図形などの各種モノメディアが送信される。カルーセル系の送信では、一定長のデータが繰り返し送信される。これらを組み合わせて、放送事業者が意図したマルチメディア表現を実現するBMLも送信される。
制御部22は、ビデオデコーダー15にカルーセル系のモノメディアをデコードさせると共に、BML文書中のCSS(Cascading Style Sheet)に記載された画面レイアウト情報を基にして、背景、文字データ、メニューボタンなどの要素を検出してビデオ表示部17にその情報を供給しデータ放送画面を構成する。各要素には、文字サイズ、色、大きさ、サイズ、絶対座標による表示位置などの詳細な特性が記述されており、データ放送画面の提示の一意性が保たれるようになっている。
図3は、車載用デジタル放送受信装置の画面にデジタル放送を受信して表示させている一例を示している。図3(a)は、通常のデジタル放送である動画を受信して画面31の一部の映像画面32に出力している例である。デジタル放送を受信している場合、画面31には映像画面32の他にデータ放送の受信の切り替えを指示する「d」ボタン33が表示されている。
図3(b)は、図3(a)の動画を出力している状態で「d」ボタン33が押下されたときに表示されるデータ放送表示の一例を示している。図3(b)では、データ放送の表示形態として、デジタル放送の動画とデータ放送の文字放送の両方を表示させている。この場合、動画表示部分の映像画面34は縮小されて表示されている。
データ放送は、家庭用テレビ受像機での受信を想定しており、データ放送の視聴に関する操作にはリモコンを使用することが前提となっている。このリモコンのキーのうちデータ放送の制御用として、上下左右にフォーカスを移動させる方向キーボタン、決定ボタン、数字キーボタン、戻るキーボタン、ARIB仕様の青・赤・緑・黄の4色の色キーボタンがある。
これと同等な機能を画面上で実現するために、画面の上下左右に移動ボタン37a〜37dを設け、いずれかの移動ボタン37a〜37dをタッチすることにより、データ放送メニューボタン上のフォーカスを移動し、決定ボタン38をタッチすることにより目的とするメニューを選択するようにしている。
上下左右の移動ボタン37a〜37dとリモコンの方向キーボタンとが同一の機能を行うように、上下左右の移動ボタン37a〜37dとリモコンの方向キーボタンとを関連付けた対応テーブルを作成して記憶部21に記憶させておく。同様に、画面上の決定ボタン38とリモコンの決定ボタンとを関連付けておく。
画面上の「上」移動ボタン37aが表示されている領域のタッチパネルがタッチされたことを制御部22が検出すると、制御部22は対応テーブルからリモコンの上方向キーボタンに対応することを検出してその機能を実行させる。フォーカスの表示をメニューの一つ上に移動させることを検出すると、制御部22は、現在表示されている画面上のフォーカスの位置を一つ上のメニューに移動させる。
数字ボタン40がタッチされると、図3(c)に示すような0〜9の数字を入力するボタンが表示される。図3(c)に示す選択された数字ボタンの情報はBMLブラウザに通知され、対応するデータ放送のコンテンツの表示等の処理が行われる。図3(c)の画面から戻るボタン39をタッチすることにより、図3(b)の画面に戻ることができる。
なお、戻るボタン39は、ユーザが入力する文字のバックスペースや操作の取り消しとして使用されたり、前に表示していたデータ放送のコンテンツ表示へ戻る場合にも使用される。
色キーについては、色キーの説明表示エリアを選択可能として「色キー説明ボタン」36a〜36dにするとともに、この「色キー説明ボタン」36a〜36dとリモコンの色キーボタンとを各色毎に関連付けて対応テーブルに記録しておく。これにより、「色キー説明ボタン」36a〜36dが表示されている領域がタッチされることにより、リモコン操作の場合の色キーが選択されたことと同一の状態にすることができる。
図3(b)ではデータ放送メニューボタンとして、「本日の天気」35a、「ニュース」35b、「インフォメーション」35c、「地域情報」35dがBMLで指定された位置に表示されている。データ放送メニューボタン35a〜35dは直接選択することはできず、画面31の上下左右に配置されている移動ボタン(上移動ボタン37a、下移動ボタン37b、左移動ボタン37c、右移動ボタン37d)を選択することにより、データ放送選択メニュー上のフォーカスを移動し、決定ボタン38を選択することによって、フォーカスの当たっているメニューを実行する。
また、図3(b)では、色キー説明ボタンとして、「青:利用ガイド」36a、「赤:かんたん登録」36b、「緑:」36c、「黄:」36dが表示されている。これらの色キー説明ボタン36a〜36dは、データ放送メニューボタン35a〜35dとは異なり、直接色キー説明ボタン36a〜36dを押下することによって当該ボタンに割り当てられた機能を実行することができる。例えば、制御部22は、画面上の「青:利用ガイド」ボタン36aが表示されている領域のタッチパネルがタッチされたことを検出すると、対応テーブルからリモコンの「青」色キーに対応することを検出し、その機能を実行させる。
以上説明したように、本実施形態の車載用デジタル放送受信装置では、車載用デジタル放送受信装置の画面にデータ放送を表示する際に、「色キー」を表示することなく、色キーの説明が記述された色キー説明ボタンをユーザが選択可能になるようにして表示している。通常のデータ放送メニューボタンは上下左右の移動ボタンや決定ボタンを使用してフォーカスを移動させながら選択するのに対し、色キー説明ボタンは直接その部分をタッチすることにより選択可能となっている。色キーについては、リモコンを使用する場合であっても方向キーや決定キーを用いて選択し決定する必要がなく直接選択することが可能である。このように、リモコンによる機能が一意的になるようにするというARIBの規定にはずれることなく、ユーザにとって色キーを容易かつ確実に選択させることが可能となる。また、赤・青・緑・黄の4色の色キーを画面に表示させる必要がないため、これらの色キーの最適配置を考慮する必要がなく、容易にデータ放送画面を表示させることが可能となる。
なお、上記説明では、「色キー説明ボタン」が直接選択可能な場合について説明したが、これに限らず、「色キー説明ボタン」もデータ放送メニューボタンと同様に、移動ボタンによりフォーカスを移動させて決定ボタンにより選択するようにしてもよい。
また、「色キー説明ボタン」の表示態様として、色キーを説明している文字の色を対応する色キーの色で表示するようにしてもよく、「色キー説明ボタン」を囲む枠の色を対応する色キーの色で表示するようにしてもよい。
次に、車載用デジタル放送受信装置におけるデータ放送表示方法について説明する。
図4は、データ放送表示処理の一例を示すフローチャートである。なお、本処理の前提として、車載用デジタル放送受信装置でデジタル放送を受信し視聴しているものとする。すなわち、ユーザが所望のチャンネルを設定し、制御部22がチューナ部11を制御して、設定されたチャンネルの番組の受信をしているものとする。また、方向キーボタンや決定ボタン等のデータ放送制御用のリモコンキーと、画面上に表示される移動ボタン37a〜37dや決定キー38との関連付けを示した対応テーブルが用意されているものとする。
まず、ステップS11において、デジタル放送映像が画面に表示されているときに、データ放送受信モードになったか否かを判定する。データ放送受信モードは、データ放送を選択する「d」ボタン33が選択されたか否かによって判定される。「d」ボタン33が選択されるまで待機し、「d」ボタン33が選択されたときは、ステップS12に移行する。
次に、ステップS12において、データ放送の情報を取得する。デジタル放送ではリモコン装置による操作を前提としてBMLで記述されたデータが送信されてくる。制御部22では、DMUX13で分離された付加データが記述されているBMLを解釈して、データ放送の情報を取得する。取得した情報はデータ記憶部29に格納される。
BMLで記述されたデータは例えば、動画プレーン、静止画プレーン、文字・図形プレーンで構成されており、文字・図形プレーンの要素として、「本日の天気」や「ニュース」などのデータ放送メニューボタンの表示用のデータが送信される。また、文字・図形プレーンではその他に、色キーのデータ、各色キーに関連する機能を説明するボタン表示用のデータが送信される。さらに、データ放送では、上記各要素の表示位置のデータも送信される。
次に、ステップS13において、各色キーの機能を説明したボタン(色キー説明ボタン)を選択可能にする。例えば、色キーの機能を説明したボタンを各色毎にファイル等で管理し、その属性として表示位置や選択の有無を示すフラグを用意しておく。表示位置は、BMLを解釈して色キー説明ボタンの表示位置を抽出し、車載用の表示部19における表示位置に変換して位置を決定する。また、その表示領域上のタッチパネルが押下されたときに選択の有無を示すフラグをオンにして選択されたことを表すようにする。
また、色キー説明ボタンの表示態様として、色キーを説明している文字の色を対応する色キーの色で表示するようにしてもよく、色キー選択ボタンを囲む枠の色を対応する色キーの色で表示するようにしてもよい。
次に、ステップS14において、当該ボタンとデータ放送制御用のリモコンキーとを関連付ける。各色キー説明ボタンの選択がリモコン操作における色キーの選択になるように対応付ける。具体的には、対応テーブルの一要素として、色キー説明ボタンとリモコンでの色キーとを関連付けるようにする。
次に、ステップS15において、データ放送画面のレイアウトに変更して表示する。BMLにはデータ放送を表示する際の各描画要素の表示位置及び表示サイズが定義されている。この情報を基にして、車載用デジタル放送受信装置の表示画面に応じた解像度及びサイズに描画データを変換してビデオ表示部17に送出する。
次に、ステップS16において、メニューの選択があったか否かを判定する。メニューの選択があった場合はステップS17に移行し、メニューの選択がない場合はステップS18に移行する。
このメニューには、データ放送メニューボタンで選択されるデータ放送メニューと色キー説明ボタンで選択される色キーメニューとが含まれている。データ放送メニューの選択は、画面上の上下左右の移動ボタン37a〜37dをタッチすることによりメニュー項目のフォーカスを移動させ、決定キーをタッチすることによってフォーカスされているデータ放送選択メニューを選択することができる。このデータ放送選択メニューに関しては、リモコンで操作する場合と同様な処理形態とすることで、放送事業者の意図からはずれないようにしている。
一方、色キーについては、放送事業者がメニュー選択の簡単なリモコン選択を行うことを意図し、直接選択することが可能である。それに対応して、色キー説明ボタンの領域を色キーに代えて直接選択可能としている。従って、いずれかの色キー説明ボタンをタッチすることにより、該当する色キーのメニューが実行される。
次に、ステップS17において、データ放送画面の更新を行う。ステップS16においてメニューが選択されたことにより、カルーセル伝送系から再び新規のBMLを取得して、選択されたメニューに応じた画面を表示してデータ放送画面の更新を行う。
次のステップS18では、データ放送が終了であるか否かを判別する。例えば、データ放送を受信中にユーザが「d」ボタン33を押下した場合、データ放送の終了とみなし、データ放送の動画のストリーム映像部分のみを表示する通常の表示設定に戻る。一方、データ放送が終了しない場合は、ステップS16に戻り、メニュー選択有無の判定処理に戻る。
以上説明したように、本実施形態の車載用デジタル放送受信装置におけるデータ放送表示方法では、車載用デジタル放送受信装置の画面にデータ放送を表示する際に、色キーを表示することなく、色キーの説明を含むボタンをユーザが選択可能になるようにして表示している。色キーについては、リモコンを使用する場合であっても方向キーや決定キーを用いて選択し決定することなく、直接選択することが可能である。このように、リモコンによる機能が一意的になるようにするという規定にはずれることなく、ユーザにとって色キーを容易かつ確実に選択させることが可能となる。
図1は、本発明の実施形態に係る車載用デジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。 図2は、車載用デジタル放送受信装置のビデオデコーダーの構成を示すブロック図である。 図3は、データ放送の表示画面の一例を示す図である。 図4は、データ放送表示処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100…車載用デジタル放送受信装置、
11…チューナ部、
12…復調部(信号処理部)、
13…DMUX(信号処理部)、
15…ビデオデコード部(信号処理部)、
22…制御部、
25…動画データ抽出部、
27…付加データ抽出部、
35a〜35d…データ放送メニューボタン、
36a〜36d…色キー説明ボタン。

Claims (5)

  1. 表示部と、
    デジタル放送波を受信して放送信号を出力するチューナ部と、
    前記チューナ部から出力された放送信号を信号処理して映像データ及びデータ放送に含まれる付加データを出力する信号処理部と、
    前記付加データを取得してデータ放送に対応する画像を前記表示部の画面に表示させる制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記付加データに含まれている色キーのデータに対応する表示に代えて、当該色キーの機能を説明するボタンを選択可能にした色キー説明ボタンを前記表示部の画面に表示させることを特徴とする車載用デジタル放送受信装置。
  2. 前記制御部は、前記色キーに対応する色キー説明ボタンに記載される文字又は枠の少なくとも一方を当該色キーの色で表示させることを特徴とする請求項1に記載の車載用デジタル放送受信装置。
  3. さらに、前記表示部の画面上に設置され、タッチ操作を検出するタッチパネルを有し、
    前記制御部は、前記色キー説明ボタンが表示されている領域がタッチされたと判定したとき、当該色キー説明ボタンに応じた機能を実行させることを特徴とする請求項2に記載の車載用デジタル放送受信装置。
  4. さらに、記憶部を有し、
    前記制御部は、前記色キー説明ボタンに対応する色と同一の色に割り当てられたリモコンの色キーとを関連付けた対応テーブルを作成して前記記憶部に格納し、前記色キー説明ボタンのいずれかが選択されたとき、当該色キー説明ボタンに対応するリモコンの色キーを前記対応テーブルから抽出し、リモコンの当該色キーに対応する機能を実行することを特徴とする請求項3に記載の車載用デジタル放送受信装置。
  5. 表示部と、デジタル放送波を受信して放送信号を出力するチューナ部と、前記チューナ部から出力された放送信号を信号処理して映像データ及びデータ放送に含まれる付加データを出力する信号処理部と、前記付加データを取得してデータ放送に対応する画像を前記表示部の画面に表示させる制御部とを有するデジタル放送受信装置におけるデータ放送表示方法であって、
    前記制御部が、前記データ放送の表示及び機能の記述から色キーの機能説明の表示位置を抽出するステップと、
    前記制御部が、前記色キーの機能説明領域を選択可能な色キー説明ボタンに設定するステップと、
    前記制御部が、前記色キー説明ボタンと、当該色キー説明ボタンに対応するリモコンの色キーとを関連付けるステップと、
    前記制御部が、前記データ放送の表示及び機能の記述からデータ放送用の画面のレイアウトに変更して前記色キー説明ボタンを前記表示部の画面に表示させるステップと、
    を有することを特徴とするデータ放送表示方法。
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