JP5582199B2 - 無線基地局装置、無線通信システム、無線基地局装置における無線通信方法、及び端末装置 - Google Patents

無線基地局装置、無線通信システム、無線基地局装置における無線通信方法、及び端末装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線基地局装置、無線通信システム、無線基地局装置における無線通信方法、及び端末装置に関する。
現在、携帯電話システムや無線MAN(Metropolitan Area Network)などの無線通信システムが広く利用されている。また、無線通信の分野では、通信速度や通信容量を更に向上させるべく、次世代の通信技術について継続的な議論が行われている。例えば、標準化団体の1つである3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、LTE(Long Term Evolution)と呼ばれる無線通信システムや、LTEを発展させたLTE‐A(Long Term Evolution - Advanced)と呼ばれる無線通信システムが提案されている。
このような無線通信システムにおいて、無線基地局装置(以下、「基地局」)は端末装置(以下、「端末」)に対して参照信号(Reference Signal)を送信している。端末は、参照信号を用いて同期検波やセルサーチを行ったり、更に無線伝搬路状態を測定することができる。端末は、例えば同期検波を行うことで、基地局と同期してデータを送信又は受信することができ、これにより効率的な無線通信を行うことができる。
参照信号は無線リソースを用いて送信される。基地局は、この無線リソースを管理しており、ある無線リソースを用いて参照信号を送信している。図13(A)は5MHz帯域における無線フレームの構成例、図13(B)は同じく5MHz帯域におけるリソースブロックの構成例を夫々示す図である。
無線フレームの最小単位は、時間軸方向(図13(A)及び図13(B)では横軸方向)ではOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボル、周波数軸方向(図13(A)及び図13(B)では縦軸方向)ではサブキャリアである。時間軸方向において、例えば、1スロット(0.5msec)は7個のOFDMシンボルを含み、1サブフレーム(1msec)は2個のスロットを含む。また、周波数軸方向において、例えば、1リソースブロックは12個のサブキャリアを含み、無線帯域が5MHz帯の場合、25個のリソースブロックを含む。なお、1リソースブロックは、例えば、12個のサブキャリア、14個のOFDMシンボルを含む。
図13(A)及び図13(B)において黒ブロックで示されるブロックは参照信号の送信に利用される無線リソースの例を示す。参照信号は、例えば図13(A)に示すようにスロット番号が割り振られたとき、「0」,「2」,「4」など、偶数スロットを用いて送信される。端末は、例えば、基地局から送信された無線リソースの割り当て情報(スケジューリング情報)に基づいて、参照信号を受信することができる。
図14(A)と図14(C)は基地局と端末との接続例、図14(B)と図14(D)は参照信号に対する無線リソースの割り当て例を夫々示す図である。基地局(eNB: evolutional Node B)100は、自局のセル内に存在する複数の端末(UE: User Equipment)200‐1〜200‐3と無線接続し、並列に参照信号を送信できる。
しかし、基地局100のセル内に端末200‐1〜200‐3が存在しない場合など(例えば、図14(C))、基地局100が参照信号を送信しても参照信号は使用されない場合もある。このような場合、参照信号を送信するために利用された無線リソースが無駄になり、さらに、基地局100の消費電力も無駄に使用される。
そこで、基地局100は参照信号を間欠送信により送信する。参照信号の間欠送信では、例えば、送信に使用されるスロット(例えば偶数スロット)が1又は複数スロット分間引かれ、残りのスロットを用いて参照信号が送信される。図14(D)の例では、基地局100は、スロット番号「2」,「4」,「6」のスロットを間引いて、スロット番号「0」,「8」,…のスロットを用いて参照信号を送信する。参照信号の間欠送信により、参照信号が送信されないタイミングがあるため、基地局100は消費電力を削減できる。
一方、端末200においては、DRX(Discontinuous Reception:間欠受信)/DTX(Discontinuous Transmission:間欠送信)モードと呼ばれる状態にて動作することができる。図15(A)〜図15(C)は、DRX/DTXモードの場合における各信号の送信又は受信タイミング例を夫々示す図である。DRX/DTXモードのとき、端末200は、On Duration(又はアクティブ期間、あるいはActive Time中)においてアクティブとなる。そして、端末200は、On Durationの期間内に少なくとも1回訪れるページングオケージョンにおいて自局宛ての着信を監視(モニタリング)する。すなわち、端末200は、ページングオケージョンにおいて、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)をモニタし、PCH(Paging Channel)で送信されるP‐RNTI(Paging-Radio Network Temporary Identifier)を受信する。そして、端末200は、受信したP‐RNTIが自局宛てのP‐RNTIのとき、ページングメッセージを受信するなどして、自局宛ての着信を監視する。DRX/DTXモードの端末200は、ページングオケージョン以外の期間は監視を行わなくてもよいため、全期間モニタリングする場合と比較して消費電力を削減することができる。
なお、ページングオケージョンとは、例えば、自局宛ての着信があるか否かを端末200が確認する期間のことである。このページングオケージョンのタイミングと、DRXサイクル、及びOn Durationは、例えば基地局100が計算し端末200に送信する。これにより、端末200は各タイミングにおいて着信を確認することができる。ページングオケージョンは、例えば、1サブフレーム期間となっている。以下、ページングオケージョンの計算例について説明する。
基地局100は、以下の式を用いてページングオケージョンのタイミングを計算する。
PF=SFN mod T=(T div N)*(UE_ID mod N) ・・・(1)
i_s=floor(UE_ID/N) mod Ns ・・・(2)
ここで、PF(Paging Frame)とは、ページングオケージョンが行われる無線フレームのことである。無線フレームには、ページングオケージョンが行われる無線フレームと行われない無線フレームがあり、ここでは前者をページングフレームと称している。例えば、基地局100は、式(1)によりページングフレームのフレーム番号を計算する。また、基地局100は、式(2)を計算して得られたi_sに対応するサブフレーム番号をテーブルから抽出することで、ページングフレーム内においてページングオケージョンが行われるサブフレーム番号を得る。この場合、基地局100は、計算したページングフレームのフレーム番号と、ページングフレーム内におけるサブフレーム番号とを端末200に通知できる。なお、式(1)において、「SFN」はサブフレーム番号、「T」はDRX又はDTXのサイクル期間、「N」はmin(T,nB)(ここで、nBは、4T,2T,T,T/2,T/4,T/8,T/16,T/32)を夫々示す。また、「UE_ID」は、「IMSI(International Mobile Subscriber)mod 1024」、「Ns」はmax(1,nB/T)を夫々示す。例えば、端末200においても式(1)と式(2)の計算を行って、ページングオケージョンのタイミングを演算することができる。なお、DRXサイクルとOn Durationの期間の計算は、例えば、以下の非特許文献を参照されたい。
他方、基地局100は、ページングオケージョンにおいてページングメッセージを送信することで、端末200宛てに着信メッセージがあることを通知できる。
端末200は、ページングメッセージを受信することで自局宛ての着信を確認でき、以後、ページングメッセージに対する応答メッセージを基地局100に送信するなどして基地局100と呼接続し、着信メッセージを受信できる。
なお、DRX/DTXモードが適応されない端末200でも、ページングオケージョンにおいて、自局宛ての着信を確認できる。この場合の端末200は、例えば、一定のサブフレーム周期で到来するページングオケージョンにおいて自局宛ての着信を確認できる。
ここで、ページングケージョンのタイミングは、式(1)及び式(2)に示すように、端末200毎に固有のIMSIに基づいて定まる。従って、ページングオケージョンは、端末200毎に異なるタイミングとなる。よって、基地局100配下に複数の端末200‐1〜200‐3が在圏する場合、各端末200‐1〜200‐3はそれぞれ異なるタイミングのページングオケージョンを有することになる。
なお、DRX/DTXモードは、端末200がアイドルモードのときのみならず、アクティブモードのときにも適用されてもよい。アクティブモード中にDRX/DTXモードが適用されることで、端末200は、Active Time中だけページングメッセージをモニターすればよいことになる。
DRX/DTXモードに関する技術として以下のようなものがある。例えば、DRX/DTX間隔を短く設定し、基地局はDRX/DTX間隔を考慮してハンドオーバ指示をアクティブ間隔において送信することで、ハンドオーバをいち早く完了するようにしたものがある。
3GPP TS36.304 V8.9.0 (2010-03)
国際公開番号 WO2008/001726 A1
しかし、端末がDRX/DTXモードであっても、基地局が参照信号を間欠送信している場合、端末はページングオケージョンにおいて自局宛ての着信を確認できない場合がある。
ページングオケージョンのタイミングは、上述したように、端末毎に異なるタイミングとなる。よって、基地局が参照信号を間欠送信しているとき、端末はページングオケージョンにおいて参照信号を受信できない場合もある。とくに、DRX/DTXモードの端末は、On Durationの期間でアクティブとなるため、DRX/DTXモードでない端末と比較して、ページングオケージョンが適用される機会が少なく、参照信号を受信できない可能性が高くなる。
図16(A)〜図17(F)は端末の受信タイミングの例を夫々示す図である。例えば、図16(A)及び図16(B)、図17(D)〜図17(F)に示すように、ページングオケージョンのタイミングと参照信号の間欠タイミングとが重なって、端末は参照信号を受信できない場合もある。さらに、図17(A)〜図17(C)に示すように、On Duration全体に亘り、参照信号の間欠タイミングと重なり、端末は参照信号を受信できない場合もある。
端末は、参照信号を受信できないとき、基地局と同期することができず、端末あてにページングメッセージがあったとしても、ページングオケージョンのタイミングで当該メッセージを受信できない場合もある。端末は、ページングメッセージを受信できないと自局宛ての着信を確認できず、従って、自局宛ての着信メッセージを受信することができなくなる。
また、上述したように、DRX/DTXモードが適用されない端末に対しても、ページングオケージョンの機会が存在する。しかし、基地局が参照信号の間欠送信を行っているとき、DRX/DTXモードの場合と同様に、ページングオケージョンのタイミングによっては、端末は参照信号を受信できず、自局宛ての着信を確認できない場合もある。
さらに、上述したDRX/DTX間隔を短く設定してハンドオーバをいち早く完了する技術について、DRX/DTX間隔を短く設定したとしても、参照信号の間欠送信が行われているような場合では、タイミングによって、端末は参照信号を受信できない場合もある。
そこで、本発明の一目的は、無線基地局装置が参照信号を間欠送信しているときでも、端末装置が自局宛ての着信を確認できるようにした無線基地局装置、無線通信システム、無線基地局装置における無線通信方法、及び端末装置を提供することにある。
一態様によれば、端末装置と無線通信を行う無線基地局装置において、前記無線基地局装置が第1の送信期間よりも送信期間が短い第2の送信期間で参照信号を間欠送信するとき、前記端末装置において自局宛ての着信を確認する第1のタイミングと前記参照信号を送信する第2のタイミングとを重複させる制御部と、前記第2のタイミングと重複する前記第1のタイミングを前記端末装置に送信する送信部とを備える。
無線基地局装置が参照信号を間欠送信しているときでも、端末装置が着信を確認できるようにした無線基地局装置、無線通信システム、無線基地局装置における無線通信方法、及び端末装置を提供できる。
図1は無線通信システムの構成例を示す図である。 図2は無線通信システムの構成例を示す図である。 図3は無線基地局装置の構成例を示す図である。 図4は端末装置の構成例を示す図である。 図5は無線基地局装置における動作例を示すフローチャートである。 図6(A)〜図6(D)は端末装置の受信タイミング例を示す図である。 図7(A)〜図7(C)は端末装置の受信タイミング例を示す図である。 図8(A)及び同図(B)はページングオケージョンの通知方法の例を示す図である。 図9は基地局間の動作例を示すシーケンス図である。 図10は端末装置における動作例を示すフローチャートである。 図11(A)及び図11(B)は参照信号の送信タイミングとページングオケージョンのタイミングの例を夫々示す図である。 図12(A)〜図12(B)は参照信号の送信タイミングとページングオケージョンのタイミングの例を夫々示す図である。 図13(A)及び図13(B)は無線フレームの構成例を示す図である。 図14(A)及び同図(C)は無線基地局装置と端末装置の接続例、同図(B)及び同図(D)は参照信号の送信タイミングの例を夫々示す図である。 図15(A)〜図15(C)は、送信又は受信タイミングなどの例を夫々示す図である。 図16(A)及び図16(B)は参照信号の間欠送信サイクルとページングオケージョンのタイミング例を夫々示す図である。 図17(A)〜図17(F)は、送信又は受信タイミングなどの例を夫々示す図である。
以下、本実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。無線通信システム1は、無線基地局装置10と端末装置50とを備える。
無線基地局装置10は制御部110と送信部120とを備える。また、端末装置50は受信部510と着信モニタ部520とを備える。
制御部110は、無線基地局装置10が第1の送信期間よりも短い第2の送信期間で参照信号を間欠送信するとき、端末装置50において自局宛ての着信を確認する第1のタイミングと、参照信号を送信する第2のタイミングとを重複させるようにする。
送信部120は、第2のタイミングと重複する第1のタイミングを制御部110から入力して、当該第1のタイミングを端末装置50に送信する。
一方、端末装置50の受信部510は、無線基地局装置10から送信された第1のタイミングを受信する。
着信モニタ部520は、受信部510で受信した第1のタイミングで、無線基地局装置10から間欠送信される参照信号を受信するよう指示を与える。
従って、無線基地局装置10において参照信号が間欠送信されるときでも、第1のタイミングは参照信号が送信される第2のタイミングと重複しているため、端末装置50は着信を確認する第1のタイミングにおいて参照信号を受信することができる。よって、端末装置50は受信した参照信号に基づいて無線基地局装置10と同期することができ、ページングメッセージを受信して、端末装置50宛ての着信を確認することができる。
[第2の実施の形態]
次に第2の実施の形態について説明する。最初に全体構成例を説明し、次に基地局と端末の各構成例、最後に動作例について説明することにする。
<全体構成例>
図2は、第2の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。無線通信システム1は、無線基地局装置(eNB)(以下、「基地局」)10と端末装置(UE)(以下、「端末」)50‐1〜50‐4とを備える。
基地局10は、例えば、セル範囲内において複数の端末50‐1〜50‐4に対して、無線通信により種々のサービスを提供できる。基地局10は複数の端末50‐1〜50‐4と並列に無線通信が可能である。一方、各端末50‐1〜50‐4は、基地局10と接続して無線通信を行う。各端末50‐1〜50‐4は、例えば、携帯電話機や情報携帯端末などである。なお、図2に示す無線通信システム1は、複数の端末50‐1〜50‐4を示しているが、1つの端末50でもよい。以下において、複数の端末50‐1〜50‐4の夫々についてはとくに断らない限り端末50として説明することにする。
基地局10と端末50は、セル範囲内において、双方向に無線通信が可能である。すなわち、基地局10は端末50にデータ送信(下りリンク通信)を行い、端末50は基地局10にデータ送信(上りリンク通信)を行うことが可能である。基地局10は、下りリンク通信および上りリンク通信についてスケジューリングを行い、無線リソースを割り当てることで無線通信を行う。スケジューリング情報は例えば制御信号として基地局10から端末50に適宜送信される。なお、LTEにおいては、下りリンク通信はOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:直交周波数分割多元接続)、上りリンク通信はSC‐FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access:シングルキャリア周波数分割多元接続)を用いてもよいこととなっている。
このような無線通信システム1において、基地局10は参照信号の間欠送信を行うことができる。また、端末50はアクティブモード、アイドルモード、又はDRX(間欠受信)/DTX(間欠送信)モードとして動作することができる。
以下の実施の形態において、参照信号の間欠送信とは、例えば、前述したように、送信に使用されるスロット(例えば偶数スロット)が1又は複数スロット分間引かれ、残りのスロットを用いて参照信号が送信されることをいう。あるいは、参照信号の間欠送信とは、例えば、第1の周期よりも長い第2の周期で参照信号を送信することをいう。あるいは、参照信号の間欠送信とは、例えば、基地局10が第1の送信期間よりも送信期間が短い第2の送信期間で参照信号を送信することをいう。参照信号の間欠送信が行われているセル(又は基地局)のことを、例えば、ES(Energy Saving)モードのセル(又は基地局)と称することがある。
また、アクティブモードの端末50は、例えば、基地局10と無線区間(例えば、RRC connection)が確立できている状態の端末である。また、アクティブモードの端末50は、例えば、基地局10から送信指示を受信したとき、直ちに上りリンク通信でデータを送信することもできる。
アイドルモードの端末50は、例えば、基地局10と無線区間が確立できていない状態の端末である。アイドルモードの端末50は、例えば、RRCコネクションに関するメッセージを送信又は受信することで、基地局10と無線区間を確立し、アクティブモードに移行することもできる。
また、DRX/DTXモードの端末50は、例えば、基地局10との間で間欠的にデータを送信又は受信することが可能な状態にある端末のことである。DRX/DTXモードの端末50は、前述したように、On Durationの期間において少なくとも1回含まれるページングオケージョンにおいて自局宛ての着信を確認する。
なお、端末50は、アクティブモードでもアイドルモードでもDRX/DTXモードとして動作することができる。アクティブモードにおいてDRX/DTXモードとして動作するとき、端末50は、例えば、無線区間は確立されており、ページングメッセージの送受信によりデータを送信又は受信することができる。また、アイドルモードにおいてDRX/DTXモードとして動作するとき、端末50は、例えば、無線区間が確立されていないため、RRCコネクションのためのメッセージの送受信を行う。どちらの場合でも、端末50は、On Durationの期間において少なくとも1回含まれるページングオケージョンにおいて、自分宛ての着信を確認する。DRX/DTXモードにおいて、On Duration以外の期間を例えばスリープ期間と呼ぶことがある。DRX/DTXモードの端末50は、スリープ期間においてページングメッセージの受信確認をしなくてよいため、全期間データや信号を受信したり送信したりする場合と比較して消費電力を削減できる。
なお、DRX/DTXモードが適用されない端末50においても、ページングオケージョンが一定のサブフレーム周期で訪れ、ページングオケージョンのタイミングにおいて自局宛ての着信を確認できる。
<基地局の構成例>
次に基地局10の構成例を説明する。図3は基地局10の構成例を示す図である。
基地局10は、図3に示すように、アンテナ11と、電波送受信部12と、信号受信処理部13と、UE監視部14と、X2/S1メッセージ送受信処理部16と、トラフィック監視部17と、RS間欠判断部18と、スケジューラ20と、信号送信処理部21、及び着信処理最適化計算部22とを備える。
なお、第1の実施の形態において、制御部110は、例えば、UE監視部14、トラフィック監視部17、RS間欠判断部18、スケジューラ20、及び着信処理最適化計算部22に対応する。また、送信部120は、例えば、信号送信処理部21、電波送受信部12、及びアンテナ11に対応する。
アンテナ11は、端末50から送信された無線信号を受信し、又は、電波送受信部12から出力された無線信号を端末50に送信する。
電波送受信部12は、アンテナ11で受信した無線信号をベースバンド信号に変換して信号受信処理部13に出力し、又は、信号送信処理部21から出力されたベースバンド信号を無線信号に変換してアンテナ11に出力する。電波送受信部12は、無線信号とベースバンド信号との間の変換のために、例えば、周波数変換器、帯域通過フィルタなどを備える。
信号受信処理部13は、電波送受信部12から出力されたベースバンド信号に対して、復調処理や復号処理等を行い、データや信号を抽出する。信号受信処理部13は、例えば、抽出したデータにX2/S1用メッセージが含まれるとき、当該メッセージをX2/S1メッセージ送受信処理部16に出力する。また、信号受信処理部13は、USコンテキストの情報(UEのID、認証関連情報など)をUE監視部14へ出力する。UE監視部14は、eNB内にもつUEコンテキストの有無を確認する機能を担う。このUEコンテキストに含まれる情報は、例えば、UEID(例えば端末50の識別情報)などがあり、その一部は端末50の電源が初めてONになった後、種々の手順により送受信される。基地局10と端末50は、通信可能な状態になった時点(端末50のセキュリティ認証なども完了している)でUEコンテキストが生成され、内部に保持する状態となる。なお、信号受信処理部13は、例えば、抽出したメッセージや信号をトラフィック監視部17に出力する。
UE監視部14は、前述したように、基地局10内に保持するUEコンテキストの有無を確認する。UE監視部14は、例えば、基地局10内に端末50のUEコンテキストが存在すれば端末50はアクティブ(通信可能)と判別する。一方、端末50がアイドル状態や電源オフ状態などアクティブでない状態になると、UE監視部14は当該端末50のUEコンテキストをメモリなどから削除する。このように、UEコンテキストが基地局10内に存在すれば端末50はアクティブであり、存在しなければ端末50がアクティブでない状態であることを判別できる。UE監視部14はUEコンテキストの有無を確認することで、端末50がアクティブか否かを判別して、それを監視結果としてRS間欠判断部18に出力する。
なお、UEコンテキストは、例えば、UE監視部14内のメモリに保持されてもよいし、UE監視部14以外の基地局10内のメモリなどに保持されてもよい。
また、端末50がアクティブ状態のとき、基地局10と、基地局10の上位ノードであるMME(Mobility Management Entity)、及び端末50の間で認証キーが互いに一致するか否かの確認を行うためのメッセージの送受信を行う。例えば、このメッセージの送受信により、認証キーが一致しないことをUE監視部14が確認したとき、UE監視部14は端末50がアクティブ状態でないことを検出することができる。あるいは、UE監視部14は、端末50から基地局10との無線通信を切断することを表わすConnection Releaseメッセージを受信したとき、端末50はアクティブ状態ではないことを検出することができる。あるいは、UE監視部14は、一定期間端末50から信号などを受信しないとき(又は信号受信処理部13から信号などを入力しないとき)、端末50がアクティブ状態でないこと検出することもできる。UE監視部14は、例えば、このような方法により端末50がアクティブ状態でないことを検出すると、当該端末50に対するUEコンテキストをメモリから削除する。
X2/S1メッセージ送受信処理部16は、信号受信処理部13から出力されたメッセージに応じて、X2メッセージ又はS1メッセージを生成し、他の基地局(例えば隣接基地局)又は基地局10のMMEに夫々送信する。X2メッセージは、例えば、基地局間でメッセージを直接送受信するときのインタフェースに基づくメッセージであり、S1メッセージは、例えば、MMEを介して他の基地局にメッセージを送受信するときのインタフェースに基づくメッセージである。
また、X2/S1メッセージ送受信処理部16は、X2又はS1メッセージを他の基地局又はMMEから夫々受信し、基地局10配下の端末50に送信すべきメッセージなどがある場合、当該メッセージを信号送信処理部21に出力する。
トラフィック監視部17は、信号受信処理部13から出力されたメッセージや信号を入力し、基地局10が受信したデータや信号(上り通信リンク)のトラフィック量(例えば、単位時間あたりのトラフィック量)を検出する。また、トラフィック監視部17は、信号送信処理部21からもメッセージや信号を入力し、基地局10から送信する下り通信リンクのトラフィック量を検出する。なお、トラフィック監視部17は、スケジューラ20からスケジューリング情報を入力し、これに基づいて上り又は下り通信リンクのトラフィック量を検出してもよい。トラフィック監視部17は検出したトラフィック量をRS間欠判断部18に出力する。
RS間欠判断部18は、UE監視部14から出力された監視結果に基づいて、参照信号の間欠送信を行うか否かを判断する。例えば、RS間欠判断部18は、監視結果により、UE監視部14により基地局10(eNB)内のUEコンテキストが存在することが確認されたとき、参照信号の間欠送信を行わないことを決定し、スケジューラ20に通知する。一方、RS間欠判断部18は、例えば、監視結果により、UE監視部14により基地局10(eNB)内のUEコンテキストが存在しないことが確認されたとき、当該セルに対して参照信号の間欠送信を行うことを決定する。この場合、RS間欠判断部18は、参照信号の間欠送信を行うセルのセルIDと、参照信号の間欠送信を行うことをスケジューラ20に通知する。RS間欠判断部18は、例えば、トラフィック監視部17から出力されたトラフィック量に基づいて間欠サイクルを決定してもよい。例えば、トラフィック監視部17は、トラフィック量が第1の閾値より大きいとき、参照信号の間欠サイクルを第2の閾値より短いサイクルとし、トラフィック量が第1の閾値以下のとき、参照信号の間欠サイクルを第2の閾値と同じか長いサイクルとなるようにする。
スケジューラ20は、端末50にデータや信号を送信したり(下り通信リンク)、端末50から送信されたデータや信号を受信したり(上り通信リンク)するとき、送信や受信に利用する無線リソースの割り当て(又はスケジューリング)を行う。
また、スケジューラ20は、例えば、参照信号の間欠送信を行わない旨の通知を受けたとき、毎サブフレームごとに予め決められた無線リソースを利用して参照信号を送信するようにスケジューリングを行う。
さらに、スケジューラ20は、例えば、参照信号の間欠送信を行う旨の通知とセルIDとを受けたとき、着信処理最適化計算部22に対して、参照信号の間欠送信を行うセルに共通のページングオケージョンのタイミングを計算するよう指示する。スケジューラ20は、着信処理最適化計算部22から、ページングオケージョンのタイミングを受け取ると、当該タイミングを端末50に送信するようスケジューリングを行う。このとき、スケジューラ20は、ページングオケージョンのタイミングを報知情報(例えば、SIB(System Information Block))として配下の端末50にブロードキャストで送信するようスケジューリングを行う。スケジューラ20は、スケジューリング結果をスケジューリング情報(又は制御信号)として信号送信処理部21に出力する。なお、スケジューラ20は、ページングオケージョンのタイミングをSIBで通知する以外にも、例えば、RRC connection reconfigurationメッセージとして、端末50に個別に通知するようにしてもよい。
さらに、スケジューラ20は、例えば、参照信号の間欠送信を行う旨の通知とセルIDとを受けたとき、セルIDのセルに対して、参照信号の間欠送信が行われるように参照信号に対するスケジューリングを行う。例えば、スケジューラ20は、参照信号の間欠送信サイクルを着信処理最適化計算部22から入力し、当該間欠サイクルに従って、参照信号の間欠送信が行われるようにスケジューリングを行う。
信号送信処理部21は、X2/S1メッセージ送受信処理部16から出力されたメッセージに対して、スケジューリング情報に従って、符号化処理や変調処理等を行い信号として送信できるよう出力する。また、信号送信処理部21は、スケジューリング情報に従って、参照信号を生成し送信されるように出力する。
着信処理最適化計算部22は、スケジューラ20から指示を受けたとき、例えば、参照信号の間欠送信を行っているセル内に在圏する端末50すべてに共通のページングオケージョンが行われるタイミングを計算する。そして、着信処理最適化計算部22は、ページングオケージョンのタイミングと参照信号を送信するタイミングとが重複するように参照信号の送信タイミングを決定して、更に、参照信号の間欠送信サイクルを決定する。あるいは、着信処理最適化計算部22は、ページングオケージョンのタイミングにおいて参照信号の間欠部分が重複しないように、参照信号の送信タイミングを決定して、参照信号の間欠送信サイクルを決定する。そして、着信処理最適化計算部22は、DRXサイクルのOn Durationの期間内に少なくとも1回、ページングオケージョンが含まれるように、DRXサイクルやOn Durationの期間を計算する。詳細は後述する。着信処理最適化計算部22は、計算したページングオケージョンのタイミングや、参照信号の間欠送信サイクル、DRXサイクル、及びOn Durationの期間をスケジューラ20に出力する。なお、スケジューラ20は、DRXサイクルとOn Durationの期間をSIBまたはRRC connection reconfigurationメッセージとして端末50に送信するようにスケジューリングしてもよい。
<端末の構成例>
次に端末50の構成例を説明する。図4は端末50の構成例を示す図である。
端末50は、図4に示すように、アンテナ51と、電波送受信部52、信号受信処理部53、着信モニタ部55、及び信号送信処理部56を備える。
第1の実施例において、受信部510は、例えば、アンテナ51、電波送受信部52、及び信号受信処理部53に対応する。また、着信モニタ部520は、例えば、着信モニタ部55に対応する。
アンテナ51は、基地局10から送信された無線信号を受信して電波送受信部52に出力し、又は、電波送受信部52から出力された無線信号を基地局10に送信する。
電波送受信部52は、アンテナ51で受信した無線信号をベースバンド信号に変換して信号受信処理部53に出力し、又は、信号送信処理部56から出力されたベースバンド信号を無線信号に変換してアンテナ51に出力する。電波送受信部52は、無線信号とベースバンド信号との間の変換のため、例えば、周波数変換器、帯域通過フィルタなどを備える。
信号受信処理部53は、スケジューリング情報に従って、ベースバンド信号に対して復調処理、復号化処理等を行い、端末50あてに送信されたデータや信号を抽出する。また、信号受信処理部53は、抽出したデータに、SIB(又はRRC connection reconfigurationメッセージ)により受信したページングオケージョンのタイミングが含まれると、当該タイミングを着信モニタ部55に出力する。また、信号受信処理部53は、抽出したデータに、SIB(又はRRC connection reconfigurationメッセージ)により受信した、DRXサイクルとOn Durationの期間とを抽出すると、DRXサイクルとOn Duration期間とを着信モニタ部55に出力する。
着信モニタ部55は、信号処理部53から出力されたページングオケージョンのタイミングとDRXサイクル、及びOn Durationの期間を入力すると、On Duration期間内のページングオケージョンにおいて、自局宛ての着信を監視する。この場合、端末50においてページングオケージョンが行われるタイミングは、参照信号の間欠送信が行われていたとしても、参照信号を受信するタイミングと重複しているため、参照信号を受信することができ、基地局10と同期することができる。詳細は後述する。
信号送信処理部56は、スケジューリング情報に従って、他の処理部からのメッセージに対して変調処理や符号化処理などの信号処理を行い、ベースバンド信号に変換する。信号送信処理部56は、ベースバンド信号を電波送受信部52に出力する。なお、スケジューリング情報は、信号受信処理部53を介して信号送信処理部56に入力される。
<動作例>
次に無線通信システム1の動作例を説明する。図5は基地局10における動作例、図10は端末50の動作例を夫々示す。最初に基地局10の動作例を説明し、次に端末50の動作例を説明する。
<基地局10の動作例>
図5は基地局10の動作例を示すフローチャートである。基地局10は、処理を開始すると(S10)、最初は通常RS送信モードにより参照信号を送信する(S11)。通常RS送信モードとは、例えば、参照信号の間欠送信が行われず、参照信号がサブフレーム毎に送信されるモードのことである。前述した図14(B)は、例えば、通常RS送信モードで参照信号が送信される場合の例を示している。例えば、RS間欠判断部18が通常RS送信モードであることを決定し、当該決定をスケジューラ20に通知する。スケジューラ20は、例えば、当該通知に基づいて、参照信号のスケジューリングを行う。これにより、参照信号が通常RS送信モードで送信される。
次いで、基地局10はUEコンテキストとトラフィック量を監視する(S12,S13)。例えば、UE監視部14がセル内の各端末(UE)50に対するUEコンテキストの有無を監視し、トラフィック監視部17はセル内のトラフィック量(例えば下り通信リンクのトラフィック量)を監視する。尚、2つの処理はどちらか一方が先に行われてもよく、処理の順番は問わない。基地局10は、複数のセルを有する場合、各セル毎に各端末(UE)50に対するUEコンテキストとトラフィック量を監視することができる。UE監視部14は監視結果を、トラフィック監視部17はトラフィック量を夫々RS間欠判断部18に出力する。
次いで、基地局10は、UEコンテキストの存在しないセルがあるか否かを判別する(S114)。例えば、UE監視部14が基地局10配下の各セルにおいてUEコンテキストが存在しないセルがあるか否かを監視することで判別される。
基地局10は、UEコンテキストが存在すれば(S14でNO)、当該セルについては通常RS送信モードを継続する(S11)。例えば、RS間欠判断部18は、UE監視部14からあるセルにおいてUEコンテキスト有りの監視結果を受けたとき、当該セルに対して通常RS送信モードとして動作するようスケジューラ20に通知する。これにより、通常RS送信モードが継続する。
一方、基地局10は、あるセル内にUEコンテキストが存在しないとき(S14でYES)、参照信号の間欠送信を行うことを決定し、参照信号の間欠送信を行うセルに共通のページングオケージョンのタイミングを計算する(S15)。ページングオケージョンのタイミングの計算については、例えば、以下の式を用いる。
PF=SFN mod T=(T div N)*(α mod N) ・・・(3)
i_s=floor(α/N) mod Ns ・・・(4)
基地局10は、例えば、式(3)を用いてページングフレームの無線フレーム番号を特定する。また、基地局10は、式(4)を用いて得られた値i_sに対応するサブフレーム番号をテーブルから抽出することで、当該無線フレーム内において、ページングオケージョンが行われるサブフレーム番号を特定する。図6(E)はテーブルの例を示す図である。式(4)の「Ns」と「i_s」に対応するテーブル内の値がサブフレーム番号を示す。
ここで、式(3)と式(4)について、上述した式(1)と式(2)とを比較すると、端末50毎に異なるUE_IDが用いられず、固定値αが用いられている。この計算により得られたページングオケージョンのタイミングをSIBで送信することで、例えば、ページングオケージョンのタイミングは端末50毎に異なるタイミングではなく、SIBで送信したセル内に共通のタイミングとなる。図6(C)は端末50毎に異なるページングオケージョンのタイミング例、図6(D)はセル内に共通のページングオケージョンのタイミング例を夫々示す図である。例えば、このような計算は着信処理最適化計算部22で行われ、テーブルも着信処理最適化計算部22にて保持する。
図7(C)はページングオケージョンのタイミング例を示す図である。この例では、ページングオケージョンのタイミングは、ページングフレーム内のサブフレーム番号「3」、「8」となる。基地局10が端末50に送信するページングオケージョンのタイミングとは、例えば、ページングフレームの無線フレームの番号と、当該ページングフレーム内のサブフレーム番号である。基地局10は、例えば、これら2つの番号をページングオケージョンのタイミングとして送信することで、端末50はページングフレームとサブフレームの各タイミングを特定できる。
図5に戻り、次いで基地局10は、決定したページングオケージョンが行われるタイミングと重複するように、参照信号を送信するタイミングを決定する(S16)。図7(A)は参照信号の送信タイミング例を示す図である。この例では、基地局10は、ページングオケージョンが行われるサブフレーム番号「3」において、参照信号が間欠しているタイミングと重複しないように、すなわち、サブフレーム番号「3」において参照信号が送信されるように送信タイミングを決定する。サブフレーム番号「8」においても、参照信号が送信されるように参照信号の送信タイミングを決定する。これにより、例えば図6(A)及び図6(B)に示すように、端末50はページングオケージョンを行うタイミングにおいて、参照信号を受信することができる。なお、基地局10は、決定した送信タイミングに基づいて、参照信号の間欠送信サイクルを決定することができる。S16の処理は、例えば、着信処理最適化計算部22が行う。
次いで、基地局10は、DRXサイクルとOn Durationの期間を計算し、決定する(S17)。例えば、着信処理最適化計算部22は、S15で決定したページングオケージョンのタイミングが、On Durationの期間内に少なくとも1回含まれるように、On Durationの期間を決定する。DRXサイクルとOn Durationの期間の計算などは、例えば、3GPP TS 36.211 V8.9.0などを参照されたい。
次いで、基地局10はページングオケージョンのタイミングを報知情報(例えばSIB)として端末50に通知する(S18)。例えば、スケジューラ20は、SIBとして送信すべき無線リソースにおいて、ページングオケージョンのタイミングを送信するようにスケジューリングする。更に、例えば、スケジューラ20は決定したDRXサイクルとOn Durationの期間(S17)を、SIB又はRRC connection reconfigurationメッセージにより、端末50に送信するようスケジューリングする。更に、例えば、スケジューラ20は、参照信号の間欠送信を行うセルのセルIDと、参照信号の間欠送信サイクルとを、SIBにより送信するようスケジューリングする。
図8(A)は、参照信号の間欠送信サイクルに対する送信方法の例を示す図である。例えば、図8(A)に示すように、基地局10配下に複数のセルがある場合、全セルにおいて参照信号の間欠送信が行われる場合に基地局10は配下の全セル(セル#1〜セル#3)に対して間欠送信サイクルを通知する。例えば、基地局10は配下のセルのうち、一部のセル(例えばセル#2)が参照信号の間欠送信を行うときでも、配下の全セルに対してSIBにより通知することができる。この場合、基地局10は、間欠送信を行うセルのセルIDを間欠送信サイクルとともにSIBで通知することができる。これにより、例えば、端末50は自セルで参照信号の間欠送信が行われているか、自セルに隣接するセルにおいて参照信号の間欠送信が行われているかの情報を得ることができる。隣接セルにおいて参照信号の間欠送信が行われるとき、端末50は例えばハンドオーバにより移動する移動先のセルにおいて間欠送信が行われることを把握することもできる。基地局10は、例えば、参照信号の間欠送信を行っているセルに対してのみ、間欠送信サイクルを通知することもできる。
図8(B)は、基地局間で参照信号の間欠送信サイクルを通知する場合の例を示す図である。同図(B)に示すように、基地局10‐1が配下のセルにおいて参照信号の間欠送信を行うとき、当該基地局10‐1は他の基地局(周辺基地局又は隣接基地局)10‐2〜10‐3に間欠サイクルを通知することもできる。
他の基地局への通知は、例えば、図9に示すようなシーケンス例に従って行うこともできる。基地局10‐1は、参照信号の間欠サイクルを、X2メッセージでもある「eNB configuration update」メッセージにより他の基地局10‐2,10‐3に送信する(S30)。これを受信した基地局10‐2,10‐3は夫々、「eNB configuration update ack」メッセージを基地局10‐1に送信することで応答メッセージを送信する(S31)。かかるシーケンスは、例えば、各基地局10‐1〜10‐3のX2/S1メッセージ送受信処理部16で行うことができる。なお、かかるシーケンス例は、例えば、3GPP TS 36 300 V8 12.0 (2010-03)のTable 20.2.2-1、又は3GPP TS 36.423 V8.9.0 (2010-03)の8.3.5章、9.1.2.8章も参照されたい。
図5に戻り、次いで、基地局10は参照信号の間欠送信を開始し、RS間欠送信モードとして動作する(S19)。例えば、スケジューラ20は、RS間欠判断部18又は着信処理最適化計算部22から通知されたセルIDのセルに対して、RS間欠送信モードとして参照信号を送信するようにスケジューリングを行い、スケジューリング情報を信号送信処理部21に出力する。信号送信処理部21は、スケジューリング情報に従って、参照信号を生成して、参照信号を電波送受信部12とアンテナ11を介して送信する。これにより、当該セルにおいて参照信号の間欠送信が行われる。
次いで、基地局10は、参照信号の間欠送信を行っていることを他の基地局(周辺基地局又は隣接基地局)に通知する(S20)。前述したように、基地局10は「eNB configuration update」メッセージなどにより他の基地局に通知する。例えば、X2/S1メッセージ送受信処理部16は、参照信号の間欠送信サイクルとともに、参照信号の間欠送信を行う基地局10やセルのIDをX2メッセージ又はS1メッセージに含めて送信することもできる。
尚、基地局10は、S20の処理を先に行い、次いでS19の処理を行うようにしてもよい。また、S15からS17の順番を入れ替えて、先にDRXサイクルとOn Durationの期間を決定し(S17)、次にページングオケージョンのタイミングを計算し(S15)、更に、参照信号の送信タイミングを決定するようにしてもよい(S16)。
そして、基地局10は一連の処理を終了する(S21)。
<端末50の動作例>
次に端末50の動作例について説明する。図10は端末50の動作例を示すフローチャートである。
端末50は、処理を開始すると(S40)、最初は通常モードとして動作する(S41)。通常モードは、例えば、端末50が参照信号を毎サブフレーム受信するモードのことである。本動作は、基地局10の通常RS送信モード(S11)に対応する動作である。
次いで、端末50は、SIB(又はRRC connection reconfigurationメッセージ)により、ページングオケージョンのタイミングを受信する(S42)。例えば、信号受信処理部53がページングオケージョンのタイミングを受信し、着信モニタ部55に通知する。着信モニタ部55は、例えば、通知されたページングオケージョンのタイミングで、基地局10から間欠送信される参照信号を受信するよう信号受信処理部53に指示する。
なお、端末50は、SIBなどにより、DRXサイクルとOn Duration期間とを基地局10から通知される。かかる場合、端末50は、DRX/DTXモードとして動作することになる。この場合、端末50はOn Duration期間でアクティブとなり、当該期間内で少なくとも1回存在するようにページングオケージョンにおいて、参照信号を受信する。例えば、着信モニタ部55は、On Duration期間でアクティブとなるように、信号受信処理部53に指示する。
次いで、端末50は、間欠送信される参照信号を受信する(S43)。例えば、信号受信処理部53は、ページングオケージョンのタイミングにおいて、間欠送信された参照信号を受信できる。ページングオケージョンのタイミングは、間欠送信で送信される参照信号の送信タイミングと重複しているためである。信号受信処理部53は、受信した参照信号を各部に出力したり、参照信号に同期したタイミングで各部が動作するように各部を制御したりすることもできる。
次いで、端末50は、ページングオケージョンのタイミングにおいて着信をモニタリングする(S44)。例えば、信号受信処理部53は、ページングオケージョンのタイミングにおいて、PDCCHをモニタし、PCHで送信されるP‐RNTIを受信する。そして、信号受信処理部53は、自局宛てのP‐RNTIのとき、ページングメッセージを受信する。その後、端末50は、DRX/DTXモードを終了して、ページングメッセージに対する応答メッセージを基地局10に送信して呼接続し、信号受信処理部53は自局宛ての着信メッセージを受信する。
そして、端末50は一連の処理を終了する(S45)。
このように本実施例において、基地局10は、ページングオケージョンのタイミングを端末個別の値ではなく、例えば参照信号の間欠送信を行うセルに共通の固有値に基づいて計算している。これにより、参照信号の間欠送信が行われているセル内の全ての端末50は、全て共通のタイミングでページングオケージョンを行うことができる。
また、このページングオケージョンのタイミングと、参照信号の間欠送信が行われる場合の参照信号の送信タイミングとが重複しているため、参照信号の間欠送信が行われていても、端末50はページングオケージョンにおいて参照信号を受信することができる。よって、基地局10が参照信号を間欠送信しているときでも、端末50は参照信号により基地局10と同期することができ、着信を確認することができる。
更に、基地局10はOn Duration期間内に少なくとも1回、ページングオケージョンが行われるようにDRXサイクルやOn Durationの期間を計算する。従って、端末50は、DRX/DTXモードのときでも、参照信号を受信して、着信を確認することができる。
[その他の実施の形態]
上述した第2の実施の形態は、端末50がDRX/DTXモードで動作するものとして説明した。例えば、DRX/DTXモードが適用されない端末50の場合(例えば、アクティブモードの場合)でも上述した第2の実施の形態を実施することができる。ページングオケージョンは、DRX/DTXモードの適用、非適用に拘わらず、端末50においても行われるからである。図11は、通常モードにおける受信タイミング例等を示す図である。上述したように、DRX/DTXが適用されない端末50は、一定のサブフレーム周期でページングオケージョンが行われる。このような場合でも、ページングオケージョンのタイミングは第2の実施の形態と同様に、式(3)及び式(4)を用いて計算され、参照信号の送信タイミングと重複するように参照信号の間欠送信サイクルを決定する。ただし、基地局10はDRXサイクルとOn Durationの期間を計算して端末50に送信しなくてもよいため、例えば図5の例においてS17の処理を行わなくてもよい。
また、上述した第2の実施の形態は、例えば、図7(A)から図7(C)に示すように、ページングオケージョンの開始タイミングと参照信号の送信開始タイミングとが一致する例を説明した。ページングオケージョンのタイミングと参照信号の送信タイミングとが重複していればよいため、両者の開始タイミングが一致しなくてもよい。図12(A)と図12(B)は、参照信号の送信タイミングとページングオケージョンのタイミングの例を夫々示す図である。参照信号は「3」番目のサブフレームのときに送信され、ページングオケージョンは「2」から「3」番目のサブフレーム期間行われる。ページングオケージョンが行われるタイミングに、参照信号の送信タイミングが含まれている例となっている。
1:無線通信システム
10(10‐1〜10‐3):無線基地局装置(基地局)
13:信号受信処理部 14:UE監視部
16:X2/S1メッセージ送受信処理部
17:トラフィック監視部 18:RS間欠判断部
20:スケジューラ 21:信号送信処理部
22:着信処理最適化計算部
50(50‐1〜50‐4):端末装置(端末)
53:信号受信処理部 55:着信モニタ部
110:制御部 120:送信部
510:受信部 520:着信モニタ部

Claims (10)

  1. 端末装置と無線通信を行う無線基地局装置において、
    前記無線基地局装置が第1の送信期間よりも送信期間が短い第2の送信期間で参照信号を間欠送信するとき、前記端末装置において自局宛ての着信を確認する第1のタイミングと前記参照信号を送信する第2のタイミングとを重複させる制御部と、
    前記第2のタイミングと重複する前記第1のタイミングを前記端末装置に送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする無線基地局装置。
  2. 前記制御部は、前記端末装置において第1の周期で間欠受信又は間欠送信が行われるとき、前記第1の周期のアクティブ期間内において、前記第2のタイミングと重複する前記第1のタイミングが含まれるように、前記第1の周期と前記アクティブ期間を決定し、
    前記送信部は、前記決定した第1の周期とアクティブ期間とを前記端末装置に送信することを特徴とする請求項1記載の無線基地局装置。
  3. 前記制御部は、前記第1のタイミングを決定し、前記決定した第1のタイミングと重複するように前記第2のタイミングを決定することで前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとを重複させることを特徴とする請求項1記載の無線基地局装置。
  4. 前記制御部は、前記参照信号を間欠送信するセルに在圏する全ての前記端末装置に対して、共通のタイミングで前記参照信号を送信するように前記第1のタイミングを決定することを特徴とする請求項3記載の無線基地局装置。
  5. 前記制御部は、前記端末装置毎に異なる値に代えて固有値を用いて前記第1のタイミングを計算して、前記第1のタイミングを決定することを特徴とする請求項3記載の無線基地局装置。
  6. 前記送信部は、前記参照信号を間欠送信するとき、前記第2のタイミングで前記参照信号を送信することを特徴とする請求項1記載の無線基地局装置。
  7. 前記制御部は、前記端末装置との間で送信及び受信する信号のトラフィック量に基づいて、前記参照信号の間欠送信サイクルを決定することを特徴とする請求項1記載の無線基地局装置。
  8. 端末装置と無線基地局装置とを備え、
    前記端末装置と前記無線基地局装置との間で無線通信が行われる無線通信システムにおいて、
    前記無線基地局装置は、
    前記無線基地局装置が第1の送信期間よりも送信期間が短い第2の送信期間で参照信号を間欠送信するとき、前記端末装置において自局宛ての着信を確認する第1のタイミングと前記参照信号を送信する第2のタイミングとを重複させる制御部と、
    前記第2のタイミングと重複する前記第1のタイミングを前記端末装置に送信する送信部とを備え、
    前記端末装置は、
    前記無線基地局装置から送信された第1のタイミングを受信する受信部と、
    受信した前記第1のタイミングで、間欠送信される前記参照信号を受信するよう前記受信部に指示する着信モニタ部とを備えることを特徴とする無線通信システム。
  9. 端末装置と無線通信を行う無線基地局装置における無線通信方法であって、
    前記無線基地局装置が第1の送信期間よりも送信期間が短い第2の送信期間で参照信号を間欠送信するとき、前記端末装置において自局宛ての着信を確認する第1のタイミングと前記参照信号を送信する第2のタイミングとを重複させ、
    前記第2のタイミングと重複する前記第1のタイミングを前記端末装置に送信する、
    ことを特徴とする無線通信方法。
  10. 無線基地局装置と無線通信を行う端末装置において、
    前記無線基地局装置が第1の送信期間よりも送信期間が短い第2の送信期間で参照信号を間欠送信するとき、前記参照信号を送信する第2のタイミングと重複する、自局宛ての着信を確認する第1のタイミングを受信する受信部と、
    前記受信した第1のタイミングで、間欠送信される前記参照信号を受信するよう前記受信部に指示する着信モニタ部と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
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