JP5700141B2 - 無線端末、無線通信システム、基地局および無線通信方法 - Google Patents

無線端末、無線通信システム、基地局および無線通信方法 Download PDF

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Description

本件は、無線通信を行う無線端末、無線通信システム、基地局およびその無線通信方法に関する。
セルラ型の移動通信は、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)から、LTE(Long Term Evolution)に進化した。LTEでは、無線アクセス技術としてOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)をベースとした方式が規定され、下りのピーク伝送レートは100Mb/s以上、上りのピーク伝送レートは50Mb/s以上の高速無線パケット通信が可能となる。
国際標準化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)では現在、さらなる高速通信の実現に向けて、LTEをベースとしたLTE−A(LTE-Advanced)の検討が始まっている。LTE−Aでは、下りのピーク伝送レートは1Gb/s、上りのピーク伝送レートは500Mb/sを目指しており、無線アクセス方式やネットワークアーキテクチャなど、様々な新技術の検討が行われている(例えば、非特許文献1〜3参照)。一方で、LTE−Aは、LTEをベースとしたシステムとなるため後方互換性を保つことも重要となる。
LTEまたはLTE−Aでは、無線端末のアイドルモードにおける動作として、セル選択が規定されている。具体的には、セルセレクション(cell selection)とセルリセレクション(cell reselection)が規定されている(例えば、非特許文献4,5参照)。
セルセレクションは、無線端末が電源を投入し、PLMN(Public Land Mobile Network:移動体通信事業者)が選択されると実施される。セルセレクションは、さらに、無線端末がセルの情報を知らずに実施するセルセレクション(initial cell selection)と、移動局がセルの情報を知った上で実施するセルセレクション(stored information cell selection)とが規定されている。
セルセレクションでは、無線端末は無線品質を測定し、無線品質のよいセルをサービングセルとして選択してネットワークにキャンプオンする。より具体的には、RSRP(Reference Signal Received Power)とRSRQ(Reference Signal Received Quality)によって定められるセル選択基準「S」を満足すれば、そのセルにキャンプオンすることができる(例えば、非特許文献4参照)。無線端末は、ネットワークにキャンプオンすることにより着呼が可能になる。セルリセレクションは、さらに無線品質のよいセルを検出するために実施され、よりよい無線品質が検出されると、そのセルにキャンプオンする。
よりよい無線品質のセルを検出するため、アイドルモードにおける無線測定(measurement)が規定されている(例えば、非特許文献5参照)。アイドルモードにおいては、無線端末の消費電力と無線測定との精度の兼ね合いをとることが要求される。
例えば、消費電力を抑えるためにメジャーメントの頻度を落とすと、メジャーメントの精度が劣化し、適切なセルにキャンプオンできない場合が生じる。他方、メジャーメントの精度を上げるために、メジャーメントの頻度を上げると、消費電力が上昇する。このような点を考慮し、DRX(Discontinuous Reception)が規定されている(例えば、非特許文献5参照)。
DRXのDRXサイクル値は、基地局が報知する報知情報により取得する場合と、上位レイヤであるNAS(Non Access Stratum)が設定する場合がある。無線端末は、少なくともDRXごとに1回はメジャーメントを行い、無線品質をサンプリングする。そして、無線端末は、DRXの関数によって規定されるサンプリング間隔で無線品質を平均化し、無線品質の測定値の算出を行う。
また、アイドルモードの無線端末は、着信を検出するために、ページング信号を定期的にモニタする。無線端末は、上記のメジャーメントの場合と同様に、ページング信号をモニタする頻度を下げると、通信遅延が発生し、ページング信号をモニタする頻度を上げると、消費電力が上昇する。そのため、ページング信号のモニタは、DRXサイクル内で1回だけ実施することが規定されている(例えば、非特許文献4参照)。
このように、無線端末は、メジャーメントのサイクルであるDRXサイクル内で、メジャーメントとページング信号のモニタとを実施することにより、消費電力を考慮したセル選択および着信検出を実施することができる。
3GPP TR36.913 V9.0.0 3GPP TR36.912 V9.3.0 3GPP TS36.300 V10.4.0 3GPP TS36.304 V10.2.0 3GPP TS36.133 V10.3.0
ところで、メジャーメントとセル選択を実施すべきか否かの判定は、少なくともDRXサイクル毎に1回の間隔で行うように規定されている。また、メジャーメントの測定値算出においては、メジャーメントによって得られた無線品質のサンプル値(具体的にはRSRPおよびRSRQの値)はフィルタリングされ、少なくともDRXの半分の間隔は空けて平均化を行うように規定されている(例えば、非特許文献5参照)。
そのため、無線端末の消費電力を抑制するために、DRXサイクルを大きくすると、メジャーメントのサンプリング間隔も長くなり、メジャーメントの精度が劣化するという問題点があった。
本件はこのような点に鑑みてなされたものであり、メジャーメントの劣化を抑制することができる無線端末、無線通信システム、基地局および無線通信方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、基地局と無線通信を行う無線端末が提供される。この無線端末は、前記基地局の無線測定とページング信号のモニタとを周期的な区間内で行う通信部と、前記区間内において、前記無線測定のフィルタリングを前記区間の区間長の半分より小さい間隔で行うように前記通信部を制御する制御部と、を有する。
開示の装置および方法によれば、メジャーメントの劣化を抑制することができる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
第1の実施の形態に係る無線端末を説明する図である。 第2の実施の形態に係る無線通信システムを示した図である。 無線端末の機能ブロック図である。 無線端末のハードウェア構成例を示した図である。 基地局の機能ブロック図である。 基地局のハードウェア構成例を示した図である。 無線端末のタイミングチャートのその1である。 無線端末のタイミングチャートのその2である。 無線端末のフローチャートである。 基地局のフローチャートである。 第3の実施の形態に係る無線端末のタイミングチャートである。 DRXのマスクパターンを説明する図である。 無線端末のフローチャートである。 基地局のフローチャートである。 第4の実施の形態に係る無線端末のタイミングチャートである。 無線端末のフローチャートである。 基地局のフローチャートである。 第5の実施の形態に係る無線端末のタイミングチャートである。 無線端末のフローチャートである。 基地局のフローチャートである。 第6の実施の形態に係る無線端末のタイミングチャートである。 NASアタッチプロシージャおよびNASデタッチプロシージャの動作を説明する図である。 無線端末のフローチャートである。 基地局のフローチャートである。
以下、実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る無線端末を説明する図である。図1に示すように、無線端末1は、通信部1aおよび制御部1bを有している。図1に示す矢印A1〜A3は、無線端末1が行う、図示していない基地局のメジャーメントと、ページング信号のモニタのタイミングを示している。図1中のmは、無線端末1が行う、図示していない基地局のメジャーメントを行うタイミングを示し、pは、ページング信号をモニタするタイミングを示している。
通信部1aは、図示していない基地局のメジャーメントと、ページング信号のモニタとを周期的な区間Tの区間内で間欠的に行う。
例えば、図1中に示すTは、DRXを示す。通信部1aは、DRXのDRXサイクル内で基地局のメジャーメント(m)とページング信号(p)のモニタとを間欠的に行う。
制御部1bは、区間T内において、メジャーメントを区間Tの区間長の半分より小さい間隔で行うように通信部1aを制御する。さらに、メジャーメントによって得られた無線品質のサンプル値(具体的にはRSRPおよびRSRQの値)のフィルタリングにおいても、区間Tの区間長の半分より小さい間隔で行えるようにする。
例えば、制御部1bは、矢印A1に示すように、区間Tの区間長の半分より小さい間隔でメジャーメントを行うように通信部1aを制御する。具体的には、制御部1bは、DRXサイクルの半分より小さい間隔でメジャーメントを行うように、通信部1aを制御する。
なお、矢印A2は、従来のメジャーメントとページング信号のモニタのタイミングの一例を示している。前記したように、メジャーメントとセル選択を実施すべきか否かの判定は、少なくともDRXサイクルの間隔で行うように規定されている。ここで、無線端末1の消費電力を抑制するには、矢印A3に示すように、区間Tの区間長(DRXサイクル)を大きくする。
矢印A3は、従来のメジャーメントとページング信号のモニタのタイミングの別の一例を示している。前記の規定に反しないように、メジャーメントをDRXサイクルの半分(DRXサイクル/2)の間隔で行っている。さらに、メジャーメントの測定値算出においては、これらのメジャーメントのサンプル値を平均化し各セルの無線品質の測定結果とする。このようにメジャーメントおよび測定値の算出を実施することによって、区間Tの区間長(DRXサイクル)が大きくなってもメジャーメントの精度は維持することができる。しかし、従来のメジャーメントの間隔は、DRXサイクルを長くするほど間延びし、メジャーメントの平均化間隔が長くなって、メジャーメントの精度が劣化する。
これに対し、制御部1bは、上記したように、区間Tの区間長の半分より小さい間隔でメジャーメントを行うように通信部1aを制御する。さらに、メジャーメントによって得られた無線品質のサンプル値(具体的にはRSRPおよびRSRQの値)のフィルタリングにおいても、区間長の半分より小さい間隔で行えるようにする。これにより、無線端末1は、消費電力を抑制するとともに、メジャーメントの平均化間隔を短くすることができ、メジャーメントの劣化を抑制することが可能になる。
このように、無線端末1の通信部1aは、基地局のメジャーメントとページング信号のモニタとを周期的な区間Tの区間内で行う。そして、制御部1bは、区間T内において、メジャーメントを区間Tの区間長の半分より小さい間隔で行うように通信部1aを制御するようにした。これにより、無線端末1は、消費電力を抑制するために、区間Tの区間長を長くしても、メジャーメントの間延びを抑制でき、メジャーメントの劣化を抑制することができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図2は、第2の実施の形態に係る無線通信システムを示した図である。図2には、基地局11および無線端末12が示してある。基地局11と無線端末12は、例えば、LTE−AまたはLTEの通信方式によって無線通信を行う。
無線端末12は、例えば、ガスメータや電気メータのデバイスに内蔵される。無線端末12は、例えば、ガスメータや電気メータなどのデバイスが検知した異常や使用料金などの情報を基地局11に送信する。基地局11に送信された情報は、例えば、ガス会社や電気会社に送信される。
上記のようなデバイスは、携帯電話機などとは異なった通信特性を有する。例えば、デバイスは、移動せず、また、通信量が少ない。従って、デバイスは、大半がアイドルモードにあり、コネクティッドモードになることは稀であると考えられる。
なお、デバイスがマンション等に設置される場合、基地局11は、例えば、ホームeNB(evolved Node B)であってもよい。また、デバイスは、上記したメータに限定されず、センサや人の健康状態を管理するヘルスメータに内蔵されてもよい。
図3は、無線端末の機能ブロック図である。図3に示すように、無線端末12は、通信部21および制御部22を有している。制御部22は、無線制御部22a、制御プレーンレイヤ制御部22b、およびアプリケーションレイヤ制御部22cを有している。
通信部21は、無線通信の制御を行う。例えば、通信部21は、基地局11と送受信する信号の、BB(Base Band)処理およびRF(Radio Frequency)処理を行う。また、通信部21は、制御部22の無線制御部22aの制御によって、電源がオン・オフされる。
無線制御部22aは、通信部21のBB処理およびRF処理を制御する。また、無線制御部22aは、通信部21の電源のオン・オフ制御を行う。
制御プレーンレイヤ制御部22bは、RRC(Radio Resource Control)レイヤとNASレイヤの制御を行う。
アプリケーションレイヤ制御部22cは、アプリケーションレイヤの制御を行う。
なお、通信部21は、例えば、図1の通信部1aに対応する。無線制御部22aおよび制御プレーンレイヤ制御部22bは、例えば、図1の制御部1bに対応する。
図4は、無線端末のハードウェア構成例を示した図である。図4に示すように、無線端末12は、プロセッサ31、メインメモリ32、ROM(Read Only Memory)33、ストレージ34、コミュニケーションインタフェース35、入出力装置36、ディスプレイ37、およびバス38を有している。
プロセッサ31には、バス38を介して、メインメモリ32、ROM33、ストレージ34、コミュニケーションインタフェース35、入出力装置36、およびディスプレイ37が接続されている。無線端末12は、プロセッサ31によって装置全体が制御されている。プロセッサ31は、例えば、CPU(Central Processing Unit)またはDSP(Digital Signal Processor)である。
メインメモリ32には、プロセッサ31の各種処理で用いられるデータやプログラムが一時的に格納される。ROM33には、無線端末12の動作を規定するプロトコル等の静的情報が格納されている。例えば、ROM33には、プロセッサ31がデータプレーン処理、制御プレーン処理、またはスケジューリング処理等を実行するための情報が格納されている。ストレージ34には、プロセッサ31の各種処理で用いられるデータやプログラムが格納されている。コミュニケーションインタフェース35は、基地局11と無線通信を行う。例えば、コミュニケーションインタフェース35は、ベースバンド信号を無線周波数に変換し、図示しないアンテナに出力する。また、コミュニケーションインタフェース35は、図示しないアンテナで受信された無線信号をベースバンド信号に周波数変換する。
入出力装置36は、例えば、キー、スピーカ、およびマイクである。例えば、キーは、ユーザの入力する文字や数字を受け付ける。また、スピーカは、例えば、基地局11から受信した音声信号を音声に変換して出力する。また、マイクは、ユーザの音声を電気信号に変換する。ディスプレイ37は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)である。ディスプレイ37は、例えば、基地局11から受信したデータを表示する。
なお、図3の通信部21の機能は、例えば、コミュニケーションインタフェース35によって実現される。制御部22の機能は、例えば、プロセッサ31によって実現される。
図5は、基地局の機能ブロック図である。図5に示すように、基地局11は、通信部41および制御部42を有している。制御部42は、無線制御部42aおよび制御プレーンレイヤ制御部42bを有している。
通信部41は、無線通信の制御を行う。例えば、通信部41は、無線端末12と送受信する信号の、BB処理およびRF処理を行う。
無線制御部42aは、通信部41のBB処理およびRF処理を制御する。
制御プレーンレイヤ制御部42bは、RRCレイヤとNASレイヤの制御を行う。
図6は、基地局のハードウェア構成例を示した図である。図6に示すように、基地局11は、プロセッサ51、メインメモリ52、ROM53、ストレージ54、コミュニケーションインタフェース55、およびバス56を有している。
プロセッサ51には、バス56を介して、メインメモリ52、ROM53、ストレージ54、およびコミュニケーションインタフェース55が接続されている。基地局11は、プロセッサ51によって装置全体が制御されている。プロセッサ51は、例えば、CPUまたはDSPである。
メインメモリ52には、プロセッサ51の各種処理で用いられるデータやプログラムが一時的に格納される。ROM53には、基地局11の動作を規定するプロトコル等の静的情報が格納されている。例えば、ROM53には、プロセッサ51がデータプレーン処理、制御プレーン処理、またはスケジューリング処理等を実行するための情報が格納されている。ストレージ54には、プロセッサ51の各種処理で用いられるデータやプログラムが格納されている。コミュニケーションインタフェース55は、無線端末12と無線通信を行う。例えば、コミュニケーションインタフェース55は、ベースバンド信号を無線周波数に変換し、図示しないアンテナに出力する。また、コミュニケーションインタフェース55は、図示しないアンテナで受信された無線信号をベースバンド信号に周波数変換する。また、コミュニケーションインタフェース55は、S−GW(Serving-GateWay)などの上位装置と有線通信を行う。
図7は、無線端末のタイミングチャートのその1である。図7に示すmは、無線端末12のメジャーメントのタイミングを示している。pは、無線端末12のページング信号のモニタのタイミングを示している。
図7の例では、アプリケーションレイヤが検出するイベントの前後で、m,pのタイミングが異なっている。イベントは、例えば、電気メータなどの料金報告や異常報告によって生じる。
無線端末12は、例えば、消費電力を低減するために、通常のDRXサイクルより長いロングDRXサイクルを用いる。
ここで、従来のメジャーメントの測定値は、少なくとも、‘DRXサイクル/2’の間隔を有したメジャーメントのサンプルを平均化して算出する。そのため、メジャーメントの間隔は、例えば、図1の矢印A3に示したように間延びし、メジャーメントの測定精度が劣化する。
これに対し、無線端末12は、メジャーメントは従来のように少なくともDRXの間隔で1回は実施するようにする。従って、あるDRXの区間内では複数回のメジャーメントが実施できる。しかし、メジャーメントのサンプル値を‘ロングDRXサイクル/n’(n>2)の間隔でフィルタリングし測定値を算出する。従って、無線端末12は、図7に示す‘X’の間隔でメジャーメントを行う。
なお、無線端末12は、例えば、2つのメジャーメントを平均化し、メジャーメントの測定値を算出する。例えば、無線端末12は、図7に示すイベント発生前のロングDRXサイクルにおいて、左側のmと右側のmの2つでメジャーメントのサンプル値を用いて測定値を算出する。また、無線端末12は、イベント発生後のロングDRXサイクルにおいては、左から1番目のmと2番目のmとでメジャーメントのサンプル値を用いて測定値を算出する。また、無線端末12は、左から3番目のmと4番目のmとでメジャーメントのサンプル値を用いて測定値を算出する。
また、イベント発生後では、イベント発生前より、ロングDRXサイクル内でのメジャーメントの回数が増加している。例えば、図7では、イベント発生前では、メジャーメントの回数は2回であるが、イベント発生後は、4回となっている。これは、メジャーメントの回数を増加して、メジャーメントの評価の精度を高めることによって適切なセルにキャンプオンし、イベント情報を適切に基地局に通知できるようにするためである。なお、無線端末12は、イベント発生後のメジャーメントによって、前回のセルに接続できないと判断した場合、セルセレクションを実施し、新しいセルの検出を試みる。また、無線端末12は、イベントに対するULデータを送信すると、イベント発生前の動作に戻る。
図8は、無線端末のタイミングチャートのその2である。図8のタイミングチャートは、図7のタイミングチャートに対し、イベント発生後のメジャーメントの間隔が短く、間隔Yとなっている。すなわち、図8は、図7よりメジャーメントの頻度が多くなっている。これにより、無線端末12の消費電力は、図7より上昇するが、メジャーメントの測定値算出において、各サンプルを平均化する間隔が短くなるため、測定精度は向上する。
ただし、メジャーメントの測定値算出において、平均化間隔は短ければ短いほどよい、というわけではない。平均化間隔があまりにも短い場合、無線伝搬状況がよい瞬間だけを評価する可能性や、逆に無線伝搬状況が悪い瞬間だけを評価してしまう可能性もある。そのため、各サンプルの間隔は一定間隔以上空ける必要がある。例えば図7においては、メジャーメントのフィルタリングの間隔は‘X/2’のようにし、図8においては、メジャーメントのフィルタリングの間隔は‘Y/2’のようにする。
なお、無線端末12は、イベント発生後、従来のメジャーメント間隔に戻してもよい。例えば、無線端末12は、イベント発生後、‘DRXサイクル/2’の間隔でメジャーメントを行うようにしてもよい。
メジャーメントの間隔を決めるnの取得について説明する。nは、例えば、報知情報によって、基地局11から通知される。
具体的には、無線端末12は、電源投入後、初期セルサーチを実施し、無線品質のよいセル(suitable cell)にキャンプオンする。その際、無線端末12は、NASアタッチプロシージャ(NAS attach procedure)を実施する。無線端末12は、セルにキャンプオンする際に、そのセルの報知情報を基地局11から取得し、取得した報知情報からnを取得する。これにより、無線端末12は、メジャーメントの間隔を算出することができる。
なお、図8に示したように、イベント発生前後でメジャーメントの間隔を変える場合、イベントが発生したことを無線端末12が基地局11に通知し、基地局11が新しいnを無線端末12に通知するようにしてもよい。基地局11は、例えば、イベントの種別(例えば、緊急イベントか否か)に応じてnを変えることもできる。
また、nは、予め決めておいてもよいし、デバイスIDから算出するようにしてもよい。例えば、デバイスIDは、12ビットの値で示される。無線端末12は、自分のデバイスIDを、例えば、4000などの適当な値で除算し、その余りをnとしてもよい。
また、基地局11は、ロングDRXサイクル内におけるメジャーメントの回数も報知情報で無線端末12に通知することができる。また、基地局11は、無線端末12からイベント通知を受信した際に、ロングDRXサイクル内におけるメジャーメントの回数を通知することができる。
図9は、無線端末のフローチャートである。
[ステップS1]無線端末12は、電源が投入されたとする。
[ステップS2]制御プレーンレイヤ制御部22bは、基地局11から報知情報を受信する。すなわち、制御プレーンレイヤ制御部22bは、メジャーメントの間隔を算出するための‘n’を受信する。
[ステップS3]制御プレーンレイヤ制御部22bは、NASアタッチプロシージャを実施する。
[ステップS4]制御プレーンレイヤ制御部22bは、受信した‘n’からメジャーメントの間隔を算出する。無線制御部22aは、制御プレーンレイヤ制御部22bによって算出された間隔でメジャーメントを行うように、通信部21をオン・オフする。制御プレーンレイヤ制御部22bは、測定したメジャーメントの平均化を行い、その品質を評価する。
なお、制御プレーンレイヤ制御部22bは、例えば、次の式を満たすタイミングで、ページングのモニタを行う。
SFN mod T = (T div N) * (UE-ID mod N)
SFNは、システムフレームナンバである。Tは、DRXサイクル(ロングDRXサイクル)である。UE−IDは、無線端末のIDである。Nは、DRXサイクルで決まる値である。
[ステップS5]アプリケーションレイヤ制御部22cは、イベント待機する。
[ステップS6]アプリケーションレイヤ制御部22cは、イベントが発生したか否か判断する。アプリケーションレイヤ制御部22cは、イベントが発生した場合、ステップS7へ進む。アプリケーションレイヤ制御部22cは、イベントが発生していない場合、ステップS5へ進む。
[ステップS7]制御プレーンレイヤ制御部22bと無線制御部22aは、新たな設定で、メジャーメントを行い、その品質の評価を行う。例えば、制御プレーンレイヤ制御部22bは、図8で説明したように、新たな設定でメジャーメントを行う。なお、制御プレーンレイヤ制御部22bは、図7に示したように、メジャーメントを行ってもよい。
図10は、基地局のフローチャートである。
[ステップS11]制御プレーンレイヤ制御部42bは、無線制御部42aを介して、無線端末12に報知情報を通知する。報知情報には、メジャーメントの間隔を算出するための‘n’が含まれている。
[ステップS12]制御プレーンレイヤ制御部42bは、NASアタッチプロシージャを実施する。
[ステップS13]制御プレーンレイヤ制御部42bは、無線端末12からのイベント報告の待機を行う。
[ステップS14]制御プレーンレイヤ制御部42bは、無線端末12からのイベント報告を受信したか否か判断する。制御プレーンレイヤ制御部42bは、無線端末12からのイベント報告を受信した場合、ステップS15へ進む。制御プレーンレイヤ制御部42bは、無線端末12からのイベント報告を受信していない場合、ステップS13へ進む。
[ステップS15]制御プレーンレイヤ制御部42bは、新たな‘n’を無線端末12に通知する。
このように、制御プレーンレイヤ制御部22bおよび無線制御部22aは、ロングDRXサイクル内において、メジャーメントのフィルタリングをロングDRXサイクルのサイクル長の半分より小さい間隔で行うように通信部21を制御するようにした。これにより、無線端末12は、消費電力を抑制するために、ロングDRXサイクルにしても、メジャーメントの間延びを抑制でき、メジャーメントの精度の劣化を抑制することができる。
また、制御プレーンレイヤ制御部22bおよび無線制御部22aは、イベントが発生した後、イベントの前より、ロングDRXサイクル内でのメジャーメントの回数を増やすようにした。これにより、無線端末12は、メジャーメントの品質を向上することができる。
また、制御プレーンレイヤ制御部22bおよび無線制御部22aは、イベントが発生した後、イベントの前よりメジャーメントの間隔を小さくするようにした。これにより、無線端末12は、メジャーメントの品質を向上することができる。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。第3の実施の形態では、従来のDRXに対し、マスキングを行って、DRXを実施しない区間を設け、周期的にDRXを行う。DRXを実施する区間においては従来のDRXを実施してもよいが、メジャーメントの品質を向上させるため、DRXサイクル内において、複数回のメジャーメントを実施し、メジャーメントのフィルタリングをDRXサイクルのサイクル長の半分より小さい間隔で行うようにしてもよい。
なお、第3の実施の形態に係る無線通信システムは、図2と同様である。無線端末12のブロックは、図3と同様であるが、制御プレーンレイヤ制御部22bの機能が異なる。無線端末12のハードウェア構成は、図4と同様である。基地局11のブロックは、図5と同様であるが、制御プレーンレイヤ制御部42bの機能が異なる。基地局11のハードウェア構成は、図6と同様である。
図11は、第3の実施の形態に係る無線端末のタイミングチャートである。図11では、図7に対し、ロングDRXサイクルがDRXサイクルとなっている。図11のその他の部分は、図7と同様であるので、その説明を省略する。
無線端末12は、イベント発生前においては、メジャーメントを行わないDRXサイクルにおいてマスクをかけ、周期的にDRXが実施されるようにする(図11中の太線)。無線端末12は、マスクがかかっていないDRXサイクル内において、メジャーメントとページング信号のモニタとを行う。
無線端末12は、マスクがかかっていない区間では、図11に示すように、メジャーメントを‘DRXサイクル/n’(n>2)の間隔で行う。従って、無線端末12は、図11に示す‘X’の間隔でメジャーメントのフィルタリングを行う。
無線端末12は、イベント発生後においては、DRXサイクルにマスクをかけない。すなわち、無線端末12は、図11に示すように、各DRXサイクルにおいて、メジャーメントとページング信号のモニタとを行う。
図12は、DRXのマスクパターンを説明する図である。無線端末12の制御プレーンレイヤ制御部22bは、報知情報の変更確認を実施する周期であるBCCH(Broadcasting Control Channel) modification periodに同期して、DRXのマスクを解除する。
図12に示す両矢印A11,A12は、BCCH modification periodを示している。制御プレーンレイヤ制御部22bは、図12に示す点線A13,A14のタイミングで、DRXのマスクを解除する。例えば、制御プレーンレイヤ制御部22bは、点線A13,A14のタイミングで、通信部21をオンするように(DRXを実施するように)無線制御部22aを制御する。
なお、図12に示す一点鎖線は、DRXサイクルのマスクが解除される期間(DRXが実施される期間)を示している。また、図12中に示す四角および斜線が付してある四角は、基地局11から無線端末12に通知される報知情報(SIB:System Information Block)を示している。
制御プレーンレイヤ制御部22bは、報知情報に変更があるか否かを確認するため、SIB1(図12中の右斜め上斜線の四角)またはページング信号をモニタする。制御プレーンレイヤ制御部22bは、これらをモニタするため、通信部21をオンする。制御プレーンレイヤ制御部22bは、このタイミングを利用して、メジャーメントとページング信号のモニタを行う。なお、左斜め上斜線の四角は、情報が変更されたSIBを示している。
マスクを解除する期間は、例えば、報知情報で通知してもよいし、予め決めていてもよい。また、無線端末12のデバイスIDから算出するようにしてもよい。また、無線端末12のインプリで自由に実施するようにしてもよい。
上記では、マスクパターンは、BCCH modification periodに同期するとしたが、別のマスクパターン設定例について説明する。
例1:基地局11がマスキングパターンを報知情報で報知する。例えば、基地局11は、どのDRXサイクルでDRXを行うかを報知情報で報知する。無線端末12の制御プレーンレイヤ制御部22bは、受信した報知情報に含まれるDRXサイクルで、マスクを解除し、メジャーメントとページング信号のモニタとを行うようにする。マスク解除の期間は、例えば、報知情報で報知してもよいし、予め決めておいてもよい。また、無線端末12のデバイスIDから算出するようにしてもよい。
例2:ページング信号でマスキングパターンを通知する。例えば、基地局11は、無線端末12がキャンプオンすると、ページング信号でDRXのマスキングパターンを通知する。
例3:無線端末12は、キャンプオンする際、MME(Mobility Management Entity)に位置登録がされる。位置登録は、NASレイヤで行われ、NASアタッチプロシージャが実施される。無線端末12は、NASアタッチプロシージャで送受信されるNASメッセージのNASアタッチアクセプト(NAS attach accept)でマスキングパターンを受信する。
例4:DRXをN回マスキングするたびに、DRXのマスキングを解除する。Nは、基地局11から報知情報で通知してもよいし、基地局11と無線端末12で予め決めておいてもよい。また、無線端末12のデバイスIDから算出するようにしてもよい。
例5:無線端末の識別子であるIMSI(International Mobile Subscriber Identity)に基づいて、DRXのマスクを解除する無線フレームを決める。例えば、SFN mod DRX cycleと、func(IMSI)とが等しくなる無線フレームで、DRXのマスクを解除する。func()は、適当な関数であり、例えば、IMSIによって、何らかの値を出力する関数である。
図13は、無線端末のフローチャートである。
[ステップS21]無線端末12は、電源が投入されたとする。
[ステップS22]制御プレーンレイヤ制御部22bは、基地局11からの報知情報を受信する。
[ステップS23]制御プレーンレイヤ制御部22bは、NASアタッチプロシージャを実施する。
[ステップS24]制御プレーンレイヤ制御部22bは、NASアタッチプロシージャの実施により、DRXのマスクパターンを受信する。なお、図13のフローチャートは、上記の例3の場合の処理例を示している。
[ステップS25]制御プレーンレイヤ制御部22bは、受信したマスクパターンでDRXを実施するように、無線制御部22aを制御する。無線制御部22aは、制御プレーンレイヤ制御部22bの制御に応じて、通信部21をオン・オフし、メジャーメントとページング信号のモニタとが行われるようにする。制御プレーンレイヤ制御部22bは、測定したメジャーメントの平均化を行い、その品質を評価する。
[ステップS26]アプリケーションレイヤ制御部22cは、イベント待機する。
[ステップS27]アプリケーションレイヤ制御部22cは、イベントが発生したか否か判断する。アプリケーションレイヤ制御部22cは、イベントが発生した場合、ステップS28へ進む。アプリケーションレイヤ制御部22cは、イベントが発生していない場合、ステップS26へ進む。
[ステップS28]制御プレーンレイヤ制御部22bは、全マスクを解除する。例えば、制御プレーンレイヤ制御部22bは、図11のイベント発生後に示すように、各DRXサイクルでメジャーメントとページング信号のモニタとが実施されるように、無線制御部22aを制御する。
図14は、基地局のフローチャートである。
[ステップS31]制御プレーンレイヤ制御部42bは、無線制御部42aを介して、無線端末12に報知情報を通知する。
[ステップS32]制御プレーンレイヤ制御部42bは、NASアタッチプロシージャを実施する。
[ステップS33]制御プレーンレイヤ制御部42bは、NASアタッチプロシージャにより、DRXのマスクパターンを送信する。なお、図14のフローチャートは、上記の例3の場合の処理例を示している。
[ステップS34]制御プレーンレイヤ制御部42bは、無線端末12からのイベント報告の待機を行う。
[ステップS35]制御プレーンレイヤ制御部42bは、無線端末12からのイベント報告を受信したか否か判断する。制御プレーンレイヤ制御部42bは、無線端末12からのイベント報告を受信した場合、処理を終了する。制御プレーンレイヤ制御部42bは、無線端末12からのイベント報告を受信していない場合、ステップS34へ進む。
このように、制御プレーンレイヤ制御部42bは、DRXを実施しない区間を設け、周期的にDRXを行うようにする。そして、制御プレーンレイヤ制御部42bおよび無線制御部42aは、周期的に行われるDRXのDRXサイクル内において、メジャーメントのフィルタリングをDRXサイクルのサイクル長の半分より小さい間隔で行うようにした。これにより、無線端末12は、消費電力を抑制するために、周期的に行うDRXのDRXサイクル内において、メジャーメントの間延びを抑制でき、メジャーメントの劣化を抑制することができる。
[第4の実施の形態]
次に、第4の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。第4の実施の形態では、基地局が次に実施するDRXを指示する。
なお、第4の実施の形態に係る無線通信システムは、図2と同様である。無線端末12のブロックは、図3と同様であるが、制御プレーンレイヤ制御部22bの機能が異なる。無線端末12のハードウェア構成は、図4と同様である。基地局11のブロックは、図5と同様であるが、制御プレーンレイヤ制御部42bの機能が異なる。基地局11のハードウェア構成は、図6と同様である。
図15は、第4の実施の形態に係る無線端末のタイミングチャートである。図15は、図11に対し、次に実施するDRXをページング信号で指示している。図15のその他の部分は、図11と同様であるので、その説明を省略する。
無線端末12の制御プレーンレイヤ制御部22bは、基地局11のセルにキャンプオンすると、メジャーメントとページング信号のモニタとを行う。基地局11は、無線端末12が次にどのDRXでメジャーメントとページング信号のモニタとを実施すればよいかを、ページング信号で指定する。制御プレーンレイヤ制御部22bは、指定されたDRXで、メジャーメントとページング信号のモニタとを実施する。
DRXを実施する期間は、前記のページング信号で指定してもよいし、報知情報で通知してもよい。また、予め決めておいてもよいし、無線端末12のデバイスIDから算出するようにしてもよい。さらには、無線端末のインプリで決めるようにしてもよい。例えば、基地局11は、報知情報でDRXの開始を指定し、DRXの期間は、無線端末12のインプリにする。
なお、基地局11は、NASによってDRXの実施を指定するようにしてもよい。例えば、無線端末12は、キャンプオンする際、MMEに位置登録がされる。位置登録は、NASレイヤで行われ、NASアタッチプロシージャが実施される。基地局11は、NASアタッチプロシージャで送受信されるNASメッセージのNASアタッチアクセプトで次に実施するDRXを指定する。DRXを実施する期間は、前記のNASアタッチアクセプトで通知してもよいし、報知情報で通知してもよい。また、予め決めておいてもよいし、無線端末12のデバイスIDで決めてもよい。
図16は、無線端末のフローチャートである。
[ステップS41]無線端末12は、電源が投入されたとする。
[ステップS42]制御プレーンレイヤ制御部22bは、基地局11からの報知情報を受信する。
[ステップS43]制御プレーンレイヤ制御部22bは、NASアタッチプロシージャを実施する。
[ステップS44]制御プレーンレイヤ制御部22bは、ページング信号またはNASアタッチプロシージャの実施により、次に実施するDRXを受信する。
[ステップS45]制御プレーンレイヤ制御部22bは、基地局11(ステップS44)で指定されたDRXを実施するように、無線制御部22aを制御する。制御プレーンレイヤ制御部22bは、DRXにより、メジャーメントを行い、その評価を行う。
[ステップS46]アプリケーションレイヤ制御部22cは、イベント待機する。
[ステップS47]アプリケーションレイヤ制御部22cは、イベントが発生したか否か判断する。アプリケーションレイヤ制御部22cは、イベントが発生した場合、ステップS48へ進む。アプリケーションレイヤ制御部22cは、イベントが発生していない場合、ステップS46へ進む。
[ステップS48]制御プレーンレイヤ制御部22bは、全DRXを実施する。例えば、制御プレーンレイヤ制御部22bは、図15のイベント発生後に示すように、各DRXサイクルでメジャーメントとページング信号のモニタとが実施されるように、無線制御部22aを制御する。
図17は、基地局のフローチャートである。
[ステップS51]制御プレーンレイヤ制御部42bは、無線制御部42aを介して、無線端末12に報知情報を通知する。
[ステップS52]制御プレーンレイヤ制御部42bは、NASアタッチプロシージャを実施する。
[ステップS53]制御プレーンレイヤ制御部42bは、ページング信号またはNASアタッチプロシージャの実施により、次に実施するDRXを送信する。
[ステップS54]制御プレーンレイヤ制御部42bは、無線端末12からのイベント報告の待機を行う。
[ステップS55]制御プレーンレイヤ制御部42bは、無線端末12からのイベント報告を受信したか否か判断する。制御プレーンレイヤ制御部42bは、無線端末12からのイベント報告を受信した場合、処理を終了する。制御プレーンレイヤ制御部42bは、無線端末12からのイベント報告を受信していない場合、ステップS54へ進む。
このように、制御プレーンレイヤ制御部42bは、次に実施するDRXを、ページング信号またはNASによって受信する。そして、制御プレーンレイヤ制御部42bおよび無線制御部42aは、次に実施するDRXのDRXサイクル内において、メジャーメントのフィルタリングをDRXサイクルのサイクル長の半分より小さい間隔で行うようにした。これにより、無線端末12は、消費電力を抑制するとともに、メジャーメントの劣化を抑制することができる。
[第5の実施の形態]
次に、第5の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。第5の実施の形態では、DRXサイクルを2つ設定して、メジャーメントとページング信号のモニタとを行う。
なお、第5の実施の形態に係る無線通信システムは、図2と同様である。無線端末12のブロックは、図3と同様であるが、制御プレーンレイヤ制御部22bの機能が異なる。無線端末12のハードウェア構成は、図4と同様である。基地局11のブロックは、図5と同様であるが、制御プレーンレイヤ制御部42bの機能が異なる。基地局11のハードウェア構成は、図6と同様である。
図18は、第5の実施の形態に係る無線端末のタイミングチャートである。図18には、ショートDRXサイクルと、ショートDRXサイクルより期間が長いロングDRXサイクルが示してある。ショートDRXサイクルは、例えば、従来のDRXサイクルであり、ロングDRXサイクルは、無線端末12の消費電力を抑制するために、ショートDRXサイクルよりサイクルが長くなっている。
無線端末12は、例えば、ショートDRXサイクルのDRXを所定期間実施し、その後、ロングDRXサイクルのDRXを所定期間実施する。そして、無線端末12は、これらの動作を繰り返す。ショートDRXサイクルのDRXおよびロングDRXサイクルのDRXを実施する期間は、例えば、報知情報によって通知される。
DRXサイクルを単に長くすると、メジャーメントを実施する間隔も間延びするので、無線端末12の制御プレーンレイヤ制御部22bは、ロングDRXサイクルにおいては、メジャーメントは従来のように少なくともDRXの間隔で1回は実施するようにする。従って、あるDRXの区間内では複数回のメジャーメントが実施できる。しかし、‘ロングDRXサイクル/n’(n>2)の間隔でメジャーメントを行う。従って、無線端末12は、図18に示すように少なくとも‘X’の間隔は空けてメジャーメントのフィルタリングを行うように制御する。また、制御プレーンレイヤ制御部22bは、ショートDRXサイクルにおいては、従来のようにメジャーメントを実施してもよいが、計測精度を上げるために、少なくとも‘ショートDRXサイクル/2’の間隔は空けてメジャーメントのフィルタリングを行うようにする。
なお、無線端末12は、例えば、2つのメジャーメントを平均化し、メジャーメントの測定値を算出する。例えば、無線端末12は、図18に示すロングDRXサイクルにおいて、左側のmと右側のmの2つのサンプル値のフィルタリングを行う。
また、変形例としては、DRXサイクルを単に長くすると、メジャーメントを実施する間隔が間延びすることは明らかなので、ロングDRXサイクルでは、メジャーメントもページングのモニタも全く実施しない、という方法もある。
上記では、ショートDRXサイクルのDRXおよびロングDRXサイクルのDRXを実施する期間は、報知情報によって通知するとしたが、別の例について説明する。
例1:基地局11は、無線端末12がキャンプオンすると、ページング信号でDRXを実施する期間を通知する。
例2:無線端末12は、キャンプオンする際、MMEに位置登録がされる。位置登録は、NASレイヤで行われ、NASアタッチプロシージャが実施される。無線端末12は、NASアタッチプロシージャで送受信されるNASメッセージのNASアタッチアクセプト(NAS attach accept)でDRXを実施する期間を受信する。
例3:制御プレーンレイヤ制御部22bは、ショートDRXサイクルのDRXをN回実施した後、ロングDRXサイクルのDRXをM回実施する。N,Mの値は、報知情報で通知してもよいし、予め決められた値を使用してもよい。また、制御プレーンレイヤ制御部22bは、無線端末12のデバイスIDからN,Mの値を算出するようにしてもよい。
例4:制御プレーンレイヤ制御部22bは、図12で説明したBCCH modification periodに連動して、DRXサイクルを切替えるようにする。例えば、制御プレーンレイヤ制御部22bは、N回のmodification boundary(図12の点線A13,A14)ごとに、ショートDRXサイクルのDRXを実施する。ショートDRXサイクルのDRXを実施する期間は、例えば、報知情報で通知してもよいし、予め決められた値を使用してもよい。また、制御プレーンレイヤ制御部22bは、無線端末12のデバイスIDから、ショートDRXサイクルのDRXを実施する期間を算出するようにしてもよい。
例5:制御プレーンレイヤ制御部22bは、SFN mod DRX cycleと、func(IMSI)とが等しくなる無線フレームで、ショートDRXサイクルのDRXを開始する。制御プレーンレイヤ制御部22bは、連続したN個の無線フレームにおいて、ショートDRXサイクルのDRXを実施する。Nは、例えば、報知情報で通知してもよいし、予め決められた値を使用してもよい。また、制御プレーンレイヤ制御部22bは、無線端末12のデバイスIDから、Nを算出するようにしてもよい。制御プレーンレイヤ制御部22bは、ショートDRXサイクルのDRXが終了すると、ロングDRXサイクルのDRXを実施する。
図19は、無線端末のフローチャートである。
[ステップS61]無線端末12は、電源が投入されたとする。
[ステップS62]制御プレーンレイヤ制御部22bは、基地局11からの報知情報を受信する。
[ステップS63]制御プレーンレイヤ制御部22bは、NASアタッチプロシージャを実施する。
[ステップS64]制御プレーンレイヤ制御部22bは、例えば、NASアタッチアクセプトによって、ショートDRXサイクルのDRXおよびロングDRXサイクルのDRXを実施する期間を取得する。なお、制御プレーンレイヤ制御部22bは、報知情報からショートDRXサイクルのDRXおよびロングDRXサイクルのDRXを実施する期間を取得するようにしてもよい。
[ステップS65]制御プレーンレイヤ制御部22bは、基地局11(ステップS64)で指定されたショートDRXサイクルおよびロングDRXサイクルでDRXを実施するように、無線制御部22aを制御する。制御プレーンレイヤ制御部22bは、DRXにより、メジャーメントを行い、その評価を行う。
図20は、基地局のフローチャートである。
[ステップS71]制御プレーンレイヤ制御部42bは、無線制御部42aを介して、無線端末12に報知情報を通知する。
[ステップS72]制御プレーンレイヤ制御部42bは、NASアタッチプロシージャを実施する。
[ステップS73]制御プレーンレイヤ制御部42bは、例えば、報知情報またはNASアタッチプロシージャの実施により、ショートDRXサイクルのDRXおよびロングDRXサイクルのDRXを実施する期間を送信する。
このように、制御プレーンレイヤ制御部42bは、ショートDRXサイクルおよびロングDRXサイクルでDRXを実施するようにした。これにより、無線端末12は、ロングDRXサイクルによって消費電力を抑制するとともに、ショートDRXサイクルによって、メジャーメントの精度を向上することができる。
[第6の実施の形態]
次に、第6の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。第6の実施の形態では、無線端末12の電源投入後、NASアタッチプロシージャおよびNASデタッチプロシージャを行う。その後、無線端末12は、通信部21の電源をオフする。無線端末12は、その後、アプリケーションレイヤでイベントが検出されると、DRXによって、メジャーメントとページング信号のモニタとを行い、例えば、イベントの情報をULで基地局11に送信する。
なお、第6の実施の形態に係る無線通信システムは、図2と同様である。無線端末12のブロックは、図3と同様であるが、制御プレーンレイヤ制御部22bの機能が異なる。無線端末12のハードウェア構成は、図4と同様である。基地局11のブロックは、図5と同様であるが、制御プレーンレイヤ制御部42bの機能が異なる。基地局11のハードウェア構成は、図6と同様である。
図21は、第6の実施の形態に係る無線端末のタイミングチャートである。図21の矢印A21は、NASアタッチプロシージャの実施を示し、矢印A22は、NASデタッチプロシージャの実施を示している。無線端末12は、電源が投入されると、セルサーチを行い、矢印A21に示すように、NASアタッチプロシージャを実施して位置登録を行う。そして、無線端末12は、矢印A22に示すように、NASデタッチプロシージャを実施し、通信部21の電源をオフする。
無線端末12のアプリケーションレイヤ制御部22cは、アプリケーションレイヤで発生したイベントを検出すると、制御プレーンレイヤ制御部22bにその旨を通知する。制御プレーンレイヤ制御部22bは、通信部21をオンするように、無線制御部22aを制御する。
制御プレーンレイヤ制御部22bは、矢印A23に示すように、NASアタッチプロシージャを実施して位置登録を行う。制御プレーンレイヤ制御部22bは、ショートDRXサイクルでDRXを実施し、メジャーメントとページング信号のモニタとを行う。
制御プレーンレイヤ制御部22bは、イベント情報をULデータとして基地局11に送信し、矢印A24に示すように、NASデタッチプロシージャを実施する。そして、制御プレーンレイヤ制御部22bは、通信部21の電源をオフする。
なお、制御プレーンレイヤ制御部22bは、その後、アプリケーションレイヤ制御部22cによってイベントが検出されると、上記と同様の動作を行う。
図22は、NASアタッチプロシージャおよびNASデタッチプロシージャの動作を説明する図である。
[ステップS81]無線端末12の制御プレーンレイヤ制御部22bは、基地局11に対し、NASアタッチリクエストを送信する。
[ステップS82]基地局11の制御プレーンレイヤ制御部42bは、NASアタッチアクセプトを無線端末12に送信する。
[ステップS83]無線端末12の制御プレーンレイヤ制御部22bは、NASアタッチコンプリートを基地局11に送信する。
[ステップS84]無線端末12の制御プレーンレイヤ制御部22bは、基地局11に対し、NASデタッチリクエストを送信する。
[ステップS85]基地局11の制御プレーンレイヤ制御部42bは、NASデタッチアクセプトを無線端末12に送信する。
図23は、無線端末のフローチャートである。
[ステップS91]無線端末12は、電源が投入されたとする。
[ステップS92]制御プレーンレイヤ制御部22bは、NASアタッチプロシージャおよびNASデタッチプロシージャを行う。例えば、図21に示す矢印A21,A22を実施する。
[ステップS93]アプリケーションレイヤ制御部22cは、イベント待機する。
[ステップS94]アプリケーションレイヤ制御部22cは、イベントが発生したか否か判断する。アプリケーションレイヤ制御部22cは、イベントが発生した場合、ステップS95へ進む。アプリケーションレイヤ制御部22cは、イベントが発生していない場合、ステップS93へ進む。
[ステップS95]無線制御部22aは、制御プレーンレイヤ制御部22bの制御に応じて、通信部21をオンする。
[ステップS96]制御プレーンレイヤ制御部22bは、DRXを動作させる。
[ステップS97]制御プレーンレイヤ制御部22bは、NASアタッチプロシージャを実施する。
[ステップS98]通信部21は、ULにおいて、イベント情報を基地局11に送信する。
[ステップS99]制御プレーンレイヤ制御部22bは、NASデタッチプロシージャを実施する。
図24は、基地局のフローチャートである。
[ステップS101]制御プレーンレイヤ制御部42bは、NASアタッチプロシージャを実施する。
[ステップS102]制御プレーンレイヤ制御部42bは、無線制御部42aおよび通信部41を介して、無線端末12と通信を行う。
[ステップS103]制御プレーンレイヤ制御部42bは、NASデタッチプロシージャを実施する。なお、上記処理は、イベント前およびイベント後において同じである。
このように、制御プレーンレイヤ制御部42bは、アプリケーションレイヤ制御部22cのイベント検出に連動して、DRXを行うように無線制御部22aを制御するようにした。これにより、無線端末12は、イベント発生前の消費電力を抑制することができる。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
1 無線端末
1a 通信部
1b 制御部

Claims (6)

  1. 基地局と無線通信を行う無線端末において、
    前記基地局の無線測定とページング信号のモニタとを行う通信部と、
    第1の区間と第2の区間とを設定し、NAS(Non−Access Stratum)メッセージで前記基地局から前記第1の区間についての情報を受信し、前記第1の区間では前記無線測定と前記モニタとを行うように前記通信部を制御し、前記第1の区間の後の前記第2の区間では前記無線測定と前記モニタとを行わないように前記通信部を制御できる制御部を有し、
    前記制御部はさらに、前記第2の区間中に発生した前記無線端末の上りデータの、送信を適切な基地局に行うように、前記第2の区間を終了し前記無線測定と前記モニタとを行うように制御する
    ことを特徴とする無線端末。
  2. 前記第1の区間についての情報は、前記第1の区間の長さについての情報である
    ことを特徴とする、請求項1に記載の無線端末。
  3. 前記制御部は、NAS(Non−Access Stratum)アタッチプロシージャで送受信されるNASメッセージのNASアタッチアクセプトで前記第1の区間についての情報を受信する
    請求項1に記載の無線端末。
  4. 無線端末と、前記無線端末と無線通信を行う基地局とを含む無線通信システムにおいて、
    前記無線端末は、
    前記基地局の無線測定とページング信号のモニタとを行う通信部と、
    第1の区間と第2の区間とを設定し、NAS(Non−Access Stratum)メッセージで前記基地局から前記第1の区間についての情報を受信し、前記第1の区間では前記無線測定と前記モニタとを行うように前記通信部を制御し、前記第1の区間の後の前記第2の区間では前記無線測定と前記モニタとを行わないように前記通信部を制御できる制御部と、を有し、
    前記制御部はさらに、前記第2の区間中に発生した前記無線端末の上りデータの、送信を適切な基地局に行うように、前記第2の区間を終了し前記無線測定と前記モニタとを行うように制御する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  5. 無線端末と無線通信を行う基地局において、
    前記無線端末に設定される第1の区間についての情報をNAS(Non−Access Strutam)メッセージで前記無線端末に送信する通信部を有し、
    前記第1の区間は、前記無線端末が前記基地局の無線測定とページング信号のモニタとを行うように通信を制御する区間であり、前記第1の区間の後の第2の区間は、前記無線端末において前記無線測定と前記モニタとを行わないように通信を制御できる区間であり、さらに、前記第2の区間は、前記無線端末において前記第2の区間中に発生した前記無線端末の上りデータの、送信を適切な基地局に行うように、前記無線測定と前記モニタとを行うことができるように終了される
    ことを特徴とする基地局。
  6. 無線端末及び前記無線端末と無線通信を行う基地局における無線通信方法において、
    前記無線端末は、
    NAS(Non−Access Stratum)メッセージで前記基地局から受信した情報によって設定する第1の区間と、第2の区間とを設定し、前記第1の区間では前記基地局の無線測定とページング信号のモニタとを行うようにし、前記第1の区間の後の前記第2の区間では前記無線測定と前記モニタとを行わないように通信を制御でき、
    前記第2の区間中に発生した前記無線端末の上りデータの、送信を適切な基地局に行うように、前記第2の区間を終了し前記無線測定と前記モニタとを行うようにさらに制御する
    ことを特徴とする無線通信方法。
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