JP7412895B2 - 通信装置、通信システム、及び通信制御方法 - Google Patents

通信装置、通信システム、及び通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信装置、通信システム、及び通信制御方法に関する。
特許文献1に記載の無線検針システムは、外部機器と、子機と、親機とを有する。子機は、通信手段と、電界強度測手段と、記憶手段とを有する。電界強度測手段は、予め設定された時間間隔で電界強度を測定する。記憶手段は、電界強度の測定結果を記憶する。作業者は、記憶手段に記憶された電界強度の測定結果に基づいて、子機の通信に不具合があったときの原因を特定できる。
上記のような無線検針システムでは、親機が設置される際、親機の通信時の電界強度を測定する電界強度測定処理が行われる。この場合、親機は、省電力化の観点から、eDRXサイクルで動作することがある。
特開2010-015486号公報
しかし、親機(通信装置)がeDRXサイクルで動作すると、親機の待機時間が比較的長くなる(例えば、81.92秒間隔)。従って、親機による単位時間当たりの電界強度の測定回数が少なくなるので、電界強度測定処理が終了するまでに要する時間が長くなる。その結果、親機の設置作業にかかる時間が長くなる。
本発明は、通信装置の設置作業にかかる時間が長くなることを抑制できる通信装置、通信システム、及び通信制御方法を提供することを目的としている。
本発明の第1の局面によれば、通信装置は、基地局を介してサーバと接続可能である。通信装置は、通信部と、制御部とを備える。通信部は、信号を送受信する。制御部は、前記通信部を制御する。前記通信部は、第1受信状態と、第2受信状態とで動作可能である。前記通信部は、第1受信状態のとき、第1時間間隔を空けて間欠で信号を受信可能な状態になる。前記通信部は、第2受信状態のとき、前記第1時間間隔よりも短い第2時間間隔を空けて間欠で信号を受信可能な状態になる。前記制御部は、電界強度測定処理の実行中は、前記通信部が前記第2受信状態になるように前記通信部を制御する。前記制御部は、前記電界強度測定処理が終了すると、前記通信部が前記第1受信状態になるように前記通信部を制御する。
本発明の第2の局面によれば、通信システムは、前記通信装置と、前記基地局と、前記サーバとを備える。
本発明の第3の局面によれば、通信制御方法は、基地局を介してサーバと接続可能な通信装置を制御する。通信制御方法は、電界強度測定処理の実行中に、前記通信装置に含まれる通信部が第2受信状態になる工程を備える。通信制御方法は、前記電界強度測定処理が終了すると、前記通信部が第1受信状態になる工程を含む。前記第1受信状態では、第1時間間隔を空けて前記通信部が間欠で信号を受信可能な状態になる。前記第2受信状態では、前記第1時間間隔よりも短い第2時間間隔を空けて前記通信部が間欠で信号を受信可能な状態になる。
本発明によれば、通信装置の設置作業にかかる時間が長くなることを抑制できる。
本発明の第1実施形態に係るテレメータシステムの構成を示すブロック図である。 サーバの構成を示すブロック図である。 センタ側網制御装置の構成を示すブロック図である。 親機の構成を示すブロック図である。 親機を示す図である。 子機の構成を示すブロック図である。 第1受信状態の広域無線通信部の動作を示す図である。 第2受信状態の広域無線通信部の動作を示す図である。 テレメータシステムの動作の第1例を示すフロー図である。 テレメータシステムの動作の第1例を示すフロー図である。 テレメータシステムの動作の第1例を示すフロー図である。 (a)は、電界強度測定処理が未実行のときの表示部の表示態様の一例を示す図である。(b)は、電界強度測定処理が実行中のときの表示部の表示態様の一例を示す図である。(c)は、表示部が電界強度の判定結果を表示している状態の一例を示す図である。(d)は、表示部が電界強度の判定結果を表示している状態の一例を示す図である。(e)は、表示部が電界強度の判定結果を表示している状態の一例を示す図である。 ガスメータの構成を示すブロック図である。 テレメータシステムの動作の第2例を示すフロー図である。 テレメータシステムの動作の第2例を示すフロー図である。 テレメータシステムの動作の第2例を示すフロー図である。 テレメータシステムの動作の第2例を示すフロー図である。
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
[第1実施形態]
図1を参照して、本発明の第1実施形態に係るテレメータシステム100について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るテレメータシステム100の構成を示すブロック図である。
テレメータシステム100は、サーバ10と親機30及び子機40とがセンタ側網制御装置20を介して通信するシステムである。テレメータシステム100は、本発明の通信システムの一例である。本発明の通信システムは、テレメータシステム100に限定されない。本発明の通信システムは、サーバと情報端末とが基地局を介して通信する構成を有していればよい。
図1に示すように、テレメータシステム100は、サーバ10と、センタ側網制御装置20と、親機30と、複数の子機40と、複数の計測装置50とを備える。
親機30は、センタ側網制御装置20を介してサーバ10と有線又は無線で接続される。複数の子機40の各々は、親機30及びセンタ側網制御装置20を介してサーバ10と有線又は無線で接続される。複数の子機40は、それぞれ、複数の計測装置50と有線又は無線で接続される。接続されることは、詳細には、通信可能に接続されることを示す。
サーバ10は、親機30、及び複数の子機40を介して、複数の計測装置50の各々が計測した計測値を収集する。
センタ側網制御装置20は、サーバ10が親機30と通信するための通信処理を仲介する。センタ側網制御装置20と親機30とは、例えば、PHS網、FOMA網、及びLTE網のような広域無線網N1に接続される。センタ側網制御装置20と親機30とは、広域無線網N1を介して互いに無線通信を行う。
なお、第1実施形態では、センタ側網制御装置20と親機30とを広域無線網N1により接続する。なお、広域無線網N1に複数の親機30が接続されてもよい。
センタ側網制御装置20は、例えば、通信事業者の公衆網に設けられる。センタ側網制御装置20は、広域無線網N1を介して親機30のような端末側の装置の通信を制御する。
センタ側網制御装置20がサーバ10から電文を受信した場合、センタ側網制御装置20は、広域無線網N1の通信規格に準拠した通信方式で端末側の装置へ電文を送信する。また、センタ側網制御装置20は、広域無線網N1を介して端末側の装置から電文を受信した場合、受信した電文をサーバ10へ送信する。
センタ側網制御装置20は、本発明の基地局の一例である。
親機30は、広域無線網N1を介して、センタ側網制御装置20及びサーバ10のようなセンタ側の装置に接続される。親機30は、狭域無線網を介して複数の子機40の各々に接続される。
親機30は、複数の子機40の各々と無線接続される。親機30は、複数の子機40の各々と無線通信可能である。
親機30は、本発明の通信装置の一例である。なお、本発明の通信装置は、広域無線網を介して基地局と通信可能な装置であればよく、本実施形態の親機30に限定されない。
狭域無線網、及びセンタ側網制御装置20を介して子機40がサーバ10から電文を受信した場合、子機40は、受信した電文が自機宛の電文であるか否かを判定する。子機40が受信した電文の宛先アドレスとして子機40の識別番号が指定されている場合、受信した電文が自機宛の電文であると子機40が判定する。そして、子機40は、受信した電文に含まれるデータの内容に基づいて各種の処理を実行することができる。
複数の子機40は、それぞれ、複数の計測装置50と有線又は無線で接続される。第1実施形態では、複数の子機40は、それぞれ、複数の計測装置50と電線1により有線接続される。
計測装置50は、需要家毎に設置される。計測装置50は、例えば、水道の使用量、ガスの使用量、又は電気の使用量を計測する。
複数の子機40は、それぞれ、複数の計測装置50と対応する。複数の子機40は、それぞれ、対応する計測装置50に接続され、対応する計測装置50の計測値を取得する。
サーバ10は、親機30、及び複数の子機40を介して複数の計測装置50の計測値を取得する。
次に、図2を参照して、サーバ10について説明する。図2は、サーバ10の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、サーバ10は、記憶部11と、制御部12と、通信部13とを有する。
記憶部11は、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)のような主記憶装置(例えば、半導体メモリー)を含み、補助記憶装置(例えば、ハードディスクドライブ)をさらに含んでもよい。記憶部11は、制御部12によって実行される種々のコンピュータープログラムを記憶する。
制御部12は、CPU(Central Processing Unit)及びMPU(Micro Processing Unit)のようなプロセッサーを含む。制御部12は、記憶部11に記憶されたコンピュータープログラムを実行することにより、サーバ10の各要素を制御する。
通信部13は、広域無線網N1に接続され、広域無線網N1を介して無線通信を行う。通信部13は、例えば、LANボードのような通信モジュールである。
次に、図3を参照して、センタ側網制御装置20について説明する。図3は、センタ側網制御装置20の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、センタ側網制御装置20は、記憶部21と、制御部22と、通信部23とを有する。
記憶部21は、主記憶装置を含み、補助記憶装置をさらに含んでもよい。記憶部21は、制御部22によって実行される種々のコンピュータープログラムを記憶する。
制御部22は、プロセッサーを含む。制御部22は、記憶部21に記憶されたコンピュータープログラムを実行することにより、センタ側網制御装置20の各要素を制御する。
通信部23は、サーバ10に接続され、サーバ10と通信を行う。通信部23は、広域無線網N1に接続され、広域無線網N1を介して端末側の装置と通信を行う。通信部23は、例えば、LANボードのような通信モジュールである。
次に、図4及び図5を参照して、親機30について説明する。図4は、親機30の構成を示すブロック図である。
図4及び図5に示すように、親機30は、記憶部31と、制御部32と、操作部33と、表示部34と、広域無線通信部35と、狭域無線通信部36と、アンテナ37と、接続部38とを有する。
記憶部31は、主記憶装置を含み、補助記憶装置をさらに含んでもよい。記憶部31は、制御部32によって実行される種々のコンピュータープログラムを記憶する。
制御部32は、プロセッサーを含む。制御部32は、記憶部31に記憶されたコンピュータープログラムを実行することにより、親機30の各要素を制御する。
操作部33は、外部からの親機30に対する指示を受け付ける。操作部43は、例えば、ディップスイッチ33aと、プッシュスイッチ33bとを含む。ディップスイッチ33aは、例えば、子機40の動作モードを電波強度測定モード、及び開通モードのうちのいずれかのモードに切り替える指示を受け付ける。プッシュスイッチ33bは、ディップスイッチ33aが受け付けた指示を、制御部42に実行させる。
操作部33は、本発明の操作部の一例である。
電波強度測定モードは、送信信号の電界強度が親機30により測定されるときの親機30の動作モードを示す。送信信号は、センタ側網制御装置20から所定の周期で送信される信号である。送信信号は、例えば、センタ側網制御装置20の存在を知らせるための報知情報を含む。第1実施形態では、送信信号は、センタ側網制御装置20から送信される。電界強度は、例えば、RSRP(Reference Signal Received Power)、又はRSRQ(Reference Signal Received Quality)により表される。
開通モードは、開通処理が行われるときの親機30の動作モードを示す。開通処理は、サーバ10と、親機30に接続される計測装置50とを開通させる処理を示す。言い換えれば、開通処理は、サーバ10が親機30を介して計測装置50と通信可能に接続されたことを、サーバ10に認識させる処理を示す。
表示部34は、例えば、保守作業を行う作業者に通知すべき情報を表示する。表示部34は、例えば、LED(Light Emitting Diode)、及び/又は、液晶表示パネルを含む。
広域無線通信部35は、アンテナ37を通じて電波を送信及び受信することによって、広域無線網N1を介した無線通信を行う。広域無線通信部35は、例えば、FOMA又はLTEのような広域通信可能な通信モジュールである。
広域無線通信部35は、アンテナ37にて電波を受信した場合、受信した電波をデコードすることにより電文を取得する。広域無線通信部35は、デコードして得られる電文を制御部32へ出力する。制御部32は、例えば、広域無線通信部35から電文を取得した場合、取得した電文に応じた処理を行う。
広域無線通信部35は、本発明の通信部の一例である。
狭域無線通信部36は、アンテナを介して電波を送信及び受信することによって、子機40との間で、所定の無線通信方式にて通信を行う。無線通信方式としては、例えば、特定小電力無線方式が採用される。特定小電力無線方式では、426MHz帯域の他、より通信速度の速い920MHz帯域が用いられる。狭域無線通信部36は、例えば、920MHz帯域通信用のRF-LSIを使用した通信モジュールである。
接続部38は、1又は複数のポートを備える。接続部38は、電線1によって計測装置50と有線接続される。接続部38は、電線1を介して計測装置50の計測値を取得する。
次に、図6を参照して、子機40について説明する。図6は、子機40の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、子機40は、記憶部41と、制御部42と、操作部43と、表示部44と、狭域無線通信部45と、接続部46と、アンテナ(不図示)とを有する。
記憶部41は、主記憶装置を含み、補助記憶装置をさらに含んでもよい。記憶部41は、制御部42によって実行される種々のコンピュータープログラムを記憶する。記憶部41は、子機40の識別情報を記憶する。
制御部42は、プロセッサーを含む。制御部42は、記憶部41に記憶されたコンピュータープログラムを実行することにより、子機40の各要素を制御する。
操作部43は、外部からの子機40に対する指示を受け付ける。操作部43は、例えば、ディップスイッチと、プッシュスイッチとを含む。
表示部44は、例えば、保守作業を行う作業者に通知すべき情報を表示する。表示部44は、例えば、LED、及び液晶表示パネルを含む。
狭域無線通信部45は、アンテナを介して電波を送信及び受信することによって、親機30との間で、所定の無線通信方式にて通信を行う。狭域無線通信部45は、親機30の狭域無線通信部36と同様の構成及び機能を有する。
親機30の広域無線通信部35は、第1受信状態Z1と、第2受信状態Z2とで動作可能である。
次に、図7を参照して、第1受信状態Z1の広域無線通信部35について説明する。図7は、第1受信状態Z1の広域無線通信部35の動作を示す図である。
図7に示すように、広域無線通信部35は、第1受信状態Z1になると、間欠で通電されるので、間欠で稼働する。第1受信状態Z1の広域無線通信部35は、T1秒間稼働する第1動作α1と、T2秒間待機する第2動作α2とを交互に繰り返す。第1受信状態Z1の広域無線通信部35は、T2秒経過する毎に信号を受信可能な状態になる。T1秒と、T2秒とは、予め決められている。T2秒間は、本発明の第1時間間隔の一例である。
広域無線通信部35が待機している際、広域無線通信部35には通電されない。その結果、親機30の省電力化をある程度図ることが可能になる。
第1受信状態Z1の広域無線通信部35は、T1秒間稼働している間は、信号を受信可能な状態になる。第1受信状態Z1の広域無線通信部35は、T2秒間待機している間は、信号を受信不能な状態になる。
第1実施形態では、第1受信状態Z1の広域無線通信部35は、eDRX(extended idle mode Drx)サイクルで動作する。T1秒は、例えば、0.05秒である。T2秒は、例えば、81.92秒である。
次に、図8を参照して、第2受信状態Z2の広域無線通信部35について説明する。図8は、第2受信状態Z2の広域無線通信部35の動作を示す図である。
第2受信状態Z2の広域無線通信部35は、第1受信状態Z1の広域無線通信部35と同様に間欠で稼働するが、第1受信状態Z1の広域無線通信部35よりも待機している時間が短い。
図8に示すように、広域無線通信部35は、第2受信状態Z2になると、間欠で通電されるので、間欠で稼働する。第2受信状態Z2の広域無線通信部35は、T3秒間稼働する第3動作α3と、T4秒間待機する第4動作α4とを交互に繰り返す。第2受信状態Z2の広域無線通信部35は、T4秒経過する毎に信号を受信可能な状態になる。T3秒と、T4秒とは、予め決められている。T4秒間は、本発明の第2時間間隔の一例である。
第1実施形態では、第2受信状態Z2の広域無線通信部35は、DRX(extended idle mode Drx)サイクルで動作する。なお、第2受信状態Z2の広域無線通信部35は、待機時間をT2秒(図7参照)よりも短くしたeDRX(extended idle mode Drx)サイクルで動作してもよい。
図7及び図8を参照して、第1受信状態Z1の広域無線通信部35と、第2受信状態Z2の広域無線通信部35とを比較する。
図7及び図8に示すように、T3秒は、例えば、0.05秒である。第1実施形態では、T3秒の長さは、T1秒の長さと同じである(T3=T1)。しかし、T3秒の長さは、T1秒の長さと異なっていてもよい(T3≠T1)。T4秒は、T2秒よりも短い(T4<T2)。T4秒は、例えば、1.28秒である。
次に、図4、及び図9~図11を参照して、テレメータシステム100の動作の第1例について説明する。図9~図11は、テレメータシステム100の動作の第1例を示すフロー図である。
電界強度測定処理は、センタ側網制御装置20から送信される送信信号の電界強度を制御部32が測定する処理である。
図4、及び図9に示すように、ステップS100において、親機30が設置された後、親機30の電源がオンにされる。その結果、親機30が起動する。
ステップS110において、親機30が起動すると、広域無線通信部35が第1受信状態Z1になるように制御部32が広域無線通信部35を制御する。
ステップS120において、操作部33が実行指示を受け付ける。実行指示は、制御部32に電界強度測定処理を実行させる指示である。
第1実施形態では、電界強度測定処理が未実行の状態で、ディップスイッチ33aが電界強度測定モードに操作され、さらに、プッシュスイッチ33bが押されることによって、操作部33が電界強度測定処理の実行指示を受け付ける。
操作部33が実行指示を受け付けると、操作部33から制御部32に対して電界強度測定処理の実行指示を示す信号が送信される。
ステップS130において、制御部32は、実行指示を示す信号を受信すると、電界強度測定処理を開始する。
ステップS140において、広域無線通信部35がセンタ側網制御装置20にオフ信号を送信するように、制御部32が広域無線通信部35を制御する。オフ信号は、広域無線通信部35の第1受信状態Z1をオフにすることをセンタ側網制御装置20に通知する信号である。オフ信号は、親機30からセンタ側網制御装置20に送信される。
ステップS150において、センタ側網制御装置20の通信部23がオフ信号を受信する。その結果、センタ側網制御装置20の制御部22は、広域無線通信部35の第1受信状態Z1がオフにされたことを認識する。
ステップS160において、制御部32は、広域無線通信部35の第1受信状態Z1をオフにすることで、広域無線通信部35の状態を第1受信状態Z1から第2受信状態Z2に切り換える。
図4、及び図10に示すように、ステップS170において、広域無線通信部35は、第2受信状態Z2になることで、T4秒間隔でセンタ側網制御装置20からの送信信号を間欠受信する。
電界強度測定処理の実行中において、広域無線通信部35は、センタ側網制御装置20から送信される送信信号をT3秒間受信する動作と、T4秒間待機する動作とを交互に繰り返す。制御部32は、広域無線通信部35により受信された送信信号の電界強度を測定する。
ステップS180において、制御部32は、操作部33が中断指示を受け付けたか否かを判定する。中断指示は、制御部32に電界強度測定処理を中断させる指示である。
第1実施形態では、電界強度測定処理の実行中において、ディップスイッチ33aが電界強度測定モードの状態で、プッシュスイッチ33bが押されることによって、操作部33が電界強度測定処理の中断指示を受け付ける。
操作部33が中断指示を受け付けたと制御部32が判定すると(ステップS180で、Yes)、処理がステップS250に移行する。これに対し、操作部33が中断指示を受け付けていないと制御部32が判定すると(ステップS180で、No)、処理がステップS190に移行する。
ステップS190において、制御部32は、電界強度測定処理を終了するか否かを判定する。
第1実施形態では、電界強度測定処理が開始されてから所定期間(例えば、5分)が経過していると、制御部32は、電界強度測定処理を終了する旨の判定をする(ステップS190で、Yes)。その結果、電界強度測定処理が終了される。そして、処理がステップS200に移行する。
これに対し、電界強度測定処理が開始されてから所定期間が経過していないと、制御部32は、電界強度処理を終了しない旨の判定をする(ステップS190で、No)。その結果、電界強度測定処理が継続される。そして、処理がステップS180に移行する。
ステップS200において、制御部32は、電界強度測定処理の実行中に受信した送信信号に基づいて、送信信号の電界強度を判定する。電界強度を判定することは、親機30の現在の設置場所が適切であるか否かを判定することを示す。
制御部32が電界強度を判定する手順の一例について説明する。まず、制御部32は、電界強度測定処理の実行中に受信した送信信号の電界強度の平均値を算出する。そして、制御部32は、算出した平均値が所定の閾値以上のときは電界強度が「OK」であると判定し、所定の閾値よりも小さいときは電界強度が「NG」であると判定する。電界強度が「OK」であることは、親機30がセンタ側網制御装置20と良好に通信でき、親機30の現在の設置場所が適切であることを示す。電界強度が「NG」であることは、親機30がセンタ側網制御装置20と通信することが困難となる可能性があり、親機30の現在の設置場所が不適切であることを示す。
ステップS210において、表示部34が電界強度の判定結果を示す情報を表示するように、制御部32が表示部34を制御する。その結果、作業者は、表示部34を視認することで、電界強度の判定結果を確認できる。
作業者は、表示部34を視認して、電界強度が「OK」であることを確認すると、サーバ10と、親機30に接続される計測装置50とを開通させる開通処理を行う。これに対し、作業者は、表示部34を視認して、電界強度が「NG」であることを確認すると、親機30の設置場所を変更して、電波強度測定処理をやり直す。
図4、及び図11に示すように、ステップS220において、広域無線通信部35がセンタ側網制御装置20にオン信号を送信するように、制御部32が広域無線通信部35を制御する。オン信号は、広域無線通信部35の第1受信状態Z1をオンにすることをセンタ側網制御装置20に通知する信号である。オン信号は、親機30からセンタ側網制御装置20に送信される。
ステップS230において、センタ側網制御装置20の通信部23がオン信号を受信する。その結果、センタ側網制御装置20の制御部22は、広域無線通信部35の第1受信状態Z1がオンにされたことを認識する。
ステップS230に示す処理が終了すると、センタ側網制御装置20の処理が終了する。
ステップS240において、制御部32は、広域無線通信部35の第1受信状態Z1をオンにすることで、広域無線通信部35の状態を第2受信状態Z2から第1受信状態Z1に切り換える。
ステップS240に示す処理が終了すると、親機30の処理が終了する。
図10に示すように、ステップS250において、操作部33が中断指示を受け付けた場合、制御部32は、電界強度測定処理を中断する。その結果、図11のステップS220~ステップS240に示す処理が行われる。
以上、図4、及び図9~図11を参照して説明したように、ステップS160及びステップS170において、電界強度測定処理の実行中は、広域無線通信部35が第2受信状態Z2になる。従って、広域無線通信部35は、第1受信状態Z1で動作するときよりも、短い時間間隔で送信信号を受信する。その結果、制御部32による単位時間当たりの電界強度の測定回数が多くなるので、電界強度測定処理にかかる時間を短縮することができる。
また、作業者が親機30の設置作業を行う際に、電界強度測定処理が終了するまでの間、作業者は待機している。しかし、電界強度測定処理にかかる時間が短縮されることで、作業者の待機時間が短縮される。その結果、親機30の設置作業にかかる時間が長くなることを抑制できる。
また、電界強度測定処理が終了すると、広域無線通信部35が第1受信状態Z1になる。従って、電界強度測定処理が実行されていないときは、親機30の省電力化を図ることができる。
次に、図12(a)~図12(e)を参照して、表示部34の表示態様の一例について説明する。
図12(a)は、電界強度測定処理が未実行のときの表示部34の表示態様の一例を示す図である。
図12(a)に示すように、表示部34は、第1表示部34aと、第2表示部34bと、第3表示部34cと、第4表示部34dとを含む。第1表示部34a~第4表示部34dの各々は、例えば、LEDを含む。第1表示部34aは、例えば、緑色の光を発する。第2表示部34b~第4表示部34dは、例えば、赤色の光を発する。
電界強度測定処理が未実行のとき、第1表示部34a~第4表示部34dは、消灯している。
図12(b)は、電界強度測定処理が実行中のときの表示部34の表示態様の一例を示す図である。
図12(b)に示すように、電界強度測定処理の実行中は、第1表示部34aが点滅する。電界強度測定処理の実行中において、第2表示部34b~第4表示部34dは、広域無線通信部35により受信される送信信号の電界強度の状況を表示する。例えば、電界強度が安定している程、第2表示部34b~第4表示部34dのうち点滅する表示部の個数が多くなる。その結果、作業者は、電界強度測定処理が終了するよりも前に、現在の親機30の設置場所が適切であるか否かを推認することができる。なお、作業者は、現在の親機30の設置場所が不適切であると推認した場合、電界強度測定処理の終了を待たずに、電界強度測定処理を中断して、親機30の設置場所を変更してもよい。
図12(c)~図12(e)は、表示部34が電界強度の判定結果を表示している状態の一例を示す図である。
図12(c)~図12(e)に示すように、電界強度測定処理が終了すると、第1表示部34aが点灯する。その結果、作業者は、第1表示部34aが点灯していることを確認することで、電界強度測定処理が終了したことを認識できる。
図12(c)に示すように、ステップS200(図10参照)において、電界強度が「OK」であると判定された場合、第2表示部34b~第4表示部34dの全てが点灯する。
図12(d)及び図12(e)に示すように、ステップS200において、電界強度が「NG」であると判定された場合、第2表示部34b~第4表示部34dのうち少なくとも1つの表示部が消灯し、残りの表示部が点灯する。この場合、例えば、ステップS200において算出された電界強度の平均値が小さくなる程、第2表示部34b~第4表示部34dのうち消灯している表示部の個数が多くなる。その結果、作業者は、第2表示部34b~第4表示部34dのうち消灯している表示部の個数を確認することで、親機30の現在の設置場所が適切な設置場所から、どの程度離れているかを推認することができる。
[第2実施形態]
図4、及び図13~図17を参照して、本発明の第2実施形態に係るテレメータシステム100について説明する。
第2実施形態では、電界強度測定処理と開通処理とが並行して行われる点が第1実施形態と異なる。以下では、主に第1実施形態と異なる点を説明する。
また、第2実施形態では、テレメータシステム100において、計測装置50の一例として、ガスメータ50Aが用いられる。
図13を参照して、ガスメータ50Aについて説明する。図13は、ガスメータ50Aの構成を示すブロック図である。
図13に示すように、ガスメータ50Aは、ガス管Rに設置される。ガス管Rには、ガスメータ50Aの計測対象であるガスが流れる。ガスは、ガスボンベからガス管Rを通じて需要家に供給される。
ガスメータ50Aは、記憶部51と、制御部52と、計測部53と、遮断弁54と、操作部55と、表示部56と、接続部57とを有する。
記憶部51は、主記憶装置を含み、補助記憶装置をさらに含んでもよい。記憶部51は、制御部52によって実行される種々のコンピュータープログラムを記憶する。
制御部52は、プロセッサーを含む。制御部52は、記憶部51に記憶されたコンピュータープログラムを実行することにより、ガスメータ50Aの各要素を制御する。
計測部53は、ガス管Rに設けられる。計測部53は、ガス管Rを流れるガスの流量を計測することによって、ガスの使用量を計測する。
遮断弁54は、ガス管Rに設けられる。遮断弁54が閉じることによって、ガスの流通が遮断される。遮断弁54が開くことによって、ガスの流通が許容される。ガスの流通は、ガス管Rを通じてガスが流れることを示す。
操作部55は、ガスメータ50Aに対する指示を受け付ける。操作部55は、テスト遮断スイッチ(不図示)を含む。
テスト遮断スイッチが操作されることによって、遮断弁54が閉じる。テスト遮断スイッチは、例えば、磁石を接触されることによって操作される。テスト遮断スイッチは、例えば、遮断弁54が正常に機能するか否かをテストするために用いられる。
表示部56は、例えば、ガスの使用量を示す情報、及び/又は、ガスメータ50Aの状態を示す情報を表示する。
接続部57は、1又は複数のポートを備える。接続部57は、電線1によって親機30と有線接続される。
次に、図4、及び図13~図17を参照して、テレメータシステム100の動作の第2例について説明する。図14~図17は、テレメータシステム100の動作の第2例を示すフロー図である。
図4、図13及び図14に示すように、ステップS300において、親機30が所望の場所に設置された後、親機30にガスメータ50Aが接続される。
ステップS310において、親機30の電源がオンにされる。その結果、親機30が起動する。
ステップS320において、親機30が起動すると、制御部32が電界強度測定処理を開始する。
ステップS330において、広域無線通信部35が第2受信状態Z2になるように制御部32が広域無線通信部35を制御する。
ステップS340において、広域無線通信部35は、第2受信状態Z2になることで、T4秒間隔でセンタ側網制御装置20からの送信信号を間欠受信する。
ステップS350において、親機30の動作モードが開通モードになるように、操作部33が操作される。その結果、親機30の動作モードが開通モードに切り換わる。親機30の動作モードが開通モードに切り換わると、開通処理が開始され、親機30が発呼電文の受信待ちの状態になる。発呼電文の説明は後述する。
ステップS350に示す処理が終了すると、ステップS400~ステップS470に示す開通処理(図15参照)と、ステップS500~ステップS580に示す電界強度を測定及び判定する処理(図16及び図17参照)とが並行して行われる。
ステップS350に示す処理の終了後、処理が、ステップS400とステップS500とに移行する。
図4、図13及び図15を参照して、開通処理の手順について説明する。
図4、図13及び図15に示すように、ステップS400において、ガスメータ50Aのテスト遮断スイッチが操作される。
ステップS410において、ガスメータ50Aの制御部52は、親機30に対して発呼電文を送信する。発呼電文は、接続部57及び電線1を介してガスメータ50Aから親機30に送信される。発呼電文は、テスト遮断スイッチの操作によりガスがテスト遮断されたことを示す情報を含む。
ステップS410に示す処理が終了すると、ガスメータ50Aの処理が終了する。
ステップS420において、親機30が発呼電文を受信する。親機30は、発呼電文を受信することで、親機30がガスメータ50Aと通信可能に接続されていることを認識する。
ステップS430において、親機30の広域無線通信部35がサーバ10に対して開通発呼電文を送信するように、制御部32が広域無線通信部35を制御する。その結果、開通発呼電文が、センタ側網制御装置20を介してサーバ10に送信される。開通発呼電文は、親機30の識別情報を含む。
親機30は、サーバ10に対して開通発呼電文を送信すると、終了電文の受信待ちの状態になる。終了電文の説明は後述する。
ステップS440において、サーバ10が開通発呼電文を受信する。サーバ10は、開通発呼電文を受信することによって、サーバ10がガスメータ50Aと開通したことを認識する。サーバ10がガスメータ50Aと開通したことは、サーバ10がガスメータ50Aの計測値を取得可能であることを示す。
ステップS450において、サーバ10の通信部13が親機30に対して終了電文を送信するように、制御部12が通信部13を制御する。その結果、終了電文が、サーバ10からセンタ側網制御装置20を介して親機30に送信される。
終了電文は、サーバ10が計測装置50と開通したことを示す情報を含む。
ステップS450に示す処理が終了すると、サーバ10の処理が終了する。
ステップS460において、親機30の広域無線通信部35が終了電文を受信する。親機30は、終了電文を受信することで、サーバ10が計測装置50と開通したことを認識する。
親機30が終了電文を受信すると、親機30の表示部34が開通情報を表示するように、制御部32が表示部34を制御する。その結果、表示部34に開通情報が表示される。開通情報は、サーバ10が計測装置50と開通したことを示す情報である。作業者は、表示部34に表示される開通情報を視認することによって、開通処理が成功したことを認識することができる。
ステップS470において、親機30の制御部32が開通処理を終了する。
ステップS470に示す処理が終了すると、親機30の処理が終了する。
次に、図5、図14、図16及び図17を参照して、電界強度を測定及び判定する処理の手順について説明する。
図5、図14及び図16に示すように、ステップS350に示す処理が終了すると、処理がステップS500に移行する。ステップS500において、制御部32は、操作部33が中断指示を受け付けたか否かを判定する。
操作部33が中断指示を受け付けたと制御部32が判定すると(ステップS500で、Yes)、処理がステップS590に移行する。これに対し、操作部33が中断指示を受け付けていないと制御部32が判定すると(ステップS500で、No)、処理がステップS510に移行する。
ステップS510において、制御部32は、広域無線通信部35が終了電文を受信したか否かを判定する。言い換えれば、制御部32は、開通処理が終了したか否かを判定する。
広域無線通信部35が終了電文を受信したと制御部32が判定すると(ステップS510で、Yes)、処理がステップS520に移行する。これに対し、広域無線通信部35が終了電文を受信していないと制御部32が判定すると(ステップS510で、No)、処理がステップS500に移行する。
ステップS520において、制御部32は、電界強度測定処理を終了する。
ステップS530において、制御部32は、電界強度測定処理の実行中に受信した送信信号に基づいて、送信信号の電界強度を判定する。
ステップS540において、表示部34が電界強度の判定結果を示す情報を表示するように、制御部32が表示部34を制御する。
図4及び図17に示すように、ステップS560において、広域無線通信部35がセンタ側網制御装置20にオン信号を送信するように、制御部32が広域無線通信部35を制御する。
ステップS570において、センタ側網制御装置20の通信部23がオン信号を受信する。ステップS570に示す処理が終了すると、センタ側網制御装置20の処理が終了する。
ステップS580において、制御部42は、広域無線通信部35の第1受信状態Z1をオンにすることで、広域無線通信部35の状態を第2受信状態Z2から第1受信状態Z1に切り換える。
ステップS580に示す処理が終了すると、親機30の処理が終了する。
図16に示すように、ステップS590において、操作部33が中断指示を受け付けた場合、制御部32は、電界強度測定処理を中断する。その結果、図17のステップS560~ステップS580に示す処理が行われる。
以上、図4、及び図13~図17を参照して説明したように、ステップS310及びステップS320において、親機30が起動すると、制御部32が電界強度測定処理を実行する。従って、制御部32が電界強度測定処理を迅速に開始することができる。
また、開通処理が終了すると、制御部32が電界強度測定処理を終了する。従って、電界強度測定処理と開通処理とを並行して行うことができる。また、電界強度測定処理と開通処理とが並行に行われることで、作業者は親機30の設置作業を効率的に行うことができる。
以上、図面(図1~図17)を参照しながら本発明の実施形態について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、(1)~(2))。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の個数等は、図面作成の都合から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)第1実施形態のステップS190において(図10参照)、電界強度測定処理が開始されてから所定期間が経過している場合、制御部32は、電界強度測定処理を終了する旨の判定をする。しかし、本発明はこれに限定されない。制御部32が電界強度測定処理を終了させるか否かを判定する基準は、特に限定されない。例えば、電界強度測定処理の実行中に、図8に示す第3動作α3が所定回数行われると、制御部42が電界強度測定処理を終了させる旨の判定をしてもよい。
(2)第2実施形態において、ガスメータ50Aの遮断スイッチを用いて開通処理が行われる。しかし、本発明はこれに限定されない。開通処理の処理内容については、特に限定されない。また、開通処理が行われる計測装置50は、ガスメータ50Aに限定されず、例えば、水道メータ、又は電気メータでもよい。以下では、開通処理の変形例の手順について説明する。
まず、親機30側の作業者が親機30に計測装置50を接続する。その結果、親機30からサーバ10に、計測装置50の計測値が送信される。次に、サーバ10側の作業者が、親機30から送信された計測装置50の計測値(第1計測値)を確認する。また、親機30側の作業者が、親機30に接続される計測装置50の計測値(第2計測値)を確認する。次に、親機30側の作業者と、サーバ10側の作業者とが、連絡を取り合い、第1計測値と、第2計測値とが、一致しているか否か確認する。第1計測値と第2計測値が一致している場合は、開通処理が終了される。これに対し、第1計測値と第2計測値が一致していない場合は、開通処理が終了されず、やり直される。
本発明は、通信装置、通信システム、及び通信制御方法の分野に利用可能である。
30 親機
32 制御部
40 子機
42 制御部
45 狭域無線通信部
Z1 第1受信状態
Z2 第2受信状態

Claims (9)

  1. 基地局を介してサーバと接続可能な通信装置であって、
    前記基地局との間で信号を送受信する通信部と、
    前記通信部を制御する制御部と
    を備え、
    前記通信部は、
    第1時間間隔を空けて間欠で信号を受信可能な状態になる第1受信状態と、
    前記第1時間間隔よりも短い第2時間間隔を空けて間欠で信号を受信可能な状態になる第2受信状態と
    で動作可能であり、
    前記制御部は、
    前記第1受信状態をオフにすることを通知する信号を前記基地局に送信することで電界強度測定処理の実行中は、前記通信部が前記第2受信状態になるように前記通信部を制御し、
    前記電界強度測定処理が終了すると、前記第1受信状態をオンにすることを通知する信号を前記基地局に送信することで前記通信部が前記第1受信状態になるように前記通信部を制御し、
    前記第2受信状態のサイクル期間は、前記第1受信状態のサイクル期間よりも短い、
    前記サイクル期間は、稼働の開始から待機の終了までの期間を示す、
    通信装置。
  2. 外部からの指示を受け付ける操作部をさらに備え、
    前記操作部が前記電界強度測定処理の実行指示を受け付けると、前記制御部は、前記電界強度測定処理を実行する、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記電界強度測定処理が開始されてから所定期間が経過し、又は、前記電界強度測定処理が開始されてから前記通信部が信号を受信可能な状態に所定回数なると、前記制御部が前記電界強度測定処理を終了する、請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記操作部が前記電界強度測定処理の中断指示を受け付けると、前記制御部は、前記電界強度測定処理を中断する、請求項2又は請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記通信装置が起動すると、前記制御部が前記電界強度測定処理を実行する、請求項1に記載の通信装置。
  6. 前記サーバと、前記通信装置に接続される計測装置とを開通させる開通処理が終了すると、前記制御部が前記電界強度測定処理を終了する、請求項5に記載の通信装置。
  7. 表示部をさらに備え、
    前記電界強度測定処理が終了すると、前記表示部が電界強度の判定結果を示す情報を表示するように、前記制御部が前記表示部を制御する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の前記通信装置と、
    前記基地局と、
    前記サーバと
    を備える、通信システム。
  9. 基地局を介してサーバと接続可能な通信装置を制御する通信制御方法であって、
    第1受信状態をオフにすることを通知する信号を前記基地局に送信することで電界強度測定処理の実行中に、前記通信装置に含まれる通信部が第2受信状態になる工程と、
    前記電界強度測定処理が終了すると、前記第1受信状態をオンにすることを通知する信号を前記基地局に送信することで前記通信部が第1受信状態になる工程と
    を含み、
    前記第1受信状態では、第1時間間隔を空けて前記通信部が間欠で信号を受信可能な状態になり、
    前記第2受信状態では、前記第1時間間隔よりも短い第2時間間隔を空けて前記通信部が間欠で信号を受信可能な状態になり、
    前記第2受信状態のサイクル期間は、前記第1受信状態のサイクル期間よりも短い、
    前記サイクル期間は、稼働の開始から待機の終了までの期間を示し
    前記第1受信状態は、前記第1時間間隔を空けて間欠で信号を受信可能な状態を示す、通信制御方法。
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