JP5700815B2 - 燻煙型殺虫剤、燻煙型殺虫装置、殺虫方法 - Google Patents

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Description

本発明は、燻煙型殺虫剤、該燻煙型殺虫剤を用いた燻煙型殺虫装置および殺虫方法に関する。
有害生物、たとえばハエ、カ、ゴキブリ等の衛生害虫やカビ、細菌等の防除等のために、屋内、車両内等の空間を燻煙剤(燻蒸剤)で処理することが行われている。
燻煙剤は、種々の燃焼剤又は発泡剤等を混合した発熱性基剤と、殺虫成分等の有効成分とを主成分とする固形製剤である。発熱性基剤としては、ニトロセルロース、アゾジカルボンアミド、p,p’−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)、N,N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン等が一般的に用いられている。
使用時において燻煙剤を加熱すると、発熱性基剤が燃焼又は分解することで煙(ガス及び微粒子)が発生し、この煙と熱の作用により有効成分が空気中に放出、拡散(以下、揮散という。)する。そのため、短時間で有効成分が空間内全体に行き渡り、有害生物の防除等を行うことができる。
燻煙剤の加熱には、燻煙剤の一部分を直接加熱することで自己燃焼反応を起こさせる直接加熱方式や、酸化カルシウム等の加熱剤の水和反応熱により燻煙剤を150〜450℃程度の温度に加熱する間接加熱方式が用いられている。例えばアゾジカルボンアミド等の燃焼基剤と殺虫成分とを含有する燻煙剤組成物を酸化カルシウムの水和反応熱等を利用した間接加熱方式で加熱し、燃焼基剤の自己燃焼により生じた煙(熱分解により生じたガスおよび微粒子)により有効成分を揮散させる燻煙装置が提案され(たとえば特許文献1〜2)、実用に供されている。
しかし、アゾジカルボンアミド等の燃焼基剤を含有する燻煙剤は、有効成分の揮散力に優れるものの、発生した煙により白色沈降物等の汚染を生じる問題がある。
一方、加熱によって有効成分を揮散させて用いられる殺虫剤として、有効成分を溶剤に溶解した液状のものも提案されている。かかる殺虫剤は、吸液芯を備えた装置に収容し、吸液芯に吸液させ、該吸液芯を加熱することで有効成分を揮発させている。その加熱温度は燻煙剤の場合に比べて低く、通常135℃以下である(たとえば特許文献3〜4)。
このタイプの殺虫剤は、発熱性基剤を含有しないため汚染は生じにくいが、燻煙剤に比べて有効成分の揮散力が低い。そのため、有効成分によっては揮散しないため使用できる有効成分が限定される、揮散しても空間内全体に拡散するのに時間がかかる等の問題がある。また、有効成分の揮発状態が視認できないため、処理が終了しているかどうかが確認しにくい問題もある。
特公昭58−28842号公報 特公昭59−49201号公報 特開平7−69805号公報 特開2009−232915号公報
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、低汚染性であり、かつ有効成分を効率よく揮散させることができる燻煙型殺虫剤、該燻煙型殺虫剤を用いた燻煙型殺虫装置および殺虫方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討の結果、以下の知見を得た。
現行の燻煙剤の発熱性基剤の代わりにグリコールをベース基剤とした組成物を150〜450℃で加熱すると、現行の燻煙剤と同様に白色の煙が発生し、また、発熱性基剤の燃焼または分解により生じる微粒子を含まないことから、発熱性基剤由来の白色沈降物を防止でき、汚染性の低減が可能となる。しかし、発熱性基剤を用いる場合に比べて、有効成分が揮散しにくい問題がある。特に、ピレスロイド系殺虫成分は一般に蒸気圧が低く揮散しにくい性質がある。
本発明は、このグリコールをベース基剤とした場合のピレスロイド系殺虫成分の揮散性を改善すべく検討した結果見出されたものであり、以下の態様を有する。
[1](A)グリコールと、(B)ジョチュウギクエキス、ピレトリン、アレスリン、dl・d−T80−アレスリン、フタルスリン、d・T80−フタルスリン、レスメトリン、d−T80−レスメトリン、d−T80−フラメトリン、フェノトリン、ペルメトリン、d−T80−シフェノトリン、d・d−T−シフェノトリン、d・d−T80−プラレトリン、EZ−エンペントリン、イミプロトリン、トランスフルトリン及びメトフルトリンからなる群から選ばれる少なくとも1種のピレスロイド系殺虫成分と、(C)糖および糖アルコールから選ばれる少なくとも1種と、を含有し、
前記(A)成分の含有量が、20〜90質量%であり、
前記(B)成分の含有量が、0.1〜15質量%であり、
前記(C)成分の含有量が、2〜60質量%である燻煙型殺虫剤。
[2]前記(A)成分と前記(C)成分との質量比((A)/(C))が、0.4〜25である、[1]に記載の燻煙型殺虫剤。
]前記(C)成分が、単糖、二糖および炭素数3以上の糖アルコールから選ばれる少なくとも1種である、[1]または[2]に記載の燻煙型殺虫剤。
][1]のいずれか一項に記載の燻煙型殺虫剤と、150〜450℃の熱を発生する発熱部とが、伝熱部を介して配置された燻煙型殺虫装置。
][1]のいずれか一項に記載の燻煙型殺虫剤を150〜450℃で加熱することを特徴とする殺虫方法。
本発明によれば、低汚染性であり、かつ有効成分を効率よく揮散させることができる燻煙型殺虫剤、該燻煙型殺虫剤を用いた燻煙型殺虫装置および殺虫方法を提供できる。
燻煙型殺虫装置の構成の一例を説明する概略断面図である。
≪燻煙型殺虫剤≫
本発明の燻煙型殺虫剤は、(A)グリコール(以下(A)成分という。)と、(B)ピレスロイド系殺虫成分(以下(B)成分という。)と、(C)糖および糖アルコールから選ばれる少なくとも1種(以下(C)成分という。)と、を含有する。
本発明の燻煙型殺虫剤は、使用時に150〜450℃程度の高温で加熱し、短時間で(B)成分を処理対象の空間に揮散させることができ、該加熱時には、従来の燻煙剤と同様に、白色の煙が視認できる。つまり、該加熱を行うと、(A)成分が気化して室内等の空間中に噴出する。この(A)成分の蒸気が、従来の燻煙剤の煙と同様に働く。本発明においては、(C)成分を含有することで、上記加熱時の(B)成分の揮散性が向上している。そのため、充分な量の(B)成分を短時間で処理対象の空間全体に揮散させることができ、ハエ、カ、ゴキブリ、ダニ等の害虫に対する優れた防除効果が得られる。また、煙状ではあっても、現行の燻煙剤の煙とは異なり、発熱性基剤の燃焼または分解により生じる微粒子を含まないことから、白色沈降物による汚染を防止できる。
[(A)成分]
「グリコール」は、分子内に2個の水酸基を有する2価アルコールであり、ジオールとも称される。グリコールは、150〜450℃で加熱すると、現行の燻煙剤と同様に白色の煙が発生するという特徴があり、本発明においては発煙基材として用いられる。
(A)成分としては、特に限定されず、医薬品、医薬部外品、化粧品、雑貨品、工業品等に使用されているもののなかから、(B)成分の揮散性、溶解・分散性、使用時の加熱温度等を考慮して適宜選択される。
(A)成分の沸点は、(B)成分の揮散性の点から、150〜300℃が好ましく、170〜300℃がより好ましい。
好ましい(A)成分として、炭素数が2以上であり、炭素原子間にエーテル性酸素原子(−O−)が挿入されていてもよい脂肪族炭化水素の2つの炭素原子に1つずつ水酸基が結合している構造を持つ化合物が挙げられる。
該化合物において、脂肪族炭化水素は、飽和であっても不飽和であってもよい。また、該脂肪族炭化水素は鎖状であっても環状であってもそれらの組み合わせであってもよく、鎖状であることが好ましい。鎖状である場合、該脂肪族炭化水素は直鎖状でも分岐鎖状でもよい。環状である場合、該脂肪族炭化水素は単環式でも多環式でもよい。
このような化合物としてより具体的には、下記一般式(A1)または(A2)で表される化合物が挙げられる。
HO−R−OH …(A1)
HO−(RO)−H …(A2)
[式中、RおよびRはそれぞれ独立に、炭素数2以上の2価の脂肪族炭化水素基であり、nは2以上の整数である。]
式(A1)中、Rにおける2価の脂肪族炭化水素基の炭素数は2〜18が好ましく、2〜4がより好ましく、3または4がさらに好ましい。Rとしてはプロピレン基が特に好ましい。
式(A2)で表される化合物は、いわゆるポリエーテルである。
式(A2)中、Rとしては、Rと同様のものが挙げられ、エチレン基またはプロピレン基が好ましく、エチレン基が特に好ましい。
nは2〜14であることが好ましく、2〜4であることがより好ましい。
上記一般式(A1)で表される化合物の例として、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、trans−2−ブテン−1,4−ジオール、2−ブチン−1,4−ジオール、2,5−ヘキサンジオール、2−メチル−1,3−ペンタンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、2,3−ジメチル−2,3−ブタンジオール、2,4−ヘプタンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2−エチル−2−ブチル−1,3−プロパンジオール、イソプレングリコール、トリメチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘプタンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオール、1,11−ウンデカンジオール、1,12−ドデカンジオール、1,13−トリデカンジオール、1,14−テトラデカンジオール、1,15−ペンタデカンジオール、1,16−ヘキサデカンジオール、1,17−ヘプタデカンジオール、1,18−オクタデカンジオール、1,19−ノナデカンジオール、1,20−イコサンジオール、1,2−オクタンジオール、1,2−デカンジオール、1,2−ドデカンジオール、1,2−テトラデカンジオール、1,2−ヘキサデカンジオール、1,2−オクタデカンジオール等が挙げられる。
上記一般式(A2)で表される化合物の例として、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、平均分子量200〜20000のポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、平均分子量300〜2000のポリプロピレングリコール等が挙げられる。
平均分子量200〜20000のポリエチレングリコールは、マクロゴールとも称され、ポリエチレングリコール200(平均分子量190〜210)、ポリエチレングリコール300(平均分子量280〜320)、ポリエチレングリコール400(平均分子量380〜420)、ポリエチレングリコール600(平均分子量570〜630)、ポリエチレングリコール1000(平均分子量950〜1050)、ポリエチレングリコール1500(ポリエチレングリコール300とポリエチレングリコール1540の等量混合物)、ポリエチレングリコール1540(平均分子量1290〜1650)、ポリエチレングリコール2000(平均分子量1850〜2150)、ポリエチレングリコール4000(平均分子量2600〜3800)、ポリエチレングリコール6000(平均分子量7300〜9300)、ポリエチレングリコール10000(平均分子量9300〜12500)、ポリエチレングリコール20000(平均分子量15500〜20000)等が挙げられる。
これらのポリエチレングリコールは、例えば三洋化成工業(株)や日油(株)から入手することができる市販品が利用できる。ポリエチレングリコールの市販品には通常、上記の数値(200、300等)が付されており、商品によっては、例えばポリエチレングリコール#1000のように、ポリエチレングリコールと数値の間に#がつく場合がある。
なお、上記のポリエチレングリコールの平均分子量は医薬部外品原料規格2006記載の平均分子量を示し、医薬部外品原料規格2006記載の測定法による値である。
平均分子量300〜2000のポリプロピレングリコールとしては、重合度が4〜34のものが挙げられ、このようなポリプロピレングリコールとしては、ニューポールPP−400、PP−1000、PP−2000(三洋化成工業株式会社製)等の市販品を用いることができる。
なお、ポリプロピレングリコールの平均分子量は数平均分子量であり、水酸基価から求めた値である。
(A)成分としては、上記のなかでも、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールが好ましい。
本発明の燻煙型殺虫剤に含まれる(A)成分は、1種でも2種以上でもよい。
本発明の燻煙型殺虫剤中、(A)成分の含有量は、燻煙型殺虫剤の総質量に対し、20質量%以上が好ましく、25質量%以上がより好ましく、30質量%以上がさらに好ましい。20質量%未満であると(B)成分が充分に揮散しないおそれがある。
(A)成分の含有量の上限は、全成分の合計量が100質量%となる範囲内であれば特に限定されず、他の成分の配合量に応じて適宜設定できる。通常、90質量%以下であり、85質量%以下がさらに好ましい。(A)成分の含有量が多すぎると、相対的に(B)成分および(C)成分の含有量が少なくなることで、(B)成分が充分に揮散せず、殺虫効果が不充分となるおそれがある。
[(B)成分]
(B)成分はピレスロイド系殺虫成分である。ピレスロイド系殺虫成分としては、除虫菊中に含まれる天然の殺虫成分であるピレトリン、除虫菊の乾花を溶媒で抽出したジョチュウギクエキス、及び合成されたピレトリン類似化合物(合成ピレスロイド)のいずれでもよく、菊酸部分とアルコール部分からなるエステル系化合物であれば、天然品でも合成品でも特に限定されない。具体的には、ジョチュウギクエキス、ピレトリン(たとえば住友化学社製の商品名:ピレトリン)、アレスリン(たとえば住友化学(株)製の商品名:ピナミン)、dl・d−T80−アレスリン(たとえば住友化学(株)製の商品名:ピナミンフォルテ)、フタルスリン(たとえば住友化学(株)製の商品名:ネオピナミン)、d・T80−フタルスリン(たとえば住友化学(株)製の商品名:ネオピナミンフォルテ)、レスメトリン(たとえば住友化学(株)製の商品名:クリスロン)、d−T80−レスメトリン(たとえば住友化学(株)製の商品名:クリスロンフォルテ)、d−T80−フラメトリン(たとえば住友化学(株)製の商品名:ピナミン−D フォルテ)、フェノトリン(たとえば住商アグロインターナショナル(株)製の商品名:スミスリン)、ペルメトリン(たとえば住友化学(株)製の商品名:エクスミン)、d−T80−シフェノトリン(たとえば住友化学(株)製の商品名:ゴキラート)、d・d−T−シフェノトリン(たとえば住友化学(株)製の商品名:ゴキラートS)、d・d−T80−プラレトリン(たとえば住友化学(株)製の商品名:エトック)、EZ−エンペントリン(たとえば住友化学(株)製の商品名:ベーパースリン)、イミプロトリン(たとえば住友化学(株)製の商品名:プラル)、トランスフルトリン(たとえば住友化学(株)製の商品名:バイオスリン)、メトフルトリン(たとえば住友化学(株)製の商品名:エミネンス)等が挙げられる。
上記ピレスロイド系殺虫成分の中でも、d,d−T−シフェノトリン、ペルメトリン、フェノトリンから選ばれる少なくとも1種を含有することが好ましい。
本発明の燻煙型殺虫剤に含まれる(B)成分は、1種でも2種以上でもよい。
本発明の燻煙型殺虫剤中、(B)成分の含有量は、(B)成分の力価、1回の殺虫処理に用いる燻煙型殺虫剤の量(たとえば燻煙装置への充填量)、加熱手段等によって適宜選択でき、特に限定されない。通常、燻煙型殺虫剤の総質量に対し、0.1〜20質量%であり、0.5〜15質量%が好ましく、1〜12質量%がより好ましい。0.1質量%未満であると殺虫効果が不充分となるおそれがある。20質量%を超えると相対的に(A)成分および(C)成分の含有量が少なくなり、(B)成分の揮散効率が低下するおそれがある。また、(A)成分への溶解性や分散性が損なわれ、製剤化が困難になる場合がある。また、20質量%を超えて配合しても殺虫効果はほとんど変わらないため経済的視点からも好ましくない。
[(C)成分]
(C)成分は、糖および糖アルコールから選ばれる少なくとも1種である。
(C)成分としては、食品工業をはじめ、医薬品、医薬部外品、化粧品、雑貨品等に通常使用されているもののなかから、(B)成分の揮散性、溶解・分散性、本発明の燻煙型殺虫剤の剤型等を考慮して適宜選択される。
糖としては、グルコース、フルクトース等の単糖;スクロース、ラクトース、マルトース、トレハロース等の二糖;三糖以上の多糖等が挙げられる。糖としては、(B)成分の揮散性向上効果に優れることから、単糖または二糖が好ましく、単糖がより好ましい。
糖アルコールとしては、例えば、グリセリン、エリスリトール、キシリトール、D−ソルビトール、マンニトール、マルチトール等が挙げられる。糖アルコールとしては、(B)成分の揮散性向上効果に優れることから、炭素数が3以上であることが好ましい。該炭素数の上限は特に限定されないが、(B)成分の揮散性を考慮すると、6以下が好ましい。
(C)成分としては、上記の中でも、単糖、二糖および炭素数3以上の糖アルコールから選ばれる少なくとも1種が好ましい。
本発明の燻煙型殺虫剤に含まれる(C)成分は、1種でも2種以上でもよい。
本発明の燻煙型殺虫剤中、(C)成分の含有量は、燻煙型殺虫剤の総質量に対し、2〜60質量%が好ましく、3〜55質量%がより好ましく、4〜50質量%がさらに好ましい。2質量%未満であると(B)成分の揮散性の向上効果が充分に得られないおそれがあり、60質量%を超えると、燻煙型殺虫剤の製剤化が困難になるおそれがある。
なお、(C)成分として糖アルコールを高配合量で(たとえばD−ソルビトールの場合5質量%以上)配合すると、得られる燻煙型殺虫剤がゲル化することがある。製剤のゲル化は、輸送時に液漏れ等の問題が生じにくい点で好ましい
本発明においては、燻煙型殺虫剤中の(A)成分と(C)成分との質量比が、(A)/(C)として、0.4〜25であることが好ましく、0.5〜20であることがより好ましい。(A)/(C)が0.4未満であると、燻煙型殺虫剤の製剤化が困難になったり、安定性が低下する場合がある。一方、(A)/(C)が25を超えると(B)成分が充分に揮散しないおそれがある。
本発明の燻煙型殺虫剤には、さらに、汚染性をより低減させる等の目的で、水を含有させてもよい。
水としては、精製水、イオン交換水、蒸留水等が使用できる。
水の含有量は、燻煙型殺虫剤の総質量に対し、50質量%以下が好ましく、20質量%がより好ましく、10質量%以下が特に好ましい。水の量が50質量%以下であると、加熱時に発生する蒸気の比熱が充分に小さいため、濃い煙が発生する。
本発明の燻煙型殺虫剤には、必要に応じて、本発明の効果を損なわない範囲で、上記(A)〜(C)成分および水以外の他の成分を含有させてもよい。該他の成分としては、たとえば、ピレスロイド系殺虫成分以外の殺虫成分、界面活性剤、忌避剤、殺菌剤、抗菌剤、防腐剤、消臭剤、ゲル化剤、精油、香料、賦形剤等が挙げられる。
ピレスロイド系殺虫成分以外の殺虫成分としては、特に限定されず、従来、燻煙剤に配合されている殺虫成分のなかから、防除対象の有害害虫の種類等を考慮して適宜選択される。例えば、代表的な殺虫成分としては、これらに限定されるものではないが、オキサジアゾール系化合物、カーバメイト系化合物、有機リン系化合物、ネオニコチノイド系化合物等が挙げられる。これらの中でも、人体に対する安全性、低刺激性の点で、オキサジアゾール系化合物、カーバメイト系化合物が好ましい。
オキサジアゾール系化合物としては、メトキサジアゾン等が挙げられる。
カーバメイト系化合物としては、プロポクスル、カルバリル等が挙げられる。
界面活性剤としては、通常、医薬品、医薬部外品、化粧品、雑貨品等に使用されるものであれば特に限定されないが、(A)成分への溶解性、分散性の観点から、非イオン界面活性剤が望ましい。具体的には、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等が挙げられる。
本発明の燻煙型殺虫剤は、上記の各成分を混合することにより調製できる。
≪殺虫方法≫
本発明の燻煙型殺虫剤は、上述したとおり、150〜450℃で加熱されることにより白色の煙が発生し、(B)成分が揮散する。屋内、車両内等の空間内で本発明の燻煙型殺虫剤を加熱すると、該煙によって(B)成分が短時間で当該空間内に(B)成分が揮散し、害虫に対する殺虫効力が発揮される。
燻煙型殺虫剤の加熱温度は、150〜450℃であり、170〜400℃が好ましく、190〜400℃がより好ましい。150℃以上で加熱することで、発生した(A)成分の蒸気を煙状に噴出させることができ、短時間で(B)成分を処理対象の空間全体に拡散させることができる。該範囲内においては、加熱温度が高いほど、(B)成分が空間内全体に拡散する時間が短くなり、その拡散範囲も広くなる。加熱温度が450℃を超えると、(B)成分が熱分解し、有効な状態(未分解の状態)で揮散する量が減少(揮散効率が低下)するおそれがある。
燻煙型殺虫剤の加熱は、汚染防止効果に優れることから、間接加熱方式により行うことが好ましい。間接加熱方式は、燻煙剤の加熱方式の一つとして知られる方法で、燻煙剤を燃焼させることなく、発熱性基剤の熱分解に必要な温度(熱エネルギー)を、伝熱部(たとえば当該燻煙剤を収容した容器の壁(側壁や底壁)等)を介して供給する方法である。つまり、本発明の場合、燻煙型殺虫剤を燃焼させることなく、(A)成分の気化に必要な温度(熱エネルギー)を、伝熱部を介して供給することが好ましい。
加熱手段としては、特に限定されず、従来、間接加熱方式に用いられている加熱手段を用いることができる。例えば、水と接触して発熱する物質を水と接触させ、その反応熱を利用する方法、金属と該金属よりイオン化傾向の小さい金属酸化物又は酸化剤とを混合(たとえば鉄粉と酸化剤(塩素酸アンモニウム等)とを混合)し、その酸化反応により生じる熱を利用する方法、従来の電気蚊取マットや液体蚊取に使用されている放熱板や発熱体に通電することによって発生した熱を利用する方法等が挙げられる。これらの中でも、実用性の観点から、水と接触して発熱する物質を水と接触させ、その反応熱を利用する方法が好ましく、酸化カルシウムと水との反応熱を利用する方法がより好ましい。
水と接触して発熱する物質としては、酸化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化アルミニウム、塩化カルシウム、塩化鉄等が挙げられる。たとえば酸化カルシウムと水とを反応させると、200〜400℃程度の熱が発生する。
間接加熱方式による加熱は、たとえば、従来、間接加熱方式の燻煙装置に用いられている容器に、本発明の燻煙型殺虫剤を組み込むことにより実施できる。
本発明の殺虫方法の殺虫対象としては、たとえばハエ、カ、ゴキブリ、ダニ等の害虫が挙げられる。
本発明により殺虫処理を行う対象空間は、密閉可能な空間であれば特に限定されず、たとえば屋内(浴室、居間、押入れ等)、車両内等が挙げられる。
燻煙型殺虫剤の使用量は、対象とする床面積に応じて適宜設定すればよい。通常、1m当たり、0.1〜2.0gが好ましく、0.2〜1.5gがより好ましい。
処理時間(加熱開始後、対象空間を密閉する時間)は、特に限定されず、1時間以上が好ましく、2時間以上がより好ましい。
≪燻煙型殺虫装置≫
本発明の燻煙型殺虫装置は、前記本発明の燻煙型殺虫剤と、150〜450℃の熱を発生する発熱部とが、伝熱部を介して配置されたものである。
本発明の燻煙型殺虫装置の構成は、燻煙剤の代わりに本発明の燻煙型殺虫剤を用いる以外は、公知の間接加熱方式の燻煙装置の構成と同様であってよい。
本発明の燻煙型殺虫装置の一実施形態を、添付の図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態の燻煙型殺虫装置1の構成を説明する概略断面図である。
燻煙型殺虫装置1は、外容器10と、外容器10の内側に設けられた内容器20と、外容器10と内容器20との間に設けられた発熱部30と、内容器20に収容された燻煙型殺虫剤40とで概略構成されている。
燻煙型殺虫剤40としては前記本発明の燻煙型殺虫剤が用いられる。
発熱部30は、水と接触して発熱する物質(例えば、酸化カルシウム等)を充填することにより形成されている。該物質の充填量は、燻煙型殺虫剤40からの蒸気の発生に必要な熱量等を考慮して決定することができる。水と接触して発熱する物質としては、前記殺虫方法の説明で挙げたものと同様のものが挙げられ、酸化カルシウムが好ましい。
なお、ここでは水と接触して発熱する物質が充填された例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。たとえば発熱部30内に仕切り材を配置して独立した複数の区画を形成し、各区画にそれぞれ金属と、該金属よりイオン化傾向の小さい金属酸化物又は酸化剤とを充填してもよい。
内容器20は、燻煙型殺虫剤40を収容する容器として機能すると共に、発熱部30で生じた熱エネルギーを燻煙型殺虫剤40に伝える伝熱部として機能するものである。
内容器20の材質は、伝熱性を有するものであればよく、例えば金属、プラスティック、紙等が挙げられる。
外容器10は、本体12と、蓋部14と、底部16とから構成されている。
本体12、蓋部14、底部16それぞれの材質は、発熱部30で発生する熱や燻煙型殺虫剤40から発生する高温の蒸気による変形等が生じない耐熱性を有するものが用いられ例えば、金属、セラミック、紙等が挙げられる。
本体12は略円筒状で、その内径は内容器20の外径よりも大きく、また高さは内容器20の高さよりも高い。これにより、外容器10内に内容器20を設置した際に、内容器20の側壁および底壁との間に隙間が形成されるようになっている。
蓋部14は、蒸気が通過する孔を有するものであり、メッシュ、パンチングメタル、格子状の枠体等が挙げられる。
底部16は、水を透過し、かつ発熱部30を構成する物質(水と接触して発熱する物質)を透過しない孔を有するもの、たとえば不織布、メッシュ等、で構成される。これにより、使用時に底部16から水を発熱部30内に浸入させ、発熱させることができるようになっている。
なお、底部16の構造は、発熱部30の構成に応じて決定され、例えば、発熱部30に金属と、該金属よりイオン化傾向の小さい金属酸化物又は酸化剤とが充填されている場合は、底部16の構造は、水を透過しないものであってよい。
燻煙型殺虫装置1を用いた殺虫方法について説明する。
まず、燻煙型殺虫装置1を対象空間内に設置する。次いで、発熱部30の機構に応じて発熱部30を発熱させる。例えば、酸化カルシウムを充填した発熱部30が設けられている場合、外容器10の底部16を水中に浸漬する。これにより、底部16から浸入した水が発熱部30で酸化カルシウムと反応し、200〜400℃程度の熱が発生する。この熱が内容器20の側壁や底壁を介して燻煙型殺虫剤40に伝わり、燻煙型殺虫剤40の温度が上昇して(A)成分の蒸気が発生する。生じた蒸気と共に(B)成分が蓋部14の孔を通過して拡散する。こうして対象空間内に(B)成分が拡散することで、殺虫効果を得ることができる。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
以下の各例で使用した原料は以下の通りである。
プロピレングリコール:関東化学(株)製。
ジプロピレングリコール:関東化学(株)製。
トリプロピレングリコール:関東化学(株)製。
ペルメトリン:住友化学(株)製。
d・d−T−シフェノトリン:住友化学(株)製。
フェノトリン:住商アグロインターナショナル(株)製。
D−ソルビトール:三菱商事フードテック(株)製、及び関東化学(株)製。
グリセリン:関東化学(株)製。
フルクトース:関東化学(株)製。
ラクトース:ナカライテスク(株)製。
スクロース:ナカライテスク(株)製。
PEG200:日油(株)製 PEG♯200。
n−ペンタデカン:関東化学(株)製。
<実施例1〜29、比較例1〜3>
表1〜4に示す各成分を混合、溶解することにより燻煙型殺虫剤を調製した。
表1〜4中、各成分の配合量の単位は質量%であり、水のバランス量は、全量が100質量%となる量である。
これらのうち、D−ソルビトールを5質量%以上配合した実施例1〜5、10〜13、15〜21、25、29の燻煙型殺虫剤は、ゲル状となった。他の例の燻煙型殺虫剤は液状であった。
ライオン(株)製「水ではじめるバルサン12.5g」に使用されているブリキ缶に酸化カルシウムを50g充填し、専用の底蓋を取り付け、各例の燻煙型殺虫剤5gを内容器に収容して燻煙型殺虫装置とした。
各燻煙型殺虫装置について、以下の評価を行った。結果を表1〜4に併記した。
(評価方法)
[揮散率]
直径8cm、高さ4cmのプラスティックカップに水18mLを入れ、該プラスティックカップを内容積6.38m(6380L)の試験室の中央に設置した。該プラスティックカップに、各例の燻煙型殺虫装置を設置した。設置してから1分後に白煙が発生しはじめた。
白煙の発生が開始した時点から5分後に、試験室内の空気をファンで攪拌した。攪拌後、真空ポンプを用いて試験室内の空気20Lを回収用カラムに通流し、試験室内に揮散した有効成分((B)成分)を吸着させた。該回収用カラムには、クロマト用シリカゲル(Wakogel C−100、和光純薬工業株式会社製)を用いた。
次いで、有効成分を吸着させた後、アセトンを回収用カラムに通流し、通流したアセトンを回収した。こうして、クロマト用シリカゲルに吸着した有効成分を溶出させた。回収したアセトンを試料として、ガスクロマトグラフィー(GC)により試料中の有効成分量X(g)を定量した。その定量結果と、燻煙型殺虫剤中の有効成分量Y(質量%)とから、下記数式により揮散率(%)を算出した。
なお、複数の有効成分を併用した実施例16〜18においては、有効成分ごとに揮散率(%)を求めた。
Figure 0005700815
求めた揮散率(%)から、下記の基準で有効成分の揮散効率を評価した。
[評価基準]
◎:揮散率35%以上。
○:揮散率15%以上35%未満。
△:揮散率5%以上15%未満。
×:揮散率5%未満。
Figure 0005700815
Figure 0005700815
Figure 0005700815
Figure 0005700815
1…燻煙型殺虫装置、10…外容器、12…本体、14…蓋部、16…底部、20…内容器、30…発熱部、40…燻煙型殺虫剤

Claims (5)

  1. (A)グリコールと、(B)ジョチュウギクエキス、ピレトリン、アレスリン、dl・d−T80−アレスリン、フタルスリン、d・T80−フタルスリン、レスメトリン、d−T80−レスメトリン、d−T80−フラメトリン、フェノトリン、ペルメトリン、d−T80−シフェノトリン、d・d−T−シフェノトリン、d・d−T80−プラレトリン、EZ−エンペントリン、イミプロトリン、トランスフルトリン及びメトフルトリンからなる群から選ばれる少なくとも1種のピレスロイド系殺虫成分と、(C)糖および糖アルコールから選ばれる少なくとも1種と、を含有し、
    前記(A)成分の含有量が、20〜90質量%であり、
    前記(B)成分の含有量が、0.1〜15質量%であり、
    前記(C)成分の含有量が、2〜60質量%である燻煙型殺虫剤。
  2. 前記(A)成分と前記(C)成分との質量比((A)/(C))が、0.4〜25である、請求項1に記載の燻煙型殺虫剤。
  3. 前記(C)成分が、単糖、二糖および炭素数3以上の糖アルコールから選ばれる少なくとも1種である、請求項1または2に記載の燻煙型殺虫剤。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の燻煙型殺虫剤と、150〜450℃の熱を発生する発熱部とが、伝熱部を介して配置された燻煙型殺虫装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の燻煙型殺虫剤を150〜450℃で加熱することを特徴とする殺虫方法。
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